JPH11197334A - 遊技場用のデータ管理システム - Google Patents

遊技場用のデータ管理システム

Info

Publication number
JPH11197334A
JPH11197334A JP10001463A JP146398A JPH11197334A JP H11197334 A JPH11197334 A JP H11197334A JP 10001463 A JP10001463 A JP 10001463A JP 146398 A JP146398 A JP 146398A JP H11197334 A JPH11197334 A JP H11197334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
game
data management
display
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10001463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4188441B2 (ja
Inventor
Masateru Kawahara
雅輝 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikoku Denki Co Ltd
Original Assignee
Daikoku Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikoku Denki Co Ltd filed Critical Daikoku Denki Co Ltd
Priority to JP00146398A priority Critical patent/JP4188441B2/ja
Priority to JP10210219A priority patent/JPH11221010A/ja
Publication of JPH11197334A publication Critical patent/JPH11197334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4188441B2 publication Critical patent/JP4188441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技客個人の遊技成績を携帯型データ表示機
に表示できるようにし、以て遊技客側の利便性を大幅に
向上させること。 【解決手段】 パチンコ遊技機1に隣接して設けられた
台間玉貸機2は、データ管理端末として機能するもの
で、対応するパチンコ遊技機1からのデータ管理用信号
SDに基づいて得られる遊技機データを順次蓄積する。
台間玉貸機2に対し接続ケーブル5aを介してワイヤー
ド接続可能に設けられた携帯型データ表示機4は、その
接続状態で、台間玉貸機2に蓄積されている遊技機デー
タをダウンロードして基礎データとして記憶保持し、そ
のダウンロード期間における基礎データを自身で加工す
ることによって遊技客個人の遊技成績を含む個人成績デ
ータを算出すると共に、その個人成績データを表示パネ
ル5に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ遊
技機やスロットマシンのように、遊技媒体を使用した遊
技に応じて当たり状態となったときに遊技媒体の払出動
作を行うと共に、消費遊技媒体及び払出遊技媒体などに
関するデータ管理用信号を出力するように構成された遊
技機が多数台設置される遊技場用のデータ管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコホールにおいては、店
内のパチンコ遊技機についての収支や大当たり(特賞)
回数のデータなどを含む遊技機データを遊技客側に公開
し、以て遊技客側の便宜を図るシステムが実用化されて
いる。また、前記遊技機データを専用端末からダウンロ
ードできるように構成されたマイコンより成る携帯型デ
ータ表示機を遊技客に提供するシステムも実現されてお
り、このようなシステムによれば、携帯型データ表示機
を利用したデータ分析を、パチンコホール外において時
間をかけて行うことができるなど、遊技客側の利便性が
さらに向上するという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような携帯型データ表示機を利用したシステムでは、ダ
ウンロードした遊技機データに基づいてパチンコ遊技機
の特性などを分析することは可能であるが、遊技客個人
の遊技成績(例えばパチンコ遊技機1の機種毎の損得結
果、通算の損得結果など)については分析することが不
可能である。このため、マイコンの機能を備えた携帯型
データ表示機の機能を十分に活かしているとはいえず、
この点が未解決の課題となっていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、遊技客個人の遊技成績を携帯型デー
タ表示機に表示できるようになり、以て遊技客側の利便
性を大幅に向上させ得るなどの効果を奏する遊技場用の
データ管理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、遊技媒体を使用した遊技に応じて遊技媒
体の払出動作を行うと共に、消費遊技媒体及び払出遊技
媒体などに関するデータ管理用信号を出力するように構
成された遊技機が多数台設置され、前記データ管理用信
号に基づいて各遊技機での遊技結果などを示す遊技機デ
ータを算出可能に構成された遊技場用のデータ管理シス
テムにおいて、前記遊技機と対応した位置に設けられ、
対応する遊技機についての前記遊技機データを順次蓄積
するように構成されたデータ管理端末と、このデータ管
理端末に接続可能で、接続開始されてから接続解除され
るまでに行われた遊技に関する前記遊技機データを前記
データ管理端末からダウンロード可能に設けられ、その
ダウンロードした遊技機データに基づいて、遊技客個人
の遊技成績を含む個人成績データを算出すると共に、そ
の個人成績データを表示するように構成された携帯型デ
ータ表示機とを備えた構成としたものである(請求項
1)。
【0006】この構成によれば、遊技機において遊技媒
体を使用した遊技が行われたときには、当該遊技機か
ら、その遊技に伴う消費遊技媒体及び払出遊技媒体など
に関するデータ管理用信号が出力される。遊技機と対応
した位置に設けられたデータ管理端末にあっては、上記
データ管理用信号に基づいて得られる対応する遊技機に
ついての遊技機データを順次蓄積するようになる。携帯
型データ表示機を携帯した遊技客は、自身の個人成績デ
ータを知りたい場合には、その遊技期間中において、携
帯型データ表示機をデータ管理端末に接続する。する
と、当該携帯型データ表示機にあっては、接続開始され
てから接続解除されるまでに行われた遊技に関する前記
遊技機データを前記データ管理端末からダウンロードす
るようになり、そのダウンロードした遊技機データに基
づいて、遊技客個人の遊技成績を含む個人成績データを
算出すると共に、その個人成績データを表示するように
なる。従って、従来不可能であった遊技客個人の遊技成
績の表示を、携帯型データ表示機で行い得るようにな
り、これにより遊技客側の利便性を大幅に向上させ得る
ようになる。また、携帯型データ表示機をデータ管理端
末に接続した期間中において遊技機データのダウンロー
ドが自動的に行われることになるから、遊技客側で余分
な操作を行う必要がなくなって、この面からも利便性が
向上すると共に、誤操作の恐れがなくなるという利点が
出てくる。
【0007】この場合、前記携帯型データ表示機を、前
記データ管理端末に接続された状態で、前記遊技機デー
タをリアルタイムにダウンロードする構成とすることが
できる(請求項2)。この構成によれば、携帯型データ
表示機をデータ管理端末に接続した期間において遊技機
データのダウンロードがリアルタイムに行われることに
なるから、携帯型データ表示機の表示内容の信頼性が向
上するようになる。
【0008】また、前記携帯型データ表示機を、前記デ
ータ管理端末に接続された状態において、遊技客の手動
操作に応じたタイミングでダウンロードを開始または終
了する構成とすることもできる(請求項3)。この構成
によれば、携帯型データ表示機に対して、遊技客が希望
する期間の個人成績データを選択的に表示可能になるな
ど、さらなる利便性の向上を実現できるようになる。
【0009】さらに、前記携帯型データ表示機を、前記
データ管理端末に接続された状態で、遊技客により予め
設定された期間の遊技機データのみをダウンロードする
構成とすることもできる(請求項4)。このような構成
によっても、携帯型データ表示機に対して、遊技客が希
望する期間の個人成績データを選択的に表示可能になる
ものであり、また、予め期間を設定しておけば、その期
間において遊技機データのダウンロードが自動的に行わ
れるから、この面からも利便性が向上するようになる。
【0010】また、前記携帯型データ表示機を、前記デ
ータ管理端末からダウンロードした遊技機データを基礎
データとして記憶保持すると共に、その基礎データに基
づいて前記個人成績データの算出を行う構成とすること
もできる(請求項5)。この構成によれば、前記個人成
績データの算出に必要な基礎データが携帯型表示機に記
憶保持されるから、その基礎データに基づいた個人デー
タ成績データの算出動作を任意に時期に行い得るように
なり、遊技客側の利便性が一段と向上するようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコホール用
のデータ管理システムに適用した一実施例について図面
を参照しながら説明する。図1において、パチンコホー
ル内に多数台設置されたパチンコ遊技機1に隣接した位
置には、本発明でいうデータ管理端末としての機能を備
えた台間玉貸機2が設けられている。この場合、パチン
コ遊技機1は、遊技媒体であるパチンコ玉を使用した遊
技に応じて当たり状態(入賞状態)となったときにパチ
ンコ玉の払出動作を行うと共に、その遊技に応じて、そ
れぞれ周知のアウト玉数信号、セーフ玉信号、特賞信
号、スタート信号、確率変動信号、ドアオープン信号な
どのデータ管理用信号SDを出力する構成となってお
り、そのデータ管理用信号SDは、台間玉貸機2を介し
て集中管理用のホストコンピュータ3へリアルタイムで
送信される構成となっている。
【0012】台間玉貸機2は、放出パチンコ玉をノズル
2aを通じてパチンコ遊技機1の上皿1aへ供給するよ
うに設けられたもので、具体的な構成を示していない
が、硬貨投入口2bを通じて硬貨が投入されたときに、
投入価額に見合った数のパチンコ玉をノズル2aを放出
するという通常の貸出機能と、カード挿入口2cに周知
構成の会員カードが挿入された状態で、ホストコンピュ
ータ3側に当該会員カードに対応付けて記憶されている
貯玉数データの範囲内のパチンコ玉を放出するという貯
玉貸出機能とを備えた構成となっている。また、台間玉
貸機2は、通常の貸出機能による貸出高を示す売上信
号、貯玉貸出機能による貸出高を示す貯玉払出信号を出
力する機能を有する。
【0013】さらに、台間玉貸機2は、携帯型データ表
示機(以下単にデータ表示機と称する)4がワイヤード
接続される構成となっている。具体的には、台間玉貸機
2は、データ表示機4が有する接続ケーブル5aのプラ
グ5bを挿抜可能なジャック2dを備えており、それら
のジャック2dにプラグ5bが接続された状態で、当該
データ表示機4に対して後述する表示用データを出力し
てホストコンピュータ3に与える機能を有する。
【0014】上記データ表示機4は、所謂モバイルコン
ピュータとして構成されたもので、図2に示すように、
前記接続ケーブル5a及びプラグ5bの他に、液晶を使
用した表示パネル5、それぞれモーメンタリタイプのス
イッチより成るメニュー選択スイッチ6、メニュー確定
スイッチ7及びメニューキャンセルスイッチ8、オルタ
ネータタイプのスイッチより成るデータ収集スイッチ
9、ポインティングデバイスとして設けられたタッチペ
ン10、上記液晶パネル5の表面に設けられたタッチペ
ン10用の入力装置(図示せず)、電源スイッチ(図示
せず)などを有し、内部にはCPUなどを含んで構成さ
れた制御回路(図示せず)を有する。
【0015】図6には、前記台間玉貸機2の動作内容が
概略的なフローチャートにより示されており、以下これ
について説明する。即ち、台間玉貸機2は、まず、パチ
ンコ遊技機1からのデータ管理用信号SDの入力の有無
を判断し(ステップC1)、「YES」と判断したとき
には、そのデータ管理用信号SDをホストコンピュータ
3へ出力するステップC2を実行した後に、第1のデー
タ蓄積処理ルーチンC3を実行する。この第1のデータ
蓄積処理ルーチンC3では、入力されたデータ管理用信
号SDに基づいて、それぞれ現在時点での累計スタート
回数、特賞発生回数、確率変動状態発生回数、アウト玉
数、セーフ玉数、特賞発生確率などを演算し、それらの
演算データをデータ記憶エリアに蓄積する。
【0016】上記第1のデータ蓄積処理ルーチンC3の
実行後には、ジャック2dを介してデータ表示機4が接
続されているか否かを判断する(ステップC4)。この
場合、データ表示機4が接続されていない状態ではテッ
プC1へ戻るが、接続されている状態では、前記データ
記憶エリア内の蓄積データを、当該データ表示機4に対
し表示用データとして出力するステップC5を実行した
後にステップC1へ戻る。尚、この表示用データには、
対応するパチンコ遊技機1の機種名を示すデータも含ま
れるようになっている。
【0017】前記ステップC1で「NO」と判断する状
態では、貸出操作が行われたか否かを判断する(ステッ
プC6)。ここでいう貸出操作が行われた状態とは、硬
貨投入口2bに硬貨が投入された状態、若しくはカード
挿入口2cに適正な会員カード(真正で尚且つ当該会員
カードに対応した貯玉数データが記憶されているもの)
が挿入された状態で図示しない貸出スイッチが操作され
た状態を指す。このステップC6で「NO」と判断する
ときには、そのままステップC1へ戻るが、「YES」
と判断したときには、貸出処理ルーチンC7を実行す
る。
【0018】この貸出処理ルーチンC7では、貸出操作
が硬貨の投入であった場合に、投入価額に見合った数の
パチンコ玉を放出する通常の貸出動作を行い、貸出操作
が会員カードの挿入及び貸出スイッチの操作であった場
合に、ホストコンピュータ3側に当該会員カードに対応
付けて記憶されている貯玉数データの範囲内のパチンコ
玉を放出すると共に、当該貯玉数データを放出パチンコ
玉数に見合った数だけ減少させるという貯玉貸出動作を
行う。
【0019】上記貸出処理ルーチンC7の実行後には、
上述のような各貸出動作に伴う売上金額、貯玉貸出数を
含む売上データ信号をホストコンピュータ3へ出力する
ステップC8を実行した後に、第2のデータ蓄積処理ル
ーチンC9を実行する。この第2のデータ蓄積処理ルー
チンC9では、上記売上データ信号に基づいて、それぞ
れ現在時点での売上金額、貯玉支払額などを演算し、そ
れらの演算データを前記データ記憶エリアに蓄積する。
【0020】上記第2のデータ蓄積処理ルーチンC9の
実行後には、ジャック2dを介してデータ表示機4が接
続されているか否かを判断する(ステップC10)。こ
の場合、データ表示機4が接続されていない状態ではテ
ップC1へ戻るが、接続されている状態では、前記デー
タ記憶エリア内の蓄積データを、当該データ表示機4に
対し前記表示用データとして出力するステップC11を
実行した後にステップC1へ戻る。尚、図6には示さな
かったが、台間玉貸機2は、ホストコンピュータ3から
の送信データを受信して記憶する機能、その記憶データ
に基づいて他のパチンコ遊技機1についての同様のデー
タを表示用データとして蓄積する機能も有する。
【0021】つまり、台間玉貸機2は、パチンコ遊技機
1から出力されるデータ管理用信号SDをホストコンピ
ュータ3へ送信する機能の他に、通常の貸出機能による
貸出高を示す売上信号、貯玉貸出機能による貸出高を示
す貯玉払出信号、会員カードから読み取った会員データ
などを含む売上データ信号をホストコンピュータ3へ送
信する機能を有し、また、ホストコンピュータ3からの
送信データを受信して記憶する機能も有する。さらに、
台間玉貸機2は、データ管理端末として機能するため
に、パチンコ遊技機1からのデータ管理用信号SD並び
に自身が出力する売上信号及び貯玉払出信号などに基づ
いて、それぞれ現在時点での累計スタート回数、特賞発
生回数、確率変動状態発生回数、アウト玉数、セーフ玉
数、売上金額、貯玉貸出数、特賞発生確率などを演算し
て表示用データとして蓄積する。そして、データ表示機
4が接続されている状態では、上記のような表示用デー
タのデータ蓄積動作を行う毎に、当該最新の表示用デー
タをデータ表示機4へ逐次送信する機能を有するもので
ある。この場合、上記表示用データには、対応するパチ
ンコ遊技機1の機種名を示すデータや、他のパチンコ遊
技機1についての同様のデータも含まれる。
【0022】尚、前記ホストコンピュータ3は、受信し
たデータ管理用信号SDに基づいて、各パチンコ遊技機
1毎の台データ(アウト数、セーフ数、差玉数、打止回
数、出玉率など)の演算、並びに台間玉貸機2における
売上データ(売上金額、貯玉支払額など)の演算などを
行うと共に、それらの演算データを出力可能に設けられ
た周知構成のものである。
【0023】図3ないし図5には、データ表示機4が有
する図示しない制御回路による制御内容が示されてお
り、以下これについて表示パネル5による表示内容を示
す図7ないし図20も参照しながら説明する。
【0024】即ち、上記制御回路は、電源投入状態にお
いて図3及び図4に示す内容のメインプログラムを実行
し、そのプログラム実行状態でプラグ5bが台間玉貸機
2側のジャック2dに接続(挿入)されたときには、そ
の接続期間中を通じて図5に示すような割込処理プログ
ラムを実行する構成となっている。尚、制御回路は、プ
ラグ5bがジャック2dから抜かれたときに割込処理プ
ログラムを終了してメインプログラムにリターンするよ
うになっている。
【0025】図3及び図4において、制御回路は、電源
が投入されたとき(ステップA1で「YES」)には、
表示パネル5に対して図7に示すような通常画面を表示
する(ステップA2)。具体的には、この通常画面に
は、メニュー選択を促すメッセージa1の他に、メニュ
ーの内容を示す「通常データ」、「遊技履歴」、「個人
データ」、「得意機種分析」の各文字a2〜a5を表示
する。
【0026】このように通常画面を表示した状態では、
タッチペン10によって「通常データ」、「遊技履
歴」、「個人データ」、「得意機種分析」のいずれかが
選択されるまで、若しくはメニュー選択スイッチ6及び
メニュー確定スイッチ7が同時押しされるまで待機する
(ステップA3〜A7)。
【0027】「通常データ」が選択されたとき(ステッ
プA3で「YES」)には、表示パネル5に対して図8
に示すような機種選択画面を表示する(ステップA
8)。具体的には、この機種選択画面には、通常データ
表示対象の機種選択を促すメッセージb1の他に、機種
名を示す各文字b2〜b8を表示する。
【0028】このように機種選択画面を表示した状態で
は、タッチペン10によって機種選択操作が行われるま
で、若しくはメニューキャンセルスイッチ8が操作され
るまで待機する(ステップA9、A10)。このとき、
メニューキャンセルスイッチ8が操作されたときには、
そのままステップA2に戻って通常画面(図7参照)を
表示した状態に復帰するが、機種選択操作が行われたと
きには通常データ表示ルーチンA11を実行する。
【0029】この表示ルーチンA11では、選択された
機種のパチンコ機についての通常の管理データ(差玉
数、特賞発生回数、スタート回数、特賞発生確率などの
ように、従来知られたパチンコホール用データ表示装置
において表示される一般的なデータ)を、通常データと
して表示パネル5に表示するものであり、その表示状態
をメニューキャンセルスイッチ8が操作されるまで保持
する。そして、メニューキャンセルスイッチ8が操作さ
れたときには、ステップA2に戻って通常画面を表示し
た状態に復帰する。
【0030】前記通常画面の表示状態で「遊技履歴」が
選択されたとき(ステップA4で「YES」)には、表
示パネル5に対して図9に示すような履歴内容選択画面
を表示する(ステップA12)。具体的には、この履歴
内容選択画面には、台遊技履歴のメニュー選択を促すメ
ッセージc1及びメニュー選択を促すメッセージc2の
他に、詳細履歴メニューを示すアイコンc3及び履歴帳
票メニューを示すアイコンc4を表示する。
【0031】このように履歴内容選択画面を表示した状
態では、タッチペン10によってメニュー選択操作
(「詳細履歴」または「履歴帳票」の選択操作)が行わ
れるまで、若しくはメニューキャンセルスイッチ8が操
作されるまで待機する(ステップA13〜A15)。こ
のとき、メニューキャンセルスイッチ8が操作されたと
きには、そのままステップA2に戻って通常画面を表示
した状態に復帰するが、メニュー選択操作が行われたと
きには、選択されたメニューの種類に応じて詳細履歴表
示ルーチンA16及び履歴帳票表示ルーチンA17の何
れかを実行することになる。
【0032】ここでいう詳細履歴とは、選択された機種
のパチンコ遊技機1毎についての遊技履歴であって、例
えば各パチンコ遊技機1において特賞が発生するまでの
スタート回数などを含むデータであり、上記詳細履歴表
示ルーチンA16では、このような詳細履歴を表示パネ
ル5に表示した状態をメニューキャンセルスイッチ8が
操作されるまで保持する。そして、メニューキャンセル
スイッチ8が操作されたときには、ステップA2に戻っ
て通常画面を表示した状態に復帰する。
【0033】また、上記履歴帳票とは、データ表示機4
を所持した遊技客の当日での遊技履歴であり、上記履歴
帳票表示ルーチンA17では、このような遊技履歴を図
10に示すような形態で表示パネル5に表示する。具体
的には、この遊技履歴表示画面は、該当する遊技客が遊
技したパチンコ遊技機1毎の遊技履歴データ(遊技時間
帯、特賞発生回数、スタート回数、差玉数)を、当該パ
チンコ遊技機1の台番号毎と対応付けた状態で1行ずつ
にまとめて表示すると共に、それらの遊技履歴データの
累計データ(合計遊技時間、特賞発生回数の総数、スタ
ート回数の総数、差玉数の合計)を表示したものであ
り、遊技客は、このような表示内容に基づいて自身の一
日の遊技内容を把握できることになる。そして、履歴帳
票表示ルーチンA17では、上記のような遊技履歴表示
画面を表示した状態でメニューキャンセルスイッチ8が
操作されたときには、ステップA2に戻って通常画面を
表示した状態に復帰する。
【0034】前記通常画面の表示状態で「個人成績」が
選択されたとき(ステップA5で「YES」)には、図
4に示すような制御を行う。即ち、まず、表示パネル5
に対して図11に示すようなパチンコ成績画面を表示す
る(ステップA18)。具体的には、このパチンコ成績
画面には、データ表示機4を所持した遊技客についての
成績データの蓄積期間を示すタイトルd1の他に、成績
の種類を示す「生涯成績」、「期間成績」、「月別成
績」、「選別成績」の各文字d2〜d5を表示する。こ
のようにパチンコ成績画面を表示した状態では、タッチ
ペン10によって「生涯成績」、「期間成績」、「月別
成績」、「選別成績」のいずれかが選択されるまで、若
しくはメニューキャンセルスイッチ8が操作されるまで
待機する(ステップA19〜A23)。
【0035】パチンコ成績画面の表示状態で、「生涯成
績」が選択されたとき(ステップA19で「YES」)
には、表示パネル5に対して図12に示すような生涯成
績画面を表示するための生涯成績画面表示ルーチンA2
4を実行する。具体的には、この生涯成績画面には、デ
ータ表示機4を所持した遊技客についての生涯成績であ
ることを示すタイトルe1の他に、通算の投資パチンコ
玉数(貸出を受けたパチンコ玉の数の総合計)、通算獲
得パチンコ玉数、パチンコ玉の通算獲得率、通算特賞発
生回数、通算特賞発生確率、総差玉数、1回の遊技での
差玉数の最高値をそれぞれ示す通算データe2群と、こ
れらの通算データe2により示される各成績がパチンコ
ホール内の全遊技客(実際にはデータ表示機4を所持し
た遊技客)の何番目であるかを示す順位データe3と、
その順位データが対応する通算データの平均値に対して
どのような関係にあるかを示すランクデータe4とが表
示されるようになっている。尚、上記ランクデータe4
は、例えば、平均値レベルにあるときに「0」、平均値
レベルより高くなるのに応じて「+1」、「+2」、
…、平均値レベルより低くなるのに応じて「−1」、
「−2」…というような表示形態を採用している。
【0036】そして、上記生涯成績画面表示ルーチンA
24では、表示パネル5に対して生涯成績画面を表示し
た状態をメニューキャンセルスイッチ8が操作されるま
で保持するものであり、そのメニューキャンセルスイッ
チ8が操作されたときには、ステップA2に戻って通常
画面を表示した状態に復帰する。
【0037】パチンコ成績画面の表示状態で、「期間成
績」が選択されたとき(ステップA20で「YES」)
には、表示パネル5に対して図13に示すような期間成
績画面を表示するための期間成績画面表示ルーチンA2
5を実行する。具体的には、この期間成績画面には、デ
ータ表示機4を所持した遊技客についての期間成績であ
ることを示すタイトルf1、並びに当該期間成績の蓄積
期間を示すタイトルf2の他に、指定期間の表示及び入
力のための期間指定部f3、指定期間における投資パチ
ンコ玉数、指定期間における獲得パチンコ玉数、指定期
間におけるパチンコ玉の獲得率、指定期間における特賞
発生確率、指定期間における1回の遊技での差玉数の最
高値をそれぞれ示す期間データf4群、これらの期間デ
ータf4により示される各成績がパチンコホール内の全
遊技客(実際にはデータ表示機4を所持した遊技客)の
平均値に対してどのような関係にあるかを示すランクデ
ータf5、上記期間データf4により示される各成績が
当該遊技客の他の期間の期間データに対してどのような
関係にあるかを示す比較データf6が表示されるように
なっている。尚、上記ランクデータf5は、前記ランク
データe4と同様の表示形態のデータであり、また、上
記比較データf6は、例えば、他の期間の期間データと
同等のレベルにあるときに「0」、当該同等レベルより
高くなるのに応じて「+1」、「+2」、…、低くなる
のに応じて「−1」、「−2」…というような表示形態
を採用している。
【0038】そして、上記期間成績画面表示ルーチンA
25では、表示パネル5に対して期間成績画面を表示し
た状態をメニューキャンセルスイッチ8が操作されるま
で保持するものであり、そのメニューキャンセルスイッ
チ8が操作されたときには、ステップA2に戻って通常
画面を表示した状態に復帰する。
【0039】パチンコ成績画面の表示状態で、「月別成
績」が選択されたとき(ステップA21で「YES」)
には、表示パネル5に対して図14に示すような月別成
績画面を表示するための月別成績画面表示ルーチンA2
6を実行する。具体的には、この月別成績画面には、デ
ータ表示機4を所持した遊技客についての月別成績であ
ることを示すタイトルg1、並びに当該月別成績の属す
る西暦年を示すタイトルg2の他に、1ヶ月毎における
投資パチンコ玉数、獲得パチンコ玉数、パチンコ玉の獲
得率、特賞発生確率、1回の遊技での差玉数の最高値を
それぞれ過去4ヶ月分について示す月別データg3群、
これらの月別データg3により示される各成績が過去1
年分の各月別成績のうちの第何位にあるかを示す年間順
位データg4、前頁及び後頁のデータを指定するための
アイコンg5、g6が表示されるようになっている。
尚、アイコンg5、g6は、例えば前頁データ或いは次
頁データがある状態でのみ反転表示される構成となって
いる。
【0040】そして、上記月別成績画面表示ルーチンA
26では、表示パネル5に対して月別成績画面を表示し
た状態をメニューキャンセルスイッチ8が操作されるま
で保持するものであり、そのメニューキャンセルスイッ
チ8が操作されたときには、ステップA2に戻って通常
画面を表示した状態に復帰する。
【0041】パチンコ成績画面の表示状態で、「週別成
績」が選択されたとき(ステップA22で「YES」)
には、表示パネル5に対して図15に示すような週別成
績画面を表示するための週別成績画面表示ルーチンA2
7を実行する。具体的には、この週別成績画面には、デ
ータ表示機4を所持した遊技客についての週別成績であ
ることを示すタイトルh1、並びに当該週別成績の属す
る年月日を示すタイトルh2の他に、1週間毎における
投資パチンコ玉数、獲得パチンコ玉数、パチンコ玉の獲
得率、特賞発生確率、1回の遊技での差玉数の最高値を
それぞれ過去4週間分について示す週別データh3群、
これらの週別データh3により示される各成績が過去1
年分の各週別成績のうちの第何位にあるかを示す年間順
位データh4、前頁及び後頁のデータを指定するための
アイコンh5、h6が表示されるようになっている。
尚、アイコンh5、h6は、例えば前頁データ或いは次
頁データがある状態でのみ反転表示される構成となって
いる。
【0042】そして、上記週別成績画面表示ルーチンA
27では、表示パネル5に対して週別成績画面を表示し
た状態をメニューキャンセルスイッチ8が操作されるま
で保持するものであり、そのメニューキャンセルスイッ
チ8が操作されたときには、ステップA2に戻って通常
画面を表示した状態に復帰する。
【0043】さらに、パチンコ成績画面の表示状態でメ
ニューキャンセルスイッチ8が操作されたとき(ステッ
プA23で「YES」)には、ステップA2に戻って通
常画面を表示した状態に復帰する。
【0044】図3に翻って、前記通常画面(図7参照)
の表示状態で「得意機種分析」が選択されたとき(ステ
ップA6で「YES」)には、表示パネル5に対して図
16に示すような分析対象検索画面を表示する(ステッ
プA28)。具体的には、この分析対象検索画面には、
当該検索画面であることを示すタイトルi1及び分析対
象項目の選択を促すメッセージi2の他に、分析対象項
目を示す「差玉数」、「特賞確率」、「獲得率」、「獲
得玉数」、「特賞回数」、「店内順位」の各文字i3〜
i8を表示する。
【0045】このように分析対象画面を表示した状態で
は、タッチペン10によって分析対象項目の選択が行わ
れるまで、若しくはメニューキャンセルスイッチ8が操
作されるまで待機する(ステップA29、A30)。こ
のとき、メニューキャンセルスイッチ8が操作されたと
きには、そのままステップA2に戻って通常画面を表示
した状態に復帰するが、分析対象項目の選択操作が行わ
れたときには得意機種分析画面表示ルーチンA31を実
行する。
【0046】この表示ルーチンA31の画面表示の一例
が図17に示されている。この図17は、分析対象項目
として「差玉数」が選択された場合の表示例を示すもの
で、具体的には、得意機種分析画面であることを示すタ
イトルj1及び分析対象項目の種類を示すタイトルj2
の他に、パチンコ遊技機1の各機種名とそれら各機種毎
の差玉数を示すデータj3群を表示する。尚、上記機種
名の表示は、差玉数の多い順に行われる。また、他の分
析対象項目についてのデータ表示も、各機種毎に同様に
行われる。
【0047】そして、上記得意機種分析画面表示ルーチ
ンA31では、表示パネル5に対して得意機種分析画面
を表示した状態をメニューキャンセルスイッチ8が操作
されるまで保持するものであり、そのメニューキャンセ
ルスイッチ8が操作されたときには、ステップA2に戻
って通常画面を表示した状態に復帰する。
【0048】一方、前記通常画面の表示状態で、メニュ
ー選択スイッチ6及びメニュー確定スイッチ7が同時押
しされれたとき(ステップA7で「YES」)には、表
示パネル5に対して図18に示すようなデータ収集タイ
ミング設定画面を表示する(ステップA32)。具体的
には、このデータ収集タイミング設定画面には、当該設
定画面であることを示すタイトルk1の他に、後述する
データ収集を自動モードに行うのか或いは手動モードで
行うのかを設定するための「オート」、「マニュアル」
の各文字k2及びk3、データ収集期間を設定するため
の「通常」、「特賞」、「確変」の各文字k4〜k6を
表示する。
【0049】この場合、上記データ収集期間は、「通
常」の場合がパチンコ遊技機1での遊技期間を通じてデ
ータ収集することを意味しており、また、「特賞」及び
「確変」の各場合は、それぞれパチンコ遊技機1が特賞
状態にある期間及び確率変動状態にある期間のみデータ
収集することを意味している。また、上記のようなデー
タ収集モード及びデータ収集期間の設定はタッチペン1
0により行うものであり、データ収集モードは二者択一
設定であるが、データ収集期間のうち、「特賞」及び
「確変」は重複設定可能になっている。尚、上記データ
収集タイミング設定画面では、現在設定された状態にあ
るデータ収集モード及びデータ収集期間に対応した各文
字k2〜k6が反転表示されるようになっている。
【0050】上記のようなデータ収集タイミング設定画
面の表示状態では、設定変更処理ルーチンA33を実行
する。この処理ルーチンA33においては、設定された
収集モード及びデータ収集期間を記憶して保持するもの
であり、前記データ収集タイミング設定画面の表示状態
でメニューキャンセルスイッチ8が操作されたときにス
テップA2に戻って通常画面を表示した状態に復帰する
ようになっている。
【0051】次に、図5に示す割込処理プログラムにつ
いて説明する。即ち、この割込処理プログラムは、表示
パネル5に対する上述のような表示データ並びに後述の
ような表示データの算出の基礎となる基礎データを採取
するためのプログラムである。前にも述べたように、上
記割込制御プログラムは、データ表示機4のプラグ5b
が台間玉貸機2側のジャック2dに接続(挿入)された
状態で実行されるものであるが、その接続状態では、台
間玉貸機2から最新の表示用データ(累計スタート回
数、特賞発生回数、確率変動状態発生回数、アウト玉
数、セーフ玉数、売上金額、貯玉貸出数、特賞発生確
率、機種名データなど)がデータ表示機4へ送信される
ようになる。
【0052】しかして、割込処理プログラムの実行時に
は、まず、最初に表示パネル5に対して、上記表示用デ
ータに基づいて図19及び図20に示すような遊技機デ
ータ画面を表示する(ステップB1)。具体的には、こ
の遊技機データ画面には、対応するパチンコ遊技機1の
台番号m1の他に、データ表示機4を所持した遊技客に
ついての特賞発生回数、スタート回数、確率変動状態発
生回数、特賞発生確率を示す個人データm2と、パチン
コ遊技機1における累計特賞発生回数、累計スタート回
数、累計確率変動状態発生回数、特賞発生確率を示す遊
技機データm3とが表示されるようになっている。但
し、割込処理プログラムの実行当初には個人データm2
は発生していないので、図19に示すような初期値を表
示した状態となる。
【0053】上記遊技機データ画面表示ステップB1の
実行後には、前記データ収集タイミング設定画面(図1
8参照)により設定されたデータ収集モード及びデータ
収集期間を読み込むステップB2を実行した後に、設定
されているデータ収集モードがオートモードであるか否
かを判断する(ステップB3)。
【0054】このステップB3で「YES」と判断した
場合には、台間玉貸機2から新たな表示用データが入力
されたか否かを判断し(ステップB4)、入力されてい
ない場合には前記データ収集スイッチ9がオンされてい
るか否かを判断する(ステップB5)。このステップB
5で「NO」と判断したときには、ステップB4へ戻る
ものであり、従って、データ収集スイッチ9がオフ状態
にあるときには新な表示用データが入力されるまで待機
することになる。
【0055】そして、新たな表示用データが入力された
とき(ステップB4で「YES」)には、前記遊技機デ
ータ画面で指定されたデータを図20のような状態に更
新する(ステップB6)と共に、その表示用データを収
集する必要があるか否かを判断する(ステップB7)。
【0056】この場合、ステップB7では、入力された
表示用データが予め設定されているデータ収集期間に対
応するものである状態時に「YES」と判断するように
なっており、「YES」と判断したときには、入力され
た表示用データを内部の記憶装置に基礎データとして記
憶するステップB8を実行した後にステップB4へ戻
る。
【0057】また、前記ステップB5で「YES」と判
断した場合、つまり、データ収集モードがオートモード
に設定されている状態でデータ収集スイッチ9がオンさ
れている場合には、当該データ収集スイッチ9がオフさ
れるまで待機し(ステップB9)、そのデータ収集スイ
ッチ9がオンされたときにはステップB4へ戻る。
【0058】従って、データ収集モードがオートモード
に設定されている状態では、台間玉貸機2から新たな表
示用データが入力される毎に、予め設定されているデー
タ収集モードに対応した表示用データがリアルタイムで
取り込まれて記憶装置に基礎データとして記憶されるこ
とになる。また、データ収集モードがオートモードに設
定された期間であっても、データ収集スイッチ9をオン
すれば、そのオン期間中においては、表示用データの記
憶を一時中断させることができる。
【0059】尚、図21には、上記基礎データを記憶す
る際のフォーマット例が示されている。この図21にお
いて、基礎データは、データ表示機5を台間玉貸機2に
接続した日付毎に区分されて記憶されるものであり、各
日付データと対応付けた状態で、対応するパチンコ遊技
機1の台番号、機種コード、接続開始時刻、接続終了時
刻、アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、スタート回数、
特賞発生回数、確率変動状態発生回数、遊技に使用した
金額、遊技に使用した貯玉数の各データが記憶される。
但し、この図21において、「χ」、「Y」、「M」、
「D」は任意の十進数を示しているが、実際のデータは
二進数により記憶される。
【0060】一方、前記ステップB3で「NO」と判断
した場合、つまり設定されているデータ収集モードがマ
ニュアルモードであった場合には、データ収集スイッチ
9がオンされるまで待機する(ステップB10)。そし
て、データ収集スイッチ9がオンされたときには、台間
玉貸機2から新たな表示用データが入力されるまで若し
くはデータ収集スイッチ9がオフされるまで待機する
(ステップB11、B12)。このとき、データ収集ス
イッチ9がオフされた場合にはステップB10へ戻る
が、新な表示用データが入力された場合には、前記遊技
機データ画面中の該当データを更新する(ステップB1
3)と共に、その表示用データを収集する必要があるか
否かを判断する(ステップB14)。
【0061】この場合、ステップB14では、入力され
た表示用データが設定されているデータ収集期間に対応
するものである状態時に「YES」と判断するようにな
っており、「YES」と判断したときには、入力された
表示用データを内部の記憶装置に基礎データとして記憶
するステップB15を実行した後にステップB11へ戻
る。
【0062】従って、データ収集モードがマニュアルモ
ードに設定されている状態では、データ収集スイッチ9
のオンオフ状態に応じて、台間玉貸機2から入力される
表示用データを取り込んで記憶装置に基礎データとして
記憶するか否かを選択できることになる。
【0063】以上要するに、上記した本実施例の構成に
よれば、データ表示機4を携帯した遊技客は、自身の個
人成績データを知りたい場合には、パチンコ遊技機1で
の遊技期間中において、データ表示機4のプラグ5bを
台間玉貸機2のジャック2aに接続した状態とする。す
ると、当該台間玉貸機2からは、対応するパチンコ遊技
機1についての遊技機データが自動的に出力されて、そ
の遊技機データがデータ表示機4側にダウンロードされ
るようになり、データ表示機4は、そのダウンロード期
間における遊技機データを基礎データとして記憶保持す
ると共に、その基礎データを自身で加工することによっ
て遊技客個人の遊技成績を含む個人成績データを算出
し、その算出個人成績データを表示するようになる。従
って、従来不可能であった遊技客個人の遊技成績の表示
を、データ表示機4で行い得るようになり、これにより
遊技客側の利便性を大幅に向上させ得るようになる。こ
の場合、データ表示機4を台間玉貸機2に対しワイヤー
ド接続した期間中において、遊技機データのダウンロー
ドが自動的に行われることになるから、遊技客側で余分
な操作を行う必要がなくなって利便性がさらに向上する
と共に、誤操作の恐れがなくなるという利点が出てく
る。
【0064】この場合、データ表示機4は、台間玉貸機
2に接続された期間において遊技機データのダウンロー
ドをリアルタイムに行う構成となっているから、その表
示内容の信頼性が向上するようになる。
【0065】また、データ表示機4は、台間玉貸機2に
接続された状態で、遊技客の手動操作に応じたタイミン
グでダウンロードを開始または終了できるようになって
いるから、遊技客が希望する期間の個人成績データを選
択的に表示可能になるなど、さらなる利便性の向上を実
現できるようになる。
【0066】さらに、前記データ表示機4は、台間玉貸
機2に接続された状態で、遊技客により予め設定された
期間の遊技機データのみをダウンロードできる構成とな
っているから、これによっても、遊技客が希望する期間
の個人成績データを選択的に表示可能になるものであ
り、特に、このように予め期間を設定しておけば、その
期間において遊技機データのダウンロードが自動的に行
われるから、この面からも利便性が向上するようにな
る。
【0067】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。メニューキャンセルスイッチ8の機能をタッチペン
10による入力機能により代替する構成とすれば、メニ
ューキャンセルスイッチ8を省略できる。データ表示機
4は、基礎データをメモリカードやフロッピーディスク
などのような着脱可能な記憶媒体に記憶保存する構成と
しても良い。
【0068】台間玉貸機2からデータ表示機4によって
ダウンロードできる遊技機データを、その台間玉貸機2
に設けられたカード挿入口2cに会員カードが挿入され
ている状態と挿入されていない状態とで異ならせる構成
(例えば、会員カードの非挿入状態ではダウンロードで
きないデータを設定する構成)としても良く、このよう
な構成によれば、会員カードの付加価値を高めることが
できて、会員カードの発行数の増加を期待できるように
なる。
【0069】データ管理端末の機能を台間玉貸機2に持
たせる構成としたが、パチンコ遊技機1に対応して設け
られた呼出ランプユニットにデータ管理端末の機能を持
たせても良く、また、専用のデータ管理端末をパチンコ
遊技機1と1対1で対応するように設置する構成として
も良い。
【0070】データ表示機4を台間玉貸機2に対しワイ
ヤード接続した期間に遊技用データを自動的にダウンロ
ードする構成としたが、例えば、データ表示機4が所定
位置にセットされた状態で赤外線などの空中伝播信号を
介してデータのダウンロードを行う構成としても良い。
【0071】データ管理端末の機能を備えた台間玉貸機
2は、対応するパチンコ遊技機1からのデータ管理用信
号SDに基づいて自ら演算を行うことにより遊技機デー
タを順次蓄積する構成としたが、ホストコンピュータ側
で演算した遊技機データをフィードバックして順次蓄積
する構成としても良い。パチンコ遊技機以外の遊技機、
例えばスロットマシンにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における全体構成を実体的に
示す正面図
【図2】データ表示機の正面図
【図3】データ表示機が有する制御回路による制御内容
を示すフローチャートその1
【図4】データ表示機が有する制御回路による制御内容
を示すフローチャートその2
【図5】データ表示機が有する制御回路による制御内容
を示すフローチャートその3
【図6】台間玉貸機の概略的な動作内容を示すフローチ
ャート
【図7】データ表示機が有する表示パネルによる表示内
容を概略的に示す図その1
【図8】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す図
その2
【図9】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す図
その3
【図10】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その4
【図11】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その5
【図12】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その6
【図13】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その7
【図14】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その8
【図15】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その9
【図16】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その10
【図17】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その11
【図18】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その12
【図19】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その13
【図20】同表示パネルによる表示内容を概略的に示す
図その14
【図21】基礎データの記憶フォーマット例を示す図
【符号の説明】
1はパチンコ遊技機、2は台間玉貸機(データ管理端
末)、2aは硬貨投入口、2cはカード挿入口、3はホ
ストコンピュータ、4は携帯型データ表示機、5aは接
続ケーブル、5bはプラグ、9はデータ収集スイッチを
示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体を使用した遊技に応じて遊技媒
    体の払出動作を行うと共に、消費遊技媒体及び払出遊技
    媒体などに関するデータ管理用信号を出力するように構
    成された遊技機が多数台設置され、前記データ管理用信
    号に基づいて各遊技機での遊技結果などを示す遊技機デ
    ータを算出可能に構成された遊技場用のデータ管理シス
    テムにおいて、 前記遊技機と対応した位置に設けられ、対応する遊技機
    についての前記遊技機データを順次蓄積するように構成
    されたデータ管理端末と、 このデータ管理端末に接続可能で、接続開始されてから
    接続解除されるまでに行われた遊技に関する前記遊技機
    データを前記データ管理端末からダウンロード可能に設
    けられ、そのダウンロードした遊技機データに基づい
    て、遊技客個人の遊技成績を含む個人成績データを算出
    すると共に、その個人成績データを表示するように構成
    された携帯型データ表示機とを備えたことを特徴とする
    遊技場用のデータ管理システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯型データ表示機は、前記データ
    管理端末に接続された状態で、前記遊技機データをリア
    ルタイムにダウンロードすることを特徴とする請求項1
    記載の遊技場用のデータ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯型データ表示機は、前記データ
    管理端末に接続された状態において、遊技客の手動操作
    に応じたタイミングでダウンロードを開始または終了す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の遊技場用の
    データ管理システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯型データ表示機は、前記データ
    管理端末に接続された状態で、遊技客により予め設定さ
    れた期間の遊技機データのみをダウンロードすることを
    特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の遊技場用
    のデータ管理システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯型データ表示機は、前記データ
    管理端末からダウンロードした遊技機データを基礎デー
    タとして記憶保持すると共に、その基礎データに基づい
    て前記個人成績データの算出を行うように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の
    遊技場用のデータ管理システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯型データ表示機は、前記個人成
    績データの他に、前記遊技機データそのものを表示でき
    るように構成されていることを特徴とする請求項1ない
    し5の何れかに記載の遊技場用のデータ管理システム。
  7. 【請求項7】 前記データ管理端末は、対応する遊技機
    から出力される前記データ管理用信号に基づいた演算を
    自ら行うことにより前記遊技機データを算出するように
    構成されていることを特徴とする請求項1ないし6の何
    れかに記載の遊技場用のデータ管理システム。
  8. 【請求項8】 前記個人成績データには、該当個人の通
    算成績を含む個人生涯成績データ、該当個人の所定期間
    での成績を含む個人期間成績データ、該当個人の遊技履
    歴を示す遊技履歴データ、遊技機の機種別の個人成績を
    示す機種別成績データの少なくとも一つを含むことを特
    徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の遊技場用の
    データ管理システム。
JP00146398A 1998-01-07 1998-01-07 遊技場用のデータ管理システム Expired - Fee Related JP4188441B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00146398A JP4188441B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 遊技場用のデータ管理システム
JP10210219A JPH11221010A (ja) 1998-01-07 1998-06-19 ナマコの風味・鮮度・品質を長期間保持する加工・保存方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00146398A JP4188441B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 遊技場用のデータ管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11197334A true JPH11197334A (ja) 1999-07-27
JP4188441B2 JP4188441B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=11502167

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00146398A Expired - Fee Related JP4188441B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 遊技場用のデータ管理システム
JP10210219A Pending JPH11221010A (ja) 1998-01-07 1998-06-19 ナマコの風味・鮮度・品質を長期間保持する加工・保存方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10210219A Pending JPH11221010A (ja) 1998-01-07 1998-06-19 ナマコの風味・鮮度・品質を長期間保持する加工・保存方法

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP4188441B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219206A (ja) * 2001-01-29 2002-08-06 Aruze Corp 遊技機
JP2006288490A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Sammy Networks Co Ltd ネットワーク遊技システム
JP2007229140A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Samii Kk 携帯型情報処理装置、情報処理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008259643A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Aruze Corp 遊技機用台間機
JP2011020000A (ja) * 2010-11-05 2011-02-03 Sammy Networks Co Ltd ネットワーク遊技システム及びネットワーク遊技方法
JP2012170745A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Sankyo Co Ltd 遊技用システム、遊技機、および遊技用装置
JP2013034730A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Glory Ltd 遊技情報管理システム、遊技情報管理装置及び遊技情報管理方法
JP2015057185A (ja) * 2014-12-22 2015-03-26 株式会社三共 遊技用システム、遊技機、および遊技用装置
JP2019025017A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP2019201781A (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110338368A (zh) * 2019-08-09 2019-10-18 大连工业大学 一种贮藏稳定的即食海参的制作方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219206A (ja) * 2001-01-29 2002-08-06 Aruze Corp 遊技機
JP2006288490A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Sammy Networks Co Ltd ネットワーク遊技システム
JP2007229140A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Samii Kk 携帯型情報処理装置、情報処理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2008259643A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Aruze Corp 遊技機用台間機
JP2011020000A (ja) * 2010-11-05 2011-02-03 Sammy Networks Co Ltd ネットワーク遊技システム及びネットワーク遊技方法
JP2012170745A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Sankyo Co Ltd 遊技用システム、遊技機、および遊技用装置
JP2013034730A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Glory Ltd 遊技情報管理システム、遊技情報管理装置及び遊技情報管理方法
JP2015057185A (ja) * 2014-12-22 2015-03-26 株式会社三共 遊技用システム、遊技機、および遊技用装置
JP2019025017A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム
JP2019201781A (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 ダイコク電機株式会社 遊技場用管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4188441B2 (ja) 2008-11-26
JPH11221010A (ja) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6130200B2 (ja) 遊技場用システム
US6722980B2 (en) Wagering system
JP4480171B2 (ja) スロットマシン
JP4991231B2 (ja) 遊技場用管理装置
JP2009189390A (ja) 遊技用装置
JP2002315862A (ja) 遊技場用データ集計システム
JP5227649B2 (ja) 遊技システム
JPH11197334A (ja) 遊技場用のデータ管理システム
JP5615083B2 (ja) 遊技システム
JP5214833B2 (ja) 遊技場用データ管理システム
US20090191947A1 (en) gaming system and a method of gaming
JP6352113B2 (ja) 遊技場用システム
JP2006263089A (ja) 遊技システム、遊技関連装置及び遊技場管理装置
ZA200711133B (en) Gaming system and game server
JP2004065686A (ja) 遊技用管理装置
JP5593211B2 (ja) 遊技場用システム
JP4319383B2 (ja) 遊技履歴出力装置
JP2003299866A (ja) 遊技機推奨装置
JP2007098174A (ja) 遊技機
JP5498250B2 (ja) 遊技場用表示装置
CN102814040B (zh) 游戏机
JP6752647B2 (ja) 遊技場用システム
US20090137308A1 (en) Method of gaming and a gaming system
JP2016093349A (ja) 遊技ユニットおよび遊技方法
JP2016049117A (ja) 遊技場用システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041013

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080620

AA91 Notification of revocation by ex officio

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971091

Effective date: 20080708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080911

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140919

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees