JP5853774B2 - 車両用情報表示装置 - Google Patents

車両用情報表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5853774B2
JP5853774B2 JP2012050834A JP2012050834A JP5853774B2 JP 5853774 B2 JP5853774 B2 JP 5853774B2 JP 2012050834 A JP2012050834 A JP 2012050834A JP 2012050834 A JP2012050834 A JP 2012050834A JP 5853774 B2 JP5853774 B2 JP 5853774B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
travel
information
pedal
vehicle
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012050834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013185927A (ja
Inventor
直紀 下山
直紀 下山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012050834A priority Critical patent/JP5853774B2/ja
Publication of JP2013185927A publication Critical patent/JP2013185927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5853774B2 publication Critical patent/JP5853774B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、車両に関する車両情報を表示する車両用情報表示装置に関する。
特許文献1には、エンジン回転数、車速、走行距離、燃料消費量、燃料噴射量、アクセル開度等を基に制御装置が算出したエコロジー・エコノミー運転状態を、植物やバーグラフ等の特定画像として表示する表示装置が、開示されている。
特開2010−151746号公報
ここで、車両走行中において燃料消費を極力減らす運転方法として、車両走行中にアクセルペダルから足を離し、当該ペダルが非操作状態となる機会を増やすことで、エンジンへの燃料の供給を停止させる運転方法が好ましいものであることが、一般的に知られている。
特許文献1の表示装置のような表示によれば、現時点のエコロジー・エコノミー状態の良否を判定することはできるが、その状態を更に良くするにはどのような運転方法を採用すれば良いのか、この表示からでは直感的に認識しづらいという問題がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、燃料消費を極力抑えることができる運転方法を運転者に直感的に認識させることができる車両用情報表示装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、当該車両に関する車両情報を表示する表示器(30)と、車両のアクセルペダルの操作状態に関する情報を取得する操作状態取得手段(20、S20)と、車両の走行時間又は走行距離に関する情報のいずれかを車両の走行情報として取得する走行情報取得手段(20、S20)と、操作状態取得手段が取得した情報と、走行情報取得手段が取得した情報とに基づいて、アクセルペダルが非操作状態となっていた期間の走行情報に関する情報を走行履歴として算出する走行履歴算出手段(20、S60、S70)と、走行履歴算出手段によって算出された走行履歴を車両情報として表示器に表示させると共に、当該表示の走行履歴を非操作状態での履歴に特定する文字を表示器に表示させる表示制御手段(20、S80)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、走行履歴算出手段(20、S60、S70)によって、車両走行時においてアクセルペダル(以下、単にペダルという)が非操作となった期間における走行時間又は距離に関する走行履歴が算出される。そして表示器(30)には、算出された走行履歴が表示されると共に、当該表示の走行履歴をペダルの非操作状態での履歴に特定する文字が表示される。ここで、ペダル非操作状態の機会の増加に応じて燃料消費が抑えられることが一般的に知られている。この発明によれば、ペダルが非操作状態となる機会の増加に応じて、走行履歴の表示が燃料消費が抑えられる方向に変化する。したがって、表示器に上述のような走行履歴を表示することによれば、ペダルの非操作状態の機会を増やす運転方法が燃料の消費を抑えることができる方法であることを運転者に直感的に認識させることができる。また、表示される走行履歴の数値を燃料消費が抑えられる方向に変化させる心理が運転者に働くので、運転者に対してペダルの非操作状態の機会を増やすような運転を促すことができ、さらに燃料の消費を抑えることができる。
なお、特許請求の範囲および上記手段の項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明の第1実施形態による車両用情報表示装置の構成図である。 本発明の第1実施形態による車両用情報表示装置の走行履歴を算出するためのフローである。 本発明の第1実施形態による車両用情報表示装置の表示器の制御フローである。 本発明の第1実施形態による車両用情報表示装置の表示器に表示される走行履歴の表示例を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示す車両用情報表示装置100(以下、表示装置)は、車両の車室内に設けられたインストルメントパネル内に収容されるコンビネーションメータに搭載されている。なお、コンビネーションメータは、表示装置100の他に、車速を表示するスピードメータ、エンジンの回転速度を表示するタコメータ、燃料残量を表示する燃料計等を備えている。本実施形態による表示装置100は、車両走行時においてアクセルペダルが非操作状態となった期間における走行時間、走行距離に関する走行履歴を表示器30に表示するものである。図1に示すように表示装置100は、通信線500に接続されている。また、その通信線500は、アクセル状態検出装置200、車速検出装置300、及び走行距離検出装置400が接続されている。
アクセル状態検出装置200は、センサ部210、及び通信部220を備えている。センサ部210は、アクセルペダルの踏み込み量に応じた信号を出力するセンサと、当該センサからの信号に基づきアクセルペダルの操作状態を検出する処理回路とを含んでなっている。なお、本実施形態では、センサ部210に使用するセンサとしては、可変抵抗器を備え、アクセルペダルの踏み込み量に応じて出力電圧が変化するリニアタイプのアクセルポジションセンサが使用可能である。また、センサ部210としては、ホール素子を使用した回転角センサを使用することもできる。通信部220は、センサ部210における検出結果をペダル操作情報として通信線500に出力する。
ペダル操作情報は、通信線500を介して表示装置100に入力される。また、このペダル操作情報は、通信線500を介してエンジン制御装置にも入力される。エンジン制御装置は、当該ペダル操作情報、及びその他の車両情報に基づいてエンジンに発生させるべき駆動力を算出し、エンジンを制御する。例えば、車両の走行中に運転者によるアクセルペダルの操作が行われていない非操作状態では、エンジン制御装置は、運転者が車両を加速させる意思がないと判断し、エンジンへの燃料の供給を停止させる制御を行う。このため、アクセルペダルが非操作となると、エンジンへの燃料供給が減少するため、燃料消費が抑えられる。
車速検出装置300は、センサ部310及び通信部320を備えている。センサ部310は、車輪に設けられたピックアップコイルと、当該ピックアップコイルからの波形をパルス信号に整形し、単位時間当たりのパルス信号の数から車速を検出する処理回路とを含んでなっている。通信部320は、センサ部310における検出結果を速度情報として通信線500に出力する。
走行距離検出装置400は、センサ部410及び通信部420を備えている。センサ部410は、前述したセンサ部310のピックアップコイルを共用し、当該ピックアップコイルからの波形をパルス信号に整形し、そのパルス信号の数及びタイヤ径から走行距離を検出する処理回路を含んでなっている。通信部420は、センサ部410における検出結果を距離情報として通信線500に出力する。なお、本実施形態では、車輪に設けられたピックアップコイルを、各装置300、400におけるセンサ部310、410のセンサとして共用利用しているが、センサ部310、410毎に別々のピックアップコイルを用いても良い。また、GPS装置を搭載する車両においては、当該GPS装置からの位置情報に基づき、車速及び走行距離を検出するようにしても良い。
次に、表示装置100の構成について詳細に説明する。図1に示すように、通信線500に接続される通信部10は、通信線500に出力された各種情報(ペダル操作情報、速度情報、距離情報)を取得する。通信部10により取得された各種情報は、制御部20に出力される。
制御部20は、取得された各種情報に基づき、車両走行時においてアクセルペダルが非操作状態となった期間における走行時間、走行距離に関する走行履歴を算出するとともに、その算出結果を表示器30に表示するために当該表示器30を制御する。なお、本実施形態では、走行時間、走行距離に関する走行履歴とは、車両走行時においてアクセルペダルが非操作状態となっていた期間における走行時間、及び走行距離、並びに車両の走行時間、走行距離に対する当該ペダル非操作期間の走行時間、及び走行距離の割合をいう。ただし、走行履歴としては、アクセルペダルの非操作期間における走行時間、及び走行距離、並びに走行時間、走行距離に対する当該ペダル非操作期間における走行時間の割合、及び走行距離の割合の少なくとも1つであれば良い。以下、車両走行時においてアクセルペダルが非操作状態となっている期間における走行時間、及び走行距離を、それぞれペダルOFF時間、及びペダルOFF距離という。さらに、車両の走行時間、走行距離に対する当該ペダル非操作期間の走行時間、及び走行距離の割合を、それぞれペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合という。また、車両走行時とは、車速が0km/hを上回る状態を意味する。
演算部21は、通信部10より定期的に取得した車速情報及び距離情報に基づき、車両が走行している時間である走行時間、及び走行距離を算出する。それとともに演算部21は、通信部10より取得した車速情報及び距離情報、並びに算出した走行時間及び走行距離に基づいて、ペダルOFF時間、ペダルOFF距離、ペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合を走行履歴として算出する。そして、演算部21は、算出した車両の走行時間、及び走行距離、並びに走行履歴を記憶部22に出力する。
以下、走行時間、走行距離、ペダルOFF時間、ペダルOFF距離、ペダルOFF時間割合、ペダルOFF距離割合の一例を説明する。演算部21は、取得した車速情報が0km/hを上回っている場合に、記憶部22に記憶されている走行時間に所定時間を積算することにより走行時間を算出する。その後、今回算出したものを走行時間として記憶部22に出力する。また、演算部21は、取得した距離情報を、記憶部22に記憶されている走行距離に積算することにより走行距離を算出する。その後、今回算出したものを走行距離として記憶部22に出力する。
また、演算部21は、取得した車速情報が0km/hを上回っており、かつ取得したペダル操作情報が非操作状態を示すものとなっている場合に、記憶部22に記憶されているペダルOFF時間に所定時間を積算することによりペダルOFF時間を算出する。その後、今回算出したものをペダルOFF時間として記憶部22に出力する。また、演算部21は、取得したペダル操作情報が非操作状態を示すものとなっている場合の距離情報を、記憶部22に記憶されているペダルOFF距離に積算することによりペダルOFF距離を算出する。その後、今回算出したものをペダルOFF距離として記憶部22に出力する。
さらに、演算部21は、定期的に各種情報を取得する度に、今回算出されたペダルOFF時間を、今回算出された走行時間で除することでペダルOFF時間割合を算出する。また、演算部21は、定期的に各種情報を取得する度に、今回算出されたペダルOFF距離を、今回算出された走行距離で除することでペダルOFF距離割合を算出する。ここで、算出されたペダルOFF時間割合及びペダルOFF距離割合は、記憶部22に出力される。
記憶部22は、演算部21で算出された走行時間、走行距離を記憶する。そして、記憶部22は、先に記憶した走行時間、走行距離を利用して算出した走行履歴を記憶する。上記走行時間、走行距離、及び走行履歴は、演算部21から定期的に記憶部22に入力される。記憶部22は、演算部21から入力される度に、記憶している走行時間、走行距離、及び走行履歴を書き換えて、記憶する。
表示器30は、コンビネーションメータに搭載され、例えば液晶表示装置等が採用され得る。表示器30には、記憶部22から走行履歴(ペダルOFF時間、ペダルOFF距離、ペダルOFF時間割合、ペダルOFF距離割合)が定期的に入力される。そして、表示器30は、図4に示すように、定期的に入力された走行履歴を車両情報として画面に表示する。
次に、演算部21による走行時間、走行距離、ペダルOFF時間、ペダルOFF距離、ペダルOFF時間割合、ペダルOFF距離割合の具体的な算出手順と、表示器30での車両情報の表示制御を図2、図3のフローを用いて説明する。図2に示すフロー(ステップS10〜S70)は、表示器30に表示する表示履歴を算出するための演算部21において実行されるフローであり、図3に示すフロー(ステップS110〜S130)は、表示器30において実行されるフローである。なお、図2及び図3に示すフローは、車両のACCがオンとなったときから所定時間毎に繰り返し実行される。
ステップS10では、記憶部22に記憶されている走行時間、走行距離、ペダルOFF時間、ペダルOFF距離、ペダルOFF時間割合、ペダルOFF距離割合のデータをリセットし、初期化する。
ステップS20では、各検出装置200、300、400のそれぞれから出力されたペダル操作情報、車速情報、及び距離情報を通信部10を介して取得する。
ステップS30では、取得した車速情報に基づき、車両が走行中であるか否かを判定する。具体的には、車速情報が0km/hを上回っているか否かで判定する。車両が走行中であると判定すると、処理はステップS40に進む。車両が走行中でないと判定すると、処理はステップS20に戻る。
ステップS40では、取得した車速情報、及び距離情報に基づき、走行時間、及び走行距離を算出する。走行時間は、取得した車速情報が0km/hを上回っている場合に、記憶部22に記憶されている走行時間に所定時間を積算することにより算出することができる。なお、記憶部22に走行時間が記憶されていない場合は、積算する所定時間が走行時間となる。また、走行距離は、取得した距離情報を、記憶部22に記憶されている走行距離に積算することにより算出することができる。なお、記憶部22に走行距離が記憶されていない場合は、取得した距離情報が走行距離となる。そして、算出した走行時間、及び走行距離は、記憶部22に出力される。記憶部22は、既に記憶されている走行時間、及び走行距離を、入力された走行時間、及び走行距離に書き換えて、記憶する。
ステップS50では、取得したペダル操作情報に基づき、アクセルペダルが非操作であるか否かを判定する。アクセルペダルが非操作であると判定すると、処理はステップS60に進む。アクセルペダルが操作されていると判定すると、処理はステップS20に戻る。
ステップS60では、取得した車速情報、及び距離情報に基づき、ペダルOFF時間、及びペダルOFF距離を走行履歴として算出する。ペダルOFF時間は、取得した車速情報が0km/hを上回っており、かつ入力されたペダル操作情報が非操作状態を示すものとなっている場合に、記憶部22に記憶されているペダルOFF時間に所定時間を積算することによりペダルOFF時間を算出することができる。これにより、アクセルペダルが非操作状態となっていた期間の走行時間が算出される。また、ペダルOFF距離は、取得したペダル操作情報が非操作状態を示すものとなっている期間の距離情報を、記憶部22に記憶されているペダルOFF距離に積算することによりペダルOFF距離を算出することができる。これにより、アクセルペダルが非操作状態となっていた期間の走行距離が算出される。そして、算出したペダルOFF時間、及びペダルOFF距離は、記憶部22に出力される。記憶部22は、既に記憶されているペダルOFF時間、及びペダルOFF距離を、入力されたペダルOFF時間、及びペダルOFF距離に書き換えて、記憶する。これにより、記憶部22には、記憶部22がリセットされたときからのペダルOFF時間、及びペダルOFF距離が記憶されることとなる。
ステップS70では、さらに、ステップS40で算出した走行時間、走行距離、ステップS60で算出したペダルOFF時間、ペダルOFF距離に基づいて、ペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合を走行履歴として算出する。ペダルOFF時間割合は、ペダルOFF時間を走行時間で除算することにより算出できる。ペダルOFF距離割合は、ペダルOFF距離を走行距離で除算することにより算出できる。そして、算出したペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合は、記憶部22に出力される。記憶部22は、既に記憶されているペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合を、入力されたペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合に書き換えて、記憶する。これにより、記憶部22には、記憶部22がリセットされたときからの走行時間、走行距離に対するペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合が記憶されることとなる。
ステップS80では、記憶部22に記憶しているペダルOFF時間、ペダルOFF距離、ペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合を表示器30の画面に表示させるために、これらの各種走行履歴の情報を表示器30に出力する。ステップS80が実行された後、再びステップS20が実行される。
次に、表示器30での制御フローを説明する。図3に示すように、ステップS110〜S130は定期的に実行される。ステップS110では、記憶部22に記憶されている走行履歴としてのペダルOFF時間、及びペダルOFF距離が入力される。続く、ステップS120では、記憶部22に記憶されている走行履歴としてのペダルOFF時間割合、及びペダルOFF距離割合が入力される。そして、ステップS130では、入力された各種走行履歴を車両情報として表示器30の画面に表示させる(図4参照)。なお、本実施形態において、ペダルOFF時間は、図4に示すアクセルOFF走行時間に相当し、ペダルOFF距離は、図4に示すアクセルOFF走行距離に相当する。また、ペダルOFF時間割合は、図4に示すアクセルOFF割合のうち、時間に関するバーグラフに相当し、ペダルOFF距離割合は、図4に示すアクセルOFF割合のうち、距離に関するバーグラフに相当する。
以上、表示器30の画面に表示させる走行履歴の算出について、及び算出した走行履歴の表示について説明した。次に、このような表示を行うことの作用効果について説明する。本実施形態によれば、車両走行時においてアクセルペダルが非操作となった期間における走行時間又は距離に関する走行履歴が表示器30に表示される。ここで、ペダル非操作状態の機会の増加に応じて燃料消費が抑えられることが一般的に知られている。以上説明したような走行履歴が表示器30に表示されることによれば、アクセルペダルが非操作状態となる機会の増加に応じて、走行履歴の表示が燃料消費が抑えられる方向に変化する。したがって、表示器30に上述のような走行履歴を表示することによれば、アクセルペダルの非操作状態の機会を増やす運転方法が燃料の消費を抑えることができる方法であることを運転者に直感的に認識させることができる。また、表示される走行履歴の数値を燃料消費が抑えられる方向に変化させる心理が運転者に働くので、運転者に対してアクセルペダルの非操作状態の機会を増やすような運転を促すことができ、さらに燃料の消費を抑えることができる。
アクセルペダルの非操作状態における走行履歴の具体的な例として、ペダルOFF時間、及びペダルOFF距離を利用することができる。また、ペダルOFF時間割合、ペダルOFF距離割合も利用することができる。
なお、本実施形態において、ステップS20を実行する制御部20が請求項に記載の「操作状態取得手段」及び「走行情報取得手段」に相当し、ステップS60、又はS70が請求項に記載の「走行履歴算出手段」に相当する。また、ステップS80を実行する制御部20が請求項に記載の「表示制御手段」に相当する。
(その他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明した。本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
上記実施形態では、表示器30に表示される走行履歴として、ペダルOFF時間、ペダルOFF距離、ペダルOFF時間割合、ペダルOFF距離割合の全てを表示するようにしていたが、四つ走行履歴のうち、いずれかの走行履歴を表示しても良い。これによっても、上述の作用効果と同様の作用効果が得られる。
上記実施形態は、記憶部22に記憶される走行時間、走行距離、及び走行履歴は、車両のACCがオンとなる度にリセットされる例で説明した(図2のステップS10参照)。この記憶部22のリセットは、運転者のリセットスイッチの操作によりなされても良い。この場合、走行時間、走行距離、及び走行履歴は、リセットスイッチ操作後からのものとなる。また、走行時間、走行距離、及び走行履歴は、ACCのオンオフにかかわらず車両の工場出荷からのものであっても良い。この場合、図2に示すステップS10の処理は実行されない。
100 情報表示装置(車両用情報表示装置)、10 通信部、20 制御部(操作状態取得手段、走行情報取得手段、走行履歴算出手段、走行制御手段)、21 演算部、22 記憶部、30 表示器、200 アクセル状態検出装置、210 センサ部、220 通信部、300 車速検出装置、310 センサ部、320 通信部、400 走行距離検出装置、410 センサ部、420 通信部、500 通信線

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、当該車両に関する車両情報を表示する表示器(30)と、
    前記車両のアクセルペダルの操作状態に関する情報を取得する操作状態取得手段(20、S10)と、
    前記車両の走行時間又は走行距離に関する情報のいずれかを前記車両の走行情報として取得する走行情報取得手段(20、S20)と、
    操作状態取得手段が取得した情報と、前記走行情報取得手段が取得した情報とに基づいて、前記アクセルペダルが非操作状態となっていた期間の前記走行情報に関する情報を走行履歴として算出する走行履歴算出手段(20、S60、S70)と、
    前記走行履歴算出手段によって算出された走行履歴を前記車両情報として前記表示器に表示させると共に、当該表示の走行履歴を前記非操作状態での履歴に特定する文字を前記表示器に表示させる表示制御手段(20、S80)と、を備えることを特徴とする車両用情報表示装置。
  2. 前記走行情報が、前記車両の走行時間である場合、
    前記走行履歴として算出される前記走行情報に関する情報は、前記アクセルペダルが非操作状態となっていた期間の走行時間であることを特徴とする請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  3. 前記走行情報が、前記車両の走行時間である場合、
    前記走行履歴として算出される前記走行情報に関する情報は、前記車両の走行時間に対する、前記アクセルペダルが非操作状態となっていた期間の走行時間の割合であることを特徴とする請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  4. 前記走行情報が、前記車両の走行距離である場合、
    前記走行履歴として算出される前記走行情報に関する情報は、前記アクセルペダルが非操作状態となっていた期間の走行距離であることを特徴とする請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  5. 前記走行情報が、前記車両の走行距離である場合、
    前記走行履歴として算出される前記走行情報に関する情報は、前記車両の走行距離に対する、前記アクセルペダルが非操作状態となっていた期間の走行距離の割合であることを特徴とする請求項1に記載の車両用情報表示装置。
JP2012050834A 2012-03-07 2012-03-07 車両用情報表示装置 Expired - Fee Related JP5853774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012050834A JP5853774B2 (ja) 2012-03-07 2012-03-07 車両用情報表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012050834A JP5853774B2 (ja) 2012-03-07 2012-03-07 車両用情報表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013185927A JP2013185927A (ja) 2013-09-19
JP5853774B2 true JP5853774B2 (ja) 2016-02-09

Family

ID=49387483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012050834A Expired - Fee Related JP5853774B2 (ja) 2012-03-07 2012-03-07 車両用情報表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5853774B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4556947B2 (ja) * 2006-12-27 2010-10-06 トヨタ自動車株式会社 省燃費運転支援装置
JP5223628B2 (ja) * 2008-11-28 2013-06-26 三菱自動車工業株式会社 ディスプレイ連動ガイダンスシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013185927A (ja) 2013-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8305205B2 (en) Vehicle display device
JP6473434B2 (ja) 表示装置
EP3144174B1 (en) Clustered instrument panel in a transportation apparatus
JP2014058300A (ja) 車両乗務員室の表示システムとその制御方法
JP2009502653A (ja) 車載アニメーションバイパスシステム及び方法
US20120293534A1 (en) Method and Display Device for Displaying Information
EP3165397B1 (en) Method and system for driver assistance in a vehicle
GB2558379A (en) Vehicle display based on vehicle speed
KR20120020745A (ko) 자동차용 클러스터의 정보 표시 방법
US8897959B1 (en) Feedback system for electric motorcycles
JP2012040965A (ja) 車両用表示装置
JP6385138B2 (ja) 車載表示制御装置および車載表示制御方法
JP5853774B2 (ja) 車両用情報表示装置
JP6073985B2 (ja) 車両の動作パラメータに基づく動的範囲の提示
JP6115367B2 (ja) 車両用表示装置及び車両用表示方法
JP5705555B2 (ja) エコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法
JP2011118762A (ja) 表示装置
US10093182B2 (en) Adaptive instrument cluster
US9376019B2 (en) Method for operating a control device for a display in a motor vehicle and correspondingly functioning control device
JP2012245896A (ja) 車両用表示装置
JP2011075344A (ja) 車両用表示装置
JP2009214681A (ja) 遠隔操作システム
JP2011037402A (ja) 車両用表示装置
EP2857249B1 (en) Method for displaying information pertaining to efficient driving of a motor vehicle
JP2016074315A (ja) 車両用表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151123

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5853774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees