JPH11204285A - 放電ランプ用点灯制御装置およびそれに用いる放電ランプ用ソケット - Google Patents

放電ランプ用点灯制御装置およびそれに用いる放電ランプ用ソケット

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JPH11204285A
JPH11204285A JP10001896A JP189698A JPH11204285A JP H11204285 A JPH11204285 A JP H11204285A JP 10001896 A JP10001896 A JP 10001896A JP 189698 A JP189698 A JP 189698A JP H11204285 A JPH11204285 A JP H11204285A
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discharge lamp
voltage
lamp
power supply
discharge
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JP10001896A
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Michihide Kita
理英 北
Kenji Nakamura
謙二 中村
Masahiro Yabuta
雅広 藪田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/292Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions
    • H05B41/2921Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions for protecting the circuit against abnormal operating conditions
    • H05B41/2925Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions for protecting the circuit against abnormal operating conditions against abnormal lamp operating conditions
    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
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    • H01R33/96Holders with built-in electrical component with switch operated by engagement or disengagement of coupling
    • HELECTRICITY
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S315/00Electric lamp and discharge devices: systems
    • Y10S315/07Starting and control circuits for gas discharge lamp using transistors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、その放電ランプの長寿命の利点を活か
すように車輌に用いる放電ランプを定電力制御した場
合、放電ランプによっては過剰な電流が流れてしまい、
回路素子の破壊などの問題が生じる。 【解決手段】 放電ランプに印加する電圧を検出して、
その電圧が設計当初に見積もった定格電圧範囲外となっ
たら、給電を停止するように構成した放電ランプ用点灯
制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は絶縁破壊に伴う放
電によって発光する放電ランプを点灯させるために利用
される放電ランプ用点灯制御装置および放電ランプ用ソ
ケットに係り、詳しくは、自動車などの車輌用ヘッドラ
イトにおいて放電ランプを使用する場合に好適に利用す
ることができる放電ランプ用点灯制御装置およびそれに
用いる放電ランプ用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような車輌用ヘッドライトと
してはハロゲン化ガスを電極管に封入したいわゆるハロ
ゲンランプを利用するのが一般的であった。このハロゲ
ンランプはフィラメント電球などに比べて効率良く高い
光束を発することができるという利点を有する。そし
て、近年、このハロゲンランプに変えて更に高い光束を
定電力で駆動することができる高電圧ナトリウムラン
プ、メタルハライドランプなどの従来では街灯として利
用されてきた放電ランプを上記車輌用ヘッドライトとし
て利用する試みがなされている。
【0003】図16は特開平4−26002号公報に開
示された従来の放電ランプ点灯制御装置およびその周辺
回路を示すブロック図である。図において、1は車輌に
搭載されたバッテリなどの直流電源、2はこの直流電源
1の電源電圧を昇圧して高電圧を出力するDC/DCコ
ンバータ、3は上記高電圧を交流電圧に変換するDC/
ACインバータ、4は当該電圧が印加される放電ラン
プ、5はDC/ACインバータ3と放電ランプ4との間
に配設されて当該放電ランプ4への電圧投入開始時には
上記高電圧を更に昇圧して超高電圧を発生するイグナイ
タ回路、6は上記DC/DCコンバータ2にて一定の電
力を放電ランプに供給するように制御する制御回路、7
は上記直流電源1とDC/DCコンバータ2との間に配
設されたヘッドランプ点灯スイッチである。
【0004】次に動作について説明する。ヘッドランプ
点灯スイッチ7が操作されてオンとなると、電源電圧が
DC/DCコンバータ2に供給される。このDC/DC
コンバータ2は当該電源電圧を昇圧して高電圧を出力
し、DC/ACインバータ3からは高電圧が出力され
る。そして、イグナイタ回路5は、当該高電圧を更に昇
圧して放電ランプ4に印加する。これにより、放電ラン
プ4の電極間では絶縁破壊が生じて、アーク放電に伴う
光が出力される。
【0005】そして、一旦上記絶縁破壊が生じたら上記
イグナイタ回路5は動作を停止する一方で、DC/AC
インバータ3は動作を開始する。従って、放電ランプ4
には交流高電力が供給され、この電圧の下で放電ランプ
4は発光し続ける。また、この定常状態においては、制
御回路6はDC/DCコンバータ2から放電ランプに供
給されるランプ電流を制御し、放電ランプ4を一定の電
力で発光させる。
【0006】なお、一定の電力で放電ランプ4を点灯制
御するのは、当該放電ランプ4の特性から所定の一定電
力で点灯させた場合に、放電ランプ4の長寿命を期待す
ることができるためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電ランプ用点
灯制御装置は以上のように構成されているので、実際に
このような回路を実現した場合、上記DC/DCコンバ
ータ2やDC/ACインバータ3などの回路には設計当
初に見積もった定格電流以上のランプ電流が流れてしま
うという課題があった。
【0008】その原因は、放電ランプ4の放電管内に封
入するガスの量に予想以上のばらつきが生じてしまうこ
とにあり、また、当該放電管からゆっくりとガスが放出
されてしまう場合があることにもある。そして、これら
の問題に起因して放電ランプ4においてランプ電圧が低
くなると、上記定格電流以上のランプ電流が流れてしま
い、このような状態のまま放置されると、上記放電ラン
プ用点灯制御装置には過剰な電流が流れ続けてしまうこ
とになって回路素子の損傷などの二次的な問題が発生し
てしまう。逆に、放電ランプ4においてランプ寿命など
に起因してランプ電圧が高くなると、当該高電圧により
放電ランプが破裂してしまうなどの二次的な問題が発生
してしまう。
【0009】この発明は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、放電ランプを定電力制御にて点灯
制御しつつも、過剰電流が流れてしまうことを防止する
ことができる放電ランプ用点灯制御装置およびそれに用
いる放電ランプ用ソケットを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放電ラン
プ用点灯制御装置は、一次側コイルに直流電源が接続さ
れるとともに二次側コイルに放電ランプが接続され、当
該一次側コイルに印加された電圧よりも高い電圧を二次
側コイルに発生するトランスと、当該一次側コイルと上
記直流電源との間に直列に接続されたスイッチング素子
と、上記放電ランプの状態に応じて二次側コイルに発生
する電圧をランプ電圧として検出する電圧検出手段と、
上記放電ランプへ供給される電力が安定するように当該
ランプ電圧に応じて上記スイッチング素子をオン/オフ
制御する制御手段とを有し、しかも、上記制御手段は、
上記ランプ電圧が所定の定格電圧範囲外となったら、上
記放電ランプへ供給するランプ電流が一定値以下となる
ように制御を切り替えるものである。
【0011】この発明に係る放電ランプ用点灯制御装置
は、上記制御手段が、ランプ電圧が所定の定格電圧範囲
外となったら、放電ランプへの給電を停止するものであ
る。
【0012】この発明に係る放電ランプ用点灯制御装置
は、一次側コイルに直流電源が接続されるとともに二次
側コイルに放電ランプが接続され、当該一次側コイルに
印加された電圧よりも高い電圧を二次側コイルに発生す
るトランスと、当該一次側コイルと上記直流電源との間
に直列に接続されたスイッチング素子と、上記放電ラン
プの状態に応じて二次側コイルに発生する電圧をランプ
電圧として検出する電圧検出手段と、上記放電ランプへ
供給される電力が安定するように当該ランプ電圧に応じ
て上記スイッチング素子をオン/オフ制御する制御手段
とを有し、しかも、上記制御手段には、上記ランプ電圧
が所定の定格電圧範囲外となったらそのことを記憶する
記憶回路を設けるとともに、この記憶回路に当該情報が
記憶されていたら放電ランプへの給電制御を行なわない
ものである。
【0013】この発明に係る放電ランプ用点灯制御装置
は、一次側コイルに直流電源が接続されるとともに二次
側コイルに放電ランプが接続され、当該一次側コイルに
印加された電圧よりも高い電圧を二次側コイルに発生す
るトランスと、当該一次側コイルと上記直流電源との間
に直列に接続されたスイッチング素子と、上記放電ラン
プの状態に応じて二次側コイルに発生する電圧をランプ
電圧として検出する電圧検出手段と、上記放電ランプへ
供給される電力が安定するように当該ランプ電圧に応じ
て上記スイッチング素子をオン/オフ制御する制御手段
とを有し、しかも、上記ランプ電圧が所定の定格電圧範
囲外となったら警告を発する警告手段を設けたものであ
る。
【0014】この発明に係る放電ランプ用ソケットは、
放電ランプを保持するソケット本体と、当該ソケット本
体に形成され、上記放電ランプが挿入される挿入用凹部
と、当該挿入用凹部内に突出するように且つ当該放電ラ
ンプの挿脱に応じて移動する可動部材と、当該可動部材
の移動に応じた信号を出力する装脱検出手段とを有する
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による放
電ランプ点灯制御装置およびその周辺回路を示すブロッ
ク図である。図において、1は車輌に搭載されたバッテ
リなどの直流電源、2はこの直流電源1の電源電圧を昇
圧して高電圧を出力するDC/DCコンバータ、3は上
記高電圧を交流電圧に変換するDC/ACインバータ、
4は当該電圧が印加される放電ランプ、5はDC/AC
インバータ3と放電ランプ4との間に配設されて当該放
電ランプ4への電圧投入開始時には上記高電圧を更に昇
圧して超高電圧を発生するイグナイタ回路、6は上記D
C/DCコンバータ2にて一定の電力を放電ランプ4に
供給するように制御する制御回路(制御手段)、7は上
記直流電源1とDC/DCコンバータ2との間に配設さ
れたヘッドランプ点灯スイッチ、26は制御回路6から
の点灯信号に応じて点灯する前照灯ワーニングランプ
(警告手段)、27は制御回路6からの警告信号に応じ
て警告音を発するブザー(警告手段)である。
【0016】8は一次側コイルに直流電源1が接続され
るとともに二次側コイルに放電ランプ4が接続され、当
該一次側コイルに印加された電圧よりも高い電圧を二次
側コイルに発生するトランス、9は当該一次側コイルと
上記直流電源1との間に直列に接続されて制御回路6に
よりオン/オフ制御されるスイッチング素子、10はそ
れぞれ放電ランプの状態に応じて二次側コイルに発生す
る電圧をランプ電圧として検出する電圧検出抵抗(電圧
検出手段)、11は二次側コイルから放電ランプに供給
されるランプ電流を検出する電流検出抵抗、12〜15
はそれ全体として制御回路6により制御されるダイオー
ドブリッジを構成する第1から第4のトランジスタであ
る。
【0017】16は電圧検出抵抗10により検出された
アナログランプ電圧をデジタルランプ電圧データに変換
する電圧ADコンバータ、17は電流検出抵抗11によ
り検出されたアナログランプ電流をデジタルランプ電流
データに変換する電流ADコンバータ、18はこれら2
つのデジタルデータに応じてスイッチング素子9のスイ
ッチングを制御するスイッチング制御信号を出力する中
央処理装置、19は当該スイッチング制御信号に応じた
周期およびDUTYを有するパルス信号を出力するパル
ス発生回路、21は当該パルス信号の信号経路と電源電
圧との間に配設されたプルアップ抵抗、22は当該パル
ス信号の信号経路と電源電圧との間に配設されるととも
にベース電極に中央処理装置18からのパルス出力制御
信号が入力されるパルス制御トランジスタ、20は中央
処理装置18から第1〜第4のトランジスタ12〜15
に供給されるブリッジ制御信号を反転させて反転ブリッ
ジ制御信号を出力するブリッジインバータ、18aは中
央処理装置18内に形成された不揮発性メモリ(記憶回
路)である。
【0018】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態1による中央処理装置18の点灯制御動
作を示す点灯時フローチャートである。ヘッドランプ点
灯スイッチ7の操作により当該フローチャートは開始さ
れる。図において、ST1は放電ランプ4に対して20
kVの電圧を印加して放電ランプ4においてアーク放電
を発生させるための制御を行なう点灯準備処理ステッ
プ、ST2は放電ランプ4の各電極からイオンが発生し
やすいように電極を活性化する電極活性処理ステップ、
ST3は上記アーク放電により形成された電流路を用い
て放電ランプを点灯し続ける点灯処理ステップである。
【0019】各処理ステップにおける各部の動作につい
て説明する。点灯準備処理ステップST1では、中央処
理装置18において所定のスイッチング制御信号を出力
し、これに応じてパルス発生回路19から所定のパルス
信号が出力される。この際、放電ランプは絶縁破壊が生
じていないので、トランスの二次側コイルの両端はオー
プン状態となっており、12〜24Vの電源電圧はトラ
ンス8によって400V程度まで昇圧される。なお、中
央処理装置18はこの制御とともにデジタル電圧データ
により当該所定の電圧が発生されているか否かを監視し
ている。また、中央処理装置18は当該処理の間は上記
ダイオードブリッジの第1トランジスタ12および第4
のトランジスタ15を動作させた状態となるようにブリ
ッジ制御信号を出力する。
【0020】そして、この点灯当初においては、イグナ
イタ回路5は上記400Vの高電圧に基づいて動作し、
当該電圧を20kVまで昇圧して絶縁状態にある放電ラ
ンプに供給する。その結果、放電ランプ4の2つの電極
には20kVの電圧が印加されて放電管内のガスによる
絶縁は破壊され、電極間にイオンの移動が開始される。
このイオンの移動とガスにより当該放電ランプは発光を
開始する。そして、この絶縁破壊によって放電ランプ4
は所定の電流が流れる負荷抵抗となるとともに、イグナ
イタ回路5は動作を終了する。また、トランス2の二次
側コイルには、絶縁破壊が生じた放電ランプにより発生
する電圧が生成されている。
【0021】電極活性処理ステップST2では、中央処
理装置18は、比較的長い時間の後に上記ダイオードブ
リッジの第2トランジスタ13および第3トランジスタ
14を動作させるようにブリッジ制御信号を切り替え、
更にその状態を比較的長い時間維持する。これにより、
各電極は活性化され、イオンを発生し易い状態となる。
【0022】点灯処理ステップST3では、中央処理装
置18は、放電ランプ4にその定格電力が供給されるよ
うにスイッチング制御信号を変更するとともに、上記ブ
リッジ制御信号を所定の時間毎に切り替える。その結
果、放電ランプ4には一定の電力が供給されつづけ、長
期に渡って発光することができる。また、このステップ
ST3はヘッドランプ点灯スイッチ7がオフされるまで
続く。
【0023】なお、図3は上記一連の点灯制御において
放電ランプ4に供給される電圧波形を示す波形図であ
る。図3に示すように、点灯準備処理期間においては2
0kVの高電圧が印加され、電極活性処理期間では放電
ランプ4により生成される比較的低い電圧が比較的長い
時間各電極に供給され、点灯処理期間では放電ランプ4
により生成される定格電圧を有する交流電圧が供給され
ている。なお、このように交流電力を供給して放電ラン
プ4を動作させるのは、直流電圧に基づく電力供給では
放電ランプ4の一方の電極のみが活性化されてそこから
放出されるイオンの量が比較的短い期間に減少してしま
うためである。
【0024】図4はこの発明の実施の形態1による点灯
処理が開始されてから一定期間後において中央処理装置
18において実行される割り込み処理を示す異常判別フ
ローチャートである。図において、ST4はデジタル電
圧データ、デジタル電流データおよび第1〜第4のトラ
ンジスタ12〜15のオン抵抗などを考慮して求められ
たランプ電圧が定格電圧の上限電圧以上であるか否かを
判断する高電圧判別ステップ、ST5は上記ランプ電圧
が定格電圧の下限電圧以下であるか否かを判断する低電
圧判別ステップ、ST6はこれら2つの判別のいずれか
一方において定格電圧範囲外となったら放電ランプ4が
異常状態にあると判断して所定の異常電圧処理を行なう
異常電圧処理ステップである。なお、上記ランプ電圧
は、例えば、上記二次側コイルに発生する電圧であるデ
ジタル電圧データから、上記デジタル電流データと第1
〜第4のトランジスタ12〜15のオン抵抗などを乗算
した値を引いた値として求めればよい。
【0025】図5はこの発明の実施の形態1による上記
異常電圧処理ステップST6の詳細を示す異常電圧時詳
細フローチャートである。図において、ST7は放電ラ
ンプ4への給電を停止する消灯ステップである。当該消
灯ステップST7では中央処理装置18はパルス出力制
御信号をローレベルからハイレベルに変化させる。これ
によりパルス制御トランジスタ22がオン動作し、プル
アップ抵抗21には一定以上の電流が流れ続けることに
なり、パルス信号がスイッチング素子9に入力されなく
なる。その結果、トランス8の二次側には電圧が生成さ
れなくなり、この二次側の回路に流れる電流もストップ
する。
【0026】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、トランス8に流れる電流をスイッチング素子9によ
り制御することにより放電ランプ4に一定の電力を供給
するように構成しているので、所定の一定電力にて放電
ランプを点灯させて長期に渡って放電ランプ4を点灯さ
せることができる効果が得られる。また、これととも
に、第1〜第4のトランジスタ12〜15を用いて当該
ランプ4への供給電圧を交流電圧としているので、放電
ランプ4の寿命を損なうことなく点灯させることがで
き、その結果、放電ランプ4の長寿命の特性を最大限に
引き出すことができる効果が得られる。
【0027】これとともに、二次側コイルに発生する電
圧が所定の定格電圧範囲外となった場合には、スイッチ
ング素子9へのパルス入力を停止して放電ランプ4を消
灯するように構成しているので、放電ランプ4の放電管
内に封入するガスの量が予想以上にばらついてしまった
としても、あるいは、放電管からゆっくりとガスが放出
されてしまったとしても、設計当初に見積もった定格電
流以上の電流が流れてしまうことはない。従って、従来
の放電ランプ用点灯制御装置のように、過剰な電流によ
って回路素子を損傷させたり、過剰な高電圧によって放
電ランプを破壊したりといったような二次的な問題を発
生させないようにすることができる。
【0028】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による異常電圧処理ステップの詳細を示す異常電圧
時詳細フローチャートである。図において、ST8は中
央処理装置18に内蔵されたタイマを起動させるカウン
ト開始ステップ、ST9は当該タイマのカウント値が所
定の設定値以上となったかを判別するカウント値判別ス
テップである。これ以外は実施の形態1と同様であるの
で同一の符号を付して説明を省略する。
【0029】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ランプ電圧の異常が検出されたら直ちに消灯するの
ではなく、所定の設定時間の後に消灯するようにしたの
で、車輌が夜間走行中において異常電圧状態となったと
しても、すぐに停止する必要はない。上記設定時間を回
路素子の損傷などが発生する時間よりも短い時間に設定
しておけば、利便性を確保しつつ回路損傷を防止するこ
とができる効果が得られる。
【0030】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3による異常電圧処理ステップの詳細を示す異常電圧
時詳細フローチャートである。図において、ST11は
中央処理装置18における定電力制御の目標値を低減さ
せる減光処理ステップである。そして、この減光処理ス
テップST11により定電力制御の目標値が低減される
ので、それ以降の点灯処理においてはパルス信号のパル
ス幅は狭くなる。これ以外は実施の形態1と同様である
ので説明を省略する。
【0031】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ランプ電圧の異常が検出されたらパルス幅を狭くす
ることで減光することができるので、走行中にランプ異
常が発生したとしても消灯した場合のように車輌を停止
させる必要が無く、目的地まで走行することができる効
果が得られる。また、減光処理により二次側に流れる電
流は減少するので、定格電流以上の電流を流すことなく
放電ランプ4を点灯させることができ、利便性を確保し
つつ回路損傷を防止することができる効果が得られる。
【0032】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4による異常電圧処理ステップの詳細を示す異常電圧
時詳細フローチャートである。各ステップは図6および
図7と同一なので同一の符号を付して説明を省略する。
これ以外は実施の形態1と同様であるので同一の符号を
付して説明を省略する。
【0033】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ランプ電圧の異常が検出されたら減光するので、走
行中にランプ異常が発生したとしても消灯した場合のよ
うに車輌を停止させる必要が無く、目的地まで走行する
ことができる効果が得られる。また、所定の時間の後に
消灯するようにしたので、当該所定の時間までにおいて
は回路素子を損傷することがない発光光量で放電ランプ
4を点灯させることができ、実施の形態3よりも高い発
光光量にて継続して走行することが可能となる。また、
当該所定の時間前において停止することにより、安全に
走行することができる。その結果、走行中の利便性を確
保しつつ回路損傷を防止することができる。
【0034】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5による異常電圧処理ステップの詳細を示す異常電圧
時詳細フローチャートである。図において、ST12は
前照灯ワーニングランプ26を点灯させるランプ点灯ス
テップである。これ以外は実施の形態1と同様であるの
で説明を省略する。
【0035】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、ランプ電圧の異常が検出されたら前照灯ワーニング
ランプ26が点灯するので、それにより車輌の運転手は
車輌を停止させてヘッドランプ点灯スイッチ7をオフに
操作することができる。その結果、回路素子の損傷を防
止しつつ、定電圧制御によりランプを点灯させることが
できる効果が得られる。また、使用者は昼間であっても
確実に放電ランプの異常を認識してその交換を行なうこ
ともできる。
【0036】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態6による異常電圧処理ステップの詳細を示す異常電
圧時詳細フローチャートである。図において、ST13
はブザー27により警告を行なうブザー警告ステップで
ある。これ以外は実施の形態1と同様であるので説明を
省略する。
【0037】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、ランプ電圧の異常が検出されたらブザー27により
警告を発するので、それにより車輌の運転手は車輌を停
止させてヘッドランプ点灯スイッチ7をオフに操作する
ことができる。その結果、回路素子の損傷を防止しつ
つ、定電圧制御によりランプを点灯させることができる
効果が得られる。また、使用者は昼間であっても確実に
放電ランプ4の異常を認識してその交換を行なうことも
できる。
【0038】実施の形態7.図11はこの発明の実施の
形態7による放電ランプ点灯制御装置およびその周辺回
路を示すブロック図である。図において、23はイグナ
イタ回路5と放電ランプ4との間に配設され、当該放電
ランプ4を保持するとともに放電ランプ4の挿脱を検出
するランプ検出信号を出力する放電ランプ用ソケット、
24は当該ランプ検出信号に基づいて放電ランプ4の脱
着による交換を判別し、それを「ランプ交換」として記
憶する交換記憶回路、25はこの交換記憶回路24を車
輌電源遮断時にも動作させるバックアップ電源であり、
上記交換記憶回路24の記憶情報は中央処理装置18に
入力されている。これ以外は実施の形態1と同様である
ので同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】図12はこの発明の実施の形態7による放
電ランプ4を示す外形図である。図において、4aはそ
れぞれ放電ランプ4を放電ランプ用ソケット23に引っ
かけるための係止部材、4bは放電ランプ4の一方の電
極に接続されたリング状接点、4cは当該リング状接点
4bの内側に配設されて他方の電極に接続されたポイン
ト接点である。
【0040】図13はこの発明の実施の形態7による放
電ランプ用ソケット23を示す断面図である。図におい
て、23aは放電ランプ4を保持するソケット本体、2
3bは当該ソケット本体23aの一側面に開口を有する
ように形成され、上記放電ランプ4が当該開口から挿入
される挿入用凹部、23cは挿入用凹部23b内に突出
するように且つ当該放電ランプ4の挿脱に応じて移動す
るように配設された可動部材、23dは可動部材23c
の移動に応じて上記ランプ検出信号を出力する装脱検出
手段、23eは上記係止部材4aが係合する係合凹部、
23f,23gは上記放電ランプの各接点4b,4cと
電気的に接続される点灯電力供給線である。
【0041】そして、上記放電ランプ4を開口から挿入
用凹部23bに挿入した後当該放電ランプ4を少し回転
させることで係止部材4aと係合凹部23eとを係合さ
せ、これにより放電ランプ4を放電ランプ用ソケット2
3で保持させることができる。また、この放電ランプ4
の装着の際、リング状接点4bにより可動部材23cは
押され、これに応じて装脱検出手段23dはランプ検出
信号のレベルを変化させ、これにより交換記憶回路24
は、「ランプ交換」を記憶する。
【0042】次に動作について説明する。図14はこの
発明の実施の形態7による上記異常電圧処理ステップの
詳細を示す異常電圧時詳細フローチャートである。図に
おいて、ST14は「ランプ異常」を中央処理装置18
内の不揮発性メモリ18aに記憶させる異常記憶ステッ
プである。これ以外は実施の形態1と同様であるので同
一の符号を付して説明を省略する。
【0043】図15はこの発明の実施の形態7による中
央処理装置の点灯制御動作を示す点灯時フローチャート
である。図において、ST15は上記不揮発性メモリ1
8a内に「ランプ異常」情報が記憶されているか否かを
判別する第1記憶判別ステップ、ST16は上記装脱検
出手段23dに「ランプ交換」情報が記憶されているか
否かを判別する第2記憶判別ステップ、ST17は当該
2つの記憶をリセットする記憶消去ステップである。こ
れ以外のステップは実施の形態1と同様であるので同一
の符号を付して説明を省略する。そして、第1記憶ステ
ップST15において「ランプ異常」が記憶されていな
い場合には、そのまま点灯準備処理ステップST1に進
み、第1記憶ステップST15において「ランプ異常」
が記憶されているとともに第2記憶ステップST16に
おいて「ランプ交換」が記憶されている場合には記憶消
去ステップST17を経て点灯準備処理ステップST1
に進み、第1記憶ステップST15において「ランプ異
常」が記憶されてるとともに第2記憶ステップST16
において「ランプ交換」が記憶されていない場合には点
灯処理を中断して終了する。これ以外は実施の形態1と
同様であるので同一の符号を付して説明を省略する。
【0044】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、上記制御回路6には、二次側コイルに発生する電圧
が所定の定格電圧範囲外となったらそのことを記憶した
上で消灯するとともに、その記憶に応じて次回の点灯制
御を中止するように構成したので、一旦過剰電流が流れ
る状態となった後に放電ランプ用点灯制御装置を再点灯
するように動作させても、不要に当該過剰な電流を流し
てしまうことはなく、当該再点灯による回路素子の損傷
などを確実に防止することができる効果が得られる。
【0045】また、これとともに、放電ランプ4の挿脱
を検出する放電ランプ用ソケット23と交換記憶回路2
4とにより放電ランプ4の交換を自動的に検出し、この
交換が検出されたら点灯制御を可能とするように構成さ
れているので、放電ランプ用点灯制御装置が点灯できな
くなった後においても放電ランプ4の交換のみで復旧さ
せることができ、従来のハロゲンランプなどと同等の使
い勝手にて復旧させることができる効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一次
側コイルに直流電源が接続されるとともに二次側コイル
に放電ランプが接続され、当該一次側コイルに印加され
た電圧よりも高い電圧を二次側コイルに発生するトラン
スと、当該一次側コイルと上記直流電源との間に直列に
接続されたスイッチング素子と、上記放電ランプの状態
に応じて二次側コイルに発生する電圧をランプ電圧とし
て検出する電圧検出手段と、上記放電ランプへ供給され
る電力が安定するように当該ランプ電圧に応じて上記ス
イッチング素子をオン/オフ制御する制御手段とを有
し、しかも、上記制御手段は、上記ランプ電圧が所定の
定格電圧範囲外となったら、上記放電ランプへ供給する
ランプ電流が一定値以下となるように制御を切り替える
ので、当該定格電圧に応じた電流の範囲内で定電力制御
を行なうことができる。従って、放電ランプの放電管内
に封入するガスの量が予想以上にばらついてしまったと
しても、あるいは、放電管からゆっくりとガスが放出さ
れてしまったとしても、従来の放電ランプ用点灯制御装
置のように設計当初に見積もった定格電流以上の電流が
流れてしまうことはない。逆に、放電ランプにおいてラ
ンプ寿命などに起因してランプ電圧が高くなってしまう
こともない。その結果、過剰な電流による回路素子の損
傷、高電圧による放電ランプの破壊などの二次的な問題
が発生しない効果が得られる。
【0047】また、このように放電ランプに供給される
電流が一定値以下となるように制御を切り替えることに
は、放電ランプへの給電を停止する場合も含まれる。
【0048】この発明によれば、上記制御手段には、上
記ランプ電圧が所定の定格電圧範囲外となったらそのこ
とを記憶する記憶回路を設けるとともに、この記憶回路
に当該情報が記憶されていたら放電ランプへの給電制御
を行なわないので、一旦過剰電流が流れる状態となった
後などにおいて放電ランプ用点灯制御装置を再点灯する
ように動作させても、不要に当該過剰な電流を流してし
まったりすることはなく、当該再点灯などによる回路素
子の損傷などを抑制することができる効果がある。
【0049】この発明によれば、上記ランプ電圧が所定
の定格電圧範囲外となったら警告を発する警告手段を設
けているので、使用者は昼間であっても確実に放電ラン
プの異常を認識してその交換を行なうことができる効果
がある。
【0050】この発明によれば、放電ランプを保持する
ソケット本体と、当該ソケット本体に形成され、上記放
電ランプが挿入される挿入用凹部と、当該挿入用凹部内
に突出するように且つ当該放電ランプの挿脱に応じて移
動する可動部材と、当該可動部材の移動に応じた信号を
出力する装脱検出手段とで放電ランプ用ソケットを形成
しているので、放電ランプの交換を自動検出することが
できる。従って、このソケットを用いれば、以上の放電
ランプ用点灯制御装置のようにその点灯制御を変更した
としてもそれを元の状態に復帰させることができる。そ
の結果、従来のハロゲンランプなどと同等の使い勝手を
得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による放電ランプ点
灯制御装置およびその周辺回路を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1による中央処理装置
の点灯制御動作を示す点灯時フローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1による一連の点灯制
御において放電ランプに印加される電圧波形を示す波形
図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による点灯処理期間
において中央処理装置において実行される割り込み処理
を示す異常判別フローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1による異常電圧処理
ステップの詳細を示す異常電圧時詳細フローチャートで
ある。
【図6】 この発明の実施の形態2による異常電圧処理
ステップの詳細を示す異常電圧時詳細フローチャートで
ある。
【図7】 この発明の実施の形態3による異常電圧処理
ステップの詳細を示す異常電圧時詳細フローチャートで
ある。
【図8】 この発明の実施の形態4による異常電圧処理
ステップの詳細を示す異常電圧時詳細フローチャートで
ある。
【図9】 この発明の実施の形態5による異常電圧処理
ステップの詳細を示す異常電圧時詳細フローチャートで
ある。
【図10】 この発明の実施の形態6による異常電圧処
理ステップの詳細を示す異常電圧時詳細フローチャート
である。
【図11】 この発明の実施の形態7による放電ランプ
点灯制御装置およびその周辺回路を示すブロック図であ
る。
【図12】 この発明の実施の形態7による放電ランプ
を示す外形図である。
【図13】 この発明の実施の形態7による放電ランプ
用ソケットを示す断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による異常電圧処
理ステップの詳細を示す異常電圧時詳細フローチャート
である。
【図15】 この発明の実施の形態7による中央処理装
置の点灯制御動作を示す点灯時フローチャートである。
【図16】 従来の放電ランプ点灯制御装置およびその
周辺回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 直流電源、4 放電ランプ、6 制御回路(制御手
段)、8 トランス、9 スイッチング素子、10 電
圧検出抵抗(電圧検出手段)、18a 不揮発性メモリ
(記憶回路)、23a ソケット本体、23b 挿入用
凹部、23c可動部材、23d 装脱検出手段、26
前照灯ワーニングランプ(警告手段)、27 ブザー
(警告手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次側コイルに直流電源が接続されると
    ともに二次側コイルに放電ランプが接続され、当該一次
    側コイルに印加された電圧よりも高い電圧を二次側コイ
    ルに発生するトランスと、当該一次側コイルと上記直流
    電源との間に直列に接続されたスイッチング素子と、上
    記放電ランプの状態に応じて二次側コイルに発生する電
    圧をランプ電圧として検出する電圧検出手段と、上記放
    電ランプへ供給される電力が安定するように当該ランプ
    電圧に応じて上記スイッチング素子をオン/オフ制御す
    る制御手段とを有し、しかも、上記制御手段は、上記ラ
    ンプ電圧が所定の定格電圧範囲外となったら、上記放電
    ランプへ供給するランプ電流が一定値以下となるように
    制御を切り替えることを特徴とする放電ランプ用点灯制
    御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、ランプ電圧が所定の定格電
    圧範囲外となったら、放電ランプへの給電を停止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の放電ランプ用点灯制御装
    置。
  3. 【請求項3】 一次側コイルに直流電源が接続されると
    ともに二次側コイルに放電ランプが接続され、当該一次
    側コイルに印加された電圧よりも高い電圧を二次側コイ
    ルに発生するトランスと、当該一次側コイルと上記直流
    電源との間に直列に接続されたスイッチング素子と、上
    記放電ランプの状態に応じて二次側コイルに発生する電
    圧をランプ電圧として検出する電圧検出手段と、上記放
    電ランプへ供給される電力が安定するように当該ランプ
    電圧に応じて上記スイッチング素子をオン/オフ制御す
    る制御手段とを有し、しかも、上記制御手段には、上記
    ランプ電圧が所定の定格電圧範囲外となったらそのこと
    を記憶する記憶回路を設けるとともに、この記憶回路に
    当該情報が記憶されていたら放電ランプへの給電制御を
    行なわないことを特徴とする放電ランプ用点灯制御装
    置。
  4. 【請求項4】 一次側コイルに直流電源が接続されると
    ともに二次側コイルに放電ランプが接続され、当該一次
    側コイルに印加された電圧よりも高い電圧を二次側コイ
    ルに発生するトランスと、当該一次側コイルと上記直流
    電源との間に直列に接続されたスイッチング素子と、上
    記放電ランプの状態に応じて二次側コイルに発生する電
    圧をランプ電圧として検出する電圧検出手段と、上記放
    電ランプへ供給される電力が安定するように当該ランプ
    電圧に応じて上記スイッチング素子をオン/オフ制御す
    る制御手段とを有し、しかも、上記ランプ電圧が所定の
    定格電圧範囲外となったら警告を発する警告手段を設け
    たことを特徴とする放電ランプ用点灯制御装置。
  5. 【請求項5】 放電ランプを保持するソケット本体と、
    当該ソケット本体に形成され、上記放電ランプが挿入さ
    れる挿入用凹部と、当該挿入用凹部内に突出するように
    且つ当該放電ランプの挿脱に応じて移動する可動部材
    と、当該可動部材の移動に応じた信号を出力する装脱検
    出手段とを有することを特徴とする放電ランプ用ソケッ
    ト。
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