JPH11202735A - 画像形成装置の冷却機構 - Google Patents

画像形成装置の冷却機構

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JPH11202735A
JPH11202735A JP10021468A JP2146898A JPH11202735A JP H11202735 A JPH11202735 A JP H11202735A JP 10021468 A JP10021468 A JP 10021468A JP 2146898 A JP2146898 A JP 2146898A JP H11202735 A JPH11202735 A JP H11202735A
Authority
JP
Japan
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image forming
louver
exhaust
scanner
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP10021468A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Futami
和幸 二見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体の筐体に設けた作像部から
の排気口から機外に一旦排出された空気がファンの出力
低下等に起因して勢力を弱め、その結果排気口の上方に
位置するスキャナルーバーからスキャナ内部に侵入する
事態の発生を確実に防止することができる画像形成装置
の冷却機構を提供する。 【解決手段】 排紙口11を有した機器側面に、作像部
18からの排気を行う排気開口25と、該排気開口の上
方に位置するスキャナルーバー35と、を設けた画像形
成装置において、上記機器側面に、排紙口から排出され
た用紙を受入れる後処理装置12を装備すると共に、排
気開口から伸びる外部ダクト30を後処理装置に沿って
配置し、該外部ダクトによりスキャナルーバーの遠方に
作像部からの排気を排出するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置等の画像形成装置に用いられる冷却機
構の改良に関し、特に通気孔から一旦機外に排気された
汚染された空気が隣接するルーバー等から機内に戻るこ
とを有効に防止することができる画像形成装置の冷却機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置のコンパ
クト化が進んだ結果として、装置内部の各ユニット間の
間隔が狭くなり、あるユニットから発生する熱が近傍の
他のユニットに与える悪影響が問題となっている。特
に、定着装置からの熱が近傍のユニットの温度を上昇さ
せることが無視できない問題となっている。この問題を
解決する為に、冷却用のダクトを配管したり、気流経路
を設けることが行われている。又、通気孔から一旦機外
に排出された風が再び機内に戻らないように様々な工夫
がなされている。即ち、図3は従来の画像形成装置とし
ての複写機の排紙口付近の構成を示しており、排紙口1
の直上位置に設けた排気ルーバー2から排出された風は
通常は矢印A方向へ正常に排出されるが、内部に配置し
た冷却ファンのインピーダンスが上がって風速が弱まる
と、矢印B方向に上昇し上方に位置するスキャナルーバ
ー3から機内に吸い込まれ、粉塵、オゾン等により汚染
された高温の空気がスキャナユニット内部に入り込ん
で、内部の汚損、昇温をもたらす原因となっている。と
ころで、特開平3−282570号公報には、クリーニ
ング装置と熱定着装置との間に熱を遮る遮熱部材を設け
る構成が開示され、特開平6−95543号公報には、
定着ユニットから他部材への熱伝導を防止する構成が開
示されているが、これらの公報には機外に排出された空
気がスキャナユニット内に逆流することを防止する手段
については一切開示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、画像形成装置本体の筐体に設けた
作像部からの排気口から機外に一旦排出された空気がフ
ァンの出力低下等に起因して勢力を弱め、その結果排気
口の上方に位置するスキャナルーバーからスキャナ内部
に侵入する事態の発生を確実に防止することができる画
像形成装置の冷却機構を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項1の発明は、排紙口を有した機器側面に、作像部
からの排気を行う排気開口と、該排気開口の上方に位置
するスキャナルーバーと、を設けた画像形成装置におい
て、上記機器側面に、排紙口から排出された用紙を受入
れる後処理装置を装備すると共に、排気開口から伸びる
外部ダクトを後処理装置の上部に沿って配置し、該外部
ダクトによりスキャナルーバーの遠方に作像部からの排
気を排出するように構成したことを特徴とする。請求項
2の発明は、排紙口を有した機器側面に、作像部からの
排気を行う排気開口と、該排気開口の上方に位置するス
キャナルーバーと、を設けた画像形成装置において、上
記排気開口に着脱自在な排気ルーバーを設け、該排気ル
ーバーに設けた風向板によって排気風を横方向に拡散し
て排気するように構成したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例により詳細に説明する。図1は本発明の一形態例の冷
却機構を備えた画像形成装置の要部構成図であり、画像
形成装置本体10の排紙口11側の側面にはソータ12
等の後処理装置が装備されてている。後処理装置は、排
紙口11から排出された用紙を受入れて所定の処理を施
すための手段である。図示しない感光体と、現像装置1
5と、定着装置16と、搬送ベルト17とを備えた作像
部18の上方には仕切板19を介してスキャナユニット
20が搭載されている。また、作像部側の排気開口25
の内側には冷却ファン(クロスフローファン)26と、
冷却ファン26を包摂するダクト27と、フィルタ28
等が配置され、更に、排気開口25の外側にはソータダ
クト30が配設され、排気開口25と連通している。こ
のソータダクト(外部ダクト)30は、ソータ12等の
後処理装置の筐体の上面に沿って配管された管体であ
り、開口25からの排気を全てダクト開口30aから矢
印方向の遠方に排出するように構成している。なお、後
処理装置としては、ソータ以外であってもよく、例えば
ステープラ等々の後処理装置であってもよい。また、ソ
ータダクト30は、後処理装置の上部のみならず、その
他の部位に沿って配設してもよい。開口25の直上位置
のスキャナユニット20の側壁にはスキャナルーバー3
5が形成されており、スキャナファン36の送風作用に
よってこのスキャナルーバー35からスキャナ内外の通
気が行われる。この形態例によれば、冷却ファン26に
より開口25から排気された空気は、ソータダクト30
の内部を通り、スキャナルーバー35の遠方に排気され
るので、汚染された空気がスキャナユニット20内に入
ることがない。仮に、ファン26の出力が低下したとし
ても、ソータダクト30の排気口に達するまでは排気が
上昇する余地は無く、しかもスキャナルーバー35の遠
方に排気されるので、スキャナルーバー35内に入り込
む余地はない。
【0006】ところで、上記形態例の冷却機構では、ソ
ータ等の後処理装置を利用してソータダクトを設けてい
るので、後処理装置を装備しない画像形成装置において
発生する排気のスキャナユニット内への戻りを防止する
ことはできない。図2(a) (b) は、後処理装置を備えな
い画像形成装置において、作像部側から排出された排気
が上方に位置するスキャナユニット内に吸い込まれるこ
とを防止する形態例を示している。即ち、この形態例で
は、上記作像部側の開口25に排気ルーバー40を着脱
自在に取り付けることにより、排気ルーバー40に設け
た風向板41によって、ファン26によって排出される
空気を図2(b) の矢印で示す横方向に分散させるように
している。つまり、排気を横方向(装置の前後方向)に
ガイドする風向板41によって、排気ルーバー41から
排出される汚染された熱い空気を横方向に排出するの
で、上方に位置するスキャナルーバー35内に入り込む
余地がなくなり、スキャナユニット内が汚損、昇温する
虞れがなくなる。仮に、ファン26の出力が低下して排
気された空気が上方に向かったとしても、直上位置にあ
るスキャナルーバー35から十分に離間した位置に分散
するので、スキャナルーバー35内に入り込む余地はな
い。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像形成
装置本体の筐体に設けた作像部からの排気口から機外に
一旦排出された空気がファンの出力低下等に起因して勢
力を弱め、その結果、排気口の上方に位置するスキャナ
ルーバーからスキャナ内部に侵入する事態の発生を確実
に防止することができる。即ち、請求項1の発明はソー
ター(後処理装置)にソーターダクト(外部ダクト)が
具備されているので、ファンより排気された作像部から
の排気風はソーターダクトを通過し、スキャナルーバー
の遠方に排出されるので、スキャナ内部に入らず、スキ
ャナ内部は排気風による温度上昇及び汚染されない。ま
た、請求項2の発明では、作像部からの排気風を排気す
る排気開口に対して風向板付き排気ルーバーが取り外し
可能なので、ソータが付いた場合はルーバーを取り外し
通風抵抗を押さえることができる。また、ソータがない
場合は排気ルーバーを排気口に付けて排気風を風向板に
よって横方向に拡散し、スキャナルーバーを経由して排
気風がスキャナ内部に入ることを防止し、スキャナ内部
は温度上昇及び汚染から保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例の画像形成装置の冷却機構の
要部構成図。
【図2】(a) 及び(b) は本発明の他の形態例の画像形成
装置の冷却機構の構成説明図。
【図3】従来例の説明図。
【符号の説明】
10 画像形成装置本体、11 排紙口、12 後処理
装置(ソータ)、15現像装置、16 定着装置、17
搬送ベルト、18 作像部、19 仕切板、20 ス
キャナユニット、25 排気開口、26 冷却ファン
(クロスフローファン)、27 ダクト、30 ソータ
ダクト(外部ダクト)、35 スキャナルーバー、40
排気ルーバー、41 風向板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排紙口を有した機器側面に、作像部から
    の排気を行う排気開口と、該排気開口の上方に位置する
    スキャナルーバーと、を設けた画像形成装置において、 上記機器側面に、排紙口から排出された用紙を受入れる
    後処理装置を装備すると共に、排気開口から伸びる外部
    ダクトを後処理装置に沿って配置し、該外部ダクトによ
    りスキャナルーバーの遠方に作像部からの排気を排出す
    るように構成したことを特徴とする画像形成装置の冷却
    機構。
  2. 【請求項2】 排紙口を有した機器側面に、作像部から
    の排気を行う排気開口と、該排気開口の上方に位置する
    スキャナルーバーと、を設けた画像形成装置において、 上記排気開口に着脱自在な排気ルーバーを設け、該排気
    ルーバーに設けた風向板によって排気風を横方向に拡散
    して排気するように構成したことを特徴とする画像形成
    装置の冷却機構。
JP10021468A 1998-01-19 1998-01-19 画像形成装置の冷却機構 Pending JPH11202735A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006153995A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2014074768A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Ricoh Co Ltd 空調装置、画像形成装置および空調流路切替方法

Cited By (3)

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JP4622481B2 (ja) * 2004-11-25 2011-02-02 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
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