JPH11202392A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH11202392A
JPH11202392A JP759498A JP759498A JPH11202392A JP H11202392 A JPH11202392 A JP H11202392A JP 759498 A JP759498 A JP 759498A JP 759498 A JP759498 A JP 759498A JP H11202392 A JPH11202392 A JP H11202392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
back cover
lock
locking
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP759498A
Other languages
English (en)
Inventor
Riyuukou Katou
龍皇 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP759498A priority Critical patent/JPH11202392A/ja
Publication of JPH11202392A publication Critical patent/JPH11202392A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの背蓋を閉じたときに、部品精度等に
よってガタが生じる。 【解決手段】 カメラ本体1に対して開閉可能な蓋部材
3と、閉じ状態にある蓋部材のロック爪3aに係合する
係合位置とこの係合を解除する解除位置との間で移動可
能にカメラ本体に取り付けられるとともに係合位置の方
向に付勢されたロック部材2とを有するカメラにおい
て、カメラ本体に、係合位置に位置したロック部材との
間でロック爪を挟み込むための突起部1bを設け、さら
にロック部材と突起部とをともに、ロック爪の挟み込み
によりこのロック爪を蓋部材が閉じる方向に引き込む形
状にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背蓋ロック機構を
備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラの背蓋ロック機構には、従来いく
つかの提案がなされている。例えば、特開平9−500
77号には、係止爪が係止部に向けて進入する方向に蓋
体開閉部材を移動可能とするクリアランス部を設け、蓋
体開閉部材のクリアランスを吸収する方向に分力を生じ
させる蓋体開閉部材をロック方向に付勢する構成を採用
したカメラが提案されている。
【0003】また、特開平7−281261号公報に
は、背蓋開閉ツマミを係止しながら斜め移動する方向を
持ったスライド案内孔を設けたロック機構と、背蓋開閉
ツマミをが係止した後に斜め移動する第1、第2の方向
を持ったスライド案内孔を設けたロック機構により、カ
メラの背蓋開閉ツマミが背蓋のロック爪を係止しながら
斜め移動を行うことでガタをなくすなうにしたカメラが
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た背蓋ロック機構では、ガタ取りが考慮されているもの
の、最後は個々の部品精度によりガタの取れる量が決ま
ってしまうので、個々の部品精度を詰めたり、型補正で
精度を向上させたりする必要がある。また、部品点数が
増えるという問題もある。
【0005】さらに、従来の背蓋ロック機構はいずれも
背蓋のロック爪を片側からしか引き込んでおらず、これ
では押えられていない方に背蓋をずらすとガタが出る可
能性がある。
【0006】そこで、本発明では、部品点数を増やすこ
となく、かつ部品精度にあまり関係なくカメラ本体と背
蓋のガタを吸収できるようにしたカメラを提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、カメラ本体に対して開閉可能な蓋部
材と、閉じ状態にある蓋部材のロック爪に係合する係合
位置とこの係合を解除する解除位置との間で移動可能に
カメラ本体に取り付けられるとともに係合位置の方向に
付勢されたロック部材とを有するカメラにおいて、カメ
ラ本体に、係合位置に位置したロック部材との間でロッ
ク爪を挟み込むための突起部を設け、さらにロック部材
と突起部とをともに、ロック爪の挟み込みによりこのロ
ック爪を蓋部材が閉じる方向に引き込む形状にしてい
る。
【0008】すなわち、突起部によってロック爪(つま
りは蓋部材)を押さえながらこのロック爪にロック部材
を係合させることにより、各部品の精度に関係なくロッ
ク爪を蓋部材が閉じる方向に十分に引き込んでカメラ本
体と蓋部材との間にガタが生じないようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1および図2
には、本発明の第1実施形態であるカメラを示してい
る。これらの図において、1はカメラ本体、1aはカメ
ラ本体1に設けられた背蓋開閉ツマミガイド軸、1bは
カメラ本体1に設けられた係止受け部(請求の範囲にい
う突起部)、1cはカメラ本体1に設けられたSP軸で
ある。
【0010】また、2はカメラ本体1に上下方向にスラ
イド可能に取り付けられた背蓋開閉ツマミ(請求の範囲
にいうロック部材)である。2aは背蓋開閉ツマミ2を
上下方向に案内するためのスライド案内孔で、このスラ
イド案内孔2aには背蓋開閉ツマミガイド軸1aが嵌合
している。
【0011】3はカメラ本体1に不図示のヒンジ軸によ
って開閉方向に回転可能に保持された背蓋であり、3a
はロック爪である。3bは押動部であり、背蓋3の閉動
作時に後述する第2係止部2dを押す。
【0012】背蓋開閉ツマミ2の右部にはロック爪3a
を係止させるための第1係止部2bが形成されており、
右上部には弾性を持った腕部2cが形成されている。腕
部2cの先端には、係止受け部1bに対して係脱可能な
第2係止部2dが設けられている。また、背蓋開閉ツマ
ミ2の左部には引張りスプリング4を掛けるための軸2
eが設けられている。
【0013】この引張りスプリング4は一端がSP軸1
cに、他端が軸2eにそれぞれ掛けられて、背蓋開閉ツ
マミ2を上方向(係合方向)に付勢する。
【0014】次に、このように構成されたカメラにおけ
る背蓋3の閉動作について説明する。なお、図1は、背
蓋開閉ツマミ2の第1係止部2bと背蓋3のロック爪3
aとが係合していない背蓋開状態を示し、図2は第1係
止部2bとロック爪3aとが係合した背蓋閉状態を示
す。
【0015】背蓋開状態では、第2係止部2dが腕部2
cの弾性力によって係止受け部1bに係合しており、引
張りスプリング4によって上方に付勢された背蓋開閉ツ
マミ2の上動を規制している(すなわち、背蓋開閉ツマ
ミ2は解除位置にある)。
【0016】背蓋3が図1の状態から閉じ方向に回転す
ると、まずロック爪3aが背蓋開閉ツマミ2の第1係止
部2bを押し、背蓋開閉ツマミ2を引張りスプリング4
の付勢力に抗して下動させながら第1係止部2bを乗り
越える。このとき、押動部3bが第2係止部2dに当接
してこれを押し、第2係止部2dの係止受け部1bに対
する係合を解除させる。これにより、背蓋開閉ツマミ2
は引張りスプリング4の付勢力によってスライド案内孔
2aに沿って上方にスライドし(すなわち、背蓋開閉ツ
マミ2は係合位置に移動し)、第1係止部2bの斜面が
ロック爪3aの斜面に当接する。また、押動部3bの斜
面が係止受け部1bの斜面に当接する。ここで、背蓋開
閉ツマミ2には引張りスプリング4の付勢力が作用して
いるため、第1係止部2bの斜面がロック爪3aの斜面
に押圧されるとともに、押動部3bの斜面が係止受け部
1bの斜面に押圧される。したがって、ロック爪3aは
第1係止部2bと係止受け部1bとに挟み込まれ、しか
も背蓋3の閉じ方向に引き込まれる。これにより、各部
品の精度に関係なく背蓋3を閉じ方向に十分に引き込ん
でカメラ本体1と背蓋3との間にガタが生じないように
することができる。
【0017】次に、背蓋3の開動作について説明する。
図2に示す状態で背蓋開閉ツマミ2を下方向にスライド
させると、第1係止部2bがロック爪3から離脱し、ロ
ックを解除する。これにより、背蓋3は不図示のヒンジ
軸を中心に開方向に回転し、開状態となる。一方、背蓋
開閉ツマミ2が下動すると、第2係止部2dが係止受部
1bに係合し、背蓋開閉ツマミ2は図1に示す状態に保
持される。
【0018】なお、本発明におけるロック部材の形状は
本実施形態の背蓋開閉ツマミ2の形状に限られるもので
はなく、同様の機能を有すればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ロッ
ク部材との間でロック爪を挟み込むための突起部を設
け、さらにロック部材と突起部とをともに、ロック爪の
挟み込みによりこのロック爪を蓋部材が閉じる方向に引
き込む形状にしているので、各部品の精度に関係なく蓋
部材をカメラ本体との間にガタを生じさせることなく閉
じ状態にロックすることができる。また、このような効
果を部品点数を増やさず簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラ(背蓋開状
態)を示す側面断面図。
【図2】上記カメラ(背蓋開状態)を示す側面断面図。
【符号の説明】
1 カメラ本体 1b 係止受け部 2 背蓋開閉ツマミ 3 背蓋 3a ロック爪 4 引張りスプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体に対して開閉可能な蓋部材
    と、閉じ状態にある前記蓋部材のロック爪に係合する係
    合位置とこの係合を解除する解除位置との間で移動可能
    に前記カメラ本体に取り付けられるとともに前記係合位
    置の方向に付勢されたロック部材とを有するカメラにお
    いて、 前記カメラ本体に、前記係合位置に位置したロック部材
    との間で前記ロック爪を挟み込むための突起部を設け、 前記ロック部材と前記突起部とをともに、前記ロック爪
    の挟み込みによりこのロック爪を前記蓋部材が閉じる方
    向に引き込む形状にしたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材は、前記解除位置にて前
    記突起部に係合して保持されており、 前記蓋部材が開き状態から閉じ状態に移行する際に、前
    記ロック爪に押されて前記突起部との係合が解除される
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
JP759498A 1998-01-19 1998-01-19 カメラ Pending JPH11202392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP759498A JPH11202392A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP759498A JPH11202392A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11202392A true JPH11202392A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11670142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP759498A Pending JPH11202392A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 カメラ

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JP (1) JPH11202392A (ja)

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