JPH11198823A - 操舵装置の支持構造 - Google Patents
操舵装置の支持構造Info
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- JPH11198823A JPH11198823A JP10002899A JP289998A JPH11198823A JP H11198823 A JPH11198823 A JP H11198823A JP 10002899 A JP10002899 A JP 10002899A JP 289998 A JP289998 A JP 289998A JP H11198823 A JPH11198823 A JP H11198823A
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Abstract
グホイールを支持するブラケット両者の剛性を高めると
共に、組付け作業性を向上させる。 【解決手段】 車体側に支持されたペダルブラケット1
1にブレーキペダル15の上端を軸14で軸着すると共
に、ステアリングハンガーブラケット5にステアリング
シャフト1を支持させた操舵装置の支持構造において、
前記ペダルブラケット11に側面視山形形状の延長部材
20の基端部を取付け、この延長部材20の先端部を平
面視でステアリングハンガーブラケット5の中心から外
した位置にボルト21とナット22で締結した。前方か
らの急激過大な力を受けたとき、延長部材20が変形し
てその衝撃を吸収する。延長部材20の先端部を平面視
でステアリングハンガーブラケット5の中心から外した
ことにより、組付け時の作業性が向上する。
Description
用する操舵装置の支持構造に関するものである。
ルはステアリングシャフトの先端に取付けられ、ステア
リングシャフトは車体側部材に支持されている。図14
について、その構造を説明する。1はステアリングシャ
フトであり、上端に形成されたステアリングホイール取
付部2にステアリングホイール3(図2参照)を取付け
るものである。ステアリングシャフト1は、フロントピ
ラーパイプ(図示しない車体両側のフロントピラーの間
に渡架された車体補強用のパイプ)4に固着されたステ
アリングハンガーブラケット5にボルト6とナット7に
よって取付けられたステアリングコラム8により支持さ
れている。
バーサルジョイント9が設けられ、その先は下方に屈折
しているが、その前部にはダッシュパネル10が位置
し、そのダッシュパネル10の上部に、ペダルブラケッ
ト11が3組のボルト12とナット13とによって取付
けられている。ペダルブラケット11には車体の幅方向
に軸14が挿通されており、この軸14に、ブレーキペ
ダル15の上端が軸着されている。
ム側)にはブレーキブースター16が取付けられてお
り、その一部がダッシュパネル10を貫通している。貫
通した部分にはプッシュロッド17が設けられており、
ブレーキペダル15の軸着部より少し下の部分に軸18
で軸着されている。これにより、運転者がブレーキペダ
ル15を踏むと、ブレーキペダル15は軸14を中心に
して図における時計方向に回動し、ブレーキブースター
16のプッシュロッド17を押圧することになる。一方
ステアリングシャフト1は、ステアリングホイール3を
回すことにより回動して操舵作用を行う。図示するもの
の場合、ステアリングシャフト1には電動パワーステア
リング用のモータ19が取付けられており、操舵力を軽
減するようになっている。
車が時速20〜30Kmで停止物体に当ったとすると、
ステアリングホイール3内のGセンサが衝撃を検知しに
くく、エアバッグが開きにくいという問題があった。ま
た、ブレーキペダル15に振動が発生し易く、電動パワ
ーステアリング用モータ19が発生する振動が大きいと
いう問題もあった。これらの原因として考えられること
は、ステアリングシャフト1を支持するブラケット8と
ペダルブラケット11とが独立していることである。
人が既に特許出願をしている(特願平9−62192
号)。また実公昭59−7167号公報にも類似の構造
のものが開示されている。前者のものは、連結により剛
性が高まるので走行時の防振性が向上する上に、車両前
部からの伝達加速度信号が受け易くなる。さらに連結部
材を側面視山形にしたことにより、圧縮方向に対する変
形が容易になることから、急激に前方から過大な荷重を
受けたときのハンドル挙動が容易になるという特徴があ
る。後者のものも具体的な構成は相違するが、ほぼ同様
の効果を期待することができる。
で、本出願人が先に特許出願した前者のものをさらに改
良した構造を提供しようとするものである。
決するための手段として、請求項1に記載された発明に
おいては、車体側に支持されたペダルブラケットにペダ
ルの上端を軸着すると共に、ステアリングハンガーブラ
ケットにステアリングシャフトを支持させた操舵装置の
支持構造において、前記ペダルブラケットに側面視山形
形状の延長部材の基端部を取付け、該延長部材の先端部
を平面視でステアリングハンガーブラケットの中心から
外した位置にボルトで締結したことを特徴とする。
は、請求項1に記載されたものにおいて、前記延長部材
の先端部分に、ステアリングハンガーブラケットの端部
を把持するフランジを設けたことを特徴とする。
は、請求項1に記載されたものにおいて、前記延長部材
の基端部に切欠きを形成し、該切欠きの両側部において
延長部材をペダルブラケットに取付けたことを特徴とす
る。
ングホイール内のGセンサが衝撃を検知し易くなる。
14に対応するように示した図1と、その平面を示した
図2から説明する。図示するように、ペダルブラケット
11とステアリングハンガーブラケット5とが、折線
a,bによって屈折した側面視山形形状の延長部材20
で結合している。延長部材20の具体的な構造は後述す
るが、結合方法は、ペダルブラケット11に延長部材2
0の基端部をスポット溶接によって取付け、この延長部
材20の先端部を、図2に示すように平面視でステアリ
ングハンガーブラケット5の中心Oから距離dだけ外し
た位置にボルト21とナット22で締結するのである。
造を説明する。延長部材20は、1枚の金属板を屈折な
らびに屈曲させて次のような形状に形成されている。す
なわち、延長部材20の一端(図3の左端、図4、図7
の右端)にはペダルブラケット11への結合部20aが
あり、これと逆の端部にはステアリングハンガーブラケ
ット5の取付部20bがある。結合部20aには切欠き
20cが形成され、取付部20bにはナット22が溶接
されている。そして全体の側部に、切り起こしたフラン
ジ20dが形成されている。このフランジ20dにより
図3、図7に示すように、中間部分は底部20eを有す
る皿状(箱状)に形成され、ステアリングハンガーブラ
ケット5を取付ける部分は、その端部を両側から把持す
ることができる。
0aを、図9に示すようにペダルブラケット11に当接
させ、図10、図11に示す位置でスポット溶接23を
してペダルブラケット11に結合する。図13はこのよ
うにして結合が完了した状態を示す。次に図12に示す
ように取付部20bをステアリングハンガーブラケット
5の端部に近付けて重ね合わせ、ステアリングハンガー
ブラケット5に設けた孔24に下方からボルト21を挿
通してナット22に螺合する。これにより図1に示すよ
うに、ペダルブラケット11とステアリングハンガーブ
ラケット5が延長部材20によって結合される。
2に示すように平面視でステアリングハンガーブラケッ
ト5の中心から外した位置で行われるので、図1に示す
ようにステアリングハンガーブラケット5の直下にステ
アリングコラム8が位置する構造において、延長部材2
0の組付けを容易に行うことができることになる。ま
た、延長部材20に設けたフランジ20dは、ステアリ
ングハンガーブラケット5を取付ける部分でその両端部
を把持するガイドとなるので、この部分の組付け作業性
を著しく高めることが可能となる。
ガーブラケット5が結合したことにより、両者の剛性が
相互に高くなり、振動の抑制効果が増大する。また、前
方から急激過大な応力を受けたときには、折線a,bの
部分から屈折し、荷重を吸収する。
ルとしてブレーキペダルについて説明を行ったが、本発
明はこれに限られるものではなく、手動変速機を搭載し
た自動車においては、クラッチペダルであってもよい。
た操舵装置の支持構造であるから、請求項1に記載され
た発明によれば、ステアリングシャフトの支持剛性が高
まって防振性が向上する上に、ステアリングホイール内
のGセンサが衝撃を検知し易くなり、また前方から急激
に過大な荷重を受けたときに側面視山形形状の延長部材
が折線の部分で変形してこの衝撃を緩和する。またペダ
ルの支持剛性が高くなるので、ペダルに発生する振動が
抑制される。さらに延長部材の先端が平面視でステアリ
ングハンガーブラケットの中心から外してあることによ
り、工場での組付け作業を容易にすることができる。
ば、延長部材の先端部分に、ステアリングハンガーブラ
ケット両端部を把持する形状のフランジを設けたことに
より、延長部材をステアリングハンガーブラケットに取
付ける際、フランジがガイドの役目をすることにより、
組付け作業が容易になる。
ば、切欠きを設けたことにより、ペダルブラケットをダ
ッシュパネルに取付けるためのボルト締結作業が容易と
なる上、延長部材の軽量化を図ることができる。
ラケットの一部をを示した斜視図である。
を示した側面図である。
リングハンガーブラケットの一部を示した斜視図であ
る。
延長部材の関係を分解状態で示した斜視図である。
である。
距離
Claims (3)
- 【請求項1】 車体側に支持されたペダルブラケットに
ペダルの上端を軸着すると共に、ステアリングハンガー
ブラケットにステアリングシャフトを支持させた操舵装
置の支持構造において、前記ペダルブラケットに側面視
山形形状の延長部材の基端部を取付け、該延長部材の先
端部を平面視でステアリングハンガーブラケットの中心
から外した位置にボルトで締結したことを特徴とする操
舵装置の支持構造。 - 【請求項2】 前記延長部材の先端部分に、ステアリン
グハンガーブラケットの端部を把持するフランジを設け
たことを特徴とする請求項1に記載の操舵装置の支持構
造。 - 【請求項3】 前記延長部材の基端部に切欠きを形成
し、該切欠きの両側部において延長部材をペダルブラケ
ットに取付けたことを特徴とする請求項1に記載の操舵
装置の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10002899A JPH11198823A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 操舵装置の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10002899A JPH11198823A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 操舵装置の支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11198823A true JPH11198823A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11542210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10002899A Pending JPH11198823A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 操舵装置の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11198823A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040022542A (ko) * | 2002-09-09 | 2004-03-16 | 기아자동차주식회사 | 차량용 진동 방지 카울 브라케트 구조 |
JP2011255773A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Suzuki Motor Corp | 車両のステアリングコラム支持構造 |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP10002899A patent/JPH11198823A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040022542A (ko) * | 2002-09-09 | 2004-03-16 | 기아자동차주식회사 | 차량용 진동 방지 카울 브라케트 구조 |
JP2011255773A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Suzuki Motor Corp | 車両のステアリングコラム支持構造 |
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