JP3655261B2 - 車両用チルト窓開閉装置 - Google Patents

車両用チルト窓開閉装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体に設けられた窓開口に対して窓体を傾斜動させることにより窓開口を開閉する車両のチルト窓開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、2ドア車両等の後部窓(リアクォータウインド)等として車体に設けられた窓開口に対して窓体を傾斜動させることにより窓開口を開閉するチルト窓が採用されており、このチルト窓用の開閉装置が種々提供されている。
【0003】
例えば、図10に示す実開昭63−116678号公報に記載の車両用チルト窓開閉装置1は、図において左側の端部が図示しないヒンジを介して車体の窓枠3に対して回動自在に連結されたガラス板からなる窓体5を、窓開口6に対して傾斜動させるものである。
【0004】
この車両用チルト窓開閉装置1は、図示しない電動モータ、減速歯車機構等をハウジング7内に備える駆動機構8と、駆動機構8の出力軸9に基端が固定された第1リンク11と、基端がかしめピン14により第1リンク11の先端に回動可能に接続される一方、先端がヒンジ12を介して窓体5に接続された第2リンク13とを備えている。
【0005】
第1及び第2リンク11,13が図において二点鎖線で示す折り畳み位置にあるときは、窓体5が窓開口6を閉鎖し、駆動機構8により第1リンク11を図10において実線で示す展開位置まで回動させると窓体5が傾斜動して窓開口6が開放される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この図10の車両用チルト窓開閉装置では、出力軸9は、矢印Aで示す第1リンク11及び第2リンク13の連結部が描く軌跡の中間位置Pに対して上記図示しないヒンジと反対側、すなわち図10において右側に位置している。よって、この車両用チルト窓開閉装置1では、第1リンク11が回動するための空間を車室内に確保する必要があるため、後部座席等の車室内に配置される他の要素の配置位置が制限を受ける。
また、この車両用チルト窓開閉装置1では、第1及び第2リンク11,13の精度や、かしめピン14のかしめ精度が十分でないために開閉動作時に第1リンク11と第2リンク13の連結部等にねじれが生じ、円滑に作動しないおそれがある。特に、ねじれが大きい場合には、窓開口6を窓体5で完全に閉鎖できないおそれもある。
【0007】
本発明は、かかる従来の車両用チルト窓開閉装置における問題を解決するためになされたものであり、車両用チルト窓開閉装置を配置するために必要な空間を低減すること及び作動の円滑化を図ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、窓枠により形成した窓開口と、該窓開口を開閉するための窓体と、該窓体の一端側を上記窓枠に対して回動可能に連結するヒンジ部とを備える車両のチルト窓において、上記窓体を上記ヒンジ部を支点として傾斜動させて開閉する車両用チルト窓開閉装置であって、上記窓体の他端側の上記窓枠に配設され、ハウジングに収容された電動モータと、 上記ハウジングからその両端部が突出し、上記電動モータの回転力を出力する出力軸と、基端側がそれぞれ上記出力軸の端部に連結され、上記出力軸と一体的に回動し、その作動領域が上記ハウジングの配置された領域に含まれる第1リンクと、基端側がそれぞれ上記第1リンクの末端側に回動可能に連結された互いに対向する一対のリンク本体と、これらリンク本体の末端側を接続する接続部とを有して全体として倒門型を呈し、上記接続部側が上記窓体の他端側に回動可能に連結された第2リンクとを備え、上記出力軸は上記第1リンクと第2リンクの連結部が描く軌跡の中心より上記ヒンジ部側に位置し、上記第2リンクのリンク本体に、上記第1リンクと第2リンクの連結部が描く軌跡側が凸状となるように湾曲した湾曲部を設け、かつ、上記第2リンクの一対のリンク本体の対向距離は、上記出力軸の軸方向の長さより短く設定されており、上記第2リンクは上記出力軸の長さの範囲に収まり、上記第1リンクと第2リンクを展開すると窓開口が開放する一方、上記第1リンクと上記第2リンクを折り畳むと窓体が窓開口を閉鎖すると共に、上記第1リンク及び上記第2リンクのリンク本体が上記ハウジングの両側に位置し、かつ上記第2リンクのリンク本体に設けられた湾曲部が出力軸の側部外周に位置する、ことを特徴とする車両用チルト窓開閉装置を提供する。
【0009】
本発明の車両用チルト窓開閉装置では、第1リンクと第2リンクを折り畳むと第2リンクの湾曲部が出力軸の側面外周に位置するため、第2リンクを出力軸の端部よりも外側を通過させる必要がない。よって、第2リンクを出力軸の両端部より内側に配置することにより装置を小型化し、配置に必要な空間を縮小することができる。また、出力軸の軸方向の長さの範囲内に第2リンクが位置するため、車両用チルト窓開閉装置の出力軸の長さ方向の寸法をより縮小することができる。
【0012】
上記第1リンクと第2リンクのいずれか一方にピン圧入孔を備える筒状部を設けると共に、他方に遊挿孔を設け、上記ピン圧入孔に圧入したピンを遊挿孔に遊挿して第1リンクと第2リンクを互いに回動可能に連結してもよい。
【0013】
かかる構成とした場合、ピンと、ピンを圧入固定した第1リンク又は第2リンクとの接触面積が増大し、第1リンク及び第2リンクの回動時のピンのがた付きがなくなるため、回動時の第1リンクと第2リンクの連結部のねじれを防止することができる。
【0014】
上記筒状部の近傍に、第1リンクと第2リンクが互いに摺接する摺接部を設けることが好ましい。
【0015】
かかる摺接部を設けることにより、第1リンクと第2リンクが円滑に回動し、第1リンクと第2リンクの展開及び折り畳みが円滑に行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、図面に示す本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1から図6に示す本発明の第1実施実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置21は、図7に示すように、2ドア車両の車体22にリアクォータウインドとして設けられた窓開口23に対して窓体24を傾斜動させるものである。窓体24は車体の前方側(図7において左側)がヒンジ26A,26Bにより車体22の一部を構成し上記窓開口23を形成する窓枠27に回動可能に連結されており、後方側(図7において右側)が実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置21を介して窓枠27に連結されている。
【0017】
図1から図3に示すように、車両用チルト窓開閉装置21は、リンク機構29と駆動機構30とを備えている。上記リンク機構29は一対の第1リンク31A,31Bと第2リンク32とを備えている。上記駆動機構30は、図4に示すように、ハウジング35内に減速機構36と電動モータ38とを備えている。
【0018】
図3及び図5に示すように、駆動機構30の出力軸30aは、断面D字状の両端部30b,30cを備え、この両端部30b,30cはハウジング35から上下方向に突出している。また、この両端部30b,30cには、それぞれ上記リンク機構29の第1リンク31A,31Bの基端側に設けられた円柱状の固定部31aが固定されている。
【0019】
第1リンク31A,31Bは直線状であり、上記基端側の固定部31aには、断面D字状の嵌合孔31bが設けられている。この嵌合孔31bには、上記出力軸30aの端部30b,30cが嵌合されている。また、図5に示すように、固定部31aにはスカート部31cが連設されており、aで示すようにハウジング35に対向して迷路構造を成し、ハウジング35と出力軸30aとの間からの浸水を防止している。一方、各第1リンク31A,31Bの末端側には遊挿孔31dが設けられており、この遊挿孔31dに遊挿したかしめピン40により第2リンク32が回動可能に連結されている。
【0020】
第2リンク32は、金属板を打ち抜き及び屈曲形成した一体構造であり、図1及び図3に示すように、上下方向に対向する同一形状の一対のリンク本体42A,42Bと、これらリンク本体42A,24Bの末端側を接続する接続部43とを備えた一体構造であり、全体として倒門型を呈している。各リンク本体42A,42Bの基端側には、ピン圧入部44が設けられている。このピン圧入部44にはピン圧入孔44aが設けられており、このピン圧入孔44aには上記第1リンク31A,31Bと第2リンク32を回動可能に連結するためのかしめピン40が圧入固定されている。一方、第2リンク32の末端側にはカーリング加工によりピン圧入部46が形成されており、このピン圧入部46に圧入したかしめピン47により窓体24に固定された連結部材50が回動可能に連結されている。
【0021】
上記第2リンク32の各リンク本体42A,42Bの基端側と先端側の間には、湾曲部51が設けられている。この湾曲部51は円弧状であり、出力軸30aに対して後述する開閉作動時に第1リンク31A,31Bと第2リンク32の連結部が描く軌跡A側が凸状となるように湾曲している。また、湾曲部51の径方向内側の曲率半径は、第1リンク31A,31Bの固定部31aの外径よりも大きく設定されている。
【0022】
本実施形態では、図3に示すように、第2リンク32のリンク本体42A,42Bの対向面の距離L1は上記出力軸30aの軸方向の長さL2よりも短く設定されており、第2リンク32は出力軸30aの両端部30b,30cよりも出力軸30aの軸方向内側に位置している。
【0023】
図4に示すように、上記駆動機構30の減速機構36は、電動モータ38の回転軸38aに固定されたウォーム53、このウォーム53と係合するウォームホイール54及び平歯車55a,55b,55cを備えており、平歯車55cには出力軸30aが一体に固定されている。
【0024】
図1から図4に示すように、上記ハウジング35はタブ状のねじ止め部35aが一対設けられており、このねじ止め部35aにはそれぞれねじ孔35bが設けられている。ハウジング35は、このねじ孔35bに挿通されるねじ57によりブラケット58に固定されている。ブラケット58には、一対のねじ孔58a,58bが設けられており、このねじ孔58a,58bに挿入したねじ59(図1に図示する。)により窓枠27に固定されている。
【0025】
次に、上記構成のチルト窓回開閉装置の作動について説明する。
リンク機構29が図1において実線で示す折り畳み位置にあり、窓体24が窓開口23を閉鎖しているときに、図示しない制御手段から開放を指令する信号が出力されると、電動モータ38の回転軸38aの回転が減速機構36を介して出力軸30aに伝達され、出力軸30aは図1において反時計回りに回動する。これに伴って第1リンク31が出力軸30aと一体に反時計回りに回動し、第1リンク31と第2リンク32の連結部は、矢印B1方向に移動する。第1リンク31及び第2リンク32が二点鎖線で示す展開位置まで移動すると窓体24は窓枠27から離反した開放位置となる。
【0026】
制御手段からの信号により、電動モータ38が逆転すると、出力軸30aを中心として第1リンク31が図1において時計回りに回動し、上記開放動作時と同様、第1リンク31と第2リンク32の連結部は、矢印B2方向に移動する。
【0027】
上記出力軸30aは、図1においてAで示す上記第1リンク31と第2リンク32の連結部が描く軌跡の中心Pよりも、上記ヒンジ部26A,26B(図7参照)側、すなわち図1において左側に位置している。かかる構成としたことにより、第1リンク31の作動領域はハウジング35の配置された領域に含まれ、装置を配置するために必要な空間を低減することができる。
【0028】
本実施形態では、上記のように上記第2リンク32の各リンク本体42A,42Bの基端側と先端側の間には湾曲部51が設けられており、図1において実線で示す折り畳み位置では、湾曲部51は、出力軸30aの側面外周に位置し、出力軸30aの端部に固定された第1リンク31の固定部31aを取り囲んでいる。そのため、上記開放位置から閉鎖位置の間で第2リンク32のリンク本体42A,42Bは出力軸30aの両端部30b,30cよりも出力軸30の軸方向外側を通過しない。よって、本実施形態の構造であれば、車両用チルト窓開閉装置21の出力軸30aの長さ方向の寸法を縮小することができる。
【0029】
また、上記したようにリンク本体42A,42B間の対向距離L1が上記出力軸30aの軸方向の長さL2よりも短く設定されており、第2リンク32は出力軸30aの長さの範囲内に収まり、出力軸30aの両端部30b,30cから突出していない。この点でも本実施形態の構造であれば、車両用チルト窓開口装置21の出力軸30aの長さ方向の寸法を縮小することができる。
【0030】
さらに、上記第2リンク32は一対のリンク本体42A,42Bと接続部43とを備える一体構造であるため、窓体24側と接続するためのピン圧入部46の位置精度のばらつきが小さく、上記開閉動作時における第2リンク32の接続部43側のねじれを防止することができる。
【0031】
(第2実施形態)
図8及び図9は、本発明の第2実施形態を示している。
この第2実施形態では、第2リンク32のリンク本体42A.42Bのピン圧入孔44aにバーリング加工を施して筒状部63が設けられている。ピン圧入孔44aをかかる構成としたことによりかしめピン40とリンク本体42A,42Bの接触面積が増大し、かしめピン40のがたつきを防止し、開閉動作時の第1リンク31と第2リンク32のリンク本体42A,42Bの連結部のねじれを防止することができる。
【0032】
また、第1リンク31A,31Bの上記筒状部63の先端が当接する部分(第2リンク座面31e)の近傍から突出する突出部31fが設けられている一方、第2リンク32のリンク本体42A,42Bのピン圧入孔44aから基端側に向けて延長部65が設けられており、上記突出部31fと延長部65の接触面が第1リンク31A,31Bと第2リンク32の摺接部66となっている。この摺接部66の面積は上記第2リンク座面31eの面積とほぼ同じ面積に設定されている。かかる構成とした場合、第1リンク31A,31Bと第2リンク32の摺接面積が大きくなり、かつ、第1リンク31A,31Bと第2リンク32の連結部分以外で両者が摺接するため、リンク機構のねじれが防止されリンク機構29の作動の円滑性がより向上する。
【0033】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
図9に示すように、第2リンク32のリンク本体42A,42Bの基端側のピン圧入部44をカーリング加工により形成してもよい。この場合、リンク本体42A,42B間でピン圧入部44の精度のばらつきがなくなり、より確実に第2リンク32のねじれを防止してリンク機構29を円滑に作動させることができる。
また、上記実施形態の車両用チルト窓開閉装置は、リアクォータウインド用であるが、本発明はサンルーフウインドに適用することもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る車両用チルト窓開閉装置では、第2リンクに、出力軸に対して第1リンクと第2リンクの連結部が描く軌跡側が凸状となるように湾曲した湾曲部を設け、第1リンクと第2リンクを折り畳むと第2リンクの湾曲部が出力軸の側面外周に位置するようにしているため、第2リンクを出力軸の端部よりも外側を通過させる必要がない。よって、第2リンクを出力軸の両端部より内側に配置して装置を小型化し、装置の配置に必要な空間を縮小することができる。その結果、後部座席等の他の要素を配置するための空間を十分に確保することができる。
【0035】
また、第1リンクと第2リンクのいずれか一方にピン圧入孔を備える筒状部を設けたり、第1リンクと第2リンクが互いに摺接する摺接部を設けることにより、第1リンクや第2リンクのねじれを防止し、第1リンクと第2リンクの展開及び折り畳みを円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置を示す平面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置を示す側面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置を示す斜視図である。
【図4】 図2のIV−IV線での断面図である。
【図5】 図2及び図3のV−V線での断面図である。
【図6】 第1リンク及び第2リンクを示す概略断面図である。
【図7】 第1実施形態に係る車両用チルト窓開閉装置を備える2ドア車の概略図である。
【図8】 第2実施形態に係る第1リンク及び第2リンクを示す概略断面図である。
【図9】 変形例を示す部分平面図である。
【図10】 従来の車両用チルト窓開閉装置を示す平面図である。
【符号の説明】
21 車両用チルト窓開閉装置
23 窓開口
24 窓体
27 窓枠
29 リンク機構
30 駆動機構
30a 出力軸
31A,31B 第1リンク
32 第2リンク
35 ハウジング
35a ねじ止め部
35b ねじ孔
38 電動モータ
42A,42B リンク本体
43 接続部
44a ピン圧入孔
51 湾曲部
57 ねじ
63 筒状部
66 摺動部

Claims (1)

  1. 窓枠により形成した窓開口と、該窓開口を開閉するための窓体と、該窓体の一端側を上記窓枠に対して回動可能に連結するヒンジ部とを備える車両のチルト窓において、上記窓体を上記ヒンジ部を支点として傾斜動させて開閉する車両用チルト窓開閉装置であって、
    上記窓体の他端側の上記窓枠に配設され、
    ハウジングに収容された電動モータと、
    上記ハウジングからその両端部が突出し、上記電動モータの回転力を出力する出力軸と、
    基端側がそれぞれ上記出力軸の端部に連結され、上記出力軸と一体的に回動し、その作動領域が上記ハウジングの配置された領域に含まれる第1リンクと、
    基端側がそれぞれ上記第1リンクの末端側に回動可能に連結された互いに対向する一対のリンク本体と、これらリンク本体の末端側を接続する接続部とを有して全体として倒門型を呈し、上記接続部側が上記窓体の他端側に回動可能に連結された第2リンクとを備え、
    上記出力軸は上記第1リンクと第2リンクの連結部が描く軌跡の中心より上記ヒンジ部側に位置し、
    記第2リンクのリンク本体に、上記第1リンクと第2リンクの連結部が描く軌跡側が凸状となるように湾曲した湾曲部を設け、かつ、
    上記第2リンクの一対のリンク本体の対向距離は、上記出力軸の軸方向の長さより短く設定されており、上記第2リンクは上記出力軸の長さの範囲に収まり、
    上記第1リンクと第2リンクを展開すると窓開口が開放する一方、上記第1リンクと上記第2リンクを折り畳むと窓体が窓開口を閉鎖すると共に、上記第1リンク及び上記第2リンクのリンク本体が上記ハウジングの両側に位置し、かつ上記第2リンクのリンク本体に設けられた湾曲部が出力軸の側部外周に位置する、ことを特徴とする車両用チルト窓開閉装置。
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