JPH11205559A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH11205559A JPH11205559A JP10007516A JP751698A JPH11205559A JP H11205559 A JPH11205559 A JP H11205559A JP 10007516 A JP10007516 A JP 10007516A JP 751698 A JP751698 A JP 751698A JP H11205559 A JPH11205559 A JP H11205559A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字画像を遡って再出力し、擦れていない奇
麗な画像を印字可能とするファクシミリ装置の提供。 【解決手段】 受信画像情報を一旦記憶装置に記憶した
後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて記録
し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量検出
手段を有するファクシミリ装置において、記録素子に用
いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中断し
ている前記装置の記録素子を交換または、印字剤を補充
すると、予め決められている複数枚数の画像情報を再出
力、または縮小して出力された画像情報から再出力した
い画像を選ぶことで、画像情報を選択的に再出力するこ
とができることを特徴とする。
麗な画像を印字可能とするファクシミリ装置の提供。 【解決手段】 受信画像情報を一旦記憶装置に記憶した
後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて記録
し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量検出
手段を有するファクシミリ装置において、記録素子に用
いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中断し
ている前記装置の記録素子を交換または、印字剤を補充
すると、予め決められている複数枚数の画像情報を再出
力、または縮小して出力された画像情報から再出力した
い画像を選ぶことで、画像情報を選択的に再出力するこ
とができることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録素子に用いる
印字剤としてインクまたはトナーを用いて印字を行うと
共に、前記記録素子に用いる印字剤の有無を検出する機
能を備えた記録部を有するファクシミリ装置に関する。
印字剤としてインクまたはトナーを用いて印字を行うと
共に、前記記録素子に用いる印字剤の有無を検出する機
能を備えた記録部を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴い、
種々の情報処理機器が開発されている。これら機器のう
ち、ファクシミリ装置においては、オフィスのみならず
一般家庭においても広く使用されている。
種々の情報処理機器が開発されている。これら機器のう
ち、ファクシミリ装置においては、オフィスのみならず
一般家庭においても広く使用されている。
【0003】更に近年、インクジェットを用いた印字技
術も格段に技術革新を遂げ、カラー印字装置も小型化が
進み広く普及されつつある。
術も格段に技術革新を遂げ、カラー印字装置も小型化が
進み広く普及されつつある。
【0004】図11に、従来例のインクジェットにより
記録するファクシミリ装置の縦断側面図を示す。Eは原
稿読み取り部であり、Fは記録部である。
記録するファクシミリ装置の縦断側面図を示す。Eは原
稿読み取り部であり、Fは記録部である。
【0005】記録部Fは、記録紙102を装填させるた
めのカセット101が装置本体の決められた位置に装着
されており、該記録紙102を給送ローラ103とツメ
104により一枚ずつ分離し、搬送ローラ105により
搬送し、プラテンローラ108a、コロ108b、排紙
ローラ110b、拍車110aで記録紙を確実に保持し
た状態でインクカートリッジ109により印字を行う。
その後、排紙ローラ110b、拍車110a、排出ロー
ラ111a,111bにより排紙させることで一枚の印
字動作が終了する。
めのカセット101が装置本体の決められた位置に装着
されており、該記録紙102を給送ローラ103とツメ
104により一枚ずつ分離し、搬送ローラ105により
搬送し、プラテンローラ108a、コロ108b、排紙
ローラ110b、拍車110aで記録紙を確実に保持し
た状態でインクカートリッジ109により印字を行う。
その後、排紙ローラ110b、拍車110a、排出ロー
ラ111a,111bにより排紙させることで一枚の印
字動作が終了する。
【0006】1頁の印字が終了するとインクカートリッ
ジ109内のインクが無くなっていないかインク残量検
出装置によりチェックを行う。インクが無い場合は、一
枚の印字途中でインクが無くなり印字が擦れたり、印字
が途中で中断されている可能性があるため、印字画像内
容を記憶保持装置内に保持した儘にする。その後、イン
クカートリッジ109を交換すると記憶保持装置内に記
憶されている印字画像内容を自動的に再出力するのが通
例である。
ジ109内のインクが無くなっていないかインク残量検
出装置によりチェックを行う。インクが無い場合は、一
枚の印字途中でインクが無くなり印字が擦れたり、印字
が途中で中断されている可能性があるため、印字画像内
容を記憶保持装置内に保持した儘にする。その後、イン
クカートリッジ109を交換すると記憶保持装置内に記
憶されている印字画像内容を自動的に再出力するのが通
例である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来例では、印字画像が多少擦れているにも拘らず、イン
ク残量検出装置ではインクカートリッジ内のインクが有
ると判断されることもある。これは、印字を擦れを起こ
させないように判断基準を厳しく設定すると、インクが
かなり余っているにも拘らずインク無しと判断され、印
字可能枚数が減り、ランニングコストが高くなるという
ことからインク残量検出装置の判断基準を実使用に合わ
せて設定しているためである。
来例では、印字画像が多少擦れているにも拘らず、イン
ク残量検出装置ではインクカートリッジ内のインクが有
ると判断されることもある。これは、印字を擦れを起こ
させないように判断基準を厳しく設定すると、インクが
かなり余っているにも拘らずインク無しと判断され、印
字可能枚数が減り、ランニングコストが高くなるという
ことからインク残量検出装置の判断基準を実使用に合わ
せて設定しているためである。
【0008】そのため、インク残量検出装置でインク無
しと判断された記録以前にも、擦れた印字画像が出力さ
れている可能性がある。従来の技術では、インクカート
リッジを交換すると、インク無しと判断された直前の画
像情報は再出力されるが、それ以前の印字内容は出力さ
れず、ユーザとしては、多少擦れた画像があったとして
も許容しなければならなかったという課題がある。
しと判断された記録以前にも、擦れた印字画像が出力さ
れている可能性がある。従来の技術では、インクカート
リッジを交換すると、インク無しと判断された直前の画
像情報は再出力されるが、それ以前の印字内容は出力さ
れず、ユーザとしては、多少擦れた画像があったとして
も許容しなければならなかったという課題がある。
【0009】本発明は、上述の点に着目して成されたも
ので、印字画像を遡って再出力し、擦れていない奇麗な
画像を印字可能とするファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
ので、印字画像を遡って再出力し、擦れていない奇麗な
画像を印字可能とするファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0011】(1) 受信画像情報を一旦記憶装置に記
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量
検出手段を有するファクシミリ装置において、記録素子
に用いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中
断している前記装置の記録素子を交換または、印字剤を
補充すると、予め決められている複数枚数の画像情報を
再出力することを特徴とするファクシミリ装置。
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量
検出手段を有するファクシミリ装置において、記録素子
に用いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中
断している前記装置の記録素子を交換または、印字剤を
補充すると、予め決められている複数枚数の画像情報を
再出力することを特徴とするファクシミリ装置。
【0012】(2) 受信画像情報を一旦記憶装置に記
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量
検出手段を有するファクシミリ装置において、記録素子
に用いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中
断している前記装置の記録素子を交換または、印字剤を
補充すると、予め決められている複数枚数の画像情報を
縮小して出力枚数を減らし、自動的に出力し、装置使用
者は、前記縮小して出力された画像情報から再出力した
い画像を選ぶことで、記録素子に用いる印字剤が無くな
る前の画像情報を選択的に再出力することができること
を特徴とするファクシミリ装置。
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量
検出手段を有するファクシミリ装置において、記録素子
に用いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中
断している前記装置の記録素子を交換または、印字剤を
補充すると、予め決められている複数枚数の画像情報を
縮小して出力枚数を減らし、自動的に出力し、装置使用
者は、前記縮小して出力された画像情報から再出力した
い画像を選ぶことで、記録素子に用いる印字剤が無くな
る前の画像情報を選択的に再出力することができること
を特徴とするファクシミリ装置。
【0013】(3) 受信画像情報を一旦記憶装置に記
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量
検出手段を有するファクシミリ装置において、記録素子
に用いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中
断している前記装置の記録素子を交換または、印字剤を
補充した後、再出力したい画像情報の、記録が中断して
いる記録から遡った枚数をキー入力することで、記録が
中断する前の複数枚の画像情報の再出力を可能にしたこ
とを特徴とするファクシミリ装置。
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量
検出手段を有するファクシミリ装置において、記録素子
に用いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中
断している前記装置の記録素子を交換または、印字剤を
補充した後、再出力したい画像情報の、記録が中断して
いる記録から遡った枚数をキー入力することで、記録が
中断する前の複数枚の画像情報の再出力を可能にしたこ
とを特徴とするファクシミリ装置。
【0014】(4) 受信画像情報を一旦記憶装置に記
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤または記録媒体の残量
が無く印字不能の状況においては、記憶装置に代行受信
を行う機能を有し、記録素子に用いる印字剤の残量検出
を行う残量検出手段を備えたファクシミリ装置におい
て、受信画像情報を一旦記憶する記憶装置と代行受信情
報を記憶する記憶装置を共通して用いると共に、前記残
量検出により、記録素子に用いる印字剤の残量が無いと
検知された後は、予め設定されている残量検出直前の複
数枚の画像情報を記憶する領域を除いた記憶領域に、代
行受信情報を記憶させ、前記記憶装置の記憶領域の空き
領域がなくなると受信不能状態となり、エラー停止とな
ることを特徴とする前項(1)、(2)または(3)の
何れかに記載のファクシミリ装置。
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤または記録媒体の残量
が無く印字不能の状況においては、記憶装置に代行受信
を行う機能を有し、記録素子に用いる印字剤の残量検出
を行う残量検出手段を備えたファクシミリ装置におい
て、受信画像情報を一旦記憶する記憶装置と代行受信情
報を記憶する記憶装置を共通して用いると共に、前記残
量検出により、記録素子に用いる印字剤の残量が無いと
検知された後は、予め設定されている残量検出直前の複
数枚の画像情報を記憶する領域を除いた記憶領域に、代
行受信情報を記憶させ、前記記憶装置の記憶領域の空き
領域がなくなると受信不能状態となり、エラー停止とな
ることを特徴とする前項(1)、(2)または(3)の
何れかに記載のファクシミリ装置。
【0015】(5) 受信画像情報を一旦記憶装置に記
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤または記録媒体の残量
が無く印字不能の状況においては、記憶装置に代行受信
を行う機能を有し、記録素子に用いる印字剤の残量検出
を行う残量検出手段を備えたファクシミリ装置におい
て、受信画像情報を一旦記憶する記憶装置と代行受信情
報を記憶する記憶装置を共通して用い、一通信ごとに前
記残量検出を行うと共に、前記残量検出により、記録素
子に用いる印字剤の残量が無いと検知された後は、記録
素子に用いる印字剤が無いと検知される直前の、少なく
とも一通信の受信画像情報を記憶する領域を除いた記憶
領域に、代行受信情報を記憶させ、前記記憶装置の記憶
領域の空き領域がなくなると受信不能状態となり、エラ
ー停止となることを特徴とする前項(1)、(2)また
は(3)の何れかに記載のファクシミリ装置。
憶した後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて
記録し、記録素子に用いる印字剤または記録媒体の残量
が無く印字不能の状況においては、記憶装置に代行受信
を行う機能を有し、記録素子に用いる印字剤の残量検出
を行う残量検出手段を備えたファクシミリ装置におい
て、受信画像情報を一旦記憶する記憶装置と代行受信情
報を記憶する記憶装置を共通して用い、一通信ごとに前
記残量検出を行うと共に、前記残量検出により、記録素
子に用いる印字剤の残量が無いと検知された後は、記録
素子に用いる印字剤が無いと検知される直前の、少なく
とも一通信の受信画像情報を記憶する領域を除いた記憶
領域に、代行受信情報を記憶させ、前記記憶装置の記憶
領域の空き領域がなくなると受信不能状態となり、エラ
ー停止となることを特徴とする前項(1)、(2)また
は(3)の何れかに記載のファクシミリ装置。
【0016】(6) 記録素子に用いる印字剤としてイ
ンクを用いたことを特徴とする前項(1)、(2)、
(3)、(4)または(5)の何れかに記載のファクシ
ミリ装置。
ンクを用いたことを特徴とする前項(1)、(2)、
(3)、(4)または(5)の何れかに記載のファクシ
ミリ装置。
【0017】(7) 記録素子に用いる印字剤としてト
ナーを用いたことを特徴とする前項(1)、(2)、
(3)、(4)または(5)の何れかに記載のファクシ
ミリ装置。
ナーを用いたことを特徴とする前項(1)、(2)、
(3)、(4)または(5)の何れかに記載のファクシ
ミリ装置。
【0018】(8) 記録媒体として普通紙を用いたこ
とを特徴とする前項(1)、(2)、(3)、(4)ま
たは(5)の何れかに記載のファクシミリ装置。
とを特徴とする前項(1)、(2)、(3)、(4)ま
たは(5)の何れかに記載のファクシミリ装置。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0020】図1は、本発明に係るファクシミリ装置の
縦断側面図、図2は同ファクシミリ装置の全体の構造を
示す縦断側面図、図3は同ファクシミリ装置の外観斜視
図、図4は同カセットの平面図、図5は同記録部の要部
構成を示す斜視図、図6は同記録関係制御の流れ図、図
7は同画像情報領域に関する説明図、図8はインク残量
検出に関する要部構成を示す説明図、図9は同第2実施
例における記録関係制御の流れ図、図10は同第2実施
例における記録関係制御の流れ図、図11は従来のファ
クシミリ装置の縦断側面図である。
縦断側面図、図2は同ファクシミリ装置の全体の構造を
示す縦断側面図、図3は同ファクシミリ装置の外観斜視
図、図4は同カセットの平面図、図5は同記録部の要部
構成を示す斜視図、図6は同記録関係制御の流れ図、図
7は同画像情報領域に関する説明図、図8はインク残量
検出に関する要部構成を示す説明図、図9は同第2実施
例における記録関係制御の流れ図、図10は同第2実施
例における記録関係制御の流れ図、図11は従来のファ
クシミリ装置の縦断側面図である。
【0021】(第1実施例)本実施例に係るファクシミ
リ装置を構成する記録系としては、一般にインクジェッ
ト記録装置と称されるものである。
リ装置を構成する記録系としては、一般にインクジェッ
ト記録装置と称されるものである。
【0022】(ファクシミリ装置の全体説明)先ず、図
1及び図2に基づき装置全体の構成を説明する。
1及び図2に基づき装置全体の構成を説明する。
【0023】このファクシミリ装置は図1に示すように
記録シート2a、2bを供給する給紙部Aと、記録装置
としての記録部Bと、原稿に記載された画像を読み取る
ための読み取り部Cと、操作部Dによって構成されてい
る。
記録シート2a、2bを供給する給紙部Aと、記録装置
としての記録部Bと、原稿に記載された画像を読み取る
ための読み取り部Cと、操作部Dによって構成されてい
る。
【0024】給紙部Aは給紙カセット1a、1bに載置
された記録シート2a、2bを、給送ローラ3a、3b
と、この給送ローラ3a、3bと対向するツメ4a、4
bとから成る給紙部Aで1枚ずつ分離給送し、その記録
シート2a、2bを対を成すフィードローラ5a、5b
によって搬送し、後述する記録部Bに供給する。更に、
記録部Bの手前近傍には、記録シート2a、2bの先端
位置を検出するフォトセンサ、マイクロスイッチ等の先
端センサ6が設けられている。
された記録シート2a、2bを、給送ローラ3a、3b
と、この給送ローラ3a、3bと対向するツメ4a、4
bとから成る給紙部Aで1枚ずつ分離給送し、その記録
シート2a、2bを対を成すフィードローラ5a、5b
によって搬送し、後述する記録部Bに供給する。更に、
記録部Bの手前近傍には、記録シート2a、2bの先端
位置を検出するフォトセンサ、マイクロスイッチ等の先
端センサ6が設けられている。
【0025】給紙カセット1a、1bは、本体7に対し
て着脱可能に設けられており、また給送ローラ3a、3
b、フィードローラ5a、5b、先端センサ6も共に、
本体7に設けられている。
て着脱可能に設けられており、また給送ローラ3a、3
b、フィードローラ5a、5b、先端センサ6も共に、
本体7に設けられている。
【0026】記録部Bは、他機から伝送された画像信
号、或は後述する読み取り部Cから伝送された画像信
号、または後述するコンピュータ等から出力されるデー
タに応じて、給紙部Aより供給された記録シート2a、
2bに画像を記録するものである。
号、或は後述する読み取り部Cから伝送された画像信
号、または後述するコンピュータ等から出力されるデー
タに応じて、給紙部Aより供給された記録シート2a、
2bに画像を記録するものである。
【0027】詳細には、記録部Bのプラテンローラ8a
及びコロ8bにより記録シート2a、2bを搬送し、前
記画像信号或はデータに応じて、インクカートリッジ9
より吐出されたインク滴が記録シート2a、2bに付着
することにより画像を形成するものである。そして所定
の画像を形成した記録シート2a、2bを排紙ローラ1
0a、拍車10bにより更に矢印a方向に搬送し、排出
ローラ11a、11bにより搬送して装置外へ排出し積
載される。これらの排紙ローラ10a、拍車10b、対
を成す排出ローラ11a、11bは夫々装置本体7に設
けられている。また、インクカートリッジ9は、記録カ
バー12を図2に示す矢印c方向に開放することで矢印
d方向に装置本体7より着脱可能に構成されている。一
方、読み取り部Cは、原稿13に光を照射してその反射
光を電気信号に変換し、この信号を操作モードに応じて
他機に伝送し、または自己の記録部Bに伝送するもので
ある。
及びコロ8bにより記録シート2a、2bを搬送し、前
記画像信号或はデータに応じて、インクカートリッジ9
より吐出されたインク滴が記録シート2a、2bに付着
することにより画像を形成するものである。そして所定
の画像を形成した記録シート2a、2bを排紙ローラ1
0a、拍車10bにより更に矢印a方向に搬送し、排出
ローラ11a、11bにより搬送して装置外へ排出し積
載される。これらの排紙ローラ10a、拍車10b、対
を成す排出ローラ11a、11bは夫々装置本体7に設
けられている。また、インクカートリッジ9は、記録カ
バー12を図2に示す矢印c方向に開放することで矢印
d方向に装置本体7より着脱可能に構成されている。一
方、読み取り部Cは、原稿13に光を照射してその反射
光を電気信号に変換し、この信号を操作モードに応じて
他機に伝送し、または自己の記録部Bに伝送するもので
ある。
【0028】詳細には、原稿トレー15に原稿13を複
数枚載置し、この原稿13を分離ローラ16a及びこれ
に圧接する圧接片16bによって一枚ずつ分離給送し、
その原稿13を、対を成す搬送ローラ17a、17b及
び排出ローラ18a、18bによって搬送して装置外に
排出するように構成してある。そして前記原稿13が搬
送される間にコンタクトセンサ等の光電変換素子19で
構成される読み取り部Cにて画像情報を読み取り、その
画像信号をコピーモードの場合には自己の記録部Bに伝
送し、送信モードの場合は他機の記録部に伝送するよう
に構成している。前記原稿トレー15、分離ローラ16
a、圧接片16b、搬送ローラ17a、17b及び排出
ローラ18a、18b、光電変換素子19は夫々装置本
体7に設けられている。
数枚載置し、この原稿13を分離ローラ16a及びこれ
に圧接する圧接片16bによって一枚ずつ分離給送し、
その原稿13を、対を成す搬送ローラ17a、17b及
び排出ローラ18a、18bによって搬送して装置外に
排出するように構成してある。そして前記原稿13が搬
送される間にコンタクトセンサ等の光電変換素子19で
構成される読み取り部Cにて画像情報を読み取り、その
画像信号をコピーモードの場合には自己の記録部Bに伝
送し、送信モードの場合は他機の記録部に伝送するよう
に構成している。前記原稿トレー15、分離ローラ16
a、圧接片16b、搬送ローラ17a、17b及び排出
ローラ18a、18b、光電変換素子19は夫々装置本
体7に設けられている。
【0029】操作部Dは、前記モード切り換え操作、コ
ピー操作、送信操作、プリンター操作等の操作を行うた
めのものであり、各種操作に応じたキーが設けられてい
る。この操作部Dは、読み取り部Cに於ける原稿搬送機
構の上部に設けられており、装置本体7に対して図2に
示す矢印e方向に回動可能に構成され、読み取り部Cの
原稿が搬送不良を起こした時、容易にジャム解除が出来
る構成になっている。尚、操作部Dの一方端側には送
信、受信を行う電話機のハンドセット(図示せず)が装
備されている。図3はファクシミリ装置の外観斜視図で
ある。
ピー操作、送信操作、プリンター操作等の操作を行うた
めのものであり、各種操作に応じたキーが設けられてい
る。この操作部Dは、読み取り部Cに於ける原稿搬送機
構の上部に設けられており、装置本体7に対して図2に
示す矢印e方向に回動可能に構成され、読み取り部Cの
原稿が搬送不良を起こした時、容易にジャム解除が出来
る構成になっている。尚、操作部Dの一方端側には送
信、受信を行う電話機のハンドセット(図示せず)が装
備されている。図3はファクシミリ装置の外観斜視図で
ある。
【0030】以下各部について具体的に説明する。
【0031】(記録シート)記録シート2a、2bとし
ては、普通紙やプラスチックシート等及びその他の材質
であって、インクを転写し得るものを用いることが可能
である。本実施例では、B4サイズまたはA4サイズに
カットされた記録シート2a、2bとして用いる。そし
て記録シート2a、2bを載置した給紙カセット1a、
1bは装置本体7の所定位置(図1に示す位置)に収納
している。
ては、普通紙やプラスチックシート等及びその他の材質
であって、インクを転写し得るものを用いることが可能
である。本実施例では、B4サイズまたはA4サイズに
カットされた記録シート2a、2bとして用いる。そし
て記録シート2a、2bを載置した給紙カセット1a、
1bは装置本体7の所定位置(図1に示す位置)に収納
している。
【0032】(給紙部)給送ローラ3a、3bは、シリ
コンゴムなどの摩擦係数の高い材質から成るローラで、
図1に示す矢印方向に回転することで、給紙カセット1
a、1bに載置された最上部の記録シート2a、2bを
繰り出す。
コンゴムなどの摩擦係数の高い材質から成るローラで、
図1に示す矢印方向に回転することで、給紙カセット1
a、1bに載置された最上部の記録シート2a、2bを
繰り出す。
【0033】図示しない駆動源により給送ローラ3a、
3bが回転すると、この給送ローラ3a、3bが記録シ
ート2a、2bに接することで最上部の記録シート2
a、2bを1枚繰り出す。しかし記録シート2a、2b
の左右端付近に備えられているツメ4(図4参照)によ
り記録シート2a、2bは搬送を阻止され、上側に変形
して盛り上がる。この状態で更に給送ローラ3a、3b
により搬送作用が続けられると変形した部分がはじけ、
最上部の記録シート2a、2bのみ1枚を確実に分離し
た後、対を成すフィードローラ5a、5bへと送られ、
以後記録シート2a、2bは前記フィードローラ5a、
5bにより搬送される。
3bが回転すると、この給送ローラ3a、3bが記録シ
ート2a、2bに接することで最上部の記録シート2
a、2bを1枚繰り出す。しかし記録シート2a、2b
の左右端付近に備えられているツメ4(図4参照)によ
り記録シート2a、2bは搬送を阻止され、上側に変形
して盛り上がる。この状態で更に給送ローラ3a、3b
により搬送作用が続けられると変形した部分がはじけ、
最上部の記録シート2a、2bのみ1枚を確実に分離し
た後、対を成すフィードローラ5a、5bへと送られ、
以後記録シート2a、2bは前記フィードローラ5a、
5bにより搬送される。
【0034】(記録部)記録部は搬送機構により搬送さ
れた記録シート2a、2bにインク等により画像を記録
するものである。この装置における記録部としては、記
録ヘッドからインクを吐出して記録するインクジェット
記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッドは微細な
液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に
設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に
作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発
生手段を備えている。
れた記録シート2a、2bにインク等により画像を記録
するものである。この装置における記録部としては、記
録ヘッドからインクを吐出して記録するインクジェット
記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッドは微細な
液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に
設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある液体に
作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発
生手段を備えている。
【0035】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としては、ピエゾ素子等の電気機械変換体を
を用いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱
させ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー
発生手段を用いた記録方式、或は発熱抵抗体を有する発
熱素子等の電気変換体によって液体を加熱して前記液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方式等が
ある。
ー発生手段としては、ピエゾ素子等の電気機械変換体を
を用いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱
させ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー
発生手段を用いた記録方式、或は発熱抵抗体を有する発
熱素子等の電気変換体によって液体を加熱して前記液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方式等が
ある。
【0036】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方式に用いられる記録ヘッ
ドは記録用の液滴を吐出して、吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
出させるインクジェット記録方式に用いられる記録ヘッ
ドは記録用の液滴を吐出して、吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0037】本実施例では、記録ヘッドとインクタンク
を一体化したディスポーザブルタイプのインクカートリ
ッジ9が用いられている。上記インクカートリッジ9に
対向する位置には、記録シート2a、2bを支持するた
めのプラテン30が設けられている。
を一体化したディスポーザブルタイプのインクカートリ
ッジ9が用いられている。上記インクカートリッジ9に
対向する位置には、記録シート2a、2bを支持するた
めのプラテン30が設けられている。
【0038】(キャリッジ)図5は、記録部Dの要部構
成を示す斜視図である。31は、上述のインクカートリ
ッジ9を搭載して記録シート2a、2bの幅方向に走査
するキャリッジである。このキャリッジ31にはモータ
36によって駆動されるプーリ32に掛け渡された無端
ベルト状のタイミングベルト33が回動可能に張設され
ており、上記プーリ32を回転駆動させることで、キャ
リッジ31をガイドレール34に沿って往復移動させる
ものである。
成を示す斜視図である。31は、上述のインクカートリ
ッジ9を搭載して記録シート2a、2bの幅方向に走査
するキャリッジである。このキャリッジ31にはモータ
36によって駆動されるプーリ32に掛け渡された無端
ベルト状のタイミングベルト33が回動可能に張設され
ており、上記プーリ32を回転駆動させることで、キャ
リッジ31をガイドレール34に沿って往復移動させる
ものである。
【0039】(記録動作)上述の構成に基づいて作用を
示す記録動作について説明する。
示す記録動作について説明する。
【0040】記録動作を開始するコマンドがコンピュー
タ等から与えられると、給送ローラ3a、3bが、図1
に示す矢印の方向に回転し始め、給紙カセット1a、1
bに積載された記録シート2a、2bを1枚ずつ給紙す
る。先端センサ6により記録紙先端は検出され、プラン
テンローラ8a、コロ8bにより記録シート2a、2b
は搬送され、排紙ローラ10a,拍車10bまで送られ
た後、印字が始まる。記録動作はキャリッジ31が往復
運動することにより行われる。記録紙2a、2bの搬送
量は、プランテンローラ8a、コロ8bにより制御され
る。記録紙2a、2bはインクカートリッジ9近傍で弛
み、インクカートリッジ9の記録ヘッドに擦れることが
ない様に排紙ローラ10a,拍車10bによる送り量
は、プランテンローラ8a、コロ8bによる搬送量よ
り、数パーセント多くなる様に設定してある。本実施例
ではプランテンローラ8aが一回転すると排紙ローラ1
0aも一回転する様に構成されている。そのためローラ
の直径をプラテンローラ8aより排紙ローラ10aの方
を数パーセント大きくし、搬送量が多くなる様にしてい
る。搬送力は排紙ローラ10a,拍車10bによるもの
よりもプランテンローラ8a、コロ8bによるものの方
を大きくして、二種類の対を成すローラに保持された状
態では記録紙2a、2bは、排紙ローラ10a,拍車1
0b部で若干滑り乍ら搬送されている。
タ等から与えられると、給送ローラ3a、3bが、図1
に示す矢印の方向に回転し始め、給紙カセット1a、1
bに積載された記録シート2a、2bを1枚ずつ給紙す
る。先端センサ6により記録紙先端は検出され、プラン
テンローラ8a、コロ8bにより記録シート2a、2b
は搬送され、排紙ローラ10a,拍車10bまで送られ
た後、印字が始まる。記録動作はキャリッジ31が往復
運動することにより行われる。記録紙2a、2bの搬送
量は、プランテンローラ8a、コロ8bにより制御され
る。記録紙2a、2bはインクカートリッジ9近傍で弛
み、インクカートリッジ9の記録ヘッドに擦れることが
ない様に排紙ローラ10a,拍車10bによる送り量
は、プランテンローラ8a、コロ8bによる搬送量よ
り、数パーセント多くなる様に設定してある。本実施例
ではプランテンローラ8aが一回転すると排紙ローラ1
0aも一回転する様に構成されている。そのためローラ
の直径をプラテンローラ8aより排紙ローラ10aの方
を数パーセント大きくし、搬送量が多くなる様にしてい
る。搬送力は排紙ローラ10a,拍車10bによるもの
よりもプランテンローラ8a、コロ8bによるものの方
を大きくして、二種類の対を成すローラに保持された状
態では記録紙2a、2bは、排紙ローラ10a,拍車1
0b部で若干滑り乍ら搬送されている。
【0041】次に図6の流れ図に従って記録の制御につ
いて説明する。
いて説明する。
【0042】画像情報を記憶する記憶装置には、予め設
定されている枚数:n枚(本実施例の場合5ページ)の
受信画像が記憶されている。1ページ前の画像記憶領域
開始アドレス:a(-1)、2ページ前の画像記憶領域開始
アドレス:a(-2)、同様にnページ前の画像記憶領域開
始アドレス:a(-n)、そして予め設定されている枚数の
画像情報がどのアドレスから記憶されているのかを示す
先頭アドレスを記憶装置の先頭部にインデックス部を設
け記憶させる(図7参照)。先頭アドレスは、この場合
a(-n)になる。この状態でファクシミリにより画像を受
信すると記憶領域のアドレス:a(1) を先頭アドレスと
した記憶領域に一旦記憶すると共に、複数枚の画像受信
の場合(総受信枚数:m枚)は、2ページ目の画像を記
憶するアドレス:a(2) 、同様にmページ目の画像を記
憶するアドレス:a(m) の様にページごとに画像記憶領
域開始アドレス情報:a(1) 〜a(m) を、インデックス
部に記憶すると共に画像情報を記憶する(S602)。
定されている枚数:n枚(本実施例の場合5ページ)の
受信画像が記憶されている。1ページ前の画像記憶領域
開始アドレス:a(-1)、2ページ前の画像記憶領域開始
アドレス:a(-2)、同様にnページ前の画像記憶領域開
始アドレス:a(-n)、そして予め設定されている枚数の
画像情報がどのアドレスから記憶されているのかを示す
先頭アドレスを記憶装置の先頭部にインデックス部を設
け記憶させる(図7参照)。先頭アドレスは、この場合
a(-n)になる。この状態でファクシミリにより画像を受
信すると記憶領域のアドレス:a(1) を先頭アドレスと
した記憶領域に一旦記憶すると共に、複数枚の画像受信
の場合(総受信枚数:m枚)は、2ページ目の画像を記
憶するアドレス:a(2) 、同様にmページ目の画像を記
憶するアドレス:a(m) の様にページごとに画像記憶領
域開始アドレス情報:a(1) 〜a(m) を、インデックス
部に記憶すると共に画像情報を記憶する(S602)。
【0043】ステップS601で受信が終了すると、イ
ンクカートリッジ9により記録が開始される。インクカ
ートリッジ9の記録ヘッドは、1インチ当たり360ド
ットのノズル列が128ドット分備えられている。キャ
リッジ31が印字動作として一回、主走査方向に動くと
128ドット分の印字情報が記録される(S603)。
ンクカートリッジ9により記録が開始される。インクカ
ートリッジ9の記録ヘッドは、1インチ当たり360ド
ットのノズル列が128ドット分備えられている。キャ
リッジ31が印字動作として一回、主走査方向に動くと
128ドット分の印字情報が記録される(S603)。
【0044】次に、記録紙2a、2bは、プラテンロー
ラ8a、コロ8bにより副走査方向に128ドット分、
即ち9.03mm搬送され(S604)、次の印字に備
える。その後再びキャリッジ31が主走査方向に動き印
字を行い(S603)、記録紙2a、2bが9.03m
m搬送される(S604)。この様にして1ページ分の
画像情報を印字し、1ページ分の画像記録が終了すると
(S605)、記録紙2a、2bは、排紙ローラ10
a,拍車10b及び対を成す排出ローラ11a、11b
により排出される(S606)。
ラ8a、コロ8bにより副走査方向に128ドット分、
即ち9.03mm搬送され(S604)、次の印字に備
える。その後再びキャリッジ31が主走査方向に動き印
字を行い(S603)、記録紙2a、2bが9.03m
m搬送される(S604)。この様にして1ページ分の
画像情報を印字し、1ページ分の画像記録が終了すると
(S605)、記録紙2a、2bは、排紙ローラ10
a,拍車10b及び対を成す排出ローラ11a、11b
により排出される(S606)。
【0045】一方、キャリッジ31は、1ページ分の印
字が終了すると記録紙2a、2bの通紙幅より外側に設
けられているインク残検ポジションまで移動し、インク
カートリッジ9のインクの残量検出を行う(S60
7)。その方法はキャリッジ31を移動させ乍ら、イン
クカートリッジ9のインクノズル列に略平行に取り付け
られている光りセンサーの発光部と受光部の間にインク
を吐出させる(図8参照)。インク滴が光りセンサーの
光を遮光し受光量がどれくらい低下するかを測定し、イ
ンクカートリッジ9内にインクが有るのか無いのかを検
出している(S608)。
字が終了すると記録紙2a、2bの通紙幅より外側に設
けられているインク残検ポジションまで移動し、インク
カートリッジ9のインクの残量検出を行う(S60
7)。その方法はキャリッジ31を移動させ乍ら、イン
クカートリッジ9のインクノズル列に略平行に取り付け
られている光りセンサーの発光部と受光部の間にインク
を吐出させる(図8参照)。インク滴が光りセンサーの
光を遮光し受光量がどれくらい低下するかを測定し、イ
ンクカートリッジ9内にインクが有るのか無いのかを検
出している(S608)。
【0046】ステップS608で、インクカートリッジ
9内にインクが有る場合は、先頭アドレスフラグをa
(-n)からa(-n+1)に置き換え(S614)、次のページ
の印字動作、またはスタンバイ状態に戻る。もしステッ
プS608でインクカートリッジ9のインクが無いと判
断された場合は、『インクが有りません。インクカート
リッジを交換して下さい。』とLCDに表示する(S6
09)。次のステップS610で受信があった場合はス
テップS611で代行受信を行う。そして予め設定され
ている枚数分遡った受信画像情報を記憶するのに要する
記憶領域を除いた記憶領域が空になるまで代行受信を行
う(S611)。ユーザがインクカートリッジ9を交換
すると(S612)、記憶領域のインデックス部に記憶
されている先頭アドレスフラグに記憶されているページ
から出力することで、予め設定されている枚数分(本実
施例の場合5ページ)遡り画像情報を再出力することが
出来る(S613)。その後、メモリ受信の画像内容を
全て出力する。また、インクカートリッジ9のインクが
無いために、代行受信をしている場合は、代行受信画像
も出力する。
9内にインクが有る場合は、先頭アドレスフラグをa
(-n)からa(-n+1)に置き換え(S614)、次のページ
の印字動作、またはスタンバイ状態に戻る。もしステッ
プS608でインクカートリッジ9のインクが無いと判
断された場合は、『インクが有りません。インクカート
リッジを交換して下さい。』とLCDに表示する(S6
09)。次のステップS610で受信があった場合はス
テップS611で代行受信を行う。そして予め設定され
ている枚数分遡った受信画像情報を記憶するのに要する
記憶領域を除いた記憶領域が空になるまで代行受信を行
う(S611)。ユーザがインクカートリッジ9を交換
すると(S612)、記憶領域のインデックス部に記憶
されている先頭アドレスフラグに記憶されているページ
から出力することで、予め設定されている枚数分(本実
施例の場合5ページ)遡り画像情報を再出力することが
出来る(S613)。その後、メモリ受信の画像内容を
全て出力する。また、インクカートリッジ9のインクが
無いために、代行受信をしている場合は、代行受信画像
も出力する。
【0047】(第2実施例)図1に示すファクシミリ装
置の縦断側面図及び図9に示す記録関係制御の流れ図に
基づいて、本第2実施例を説明する。
置の縦断側面図及び図9に示す記録関係制御の流れ図に
基づいて、本第2実施例を説明する。
【0048】第1実施例では、インクカートリッジのイ
ンクが無い事を検出した時、予め設定されている枚数を
再出力するものである。この場合は自動的に再出力され
るため、オペレーションとしては、容易であるが、予め
設定している枚数が多い場合には、擦れずに印字された
画像情報まで再出力され、記録紙が無駄になってしま
う。また予め設定している枚数が少ない場合には、再出
力したい画像情報が再出力されないこともある。
ンクが無い事を検出した時、予め設定されている枚数を
再出力するものである。この場合は自動的に再出力され
るため、オペレーションとしては、容易であるが、予め
設定している枚数が多い場合には、擦れずに印字された
画像情報まで再出力され、記録紙が無駄になってしま
う。また予め設定している枚数が少ない場合には、再出
力したい画像情報が再出力されないこともある。
【0049】以下に上記問題点を考慮した第2実施例に
ついて、図9の流れ図に基づいて説明する。
ついて、図9の流れ図に基づいて説明する。
【0050】本実施例では、インクカートリッジ9の記
録ヘッドは1インチ当たり360ドットのノズル列が1
28ドット分備えられている。キャリッジ31が印字動
作として一回主走査方向に動くと、128ドット分の印
字情報が記録される(S901)。記録紙2a、2bは
プラテンローラ8a、コロ8bにより副走査方向に、1
28ドット分、即ち9.03mm搬送され(S90
2)、次の印字に備える。その後、再びキャリジ31が
主走査の方向に動き印字を行い(S901)、記録紙が
9.03mm搬送される(S902)。この様にして1
ページ分の画像情報を印字する。ステップS903で1
ページの画像記録が終了すると、記録紙2a、2bは排
紙ローラ10a、拍車10b及び対を成す排出ローラ1
1a、11bにより排出される(S904)。
録ヘッドは1インチ当たり360ドットのノズル列が1
28ドット分備えられている。キャリッジ31が印字動
作として一回主走査方向に動くと、128ドット分の印
字情報が記録される(S901)。記録紙2a、2bは
プラテンローラ8a、コロ8bにより副走査方向に、1
28ドット分、即ち9.03mm搬送され(S90
2)、次の印字に備える。その後、再びキャリジ31が
主走査の方向に動き印字を行い(S901)、記録紙が
9.03mm搬送される(S902)。この様にして1
ページ分の画像情報を印字する。ステップS903で1
ページの画像記録が終了すると、記録紙2a、2bは排
紙ローラ10a、拍車10b及び対を成す排出ローラ1
1a、11bにより排出される(S904)。
【0051】一方、キャリッジ31は、1ページの印字
が終了すると、記録紙2a、2bの通紙幅より外側に設
けられているインク残検ポジションまで移動し、インク
カートリッジ9のインクの残量検出を行う(S90
5)。その方法は前述した第1実施例と同様、キャリッ
ジ31を移動させ乍ら、インクカートリッジ9のインク
ノズル列に略平行に取り付けられている光りセンサーの
発光部と受光部の間にインクを吐出させる(図8参
照)。インク滴により光りセンサーの受光量がどれくら
い低下するのかを測定し、インクカートリッジ9内にイ
ンクが有るのか無いのかを検出している(S906)。
が終了すると、記録紙2a、2bの通紙幅より外側に設
けられているインク残検ポジションまで移動し、インク
カートリッジ9のインクの残量検出を行う(S90
5)。その方法は前述した第1実施例と同様、キャリッ
ジ31を移動させ乍ら、インクカートリッジ9のインク
ノズル列に略平行に取り付けられている光りセンサーの
発光部と受光部の間にインクを吐出させる(図8参
照)。インク滴により光りセンサーの受光量がどれくら
い低下するのかを測定し、インクカートリッジ9内にイ
ンクが有るのか無いのかを検出している(S906)。
【0052】ステップS906で、インクカートリッジ
9内にインクが有る場合は、次のページの印字動作、ま
たはスタンバイ状態に戻る。もしステップS906でイ
ンクカートリッジ9のインクが無いと判断された場合
は、『インクが有りません。インクカートリッジを交換
して下さい。』とLCDに表示する(S907)。次の
ステップS908で、ユーザがインクカートリッジ9を
交換すると、『再出力するのは何枚前からですか?』と
LCD上にメッセージが表示され、装置使用者は何枚前
から再出力させたいのか、出力された画像を見て判断
し、数字を入力する(S909)。次のステップS91
0では、装置使用者が入力した数値分に対応する枚数分
だけ、遡って再出力する。装置使用者が再出力したい枚
数分だけ記憶領域に記憶されていない場合は、LCDに
『全ては出力できません。』と表示し、記憶領域に記憶
されている分だけ再出力(S910)した後、スタンバ
イ状態に戻る。
9内にインクが有る場合は、次のページの印字動作、ま
たはスタンバイ状態に戻る。もしステップS906でイ
ンクカートリッジ9のインクが無いと判断された場合
は、『インクが有りません。インクカートリッジを交換
して下さい。』とLCDに表示する(S907)。次の
ステップS908で、ユーザがインクカートリッジ9を
交換すると、『再出力するのは何枚前からですか?』と
LCD上にメッセージが表示され、装置使用者は何枚前
から再出力させたいのか、出力された画像を見て判断
し、数字を入力する(S909)。次のステップS91
0では、装置使用者が入力した数値分に対応する枚数分
だけ、遡って再出力する。装置使用者が再出力したい枚
数分だけ記憶領域に記憶されていない場合は、LCDに
『全ては出力できません。』と表示し、記憶領域に記憶
されている分だけ再出力(S910)した後、スタンバ
イ状態に戻る。
【0053】(第3実施例)図1に示すファクシミリ装
置の縦断側面図及び図10に示す記録関係制御の流れ図
に基づいて、本第3実施例を説明する。
置の縦断側面図及び図10に示す記録関係制御の流れ図
に基づいて、本第3実施例を説明する。
【0054】画像パターンによっては、或は、印字プロ
セス等の印字の一連の動作によっては、ある所で僅かに
擦れても次のページでは、正常印字に戻ることも考えら
れる。然しながら第1、第2の実施例では、インクカー
トリッジのインクが無い事を検出した時、正常に印字さ
れたページを含む或る枚数を連続的に再出力するもので
ある。そのため擦れずに印字された画像情報まで再出力
され、記録紙が無駄になってしまうこともある。
セス等の印字の一連の動作によっては、ある所で僅かに
擦れても次のページでは、正常印字に戻ることも考えら
れる。然しながら第1、第2の実施例では、インクカー
トリッジのインクが無い事を検出した時、正常に印字さ
れたページを含む或る枚数を連続的に再出力するもので
ある。そのため擦れずに印字された画像情報まで再出力
され、記録紙が無駄になってしまうこともある。
【0055】以下に、上記問題点を考慮し、必要な印字
を選択的に再出力するための第3実施例を図10の流れ
図に基づいて説明する。
を選択的に再出力するための第3実施例を図10の流れ
図に基づいて説明する。
【0056】本実施例では、インクカートリッジ9の記
録ヘッドは1インチ当たり360ドットのノズル列が1
28ドット分備えられている。キャリッジ31が印字動
作として一回主走査方向に動くと、128ドット分の印
字情報が記録される(S1001)。記録紙2a、2b
はプラテンローラ8a、コロ8bにより副走査方向に、
128ドット分、即ち9.03mm搬送され(S100
2)、次の印字に備える。その後、再びキャリジ31が
主走査の方向に動き印字を行い(S1001)、記録紙
が9.03mm搬送される(S1002)。この様にし
て1ページ分の画像情報を印字する。ステップS100
3で1ページの画像記録が終了すると、記録紙2a、2
bは排紙ローラ10a、拍車10b及び対を成す排出ロ
ーラ11a、11bにより排出される(S1004)。
録ヘッドは1インチ当たり360ドットのノズル列が1
28ドット分備えられている。キャリッジ31が印字動
作として一回主走査方向に動くと、128ドット分の印
字情報が記録される(S1001)。記録紙2a、2b
はプラテンローラ8a、コロ8bにより副走査方向に、
128ドット分、即ち9.03mm搬送され(S100
2)、次の印字に備える。その後、再びキャリジ31が
主走査の方向に動き印字を行い(S1001)、記録紙
が9.03mm搬送される(S1002)。この様にし
て1ページ分の画像情報を印字する。ステップS100
3で1ページの画像記録が終了すると、記録紙2a、2
bは排紙ローラ10a、拍車10b及び対を成す排出ロ
ーラ11a、11bにより排出される(S1004)。
【0057】一方、キャリッジ31は、1ページの印字
が終了すると、記録紙2a、2bの通紙幅より外側に設
けられているインク残検ポジションまで移動し、インク
カートリッジ9のインクの残量検出を行う(S100
5)。その方法は前述した第1実施例と同様、キャリッ
ジ31を移動させ乍ら、インクカートリッジ9のインク
ノズル列に略平行に取り付けられている光りセンサーの
発光部と受光部の間にインクを吐出させる(図8参
照)。インク滴により光りセンサーの受光量がどれくら
い低下するのかを測定し、インクカートリッジ9内にイ
ンクが有るのか無いのかを検出している(S100
6)。
が終了すると、記録紙2a、2bの通紙幅より外側に設
けられているインク残検ポジションまで移動し、インク
カートリッジ9のインクの残量検出を行う(S100
5)。その方法は前述した第1実施例と同様、キャリッ
ジ31を移動させ乍ら、インクカートリッジ9のインク
ノズル列に略平行に取り付けられている光りセンサーの
発光部と受光部の間にインクを吐出させる(図8参
照)。インク滴により光りセンサーの受光量がどれくら
い低下するのかを測定し、インクカートリッジ9内にイ
ンクが有るのか無いのかを検出している(S100
6)。
【0058】ステップS1006で、インクカートリッ
ジ9内にインクが有る場合は、次のページの印字動作、
またはスタンバイ状態に戻る。もしステップS1006
でインクカートリッジ9のインクが無いと判断された場
合は、『インクが有りません。インクカートリッジを交
換して下さい。』とLCDに表示する(S1007)。
次のステップS1008で、ユーザがインクカートリッ
ジ9を交換すると、予め設定されている枚数(本実施例
の場合は12枚)を限度として、記憶領域に記憶されて
いる画像を、予め設定されている縮小率で縮小印字出力
(本実施例の場合、25%に縮小して1枚の記録紙に4
枚分の画像を縮小印字)を自動的に行う(S100
9)。『再出力するのはどれですか?』とLCD上にメ
ッセージを表示し、装置使用者は縮小出力された画像を
見て、再出力したい画像を選んでキー入力する(S10
10)。次にステップS1011で装置使用者の選んだ
画像を再出力する。
ジ9内にインクが有る場合は、次のページの印字動作、
またはスタンバイ状態に戻る。もしステップS1006
でインクカートリッジ9のインクが無いと判断された場
合は、『インクが有りません。インクカートリッジを交
換して下さい。』とLCDに表示する(S1007)。
次のステップS1008で、ユーザがインクカートリッ
ジ9を交換すると、予め設定されている枚数(本実施例
の場合は12枚)を限度として、記憶領域に記憶されて
いる画像を、予め設定されている縮小率で縮小印字出力
(本実施例の場合、25%に縮小して1枚の記録紙に4
枚分の画像を縮小印字)を自動的に行う(S100
9)。『再出力するのはどれですか?』とLCD上にメ
ッセージを表示し、装置使用者は縮小出力された画像を
見て、再出力したい画像を選んでキー入力する(S10
10)。次にステップS1011で装置使用者の選んだ
画像を再出力する。
【0059】(第4実施例)前述した第1、第2、及び
第3実施例では、受信画像を1ページ記録毎にインクの
残量検知を行っていたが、一通信の受信画像を全て印字
した後にインク残量検知を行っても同様な効果が得られ
る。
第3実施例では、受信画像を1ページ記録毎にインクの
残量検知を行っていたが、一通信の受信画像を全て印字
した後にインク残量検知を行っても同様な効果が得られ
る。
【0060】一通信の受信画像を全て印字した後にイン
ク残量検知を行う場合は、少なくともインク残量検知を
行う直前の一通信分の受信画像を記憶するように制御を
行う。即ち、一通信の受信画像を全て印字した後にイン
ク残量検知を行い、もし、インクが無いことが検知され
るとインク残量検知を行う直前の一通信分の受信画像を
全て再出力する。この時、もしインク残量検知を行う直
前の一通信分の受信画像が予め設定されている枚数(本
実施例の場合5ページ)以下の時は、インク残量検知を
行う直前の一通信分の受信画像のみならず、予め設定さ
れている枚数分の受信画像をインク残量検知を行う直前
の画像から遡り設定枚数分だけ再出力する。仮に記憶容
量の関係で一通信全てが記憶されていない場合は、記憶
されている受信画像全てを再出力する。
ク残量検知を行う場合は、少なくともインク残量検知を
行う直前の一通信分の受信画像を記憶するように制御を
行う。即ち、一通信の受信画像を全て印字した後にイン
ク残量検知を行い、もし、インクが無いことが検知され
るとインク残量検知を行う直前の一通信分の受信画像を
全て再出力する。この時、もしインク残量検知を行う直
前の一通信分の受信画像が予め設定されている枚数(本
実施例の場合5ページ)以下の時は、インク残量検知を
行う直前の一通信分の受信画像のみならず、予め設定さ
れている枚数分の受信画像をインク残量検知を行う直前
の画像から遡り設定枚数分だけ再出力する。仮に記憶容
量の関係で一通信全てが記憶されていない場合は、記憶
されている受信画像全てを再出力する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る第1の
発明によれば、インクカートリッジ内のインク残量が無
いため記録出来ず、記録が中断している時、インクカー
トリッジを交換すると、予め決められている複数枚の画
像情報を自動的に再出力することで、インク残量検出装
置でインク無しと判断された記録以前の擦れた印字画像
も再出力し、擦れていない奇麗な画像を装置使用者に提
供出来るようにしたものである。
発明によれば、インクカートリッジ内のインク残量が無
いため記録出来ず、記録が中断している時、インクカー
トリッジを交換すると、予め決められている複数枚の画
像情報を自動的に再出力することで、インク残量検出装
置でインク無しと判断された記録以前の擦れた印字画像
も再出力し、擦れていない奇麗な画像を装置使用者に提
供出来るようにしたものである。
【0062】第2の発明によれば、インクカートリッジ
内のインク残量が無いため記録出来ず、記録が中断して
いる時、インクカートリッジを交換すると、インク無し
と判断される前の予め決められている複数枚の画像情報
を自動的に縮小して出力し、ユーザは縮小出力された画
像情報を見て再出力したい画像を選ぶ事で選択された画
像を再出力させ、擦れていない奇麗な画像を装置使用者
に提供出来るようにしたものである。
内のインク残量が無いため記録出来ず、記録が中断して
いる時、インクカートリッジを交換すると、インク無し
と判断される前の予め決められている複数枚の画像情報
を自動的に縮小して出力し、ユーザは縮小出力された画
像情報を見て再出力したい画像を選ぶ事で選択された画
像を再出力させ、擦れていない奇麗な画像を装置使用者
に提供出来るようにしたものである。
【0063】第3の発明によれば、インクカートリッジ
内のインク残量が無いため記録出来ず、記録が中断して
いる時、インクカートリッジを交換した後、再出力した
い画像情報の記録が中断している記録から遡った枚数を
キー入力し、記録が中断する前の複数枚の画像情報を再
出力出来るようにすることで、擦れていない奇麗な画像
を装置使用者に提供出来るようにしたものである。
内のインク残量が無いため記録出来ず、記録が中断して
いる時、インクカートリッジを交換した後、再出力した
い画像情報の記録が中断している記録から遡った枚数を
キー入力し、記録が中断する前の複数枚の画像情報を再
出力出来るようにすることで、擦れていない奇麗な画像
を装置使用者に提供出来るようにしたものである。
【0064】また、第4の発明によれば、予め設定され
ているインク残量検出直前の複数枚の画像情報を記憶す
る領域を除いた記憶領域に代行受信情報記憶させること
で、前述の発明と同様の効果が得られる。
ているインク残量検出直前の複数枚の画像情報を記憶す
る領域を除いた記憶領域に代行受信情報記憶させること
で、前述の発明と同様の効果が得られる。
【0065】更に、第5の発明では、記録媒体の残量検
知を通信毎に行うことで、第6の発明では記録素子にイ
ンクを用いたことで、第7の発明では記録素子にトナー
を用いたことで、また、第8の発明では記録媒体として
普通紙を用いたことで、前述の発明と同様の効果が得ら
れる。
知を通信毎に行うことで、第6の発明では記録素子にイ
ンクを用いたことで、第7の発明では記録素子にトナー
を用いたことで、また、第8の発明では記録媒体として
普通紙を用いたことで、前述の発明と同様の効果が得ら
れる。
【図1】 本発明に係るファクシミリ装置の縦断側面図
【図2】 同ファクシミリ装置の全体の構造を示す縦断
側面図
側面図
【図3】 同ファクシミリ装置の外観斜視図
【図4】 同カセットの平面図
【図5】 同記録部の要部構成を示す斜視図
【図6】 同記録関係制御の流れ図
【図7】 同画像情報領域に関する説明図
【図8】 インク残量検出に関する要部構成を示す説明
図
図
【図9】 同第2実施例における記録関係制御の流れ図
【図10】 同第2実施例における記録関係制御の流れ
図
図
【図11】 従来のファクシミリ装置の縦断側面図
A 給紙部 B 記録部 C 読み取り部 D 操作部 1、1a、1b 給紙カセット 2、2a、2b 記録シート 3、3a、3b 給送ローラ 4 ツメ 5a、5b、5c、5d フィードローラ 6 先端センサ 7 装置本体 8a プラテンローラ 8b コロ 9 インクカートリッジ 10a 排紙ローラ 10b 拍車 11a、11b 排出ローラ 12 記録カバー 13 原稿 15 原稿トレー 16a 分離ローラ 16b 圧接片 17a、17b 搬送ローラ 18a、18b 排出ローラ 19 光電変換素子(CS) 30 プラテン 31 キャリッジ 32 プーリ 33 タイミングベルト 34 ガイドレール 36 モータ
Claims (8)
- 【請求項1】 受信画像情報を一旦記憶装置に記憶した
後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて記録
し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量検出
手段を有するファクシミリ装置において、記録素子に用
いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中断し
ている前記装置の記録素子を交換または、印字剤を補充
すると、予め決められている複数枚数の画像情報を再出
力することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 受信画像情報を一旦記憶装置に記憶した
後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて記録
し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量検出
手段を有するファクシミリ装置において、記録素子に用
いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中断し
ている前記装置の記録素子を交換または、印字剤を補充
すると、予め決められている複数枚数の画像情報を縮小
して出力枚数を減らし、自動的に出力し、装置使用者
は、前記縮小して出力された画像情報から再出力したい
画像を選ぶことで、記録素子に用いる印字剤が無くなる
前の画像情報を選択的に再出力することができることを
特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】 受信画像情報を一旦記憶装置に記憶した
後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて記録
し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行う残量検出
手段を有するファクシミリ装置において、記録素子に用
いる印字剤の残量が無いため記録出来ず、記録が中断し
ている前記装置の記録素子を交換または、印字剤を補充
した後、再出力したい画像情報の、記録が中断している
記録から遡った枚数をキー入力することで、記録が中断
する前の複数枚の画像情報の再出力を可能にしたことを
特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】 受信画像情報を一旦記憶装置に記憶した
後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて記録
し、記録素子に用いる印字剤または記録媒体の残量が無
く印字不能の状況においては、記憶装置に代行受信を行
う機能を有し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行
う残量検出手段を備えたファクシミリ装置において、受
信画像情報を一旦記憶する記憶装置と代行受信情報を記
憶する記憶装置を共通して用いると共に、前記残量検出
により、記録素子に用いる印字剤の残量が無いと検知さ
れた後は、予め設定されている残量検出直前の複数枚の
画像情報を記憶する領域を除いた記憶領域に、代行受信
情報を記憶させ、前記記憶装置の記憶領域の空き領域が
なくなると受信不能状態となり、エラー停止となること
を特徴とする請求項1、2または3の何れかに記載のフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項5】 受信画像情報を一旦記憶装置に記憶した
後に、画像情報を記録媒体に、記録素子を用いて記録
し、記録素子に用いる印字剤または記録媒体の残量が無
く印字不能の状況においては、記憶装置に代行受信を行
う機能を有し、記録素子に用いる印字剤の残量検出を行
う残量検出手段を備えたファクシミリ装置において、受
信画像情報を一旦記憶する記憶装置と代行受信情報を記
憶する記憶装置を共通して用い、一通信ごとに前記残量
検出を行うと共に、前記残量検出により、記録素子に用
いる印字剤の残量が無いと検知された後は、記録素子に
用いる印字剤が無いと検知される直前の、少なくとも一
通信の受信画像情報を記憶する領域を除いた記憶領域
に、代行受信情報を記憶させ、前記記憶装置の記憶領域
の空き領域がなくなると受信不能状態となり、エラー停
止となることを特徴とする請求項1、2または3の何れ
かに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項6】 記録素子に用いる印字剤としてインクを
用いたことを特徴とする請求項1、2、3、4または5
の何れかに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項7】 記録素子に用いる印字剤としてトナーを
用いたことを特徴とする請求項1、2、3、4または5
の何れかに記載のファクシミリ装置。 - 【請求項8】 記録媒体として普通紙を用いたことを特
徴とする請求項1、2、3、4または5の何れかに記載
のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10007516A JPH11205559A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10007516A JPH11205559A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11205559A true JPH11205559A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11667947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10007516A Withdrawn JPH11205559A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11205559A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112965351A (zh) * | 2020-07-14 | 2021-06-15 | 珠海艾派克微电子有限公司 | 成像盒及调色剂余量检测方法 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP10007516A patent/JPH11205559A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112965351A (zh) * | 2020-07-14 | 2021-06-15 | 珠海艾派克微电子有限公司 | 成像盒及调色剂余量检测方法 |
CN112965351B (zh) * | 2020-07-14 | 2022-09-06 | 珠海艾派克微电子有限公司 | 成像盒及调色剂余量检测方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |