JPH0581589A - 多重通信による車両用計器装置 - Google Patents

多重通信による車両用計器装置

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Publication number
JPH0581589A
JPH0581589A JP26821891A JP26821891A JPH0581589A JP H0581589 A JPH0581589 A JP H0581589A JP 26821891 A JP26821891 A JP 26821891A JP 26821891 A JP26821891 A JP 26821891A JP H0581589 A JPH0581589 A JP H0581589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
speed
measuring instrument
pulse signal
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP26821891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisataka Kobayashi
久隆 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP26821891A priority Critical patent/JPH0581589A/ja
Publication of JPH0581589A publication Critical patent/JPH0581589A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多重通信を用いて計器装置へ伝送されるデー
タの有するビット数を減少させる。 【構成】 車両速度に比例したパルス信号を出力するパ
ルス発生器1から出力されるこのパルス信号をゲートタ
イム処理し、計器装置5へ伝送路4を介して伝送するコ
ンピュータ2とを備えた車両用計器装置において、前記
ゲートタイム周期はパルス信号の最短周期と同周期に設
定する。すると各ゲートタイムでのゲートタイムデータ
は「1」または「0」の1ビットで対応でき、これを速
度データとして計器装置5の速度計51に出力し、速度計
51は所定の周波数計数方式等の処理で速度を表示すると
ともに、同データを積算計54にも出力し、積算計54はこ
のデータを単に積算し表示する。 【効果】 速度と積算のデータを共有できさらに1ビッ
トで表すことができるので伝送路4のデータ数を少なく
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用多重通信方法
の、特に速度データ(もしくは積算デ−タ)を送信する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のシステム化に伴い、車両に
かかわるデータを車体側に設けたコンピュータによって
管理し、必要に応じてそれぞれの制御装置にシリアル伝
送路を介してデータを送信する多重通信が注目されてい
る。制御装置には車両の速度やエンジンの回転数等を指
示する計器装置やパワーウインド、ワイパなどがある
が、特に計器装置のデータ伝送方式に関しては、前記走
行速度、回転数、インジケータ、ワーニング、走行距離
等のデータが所定のビットを有して計器装置へ伝送され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記各データのうち、
インジケータやワーニングに関するデータは一つの表示
項目について「1」または「0」で対応することができ
る。例えばサイドブレーキのデータを伝送する場合、サ
イドブレーキの状態を表示するためのデータは、「ブレ
ーキ有」、「ブレーキ無」を「1」または「0」で対応
させればよく、1ビットを有していれば十分であるが、
速度や回転数または走行距離といったデータは、量とし
てのデータを伝送しなければならないためこれらが有す
るビット数はかなりなものとなり、伝送し終えるまでに
比較的時間を有するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、車両速度に比例したパルス信号を出力する
パルス発生器と、このパルス信号をゲートタイム処理
し、ここで処理されたデータを多重通信用データに処理
するコンピュ−タと、この多重通信用データを少なくと
も速度計と積算計とを含む計器装置に伝送路を介して伝
送される車両用計器装置において、前記ゲートタイム周
期はパルス信号の最短周期と同周期に設定したことを特
徴とする。
【0005】
【実施例】図1乃至図5に本発明の好適な実施例を図示
しこれに基づいて説明する。図1は本発明に用いられる
要部を示したブロック図である。パルス発生器1、コン
ピュータ2は車体側3に設置されて後述する所定の処理
後伝送路4を介して計器装置5へ伝送される。パルス発
生器1は車輪の回転数に比例して図3に示すようなパル
ス信号を出力するもので、コンピュータ2はこのパルス
信号の立ち上がりを所定のゲートタイム毎に計数する。
【0006】このゲートタイムの設定方法は本発明の主
要部分であるが、これを図4を参考にして説明すると、
このゲートタイムは車両が最高速度で走行している時の
周期と同周期に設定する。すると同図の各ゲートタイム
に計数されるパルス数は最大「1」であり、この速度か
らしだいに減速して走行していく場合のゲートタイムに
は「0」の数が除々に増加していくことが分かる。
【0007】図1のコンピュータ2は、さらにこのゲー
トタイム毎に計数されたゲートタイムデータに基づき図
2に示したデータ群の、速度データに対応するビットを
「1」または「0」に書き込んで伝送路4へ出力する。
【0008】図2のデータ群は、伝送路4に出力される
データの形式を簡単に示したもので、データの種類とし
てはスタートビット、ストップビット、パリティビット
をはじめ、ワーニングやインジケータ、それに速度や回
転数を表すデータとして各1ビットずつが与えられてお
り、ゲートタイム毎にそれぞれのデ−タが必要に応じて
書き変わり計器装置5へ伝送される。したがって図3の
第1回目、第6回目、第10回目のゲートタイム時の図2
の速度に関するビットは「1」となり、それ以外のゲー
トタイム時には「0」が書き込まれて出力される。
【0009】図5は計器装置5の内部を示したもので、
各制御装置、すなわち前記した速度計51、インジケータ
52、ワーニング53のほか積算計54が設置されている。図
2のデータ群はまず処理回路55へ伝送され、スタートビ
ット、ストップビット、パリティチェック等や、また所
定の制御装置に対応した信号が出力されるよう所定の処
理が行われる。
【0010】ここで特に説明しなければならないのは、
速度計51と積算計54のデータの処理方法である。速度計
51は、データ群の中の速度に対応するビットを入力し、
ビット「1」を入力してからその後のゲートタイムでの
ビット「1」までの周波数を計数し、その後、デジタル
変換、演算処理などの通常の速度計での処理を行う。ま
た積算計54は、速度計51が入力したデータと同じものを
入力し、これを単に積算する処理を行う。
【0011】すなわち、図2のデータ群には積算計54の
データが速度計51のデータと共有化されているというこ
とであり、また、データ群のデータを入力した速度計51
や積算計54は従来から用いられている両計器に特別な設
計の変更も必要とせずにその機能を十分果たすことがで
きる。また、データが1ビットであることからデータ群
のビット数を減少させることができる。
【0012】尚、前記実施例では、データ群を図2の様
に設定したが、これに限定されることはない。また速度
計51の処理は周波数計数方式、パルス計数方式のどちら
にも対応できる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、パルス発生器のパルス信号の
サンプリング周期を、車両が最高速度で走行している時
の周期と同周期に設定したので、伝送路に伝送されるデ
ータ群での速度に対応したデータが有するビットは1ビ
ットで対応でき、さらにこのデータを積算計のデータと
して用いることもできるので、データ群のビット数を少
なくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を示したブロック図。
【図2】データ群を簡単に示した図。
【図3】車体側での信号の処理の様子を説明するための
図。
【図4】ゲートタイムを設定したときの説明図。
【図5】計器装置の内部を示したブロック図。
【符号の説明】
1 パルス発生器 2 コンピュータ 5 計器装置 51 速度計 54 積算計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両速度に比例したパルス信号を出力す
    るパルス発生器と、このパルス信号をゲートタイム処理
    し、ここで処理されたデータを多重通信用データに処理
    するコンピュ−タと、この多重通信用データを少なくと
    も速度計と積算計とを含む計器装置に伝送路を介して伝
    送される車両用計器装置において、前記ゲートタイム周
    期はパルス信号の最短周期と同周期に設定したことを特
    徴とする多重通信による車両用計器装置。
JP26821891A 1991-09-19 1991-09-19 多重通信による車両用計器装置 Pending JPH0581589A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26821891A JPH0581589A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 多重通信による車両用計器装置

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JP26821891A JPH0581589A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 多重通信による車両用計器装置

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Publication Number Publication Date
JPH0581589A true JPH0581589A (ja) 1993-04-02

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ID=17455557

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26821891A Pending JPH0581589A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 多重通信による車両用計器装置

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JP (1) JPH0581589A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100425477C (zh) * 2004-01-19 2008-10-15 日本精机株式会社 脉冲发生装置和具有该装置的车辆用显示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100425477C (zh) * 2004-01-19 2008-10-15 日本精机株式会社 脉冲发生装置和具有该装置的车辆用显示装置

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