JPH11201774A - 車載通信システム、及び車載通信システムに接続される電子式走行距離計 - Google Patents
車載通信システム、及び車載通信システムに接続される電子式走行距離計Info
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- JPH11201774A JPH11201774A JP413498A JP413498A JPH11201774A JP H11201774 A JPH11201774 A JP H11201774A JP 413498 A JP413498 A JP 413498A JP 413498 A JP413498 A JP 413498A JP H11201774 A JPH11201774 A JP H11201774A
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Abstract
ニット、アンチロックブレーキシステムユニット、及び
回転センサを少なくとも含む電装品間をデータ伝送路を
介して接続して構成され、電装品間でデータ交換を行う
車載通信システムを提供することを課題とする。 【解決手段】 車両に搭載されるコンビネーションメー
タユニット11、アンチロックブレーキシステムユニッ
ト15、及び車輪が単位距離だけ回転する毎に回転パル
スを出力する回転センサ5を少なくとも含む電装品間を
データ伝送路3を介して接続して構成され、電装品間で
データ交換を行う車載通信システム1であって、回転セ
ンサ5を除く電装品の各々は、回転センサ5から順次出
力される回転パルスを、データ伝送路3を介して受信入
力し、受信入力した回転パルスに対して所定の演算処理
を施すとともに、この演算結果を所定の用途に適用す
る。
Description
例えばコンビネーションメータユニット、アンチロック
ブレーキシステムユニット、及び車輪が単位距離だけ回
転する毎にパルスを出力する回転センサ等の各電装品間
をデータ伝送路を介して接続して構成され、各電装品間
でデータ交換を行う車載通信システムに関する。
て回転センサから入力した車輪の回転パルスに基づいて
車両の走行距離を演算し、この演算値を液晶パネル等の
表示装置に表示する車載通信システムに接続される電子
式走行距離計に関する。
ネーションメータユニットやアンチロックブレーキシス
テム(以下、「ABS」と言う。)ユニット等の電装品
間をデータ伝送路を介して接続して構成され、電装品間
でデータ交換を行う車載通信システムが知られている。
に、スピードメータ、タコメータ、水温計、燃料計、及
び車両の走行距離を計測演算して表示する走行距離計等
の各種計器類を含んで構成されている。
に内蔵される各種計器類のうち、電子式走行距離計につ
いて述べると、電子式走行距離計は、例えば実開昭59
−58314号公報に示すように、車輪が単位距離だけ
回転する毎にパルスを出力する回転センサと、回転セン
サから出力される車輪の回転パルスを計数するパルスカ
ウンタと、1Km単位の走行距離を記憶する不揮発性メ
モリと、1Km単位の走行距離を表示する表示部と、パ
ルスカウンタにより1Kmが計数された場合に、不揮発
性メモリに1Km単位の走行距離を記憶するとともに表
示部に1Km単位の走行距離を表示する手段とを備えて
構成され、パルスカウンタにより1Kmが計数された場
合には、不揮発性メモリに1Km単位の走行距離を記憶
するとともに、表示部に1Km単位の走行距離を表示す
るものが知られている。
たりに回転センサから出力される車輪の回転パルス数を
パルスカウンタでカウントし、このカウント値に対して
所定の演算処理を施せば車速を求めることもできる。
ルスを、データ伝送路を介して各電装品へ分配転送し、
各電装品の元で所定の演算処理を施すとともに、この演
算結果を適宜の用途、すなわち、例えば、回転センサか
ら出力される生データに基づいて、電子式走行距離計に
おいて走行距離を演算して表示させるか、又はABSユ
ニットにおいて車速を演算してABSユニットの入力要
素として採用する等の用途に適用することが考えられ
る。
車載通信システムは未だ提案されておらず、この要請を
満足する車載通信システムの開発が強く要望されてい
た。
ものであり、車両に搭載されるコンビネーションメータ
ユニット、アンチロックブレーキシステムユニット、及
び回転センサを少なくとも含む電装品間をデータ伝送路
を介して接続して構成され、電装品間でデータ交換を行
う車載通信システムを提供することを課題とする。
て回転センサから入力した車輪の回転パルスに基づいて
車両の走行距離を演算し、この演算値を液晶パネル等の
表示装置に表示する車載通信システムに接続される電子
式走行距離計を提供することを課題とする。
に、請求項1の発明は、車両に搭載されるコンビネーシ
ョンメータユニット、アンチロックブレーキシステムユ
ニット、及び車輪が単位距離だけ回転する毎に回転パル
スを出力する回転センサを少なくとも含む電装品間をデ
ータ伝送路を介して接続して構成され、電装品間でデー
タ交換を行う車載通信システムであって、前記回転セン
サを除く電装品の各々は、前記回転センサから順次出力
される回転パルスを、前記データ伝送路を介して受信入
力する受信入力手段と、当該受信入力手段で受信入力し
た回転パルスに対して所定の演算処理を施すとともに、
当該演算結果を所定の用途に適用する演算結果適用手段
と、をそれぞれ備えて構成されることを要旨とする。
く電装品の各々は、まず、受信入力手段において、回転
センサから順次出力される生データである回転パルス
を、データ伝送路を介して受信入力し、さらに、演算結
果適用手段において、受信入力手段で受信入力した回転
パルスに対して所定の演算処理を施すとともに、この演
算結果を所定の用途、すなわち、例えば、回転センサか
ら出力される回転パルスに基づいて、電子式走行距離計
において走行距離を演算して表示装置に表示させるか、
又はABSユニットにおいて車速を演算してABSユニ
ットの入力要素として採用する等の用途に適用するよう
にしたので、したがって、電装品の各々は、データ伝送
路を介して回転センサから転送される高分解能の生デー
タに基づいて各所定の演算処理を行うことにより、高精
度の演算結果を得ることができるとともに、高精度の演
算結果を所定の用途に適用することができる。
るコンビネーションメータユニット、及び車輪が単位距
離だけ回転する毎に回転パルスを出力する回転センサを
少なくとも含む電装品間をデータ伝送路を介して接続し
て構成され、電装品間でデータ交換を行う車載通信シス
テムに接続される電子式走行距離計であって、当該車両
の走行に応じて逐次累積される累積走行距離を記憶する
累積走行距離記憶手段と、当該車輪に装着されたタイヤ
円周値を記憶する円周値記憶手段と、前記回転センサか
ら順次出力される回転パルスを、前記データ伝送路を介
して受信入力する受信入力手段と、当該受信入力手段で
受信入力した回転パルスに基づいて、所定時間間隔にお
ける前記車輪の回転数を演算する回転数演算手段と、当
該回転数演算手段における車輪の回転数の演算結果に対
し、前記円周値記憶手段に記憶されたタイヤ円周値を乗
算することにより、前記所定時間間隔における当該車両
の走行距離を求める走行距離演算手段と、前記累積走行
距離記憶手段に記憶されている累積走行距離に対し、前
記走行距離演算手段で求められた走行距離の演算結果を
累積する演算を行うことにより、更新された累積走行距
離を求める累積走行距離演算手段と、前記累積走行距離
記憶手段に記憶されている累積走行距離を、前記累積走
行距離演算手段で求められた更新された累積走行距離に
置換記憶させる累積走行距離記憶更新手段と、当該累積
走行距離記憶更新手段で記憶更新された累積走行距離を
表示する表示手段と、を備えて構成されることを要旨と
する。
手段は、回転センサから順次出力される回転パルスを、
データ伝送路を介して受信入力する。回転数演算手段
は、受信入力手段で受信入力した回転パルスに基づい
て、所定時間間隔における車輪の回転数を演算する。走
行距離演算手段は、回転数演算手段における車輪の回転
数の演算結果に対し、円周値記憶手段に記憶されたタイ
ヤ円周値を乗算することにより、所定時間間隔における
車両の走行距離を求める。累積走行距離演算手段は、累
積走行距離記憶手段に記憶されている累積走行距離に対
し、走行距離演算手段で求められた走行距離の演算結果
を累積する演算を行うことにより、更新された累積走行
距離を求める。さらに、累積走行距離記憶更新手段は、
累積走行距離記憶手段に記憶されている累積走行距離
を、累積走行距離演算手段で求められた更新された累積
走行距離に置換記憶させる。そして、表示手段は、累積
走行距離記憶更新手段で記憶更新された累積走行距離を
表示する。
転センサから順次出力される生データである回転パルス
に基づいて、所定時間間隔における車輪の回転数を演算
し、車輪の回転数の演算結果に対してタイヤ円周値を乗
算することで所定時間間隔における車両の走行距離を求
め、求められた走行距離の演算結果を累積走行距離に累
積する演算を行うことで更新された累積走行距離を求
め、求められた更新された累積走行距離を、累積走行距
離記憶手段に記憶されている累積走行距離として置換記
憶させ、記憶更新された累積走行距離を表示するように
したので、したがって、データ伝送路を介して回転セン
サから転送される高分解能の生データに基づいて累積走
行距離の演算処理を行うことにより、高精度の累積走行
距離を得ることができるとともに、高精度の累積走行距
離を表示することができる。
れるコンビネーションメータユニット、及び車輪が単位
距離だけ回転する毎に回転パルスを出力する回転センサ
を少なくとも含む電装品間をデータ伝送路を介して接続
して構成され、電装品間でデータ交換を行う車載通信シ
ステムに接続される電子式走行距離計であって、当該車
両の走行に応じて逐次累積される累積走行距離を、複数
の単位桁毎に分割するとともに、各々の分割累積走行距
離を当該複数の単位桁毎にそれぞれ分割して記憶する分
割累積走行距離記憶手段と、当該車輪に装着されたタイ
ヤ円周値を、前記複数の単位桁毎に分割するとともに、
各々の分割円周値を当該複数の単位桁毎にそれぞれ分割
して記憶する分割円周値記憶手段と、前記回転センサか
ら順次出力される回転パルスを、前記データ伝送路を介
して受信入力する受信入力手段と、当該受信入力手段で
受信入力した回転パルスに基づいて、所定時間間隔にお
ける前記車輪の回転数を演算する回転数演算手段と、当
該回転数演算手段における車輪の回転数の演算結果に対
し、前記分割円周値記憶手段に記憶された複数の分割円
周値をそれぞれ乗算することにより、前記所定時間間隔
における当該車両の分割走行距離を前記複数の単位桁毎
に分割して求める分割走行距離演算手段と、前記分割累
積走行距離記憶手段に記憶されている複数の分割累積走
行距離の各々に対し、前記分割走行距離演算手段で前記
複数の単位桁毎にそれぞれ分割して求められた分割走行
距離の演算結果を、対応する単位桁毎に累積する一方、
当該分割累積の結果、桁あふれが生じた単位桁が存在す
る場合には、桁あふれ値を上位の単位桁に移行させる演
算を行うことにより、更新された分割累積走行距離を前
記複数の単位桁毎に分割して求める分割累積走行距離演
算手段と、前記分割累積走行距離記憶手段に記憶されて
いる分割累積走行距離を、前記分割累積走行距離演算手
段で求められた更新された分割累積走行距離に置換記憶
させる分割累積走行距離記憶更新手段と、当該累積走行
距離記憶更新手段で記憶更新された分割累積走行距離の
うち、少なくとも最上位桁を含む所定の単位桁に属する
分割累積走行距離を表示する表示手段と、を備えて構成
されることを要旨とする。
手段は、回転センサから順次出力される回転パルスを、
データ伝送路を介して受信入力する。回転数演算手段
は、受信入力手段で受信入力した回転パルスに基づい
て、所定時間間隔における車輪の回転数を演算する。分
割走行距離演算手段は、回転数演算手段における車輪の
回転数の演算結果に対し、分割円周値記憶手段に記憶さ
れた複数の分割円周値をそれぞれ乗算することにより、
所定時間間隔における車両の分割走行距離を複数の単位
桁毎に分割して求める。分割累積走行距離演算手段は、
分割累積走行距離記憶手段に記憶されている複数の分割
累積走行距離の各々に対し、分割走行距離演算手段で複
数の単位桁毎にそれぞれ分割して求められた分割走行距
離の演算結果を、対応する単位桁毎に累積する一方、こ
の分割累積の結果、桁あふれが生じた単位桁が存在する
場合には、桁あふれ値を上位の単位桁に移行させる演算
を行うことにより、更新された分割累積走行距離を複数
の単位桁毎に分割して求める。さらに、分割累積走行距
離記憶更新手段は、分割累積走行距離記憶手段に記憶さ
れている分割累積走行距離を、分割累積走行距離演算手
段で求められた更新された分割累積走行距離に置換記憶
させる。そして、表示手段は、累積走行距離記憶更新手
段で記憶更新された分割累積走行距離のうち、少なくと
も最上位桁を含む所定の単位桁に属する分割累積走行距
離を表示する。
転センサから順次出力される生データである回転パルス
に基づいて、所定時間間隔における車輪の回転数を演算
し、車輪の回転数の演算結果に対し、複数の分割円周値
をそれぞれ乗算することにより、所定時間間隔における
車両の分割走行距離を複数の単位桁毎に分割して求め、
求められた分割走行距離の演算結果を、複数の分割累積
走行距離の各々に対応する単位桁毎に累積する一方、こ
の分割累積の結果、桁あふれが生じた単位桁が存在する
場合には、桁あふれ値を上位の単位桁に移行させる演算
を行うことにより、更新された分割累積走行距離を複数
の単位桁毎に分割して求め、求められた更新された分割
累積走行距離を、分割累積走行距離記憶手段に記憶され
ている累積走行距離として置換記憶させ、記憶更新され
た分割累積走行距離のうち、少なくとも最上位桁を含む
所定の単位桁に属する分割累積走行距離を表示するよう
にしたので、したがって、データ伝送路を介して回転セ
ンサから転送される高分解能の生データに基づいて分割
累積走行距離の演算処理を行うことにより、高精度の分
割累積走行距離を得ることができるとともに、高精度の
累積走行距離を表示することができる。
行距離を複数の単位桁毎に分割して演算するようにした
ので、例えば比較的処理能力の低い簡易な構成の演算装
置を用いた場合でも、円滑なデータ処理を実現すること
ができる。
行距離を複数の単位桁毎に分割して記憶するようにした
ので、なんらかの演算処理を実行することなく、任意の
単位桁に属する累積走行距離を即座に参照することがで
きる。
桁は、ミリメートル単位桁、メートル単位桁、及びキロ
メートル単位桁を含んで構成されることを要旨とする。
は、前記累積走行距離記憶更新手段で記憶更新された分
割累積走行距離のうち、少なくともキロメートル単位桁
に属する分割累積走行距離を表示することを要旨とす
る。
ステム、及び車載通信システムに接続される電子式走行
距離計の一実施形態について、図に基づいて詳細に説明
する。
概略ブロック構成図、図2は、本発明に係る車載通信シ
ステムに接続される電子式走行距離計のブロック構成
図、図3は、本発明の第1実施形態に係る電子式走行距
離計の動作フローチャート、図4は、本発明の第1実施
形態に係る電子式走行距離計の動作フローチャート、図
5は、本発明の説明に供する図である。
概略構成について述べると、図1に示すように、車載通
信システム1は、車輪が単位距離だけ回転する毎に回転
パルスを順次出力する回転センサ5が接続された第1の
ノード7と、スピードメータ、タコメータ、水温計、燃
料計、及び本発明に係る電子式走行距離計等の各種計器
類を含んで構成されるコンビネーションメータユニット
11が接続された第2のノード9と、ABSユニット1
5が接続された第3のノード13との間を、例えばバス
形式のデータ伝送路3を介して接続して構成されてい
る。なお、データ伝送路3のトポロジとしては、バス形
式以外にも、ループ形式、スター形式等の適宜の形態を
採用することができる。
転センサ5、コンビネーションメータユニット11、及
びABSユニット15等の電装品と、データ伝送路3と
の間におけるデータ通信制御機能を備えており、これに
より、電装品間で相互にデータ交換を行い得る如く構成
されている。
まれる各種計器類のうち、例えば電子式走行距離計は、
後に詳述するように、データ伝送路3を介して回転セン
サ5から受信入力した回転パルスに基づいて車両の走行
距離を累積演算し、この演算値を液晶パネル等の表示装
置に表示する機能を備えている。
ングフォースを確保しつつ操舵性を保持し、かつ、制動
停止距離を可能な限り短くすることを目的として、車両
制動時に各車輪のホイールシリンダにかかる制動油圧
を、摩擦係数のもっとも大きい値が得られるスリップ率
になるように減圧又は加圧することで調圧制御する機能
を備えており、制動油圧制御を行うための入力要素の一
つとして車速を採用している。
ば、回転センサ5を除く電装品11,15の各々は、回
転センサ5から順次出力される生データである回転パル
スを、データ伝送路3を介してそれぞれ受信入力し、受
信入力した回転パルスに対して所定の演算処理を施すと
ともに、この演算結果を所定の用途、すなわち、例え
ば、回転センサ5から順次出力される回転パルスに基づ
いて、電子式走行距離計において走行距離を演算して表
示装置に表示させるか、又はABSユニットにおいて車
速を演算してABSユニットの入力要素として採用する
等の用途に適用するようにしたので、したがって、電装
品の各々は、データ伝送路を介して回転センサから転送
される高分解能の生データに基づいて各所定の演算処理
を行うことにより、高精度の演算結果を得ることができ
るとともに、高精度の演算結果を所定の用途に適用する
ことができる。
続される電子式走行距離計の概略ブロック構成につい
て、図2を参照して説明する。なお、本発明の第1及び
第2実施形態に係る電子式走行距離計は、基本的なブロ
ック構成はほぼ共通であり、CPU17の内部処理が一
部異なるものとなっているため、図2を説明することで
本発明の第1及び第2実施形態の概略ブロック構成の説
明に代えることとする。
まれる電子式走行距離計は、各種演算処理等を行うCP
U17と、プログラム等を格納するROM19と、デー
タ等を格納するRAM21と、累積走行距離データ等を
格納する不揮発性メモリ(以下、「NVM」と言う。)
23と、表示ドライバ25と、オド/トリップ表示器2
7とを備えて構成されている。
のノード9等を介して回転センサ5から受信入力した回
転パルスに基づいて、所定時間間隔における車輪の回転
数を演算し、車輪の回転数の演算結果に対してタイヤ円
周値を乗算することで所定時間間隔における車両の走行
距離を求め、求められた走行距離の演算結果を累積走行
距離に累積する演算を行うことで更新された累積走行距
離を求め、求められた更新された累積走行距離を、累積
走行距離記憶手段に記憶されている累積走行距離として
置換記憶させ、記憶更新された累積走行距離を表示させ
る等の機能を備えている。
積走行距離データや、車輪に装着されたタイヤ円周値等
を所定のアドレスに記憶する機能を備えている。
積走行距離データを、例えば車両が1Km走行する毎等
の適時のタイミングで入力するとともに、自身の所定の
アドレスに記憶保持されている累積走行距離データを、
入力した累積走行距離データに置換記憶する機能を備え
ている。
れた累積走行距離データを入力し、入力した累積走行距
離データを、オドデータ又はトリップデータとしてオド
/トリップ表示器27が備える液晶パネル等の表示装置
に表示させる機能を備えている。
信システムに接続される電子式走行距離計の動作につい
て、図3を参照して説明する。
逐次累積される累積走行距離と、車輪に装着されたタイ
ヤ円周値とを記憶する一方、NVM23は、車両の走行
に応じて逐次累積される累積走行距離を、適時のタイミ
ングで更新記憶している。
順次出力される回転パルスを、データ伝送路3、及び第
2のノード9等を介して受信入力する(ステップS
1)。
入力した回転パルスに基づいて、今回の回転数R1 から
前回の回転数R0 を減算することにより、所定時間間隔
における車輪の回転数ΔRを演算する(ステップS
3)。
ける車輪の回転数の演算結果ΔRに対し、RAM21に
記憶されたタイヤ円周値Ttrを乗算することにより、所
定時間間隔における車両の走行距離ΔTを求める(ステ
ップS5)。
記憶保持されている前回の累積走行距離Tに対し、ステ
ップS5で求められた走行距離の演算結果ΔTを累積す
る演算を行うことにより、更新された累積走行距離Tを
求め(ステップS7)、RAM21に記憶保持されてい
る前回の累積走行距離Tを、ステップS7で求められた
更新された累積走行距離Tに置換記憶させる。
行距離Tを表示ドライバ25へ送出し、これを受けて表
示ドライバ25は、更新された累積走行距離Tを、オド
/トリップ表示器27の液晶パネル等の表示装置に表示
させる(ステップS9)。
よれば、回転センサ5から順次出力される生データであ
る回転パルスに基づいて、所定時間間隔における車輪の
回転数ΔRを演算し、車輪の回転数の演算結果ΔRに対
してタイヤ円周値Ttrを乗算することで所定時間間隔に
おける車両の走行距離ΔTを求め、求められた走行距離
の演算結果ΔTを累積走行距離に累積する演算を行うこ
とで更新された累積走行距離Tを求め、求められた更新
された累積走行距離Tを、RAM21に記憶されている
累積走行距離として置換記憶させ、記憶更新された累積
走行距離Tを表示するようにしたので、したがって、デ
ータ伝送路3を介して回転センサ5から転送される高分
解能の生データに基づいて累積走行距離の演算処理を行
うことにより、高精度の累積走行距離を得ることができ
るとともに、高精度の累積走行距離を表示することがで
きる。
信システムに接続される電子式走行距離計の動作につい
て、図4及び図5を参照して説明する。
うに、車両の走行に応じて逐次累積される累積走行距離
を、複数の単位桁毎に分割するとともに、各々の分割累
積走行距離を複数の単位桁毎にそれぞれ分割して記憶す
る一方、車輪に装着されたタイヤ円周値を、複数の単位
桁毎に分割するとともに、各々の分割円周値を複数の単
位桁毎にそれぞれ分割して記憶している。また、NVM
23は、RAM21と同様に複数の単位桁毎に分割され
た累積走行距離を、適時のタイミングで更新記憶してい
る。なお、本第2実施形態の説明では、上述した複数の
単位桁として、ミリメートル単位桁、メートル単位桁、
及びキロメートル単位桁を含んで構成される形態を例示
して説明する。
順次出力される回転パルスを、データ伝送路3、及び第
2のノード9等を介して受信入力し、受信入力した回転
パルスに基づいて、今回の回転数R1 から前回の回転数
R0 を減算することにより、所定時間間隔における車輪
の回転数ΔRを演算する(ステップS13)。
ける車輪の回転数の演算結果ΔRに対し、RAM21に
記憶された複数の分割円周値Ttr/m、Ttr/mm をそれぞ
れ乗算することにより、所定時間間隔における車両の分
割走行距離ΔTm 、ΔTmmを複数の単位桁毎に分割して
求める(ステップS15)。なお、分割円周値Ttr/m、
はタイヤ円周のメートル(m)成分であり、分割円周値
Ttr/mm はタイヤ円周のミリメートル(mm)成分であ
る。
れている複数の分割累積走行距離Tmm、Tm 、Tkmの各
々に対し、ステップS15で複数の単位桁毎にそれぞれ
分割して求められた分割走行距離の演算結果ΔTm 、Δ
Tmmを、対応する単位桁毎に累積する一方、この分割累
積の結果、桁あふれが生じた単位桁が存在する場合に
は、桁あふれ値を上位の単位桁に移行させる演算を行う
ことにより、更新された分割累積走行距離Tmm、Tm 、
Tkmを複数の単位桁毎に分割して求める(ステップS1
7乃至ステップS27)。
されている分割累積走行距離Tmm、Tm 、Tkmを、ステ
ップS17乃至ステップS27で求められた更新された
分割累積走行距離Tmm、Tm 、Tkmに置換記憶させる。
割累積走行距離Tmm、Tm 、Tkmのうち、少なくとも最
上位桁を含む所定の単位桁に属する分割累積走行距離、
例えばTkmを表示ドライバ25へ送出し、これを受けて
表示ドライバ25は、更新された累積走行距離Tkmを、
オド/トリップ表示器27の液晶パネル等の表示装置に
表示させる(ステップS29)。
よれば、回転センサ5から順次出力される生データであ
る回転パルスに基づいて、所定時間間隔における車輪の
回転数ΔRを演算し、車輪の回転数の演算結果ΔRに対
し、複数の分割円周値Ttr/m、Ttr/mm をそれぞれ乗算
することにより、所定時間間隔における車両の分割走行
距離ΔTm 、ΔTmmを複数の単位桁毎に分割して求め、
求められた分割走行距離の演算結果ΔTm 、ΔTmmを、
複数の分割累積走行距離Tmm、Tm 、Tkmの各々に対応
する単位桁毎に累積する一方、この分割累積の結果、桁
あふれが生じた単位桁が存在する場合には、桁あふれ値
を上位の単位桁に移行させる演算を行うことにより、更
新された分割累積走行距離Tmm、Tm 、Tkmを複数の単
位桁毎に分割して求め、求められた更新された分割累積
走行距離Tmm、Tm 、Tkmを、RAM21に記憶されて
いる累積走行距離Tmm、Tm 、Tkmとして置換記憶さ
せ、記憶更新された分割累積走行距離Tmm、Tm 、Tkm
のうち、少なくとも最上位桁を含む所定の単位桁に属す
る分割累積走行距離を表示するようにしたので、したが
って、データ伝送路3を介して回転センサ5から転送さ
れる高分解能の生データに基づいて分割累積走行距離の
演算処理を行うことにより、高精度の分割累積走行距離
を得ることができるとともに、高精度の累積走行距離を
表示することができる。
ば、累積走行距離を複数の単位桁毎に分割して演算する
ようにしたので、例えば比較的処理能力の低い簡易な構
成の演算装置を用いた場合でも、円滑なデータ処理を実
現することができる。
ば、累積走行距離を複数の単位桁毎に分割して記憶する
ようにしたので、なんらかの演算処理を実行することな
く、任意の単位桁に属する累積走行距離を即座に参照す
ることができる。
ば、ある単位桁に属する数値が逐次増加するのを監視す
ることにより、すなわち、例えば、キロメートル単位桁
に属する数値が逐次増加するのを監視することにより、
1キロメートル走行する毎にNVM23に記憶されてい
る累積走行距離を更新記憶する際の記憶更新タイミング
を容易に知ることができる。
限定されることなく、請求の範囲内において適宜の変更
を加えることにより、その他の態様で実施することがで
きることは言うまでもない。
除く電装品の各々は、まず、受信入力手段において、回
転センサから順次出力される生データである回転パルス
を、データ伝送路を介して受信入力し、さらに、演算結
果適用手段において、受信入力手段で受信入力した回転
パルスに対して所定の演算処理を施すとともに、この演
算結果を所定の用途、すなわち、例えば、回転センサか
ら出力される回転パルスに基づいて、電子式走行距離計
において走行距離を演算して表示装置に表示させるか、
又はABSユニットにおいて車速を演算してABSユニ
ットの入力要素として採用する等の用途に適用するよう
にしたので、したがって、電装品の各々は、データ伝送
路を介して回転センサから転送される高分解能の生デー
タに基づいて各所定の演算処理を行うことにより、高精
度の演算結果を得ることができるとともに、高精度の演
算結果を所定の用途に適用することができる。
サから順次出力される生データである回転パルスに基づ
いて、所定時間間隔における車輪の回転数を演算し、車
輪の回転数の演算結果に対してタイヤ円周値を乗算する
ことで所定時間間隔における車両の走行距離を求め、求
められた走行距離の演算結果を累積走行距離に累積する
演算を行うことで更新された累積走行距離を求め、求め
られた更新された累積走行距離を、累積走行距離記憶手
段に記憶されている累積走行距離として置換記憶させ、
記憶更新された累積走行距離を表示するようにしたの
で、したがって、データ伝送路を介して回転センサから
転送される高分解能の生データに基づいて累積走行距離
の演算処理を行うことにより、高精度の累積走行距離を
得ることができるとともに、高精度の累積走行距離を表
示することができる。
ンサから順次出力される生データである回転パルスに基
づいて、所定時間間隔における車輪の回転数を演算し、
車輪の回転数の演算結果に対し、複数の分割円周値をそ
れぞれ乗算することにより、所定時間間隔における車両
の分割走行距離を複数の単位桁毎に分割して求め、求め
られた分割走行距離の演算結果を、複数の分割累積走行
距離の各々に対応する単位桁毎に累積する一方、この分
割累積の結果、桁あふれが生じた単位桁が存在する場合
には、桁あふれ値を上位の単位桁に移行させる演算を行
うことにより、更新された分割累積走行距離を複数の単
位桁毎に分割して求め、求められた更新された分割累積
走行距離を、分割累積走行距離記憶手段に記憶されてい
る累積走行距離として置換記憶させ、記憶更新された分
割累積走行距離のうち、少なくとも最上位桁を含む所定
の単位桁に属する分割累積走行距離を表示するようにし
たので、したがって、データ伝送路を介して回転センサ
から転送される高分解能の生データに基づいて分割累積
走行距離の演算処理を行うことにより、高精度の分割累
積走行距離を得ることができるとともに、高精度の累積
走行距離を表示することができる。
行距離を複数の単位桁毎に分割して演算するようにした
ので、例えば比較的処理能力の低い簡易な構成の演算装
置を用いた場合でも、円滑なデータ処理を実現すること
ができる。
行距離を複数の単位桁毎に分割して記憶するようにした
ので、なんらかの演算処理を実行することなく、任意の
単位桁に属する累積走行距離を即座に参照することがで
きるというきわめて優れた効果を奏する。
ブロック構成図である。
される電子式走行距離計のブロック構成図である。
行距離計の動作フローチャートである。
行距離計の動作フローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 車両に搭載されるコンビネーションメー
タユニット、アンチロックブレーキシステムユニット、
及び車輪が単位距離だけ回転する毎に回転パルスを出力
する回転センサを少なくとも含む電装品間をデータ伝送
路を介して接続して構成され、電装品間でデータ交換を
行う車載通信システムであって、 前記回転センサを除く電装品の各々は、 前記回転センサから順次出力される回転パルスを、前記
データ伝送路を介して受信入力する受信入力手段と、 当該受信入力手段で受信入力した回転パルスに対して所
定の演算処理を施すとともに、当該演算結果を所定の用
途に適用する演算結果適用手段と、 をそれぞれ備えて構成されることを特徴とする車載通信
システム。 - 【請求項2】 車両に搭載されるコンビネーションメー
タユニット、及び車輪が単位距離だけ回転する毎に回転
パルスを出力する回転センサを少なくとも含む電装品間
をデータ伝送路を介して接続して構成され、電装品間で
データ交換を行う車載通信システムに接続される電子式
走行距離計であって、 当該車両の走行に応じて逐次累積される累積走行距離を
記憶する累積走行距離記憶手段と、 当該車輪に装着されたタイヤ円周値を記憶する円周値記
憶手段と、 前記回転センサから順次出力される回転パルスを、前記
データ伝送路を介して受信入力する受信入力手段と、 当該受信入力手段で受信入力した回転パルスに基づい
て、所定時間間隔における前記車輪の回転数を演算する
回転数演算手段と、 当該回転数演算手段における車輪の回転数の演算結果に
対し、前記円周値記憶手段に記憶されたタイヤ円周値を
乗算することにより、前記所定時間間隔における当該車
両の走行距離を求める走行距離演算手段と、 前記累積走行距離記憶手段に記憶されている累積走行距
離に対し、前記走行距離演算手段で求められた走行距離
の演算結果を累積する演算を行うことにより、更新され
た累積走行距離を求める累積走行距離演算手段と、 前記累積走行距離記憶手段に記憶されている累積走行距
離を、前記累積走行距離演算手段で求められた更新され
た累積走行距離に置換記憶させる累積走行距離記憶更新
手段と、 当該累積走行距離記憶更新手段で記憶更新された累積走
行距離を表示する表示手段と、 を備えて構成されることを特徴とする車載通信システム
に接続される電子式走行距離計。 - 【請求項3】 車両に搭載されるコンビネーションメー
タユニット、及び車輪が単位距離だけ回転する毎に回転
パルスを出力する回転センサを少なくとも含む電装品間
をデータ伝送路を介して接続して構成され、電装品間で
データ交換を行う車載通信システムに接続される電子式
走行距離計であって、 当該車両の走行に応じて逐次累積される累積走行距離
を、複数の単位桁毎に分割するとともに、各々の分割累
積走行距離を当該複数の単位桁毎にそれぞれ分割して記
憶する分割累積走行距離記憶手段と、 当該車輪に装着されたタイヤ円周値を、前記複数の単位
桁毎に分割するとともに、各々の分割円周値を当該複数
の単位桁毎にそれぞれ分割して記憶する分割円周値記憶
手段と、 前記回転センサから順次出力される回転パルスを、前記
データ伝送路を介して受信入力する受信入力手段と、 当該受信入力手段で受信入力した回転パルスに基づい
て、所定時間間隔における前記車輪の回転数を演算する
回転数演算手段と、 当該回転数演算手段における車輪の回転数の演算結果に
対し、前記分割円周値記憶手段に記憶された複数の分割
円周値をそれぞれ乗算することにより、前記所定時間間
隔における当該車両の分割走行距離を前記複数の単位桁
毎に分割して求める分割走行距離演算手段と、 前記分割累積走行距離記憶手段に記憶されている複数の
分割累積走行距離の各々に対し、前記分割走行距離演算
手段で前記複数の単位桁毎にそれぞれ分割して求められ
た分割走行距離の演算結果を、対応する単位桁毎に累積
する一方、当該分割累積の結果、桁あふれが生じた単位
桁が存在する場合には、桁あふれ値を上位の単位桁に移
行させる演算を行うことにより、更新された分割累積走
行距離を前記複数の単位桁毎に分割して求める分割累積
走行距離演算手段と、 前記分割累積走行距離記憶手段に記憶されている分割累
積走行距離を、前記分割累積走行距離演算手段で求めら
れた更新された分割累積走行距離に置換記憶させる分割
累積走行距離記憶更新手段と、 当該累積走行距離記憶更新手段で記憶更新された分割累
積走行距離のうち、少なくとも最上位桁を含む所定の単
位桁に属する分割累積走行距離を表示する表示手段と、 を備えて構成されることを特徴とする車載通信システム
に接続される電子式走行距離計。 - 【請求項4】 前記複数の単位桁は、 ミリメートル単位桁、メートル単位桁、及びキロメート
ル単位桁を含んで構成されることを特徴とする請求項3
に記載の車載通信システムに接続される電子式走行距離
計。 - 【請求項5】 前記表示手段は、 前記累積走行距離記憶更新手段で記憶更新された分割累
積走行距離のうち、少なくともキロメートル単位桁に属
する分割累積走行距離を表示することを特徴とする請求
項4に記載の車載通信システムに接続される電子式走行
距離計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00413498A JP3583278B2 (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 電子式走行距離計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00413498A JP3583278B2 (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 電子式走行距離計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11201774A true JPH11201774A (ja) | 1999-07-30 |
JP3583278B2 JP3583278B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=11576323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00413498A Expired - Fee Related JP3583278B2 (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 電子式走行距離計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3583278B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100425477C (zh) * | 2004-01-19 | 2008-10-15 | 日本精机株式会社 | 脉冲发生装置和具有该装置的车辆用显示装置 |
-
1998
- 1998-01-12 JP JP00413498A patent/JP3583278B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100425477C (zh) * | 2004-01-19 | 2008-10-15 | 日本精机株式会社 | 脉冲发生装置和具有该装置的车辆用显示装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3583278B2 (ja) | 2004-11-04 |
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