JPH11198923A - レトルト殺菌処理可能な紙容器 - Google Patents

レトルト殺菌処理可能な紙容器

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JPH11198923A
JPH11198923A JP10004724A JP472498A JPH11198923A JP H11198923 A JPH11198923 A JP H11198923A JP 10004724 A JP10004724 A JP 10004724A JP 472498 A JP472498 A JP 472498A JP H11198923 A JPH11198923 A JP H11198923A
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JP
Japan
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film
container
paper
edge
laminated
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JP10004724A
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English (en)
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Eishin Miyake
英信 三宅
Masashi Goto
雅士 後藤
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子レンジ適性を有するレトルト殺菌処理可能
な紙容器の提供。 【解決手段】開口部11と胴部12と底部13を具備し、開口
部周縁には外側にカールしその上下層が互いに偏平に熱
圧着された口縁部17を有するカップ状の容器本体10と、
容器本体の胴部の貼り合わせ部に生じる内外双方の端縁
部を被覆するためのテープ状積層フィルム20と、から構
成される紙容器に、容器本体の開口部周縁に位置し口縁
部の外側面および下面を覆う熱融着する口縁周縁部材35
と、底部インカール内壁部に沿って位置し熱融着する底
部インカール環状部材34とを、容器本体を前もって挿入
配置した金型内に熱溶融したポリプロピレン樹脂を射出
するインサート射出成形法により設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レトルト殺菌処理
可能な紙容器に関し、特には、電子レンジによる再加熱
が可能なレトルト殺菌処理可能なカップ状をした紙容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】レトルト殺菌処理可能な紙容器として
は、例えば、特開昭57−46734号公報、特開昭5
8−52033号公報、特開昭58−20638号公報
等に開示された発明をはじめとして多数の発明、考案が
開示されている。
【0003】特開昭57−46734号公報に開示され
た発明は、高密度ポリエチレン樹脂を除く熱可塑性樹脂
が主体であって、融点が115°C以上の樹脂を両外層
とした合成樹脂、紙およびアルミ箔からなる積層シート
を丸めて重ね合せた両側端部に防水処理を施すとともに
溶着して筒体を形成し、得られた筒体の上下両開口部
を、前記積層シートにおける合成樹脂と同種の合成樹脂
で内面を被覆したアルミ箔からなる蓋材で閉蓋してなる
容器であって、前記積層シートが紙の両側面にアルミ箔
を配した積層構造とされた包装用容器としたものであ
る。
【0004】また特開昭58−52033号公報に開示
された発明は、両面耐水処理をした紙質原反からなる扇
形又は方形ブランクシートの胴シール部に相当する両端
部をある幅にわたって互いに逆面へと折返し且つブラン
クシート全体を筒体を形成するように折曲げて前記で得
られた一対の折返し片を有する面で両端部を貼合してな
る胴部筒体の上下部を、その上下紙端面が露出しないよ
うに蓋体および底板でシールしてなる完全耐水性紙質容
器としたものである。
【0005】さらに特開昭58−20638号公報に開
示された発明は、内層を形成する樹脂層と板紙等からな
る中間層が一体接着され、外層を形成する樹脂層と中間
層とが一体接着もしくは容器上縁での樹脂同士の接着が
なされ、各層間は脱気され、中間層が両側の樹脂層に挟
まれている多層容器としたものである。
【0006】しかしながらこれらの発明は、いずれもア
ルミ箔を多用しているため電子レンジ適性が無い、合成
樹脂を多用しているため廃棄性に問題が残る、等の問題
を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、レトルト殺
菌処理可能な紙容器に関する以上のような問題点に着目
してなされたもので、電子レンジ適性を有するレトルト
殺菌処理可能な紙容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
紙層を主体とする積層シートから成る開口部と胴部と底
部とを具備し、開口部周縁には、外側にアウトカールし
その上下層が互いに偏平に熱圧着された口縁部を有する
カップ状の容器本体と、容器本体の胴部の貼り合わせ部
に生ずる内外双方の端縁部を被覆するためのテープ状積
層フィルムと、から構成される紙容器に、容器本体の開
口部周縁に位置し口縁部の外側面および下面を覆う熱融
着する口縁周縁部材と、底部インカール内壁部に沿って
位置し熱融着する底部インカール環状部材とを、前記容
器本体を前もって挿入配置した金型内に熱溶融したポリ
プロピレン樹脂を射出するインサート射出成形法により
設けたレトルト殺菌処理可能な紙容器である。
【0009】また、第2の発明は、紙層を主体とする積
層シートから成り、上端部は外側にアウトカールし、そ
の上下層が偏平に熱圧着されて口縁部を形成し、上下方
向には貼り合わせ部を有する円筒体の下端部に、外周縁
部が下向きに起立した前記積層シートから成る円形状の
底体が、円筒体の内側面周縁と、底体の下向きに起立し
た外周縁部の内側面周縁とを、円筒体の下端縁と底体の
外周縁部の下端縁とが同一平面になるように互いに熱接
着させてなる容器本体と、円筒体の貼り合わせ部に生じ
る内外双方の端縁部を被覆するためのテープ状積層フィ
ルムと、から構成される紙容器に、容器本体の上端部周
縁に位置し口縁部の外側面および下側面を覆う熱融着す
る口縁周縁部材と、円筒体下端と底体の起立した外周縁
部との熱接着により形成された容器本体底部の周縁に沿
って下方から挟み込むように位置し熱融着する底縁部環
状部材とを、前記容器本体を前もって挿入配置した金型
内に熱溶融したポリプロピレン樹脂を射出するインサー
ト射出成形法により設けたレトルト殺菌処理可能な紙容
器である。
【0010】さらにまた、第3の発明は、第1および第
2の発明において、前記積層シートは、容器外側よりC
PPフィルム、カップ原紙、バリヤー層、CPPフィル
ムの順序で積層される少なくとも4層構成からなる積層
シートであるレトルト殺菌処理可能な紙容器である。
【0011】さらにまた、第4の発明は、第1、第2お
よび第3の発明において、前記積層シートを構成するC
PPフィルムの、容器外側に位置するCPPフィルムは
ブロックタイプまたはランダムタイプのCPPフィルム
であり、内容物と接触する側に位置するCPPフィルム
はブロックタイプのCPPフィルムであるレトルト殺菌
処理可能な紙容器である。
【0012】さらにまた、第5の発明は、第1、第2、
第3および第4の発明において、前記積層シートを構成
するバリヤー層が、無機化合物蒸着薄膜を形成したフィ
ルム、金属化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、または
バリヤー性プラスチックフィルムのいずれかであるレト
ルト殺菌処理可能な紙容器である。
【0013】さらにまた、第6の発明は、第1、第2、
第3、第4および第5の発明において、前記積層シート
を構成するカップ原紙が、原紙表面に珪藻土からなるコ
ート層が12〜18g/m2 塗布されているカップ原紙
であるレトルト殺菌処理可能な紙容器である。
【0014】さらにまた、第7の発明は、第1、第2、
第3、第4、第5および第6の発明において、前記テー
プ状積層フィルムが、CPPフィルム、バリヤー層、C
PPフィルムの順序で積層される少なくとも3層構成か
らなる積層フィルムであるレトルト殺菌処理可能な紙容
器。である。
【0015】さらにまた、第8の発明は、第1、第2、
第3、第4、第5、第6および第7の発明において、前
記テープ状積層フィルムを構成するバリヤー層が、無機
化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、金属化合物蒸着薄
膜を形成したフィルム、またはバリヤー性プラスチック
フィルムのいずれかであるレトルト殺菌処理可能な紙容
器である。
【0016】
【作用】上記のように本発明によれば、紙容器成形後に
外部に露出する積層シート端面はテープ状積層フィルム
で被覆され、底部インカール部壁面はポリプロピレン樹
脂等の合成樹脂で被覆されているので、レトルト殺菌処
理が可能である。
【0017】また、積層シートが、CPPフィルム、カ
ップ原紙、無機化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、金
属化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー
性プラスチックフィルムのいずれかからなるバリヤー
層、CPPフィルムを順次積層した構成からなり、ま
た、テープ状積層フィルムが、ポリプロピレンフィル
ム、無機化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、金属化合
物蒸着薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー性プラ
スチックフィルムのいずれかからなるバリヤー層、ポリ
プロピレンフィルムを順次積層した構成からなっている
ので電子レンジ適性を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下実施例により本発明を詳細に
説明するが、本発明はその要旨を越えぬ限り下記実施例
に限定されない。本発明のレトルト殺菌処理可能な紙容
器は、例えば、図1、図4に示すように、開口部(1
1)と胴部(12)と底部(13)とを具備し、開口部
に偏平な口縁部(17)を有するカップ状の容器本体
(10)と、容器本体の胴部の貼り合わせ部(14)に
生ずる内外双方の端縁部(15、16)を被覆するため
のテープ状積層フィルム(20)と、容器本体の口縁部
(17)の外方および下方を被覆する口縁周縁部材(3
5)と、底部内壁を被覆する底部インカール環状部材
(34)と、から構成されている。
【0019】また、本発明の別のレトルト殺菌処理可能
な紙容器は、例えば、図5、図6に示すように、貼り合
わせ部(140)を有する円筒体(120)と底体(1
30)とから成り上端に偏平な口縁部(170)を具備
した容器本体(100)と、円筒体の貼り合わせ部に生
ずる端縁部を被覆するテープ状積層フィルムと、口縁部
(170)の外方および下方を被覆する口縁周縁部材
(35)と、底部周縁を挟み込むように被覆する底縁部
環状部材(33)と、から構成されている。
【0020】容器本体の胴部や底部、あるいは円筒体や
底体を構成する積層シートは、図2に示すように、容器
外側から、CPPフィルム(2)、カップ原紙(3)、
バリヤー層(4)、CPPフィルム(5)がそれぞれこ
の順序で積層された少なくとも4層構成からなる積層シ
ート(1)である。
【0021】カップ原紙(3)は積層シートの基材であ
り、坪量280g/m2 〜320g/m2 程度のものが
好ましく使用できる。また、紙に印刷する場合の絵柄再
現性に優れ、紙の熱による黄変の外観上の防止策となる
ため、表面に珪藻土からなるコート層(3a)が塗布さ
れたカップ原紙を使用することが好ましい。コート層の
塗布量は12〜18g/m2 が好ましい。
【0022】カップ原紙の内側に設けられるバリヤー層
(4)は、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィ
ルム、二軸延伸ナイロン(ONy)フィルム、二軸延伸
ポリプロピレン(OPP)フィルム等のプラスチックフ
ィルムに酸化珪素、酸化アルミニウム等の薄膜を400
Å程度真空蒸着法などの方法により蒸着した蒸着フィル
ムが好ましく使用できるが、エチレンビニルアルコール
共重合樹脂(EVOH)フィルムであってもよい。
【0023】カップ原紙の外側に使用されるCPPフィ
ルム(2)は、120°C以上の耐熱性を有し、かつ、
カップの成形時に従来のカップ成形機での成形条件を大
幅に変える必要のないブロックタイプまたはランダムタ
イプのCPPフィルムが好ましく使用でき、その厚みは
30〜70μmのものが好適に使用できる。
【0024】積層シート(1)の最内層、内容物と接触
する側に設けられるCPPフィルム(5)は、低分子量
物質の抽出される量が少なく、そのため、内容物がレト
ルト殺菌処理やホット充填するものであっても味覚に及
ぼす影響が極めて少ない、また、流通時の耐衝撃性にも
優れている等の理由から、ブロックタイプのCPPフィ
ルムである必要がある。
【0025】カップ成形時のピンホールの発生をより少
なくする目的で、CPPフィルム(2)とカップ原紙
(3)の層間にPETフィルム(図示せず)の層を設け
てもよい。PETフィルムの厚さは9〜16μm程度が
好ましい。
【0026】積層シート(1)に印刷部を設ける場合
は、カップ原紙(3)のコート層(3a)の上に設ける
ことが一般的であるが、PETフィルムの層を設けた場
合は、このPETフィルムの表裏両面のいずれかに設け
てもよいし、コート層の上に設けてもよい。
【0027】カップ原紙(3)と上記各層との積層は、
一般的に用いられている公知の積層法、例えば、二液型
ポリエステル接着剤を用いたドライラミネーション法な
どにより、適宜の順序で積層することにより、積層シー
ト(1)を作製することができる。
【0028】別に、容器本体の胴部あるいは円筒体とな
る胴部材用ブランクの一方の端面ともう一方の端面とを
貼り合わせた際、外側に出る方と内側に入る方の双方の
端面を被覆するため、図3に示すような、CPPフィル
ム(21)、バリヤー層(22)、CPPフィルム(2
3)を順次貼り合わせて構成されているテープ状積層フ
ィルム(20)を用意する。
【0029】バリヤー層(22)は、PETフィルム、
ONyフィルム、OPPフィルム等のプラスチックフィ
ルムに酸化珪素、酸化アルミニウム等の薄膜を400Å
程度真空蒸着法などの方法により蒸着した蒸着フィルム
が好ましく使用できるが、EVOHフィルムであっても
よい。
【0030】バリヤー層(22)の両側に設けられるC
PPフィルム(21、23)は、ホモタイプ、ランダム
タイプ、ブロックタイプのいずれのタイプであっても構
わない。
【0031】CPPフィルム(21)とバリヤー層(2
2)およびバリヤー層(22)とCPPフィルム(2
3)の貼り合わせは、一般的に用いられている公知の積
層法、例えば、二液型ポリエステル接着剤を用いたドラ
イラミネーション法などにより行うことができ、容易に
テープ状積層フィルム(20)を作製することができ
る。
【0032】このテープ状積層フィルム(20)を容器
本体の胴部あるいは円筒体となる胴部材ブランクの両端
に熱融着させる方法は、ヒートシール法、インパルスシ
ール法、超音波シール法のいずれの方法によっても良
い。また融着加工はカップ成形前のブランク状態の時が
好ましい。
【0033】紙容器の成形は、例えば、つぎのようにし
て行うことができる。まず、積層シート(1)より、カ
ップ状の容器本体(10)を成形するため、容器本体の
胴部(12)となる胴部材ブランクと、容器本体の底部
(13)となる底部材ロールを作製する。そして胴部材
ブランクの、容器本体を胴部に組み立てた際、胴部の貼
り合わせ部に生じる内外双方の端面を、上記したテープ
状積層フィルム(20)で、例えば、図4(b)に示す
ような状態に被覆する。
【0034】テープ状積層フィルムを必要個所に被覆し
た胴部材ブランクと底部材ロールを紙カップ成形機にセ
ットする。まず、胴部材ブランクをCPPフィルム
(5)が内面になるようにして円筒状に曲げ、胴部材ブ
ランクのテープ状積層フィルムで被覆された一方の端面
と、テープ状積層フィルムで被覆されたもう一方の端面
とを重ね合わせるように貼り合わせ、貼り合わせ部(1
4)を有する円筒状の胴部(12)を作製する。
【0035】つぎに、この円筒状の胴部(12)の下部
内面に、底部材ロールから打ち抜かれ外周縁部が下向き
に起立した円形状の底部部材の外周縁部の外面が加熱接
合し、さらに、外周部を覆うように胴部材の下端縁部が
内方に折り曲げられ、ローレット(図示せず)により、
底部材の外周縁部の内面に圧着接合して胴部下部への底
部の取り付け加工が行われる(図4参照)。この際、胴
部材の内面と底部材の内面は完全に融着され、かつ、内
層のCPPフィルムの溶融による樹脂の、胴部材と底部
材の接着面への埋まりを十分に、することが肝要で、そ
のことにより内容物を充填した際、内容物の水分や油分
が底部材の端面へ浸透することがなくなる。
【0036】ついで、底部を有する胴部材を下から上に
押しつけるように回転させると、胴部材の開口部先端は
カール金型(図示せず)によりアウトカールして口縁部
(17)を有する紙容器(50)が成形される。最後に
口縁部(17)を上下より加熱圧着すると、偏平な口縁
部(17)となる。これらの成形加工は一般的な紙カッ
プ成形機で自動的に行うことができる。
【0037】作製された紙容器(50)の口縁部外方と
下方の周縁と、底部インカール内壁部にポリプロピレン
樹脂を射出して被覆し、積層シートの端面が露出しない
ようにする。このようにしてレトルト殺菌処理可能な紙
容器が作製される。
【0038】この際使用するポリプロピレン樹脂は、ホ
モタイプ、ランダムタイプ、ブロックタイプのいずれで
あっても構わない。
【0039】
【実施例】以下に本発明の実施例をさらに具体的に説明
する。 〈実施例1〉容器本体を構成する積層シート(1)、積
層シートを成形して得られる容器本体の端面露出個所を
被覆するためのテープ状積層フィルム(20)および容
器本体の開口部を密封する蓋部材をポリエステル樹脂系
二液反応型接着剤を用いたドライラミネーション法によ
り下記する構成で作製した。
【0040】積層シート(1)の層構成、〔容器外側〕
CPPフィルム(50μm厚)(2)/PETフィルム
(9μm厚)(図示せず)/コート層(塗布量;15g
/m 2 )(3a)/カップ原紙(坪量;295g/
2 )(3)/PETフィルム(12μm厚),酸化ア
ルミニウム蒸着薄膜(400Å)(4)/CPPフィル
ム(50μm厚)(5)〔容器内側〕
【0041】テープ状積層フィルム(20)の層構成、
CPPフィルム(30μm厚)(21)/PETフィル
ム(12μm厚),酸化アルミニウム蒸着薄膜(400
Å)(22)/CPPフィルム(30μm厚)(23)
【0042】蓋部材の層構成、〔容器外側〕PETフィ
ルム(12μm厚),酸化アルミニウム蒸着薄膜(40
0Å)/ONyフィルム(14μm厚)/CPPフィル
ム(70μm厚)〔容器内側〕
【0043】積層シート(1)に用いるCPPフィルム
は下記構成、物性からなるCPPフィルムである。すな
わち、プロピレン−エチレンブロック共重合体、・融
点;160°C、・密度;0.90g/cm3 、・MF
R;8g/10min.、・エチレン含有率;2.5w
t%、・耐衝撃性付与のため、エチレン−ブテン共重合
体(非晶性樹脂)を添加している。
【0044】また、カップ原紙の水分率は5.0%であ
る。
【0045】積層シートより、カップ状の容器本体(1
0)を成形するため、容器本体の胴部(12)となる胴
部材ブランクと、容器本体の底部(13)となる底部材
ロールを作製した。そして、胴部材ブランクの成形時に
貼り合わせ部(14)となる両端面露出部すべてにわた
り図4(b)に示すように幅10mmのテープ状積層フ
ィルム(20)をインパルスシールし、紙端面露出部を
被覆した。
【0046】この紙端面露出部をテープ状積層フィルム
で被覆した胴部材ブランクと、底部材ロールとを用いて
口縁部(17)を有する円筒状のカップ状容器を成形し
た。加熱方式は積層シートのカップ原紙内水分の気化に
伴うブリスターの発生を防止するため、溶着部外側のC
PPフィルムを局所的に加熱圧着する方式を採用した。
(詳細な成形方法は段落番号0033、0034、00
35に記した)
【0047】このようにして作製した紙容器(50)の
底部のインカール内壁部に、熱溶融したポリプロピレン
樹脂を射出し底部インカール環状部材(34)を、ま
た、口縁部には、外側面および下面を覆う口縁周縁部材
(35)を熱溶融したポリプロピレン樹脂で被覆して、
紙端面の露出が全くないレトルト殺菌処理可能な紙容器
を作製した。容器へのポリプロピレン樹脂の被覆は、容
器を前もって挿入配置した金型内に熱溶融したポリプロ
ピレン樹脂を射出するインサート射出成形法により行っ
た。
【0048】この際用いたポリプロピレン樹脂は下記す
る構成、物性からなるものであった。すなわち、・エチ
レン−プロピレンブロック共重合体、・融点;160°
C、・密度;0.90g/cm3 、・MFR;14g/
10min.
【0049】〈実施例2〉胴部と底部の接合形態を変化
させた例紙容器の成形を、例えば、つぎのようにして行
うこともできる。まず、積層シート(1)より、容器本
体(100)を成形するため、容器本体の円筒体(12
0)となる胴部材ブランクと容器本体の底体(130)
となる底部材ロールを作製した。そして、胴部材ブラン
クの成形時に貼り合わせ部(140)となる両端面露出
部すべてにわたり、図6(b)に示すように幅10mm
のテープ状積層フィルム(20)をインパルスシール
し、紙端面露出部を被覆した。
【0050】テープ状積層フィルムを必要個所に被覆し
た胴部材ブランクと底部材ロールを筒体成形機にセット
し、胴部材ブランクをCPPフィルム(5)が内面にな
るようにして円筒状に曲げ、胴部材ブランクのテープ状
積層フィルムで被覆された一方の端面と、テープ状積層
フィルムで被覆されたもう一方の端面とを重ね合わせる
ように貼り合わせ、貼り合わせ部(140)を有する円
筒体(120)を作製した。
【0051】つぎに、この円筒体(120)の下部内面
に、底部材ロールから打ち抜かれた外周縁部が下向きに
起立した円形状の底体(130)の内面をホットエアー
で加熱させつつ円筒体の下端縁と底体の外周縁部の下端
縁とが同一平面になるように加圧熱接着させ、胴部と底
部を接合させた紙容器を作製した。
【0052】ついで、胴部と底部を接合させた紙容器を
下から上に押しつけるように回転させると、円筒体の上
端縁はカール金型(図示せず)によりアウトカールして
口縁部を形成する。最後に口縁部を上下より加熱圧着す
ると、偏平な口縁部(170)となる。このようにして
偏平な口縁部(170)を有する紙容器(500)が作
製された。
【0053】作製した紙容器(500)の円筒体と底体
の接合部分の周縁には先端部を覆うように底縁部環状部
材(33)を、また、口縁部には外側面および下面を覆
うように口縁周縁部材(35)を、紙容器を前もって挿
入配置した金型内に熱溶融したポリプロピレン樹脂を射
出するインサート射出成形法を用いてそれぞれ設けた。
こうして積層シートの端面が露出しない、レトルト殺菌
処理可能な紙容器が作製できた。
【0054】この際用いたポリプロピレン樹脂は、実施
例1と同様の下記する構成、物性からなるものであっ
た。すなわち、・エチレン−プロピレンブロック共重合
体、・融点;160°C、・密度;0.90g/c
3 、・MFR;14g/10min.
【0055】〈比較例1〉胴部(12)を構成する胴部
材の端面をテープ状積層フィルム(20)で被覆しない
以外は、実施例1と同じ材質、成形方法で作製した紙容
器。(詳細な説明は省略する)
【0056】〈比較例2〉積層シートを構成するバリヤ
ー層として厚さ9μmのアルミニウム箔を使用した以外
は実施例1と同じ材質、成形方法で作製した紙容器。
(詳細な説明は省略する)
【0057】〈比較例3〉円筒体(120)を構成する
胴部材の端面をテープ状積層フィルム(20)で被覆し
ない以外は、実施例2と同じ材質、成形方法で作製した
紙容器。(詳細な説明は省略する)
【0058】〈比較例4〉積層シートを構成するバリヤ
ー層として厚さ9μmのアルミニウム箔を使用した以外
は実施例2と同じ材質、成形方法で作製した紙容器。
(詳細な説明は省略する)
【0059】〈参考例1〉実施例1と同形状のプラスチ
ック容器(構成はポリプロピレン樹脂(PP)/EVO
H/PPを作製した。
【0060】以上同じ形状をした6種類の紙容器および
1種類のプラスチック容器についてレトルト適性と電子
レンジ適性を以下に述べる方法に従って実験し評価し
た。
【0061】〈実験1〉レトルト適性(1) 上記7種類の容器に水を充填し蓋部材で密封した後、下
記2条件で株式会社日阪製作所製の装置を用い、含気方
式のレトルト殺菌処理を行い、容器の形状変化の状態を
観察した。その結果を表1に示す。 条件1‥‥初期温度;80°C、昇温条件;120°C 到達15分 保持条件;30分間、冷却時間;30分間 条件2‥‥初期温度;80°C、昇温条件;130°C 到達15分 保持条件;30分間、冷却時間;30分間 表1中、○は容器に変形等の形状変化がないことを示
し、×は紙端面からの浸水により胴部の貼り合わせ部が
剥離し容器が破れたことを示す。
【0062】〈実験2〉レトルト適性(2) 実施例1、2、比較例3、4、参考例1の5種類の容器
について、下記する酸素バリヤー検知材料を内容物とし
て充填し蓋部材で密封した後、上記2条件でレトルト殺
菌処理を行い、酸素バリヤー性の有無を観察した。その
結果を表1に示す。 酸素バリヤー検知材料‥‥ショ糖脂肪酸エステル、寒天
粉末、水酸化ナトリウム、メチレンブルー、Dグルコー
スの混合体を熱水中で溶解したもの バリヤー性の評価方法‥‥メチレンブルーが酸素に触れ
ると青く発色することを利用して酸素透過の程度を色相
にて評価する 表1中、○は内容液が青色に発色せず酸素バリヤー性が
有ることを示し、×は内容液が全体に青色に発色して、
酸素バリヤー性が劣化していることを示し、−は未実験
であることを示す。
【0063】〈実験3〉電子レンジ適性 実施例1、2、比較例3、4、参考例1の5種類の容器
について、レトルト殺菌処理後に電子レンジによる加熱
を下記条件で実施し、電子レンジ適性を観察、評価し
た。その結果を表2に示す。なお、電子レンジは、定格
電圧100V、定格周波数60Hzの一般的に用いられ
ているものを使用した。表2中、○は電子レンジによる
再加熱が問題なく出来た状態を示し、×は電子レンジに
よる再加熱が出来なかった状態を示す。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】表1、2から考察すると、紙端面を完全に
被覆した本発明の紙容器は、レトルト殺菌適性と共にレ
トルト殺菌後の電子レンジ適性をも有することが分かる
(実施例1、2)。紙端面を被覆しなかった紙容器は、
レトルト殺菌処理を施すと紙端面から水が浸透し容器の
変形をきたし使用に耐えられないことが分かる(比較例
1、2)。また、積層シートのバリヤー層にアルミニウ
ム箔を用いた紙容器は、レトルト殺菌適性は有するもの
の電子レンジ適性が無いことが分かる(比較例3、
4)。さらに、PP/EVOH/PP構成からなるプラ
スチック容器は、レトルト殺菌処理による形状の変化は
なく、電子レンジ適性は有するもののレトルト殺菌処理
後のガスバリヤー性に難点があることが分かる(参考例
1)。
【0067】
【発明の効果】上記のように本発明の紙容器は紙を主体
とする容器なので、ディスプレイ性、印刷性に優れてお
り、プラスチック容器のような二次容器を必要とせず、
ごみの発生を抑制することができる。紙容器なので焼却
性に優れている。また、レトルト殺菌処理が可能なの
で、耐水容器として水まわりのプラスチックボトルに代
わる容器としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレトルト殺菌可能な紙容器の一実施例
を示す縦断面を内側から見た説明図である。
【図2】本発明の紙容器に用いる積層シートの一実施例
を示す断面説明図である。
【図3】本発明の紙容器に用いるテープ状積層フィルム
の一実施例を示す断面説明図である。
【図4】本発明に使用する容器本体一例の説明図であ
り、(a)は容器本体の一部を切り欠いた正面説明図
で、(b)はA部の拡大平面説明図である。
【図5】本発明のレトルト殺菌可能な紙容器の別の実施
例を示す縦断面を内側から見た説明図である。
【図6】本発明に使用する別の容器本体の説明図であ
り、(a)は容器本体の一部を切り欠いた正面説明図
で、(b)はA部の拡大平面説明図である。
【符号の説明】
1‥‥積層シート 2、5、21、23‥‥CPPフィルム 3‥‥カップ原紙 3a‥コート層 4‥‥バリヤー層 10、100‥‥容器本体 11‥‥開口部 12‥‥胴部 13‥‥底部 14、140‥‥貼り合わせ部 15、16‥‥端縁部 17、170‥‥口縁部 20‥‥テープ状積層フィルム 22‥‥バリヤー層 33‥‥底縁部環状部材 34‥‥底部インカール環状部材 35‥‥口縁周縁部材 50、500‥‥紙容器 120‥‥円筒体 130‥‥底体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 9/00 B32B 9/00 A 27/00 27/00 H 27/10 27/10 27/32 27/32 Z B65D 3/22 B65D 3/22 B 81/34 81/34 U

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙層を主体とする積層シートから成る開口
    部と胴部と底部とを具備し、開口部周縁には、外側にア
    ウトカールしその上下層が互いに偏平に熱圧着された口
    縁部を有するカップ状の容器本体と、容器本体の胴部の
    貼り合わせ部に生ずる内外双方の端縁部を被覆するため
    のテープ状積層フィルムと、から構成される紙容器に、 容器本体の開口部周縁に位置し口縁部の外側面および下
    面を覆う熱融着する口縁周縁部材と、底部インカール内
    壁部に沿って位置し熱融着する底部インカール環状部材
    とを、前記容器本体を前もって挿入配置した金型内に熱
    溶融したポリプロピレン樹脂を射出するインサート射出
    成形法により設けたことを特徴とするレトルト殺菌処理
    可能な紙容器。
  2. 【請求項2】紙層を主体とする積層シートから成り、上
    端部は外側にアウトカールし、その上下層が偏平に熱圧
    着されて口縁部を形成し、上下方向には貼り合わせ部を
    有する円筒体の下端部に、外周縁部が下向きに起立した
    前記積層シートから成る円形状の底体が、円筒体の内側
    面周縁と、底体の下向きに起立した外周縁部の内側面周
    縁とを、円筒体の下端縁と底体の外周縁部の下端縁とが
    同一平面になるように互いに熱接着させてなる容器本体
    と、 円筒体の貼り合わせ部に生じる内外双方の端縁部を被覆
    するためのテープ状積層フィルムと、から構成される紙
    容器に、 容器本体の上端部周縁に位置し口縁部の外側面および下
    側面を覆う熱融着する口縁周縁部材と、円筒体下端と底
    体の起立した外周縁部との熱接着により形成された容器
    本体底部の周縁に沿って下方から挟み込むように位置し
    熱融着する底縁部環状部材とを、前記容器本体を前もっ
    て挿入配置した金型内に熱溶融したポリプロピレン樹脂
    を射出するインサート射出成形法により設けたことを特
    徴とするレトルト殺菌処理可能な紙容器。
  3. 【請求項3】前記積層シートは、容器外側より未延伸ポ
    リプロピレン(CPP)フィルム、カップ原紙、バリヤ
    ー層、未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムの順序
    で積層される少なくとも4層構成からなる積層シートで
    あることを特徴とする請求項1または2記載のレトルト
    殺菌処理可能な紙容器。
  4. 【請求項4】前記積層シートを構成するCPPフィルム
    の、容器外側に位置するCPPフィルムはブロックタイ
    プまたはランダムタイプのCPPフィルムであり、内容
    物と接触する側に位置するCPPフィルムはブロックタ
    イプのCPPフィルムであることを特徴とする請求項
    1、2または3記載のレトルト殺菌処理可能な紙容器。
  5. 【請求項5】前記積層シートを構成するバリヤー層が、
    無機化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、金属化合物蒸
    着薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー性プラスチ
    ックフィルムのいずれかであることを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載のレトルト殺菌処理可能な紙容
    器。
  6. 【請求項6】前記積層シートを構成するカップ原紙が、
    原紙表面に珪藻土からなるコート層が12〜18g/m
    2 塗布されているカップ原紙であることを特徴とする請
    求項1、2、3、4または5記載のレトルト殺菌処理可
    能な紙容器。
  7. 【請求項7】前記テープ状積層フィルムが、CPPフィ
    ルム、バリヤー層、CPPフィルムの順序で積層される
    少なくとも3層構成からなる積層フィルムであることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のレ
    トルト殺菌処理可能な紙容器。
  8. 【請求項8】前記テープ状積層フィルムを構成するバリ
    ヤー層が、無機化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、金
    属化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー
    性プラスチックフィルムのいずれかであることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6または7記載のレト
    ルト殺菌処理可能な紙容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100570807B1 (ko) 2005-11-15 2006-04-12 양성우 종이컵 옆지의 비닐띠 접착방법
KR100686729B1 (ko) 2005-08-17 2007-02-26 양성우 이중종이용기의 슬리브부착구조 및 그 방법
JP2015227171A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 東洋製罐グループホールディングス株式会社 電子レンジ対応の紙成形容器
CN111748972A (zh) * 2019-03-27 2020-10-09 无锡小天鹅电器有限公司 桶组件以及洗衣机

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