JPH11198650A - 車両用チルト窓開閉装置 - Google Patents

車両用チルト窓開閉装置

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JPH11198650A
JPH11198650A JP10004625A JP462598A JPH11198650A JP H11198650 A JPH11198650 A JP H11198650A JP 10004625 A JP10004625 A JP 10004625A JP 462598 A JP462598 A JP 462598A JP H11198650 A JPH11198650 A JP H11198650A
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JP
Japan
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output shaft
window opening
closing device
Prior art date
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Application number
JP10004625A
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English (en)
Inventor
Masaaki Shimizu
正明 清水
Toshiyasu Ishizuka
俊康 石塚
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用チルト窓開閉装置を配置するために必
要な空間を低減する。 【解決手段】 窓枠27により形成した窓開口26と、
窓体24と、窓体24の一端側を27窓枠に対して回動
可能に連結するヒンジ部26A,26Bとを備える車両
のチルト窓を開閉する車両用チルト窓開閉装置である。
出力軸30aと一体的に回動する第1リンク31A,3
1Bと、窓体24の他端側及び第1リンク31A,31
Bに回動可能に連結する第2リンク31とを備える。第
2リンク32に、出力軸30aに対して第1リンク31
A,31Bと第2リンク32の連結部が描く軌跡側が凸
状となるように湾曲した湾曲部51を設ける。第1リン
ク31A,31Bと第2リンク32を展開すると窓開口
26が開放する一方、第1リンク31A,31Bと第2
リンク32を折り畳むと窓体27が窓開口26を閉鎖す
ると共に、第2リンクの湾曲部51が出力軸30aの側
部外周に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体に設けられた
窓開口に対して窓体を傾斜動させることにより窓開口を
開閉する車両のチルト窓開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、2ドア車両等の後部窓(リア
クォータウインド)等として車体に設けられた窓開口に
対して窓体を傾斜動させることにより窓開口を開閉する
チルト窓が採用されており、このチルト窓用の開閉装置
が種々提供されている。
【0003】例えば、図10に示す実開昭63−116
678号公報に記載の車両用チルト窓開閉装置1は、図
において左側の端部が図示しないヒンジを介して車体の
窓枠3に対して回動自在に連結されたガラス板からなる
窓体5を、窓開口6に対して傾斜動させるものである。
【0004】この車両用チルト窓開閉装置1は、図示し
ない電動モータ、減速歯車機構等をハウジング7内に備
える駆動機構8と、駆動機構8の出力軸9に基端が固定
された第1リンク11と、基端がかしめピン14により
第1リンク11の先端に回動可能に接続される一方、先
端がヒンジ12を介して窓体5に接続された第2リンク
13とを備えている。
【0005】第1及び第2リンク11,13が図におい
て二点鎖線で示す折り畳み位置にあるときは、窓体5が
窓開口6を閉鎖し、駆動機構8により第1リンク11を
図10において実線で示す展開位置まで回動させると窓
体5が傾斜動して窓開口6が開放される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この図10の車両用チ
ルト窓開閉装置では、出力軸9は、矢印Aで示す第1リ
ンク11及び第2リンク13の連結部が描く軌跡の中間
位置Pに対して上記図示しないヒンジと反対側、すなわ
ち図10において右側に位置している。よって、この車
両用チルト窓開閉装置1では、第1リンク11が回動す
るための空間を車室内に確保する必要があるため、後部
座席等の車室内に配置される他の要素の配置位置が制限
を受ける。また、この車両用チルト窓開閉装置1では、
第1及び第2リンク11,13の精度や、かしめピン1
4のかしめ精度が十分でないために開閉動作時に第1リ
ンク11と第2リンク13の連結部等にねじれが生じ、
円滑に作動しないおそれがある。特に、ねじれが大きい
場合には、窓開口6を窓体5で完全に閉鎖できないおそ
れもある。
【0007】本発明は、かかる従来の車両用チルト窓開
閉装置における問題を解決するためになされたものであ
り、車両用チルト窓開閉装置を配置するために必要な空
間を低減すること及び作動の円滑化を図ることを課題と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、窓枠により形成した窓開口と、該窓開口を
開閉するための窓体と、該窓体の一端側を上記窓枠に対
して回動可能に連結するヒンジ部とを備える車両のチル
ト窓を、上記窓体を上記ヒンジ部を支点として傾斜動さ
せて開閉する車両用チルト窓開閉装置であって、上記窓
体の他端側の上記窓枠に配設され、電動モータと、該電
動モータの回転力を出力する出力軸と、該出力軸と一体
的に回動する第1リンクと、上記窓体の他端側及び上記
第1リンクに回動可能に連結する第2リンクとを備え、
上記出力軸は上記第1リンクと第2リンクの連結部が描
く軌跡の中心より上記ヒンジ部側に位置し、かつ、第2
リンクに、上記第1リンクと第2リンクの連結部が描く
軌跡側が凸状となるように湾曲した湾曲部を設け、上記
第1リンクと第2リンクを展開すると窓開口が開放する
一方、第1リンクと第2リンクを折り畳むと窓体が窓開
口を閉鎖すると共に、上記第2リンクの湾曲部が出力軸
の側部外周に位置することを特徴としている。
【0009】本発明の車両用チルト窓開閉装置では、第
1リンクと第2リンクを折り畳むと第2リンクの湾曲部
が出力軸の側面外周に位置するため、第2リンクを出力
軸の端部よりも外側を通過させる必要がない。よって、
第2リンクを出力軸の両端部より内側に配置することに
より装置を小型化し、配置に必要な空間を縮小すること
ができる。
【0010】上記第2リンクは、上記出力軸の両端側に
それぞれ配置される一対のリンク本体を備え、これら一
対のリンク本体の対向距離は、上記出力軸の軸方向の長
さより短いことが好ましい。
【0011】かかる構成とした場合、出力軸の軸方向の
長さの範囲内に第2リンクが位置するため、車両用チル
ト窓開閉装置の出力軸の長さ方向の寸法をより縮小する
ことができる。
【0012】上記第1リンクと第2リンクのいずれか一
方にピン圧入孔を備える筒状部を設けると共に、他方に
遊挿孔を設け、上記ピン圧入孔に圧入したピンを遊挿孔
に遊挿して第1リンクと第2リンクを互いに回動可能に
連結していることを特徴としている。
【0013】かかる構成とした場合、ピンと、ピンを圧
入固定した第1リンク又は第2リンクとの接触面積が増
大し、第1リンク及び第2リンクの回動時のピンのがた
付きがなくなるため、回動時の第1リンクと第2リンク
の連結部のねじれを防止することができる。
【0014】上記筒状部の近傍に、第1リンクと第2リ
ンクが互いに摺接する摺接部を設けることが好ましい。
【0015】かかる摺接部を設けることにより、第1リ
ンクと第2リンクが円滑に回動し、第1リンクと第2リ
ンクの展開及び折り畳みが円滑に行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す本発明の実施形
態について説明する。 (第1実施形態)図1から図6に示す本発明の第1実施
実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置21は、図7に
示すように、2ドア車両の車体22にリアクォータウイ
ンドとして設けられた窓開口23に対して窓体24を傾
斜動させるものである。窓体24は車体の前方側(図7
において左側)がヒンジ26A,26Bにより車体22
の一部を構成し上記窓開口23を形成する窓枠27に回
動可能に連結されており、後方側(図7において右側)
が実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置21を介して
窓枠27に連結されている。
【0017】図1から図3に示すように、車両用チルト
窓開閉装置21は、リンク機構29と駆動機構30とを
備えている。上記リンク機構29は一対の第1リンク3
1A,31Bと第2リンク32とを備えている。上記駆
動機構30は、図4に示すように、ハウジング35内に
減速機構36と電動モータ38とを備えている。
【0018】図3及び図5に示すように、駆動機構30
の出力軸30aは、断面D字状の両端部30b,30c
を備え、この両端部30b,30cはハウジング35か
ら上下方向に突出している。また、この両端部30b,
30cには、それぞれ上記リンク機構29の第1リンク
31A,31Bの基端側に設けられた円柱状の固定部3
1aが固定されている。
【0019】第1リンク31A,31Bは直線状であ
り、上記基端側の固定部31aには、断面D字状の嵌合
孔31bが設けられている。この嵌合孔31bには、上
記出力軸30aの端部30b,30cが嵌合されてい
る。また、図5に示すように、固定部31aにはスカー
ト部31cが連設されており、aで示すようにハウジン
グ35に対向して迷路構造を成し、ハウジング35と出
力軸30aとの間からの浸水を防止している。一方、各
第1リンク31A,31Bの末端側には遊挿孔31dが
設けられており、この遊挿孔31dに遊挿したかしめピ
ン40により第2リンク32が回動可能に連結されてい
る。
【0020】第2リンク32は、金属板を打ち抜き及び
屈曲形成した一体構造であり、図1及び図3に示すよう
に、上下方向に対向する同一形状の一対のリンク本体4
2A,42Bと、これらリンク本体42A,24Bの末
端側を接続する接続部43とを備えた一体構造であり、
全体として倒門型を呈している。各リンク本体42A,
42Bの基端側には、ピン圧入部44が設けられてい
る。このピン圧入部44にはピン圧入孔44aが設けら
れており、このピン圧入孔44aには上記第1リンク3
1A,31Bと第2リンク32を回動可能に連結するた
めのかしめピン40が圧入固定されている。一方、第2
リンク32の末端側にはカーリング加工によりピン圧入
部46が形成されており、このピン圧入部46に圧入し
たかしめピン47により窓体24に固定された連結部材
50が回動可能に連結されている。
【0021】上記第2リンク32の各リンク本体42
A,42Bの基端側と先端側の間には、湾曲部51が設
けられている。この湾曲部51は円弧状であり、出力軸
30aに対して後述する開閉作動時に第1リンク31
A,31Bと第2リンク32の連結部が描く軌跡A側が
凸状となるように湾曲している。また、湾曲部51の径
方向内側の曲率半径は、第1リンク31A,31Bの固
定部31aの外径よりも大きく設定されている。
【0022】本実施形態では、図3に示すように、第2
リンク32のリンク本体42A,42Bの対向面の距離
L1は上記出力軸30aの軸方向の長さL2よりも短く
設定されており、第2リンク32は出力軸30aの両端
部30b,30cよりも出力軸30aの軸方向内側に位
置している。
【0023】図4に示すように、上記駆動機構30の減
速機構36は、電動モータ38の回転軸38aに固定さ
れたウォーム53、このウォーム53と係合するウォー
ムホイール54及び平歯車55a,55b,55cを備
えており、平歯車55cには出力軸30aが一体に固定
されている。
【0024】図1から図4に示すように、上記ハウジン
グ35はタブ状のねじ止め部35aが一対設けられてお
り、このねじ止め部35aにはそれぞれねじ孔35bが
設けられている。ハウジング35は、このねじ孔35b
に挿通されるねじ57によりブラケット58に固定され
ている。ブラケット58には、一対のねじ孔58a,5
8bが設けられており、このねじ孔58a,58bに挿
入したねじ59(図1に図示する。)により窓枠27に
固定されている。
【0025】次に、上記構成のチルト窓回開閉装置の作
動について説明する。リンク機構29が図1において実
線で示す折り畳み位置にあり、窓体24が窓開口23を
閉鎖しているときに、図示しない制御手段から開放を指
令する信号が出力されると、電動モータ38の回転軸3
8aの回転が減速機構36を介して出力軸30aに伝達
され、出力軸30aは図1において反時計回りに回動す
る。これに伴って第1リンク31が出力軸30aと一体
に反時計回りに回動し、第1リンク31と第2リンク3
2の連結部は、矢印B1方向に移動する。第1リンク3
1及び第2リンク32が二点鎖線で示す展開位置まで移
動すると窓体24は窓枠27から離反した開放位置とな
る。
【0026】制御手段からの信号により、電動モータ3
8が逆転すると、出力軸30aを中心として第1リンク
31が図1において時計回りに回動し、上記開放動作時
と同様、第1リンク31と第2リンク32の連結部は、
矢印B2方向に移動する。
【0027】上記出力軸30aは、図1においてAで示
す上記第1リンク31と第2リンク32の連結部が描く
軌跡の中心Pよりも、上記ヒンジ部26A,26B(図
7参照)側、すなわち図1において左側に位置してい
る。かかる構成としたことにより、第1リンク31の作
動領域はハウジング35の配置された領域に含まれ、装
置を配置するために必要な空間を低減することができ
る。
【0028】本実施形態では、上記のように上記第2リ
ンク32の各リンク本体42A,42Bの基端側と先端
側の間には湾曲部51が設けられており、図1において
実線で示す折り畳み位置では、湾曲部51は、出力軸3
0aの側面外周に位置し、出力軸30aの端部に固定さ
れた第1リンク31の固定部31aを取り囲んでいる。
そのため、上記開放位置から閉鎖位置の間で第2リンク
32のリンク本体42A,42Bは出力軸30aの両端
部30b,30cよりも出力軸30の軸方向外側を通過
しない。よって、本実施形態の構造であれば、車両用チ
ルト窓開閉装置21の出力軸30aの長さ方向の寸法を
縮小することができる。
【0029】また、上記したようにリンク本体42A,
42B間の対向距離L1が上記出力軸30aの軸方向の
長さL2よりも短く設定されており、第2リンク32は
出力軸30aの長さの範囲内に収まり、出力軸30aの
両端部30b,30cから突出していない。この点でも
本実施形態の構造であれば、車両用チルト窓開口装置2
1の出力軸30aの長さ方向の寸法を縮小することがで
きる。
【0030】さらに、上記第2リンク32は一対のリン
ク本体42A,42Bと接続部43とを備える一体構造
であるため、窓体24側と接続するためのピン圧入部4
6の位置精度のばらつきが小さく、上記開閉動作時にお
ける第2リンク32の接続部43側のねじれを防止する
ことができる。
【0031】(第2実施形態)図8及び図9は、本発明
の第2実施形態を示している。この第2実施形態では、
第2リンク32のリンク本体42A.42Bのピン圧入
孔44aにバーリング加工を施して筒状部63が設けら
れている。ピン圧入孔44aをかかる構成としたことに
よりかしめピン40とリンク本体42A,42Bの接触
面積が増大し、かしめピン40のがたつきを防止し、開
閉動作時の第1リンク31と第2リンク32のリンク本
体42A,42Bの連結部のねじれを防止することがで
きる。
【0032】また、第1リンク31A,31Bの上記筒
状部63の先端が当接する部分(第2リンク座面31
e)の近傍から突出する突出部31fが設けられている
一方、第2リンク32のリンク本体42A,42Bのピ
ン圧入孔44aから基端側に向けて延長部65が設けら
れており、上記突出部31fと延長部65の接触面が第
1リンク31A,31Bと第2リンク32の摺接部66
となっている。この摺接部66の面積は上記第2リンク
座面31eの面積とほぼ同じ面積に設定されている。か
かる構成とした場合、第1リンク31A,31Bと第2
リンク32の摺接面積が大きくなり、かつ、第1リンク
31A,31Bと第2リンク32の連結部分以外で両者
が摺接するため、リンク機構のねじれが防止されリンク
機構29の作動の円滑性がより向上する。
【0033】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。図9に示す
ように、第2リンク32のリンク本体42A,42Bの
基端側のピン圧入部44をカーリング加工により形成し
てもよい。この場合、リンク本体42A,42B間でピ
ン圧入部44の精度のばらつきがなくなり、より確実に
第2リンク32のねじれを防止してリンク機構29を円
滑に作動させることができる。また、上記実施形態の車
両用チルト窓開閉装置は、リアクォータウインド用であ
るが、本発明はサンルーフウインドに適用することもで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車両用チルト窓開閉装置では、第2リンクに、出
力軸に対して第1リンクと第2リンクの連結部が描く軌
跡側が凸状となるように湾曲した湾曲部を設け、第1リ
ンクと第2リンクを折り畳むと第2リンクの湾曲部が出
力軸の側面外周に位置するようにしているため、第2リ
ンクを出力軸の端部よりも外側を通過させる必要がな
い。よって、第2リンクを出力軸の両端部より内側に配
置して装置を小型化し、装置の配置に必要な空間を縮小
することができる。その結果、後部座席等の他の要素を
配置するための空間を十分に確保することができる。
【0035】また、第1リンクと第2リンクのいずれか
一方にピン圧入孔を備える筒状部を設けたり、第1リン
クと第2リンクが互いに摺接する摺接部を設けることに
より、第1リンクや第2リンクのねじれを防止し、第1
リンクと第2リンクの展開及び折り畳みを円滑に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る車両用チルト窓
開閉装置を示す平面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る車両用チルト窓
開閉装置を示す側面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る車両用チルト窓
開閉装置を示す斜視図である。
【図4】 図2のIV−IV線での断面図である。
【図5】 図2及び図3のV−V線での断面図である。
【図6】 第1リンク及び第2リンクを示す概略断面図
である。
【図7】 第1実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置
を備える2ドア車の概略図である。
【図8】 第2実施形態に係る第1リンク及び第2リン
クを示す概略断面図である。
【図9】 変形例を示す部分平面図である。
【図10】 従来の車両用チルト窓開閉装置を示す平面
図である。
【符号の説明】
21 車両用チルト窓開閉装置 23 窓開口 24 窓体 27 窓枠 29 リンク機構 30 駆動機構 30a 出力軸 31A,31B 第1リンク 32 第2リンク 35 ハウジング 35a ねじ止め部 35b ねじ孔 38 電動モータ 42A,42B リンク本体 43 接続部 44a ピン圧入孔 51 湾曲部 57 ねじ 63 筒状部 66 摺動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠により形成した窓開口と、該窓開口
    を開閉するための窓体と、該窓体の一端側を上記窓枠に
    対して回動可能に連結するヒンジ部とを備える車両のチ
    ルト窓を、上記窓体を上記ヒンジ部を支点として傾斜動
    させて開閉する車両用チルト窓開閉装置であって、 上記窓体の他端側の上記窓枠に配設され、 電動モータと、 該電動モータの回転力を出力する出力軸と、 該出力軸と一体的に回動する第1リンクと、 上記窓体の他端側及び上記第1リンクに回動可能に連結
    する第2リンクとを備え、 上記出力軸は上記第1リンクと第2リンクの連結部が描
    く軌跡の中心より上記ヒンジ部側に位置し、かつ、第2
    リンクに、上記第1リンクと第2リンクの連結部が描く
    軌跡側が凸状となるように湾曲した湾曲部を設け、 上記第1リンクと第2リンクを展開すると窓開口が開放
    する一方、第1リンクと第2リンクを折り畳むと窓体が
    窓開口を閉鎖すると共に、上記第2リンクの湾曲部が出
    力軸の側部外周に位置することを特徴とする車両用チル
    ト窓開閉装置。
  2. 【請求項2】 上記第2リンクは、上記出力軸の両端側
    にそれぞれ配置される一対のリンク本体を備え、これら
    一対のリンク本体の対向距離は、上記出力軸の軸方向の
    長さより短いことを特徴とする請求項1に記載の車両用
    チルト窓開閉装置。
  3. 【請求項3】 上記第1リンクと第2リンクのいずれか
    一方にピン圧入孔を備える筒状部を設けると共に、他方
    に遊挿孔を設け、上記ピン圧入孔に圧入したピンを遊挿
    孔に遊挿して第1リンクと第2リンクを互いに回動可能
    に連結していることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の車両用チルト窓開閉装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448615B1 (ko) * 2002-06-20 2004-09-13 한일이화주식회사 자동차용 도어패널 모듈 조립체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448615B1 (ko) * 2002-06-20 2004-09-13 한일이화주식회사 자동차용 도어패널 모듈 조립체

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