JPH1119846A - 工作機械の扉開閉装置 - Google Patents

工作機械の扉開閉装置

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JPH1119846A
JPH1119846A JP17818897A JP17818897A JPH1119846A JP H1119846 A JPH1119846 A JP H1119846A JP 17818897 A JP17818897 A JP 17818897A JP 17818897 A JP17818897 A JP 17818897A JP H1119846 A JPH1119846 A JP H1119846A
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door
cylinder
air
ports
machine tool
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JP17818897A
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Yuko Takahashi
祐幸 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作機械の扉について、作業者の意図しない
開閉動作が生じることを防止する。 【解決手段】 エアー源7とシリンダ4とを接続するダ
クト11a,11bとの間に3位置クローズドセンタタ
イプの切換バルブ14を備え、この切換バルブ14の
A,Bポート14A,14Bとシリンダ4の2個のポー
ト4A,4Bを夫々接続するダクト11a,11bに、
シリンダ4にエアー源7から送り込まれる圧縮空気の流
量を調整するスピードコントローラ21a,21bを備
え、シリンダ4のピストン6の変位に応じて工作機械の
扉を開閉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工室の出入れ口
を開閉する扉を、空気圧シリンダによって駆動する工作
機械の扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】斯様な工作機械の外観を図2に示す。工
作機械1は、筐体2の内部に図示しない加工室及び工作
機械本体を備えている。筐体2の前面側には、加工室の
出入れ口を開閉する扉3が設けられている。扉3は、筐
体2の内部で扉3の上部に配置されている圧縮空気の圧
力で動作する複動タイプの空気圧シリンダ(以下、単に
シリンダと称す)4のピストンロッド5にネジ6などに
より固定されている。そして、扉3は、ピストン6(図
3参照)の変位に応じて駆動され、図2中左右方向に移
動されるようになっている。
【0003】被加工物は、扉3が開放された状態で人手
或いはロボットアームなどにより加工室内に搬入され、
切削油や切削屑などが外部に飛散しないように扉3が閉
じられた状態で工作機械本体により加工が施される。そ
して、加工が終了すると扉3が開放されて、加工室から
被加工物が外部に搬出されるようになっている。
【0004】図3は、斯様な工作機械の扉3をシリンダ
4により開閉駆動するための流体回路の従来例を示すも
のである。この図3において、例えばコンプレッサで構
成されるエアー源7は、3位置(センタプレッシャタイ
プ)の切換バルブ8の圧力ポート8Pにダクト9を介し
て接続されている。
【0005】一方、シリンダ4は、その内部がピストン
6により2つの部屋4a及び4bに隔てられおり、各部
屋4a,4bのポート4A,4Bは、途中にスピードコ
ントローラ10a,10bが設けられたダクト11a,
11bを介して、切換バルブ8のAポート8A,Bポー
ト8Bに夫々接続されている。
【0006】スピードコントローラ10a,10bは、
シリンダ4側から排出される空気を制御流通路10a
a,10baに導入するようになっており、その空気の
流量は、可変絞りにより調整されるようになっている。
エアー源7側から送り込まれる圧縮空気は、逆止め弁1
0ab,10bb側に導かれ、流量が制御を受けること
なく自由に流通するようになっている。以上は、所謂メ
ータアウト回路を構成している。
【0007】切換バルブ8は、その弁体を移動させるこ
とにより、図3において右側の閉塞位置8a,同左側の
開放位置8b及び両者間にある中立位置8cからなる3
ポジション(位置)を切換え可能に構成されている。具
体的には、非通電状態では、切換バルブ8の弁体が図3
に示す位置にあり、エアー源7側のダクト9とシリンダ
4側のダクト11a,11bが中立位置8cの分岐流路
8caを介して接続されようになっている。
【0008】そして、切換バルブ8は、ソレノイド12
a,12bに通電されるか或いはプッシュボタン13
a,13bが操作された場合には、閉塞位置8a,開放
位置8bを介してエアー源7側とシリンダ4側とが接続
されるようにポジションを移動させるようになってい
る。
【0009】即ち、扉3を開放する時は、開放位置8b
の流路8ba,8bbを介してダクト9及び11a,1
1bを接続する。すると、エアー源7からの圧縮空気
は、ダクト9,流路8bb,ダクト11b及びスピード
コントローラ10bの逆止め弁10bbを介してシリン
ダ4の部屋4b側に流入し、ピストン6は、圧力を受け
て図3中左側から右方向へと変位する。
【0010】この時、部屋4a側の容積が小さくなり、
部屋4a側にある空気の圧力が上昇して、スピードコン
トローラ10a側の制御流通路10aaを介してダクト
11a側に流出する。この時、制御流通路10aaにお
いて排気流量が制限されることにより扉3の開放スピー
ドは制限され、扉3は、ある程度緩慢な動作で変位する
ようになる。そして、流出した空気は、開放位置8bの
流路8baを介して外部に排出されるようになってい
る。
【0011】また、扉3を閉塞する時は、開放位置8a
の流路8aa,8abを介してダクト9及び11a,1
1bを接続することにより、開放時と逆の経路で空気が
流れる。即ち、エアー源7からの圧縮空気は、ダクト
9,流路8aa,ダクト11a及びスピードコントロー
ラ10aの逆止め弁10abを介してシリンダ4の部屋
4a側に流入し、ピストン6は、圧力を受けて図3中右
側から左方向へと変位する。
【0012】すると、部屋4b側にある空気は圧縮され
て圧力が上昇し、スピードコントローラ10b側の制御
流通路10baを介してダクト11b側に流出し、開放
位置8aの流路8abを介して外部に排出される。この
場合も、制御流通路10baにおいて排気流量が制限さ
れることにより扉3の閉塞スピードは制限されるように
なっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】而して、センタプレッ
シャタイプの切換バルブ8は、ソレノイド12a,12
bに通電されない場合には、中立位置8cを介してダク
ト9及び11a,11bを接続するようになっている。
そのため、例えば、前日に工作機機1の稼働を停止して
長時間放置すると、ピストン4の部屋4a及び4b内の
空気圧は次第に減少して略大気圧に等しい状態になる。
【0014】この状態から、その翌日などに工作機機1
の稼働を開始させる場合、通常の作業手順では通電開始
前にエアー源7を起動させるため、圧縮空気は、分岐流
路8caを介してA,Bポート8A,8Bから夫々ダク
ト11a,11bに同時に供給される。すると、シリン
ダ4のピストン6が左右両側から等しい圧力を受けるこ
とによって、扉3が閉塞側或いは開放側の何れかに変位
している場合は、扉3は開放と閉塞との中間位置にまで
変位することになる。
【0015】斯様な扉3の不用意な動作は作業者の意図
しないものであることから、できれば防止したいという
要望がある。斯様な問題を解決するため、図4に示すよ
うに、センタプレッシャタイプの切換バルブ8をクロー
ズドセンタタイプの切換バルブ14に置き換えることが
考えられる。
【0016】クローズドセンタタイプの切換バルブ14
は、被通電時には中立位置14cを介してダクト9及び
11a,11bを夫々閉止して、エアー源7とシリンダ
4との間の接続を断つようになっているので、通電開始
前にエアー源7が起動されても、扉3は当初の変位位置
を維持するようになる。但し、エアー源7から圧縮空気
が供給されない状態が長くなると、シリンダ4の部屋4
a,4bの残圧が次第に減少して大気圧となり、扉3が
簡単に動いてしまうようになる。
【0017】このため、始業時に、例えば扉3が開放さ
れている状態で、扉3を閉塞するためにソレノイド12
aに通電すると、ダクト9及び11a,11bが閉塞位
置14bの流路14ba,14bbを介して接続され、
シリンダ4の部屋4b側の空気圧が略大気圧にある状態
で、部屋4a側に圧縮空気が流入する。これにより、ピ
ストン6は、急速に左方向に変位することになる。何故
なら、スピードコントローラ10b側の制御流通路10
baは、空気圧がある程度高まらないと排気流量を制限
しないからである。
【0018】その結果、扉3は、開放側から閉塞側に急
速に移動するようになり、新たな、作業者の意図しない
動作を生じることとなってしまう。本発明は上記事情に
鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者の意図
しない扉の開閉動作を防止できる工作機械の扉開閉装置
を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の工作機械の扉開閉装置は、加工室の
出入れ口を開閉する扉と、この扉を駆動する複動タイプ
の空気圧シリンダとを備えてなるものにおいて、空気供
給源から供給される圧縮空気を導入する圧力ポートと、
前記空気圧シリンダの2個のポートに接続される2個の
ポートとを有する3位置クローズドセンタタイプの切換
バルブと、この切換バルブの2個のポートと前記空気圧
シリンダの2個のポートを夫々接続する2個の空気流通
路に設けられ、当該空気圧シリンダに送り込まれる圧縮
空気の流量を調整するスピードコントローラとを具備し
たことを特徴とする。
【0020】斯様に構成すれば、クローズドセンタタイ
プの切換バルブは非通電時には中立位置にあるので、圧
力ポートと空気圧シリンダ側に流通する2個のポートと
はその中立位置において夫々閉止され、空気供給源と空
気圧シリンダとの接続は断たれる。従って、この状態で
空気供給源から圧縮空気が供給されても扉は開,閉何れ
の方向にも変位することがない。そして、スピードコン
トローラは、空気圧シリンダに送り込まれる圧縮空気の
流量を調整するので、シリンダ内部のピストンに作用す
る空気圧は、そのピストンによって圧縮される側の空気
圧にかかわらず、スピードコントローラによる調整が働
く。従って、扉の開閉動作は、常に調整された速度で行
われるようになる。
【0021】この場合、請求項2に記載したように、ス
ピードコントローラを、前記切換バルブが有する2個の
ポートの近傍に設けるのが好ましい。斯様に構成すれ
ば、圧縮空気を送り込む側の空気流通路に存在する空気
量は僅かとなり、シリンダ内部のピストンに圧力をかけ
る場合、残圧を生じて影響を及ぼすことがない。従っ
て、例えば、扉の開閉動作を途中で停止させる場合に
は、直ちに停止させることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1を参照して説明する。尚、図4と同一部分には同一
符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についての
み説明する。この図1に示す扉開閉装置の流体回路にお
いては、図4のスピードコントローラ10a,10bに
代えて、シリンダ4側に流入する空気の流入量を制限す
るスピードコントローラ21a,21bが、ダクト(空
気流通路)11a,11bの切換バルブ14側の近傍に
設けられている。その他の構成は図4に示すものと同様
である。
【0023】スピードコントローラ21a,21bは、
シリンダ4側に流入する空気の流入量を制御流通路21
aa,21baによって制限するものであり、シリンダ
4側からの空気の排気流量は、逆止め弁21ab,21
bb側を自由に流通するようになっている。以上は所謂
メータイン回路を構成している。
【0024】また、スピードコントローラ21a,21
bは、ダクト11a,11bに残留する空気の影響を排
除して応答性を良好にするために、切換バルブ14の
A,Bポート14A,14Bの近傍に設けられている。
【0025】次に、本実施例の作用について説明する。
切換バルブ14の非通電時においては、前述したよう
に、ダクト9及び11a,11bは中立位置14cにお
いて閉止され、両者間の接続は断たれるので、通電開始
前にエアー源(空気供給源)7が起動されても、扉3は
当初の変位位置を維持する。
【0026】そして、扉3を開放する時は、ソレノイド
12bに通電することにより切換バルブ14のポジショ
ンを中立位置14cから開放位置14bに移動させて、
ダクト9及び11a,11bを、開放位置14bの流路
14ba,14bbを介して接続する。すると、エアー
源7からの圧縮空気は、ダクト9,流路14bb,スピ
ードコントローラ21bの制御流通路21ba及びダク
ト11bを介してシリンダ4の部屋4b側に流入する。
【0027】この場合、制御流通路21baによって圧
縮空気の部屋4b側に対する流入量が制限されるので、
ピストン6にかかる空気圧も制限される。そして、その
制限された空気圧を受けたピストン6は、図1中左側か
ら右方向へと変位して、部屋4a側にある空気は圧縮さ
れてダクト11a側に流出し、スピードコントローラ2
1a側の逆止め弁21aaを経由し、更に、開放位置1
4bの流路14baを介して外部に排出される。
【0028】即ち、シリンダ4の部屋4bに対して流入
する圧縮空気の流入量が制限されることにより扉3の開
放動作のスピードが制限されるので、扉3は、部屋4a
側の空気圧の状態にかかわらず、常に略一定のスピード
を以て緩やかに開放動作するようになる。
【0029】また、扉3を閉塞する時は、ソレノイド1
2aに通電することにより切換バルブ14のポジション
を中立位置14cから閉塞位置14aに移動させて、ダ
クト9及び11a,11bを閉塞位置14aの流路14
aa,14abを介して接続する。すると、エアー源7
からの圧縮空気は、ダクト9,流路14aa,スピード
コントローラ21aの制御流通路21aa及びダクト1
1aを介してシリンダ4の部屋4a側に流入する。
【0030】すると、制御流通路21aaによって圧縮
空気の部屋4a側に対する流入量が制限されるので、ピ
ストン6にかかる空気圧も制限される。そして、その制
限された空気圧を受けたピストン6は、図1中右側から
左方向へと変位して、部屋4b側にある空気は圧縮され
てダクト11b側に流出し、スピードコントローラ21
b側の逆止め弁21bbを経由し、更に、開放位置14
aの流路14abを介して外部に排出される。
【0031】即ち、開放時と同様に、シリンダ4の部屋
4aに対して流入する圧縮空気の流入力が制限されるこ
とにより、扉3の開放動作のスピードが制限されるの
で、扉3は、部屋4b側の空気圧の状態にかかわらず、
常に略一定のスピードを以て緩やかに開放動作するよう
になる。
【0032】以上のように本実施例によれば、エアー源
7とシリンダ4とを接続するダクト11a,11bとの
間に3位置クローズドセンタタイプの切換バルブ14を
備え、この切換バルブ14のA,Bポート14A,14
Bとシリンダ4の2個のポート4A,4Bを夫々接続す
るダクト11a,11bに、シリンダ4に送り込まれる
圧縮空気の流量を調整するスピードコントローラ21
a,21bとを備えて、シリンダ4のピストン6の変位
に応じて工作機械1の扉3を開閉させるようにした。
【0033】切換バルブ14は非通電時には中立位置1
4cにあるので、圧力ポート14Pとシリンダ4側の
A,Bポート14A,14Bとはその中立位置14cで
夫々閉止され、エアー源7とシリンダ4との接続は断た
れる。従って、この状態でエアー源7から圧縮空気が供
給されても、扉3は開,閉何れの方向にも変位すること
がない。そして、スピードコントローラ21a,21b
は、シリンダ4に送り込まれる圧縮空気の流量を調整す
るので、シリンダ4内部のピストン6に作用する空気圧
は、そのピストン6によって圧縮される側の空気圧にか
かわらず、スピードコントローラ21a,21bによる
調整が働く。従って、扉3の開閉は、常に調整された速
度で行われるようになり、扉3が急速に開閉するといっ
た作業者の意図しない開閉動作が発生するのを防止でき
る。
【0034】また、本実施例によれば、スピードコント
ローラ21a,21bを、切換バルブ14のA,Bポー
ト14A,14Bの近傍に設けたので、両者間のダクト
11a,11bの長さは極めて短くなるので当該部分に
存在する空気量は僅かとなり、ピストン6に圧力をかけ
る場合に残圧を生じて影響を及ぼすことがない。従っ
て、例えば、何らかの異常事態が発生して扉3の開閉動
作を途中で停止させる必要が生じた場合には、切換バル
ブ14のポジションを中立位置14cに切換えると、扉
3の開閉動作を直ちに停止させることができ、応答性が
良好となる。
【0035】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、例えば、スピードコン
トローラ21a,21bを、切換バルブ14のA,Bポ
ート14A,14Bの近傍に設けずにダクト11a,1
1bの任意の位置に設けるなど、適宜変形または拡張し
て実施が可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載の工作機械の扉開閉
装置によれば、3位置クローズドセンタタイプの切換バ
ルブは非通電時には中立位置にあり、圧力ポートと空気
圧シリンダ側に流通する2個のポートとはその中立位置
において夫々閉止され、空気供給源と空気圧シリンダと
の両者間の接続は断たれるので、この状態で空気供給源
から圧縮空気が供給されても、扉は開,閉何れの方向に
も変位することがない。そして、スピードコントローラ
は、空気圧シリンダに送り込まれる圧縮空気の流量を調
整するので、シリンダ内部のピストンに作用する空気圧
に対しては、そのピストンによって圧縮される側の空気
圧にかかわらず、スピードコントローラによる調整が働
くので、扉の開閉は、常に調整された速度で行われるよ
うになり、作業者の意図しない開閉動作が発生するのを
防止できる。
【0037】請求項2記載の工作機械の扉開閉装置によ
れば、スピードコントローラを、切換バルブが有する2
個のポートの近傍に設けたので、圧縮空気を送り込む側
の空気流通路に存在する空気量は僅かとなり、シリンダ
内部のピストンに圧力をかける場合に残圧を生じて影響
を及ぼすことがない。従って、例えば、扉の開閉動作を
途中で停止させる場合には直ちに停止させることが可能
であり、応答性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における扉開閉装置の流体回
路の構成を示す図
【図2】従来技術を示す工作機械の外観を示す斜視図
【図3】図1相当図(その1)
【図4】図1相当図(その2)
【符号の説明】
1は工作機械、2は筐体、3は扉、4は空気圧シリン
ダ、7はエアー源(空気供給源)、11a,11bはダ
クト(空気流通路)、14は切換バルブ、14Pは圧力
ポート、14AはAポート、14BはBポート、21
a,21bはスピードコントローラを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工室の出入れ口を開閉する扉と、この
    扉を駆動する複動タイプの空気圧シリンダとを備えてな
    る工作機械の扉開閉装置において、 空気供給源から供給される圧縮空気を導入する圧力ポー
    トと、前記空気圧シリンダの2個のポートに接続される
    2個のポートとを有する3位置クローズドセンタタイプ
    の切換バルブと、 この切換バルブの2個のポートと前記空気圧シリンダの
    2個のポートを夫々接続する2個の空気流通路に設けら
    れ、当該空気圧シリンダに送り込まれる圧縮空気の流量
    を調整するスピードコントローラとを具備したことを特
    徴とする工作機械の扉開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記スピードコントローラは、前記切換
    バルブが有する2個のポートの近傍に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の工作機械の扉開閉装置。
JP17818897A 1997-07-03 1997-07-03 工作機械の扉開閉装置 Pending JPH1119846A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020052338A (ko) * 2000-12-26 2002-07-04 이계안 순간통전식 전기밸브
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Effective date: 20040217