JPH11200977A - 燃料噴射装置の制御二方弁 - Google Patents

燃料噴射装置の制御二方弁

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JPH11200977A
JPH11200977A JP10002561A JP256198A JPH11200977A JP H11200977 A JPH11200977 A JP H11200977A JP 10002561 A JP10002561 A JP 10002561A JP 256198 A JP256198 A JP 256198A JP H11200977 A JPH11200977 A JP H11200977A
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JP
Japan
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valve
armature
space
injection device
fuel injection
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Withdrawn
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JP10002561A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Nonoyama
由晴 野々山
Sachihiro Tsuzuki
祥博 都筑
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M2200/00Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
    • F02M2200/30Fuel-injection apparatus having mechanical parts, the movement of which is damped
    • F02M2200/304Fuel-injection apparatus having mechanical parts, the movement of which is damped using hydraulic means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールシート式やプレートシート式制御二方
弁の閉弁バウンスを、スプリングを増やさずに低減する
とともに、アーマチャを振動無く停止させる構造を低コ
ストにて実現させる。 【解決手段】 スプリング4の力を弁13に伝えるニー
ドル部分8、9を摺動支持部にて二分割以上し、その分
割されてできた空間24をダンパ室として利用し、該空
間24と摺動支持するボディ6内部との間の流体の流入
流出を摺動支持部に設けられたボディ6内部の細い流路
12により行うので、閉弁バウンスを、分割されてでき
た空間24とボディ6内部の細い流路12とにより奏さ
れるダンパ効果により効率的に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄圧式燃料噴射装置
に用いられる電子制御インジェクタ、蓄圧室圧力リリー
フバルブ等の電磁二方弁である燃料噴射装置の制御二方
弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンにおける電子制御イ
ンジェクタの制御弁は基本的にノズルニードルの開閉弁
の作動を左右する制御室の圧力を開弁により低下、閉弁
により上昇させるという機能を有し、その開閉弁の時間
的なずれは、インジェクタ噴射量の増減に直接つながる
ため、高精度が要求されている。
【0003】しかし、この種の弁は閉弁をバネ力のみに
依存しているため、弁着座時に跳ね返りによるバウンス
を生じることになる。バウンス量は弁下流側の圧力の変
化により影響を受けて変動するため不安定であり、イン
ジェクタ噴射量のバラツキにつながる。この噴射量のバ
ラつきはエンジンのトルク変動、スモーク増加、燃費悪
化につながるため、噴射量バラツキの原因となる制御弁
のバウンスを抑えることが必要となっている。
【0004】この問題は、開弁力となるソレノイドの電
磁力を受ける円板状のアーマチャにかかる力が周囲の低
圧室の圧力によって変わることに起因している。そのた
めEP0753658A1号公報では、弁がシートした
直後にアーマチャがニードルから分離し、アーマチャに
かかる油圧力による運動をアーマチャのみに吸収させて
いる。この構成ではアーマチャがフリーとなるため、開
弁指令時のソレノイドとのエアギャップを一定にするた
め、アーマチャを支えるスプリングを別具備している。
しかし、この案ではスプリングを閉弁力用とアーマチャ
支持用の2本を用いる事となり、経時劣化の要因を増や
すことになる。また、閉弁後もアーマチャがしばらく振
動する事から、パイロット噴射など閉弁直後に開弁を要
する場合などに制御弁の動きが不安定になる。また、構
成上複雑でありコスト高にもつながる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明ではボールシー
ト式やプレートシート式制御二方弁の閉弁バウンスを、
スプリングを増やさずに低減するとともに、アーマチャ
を振動無く停止させる構造を低コストにて実現させるも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、請求項1、請求項2に記載の技術的手段を
採用する。請求項1に記載の発明によれば、スプリング
の力を弁に伝えるニードル部分を摺動支持部にて二分割
以上し、その分割されてできた空間をダンパ室として利
用し、該空間と摺動支持するボディ内部との間の流体の
流入流出を摺動支持部に設けられたボディ内部の細い流
路により行うので、閉弁バウンスを、分割されてできた
空間とボディ内部の細い流路とにより奏されるダンパ効
果により効率的に防止できる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、流体の流
入・流出をニードル部分の分割部分の動作範囲をカバー
する環状隙間と該環状隙間に通じるボディ内部の細い流
路により行うので、前記空間と前記細い流路とが環状隙
間によって常に流通し、前記ダンパ効果が更に良好に発
揮される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の燃料噴射装置の制
御二方弁1の第1実施形態の中心軸に沿った横断面図で
ある。この制御二方弁1はボール13をプレート15の
上面25の中央に設けられたテーパ面20にスプリング
4の圧縮力により付勢したノーマリクローズドの弁であ
る。
【0009】この弁は、スプリング4のシート力をボー
ル13に伝達するため、アーマチャステム8、ステム9
からなるニードル部分を具備する。このニードル群はボ
ディ6中央の孔10に油密で摺動自在に支持されてい
る。高圧燃料はプレート15内中央の孔16と、それに
連なる図示しない制御室に溜められており、ボール13
がリフトすることにより、絞り17を通って低圧側に抜
ける。
【0010】低圧流路は、ボール13周りの低圧室26
からアーマチャ室27に抜ける通路14を通じてアーマ
チャ室27に入り、アーマチャ室27を燃料で満たすと
共に、通路28を通って図示しない外部の低圧配管に通
じる。アーマチャ7はアーマチャステム8に固定され、
アーマチャ7に対向してソレノイド2が配置される。ソ
レノイド2の内側にはスプリング4が格納され、更にそ
の内側にはアーマチャステム8のストッパとなるストッ
パ30が配置される。アーマチャステム8のリフトはス
ペーサ29により管理される。
【0011】本発明のポイントは、ニードル部分をアー
マチャステム8とステム9に分け、開弁中にできるその
隙間24と配管14とを、細孔12と環状隙間11を介
して連通させたことにある。次に第1実施形態の作動に
ついて説明する。図1において、ソレノイド2に通電す
ると、アーマチャ7がスプリング4によるシート力に抗
して上昇し、それに固定されたアーマチャステム8が上
昇する。アーマチャステム8が上昇すると、絞り17の
出口でボール13を押し上げる油圧力と、アーマチャス
テム8とステム9が離れる事により生じる空間24に細
孔12から流入する燃料が間に合わないことにより生ず
る吸引力とによりステム9とボール13は持ち上がる。
ボール13はある程度リフトすると、ボール13とテー
パ面20との間の流路が絞り効果を失うため、テーパ面
20からなるシート面の絞りと、絞り17の絞りの効果
のバランスで、ある程度の高さで宙に浮く。
【0012】アーマチャステム8が更に上昇してストッ
パ30に当たる時期には、空間24に多少の負圧が生
じ、細孔12と環状隙間11を通って空間24に燃料が
入って来る。やがて、アーマチャステム8がストッパ3
0に当たる位置にあり、ボール13とステム9が宙に浮
いて平衡を保った位置でできた空間24に燃料が周囲と
同じ圧力で充満される。
【0013】ソレノイド2の通電をカットするとスプリ
ング4による圧縮力により、アーマチャステム8、アー
マチャ7が下降する。空間24に溜まった燃料の抜けが
間に合わず、空間24は多少体積を減らしながらステム
9、ボール13を押し下げる。ボール13がテーパ面2
0からなるシート面に着座すると、従来の場合ならボー
ル13の反発によりバウンスを起こすが、空間24に残
った燃料が細孔12を抜けて配管14に流出する一連の
流れがダンパ効果を発揮するため、ボール13は再開弁
せず、アーマチャ7、アーマチャステム8が空間24が
消滅するまで、ゆっくり減速しながら降下する。
【0014】以上の構成、作動からスプリングを2本用
いずに単純な構成でボール13がバウンスすること無く
閉弁するボールシートの制御二方弁を提供することがで
きることがわかる。また、この構成によると、閉弁直後
のアーマチャ7が振動しないため、閉弁後すぐの開弁が
スムーズに行えるというメリットもある。
【0015】図2は本発明の燃料噴射装置の制御二方弁
1の第2実施形態の中心軸に沿った横断面図である。図
2の第2実施形態では、図1の第1実施形態の環状隙間
11、細孔12の代わりに細い流路としてボディ6の中
心軸に沿った細長いスリットでできた隙間流路31でア
ーマチャ室27と空間24とを連通させている。
【0016】第2実施形態の作用、効果は第1実施形態
と同様である。図3は本発明の燃料噴射装置の制御二方
弁1の第3実施形態の中心軸に沿った横断面図である。
第3実施形態はプレートシート式弁に対する適用例であ
る。ボール13の代わりにボール13の一面を面取りし
て平面状のプレート34とした弁33で絞り17の出口
面を面シールしている。爪32は、開弁時にプレート3
4が横ずれしないよう保持するためのものである。
【0017】動作は第1実施形態と同じである。以上の
実施形態においては全てニードル部分を2分割している
が、3分割以上して各々の空間に燃料を細孔を通して導
くようにしても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料噴射装置の制御二方弁1の第1実
施形態の中心軸に沿った横断面図である。
【図2】本発明の燃料噴射装置の制御二方弁1の第2実
施形態の中心軸に沿った横断面図である。
【図3】本発明の燃料噴射装置の制御二方弁1の第3実
施形態の中心軸に沿った横断面図である。
【符号の説明】
1 制御二方弁 4 スプリング 6 ボディ 8(アーマチャステム) 9(ステム) ニードル部分 11 環状隙間 12(細孔) 31(隙間流路) 細い流路 13(ボール) 33 弁 24 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリング力により閉弁する燃料噴射装
    置の制御二方弁において、スプリングの力を弁に伝える
    ニードル部分を摺動支持部にて二分割以上し、その分割
    されてできた空間をダンパ室として利用し、該空間と摺
    動支持するボディ内部との間の流体の流入流出を前記摺
    動支持部に設けられた前記ボディ内部の細い流路により
    行うことを特徴とする燃料噴射装置の制御二方弁。
  2. 【請求項2】 前記流体の流入・流出を前記ニードル部
    分の分割部分の動作範囲をカバーする環状隙間と該環状
    隙間に通じる前記ボディ内部の前記細い流路により行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置の制御
    二方弁。
JP10002561A 1998-01-08 1998-01-08 燃料噴射装置の制御二方弁 Withdrawn JPH11200977A (ja)

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Effective date: 20050405