JP2010264808A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】精度のよい移動距離を算出することによって、正確な走行状態を表示することができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車輪の回転に応じて発せられる回転データと、前記回転データを所定回数カウントして得られる積算走行距離データとを入力可能に接続される制御手段1と、制御手段1からの制御信号に基づいて車両情報を表示する表示手段2と、を備えた車両用表示装置であって、制御手段1は、前記積算走行距離データの値が変化するまでの、前記回転データの入力回数をカウントし、前記入力回数から前記回転データが1回入力される毎の移動距離を算出し、前記移動距離に基づく車両情報を表示手段2に表示させてなる。
【選択図】図1
【解決手段】車輪の回転に応じて発せられる回転データと、前記回転データを所定回数カウントして得られる積算走行距離データとを入力可能に接続される制御手段1と、制御手段1からの制御信号に基づいて車両情報を表示する表示手段2と、を備えた車両用表示装置であって、制御手段1は、前記積算走行距離データの値が変化するまでの、前記回転データの入力回数をカウントし、前記入力回数から前記回転データが1回入力される毎の移動距離を算出し、前記移動距離に基づく車両情報を表示手段2に表示させてなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車輪の回転に応じて発せられる回転データと、前記回転データを所定回数カウントして得られる積算走行距離データとを入力可能に接続される制御手段と、前記制御手段からの制御信号に基づいて車両情報を表示する表示手段と、を備えた車両用表示装置に関する。
自動車では、その速度や走行距離は、車軸の回転を回転センサにより検出し、車軸の回転速度とタイヤ(車輪)の径とから速度および走行距離を演算して計器表示するようにしており、例えば、特許文献1に開示されている。
従来、車両の種類によっては、タイヤの径や車軸の回転に対応する回転センサの出力数などが異なるため、計器が、車両の種類毎に、回転センサの出力に対する車両の移動距離についてそれぞれ設定し、補正するようにしている。
そのため、標準で車両に搭載された計器以外の車載装置は、回転センサの値に対応する実質移動距離が計測できないため、計器側から算出された積算走行距離データを所定のタイミング(例えば、1km毎)で入力し、例えば、メンテナンス管理などで用いていた。
しかしながら、前記計器以外の車載装置において、ある程度の精度を要する場合、例えば、燃料消費率や平均車速などの情報を表示するための車両用表示装置にあっては、積算走行距離データだけでは、詳細な変化(少なくとも、10〜50m単位での移動変化)がわからないため、表示ができないという問題があった。
そこで本発明の目的とするところは、上述した課題に着目してなされたものであって、精度のよい移動距離を算出することによって、正確な走行状態を表示することができる車両用表示装置を提供することにある。
本発明の車両用表示装置は、車輪の回転に応じて発せられる回転データと、前記回転データを所定回数カウントして得られる積算走行距離データとを入力可能に接続される制御手段と、前記制御手段からの制御信号に基づいて車両情報を表示する表示手段と、を備えた車両用表示装置であって、前記制御手段は、前記積算走行距離データの値が変化するまでの、前記回転データの入力回数をカウントし、前記入力回数から前記回転データが1回入力される毎の移動距離を算出し、前記移動距離に基づく車両情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記積算走行距離データを車両に搭載された計器から入力してなることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記積算走行距離以外の車両情報について、前記表示手段に表示させてなることを特徴とする。
また、前記制御手段は、燃料噴射装置から出力される燃料消費データを入力し、この燃料消費データと前記移動距離とに基づいて、燃料消費率を算出し、この燃料消費率を前記車両情報として、前記表示手段に表示させてなることを特徴とする。
本発明は、車輪の回転に応じて発せられる回転データと、前記回転データを所定回数カウントして得られる積算走行距離データとを入力可能に接続される制御手段と、前記制御手段からの制御信号に基づいて車両情報を表示する表示手段と、を備えた車両用表示装置に関し、精度のよい移動距離を算出することによって、正確な走行状態を表示することができる。
以下、本発明の実施の形態として、本発明の車両用表示装置が適用されたものを例にあげて、添付図面を用いて説明する。
図1は、車両用表示装置Aの構成を示す図であり、制御手段1と、表示手段2と、を備え、回転検出装置Bや計器Cなどの他の車載機器に対して多重通信を行うための車内通信回路を介して接続される。
制御手段1は、例えば、マイクロコンピュータを適用でき、記憶部に格納された制御プログラムに従って本実施の形態に係る制御を含む各種処理を実行する演算部、車両のECUなど他の機器から各種車両情報を入力するとともに、表示手段2と接続するための入出力インターフェースを備えている。なお、制御手段1は、図示しない他の車載機器からの車両情報を入力することができ、例えば、イグニションスイッチの状態信号や燃料消費データなどを含む各種車両情報を入力し、これら情報に基づく演算処理によって、表示手段2へ計測値の表示を促す制御信号を生成し、発するように構成されている。
表示手段2は、制御手段1からの制御信号に基づいて、計測値等を表示するものである。この場合、表示手段2は、液晶表示パネルを用いて表示出力できるよう構成される。なお、表示手段2は、フロントガラスまたは専用のコンバイナを介して表示像を投影する、所謂ヘッドアップディスプレイとして構成することもできる。
また、回転検出装置Bは、車両のタイヤ(車輪)の回転量に応じて信号出力する回転センサを用いて構成でき、例えば、トランスミッションに設けられる出力側のギアなど車軸(車輪)とともに回転する回転体をパルサコイルを用いて回転検出し、回転に応じた回転データを車両用表示装置Aや計器Cなどへ出力することができる。なお、回転検出装置Bは、車輪の回転を直接読み取るように構成することで、例えば、車輪1回転当たり、回転データを1回または複数回出力するように構成することもできる。
また、計器Cは、車両に標準で備え付けられるもので、回転検出装置Bや他の車載機器からの情報に基づいて各種車両情報(例えば、車両の走行速度や積算走行距離など)を表示するものである。計器Cは、回転検出装置Bからの回転データを入力し、車両の積算走行距離を算出するためのプログラムを実行する演算部を備えており、回転データの回数をカウントするとともに、予め設定された所定回数(例えば、80回)毎に積算走行距離データを繰り上げる(例えば、1km加算する)ように処理している。
なお、計器Cは、前述処理によって算出された積算走行距離データを車両用表示装置やこの車両情報が必要な他の車載機器へ出力できるように構成されている。例えば、一定走行距離毎に確認や交換が必要なメンテナンス管理を行う車載機器にあっては、計器Cが出力した積算走行距離データを用いることで、正確なメンテナンスタイミングを得ることができる。また、計器Cは、積算走行距離データを繰り上げるための予め設定された所定回数について、例えば、車輪の径や回転検出手段の検出対象など、車両の種類などによって異なる条件に応じて予め設定されており、計器Cの記憶部に適正な前記所定回数が格納されている。
次に本発明に係る車両用表示装置Aの制御手段1の処理について説明する。
制御手段1は、回転検出装置Bから発せられる回転データと、計器Cから発せられる積算走行距離データと、を入力し、積算走行距離データが所定距離分変化するまでに入力される回転データの入力回数をカウントするカウント処理を行う。この場合、制御手段1は、計器Cに格納された前記所定回数と同様に、積算走行距離データが1km変化するまでに、回転データが80回カウントされる。
次に、制御手段1は、回転データ1回入力する毎における車両の移動距離を、前記した[所定距離]/[入力回数]にて算出し、求めることができる。この場合、1000(m)/80(回)から、12.5mが、前記移動距離となる。なお、前述移動距離を算出する処理については、複数回行って平均値を採用することによって、あるいは所定距離を大きくすることによって、精度をより高めることができる。これらの処理によって、車両用表示装置Aは、計器Cに格納された前記所定回数について、新たなデータ通信の設定や、車両毎の設定を行うことなく、車載状態で自動的に車両に応じた値を求めることができ、また、計器Cと同様に、回転データが入力する毎に、正確な移動距離を算出することが可能となる。
また、制御手段1は、図示しないエンジン制御ユニットからの燃料消費データを入力しており、移動距離当たりの燃料消費量、即ち燃料消費率を算出し、この燃料消費率の表示を行うように促す制御信号を表示手段2へ出力する処理を行う。また、制御手段1は、前記移動距離と内蔵する計時手段によって単位時間あたりの移動距離、即ち車両の走行速度を算出でき、例えば、車両の平均走行速度などを求めて表示制御することもできる。また、制御手段1は、算出された移動距離や他の車両情報に基づいて、経済的な運転(燃料消費の少ない運転)を支援するために、車両状態や目標となるアクセル開度について、指数表示や所定の意匠、バーグラフ表示などによって表示手段2に表示させることもできる。
斯かる車両用表示装置は、車輪の回転に応じて発せられる回転データと、前記回転データを所定回数カウントして得られる積算走行距離データとを入力可能に接続される制御手段1と、制御手段1からの制御信号に基づいて車両情報を表示する表示手段2と、を備えた車両用表示装置であって、制御手段1は、前記積算走行距離データの値が変化するまでの、前記回転データの入力回数をカウントし、前記入力回数から前記回転データが1回入力される毎の移動距離を算出し、前記移動距離に基づく車両情報を表示手段2に表示させてなる。
従って、車両に応じた回転データの特性(移動距離)について、自動で算出することができ、詳細な移動距離の変化を確認する必要がある車両情報(例えば、平均車速や燃料消費率)を算出して表示することができる。即ち、精度のよい移動距離を算出することによって、正確な走行状態を表示することができる車両用表示装置となる。また、自動的に移動距離を求めることができ、汎用性の高い車両用表示装置となる。
また、制御手段1は、車両に搭載された計器Cからの前記積算走行距離データを入力してなることによって、新たな通信を行うことなく、他の車載機器で用いられる既存の通信データを活用して前記移動距離を算出することができる。
また、制御手段1は、前記積算走行距離以外の車両情報について、表示手段2に表示させてなることにより、標準に車載される計器Cの車両情報だけでなく、移動距離と他の車両情報とによって、二次加工された車両情報を車両利用者に表示することが可能となる。
なお、本発明の車両用表示装置を上述した実施の形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
本発明は、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載される車両用表示装置として適用できる。
1 制御手段
2 表示手段
2 表示手段
Claims (4)
- 車輪の回転に応じて発せられる回転データと、前記回転データを所定回数カウントして得られる積算走行距離データとを入力可能に接続される制御手段と、
前記制御手段からの制御信号に基づいて車両情報を表示する表示手段と、を備えた車両用表示装置であって、
前記制御手段は、前記積算走行距離データの値が変化するまでの、前記回転データの入力回数をカウントし、前記入力回数から前記回転データが1回入力される毎の移動距離を算出し、前記移動距離に基づく車両情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする車両用表示装置。 - 前記制御手段は、前記積算走行距離データを車両に搭載された計器から入力してなることを特徴とする車両用表示装置。
- 前記制御手段は、前記積算走行距離以外の車両情報について、前記表示手段に表示させてなることを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
- 前記制御手段は、燃料噴射装置から出力される燃料消費データを入力し、この燃料消費データと前記移動距離とに基づいて、燃料消費率を算出し、この燃料消費率を前記車両情報として、前記表示手段に表示させてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2009116032A JP2010264808A (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2009116032A Pending JP2010264808A (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 車両用表示装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010264808A (ja) |
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2009
- 2009-05-13 JP JP2009116032A patent/JP2010264808A/ja active Pending
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