JP2016093349A - 遊技ユニットおよび遊技方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】台情報表示装置の表示部に表示される遊技情報の情報量を増やすことにより、遊技客にとっての利便性を向上させることができる遊技ユニットおよび遊技方法を提供する。
【解決手段】遊技ユニットは、台情報表示装置50の操作表示部に表示される遊技情報に関する条件を設定するための条件設定手段を備えている。台間装置20は、遊技台10から遊技に関する情報を受信する遊技情報受信手段、および受信した遊技に関する情報に基づく所定の情報を台情報表示装置50に送信する遊技情報送信手段を有している。台情報表示装置50は、条件設定手段により設定された条件に基づいて台間装置20から送信された所定の情報による表示を操作表示部に行わせる表示内容制御手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場において各遊技台に対応して配設された遊技ユニット、ならびにこのような遊技ユニットによる遊技方法に関する。
パチンコ店等の遊技場において、パチンコ機等の遊技台が設置されるとともに、各遊技台に対して、パチンコ玉等の遊技媒体の貸与を行うCRユニット等の台間装置(各台対応装置)が1対1で当該遊技台の側方に隣接して設けられている。また、遊技台の上方には、遊技台の状態を表示するための台情報表示装置(台ランプ)が配設されており、この台情報表示装置には、遊技客や店員にとって有用な情報が表示されるようになっている。具体的には、対応する遊技台において発生した特賞(大当り、ボーナス)の回数や、対応する遊技台において獲得された遊技媒体の数(以下、獲得玉数ともいう)等の遊技台に係る各種情報が台間装置から台情報表示装置に送信され、台情報表示装置において獲得玉数等の遊技台に係る各種情報を表示させることにより、他の遊技客や店員も当該遊技台の出玉情報を視認することができるようになる。このような台情報表示装置が設けられた遊技ユニットとしては、例えば特許文献1等に開示されるものが知られている。
特開2012−106102号公報
従来の遊技ユニットでは、台情報表示装置において、遊技客が知りたい情報が表示部に十分に表示されていないという問題があった。具体的に説明すると、遊技する遊技台を選択するために遊技場内を移動している遊技客は、台情報表示装置における表示を見て、遊技台の好調不調等から該当の遊技台で遊技を行うかどうかの判断を行う場合があるが、多種多様な遊技台が存在する現在において、遊技台の種別にかかわらずほとんど画一的な情報のみが出力表示される台情報表示装置の仕様では、上記の遊技客の判断に寄与することは難しい。
また、遊技台において遊技中の遊技客にとっても、当該遊技台において有利・不利等自身がどのような状態にあるのかを判断したいという需要がある。この点、上記のように画一的な情報のみが出力表示されるだけでは、これらの判断に寄与することは難しい。このため、台情報表示装置における情報量が不足しており、遊技客にとっての利便性が低いという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、台情報表示装置の表示部に表示される遊技情報の情報量を増やすことにより、遊技客にとっての利便性を向上させることができる遊技ユニットおよび遊技方法を提供することを目的とする。
本発明の遊技ユニットは、各遊技台に対応して配設され、遊技媒体に関する処理を行う台間装置と、各前記遊技台に対応して配設され、対応する前記遊技台における遊技に関する遊技情報を表示する表示部を有する台情報表示装置と、を備えた遊技ユニットであって、前記台情報表示装置の前記表示部に表示される遊技情報に関する条件を設定するための条件設定手段を備え、前記台間装置は、前記遊技台から遊技に関する情報を受信する遊技情報受信手段、および受信した前記遊技に関する情報に基づく所定の情報を前記台情報表示装置に送信する遊技情報送信手段を有しており、前記台情報表示装置は、前記条件設定手段により設定された条件に基づいて前記台間装置から送信された所定の情報による表示を前記表示部に行わせる表示内容制御手段を有していることを特徴とする。
このような遊技ユニットによれば、条件設定手段により設定された条件に基づいて台間装置から送信された所定の情報による表示を台情報表示装置の表示部に行わせることができるため、台情報表示装置の表示部に表示される遊技情報の情報量を増やすことができるようになり、よって遊技客にとっての利便性を向上させることができる。
上記の遊技ユニットにおいては、前記遊技情報受信手段は、前記遊技台において遊技客が獲得している遊技媒体の数に係る情報、前記遊技台における遊技状態に係る情報、前記遊技台における不正に係る情報、および前記遊技台における遊技演出情報からなる群のうち少なくとも一つを前記遊技に関する情報として受信する機能を有していてもよい。
上記の遊技ユニットにおいては、前記遊技情報受信手段は、前記遊技台における特定の遊技演出の発生を特定可能な演出特定情報を受信する演出特定情報受信手段を含み、前記台間装置は、前記演出特定情報受信手段にて演出特定情報が受信された回数を計数する演出計数手段を有しており、前記表示内容制御手段は、前記演出計数手段の計数値に基づく表示を前記表示部に行わせる遊技演出表示制御手段を含んでいてもよい。
本発明の遊技ユニットは、各遊技台に対応して配設され、各種情報を表示するための表示部と、遊技客による入力操作を受け付ける入力操作受付手段と、前記遊技台における所定の遊技情報の発生回数を前記表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段の表示対象とする遊技情報を設定する設定手段と、前記入力操作受付手段において入力操作を受け付けたことに基づいて、前記発生回数を計数して前記表示部に表示させる計数値加算手段と、を備えたことを特徴とする。
このような遊技ユニットによれば、入力操作受付手段において入力操作を受け付けたことに基づいて、遊技台における所定の遊技情報の発生回数を計数して表示部に表示させることにより、遊技客にとっての利便性を向上させることができる。
上記の遊技ユニットは、前記遊技台における遊技に関連して発生した遊技情報と、前記遊技情報が発生した遊技状態とを関連付けて記憶する遊技情報蓄積記憶手段と、前記計数値加算手段にて前記発生回数が計数されたことに基づいて、前記遊技情報の前記発生回数に相当する前記遊技情報を前記遊技情報蓄積記憶手段から検索する検索手段と、を更に備え、前記表示制御手段は、前記検索手段にて検索された前記遊技情報に関連付けられた遊技状態の実績値を前記表示部に表示するようになっていてもよい。
上記の遊技ユニットは、前記遊技台に係る機種情報を少なくとも管理する管理装置と通信を行うための通信手段と、前記管理装置から前記遊技台に係る機種情報を取得する機種情報取得手段と、を更に備え、前記機種情報取得手段により取得した情報に基づいて、前記表示部における表示内容を制御するようになっていてもよい。
上記の遊技ユニットは、前記表示部に表示される前記遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定する選択設定手段を更に備えていてもよい。
上記の遊技ユニットにおいては、前記台間装置は、遊技媒体の貸与のために当該台間装置に投入された有価価値を受け付ける有価価値受付手段を更に有しており、前記表示内容制御手段は、前記有価価値受付手段による有価価値の受付に関する情報と前記遊技情報とを関連付けて前記表示部に表示させるようになっていてもよい。
本発明の遊技方法は、各遊技台に対応して配設され、遊技媒体に関する処理を行う台間装置と、各前記遊技台に対応して配設され、対応する前記遊技台における遊技に関する遊技情報を表示する表示部を有する台情報表示装置とを備えた遊技ユニットによる遊技方法であって、前記台情報表示装置の前記表示部に表示される遊技情報に関する条件を設定する条件設定工程と、対応する前記遊技台から前記台間装置に送信された遊技に関する情報を受信したことに基づいて当該台間装置から前記台情報表示装置に所定の情報を送信する送信工程と、前記条件設定工程において設定された条件に基づいて前記台間装置から送信された所定の情報による表示を前記台情報表示装置の前記表示部に表示させる表示内容制御工程と、を備えたことを特徴とする。
このような遊技方法によれば、条件設定工程において設定された条件に基づいて台間装置から送信された所定の情報による表示を表示部に行わせることができるため、台情報表示装置の表示部に表示される遊技情報の情報量を増やすことができるようになり、よって遊技客にとっての利便性を向上させることができる。
本発明の遊技方法は、各遊技台に対応して配設され、各種情報を表示するための表示部を有する遊技ユニットによる遊技方法であって、遊技客による入力操作を受け付ける入力操作受付工程と、前記遊技台における所定の遊技情報の発生回数を前記表示部に表示させる表示制御工程と、前記表示制御工程における表示対象とする遊技情報を設定する設定工程と、前記入力操作受付工程において入力操作を受け付けたことに基づいて、前記発生回数を計数して前記表示部に表示させる計数値加算工程と、を備えたことを特徴とする。
このような遊技方法によれば、入力操作受付工程において入力操作を受け付けたことに基づいて、遊技台における所定の遊技情報の発生回数を計数して表示部に表示させることにより、遊技客にとっての利便性を向上させることができる。
本発明の遊技ユニットおよび遊技方法によれば、台情報表示装置の表示部に表示される遊技情報の情報量を増やすことにより、遊技客にとっての利便性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態による遊技場管理システムの全体構成を示す構成図である。 図1に示す遊技場管理システムにおける遊技台および台間装置の構成を示す斜視図である。 図1に示す遊技場管理システムにおける台間装置の正面図である。 図3に示す台間装置の制御系の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す遊技場管理システムにおける台情報表示装置の正面図である。 図5Aに示す台情報表示装置の側面図である。 図5Aや図5Bに示す台情報表示装置の制御系の構成を示す機能ブロック図である。 (a)および(b)は、それぞれ、図5Aや図5Bに示す台情報表示装置の操作表示部における表示内容の一例を示す図である。 図5Aや図5Bに示す台情報表示装置の操作表示部における表示内容の他の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による遊技場管理システムにおける台情報表示装置の制御系の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態による遊技場管理システムにおける台間装置の正面図である。 図9Aに示す台情報表示装置の操作表示部における表示内容の一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による遊技場管理システムにおける遊技台の前面に配置される操作表示装置の表示内容の一例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態による遊技場管理システムにおける台情報表示装置の操作表示部の表示内容の一例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態による遊技場管理システムにおける遊技台の前面に配置される操作表示装置の表示内容の一例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態による遊技場管理システムにおける遊技台の前面に配置される操作表示装置の表示内容の他の例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態による遊技場管理システムにおいて遊技客の携帯端末に表示される表示内容の一例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態による遊技場管理システムにおいて遊技客の携帯端末に表示される表示内容の他の例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態による遊技場管理システムにおいて遊技客の携帯端末に表示される表示内容の更に他の例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態による遊技場管理システムにおける遊技台の前面に配置される操作表示装置の表示内容の一例を示す図である。 本発明の各実施の形態で用いられるホールコンピュータの構成を示すブロック図である。 大当たり履歴を示す帳票の例を示す表である。 ラウンド数の判定を行う際に参照する基本データファイルの概念図である。 ラウンド抽選を考慮した平均出玉数を示す帳票の例を示す表である。
〔第1の実施の形態〕
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。図1乃至図8は、第1の実施の形態による遊技場管理システムおよびこの遊技場管理システムにおける台間装置や台情報表示装置に関する図である。このうち、図1は、本実施の形態による遊技場管理システムの全体構成を示す構成図であり、図2は、図1に示す遊技場管理システムにおける遊技台および台間装置の構成を示す斜視図である。また、図3は、図1に示す遊技場管理システムにおける台間装置の正面図であり、図4は、図3に示す台間装置の制御系の構成を示す機能ブロック図である。また、図5Aは、図1に示す遊技場管理システムにおける台情報表示装置の正面図であり、図5Bは、図5Aに示す台情報表示装置の側面図である。また、図6は、図5Aや図5Bに示す台情報表示装置の制御系の構成を示す機能ブロック図である。また、図7および図8は、図5Aや図5Bに示す台情報表示装置の操作表示部における表示内容の様々な例を示す図である。
まず、図1を用いて、本実施の形態による台間処理機や台情報表示器が設けられた遊技場管理システムの全体構成について説明する。本実施の形態の遊技場管理システムは、パチンコ機やスロットマシン等の遊技台10(図1では遊技台10としてパチンコ機が示されている)と、各遊技台10に対応して当該遊技台10の側方に配設された台間装置20と、各遊技台10に対応して当該遊技台10の上方に配設された台情報表示装置50とを備えている。ここで、遊技台10がパチンコ機である場合には、当該遊技台10は、遊技者がハンドル等の発射装置210(図2参照)を用いて遊技媒体(具体的には、パチンコ玉)を盤面に打ち出して遊技するが、遊技媒体を当該遊技台10内で循環させ、遊技者に対して遊技媒体の払出しを行わないような遊技媒体封入型のものとなっている。このため、遊技台10の前面には遊技媒体の受皿が設置されることはなく、代わりに、遊技台10に関する情報を表示するための操作表示装置200が遊技台10の前面に設けられており、このことにより従来の遊技台における受皿が設置されていた領域を有効利用するようになっている。また、各遊技台10は対応する台間装置20と通信可能に接続されており、遊技媒体に係る情報が遊技台10と台間装置20との間で送受信されるようになっている。また、本実施の形態では、遊技台10から基本的な遊技情報(例えば、大当たり状態、確率変動状態、遊技媒体数等に係る情報)が定期的に台間装置20に送信されるようになっており、台情報表示装置50は、台間装置20から信号を受けることにより遊技台10に関する遊技情報を表示するようになっている。このような技術的事項の詳細については後述する。
また、本実施の形態の遊技場管理システムにおいて、各遊技台10には通信ケーブル74を介して遊技履歴管理サーバー90が通信可能に接続されている。このような遊技履歴管理サーバー90は遊技場の外部に設けられている。また、各台間装置20には通信ケーブル70を介してカード管理サーバー80、会員情報管理サーバー82およびホールコンピュータ84がそれぞれ通信可能に接続されている。また、カード管理サーバー80は通信ケーブル76を介して遊技履歴管理サーバー90に通信可能に接続されている。また、各台情報表示装置50には通信ケーブル72を介して台ランプサーバー86および上記のホールコンピュータ84がそれぞれ通信可能に接続されている。これらのカード管理サーバー80、会員情報管理サーバー82、ホールコンピュータ84および台ランプサーバー86は遊技場の管理事務所に設けられている。
また、本実施の形態の遊技場管理システムにおいて、遊技場の外部には台情報管理サーバー88が設置されており、当該台情報管理サーバー88はインターネット回線87を介して台ランプサーバー86に通信可能に接続されている。また、本実施の形態の遊技場管理システムにおいて、遊技場の外部には管理センター100が設置されており、当該管理センター100はインターネット回線102、104を介してカード管理サーバー80、会員情報管理サーバー82、台ランプサーバー86および台情報管理サーバー88にそれぞれ通信可能に接続されている。以下、このような遊技場管理システムの各構成部材について説明する。
各遊技台10に対応して当該遊技台10の側方に配設された台間装置20の構成の詳細について、遊技台10がパチンコ機である場合を例として図3および図4を用いて説明する。前述したように、図3は、台間装置20の正面図であり、図4は、図3に示す台間装置20の制御系の構成を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、台間装置20の正面には状態表示部28、紙幣挿入部30、操作部32、操作表示部34およびカード挿入部36がそれぞれ設けられている。状態表示部28は例えばLED表示ランプ等からなり、対応する遊技台10の状態を表示するようになっている。具体的には、対応する遊技台10が故障しているときには状態表示部28は例えば赤色で点滅するようになっている。また、遊技客は紙幣挿入部30により紙幣を台間装置20の機体内に挿入することができるようになっている。また、操作部32は例えばボタン等からなり、遊技客が当該ボタンを押下するとこのことが台間装置20の制御部40(後述)に伝達されるようになっている。また、操作表示部34は例えばタッチパネル等からなり、当該操作表示部34に遊技台10の現在の状態や遊技玉データの現在値等の様々な情報を表示することができるとともに、遊技客は操作表示部34により台間装置20の制御部40(後述)に様々な情報を入力することができるようになっている。また、操作者はカード挿入部36により会員カードや一般カード等のカードを台間装置20の機体内に挿入することができるようになっている。
次に、このような台間装置20の制御系の構成について図4を用いて説明する。図4に示すように、台間装置20の機体内には、当該台間装置20の各構成部材の制御を行う制御部40(例えば、CPU等)が設けられており、この制御部40には、電源部42、記憶部44、操作部32、カードリーダライタ部37、操作表示部34、紙幣識別部31等がそれぞれ通信可能に接続されている。電源部42は、台間装置20の機体内に設けられたバッテリー等からなり、台間装置20の各構成部材に電力を供給するようになっている。記憶部44は、対応する遊技台10の状態や台間装置20の識別番号、玉数データ等の様々な情報を記憶するようになっている。ここで、玉数データとは、遊技客の現時点の持玉数である持玉数データや遊技客の現時点の貯玉数である貯玉数データ等のことをいう。なお、持玉数は、持玉口座からの取得により加算され、持玉再遊技処理により減算される。また、貯玉数は、会員情報管理サーバー82の貯玉口座からの取得により加算され、持玉再遊技処理により減算される。また、カードリーダライタ部37は、遊技客が所有する会員カードや一般カード等のカードがカード挿入部36に差し込まれたときに、このカードから識別情報(カードID)等を読み取るようになっている。また、紙幣識別部31は、遊技客が所有する紙幣が紙幣挿入部30に挿入されたときに、当該紙幣の金種等の識別を行うようになっている。識別された紙幣は台間装置20の背面に設けられた搬送装置(図示せず)に向けて排出されるか、台間装置20の機体内に設けられた収納部(図示せず)に収納されるようになる。
また、図4に示すように、台間装置20において、制御部40には、遊技情報受信手段46、遊技情報送信手段47、有価価値受付手段48、演出計数手段49がそれぞれ接続されている。遊技情報受信手段46は、遊技台10から遊技に関する情報を受信するようになっている。より詳細には、遊技情報受信手段46は、遊技台10において遊技客が獲得している遊技媒体の数に係る情報、遊技台10における遊技状態に係る情報、遊技台10における不正に係る情報、および遊技台10における遊技演出情報からなる群のうち少なくとも一つを遊技に関する情報として受信する機能を有している。また、遊技情報受信手段46は、遊技台10における特定の遊技演出の発生を特定可能な演出特定情報を受信する演出特定情報受信手段としても機能することができるようになっている。また、遊技情報送信手段47は、受信した遊技に関する情報に基づく所定の情報を台情報表示装置50に送信するようになっている。なお、遊技情報受信手段46や遊技情報送信手段47は、遊技台10に対して直接信号のやりとりを行うのではなく、これらの遊技情報受信手段46や遊技情報送信手段47と遊技台10との間にセキュリティ基板(以下、SC基板ともいう)等のセキュリティ手段が介在している。このようなSC基板は独自のCPU回路を有しており、台間装置20のメイン基板と相互認証するとともに遊技台10側とも相互認証して動作する。このようなSC基板の動作中は暗号化通信で信号のやりとりが行われる。SC基板が遊技台10に対して一定間隔ごとに通信して当該遊技台10の状態に係る情報を取得しており、台間装置20はこの情報を遊技台10の状態情報として取得する。このような状態情報は台間装置20において例えば貸し玉が正常に加算されたか否か等の確認を行う際に用いられる。
また、有価価値受付手段48は、遊技媒体の貸与のために台間装置20に投入された有価価値を受け付けるようになっている。具体的には、遊技客が所有する紙幣が紙幣挿入部30に挿入され、この紙幣の金種等の識別が紙幣識別部31により行われたときに、有価価値受付手段48は、台間装置20に投入された有価価値として紙幣の金額を受け付けるようになっている。また、演出計数手段49は、遊技台10における特定の遊技演出の発生を特定可能な演出特定情報を遊技情報受信手段46(具体的には、演出特定情報受信手段)が受信したときに、この演出特定情報受信手段にて演出特定情報が受信された回数を計数するようになっている。これらの遊技情報受信手段46、遊技情報送信手段47、有価価値受付手段48、演出計数手段49が有する機能の詳細については後述する。
また、上述したように、各遊技台10に対応して当該遊技台10の上方には台ランプ等の台情報表示装置50が配設されている。このような台情報表示装置50には、遊技客が必要としている、遊技台10に係る様々な情報が表示されるようになっている。このような台情報表示装置50の構成について図5A、図5Bおよび図6を用いて説明する。前述したように、図5Aは、台情報表示装置50の正面図であり、図5Bは、台情報表示装置50の側面図であり、図6は、図5Aや図5Bに示す台情報表示装置50の制御系の構成を示す機能ブロック図である。
図5Aに示すように、台ランプとしての台情報表示装置50の正面には、操作表示部52と、LED表示ランプ54と、操作部56とがそれぞれ設けられている。操作表示部52は例えばタッチパネル等からなり、この操作表示部52には、遊技台10の現在の状態や遊技玉データの現在値等の様々な情報が表示されるとともに、遊技客は操作表示部52により台情報表示装置50の制御部60(後述)に様々な情報を入力することができるようになっている。このような操作表示部52の表示画面の一例を図7(a)に示す。図7(a)は、遊技台10がパチンコ機である場合の操作表示部52の表示画面であり、この表示画面には、大当回数、確変回数、初当回数、スタート数、当り回数履歴棒グラフ、スランプグラフ等が示されるようになっている。なお、遊技台10がパチンコ機ではなくスロットマシンである場合には、図7(b)に示すように、操作表示部52の表示画面にはBB(ビッグボーナス)回数、RB(レギュラーボーナス)回数、ART(アシストリプレイタイム、リプレイ確率が上昇するとともに小役のナビも発生する状態となる時間)回数、ゲーム回数、当り回数履歴棒グラフ、スランプグラフ等が表示されるようになる。また、LED表示ランプ54は、台情報表示装置50の両側縁部の近傍において上下方向に並ぶよう複数設けられており、これらのLED表示ランプ54により遊技台10の状態等が表示されるようになっている。具体的には、遊技台10や台間装置20でエラーが発生したときには、LED表示ランプ54は赤色で点滅してエラーが発生した旨の情報を示すようになっている。また、操作部56は例えば左右一対に配置された2つのボタン等からなり、遊技客が当該ボタンを押下するとこのことが台情報表示装置50の制御部60(後述)に伝達されるようになっている。
また、図5Bに示すように、台情報表示装置50の本体筺体50pの背面には支持部50qが設置されている。支持部50qは、回動軸50rと、回動軸50rが水平方向に挿入される支持部材50sとを有している。また、本体筺体50pの背面側には、駆動モータ(図示せず)が設置されており、駆動モータによって、本体筺体50pは、回動軸50rを中心として回転し、これにより、表示角度を変更することができる。なお、表示角度の調整は、各々の台情報表示装置50で個別に行うこととしてもよく、あるいは横並びに配置された台情報表示装置50ごとに行うこととしてもよい。
次に、このような台情報表示装置50の制御系の構成について図6を用いて説明する。図6に示すように、台情報表示装置50の機体内には、当該台情報表示装置50の各構成部材の制御を行う制御部60(例えば、CPU等)が設けられており、この制御部60には、電源部57、記憶部58、操作表示部52、操作部56、LED表示ランプ54等がそれぞれ通信可能に接続されている。電源部57は、台情報表示装置50の機体内に設けられたバッテリー等からなり、台情報表示装置50の各構成部材に電力を供給するようになっている。記憶部58は、対応する遊技台10の状態や、遊技玉データの現在値等の様々な情報を記憶するようになっている。
また、図6に示すように、台情報表示装置50において、制御部60には、条件設定手段61、表示内容制御手段62、通信手段66、機種情報取得手段67、選択設定手段68がそれぞれ接続されている。条件設定手段61は、台情報表示装置50の操作表示部52に表示される遊技情報に関する条件を設定するようになっている。なお、このような条件設定手段61は、台情報表示装置50に設けられる代わりに台間装置20に設けられていてもよい。また、表示内容制御手段62は、台間装置20から送信された情報が、条件設定手段61により設定された条件に該当するときに、台間装置20から送信された情報に関する表示を操作表示部52に行わせるようになっている。また、通信手段66は、台ランプサーバー86を介して、遊技台10に係る機種情報を少なくとも管理する管理装置としての台情報管理サーバー88と通信を行うようになっている。また、機種情報取得手段67は、管理装置としての台情報管理サーバー88から台ランプサーバー86を介して遊技台10に係る機種情報を取得するようになっている。また、選択設定手段68は、操作表示部52に表示する遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定するようになっている。これらの条件設定手段61、表示内容制御手段62、通信手段66、機種情報取得手段67、選択設定手段68が有する機能の詳細については後述する。
台情報表示装置50の機能としては、データ表示機能およびナンバーランプ機能の2つに大別することができる。データ表示機能としては、例えば、下記(A)〜(C)の機能を挙げることができる。
(A)各サーバー80、82やホールコンピュータ84等から送信される数値データを記憶部58に記憶する機能、
(B)操作表示部52や操作部56を介して入力された指示、または台間装置20から送信されたデータ等の状況に応じて、操作表示部52において表示方法または態様を変化させて表示を行う機能、ならびに、
(C)台間装置20から送信された情報により、持ち球(セーフ球)があれば操作表示部52においてドル箱画像(図示せず)の表示を行う機能。
ナンバーランプ機能としては、例えば、下記(D)〜(F)の機能を挙げることができる。
(D)遊技台10のドア表示を行う機能、
(E)呼び出しの表示、及びON/OFF情報をホールコンピュータ84等に送信する機能、並びに、
(F)当りや継続を表示する機能。
また、台情報表示装置50の制御部60は、遊技台10の状況を各サーバー80、82やホールコンピュータ84等を介して取得し、操作表示部52への表示内容を変化させるようになっている。待機中には、例えば、持ち球(セーフ球)がある場合、ドル箱画像を操作表示部52に表示させ、持ち球がない場合、その他の情報を操作表示部52に表示させる。また、遊技台10の前面ドアが開放されたときには、操作表示部52の表示が、ドア開放の表示に遷移し、前面ドアが閉塞したとき、遷移前の状態に戻る。また、呼び出しボタン(例えば、操作部56)が操作されたときには、操作表示部52の表示が、呼び出しの表示に遷移し、ボタンがオフされたときに、遷移前の状態に戻る。当り中には、操作表示部52の表示が、当り中の表示に遷移し、当り終了により、待機中の状態に戻る。チャレンジ中には、操作表示部52の表示が、継続中の表示に遷移し、継続終了により、待機中の状態に戻る。操作表示部52や操作部56が操作され、本日の履歴又は週間データの表示の選択の指示が入力された際には、指定された情報を表示し、所定期間(例えば、20秒)指示の入力がない場合に、待機中の状態に戻る。
台情報表示装置50の操作表示部52は、例えば、遊技中に以下の表示を行う。まず、遊技開始時には、持ち球がない状態で待機中の画像を表示する。その後、確変大当りが発生すると、まず、持ち球がない状態での大当り表示を行い、続いて、持ち球がある状態での大当り表示に遷移する。その後、確変が発生すると、持ち球がある状態でのチャレンジ中の表示を行う。その後、通常大当りが発生すると、持ち球がある状態での大当り表示を行う。その後、時短状態が発生すると、持ち球がある状態でのチャレンジ中の表示を行う。その後、時短状態が終了して一般中に戻ると、持ち球がある状態での待機中の表示を行う。なお、操作表示部52の表示における持ち球の有無について、持ち球が所定数(例えば、400個)以上であれば、持ち球がある状態に該当し、所定数未満であれば、持ち球がない状態に該当する。持ち球数が0の場合には、さらに別の画像が表示される。また、ホールコンピュータ84等の上位装置あるいは台情報表示装置50にて所定の設定がなされている場合には、大当り発生時、確変発生時、時短発生時、大当りの発生しない回数が所定回数に達したとき、特定の演出が発生したとき等には、発生した事象に関して、当該遊技台10あるいは同一種別の複数の遊技台10の遊技データとして記憶されている遊技情報を検索し、操作表示部52に表示する制御を行う。例えば、大当り発生時に「現在時刻で大当りが発生している場合の最終大当り回数は、○○回(過去○日間)」などの表示を行う。他の例では、特定の演出が発生したとき(後述する遊技台10における特定の遊技演出の発生を特定可能な演出特定情報を受信したとき等)に「演出○○が発生した場合、大当りが○○回以内に発生する確率は○○%」などの表示を行う。これらの検索は、当該遊技台10に関するデータについては台情報表示装置50内のデータを検索し、複数の遊技台10の遊技データを検索する場合にはホールコンピュータ84内のデータを検索する。
台情報表示装置50の操作表示部52に表示される画像について、持ち球がある状態での待機中には、大当り累積回数、現時点のスタート回、持ち球数(セーフ数)等が表示され、持ち球数に応じたドル箱画像が表示される。
持ち球がない状態での待機中には、例えば、スランプグラフ、所定数以下の持ち球数(但し、持ち球数が0の場合には、本日の最高出玉数)、大当り回数、前日の大当り回数、確変回数、大当り確率、過去最高大当り回数、過去最高継続回数、スタート回等が操作表示部52に表示される。さらに、大当り回数については、後述のラウンド数の特定制御によって、ラウンド数を付して表示することができる。
持ち球がある状態での大当り中又はチャレンジ中には、例えば、スタート、大当り回数、継続回数、持ち球数等が操作表示部52に表示され、また、持ち球数に応じたドル箱画像が操作表示部52に表示される。持ち球がない状態での大当り中又はチャレンジ中には、例えば、持ち球がない状態での待機中の表示画像におけるスランプグラフが大当りの表示又はチャレンジ中の表示に置き換わった画像が操作表示部52に表示される。
本日の履歴としては、スタート、継続回数及び獲得個数を1セットとしたデータを、過去に遡って、約30セットまで操作表示部52に表示することができる。また、週間データとしては、各日の大当り回数、確変回数、累計スタート回数、最高出玉及びスランプグラフを、過去に遡って、7日分まで操作表示部52に表示することができる。
また、ドル箱画像の表示について、ドル箱1箱あたりの遊技球の収容数は、特に限定されず、例えば、1200個、1600個、2000個等が挙げられる。また、操作表示部52に表示されるドル箱画像の数が、所定数(例えば、20箱)以上になるときに、ドル箱画像の種類を変更してもよい。例えば、ドル箱画像を千両箱画像やドル袋画像等に変更することとしてもよい。また、台情報表示装置50において、操作表示部52の所定の領域に、遊技台10の情報等や、店舗からのメッセージ等の所定の配信情報を表示することができるようになっており、ホールコンピュータ84等の上位装置からの操作により、この配信情報を配信、内容の変更、配信時刻の設定等が行えるようになっている。また、この操作は、複数の台情報表示装置50の中で、特定の台情報表示装置50あるいはグループ化された台情報表示装置50を指定して行うことができる。
また、本実施の形態では、図2に示すように、台間装置20は、遊技台10の前面に配置された大型の操作表示装置200を有している。操作表示装置200には、遊技台10に関する情報を表示する機能と、操作者が指示を入力するための機能とを兼ね備えた表示操作部として大型のタッチパネル(LCDタッチパネル)が設けられている。具体的には、操作表示装置200には、台情報表示装置50の操作表示部52のタッチパネルと同じサイズのタッチパネルが設けられている。このことにより、操作者は操作表示装置200のタッチパネルに表示された情報を視認することにより遊技台10に関する情報(例えば、遊技媒体の個数等)を確認することができるとともに、当該タッチパネルにより遊技台10に対して様々な指令を与えることができるようになる。
なお、本実施の形態では、上記の台間装置20および台情報表示装置50により、遊技場において各遊技台10に対応して配設される遊技ユニットが構成されている。
カード管理サーバー80、会員情報管理サーバー82およびホールコンピュータ84は、それぞれ、通信ケーブル70を介して各台間装置20に通信可能に接続されている。カード管理サーバー80は、一般カードや会員カードのカードIDに有価価値および/または持玉数を対応付けて記憶する記憶部を有している。また、会員情報管理サーバー82は、会員の遊技履歴情報を管理する会員情報データベースを有している。また、会員情報管理サーバー82は、会員が獲得した遊技媒体と交換で会員に渡される景品の管理も行うようになっていてもよい。
また、ホールコンピュータ84は、各台間装置20を介して各遊技台10の遊技の管理を行うとともに、各台情報表示装置50の管理を行うような上位装置として機能するようになっている。このようなホールコンピュータ84の構成の詳細について図19を用いて説明する。図19に示すように、ホールコンピュータ84は、制御部84aと、ハードディスク84dと、通信用インターフェース84fとを有しており、制御部84aは、CPU84bおよびメモリ84cから構成されている。また、ハードディスク84dは、各種のプログラムやデータを記憶しており、制御部84aは、これらのプログラムを読み出して実行し、各種の処理を行う。
ハードディスク84dは、遊技状況データベース84eを記憶する。遊技状況データベース84eでは、例えば、消費数データ、払出数データ、スタート回数データ、特賞回数データ、遊技情報データ等、台間装置20から出力されるデータ又は該データが加工されたデータ、受信時間データ、遊技者識別情報、遊技台識別情報、遊技中フラグ並びにサービスタイムフラグが対応付けられて格納されている。更に、遊技状況データベース84eでは、遊技台識別情報に対応付けられて、例えば、機種データ、形式データ、島識別情報、新機種フラグ及びサービスタイムフラグ等が格納されている。データ記憶手段は、消費数データ出力手段から出力される消費数データと払出数データ出力手段から出力される払出数データとの各々を、データの受信時間に関する受信時間データと遊技者識別情報と遊技台識別情報とに対応付けて記憶する。
また、ハードディスク84dは、相関関係データベースを記憶する。相関関係データベースでは、例えば、遊技台10の識別情報、大当り偏り及び頻度、特性、所定単位時間当たりの稼働時間率、所定単位時間当たり遊技客数、遊技者1人当たりの平均遊技時間、営業時間、稼働率、安定度及び新機種魅力値等が対応付けられて記憶されている。
更に、ハードディスク84dは、判定結果データベースを記憶する。判定結果データベースでは、機種、遊技台識別情報、目標割数、固定客数、固定客数アラームフラグ、設置比率、適正設置比率、設置比率アラームフラグ等が対応付けられて記憶される。
また、遊技台10がパチンコ機である場合において、図20に示す帳票のように、ホールコンピュータ84は、遊技台10のアウト数およびセーフ数を、大当たり時と通常時とで区別して記録するようになっていてもよい。その区別は、遊技台10側から出力されるアウト信号、セーフ信号および大当たり中信号に基づく。大当たり中信号がアクティブであれば、そのとき発生したアウト玉やセーフ玉は大当たり中のものとして分類でき、大当たり中信号が非アクティブであれば、そのとき発生したアウト玉やセーフ玉は通常中のものとして分類できる。図20に示す帳票がモニタ等に出力されるので、遊技店の管理者は、翌日の釘調整等を行なう目安としてその帳票を利用できる。
また、大当たり中のセーフ数とアウト数から、大当たり中の出玉数、さらには1回の大当たりにかかる平均出玉数を求めることができるが、ラウンド抽選処理の影響を受けるため、短期的に見ると大当たり中の平均出玉数が大きくバラつく。ところが、以下に説明する手順で大当たり1回あたりの平均出玉数を導出することにより、少ない大当たり回数でも、釘調整を反映した高精度な平均出玉数を導出することができる。
まず、図20の帳票に記されたデータの説明を行なう。
<通常中アウト数>
大当たり信号が非アクティブである通常の遊技状態におけるアウト数。
<通常中セーフ数>
大当たり信号が非アクティブである通常の遊技状態におけるセーフ数。
<通常中差玉数>
(通常中アウト数)−(通常中セーフ数)
<ベース>
((通常中セーフ数)/(通常中アウト数))*100で定義される非大当たり時のセーフ数の多寡を示す指数。
<スタート回数>
遊技台10で実行された大当たり抽選処理の回数。
<大当たり中アウト数>
大当たり信号がアクティブの期間におけるアウト数。
<大当たり中セーフ数>
大当たり信号がアクティブの期間におけるセーフ数。
<大当たり中出玉数>
(大当たり中セーフ数)−(大当たり中アウト数)
<ラウンド数>
大当たり中のサイクル遊技が行なわれた回数。簡単には大入賞口の開放回数。
ホールコンピュータ84は、台間装置20に定期的な問い合わせを行うことにより、遊技台10に関する遊技データ(玉数データ、スタート回数データ、大当たり発生データ)は、問い合わせ時期に応じた時系列データの形でRAM等の記憶装置に保存される。このようにして集められた素データから必要なデータを抽出して編集することにより、図20に示す帳票に記述されている出玉数等の内容を持つ大当たり履歴データファイルを作成する。こうした処理を、遊技店の営業終了後の閉店時処理で全台について一括して行なう場合と、営業中にリアルタイムで行なう場合とがあるが、本実施形態では後者としている。そうすれば、台情報表示装置50の操作表示部52に、当日の大当たりの履歴として、以下で説明するラウンド数を付加して表示することが可能である。
図20に示すごとく、遊技台10の大当たりの履歴が、大当たりの発生時刻とともに記録される。1回の大当たりに対応して記録されている上下段の各データは、上段が先の大当たりから次の大当たりまでの期間の集計であり、下段が1日の総計を示している。この帳票に記述されるように、ホールコンピュータ84は、通常時に打ち込まれた玉数を表わす通常中アウト数と、同じく通常時に払い出された玉数を表わす通常中セーフ数と、それらの差である通常中差玉数とを計上し記録する。同様にして、大当たり中に打ち込まれた玉数を表わす大当たり中アウト数と、大当たり中に払い出された玉数を表わす大当たり中セーフ数とを履歴データとして計上し記録する。大当たり中アウト数と大当たり中セーフ数との差分を取り、大当たり中の出玉数として記録する。
また、通常中セーフ数を通常中アウト数で除することにより、通常時の玉の消費速度を表わすベースを導出して記録する。ベースが大きければ、通常時の玉の払出が多いことを意味するので、ベースが小さい場合に比して、同じ玉数でも長い時間遊技を行なえることになり、いわゆる“玉持ちの良い台”ということになる。
また、遊技台10において、大当たり時のラウンド数が変化するようになっているため、ホールコンピュータ84は、発生履歴が記録された全ての大当たりについて、それらが何ラウンドの大当たりなのかを、大当たり中の出玉数がラウンド数毎に設定された予想出玉範囲のいずれに属するかを判定することにより個別に特定し、記録する。ここで、図21に示すように、大当たり中出玉数が0〜300個の場合には1ラウンドの大当たりであると判定し、大当たり中出玉数が310〜1300個の場合には8ラウンドの大当たりであると判定し、大当たり中出玉数が1310個以上の場合には15ラウンドの大当たりであると判定する。この判定の結果を、大当たり履歴データファイルのラウンド数の属性を持つフィールドに記録する。また、大当たり中出玉数に代えて、大当たり中アウト数または大当たり中セーフ数から、各大当たりのラウンド数を特定するようにしてもよい。また、遊技台10からラウンド数を示すラウンド信号が出力される場合には、そのラウンド信号からラウンド数を特定するようにしてもよい。
なお、大当たり履歴データファイルの更新、すなわち大当たりの発生に基づく新規レコードの作成(大当たり中出玉数の導出処理やラウンド数の判定処理等を含む)は、大当たり信号がアクティブから非アクティブに切り替わることを契機にして行なうようにすればよい。そうすれば、先の大当たりが何ラウンドだったのかをモニタ等に、図20の帳票の形で直ちに表示出力することが可能となる。また、そのようにすれば、台情報表示装置50の操作表示部52に大当たりの履歴とともにラウンド数を表示することが可能となる。
また、図21に示す振分率(各ラウンド数の選択確率)は、遊技台10のプログラム上の設計値なので、新台入替時等に基本データファイルに予め入力しておき、ラウンド数を特定する処理の実行時に、その基本データファイルが参照されるようにするとよい。あるいは、ラウンド数を特定する処理の実行プログラムに、振分率を直接記述しておくことも可能である。また、基準出玉数は、各ラウンドの大当たりの予測出玉数であり、これについても新台入替時等に予め基本データファイルに入力しておくことができるし、プログラムに直接記述しておくこともできる。また、振分率や大当たり確率等の遊技台10の基本設計データを記録したファイルを、遊技機メーカが管理するインターネットサイト上のサーバコンピュータからダウンロードし、ラウンド数を特定する処理の実行時に、そのダウンロードファイルを参照する構成としてもよい。この場合、ホールコンピュータ84には、インターネット接続に必要なモデムを設けることになる。なお、図20で示す基準出玉数は、以下に説明するように、大当たり時の平均出玉数を推定する処理で使用する場合が出てくるデータである。
上記の手順で、全ての大当たりについてラウンド数を特定する一方、図22に示すような帳票を得るための平均出玉数データファイルを作成する。すなわち、遊技台10に関し、先の処理で特定したラウンド数と、大当たり中出玉数とに基づき、1回の大当たりまたは1ラウンドのサイクル遊技で遊技者が獲得すると推定される平均出玉数を導出する。まず、図22の帳票に示すごとく、遊技店の一営業日の範囲内で履歴が記録されている全ての大当たりについて、先に特定したラウンド数別に区分し、各ラウンド数の大当たりが合計何回発生したのかを集計する。たとえば、図20の帳票に示す大当たり履歴では、1ラウンドの大当たりが3回、8ラウンドの大当たりが0回、15ラウンドの大当たりが4回発生している。図20の帳票に係る大当たり履歴データファイルで、各ラウンド数の大当たりが何回発生しているかを検索するとともに、図22の帳票に係る平均出玉数データファイルの回数フィールドに結果を記録する。なお、一営業日の代わりに、たとえば夕方5時以降といった特定の時間帯で、同様の処理を行なうようにしてもよい。さらには、最後に釘調整を行なった日付を記録しておき、その日から当日までの複数の営業日にまたがって同様の処理を行ない、データを導出するようにしてもよい。
次に、現実のデータから、ラウンド数別の大当たり中平均出玉数(実データ)を導出して記録する。具体的には、図20に示すデータから、特定のラウンド数の大当たり中出玉数のみを抽出して合計し、そのラウンド数の大当たり発生回数で除する。この処理を、全てのラウンド数について順番に行なう。
また、遊技台10がパチンコ機ではなくスロットマシンである場合には、ホールコンピュータ84では、メダル投入信号に基づく投入数と、当該投入に係るゲームにおけるメダル払出信号に基づく払出数とが同数の場合に、再遊技が発生したと判定する。また、ホールコンピュータ84は、メダル投入信号に基づいてゲームの開始を判定するとともに、所定数のゲーム区間毎に再遊技の発生回数をカウントし、当該ゲーム区間における再遊技の発生回数が所定数以上の場合にリプレイタイム状態(再遊技が高確率で発生する状態)と判定し、当該ゲーム区間における再遊技の発生回数が所定数未満の場合には通常遊技状態と判定する。
再遊技においては、そのゲームにおいて必ず同数の投入信号と払出信号が出力される。そこで、ホールコンピュータ84では、各遊技台10からのメダル投入信号及びメダル払出信号に基づき、そのように同数の投入信号と払出信号が出力される場合には再遊技が発生したものと判定するようにしてある。なお、再遊技発生の判定としては、スロットマシンから出力される投入信号と払出信号とが一致する場合に再遊技と判定する方法だけでなく、他の方法で判定することも可能である。例えば、通常遊技状態における再遊技以外の小役の払出数が、再遊技で可能性のある払出数(例えば、メダル1〜3枚)と一致・重複しない場合には、そのような再遊技でしか可能性のない払出数が払出信号で検出された時点で、投入信号との一致不一致を判定することなく、再遊技の発生と判定することができる。また、特定の目押しが必要な小役(例えばチェリー小役)の払出数が特殊な数である場合には、このような小役でしか可能性のない払出数が払出信号で検出された時点で、この小役の成立をカウントし、所定数のゲーム区間ごとにこの小役の成立する回数をカウントした結果、成立回数が所定数以上である場合に、アシストタイム状態(小役の当選が報知されている状態)と判定することができる。また、アシストタイム状態と前述のリプレイタイム状態が同時に発生した場合には、アシストリプレイタイム状態(小役の当選が報知され、なおかつ再遊技が高確率で発生している状態)と判定することができる。また、アシストタイム状態については、遊技台10からアシストタイム状態であることの信号を受けることができれば、これによっても判定することができる。
台ランプサーバー86は、通信ケーブル72を介して各台情報表示装置50に通信可能に接続されており、各台情報表示装置50の管理を行うようになっている。また、台情報管理サーバー88は、遊技台10に係る機種情報を少なくとも管理する管理装置として機能するようになっており、各台情報表示装置50は、台情報管理サーバー88から台ランプサーバー86を介して遊技台10に係る機種情報を受信するようになっている。
遊技履歴管理サーバー90は、通信ケーブル74を介して各遊技台10に通信可能に接続されている。当該遊技履歴管理サーバー90は、各遊技台10の台情報を管理する台情報データベースおよび会員の遊技履歴情報を管理する会員情報データベースをそれぞれ有している。
次に、台間装置20の紙幣受付時の動作について説明する。台間装置20は、紙幣挿入部30にて紙幣を受け付けると、図示しない搬送部によって紙幣を内部に取り込み、内部の識別機構によって、金種・真贋等を判別する。そして、真正と判別された場合は、金種に対応した入金額を、内蔵されているカードのカードIDと対応付けてカード管理サーバー80に送信するとともに、カードに入金額を特定可能な有価価値情報を記録する。送信を受けたカード管理サーバー80は、カードIDと入金額とを対応付けて記憶部に格納する。なお、ここでは、入金額全額をカードに関連付ける処理を例として示しているが、入金された金額の一部を後述する払出処理に用いた上で、残額をカードに関連付ける処理を行っても良い。
次に、台間装置20の有価価値を用いた遊技媒体の貸出時の動作について説明する。台間装置20は、カード(一般カード、会員カード)を受付けると、カードに記録された情報および/またはカードのカードIDに対応付けてカード管理サーバー80に記憶されている情報から、カードに関連付けられている入金額等に由来する有価価値を特定する。この状態で、所定の貸出操作による貸出指示を受付けると、カードに記録された有価価値情報を一定値(例えば500円分)減算した上で、カード管理サーバー80にカードIDとともに有価価値の減算に係る情報を送信する。カード管理サーバー80では、この情報に基づいてカードIDに対応付けられた有価価値から一定値を減算する処理を行う。そして、台間装置20は、減算された有価価値に対応した玉数(例えば125個)の払出指示を所定のパルス信号にて遊技台10に送信する。このパルス信号の送信は、1パルスあたりの払出個数(たとえば25個)が取り決められており、これを複数回(たとえば5回)遊技台10に送信することにより払出処理が行われる。
次に、台情報表示装置50の情報表示動作について説明する。台情報表示装置50は、遊技台10の外部出力端子板から出力される遊技台10の状態信号(大当り、確変、時短、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、図柄の回転、賞遊技媒体の払出、等)を受信し、該当する表示のカウンタを1加算する。また、大当りやビッグボーナス等の信号を受信した場合には、その状態に応じてLED表示ランプ54の点灯制御を行う。また、呼び出しボタンの操作や、エラーが生じた場合には、これに応じたLED表示ランプ54の点灯制御を行う。
本実施の形態では、台情報表示装置50の操作表示部52に表示される遊技情報に関する条件が条件設定手段61により設定されるようになっている。また、台間装置20は、対応する遊技台10から台間装置20に送信された、遊技に関する情報を遊技情報受信手段46により受信したことに基づいて、遊技情報送信手段47により台間装置20から台情報表示装置50に所定の情報を送信するようになっている。ここで、上述したように、遊技情報受信手段46は、遊技台10において遊技客が獲得している遊技媒体の数に係る情報、遊技台10における遊技状態に係る情報、遊技台10における不正に係る情報、および遊技台10における遊技演出情報からなる群のうち少なくとも一つを遊技に関する情報として受信するようになっている。また、表示内容制御手段62は、台間装置20から送信された情報が、条件設定手段61により設定された条件に該当するときに、台間装置20から送信された情報に関する表示を操作表示部52に行わせるようになっている。このような動作の詳細について以下に述べる。
遊技客が遊技台10において遊技を行っている際に遊技台10において特定の遊技演出が発生したときには、この特定の遊技演出の発生を特定可能な演出特定情報が遊技台10から台間装置20に送信され、遊技情報受信手段46はこの演出特定情報を受信するようになる。この場合には、遊技情報受信手段46は、遊技台10における特定の遊技演出の発生を特定可能な演出特定情報を受信する演出特定情報受信手段として機能するようになる。また、台間装置20において、演出特定情報受信手段にて演出特定情報が受信された回数が演出計数手段49により計数される。また、遊技情報送信手段47により台間装置20から台情報表示装置50に所定の情報が送信される際に、演出計数手段49により計数された、演出特定情報受信手段にて演出特定情報が受信された回数が計数値として台情報表示装置50に送信される。そして、台情報表示装置50において、表示内容制御手段62は、演出計数手段49の計数値に基づく表示を操作表示部52に行わせる。この場合には、表示内容制御手段62は、演出計数手段49の計数値に基づく表示を操作表示部52に行わせる遊技演出表示制御手段として機能するようになる。演出計数手段49の計数値に基づく表示の具体的な内容を図8に示す。図8の表示内容における「激アツ演出情報」は、遊技台10において発生した特定の遊技演出に関する情報のことである。ここで、図8に示す表示内容の各項目は、条件設定手段61により設定された条件に基づくものであり、表示内容制御手段62は、台間装置20から送信された演出計数手段49の計数値に関する情報が、条件設定手段61により設定された条件に該当するときに、当該計数値に関する表示を操作表示部52に行わせるようになっている。
このように、本実施の形態の遊技ユニットによれば、台情報表示装置50において、表示内容制御手段62は、条件設定手段61により設定された条件に基づいて、台間装置20から送信された所定の情報による表示(具体的には、図8に示すような、遊技台10において発生した特定の遊技演出に関する表示)を台情報表示装置50の操作表示部52に行わせるため、台情報表示装置50の操作表示部52に表示される遊技情報の情報量を増やすことができ、遊技客にとっての利便性を向上させることができる。
〔第2の実施の形態〕
以下、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図9A、図9Bおよび図10は、第2の実施の形態による遊技場管理システムに関する図である。このうち、図9Aは、本実施の形態による遊技場管理システムにおける台情報表示装置50aの制御系の構成を示す機能ブロック図であり、図9Bは、本実施の形態による遊技場管理システムにおける台間装置20aの正面図であり、図10は、図9Aに示す台情報表示装置50aの操作表示部52における表示内容の一例を示す図である。なお、本実施の形態による遊技場管理システムを説明するにあたり、図1乃至図8に示す第1の実施の形態による遊技場管理システムにおける各構成部材と同一の構成部材については同一の参照符号を付けてその説明を省略する。
本実施の形態では、遊技台10として、遊技媒体を当該遊技台10内で循環させ、遊技者に対して遊技媒体の払出しを行わないような遊技媒体封入型のものではなく、遊技台10から遊技媒体の払出しを行うような従来のタイプのものが用いられるようになっている。また、このような遊技台10に対応して設置される台間装置20aには、遊技客によりパチンコ玉等の遊技媒体が投入される玉受皿からなる玉貯留部22、当該玉貯留部22に投入された遊技媒体が台間装置20aの下部に送られるとこの遊技媒体の計数を行う玉計数部24、および台間装置20aの制御部40に対して持ち玉の払出指令が与えられたときに遊技媒体の払出処理を行う玉払出部26がそれぞれ設けられている。
また、本実施の形態では、遊技客が遊技台10において遊技を行っている際に遊技台10において特定の遊技演出が発生したときに、台情報表示装置50aと台間装置20aが相互に通信可能である場合には操作表示部34に、通信不可能である場合には台情報表示装置50aの操作表示部52に演出カウントボタンが表示される。そして、操作者がこのような操作表示部34や操作表示部52に表示される演出カウントボタンを押下することにより、特定の遊技演出が発生した旨の情報を台情報表示装置50aに入力することができるようになっている。このように、本実施の形態では、操作表示部34や操作表示部52は、遊技客による入力操作を受け付ける入力操作受付手段として機能するようになる。
ここで、本実施の形態では、遊技台10と台間装置20aとの間では、遊技媒体の貸出に係る通信についてのインターフェースが設けられている。また、遊技客への遊技媒体の払い出し時において、台間装置20aは、カードに関連付けられたプリペイド価値、あるいは玉計数部24で計数され、カードに関連付けられた玉数である計数玉、会員である遊技客が遊技店に預け入れた玉数である貯玉の払出しを行うにあたり、一定数(例えば、25玉)ずつは遊技媒体の払出指令を遊技台10に送信することにより当該遊技台10により遊技媒体の払い出しを行わせ、一定数未満の遊技媒体については当該台間装置20aの玉払出部26により遊技客への払い出しを行うようになっている。
図9Aに示すように、本実施の形態では、台情報表示装置50aの制御部60には、表示制御手段69a、設定手段69b、計数値加算手段69cおよび検索手段69dがそれぞれ接続されている。表示制御手段69aは、遊技台10における所定の遊技情報の発生回数を操作表示部52に表示させるようになっている。より詳細には、表示制御手段69aは、遊技台10の外部端末からの信号を受けて、遊技台10に関する遊技情報を操作表示部52に表示させるようになっている。また、表示制御手段69aは、計数値に関する信号を台間装置20aから受けて、計数値に関する情報を操作表示部52に表示させるようになっている。また、設定手段69bは、表示制御手段69aの表示対象とする遊技情報を設定するようになっている。より詳細には、設定手段69bは、台情報管理サーバー88から台ランプサーバー86を介して送信された遊技台10の機種情報に基づいて、表示制御手段69aの表示対象とする遊技情報を設定している。また、計数値加算手段69cは、入力操作受付手段としての操作表示部34や操作表示部52において入力操作を受け付けたことに基づいて、遊技台10における所定の遊技情報の発生回数を計数して操作表示部52に表示させるようになっている。また、検索手段69dは、計数値加算手段69cにて上記の発生回数が計数されたことに基づいて、遊技情報の発生回数に相当する遊技情報を記憶部58(より詳細には、記憶部58に設けられた後述する遊技情報蓄積記憶手段58a)から検索するようになっている。これらの表示制御手段69a、設定手段69b、計数値加算手段69cおよびお検索手段69dが有する機能の詳細については後述する。
また、上記の第1の実施の形態と同様に、本実施の形態では、通信手段66は、台ランプサーバー86を介して、遊技台10に係る機種情報を少なくとも管理する管理装置としての台情報管理サーバー88と通信を行うようになっている。また、機種情報取得手段67は、管理装置としての台情報管理サーバー88から台ランプサーバー86を介して遊技台10に係る機種情報を取得するようになっている。
遊技客が遊技台10において遊技を行っている際に遊技台10において特定の遊技演出が発生したときには、当該遊技客は操作表示部34や操作表示部52に表示される演出カウントボタンを押下することにより、特定の遊技演出が発生した旨の情報が操作表示部34または操作表示部52に受け付けられる。特定の遊技演出が発生した旨の情報が操作表示部34に受け付けられると、このことが遊技情報送信手段47により台間装置20aから台情報表示装置50aに送信される。そして、台情報表示装置50aにおいて、表示制御手段69aは、遊技台10における所定の遊技情報の発生回数(具体的には、特定の遊技演出の発生回数)を操作表示部52に表示させる。この際に、設定手段69bにより、表示制御手段69aの表示対象とする遊技情報(具体的には、表示制御手段69aの表示対象とする遊技演出)が設定されている。また、計数値加算手段69cにより、入力操作受付手段としての操作表示部34や操作表示部52において入力操作を受け付けたことに基づいて、特定の遊技演出の発生回数を計数して操作表示部52に表示させるようになる。計数値加算手段69cの計数値に基づく表示の具体的な内容を図10に示す。
このように、本実施の形態によれば、台情報管理サーバー88から台ランプサーバー86を介して台情報表示装置50aに送信された遊技台10の機種情報に基づいて、当該台情報表示装置50aの操作表示部52に遊技情報を表示させるようになっており、また、遊技台10において特定の遊技演出が発生したときには、操作表示部34や操作表示部52に表示される演出カウントボタンを遊技客に押下させることにより、特定の遊技演出の発生回数を計数して操作表示部52に表示させることができるようになる。
また、本実施の形態において、遊技台10における遊技に関連して発生した遊技情報と、この遊技情報が発生した遊技状態とを関連付けて記憶する遊技情報蓄積記憶手段58aが台情報表示装置50aの記憶部58に設けられていてもよい。この場合には、計数値加算手段69cにて遊技情報の発生回数(具体的には、例えば特定の遊技演出の発生回数)が計数されたことに基づいて、この遊技情報の発生回数に相当する遊技情報が検索手段69dにより遊技情報蓄積記憶手段58aから検索されるようになる。また、表示制御手段69aは、検索手段69dにて検索された遊技情報に関連付けられた遊技状態の実績値を操作表示部52に表示させるようになる。このような台情報表示装置50aによれば、操作表示部34や操作表示部52に表示される演出カウントボタンを遊技客が押下して特定の遊技演出が発生した旨の情報を操作表示部34や操作表示部52に入力したときに、例えば同一状況での大当たりの発生履歴等を当該遊技情報の発生回数(具体的には、特定の遊技演出の発生回数)に関連付けて操作表示部34や操作表示部52に表示させることができるようになる。
〔第3の実施の形態〕
以下、図面を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。図11は、第3の実施の形態による遊技場管理システムに関する図である。具体的には、図11は、本実施の形態による遊技場管理システムにおける遊技台10の前面に配置される操作表示装置200の表示内容の一例を示す図である。なお、本実施の形態による遊技場管理システムを説明するにあたり、図1乃至図7に示す第1の実施の形態による遊技場管理システムや図8乃至図10に示す第2の実施の形態による遊技場管理システムにおける各構成部材と同一の構成部材については同一の参照符号を付けてその説明を省略する。
第1の実施の形態で説明したように、各台情報表示装置50は、台情報管理サーバー88から台ランプサーバー86を介して遊技台10に係る機種情報を受信するようになっており、この受信した遊技台10に係る機種情報は台情報表示装置50の操作表示部52に表示されるようになっているが、遊技台10に係る機種情報における遊技演出情報の詳細を操作表示部52に表示させると、当該操作表示部52における表示内容が膨大な量となってしまうため操作表示部52の操作性が悪くなってしまうという問題がある。これに対し、本実施の形態では、遊技客または遊技場の従業員が操作表示部52における表示内容をカスタマイズすることを可能とする。このような本実施の形態の詳細について以下に説明する。
台情報表示装置50において、制御部60には通信手段66、機種情報取得手段67および選択設定手段68が接続されている。ここで、通信手段66は、台ランプサーバー86を介して、遊技台10に係る機種情報を少なくとも管理する管理装置としての台情報管理サーバー88と通信を行うようになっており、また、機種情報取得手段67は、通信手段66による台情報管理サーバー88との通信によって、管理装置としての台情報管理サーバー88から遊技台10に係る機種情報を取得するようになっている。
また、選択設定手段68は、操作表示部52に表示される遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定するようになっている。より詳細には、遊技台10の前面に配置される操作表示装置200の表示画面において遊技客が「台ランプ」ボタンを押下すると、当該操作表示装置200には図11に示すようなカスタマイズ画面が表示される。なお、「台ランプ」とは、上述したように、本実施の形態における台情報表示装置50のことをいう。遊技客は、このようなカスタマイズ画面により、操作表示部52における表示内容(具体的には、遊技演出情報に係る表示内容)をカスタマイズすることができるようになる。
図11に示すようなカスタマイズ画面において、操作者が例えば「台ランプ」の項目における「スランプ」ボタンを押下し、また、「機種情報」の項目における「激アツ」ボタンを押下すると、台情報表示装置50の操作表示部52において図6(a)に示すようなスランプグラフが表示されるときに、特定の遊技演出である「激アツ」の発生を示す目印が当該スランプグラフに表示されるようになる。このように、台情報表示装置50の操作表示部52に表示されるスランプグラフにおいて「激アツ」の発生を示す目印が当該スランプグラフに表示されると、この遊技台10で遊技を行っている遊技客や、遊技場内でこれから遊技を行う遊技台10を探している遊技客は特定の遊技演出である「激アツ」の発生状況を台情報表示装置50で確認することができるため、遊技客にとっての利便性を向上させることができる。また、遊技客によってカスタマイズされた設定内容を会員情報管理サーバー82や台ランプサーバー86、管理センター100等で管理することにより、この設定内容を当該遊技客の次回以降の遊技時へ引き継ぐことができるようになる。
また、上述した台情報表示装置50の操作表示部52における表示内容(具体的には、遊技演出情報に係る表示内容)のカスタマイズは、遊技台10で遊技を行っている遊技客のみならず、遊技場の従業員が例えば管理事務所で行うことができるようになっていてもよい。なお、遊技場の従業員および遊技客の双方が台情報表示装置50の操作表示部52における表示内容のカスタマイズを行った場合には、遊技客によるカスタマイズが優先されるようになる。
なお、操作表示部52に表示される遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定する(具体的には、台情報表示装置50の操作表示部52における表示内容をカスタマイズする)という選択設定手段68の機能は、台情報表示装置50の操作表示部52以外の操作手段により実行することができるようになっていてもよい。例えば、台間装置20の操作表示部34や操作表示装置200により、台情報表示装置50の操作表示部52に表示される遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定することができるようになっていてもよい。また、更に他の例として、各サーバー86、88やホールコンピュータ84により、台情報表示装置50の操作表示部52に表示される遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定することができるようになっていてもよい。
また、選択設定手段68自体が台情報表示装置50に設けられる代わりに台間装置20や操作表示装置200に設けられるようになっていてもよい。この場合には、台間装置20の操作表示部34や操作表示装置200に遊技情報を表示するにあたり、台間装置20の操作表示部34や操作表示装置200に表示される遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定することができるようになる。より詳細には、台間装置20の操作表示部34や操作表示装置200に、図11に示すようなカスタマイズ画面と同様のカスタマイズ画面が表示され、遊技客は、このカスタマイズ画面により、台間装置20の操作表示部34や操作表示装置200における表示内容(具体的には、遊技演出情報に係る表示内容)をカスタマイズすることができるようになる。また、更に他の例として、各サーバー86、88やホールコンピュータ84により、台間装置20の操作表示部34や操作表示装置200に表示される遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定することができるようになっていてもよい。
〔第4の実施の形態〕
以下、図面を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。図12は、第4の実施の形態による遊技場管理システムに関する図である。具体的には、図12は、本実施の形態による遊技場管理システムにおける台情報表示装置50の操作表示部52の表示内容の一例を示す図である。なお、本実施の形態による遊技場管理システムを説明するにあたり、図1乃至図7に示す第1の実施の形態による遊技場管理システムや図8乃至図10に示す第2の実施の形態による遊技場管理システムにおける各構成部材と同一の構成部材については同一の参照符号を付けてその説明を省略する。
本実施の形態では、遊技客により台間装置20の紙幣挿入部30により受け付けられた紙幣の入金情報と、遊技台10における遊技情報とを紐付けて台情報表示装置50の操作表示部52に表示させるようになっている。より詳細には、台間装置20は、遊技媒体の貸与のために当該台間装置20に投入された有価価値を受け付ける有価価値受付手段48を有しており、台情報表示装置50の表示内容制御手段62は、有価価値受付手段48による有価価値の受付に関する情報(すなわち、入金情報)と遊技情報とを関連付けて操作表示部52に表示させるようになっている。具体的に説明すると、遊技客が所有する紙幣が紙幣挿入部30に挿入され、この紙幣の金種等の識別が紙幣識別部31により行われたときに、有価価値受付手段48は、台間装置20に投入された有価価値として紙幣の金額を受け付けるようになっている。また、上述したように、台間装置20は、対応する遊技台10から台間装置20に送信された、遊技に関する情報を遊技情報受信手段46により受信したことに基づいて、遊技情報送信手段47により台間装置20から台情報表示装置50に所定の情報を送信するようになっているが、この際に、入金情報と遊技情報とを紐付けて台情報表示装置50に送信する。このことにより、台情報表示装置50の操作表示部52には、図12に示すように、入金情報と遊技情報とが紐付けられて表示されるようになる。具体的には、遊技台10において特定の遊技演出が最も発生しやすい入金金額に係る情報が台情報表示装置50の操作表示部52に表示されるようになる。遊技客は、このような台情報表示装置50の操作表示部52の表示画面を見ることにより、入金金額を決める際の参考となるため、遊技客にとっての利便性を向上させることができる。
〔第5の実施の形態〕
以下、図面を参照して本発明の第5の実施の形態について説明する。図13および図14は、第5の実施の形態による遊技場管理システムに関する図である。具体的には、図13および図14は、それぞれ、本実施の形態による遊技場管理システムにおける遊技台10の前面に配置される操作表示装置200の表示内容の様々な例を示す図である。なお、本実施の形態による遊技場管理システムを説明するにあたり、図1乃至図7に示す第1の実施の形態による遊技場管理システムや図8乃至図10に示す第2の実施の形態による遊技場管理システムにおける各構成部材と同一の構成部材については同一の参照符号を付けてその説明を省略する。
本実施の形態による遊技場管理システムでは、遊技台10の前面に配置される操作表示装置200や台間装置20の操作表示部34等に表示される二次元バーコード(QRコードともいう)等のコード情報を遊技客がスマートフォン等の携帯端末によって読み取ることにより、遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトにアクセスすることができるようになり、このことにより遊技台10の遊技履歴等に係る情報を遊技客は携帯端末で確認することができるようになっている。なお、図1において、携帯端末を参照符号94で示しており、当該携帯端末によりアクセスされるインターネット回線を参照符号92で示している。ここで、二次元バーコードを読み取ることによって携帯端末で確認することができる情報としては、遊技履歴情報(具体的には、遊技客の過去の遊技結果を時系列で示す情報)、実践データ(具体的には、遊技したゲーム数やボーナス回数等の、遊技客の当日の遊技内容に係る情報)、ミッション情報(具体的には、遊技台10の機種毎に設定されたミッションの達成の可否に係る情報)、ランキング等がある。また、遊技客は携帯端末により遊技台10の表示部に表示されるキャラクターの服装の変更等のカスタマイズを行うことができるようになっている。遊技客がこのような携帯端末に係る機能を利用するにあたり、当該遊技客は会員登録を行う必要がある。具体的には、遊技台10の前面に配置される操作表示装置200のメニュー画面において「会員登録ボタン」を押下すると、この操作表示装置200には、遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトのURLアドレス情報を含む二次元バーコードが表示されるようになる。このことにより、遊技客は携帯端末において遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトにアクセスすることができるようになり、このウェブサイトで会員登録を行うことができるようになる。
従来の遊技場管理システムでは、遊技客が遊技台10で遊技を開始する際に、当該遊技客は会員登録時に発行されたパスワードを遊技台10の前面に配置される操作表示装置200や台間装置20の操作表示部34に入力することにより、遊技履歴管理サーバー90による遊技履歴の管理を開始させていた。そして、遊技終了後に、操作表示装置200等に二次元バーコードが表示されるようになり、遊技客は携帯端末でこの二次元バーコードを読み取ることによって遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトにアクセスすることができるようになり、当該ウェブサイトにおいて遊技履歴情報等の様々な情報を取得することができるようになっていた。
しかしながら、従来の遊技場管理システムでは、遊技客が遊技台10で遊技を開始する際に、会員登録時に発行されたパスワードを操作表示装置200等に入力し忘れた場合には、遊技履歴管理サーバー90による遊技履歴の管理が行われないため、遊技終了後に遊技履歴情報等の様々な情報を取得することができないという問題があった。これに対し、本実施の形態では、遊技客が遊技台10で遊技を開始するときに、会員登録時に発行されたパスワードを操作表示装置200等に入力し忘れた場合でも、遊技終了後に遊技履歴情報等の様々な情報を取得することができるようにした。このような本実施の形態の内容の詳細について以下に述べる。
これに対し、本実施の形態では、上記の第1の実施の形態と同様に、台間装置20の遊技情報受信手段46は、遊技台10から遊技履歴情報を含む遊技に関する情報を受信するようになっている。そして、受信した遊技に関する情報は台間装置20の記憶部44に記憶されたり、あるいは台間装置20からカード管理サーバー80に送信されて当該カード管理サーバー80により管理されたりするようになる。また、カード管理サーバー80から通信ケーブル76を介して遊技履歴管理サーバー90に遊技履歴情報を含む遊技に関する情報が送信され、この遊技履歴管理サーバー90でも遊技履歴情報を含む遊技に関する情報が管理されるようになる。また、遊技履歴管理サーバー90は、カード管理サーバー80から送信された情報に基づいて、遊技台10の表示部に表示すべき内容に係る情報を当該遊技台10に送信する。
本実施の形態において、遊技客が遊技台10で遊技を開始するときに、会員登録時に発行されたパスワードを操作表示装置200等に入力し忘れた場合において、当該遊技客が遊技履歴情報等の様々な情報を取得したいときには、図13に示すような操作表示装置200の表示画面において「遊技履歴取得」ボタンを押下することにより、操作表示装置200に図14に示すような二次元バーコードを表示させることができるようになっている。ここで、操作表示装置200に表示される二次元バーコードには、遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトのURLアドレス情報が少なくとも含まれている。そして、遊技客が携帯端末により二次元バーコードを読み取ると、当該遊技客はこのウェブサイトにアクセスすることができるようになる。ここで、本実施の形態では、上述したように、遊技履歴管理サーバー90では、カード管理サーバー80から送信された遊技履歴情報を含む遊技に関する情報が管理されるようになっているため、遊技客は遊技台10で遊技を開始した後でも遊技履歴情報等の様々な情報を取得することができるようになる。
本実施の形態における別の方法として、台間装置20の遊技情報受信手段46が遊技台10から遊技履歴情報を含む遊技に関する情報を受信したときに、受信した遊技に関する情報が当該台間装置20の記憶部44に記憶されたり、あるいは台間装置20からカード管理サーバー80に送信されて当該カード管理サーバー80により管理されたりするとともに、台間装置20の記憶部44により記憶される情報やカード管理サーバー80により管理される情報に基づいて、遊技台10の表示部に表示すべき内容に係る情報を台間装置20から遊技台10に送信するようになっていてもよい。この場合でも、遊技客が遊技台10で遊技を開始した後に当該遊技客が遊技履歴情報等の様々な情報を取得したいときに、図13に示すような操作表示装置200の表示画面において「遊技履歴取得」ボタンを押下することにより、操作表示装置200に図14に示すような二次元バーコードを表示させることができるようになる。ここで、操作表示装置200に表示される二次元バーコードには、遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトのURLアドレス情報に加えて、台間装置20の記憶部44により記憶される情報やカード管理サーバー80により管理される情報(具体的には、遊技履歴情報を含む遊技に関する情報)が含まれるようになる。そして、遊技客が携帯端末により二次元バーコードを読み取ると、当該遊技客はこのウェブサイトにアクセスすることができるようになるため、当該遊技客は遊技台10で遊技を開始した後でも遊技履歴情報等の様々な情報を取得することができるようになる。
〔第6の実施の形態〕
以下、図面を参照して本発明の第6の実施の形態について説明する。図15乃至図18は、第6の実施の形態による遊技場管理システムに関する図である。具体的には、図15乃至図17は、本実施の形態による遊技場管理システムにおいて遊技客の携帯端末に表示される表示内容の様々な例を示す図であり、図18は、本実施の形態による遊技場管理システムにおける遊技台10の前面に配置される操作表示装置200の表示内容の一例を示す図である。なお、本実施の形態による遊技場管理システムを説明するにあたり、図1乃至図7に示す第1の実施の形態による遊技場管理システムや図8乃至図10に示す第2の実施の形態による遊技場管理システム、図13および図14に示す第5の実施の形態による遊技場管理システムにおける各構成部材と同一の構成部材については同一の参照符号を付けてその説明を省略する。
本実施の形態では、上記の会員登録時に発行されたパスワードに係る情報と、遊技客の会員カードの情報とを紐付けて遊技履歴管理サーバー90に記憶させることにより、遊技客が遊技台10で遊技を開始するときに操作表示装置200等にパスワードを入力することを省略することを可能としている。具体的には、遊技客が遊技台10で遊技を開始するときに会員カードを台間装置20のカード挿入部36に挿入するだけで、遊技履歴管理サーバー90による遊技履歴の管理を開始させることができるようになる。このような本実施の形態の内容の詳細について以下に説明する。
遊技客が遊技履歴管理サーバー90に会員登録を行うにあたり、当該遊技客は会員カードを台間装置20のカード挿入部36に挿入し、この会員カードの情報をカードリーダライタ部37により読み取らせる。カードリーダライタ部37により読み取られた会員カードの情報は、台間装置20から遊技台10に送信される。また、遊技台10の表示部には、遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトのURLアドレス情報を含む二次元バーコードが表示されるようになる。ここで、遊技台10の表示部に表示される二次元バーコードには、会員カードの情報も含まれている。そして、遊技客は携帯端末により遊技台10の表示部に表示された二次元バーコードを読み取ると、遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトにアクセスすることができるようになり、当該携帯端末には、図15に示すような会員登録画面が表示されるようになる。ここで、携帯端末に表示される会員登録画面において、遊技客の名前、生年月日、性別等については、遊技台10の表示部に表示される二次元バーコードに含まれる会員カードの情報により既に取得されているため、遊技客はこれらの情報の入力を省略することができるようになる。
また、遊技客が遊技履歴管理サーバー90に会員登録を行う別の方法として、会員カードを台間装置20のカード挿入部36に挿入しなくても会員登録を行うことができるような方法がある。具体的には、操作表示装置200や台間装置20の操作表示部34において、遊技客が遊技履歴管理サーバー90に会員登録を行う旨の指令を入力すると、遊技台10の表示部には、遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトのURLアドレス情報を含む二次元バーコードが表示されるようになる。そして、遊技客は携帯端末により遊技台10の表示部に表示された二次元バーコードを読み取ると、遊技履歴管理サーバー90により管理されるウェブサイトにアクセスすることができるようになり、当該携帯端末には、図16に示すような画面が表示されるようになる。ここで、遊技客が遊技場(ホール)において会員登録を既に済ましている場合には(すなわあち、会員カードを既に発行している場合には)、図16に示すような携帯端末の表示画面において「ホールで会員登録済みの方」というボタンを押下することにより、携帯端末の表示画面には、図17に示すような、ホール名の選択を行ったり会員番号の入力を行ったりするための画面が表示される。なお、遊技台10の表示部に表示される二次元バーコードに、遊技場に係る情報(具体的には、ホール名)が含まれている場合には、図17に示す携帯端末の表示画面におけるホール名の選択項目において二次元バーコードに含まれる遊技場に係る情報が予め表示されるようになる。そして、図17に示す携帯端末の表示画面においてホール名の選択および会員番号の入力を行うと、当該携帯端末には、図15に示すような会員登録画面が表示されるようになる。
また、遊技客が遊技履歴管理サーバー90に会員登録を行っているが、会員登録時に発行されたパスワードに係る情報と、遊技客の会員カードの情報とが紐付けられていないときには、パスワードに係る情報と遊技客の会員カードの情報とを後で紐付けることができるようになっている。このような方法について以下に説明する。遊技客が遊技台10で遊技を開始するときに、会員登録時に発行されたパスワードを遊技台10の前面に配置される操作表示装置200や台間装置20の操作表示部34に入力すると、遊技履歴管理サーバー90による遊技履歴の管理が開始されるが、会員登録時に発行されたパスワードに係る情報と遊技客の会員カードの情報とが紐付けられていないときには、操作表示装置200等の表示画面において、図18に示すようなメッセージが表示されるようになる。そして、図18に示すような操作表示装置200等の表示画面において遊技客が「はい」のボタンを押下した後、会員カードを台間装置20のカード挿入部36に挿入し、この会員カードの情報をカードリーダライタ部37により読み取らせると、会員登録時に発行されたパスワードに係る情報と遊技客の会員カードの情報とを自動的に紐付けて遊技履歴管理サーバー90に記憶させることができるようになる。
なお、本実施の形態では、会員登録時に発行されたパスワードに係る情報と、遊技客の会員カードの情報とが紐付けられていない場合において、遊技客が遊技台10で遊技を開始するときに、先に会員カードを台間装置20のカード挿入部36に挿入し、その後に会員登録時に発行されたパスワードを遊技台10の前面に配置される操作表示装置200や台間装置20の操作表示部34に入力した場合でも、会員登録時に発行されたパスワードに係る情報と遊技客の会員カードの情報とが自動的に紐付けられて遊技履歴管理サーバー90に記憶されるようになる。
また、本実施の形態では、会員カードを発行する際に遊技客が設定したパスワードをそのまま、遊技履歴管理サーバー90により遊技履歴の管理を開始するときのパスワードに代用することができるようになっていてもよい。
なお、上記の各実施の形態では、紙幣を受け付ける台間装置を例として示したが、本発明はこれに限らず、他の貨幣、例えば硬貨や、電子マネーの受付機能を有する台間装置であっても好適に適用できる。
また、上記の各実施の形態では、遊技台10としてパチンコ玉を使用する遊技台を示し、これに対応して設置される台間装置20としてパチンコ玉の払出処理を行う台間装置を示したが、これに限らず、遊技台がデータとしての遊技媒体を使用し、台間装置20から遊技媒体の数量を示すデータを遊技台10に送信することで、遊技が行えるようなシステムであっても適用できる。例えば、遊技台10が台間装置から遊技媒体の数量を示すデータを受信して内部の記憶部に記憶し、記憶した数量データに基づいて、遊技台10の内部に封入された遊技玉を発射可能にする封入式遊技機であっても適用が可能である。
また、上記した第1の実施の形態では、遊技媒体を内部で循環させ、遊技者に対して遊技媒体の払出しを行わないような遊技媒体封入型の遊技台10に対応して設置される台間装置20を記載し、第2の実施の形態では、遊技媒体の払出しを行うような従来のタイプの遊技台10に対応して設置される台間装置20を記載したが、台間装置20としては、一部の部材の入替え及び/又は設定の変更により、第1の実施の形態に記載した機能と第2の実施の形態に記載した機能とを切り替え可能に構成されていてもよい。このようにすれば、対応して設置される遊技台10が遊技媒体封入型の遊技台となる場合と、従来のタイプの遊技台10となる場合とで、少なくとも台間装置20の一部の部材を共通に用いることができ、コスト的な面でメリットがある。
また、上記した第1の実施の形態や第2の実施の形態では、遊技台10で行われた演出に関する演出情報を管理する例を示しているが、これらの実施の形態における演出情報に係る演出の概念については、遊技台10の演出図柄表示部(例えば液晶表示部)で表示される演出には限定されず、遊技台10の遊技面(遊技盤面等、遊技中に遊技者から確認可能な側の面)に設置された可動物(可動役物、可動入賞口等)の動作による演出や、遊技面外周部に設けられた演出ランプの点灯・消灯、発光色の変更や、遊技者の操作部(ハンドル、操作レバー等)の振動・発光・発風など、遊技の進行上意味を持ち、遊技者の五感に訴求するものであれば含まれる概念である。また、この演出の概念には、抽選結果の表示に関するもの、例えば、回胴式の遊技台10であれば、回胴(リール)上の特定の入賞役の成立(特定の小役の入賞)も含まれる。
また、携帯端末をかざすことによって当該携帯端末の識別情報等を読み取る携帯端末読取機が台間装置20に設けられていてもよい。この場合には、遊技客が携帯端末を携帯端末読取機にかざすことにより、遊技客の特定を行うことができるようになるため、遊技客は会員カードを台間装置20のカード挿入部36に挿入しなくても台間装置20において遊技客の特定が行われるようになる。
また、上記の各実施の形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
10 遊技台
20、20a 台間装置
22 玉貯留部
24 玉計数部
26 玉払出部
28 状態表示部
30 紙幣挿入部
31 紙幣識別部
32 操作部
34 操作表示部
36 カード挿入部
37 カードリーダライタ部
40 制御部
42 電源部
44 記憶部
46 遊技情報受信手段
47 遊技情報送信手段
48 有価価値受付手段
49 演出計数手段
50、50a 台情報表示装置
50p 本体筺体
50q 支持部
50r 回動軸
50s 支持部材
52 操作表示部
54 LED表示ランプ
56 操作部
57 電源部
58 記憶部
58a 遊技情報蓄積記憶手段
60 制御部
61 条件設定手段
62 表示内容制御手段
66 通信手段
67 機種情報取得手段
68 選択設定手段
69a 表示制御手段
69b 設定手段
69c 計数値加算手段
69d 検索手段
70、72、74、76 通信ケーブル
80 カード管理サーバー
82 会員情報管理サーバー
84 ホールコンピュータ
84a 制御部
84b CPU
84c メモリ
84d ハードディスク
84e 遊技状況データベース
84f 通信用インターフェース
86 台ランプサーバー
87 インターネット回線
88 台情報管理サーバー
90 遊技履歴管理サーバー
100 管理センター
102、104 インターネット回線
200 操作表示装置
210 発射装置

Claims (10)

  1. 各遊技台に対応して配設され、遊技媒体に関する処理を行う台間装置と、
    各前記遊技台に対応して配設され、対応する前記遊技台における遊技に関する遊技情報を表示する表示部を有する台情報表示装置と、
    を備えた遊技ユニットであって、
    前記台情報表示装置の前記表示部に表示される遊技情報に関する条件を設定するための条件設定手段を備え、
    前記台間装置は、前記遊技台から遊技に関する情報を受信する遊技情報受信手段、および受信した前記遊技に関する情報に基づく所定の情報を前記台情報表示装置に送信する遊技情報送信手段を有しており、
    前記台情報表示装置は、前記条件設定手段により設定された条件に基づいて前記台間装置から送信された所定の情報による表示を前記表示部に行わせる表示内容制御手段を有している、遊技ユニット。
  2. 前記遊技情報受信手段は、前記遊技台において遊技客が獲得している遊技媒体の数に係る情報、前記遊技台における遊技状態に係る情報、前記遊技台における不正に係る情報、および前記遊技台における遊技演出情報からなる群のうち少なくとも一つを前記遊技に関する情報として受信する機能を有している、請求項1記載の遊技ユニット。
  3. 前記遊技情報受信手段は、前記遊技台における特定の遊技演出の発生を特定可能な演出特定情報を受信する演出特定情報受信手段を含み、
    前記台間装置は、前記演出特定情報受信手段にて演出特定情報が受信された回数を計数する演出計数手段を有しており、
    前記表示内容制御手段は、前記演出計数手段の計数値に基づく表示を前記表示部に行わせる遊技演出表示制御手段を含む、請求項1または2記載の遊技ユニット。
  4. 各遊技台に対応して配設され、各種情報を表示するための表示部と、
    遊技客による入力操作を受け付ける入力操作受付手段と、
    前記遊技台における所定の遊技情報の発生回数を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段の表示対象とする遊技情報を設定する設定手段と、
    前記入力操作受付手段において入力操作を受け付けたことに基づいて、前記発生回数を計数して前記表示部に表示させる計数値加算手段と、
    を備えた、遊技ユニット。
  5. 前記遊技台における遊技に関連して発生した遊技情報と、前記遊技情報が発生した遊技状態とを関連付けて記憶する遊技情報蓄積記憶手段と、
    前記計数値加算手段にて前記発生回数が計数されたことに基づいて、前記遊技情報の前記発生回数に相当する前記遊技情報を前記遊技情報蓄積記憶手段から検索する検索手段と、
    を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記検索手段にて検索された前記遊技情報に関連付けられた遊技状態の実績値を前記表示部に表示する、請求項4記載の遊技ユニット。
  6. 前記遊技台に係る機種情報を少なくとも管理する管理装置と通信を行うための通信手段と、
    前記管理装置から前記遊技台に係る機種情報を取得する機種情報取得手段と、
    を更に備え、
    前記機種情報取得手段により取得した情報に基づいて、前記表示部における表示内容を制御する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の遊技ユニット。
  7. 前記表示部に表示される前記遊技情報を、複数の遊技情報項目から選択設定する選択設定手段を更に備えた、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の遊技ユニット。
  8. 前記台間装置は、遊技媒体の貸与のために当該台間装置に投入された有価価値を受け付ける有価価値受付手段を更に有しており、
    前記表示内容制御手段は、前記有価価値受付手段による有価価値の受付に関する情報と前記遊技情報とを関連付けて前記表示部に表示させるようになっている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遊技ユニット。
  9. 各遊技台に対応して配設され、遊技媒体に関する処理を行う台間装置と、各前記遊技台に対応して配設され、対応する前記遊技台における遊技に関する遊技情報を表示する表示部を有する台情報表示装置とを備えた遊技ユニットによる遊技方法であって、
    前記台情報表示装置の前記表示部に表示される遊技情報に関する条件を設定する条件設定工程と、
    対応する前記遊技台から前記台間装置に送信された遊技に関する情報を受信したことに基づいて当該台間装置から前記台情報表示装置に所定の情報を送信する送信工程と、
    前記条件設定工程において設定された条件に基づいて前記台間装置から送信された所定の情報による表示を前記台情報表示装置の前記表示部に表示させる表示内容制御工程と、
    を備えた、遊技方法。
  10. 各遊技台に対応して配設され、各種情報を表示するための表示部を有する遊技ユニットによる遊技方法であって、
    遊技客による入力操作を受け付ける入力操作受付工程と、
    前記遊技台における所定の遊技情報の発生回数を前記表示部に表示させる表示制御工程と、
    前記表示制御工程における表示対象とする遊技情報を設定する設定工程と、
    前記入力操作受付工程において入力操作を受け付けたことに基づいて、前記発生回数を計数して前記表示部に表示させる計数値加算工程と、
    を備えた、遊技方法。
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JP2019093221A (ja) * 2019-03-18 2019-06-20 株式会社オーイズミ 遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造

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