JP2019093221A - 遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】台間機を遊技機の左側あるいは右側の何れにも配置でき、台間機の製造コストを削減する。【解決手段】表示部24の幅方向の中間部と台間機10の筐体14から突設された表示部支承腕38とにわたって表示部24を仮想軸Aを中心に傾倒可能に支持する中空支軸40を設け、中空支軸40を中心とする表示部24の傾倒動作に摩擦力を与える押圧部42を設け、表示部支承腕38が表示部24の傾倒範囲外に位置するようにした。表示部24を傾倒させても表示部24が筐体14および表示部支承腕38に干渉せず、表示部24の傾倒範囲を大きく確保することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造に関する。
従来、遊技店には、パチンコ台やスロット台のような遊技機が並べて配置され、各遊技機に隣接してパチンコ玉やメダル(遊技媒体)の払い出しを行なう遊技媒体貸出機(台間機)が配置されている。
遊技媒体貸出機は、筐体を備え、利用者が貨幣を貨幣投入口に投入することで、あるいは、所定のカード媒体をカード挿入口に挿入することで、筐体内部の払い出しホッパによりパチンコ玉やメダルの払い出しを行なう。
このような遊技媒体貸出機として、液晶モニタなどの表示部を設け、表示部に遊技媒体の払い出し数や獲得した遊技媒体の獲得数などの情報を表示させるようにしたものが提供されている。
そして、表示部を鉛直軸回りに傾倒可能に支持する支軸やヒンジを設け、利用者が表示部の角度を調整できるようにしたものが提供されている(特許文献1、2参照)。
ところで、近年、遊技媒体を投入することなく遊技を行なうことができる遊技機が開発されており、このような遊技機がパチンコ台の場合は管理遊技機と呼ばれ、スロット台の場合はメダルレス遊技機と呼ばれている。
このような管理遊技機やメダルレス遊技機を利用する場合、遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機に代えて、貨幣を投入することで、あるいは、カードを挿入することで遊技価値情報を管理遊技機やメダルレス遊技機に送信し、管理遊技機やメダルレス遊技機での遊技を可能とする台間機をそれら遊技機に併設することになる。
このような台間機は、遊技媒体の払い出しを行なう必要がないため、管理遊技機用の台間機とメダルレス遊技機用の台間機とは、ソフトウェアの相違はあるもののハードウェアおよび外形寸法が同じ台間機を使用することができる。
従来、遊技機がパチンコ台の場合、遊技媒体貸出機はパチンコ台の左側に配置されることが多く、遊技機がスロット台の場合、遊技媒体貸出機はスロット台の右側に配置されることが多い。これは、スロット台の左側に遊技媒体貸出機を配置した場合、スロット台の左側に設けられたヒンジを介してスロット台の扉を開放すると、スロット台の扉が構造的に分厚いため、スロット台の扉が遊技媒体貸出機のノズルとの干渉するので、これを避けるためなどの理由による。
したがって、長年、パチンコ台、スロット台を利用してきた利用者にとっては、パチンコ台に対応する管理遊技機の場合はその左側に台間機を配置し、スロット台に対応するメダルレス遊技機の場合はその右側に台間機を配置することが違和感なく遊技を行なう上で有利である。
また、遊技店において遊技媒体貸出機に投入された紙幣を搬送する紙幣搬送装置が既に存在する場合は、管理遊技機の場合はその左側に台間機を配置し、メダルレス遊技機の場合はその右側に台間機を配置することで、紙幣搬送装置を大きく変更することなく使用できるため、遊技店の設備コストを抑制する上で有利である。
特開2004−275717公報 特開2018−42955公報
ところで、このような管理遊技機やメダルレス遊技機に対応した台間機を使用する場合、遊技機の種類に応じて台間機を遊技機の左側あるいは右側に配置するため、何れの場合であっても、表示部を左側あるいは右側に傾倒させて表示部の表示面の向きを利用者に向けて調整できることが望ましい。
しかしながら、特許文献1、2の構造では、表示部を傾倒していくと表示部の部分が台間機の筐体に干渉する構造となっており、表示部の傾倒範囲が限定されている。
そのため、特許文献1、2を採用した場合は、管理遊技機およびメダルレス遊技機のそれぞれに対応して、表示部を右側に傾倒させる構造の台間機と、表示部を左側に傾倒させる構造の台間機とを別々に用意する必要がある。
したがって、表示部を右側に傾倒させる構造の台間機では遊技機の左側に設置し、表示部を左側に傾倒させる構造の台間機では遊技機の右側に設置しなければならないため、台間機の設置を簡単に行なう上で不利となり、また、遊技機の左側と右側に設置する台間機を製造しなければならないため、台間機についての費用がかさむ不利がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、台間機を遊技機の左側あるいは右側の何れにも配置でき、台間機の製造コストを削減する上で有利な遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、遊技機の側方に配置される台間機に用いられ上下方向に延在する仮想軸を中心に傾倒可能で前記仮想軸と直交する方向に沿った幅と前記仮想軸に沿った長さを有する表示部の支承構造であって、前記台間機の筐体から突設された表示部支承腕と、前記表示部の前記長さ方向の少なくとも一方の端部で前記表示部の前記幅方向の中間部と前記表示部支承腕とにわたって設けられ前記表示部を前記仮想軸を中心に傾倒可能に支持する中空支軸と、前記中空支軸を中心とする前記表示部の傾倒動作に摩擦力を与える押圧部とを備え、前記表示部支承腕は、前記表示部の傾倒範囲外に位置していることを特徴とする。
また、本発明は、前記中空支軸は、前記表示部の前記幅方向の中央部に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記表示部は、前記幅および前記長さと直交する方向の厚さを有し、前記表示部は、前記幅、前記長さ、前記厚さを有する表示部用筐体を備え、前記表示部用筐体の前記厚さ方向の一方に面に、利用者に提供すべき情報を表示する表示面が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記表示部用筐体の前記厚さ方向の他方の面で、かつ、前記表示部の前記長さ方向の少なくとも一方の端部の前記幅方向の中間部に、前記他方の面から膨出する膨出部が設けられ、前記中空支軸は、前記表示部支承腕と前記膨出部にわたって設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記表示部用筐体の前記厚さ方向の一方に面で前記幅方向の中間部に利用者の顔を撮像するカメラが設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記表示面にタッチパネルが設けられ、前記タッチパネルの操作に伴って前記カメラによる撮像画像の保存がなされることを特徴とする。
本発明によれば、表示部を傾倒させても表示部が表示部支承腕に干渉せず、表示部の傾倒範囲を大きく確保することができる。
したがって、遊技店において遊技機のレイアウトやスペースなどに応じて台間機を遊技機の左側あるいは右側の何れの任意の箇所に何ら制約を受けることなく設置でき、遊技店において台間機の設置を簡単に行なう上で有利となる。
また、表示部を右側に傾倒させる構造の台間機と、表示部を左側に傾倒させる構造の台間機では遊技機の右側に設置する台間機とを別々に製造する必要がなくなるため、台間機の製造コストを削減し、遊技店において台間機についての費用を削減する上で有利となる。
また、中空支軸を表示部の幅方向の中央部に設けると、表示部を左右何れの方向に傾倒しても、表示部支承腕に対する表示部の位置関係を同一にできるため、台間機を遊技機の左右何れの側に配置した場合であっても、表示部を利用者から見やすい姿勢とすることができ、表示部の視認性を確保する上で有利となる。
また、表示部用筐体の厚さ方向の一方に面に、利用者に提供すべき情報を表示する表示面を設けると、台間機を遊技機の左側あるいは右側の何れに設置した場合であっても、表示部を傾倒させることで表示面に表示される情報の視認性を確保する上で有利となる。
また、表示部用筐体の厚さ方向の他方の面で、かつ、表示部の長さ方向の少なくとも一方の端部の幅方向の中間部に、他方の面から膨出する膨出部が設けられ、中空支軸は、上側表示部支承腕と膨出部にわたって設けられると、中空支軸の軸心は、表示部用筐体の背面板から離れた箇所に位置する。
したがって、表示部用筐体の内部の表示制御基板などに干渉することなく中空支軸の長さを大きく確保でき、表示部を1つの上側表示部支承腕のみで強固に支持する上で有利となる。
また、利用者に提供すべき情報を表示する表示面が設けられた表示部用筐体の箇所の幅方向の中間部に利用者の顔を撮像するカメラを設けると、表示面の向きとカメラの撮影方向とを一致させることができ、カメラにより利用者の顔を的確に撮像する上で有利となる。
また、表示部の表示面にタッチパネルを設け、利用者のタッチパネルの操作に伴ってカメラによる撮像画像の保存を行うようにすると、カメラにより利用者の顔を的確に撮像して撮像画像の保存を行なう上でより有利となる。
第1の実施の形態に係る台間機の斜視図である。 (A)は第1の実施の形態に係る台間機の正面図、(B)は側面図、(C)は平面図である。 (A)は表示部の表示面が左側に傾倒した状態を示す斜視図、(B)は表示部の表示面が右側に傾倒した状態を示す斜視図、(C)は中空支軸を通ってコードが配線されている状態を示す斜視図である。 表示部の表示面にカード返却の操作ボタンが表示された状態を示す表示部の正面図である。 第1の実施の形態の台間機がパチンコ台である管理遊技機の左側に配置された状態を示す斜視図である。 第1の実施の形態の台間機がスロット台であるメダルレス遊技機の右側に配置された状態を示す斜視図である。 第1の実施の形態における表示部の支承構造を示す断面図であり、(A)は仮想軸を含む平面で破断した断面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 第1の実施の形態における台間機および周辺装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における表示部の支承構造を示す断面図であり、(A)は仮想軸を含む平面で破断した断面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図5、図6に示すように、台間機10は、遊技機12の側方に配置されるものである。
本実施の形態では、遊技機12は、パチンコ玉(遊技媒体)を投入することなく遊技を行なうパチンコ台である管理遊技機12A、あるいは、メダル(遊技媒体)を投入することなく遊技を行なうスロット台であるメダルレス遊技機12Bである。
図1、図2に示すように、台間機10は、筐体14と、状態表示ランプ16と、紙幣硬貨処理部18と、制御部20と、カードリーダライタ22と、表示部24と、カメラ26などを含んで構成されている。
筐体14は、縦長直方体形状を呈し、底板1402と、底板1402の両側から起立する一対の側面板1404と、底板1402の前後から起立する正面板1406および背面板1408と、それら側面板1404、正面板1406、背面板1408の上端を接続する天板1410とを備え、中空状に構成されている。
筐体14の内部には、上から順番に紙幣硬貨処理部18、制御部20、カードリーダライタ22が収納され、正面板1406には、上から順番に状態表示ランプ16、貨幣投入口1412、表示部24、カード挿入口1414が設けられている。
状態表示ランプ16は、台間機10の状態を表示するものであり、正面板1406の上端に設けられている。
紙幣硬貨処理部18は、貨幣投入口1412を含んで構成され、貨幣投入口1412から利用者が投入する紙幣や硬貨等の通貨を識別すると共に、通貨価値や当該紙幣硬貨処理部18におけるステータス情報を出力する。
制御部20は、台間機10の各種制御を行なうものであり、具体的な構成については後述する。
カードリーダライタ22は、カード挿入口1414から利用者により挿入されたカードの識別情報や遊技価値、通貨価値等の情報を読み取って後述する情報処理部20A(図8参照)に出力すると共に、当該カードリーダライタ22におけるステータス情報を情報処理部20Aに出力する。また、情報処理部20Aの指令に基づいて、各種情報をカードに書き込む処理を行う。
また、カードリーダライタ22内に一般カードのストック部を設けることによって、一般カードの発行や回収を行うこともできる。
また、カード取込式のカードリーダライタ22に代えて、一般的にNFC(Near Field Communication:近距離無線通信規格)で用いられているカードリーダライタ(近距離無線通信用のアンテナが筐体14の表面に設けられている形式)を用いることも可能である。その場合には、利用者により筐体14の表面に配置されているアンテナにかざされた非接触式ICカードに関して上記と同様の処理を行なう。
表示部24は、利用者に提供すべき情報を表示するものであり、本発明に係る表示部の支承構造を介して筐体14の正面板1406に傾倒可能に支持されている。
表示部24は、図3(A)、(B)に示すように、表示部の支承構造により上下方向に延在する仮想軸Aを中心に傾倒可能に支持され、表示部24はこの仮想軸Aに沿った長さと、仮想軸Aに直交する方向の幅と、長さおよび幅と直交する方向の厚さを有している。表示部24とその支承構造については後で詳述する。
カメラ26は、顔認証のために利用者の顔を撮像するものであり、図4に示すように、表示部24の上部の幅方向の中央部に設けられている。カメラ26については後で詳述する。
次に図8を参照して台間機10と周辺装置の構成について詳細に説明する。
台間機10の制御部20は、情報処理部20Aと、遊技価値管理部20Bと、通信IF20Cと、入出力ポート(I/O)20Dとを備えている。
情報処理部20Aは、CPU(中央情報処理装置)、ROM、RAM等から構成され、台間機10に搭載されている周辺機器に対する各種の制御や処理をプログラムに基づいて行う。
遊技価値管理部20Bは、遊技機12との間で情報の送受信を行う。遊技価値管理部20Bが遊技価値情報を遊技機12に送信すると、当該遊技価値情報を受信した遊技機12において遊技の実行が可能となる。遊技機12において遊技が終了した際には、遊技機12が遊技価値情報を出力するので、遊技価値管理部20Bは当該遊技価値情報を受信する。また、接続されている遊技機12の遊技機情報(機種情報、性能情報、設置情報、遊技価値のIN・OUT情報、不正監視情報等)や、遊技状態情報(ボーナス情報、アシストタイム情報、確変情報、時短情報等)を取得することもできる。
通信IF20Cは、上位の装置100、102(中継基板、持玉あるいは持メダルサーバ、貯玉あるいは貯メダルサーバ、プリペイドサーバ、呼出ボタン、ホールコンピュータ等)と各種情報の送受信を行うポートである。
通信IF20Cにて送受信する情報は、例えば紙幣硬貨処理部18に挿入又は投入された通貨の通貨価値情報、紙幣硬貨処理部18におけるステータス情報、カードリーダライタ22が読み取ったカード情報、カードに書き込む書込情報、カードリーダライタ22におけるステータス情報、遊技価値管理部20Bが遊技機12に出力した遊技価値情報、遊技価値管理部20Bが遊技機12から取得した遊技価値情報や遊技機情報、遊技状態情報、会員情報、持玉あるいは持メダル情報、カメラ26が撮影した画像情報、当該台間機10に対して利用者が行った操作情報、当該台間機10におけるステータス情報、その他の情報が含まれる。
入出力ポート20Dは、利用者が操作する後述する表示部24に表示される操作ボタン36(図4参照)の押下状況や、スイッチ等の接点状況を読み取って、その情報を情報処理部20Aに伝達する。
また、入出力ポート20Dは、状態表示ランプ16等の点灯や、音の発生を制御する。
また、入出力ポート20Dは、外部表示器104に表示情報を出力したり、外部の紙幣硬貨搬送装置106との間で紙幣、硬貨の搬送に関する情報の入出力を行うことができる。
また、入出力ポート20Dは、表示部24に利用者に提供すべき情報を出力する。
利用者が遊技機12を用いて遊技を行う場合には、例えば紙幣を紙幣硬貨処理部18に挿入して、通貨価値を台間機10に移行させる。次に、利用者が貸出ボタンを操作すると、台間機10は通貨価値を遊技価値に変換した遊技価値情報を生成して遊技機12に出力する。遊技機12では、台間機10から取得した遊技価値情報に基づいて遊技を実行することが可能となる。
なお、台間機10は、カードと関連付けられている通貨情報、持玉あるいは持メダル情報、又は貯玉あるいは貯メダル情報に基づいて遊技価値情報を生成して遊技機12に出力することもできる。
遊技が終了して利用者が遊技機12に設けられている計数ボタンを押すと、遊技機12は遊技価値情報を台間機10に出力する。台間機10は、遊技機12から取得した遊技価値情報を持玉あるいは持メダル情報に変換する。利用者がカード返却ボタンを押すと、持玉あるいは持メダル情報を会員カード又は一般カードに書き込んで排出する。また、カードリーダライタ22が非接触型ICカードに対応したものであった場合には、利用者がカードリーダライタ22にかざしたカード(非接触型ICカード)に持玉あるいは持メダル情報を書き込むこともできる。
図3(C)、図4、図7に示すように、表示部24は、表示部用筐体28と、表示器30と、タッチパネル32とを含んで構成されている。
図4、図7に示すように、表示部用筐体28は、上下に縦長の矩形板状を呈し、矩形板状の背面板2802と、背面板2802の長さ方向の両端から起立する上面板2804および下面板2806と、背面板2802の長さ方向と直交する幅方向の両端から起立する一対の側面板2808と、上面板2804、下面板2806、一対の側面板2808を接続する矩形枠状の前面板2810とを備え、前面板2810の内側に矩形状の開口2812が形成されている。
表示器30は、例えば、液晶パネルや有機ELパネルで構成され、細長の矩形板状を呈し、長手方向を一致させて表示部用筐体28の内部のベースプレート34(図7(A)参照)に収容保持されている。
表示器30は、利用者に提供すべき情報を表示する表示面30Aを有し、表示面30Aは矩形状を呈し、開口2812から露出され、したがって、表示面30Aは表示部用筐体28の厚さ方向の一方の面に設けられている。
利用者に提供すべき情報は、例えば、紙幣硬貨処理部18に紙幣が挿入されている状況や硬貨が投入されている状況、挿入又は投入された通貨価値、カードリーダライタ22によるカードの読み取り状況、カードの種別、カードに記録されている情報、会員情報、持玉あるいは持メダルの情報、持玉共有あるいは持メダル共有に関する情報、貯玉あるいは貯メダル情報、貯玉あるいは貯メダル乗入れに関する情報、遊技機12にて使用可能な遊技価値に関する情報、遊技機12から取得した遊技価値に関する情報、次に利用者が行う操作に関する情報、当該台間機10の状態、通信状況、エラー情報、メンテナンス情報、広告、案内等である。
タッチパネル32は、表示面30Aの表面に重ね合わせて設けられており、図4に示すように、表示面30Aに操作ボタン36が表示されることで、利用者がそれら操作ボタン36をタッチすることにより、操作がなされるように構成されている。
すなわち、表示面30Aに表示される操作ボタン36は、例えば、カード返却ボタン、遊技価値の貸出ボタン、会員カード等の暗証番号入力ボタン、取消ボタン、決定ボタン、カーソルキー、表示切替ボタン、持玉あるいは持メダルの共有ボタン、貯玉あるいは貯メダル乗入れに関する操作ボタン36、メンテナンス用のカード回収ボタン、情報表示ボタン、休憩モードに関するボタン、リセットボタン等である。
カメラ26は、顔認証のために利用者の顔を撮像するものであり、表示面30Aが設けられた表示部用筐体28の箇所、本実施の形態では、前面板2810の上部の幅方向の中央部に設けられている。
カメラ26による撮影は、タッチパネル32の操作時、すなわち、表示面30Aに表示される操作ボタン36の操作時に行なうことができる。
また、操作ボタン36の操作に伴って、カメラ26で利用者の顔の撮像し撮像画像の保存を行うことができる。
また、カメラ26による撮影は、定期的に行うこともできるし、現金挿入時やカード挿入時、カード返却時、エラー検出時、不正検出時、貸出ボタン操作時等のイベント発生時の撮影画像を用いて、利用者の認証や利用者の交代を判断することもできる。
また、定期的に撮影画像を一時保存しておき、イベント発生時の直前(2秒前など)に一時保存した撮影画像とイベントとを関連付けて保存する構成を用いることもできる。
カメラ26による撮影画像は、台間機10の情報処理部20Aが読み取ってその後の処理を行っても良いし、上位のカメラサーバ108(図8参照)が撮影画像を管理する構成を用いることもできる。
次に、第1の実施の形態の表示部の支承構造について詳細に説明する。
表示部の支承構造は、図3、図7に示すように、表示部支承腕38と、中空支軸40と、押圧部42とを含んで構成されている。
図1に示すように、表示部支承腕38は上下に間隔をおいて2つ設けられた上側表示部支承腕38Aと、下側表示部支承腕38Bとで構成され、それら上側表示部支承腕38Aと下側表示部支承腕38Bは、正面板1406の貨幣投入口1412の下方でカード挿入口1414の上方の箇所から突設されている。
まず、上側の表示部の支承構造について説明する。
図7に示すように、上側表示部支承腕38Aは、中空状を呈し、筐体14の内側からねじN1により正面板1406に取着される矩形枠状の背面板3802と、背面板3802の上下から正面板1406の前方に突設された上面板3804および下面板3806と、それら上面板3804と下面板3806を接続する側面板3808とを有し、下面板3806の先部に支軸挿通孔3810が形成されている。
上側表示部支承腕38Aは、平面視した場合、正面板1406から離れるにつれて左右方向の幅が次第に縮小するように形成され、また、上面板3804は背面板3802から離れるにつれて高さが次第に低くなるように傾斜して配置されている。
上側表示部支承腕38Aの内部にブラケット44が設けられている。
ブラケット44は、背面板3802の内側で正面板1406にねじN2で取着された基板部4402と、基板部4402の下端から上側表示部支承腕38Aの下面板3806の上方で下面板3806に平行して延在する取り付け板部4404とを有している。
また、基板部4402にはコード挿通孔4410が貫通形成されている。
取り付け板部4404の先部にはねじN3により第1支持板46が設けられている。
ベースプレート34の上部屈曲部3402の上面に環状の第2支持板48がねじN4により取着されている。
表示部24の上面板2804と、ベースプレート34の上部屈曲部3402と、第2支持板48と、第1支持板46とに、上側表示部支承腕38Aの支軸挿通孔3810と同軸上にそれぞれ支軸挿通孔2820、3410、4802、4602が形成されている。
中空支軸40は、表示部24の内部の上端と上側表示部支承腕38Aの内部の先部とにわたって設けられている。
中空支軸40は、中空状で金属製である。
中空支軸40は、下部大径部4002と、下部大径部4002から上方に突出する筒部4004とを有し、下部大径部4002から筒部4004にわたり配線用孔4006が貫通形成されている。
筒部4004は、ベースプレート34の上部屈曲部3402の支軸挿通孔3410、第2支持板48の支軸挿通孔4802、表示部用筐体28の上面板2804の支軸挿通孔2820、上側表示部支承腕38Aの下面板3806の支軸挿通孔3810、第1支持板46の支軸挿通孔4602に挿通されている。
下部大径部4002の上に筒部4004を挿通して環板状の第1ブッシュ50Aが配置され、下部大径部4002直上の筒部4004の箇所は第1ブッシュ50Aと共に上部屈曲部3402の支軸挿通孔3810に挿通されている。
第1支持板46と第2支持板48との間に筒状の第2ブッシュ50Bが配置され、第2支持板48から上方に突出する筒部4004の部分は第2ブッシュ50Bに挿通されている。
第1支持板46の上に環板状の第3ブッシュ50Cが配置され、第3ブッシュ50Cの上に環板状の第1ワッシャ52Aを介して複数の環板状の皿ばね54が配置され、それら皿ばね54の上に環板状の第2ワッシャ52Bが配置されている。
第1支持板46から上方に突出する筒部4004の部分は、第3ブッシュ50C、第1ワッシャ52A、複数の皿ばね54、第2ワッシャ52Bに挿通され、筒部4004の上端4010は、複数の皿ばね54を圧縮した状態で径方向外側に加締められている。
筒部4004の上端4010が加締められることにより、第1ブッシュ50A、第2ブラケット44、第2ブッシュ50B、第1ブラケット44、第3ブッシュ50Cは、第2ワッシャ52Bと下部大径部4002とにより筒部4004の軸方向において挟持され、表示部24を中空支軸40を中心に傾倒でき、かつ、その傾倒した表示部24の姿勢が保持されるフリーストップヒンジが構成されている。
本実施の形態では、中空支軸40を中心とする表示部24の傾倒動作に摩擦力を与える押圧部42は、加締められた筒部4004の上端4010、第2ワッシャ52B、複数の皿ばね54、第1ワッシャ52A、第3ブッシュ50C、第1ブラケット44、第2ブッシュ50B、第2ブラケット44、第1ブッシュ50A、下部大径部4002を含んで構成されている。
また、中空支軸40は、上下方向に延在し、本実施の形態では、鉛直方向に延在し、表示部24の幅方向の中間部に設けられ、本実施の形態では、幅方向の中央部でかつ厚さ方向の中央部に設けられている。
次に、下側の表示部の支承構造について説明する。
図3(A)、(B)に示すように、下側表示部支承腕38Bは、上側表示部支承腕38Aと同様に、中空状を呈し、ねじにより正面板1406に取着されている。
下側表示部支承腕38Bでの先部の上面には、大径部と小径部とが同軸上に並べられた下側支軸が設けられている。
また、表示部用筐体28の下面板2806には、軸心を上下方向に向けた中空で筒状の軸受部が設けられている。
そして、下側支軸の小径部が軸受部に挿通され、下側支軸の大径部が軸受部の下面に係合されることにより、表示部用筐体28の下面板3806が下側支軸を介して中空支軸40と同軸上で下側表示部支承腕38Bにより傾倒可能に支持されている。
このように表示部24が上側表示部支承腕38Aと下側表示部支承腕38Bとにより傾倒可能に支持された状態で、筐体14と上側表示部支承腕38Aと下側表示部支承腕38Bとは、表示部24が120度〜180度程度傾倒できるように、表示部24の傾倒範囲外に位置している。
表示器30、タッチパネル32、カメラ26と、制御部20とを接続するコード54は、図3(C)、図7(A)に示すようにコード挿通孔4410、上側表示部支承腕38Aの内部、中空支軸40の配線用孔4006を挿通して筐体14と表示部24との間に設けられている。
なお、下側の表示部の支承構造には従来公知の様々な支承構造が採用可能である。
また、下側の表示部の支承構造は、上述の上側の表示部の支承構造を強固に構成することにより省略可能であり、また、上下を逆にして上述の上側の表示部の支承構造を下側の表示部の支承構造に適用した場合には、上側の表示部の支承構造を省略してもよい。
本実施の形態によれば、次の作用効果が奏される。
表示部24の幅方向の中間部と台間機10の筐体14から突設された表示部支承腕38とにわたって表示部24を仮想軸Aを中心に傾倒可能に支持する中空支軸40を設け、中空支軸40を中心とする表示部24の傾倒動作に摩擦力を与える押圧部42を設け、筐体14および表示部支承腕38が表示部24の傾倒範囲外に位置するようにした。
そのため、表示部24を傾倒させても表示部24が筐体14および表示部支承腕38に干渉せず、表示部24の傾倒範囲を大きく確保することができる。
したがって、遊技店において遊技機12のレイアウトやスペースなどに応じて台間機10を遊技機12の左側あるいは右側の何れの任意の箇所に何ら制約を受けることなく設置でき、遊技店において台間機10の設置を簡単に行なう上で有利となる。
また、表示部24を右側に傾倒させる構造の台間機10と、表示部24を左側に傾倒させる構造の台間機10とを別々に製造する必要がなくなるため、台間機10の製造コストを削減し、遊技店において台間機10についての費用を削減する上で有利となる。
また、本実施の形態では、中空支軸40は、表示部24の幅方向の中央部に設けられているので、表示部24を左右何れの方向に傾倒しても、表示部支承腕38に対する表示部24の位置関係を同一にできるため、台間機10を遊技機12の左右何れの側に配置した場合であっても、表示部24を利用者から見やすい姿勢とすることができ、表示部24の視認性を確保する上で有利となる。
また、本実施の形態では、表示部用筐体28の厚さ方向の一方に面に、利用者に提供すべき情報を表示する表示面30Aが設けられているので、台間機10を遊技機12の左側あるいは右側の何れに設置した場合であっても、表示部24を傾倒させることで表示面30Aに表示される情報の視認性を確保する上で有利となる。
また、本実施の形態では、利用者に提供すべき情報を表示する表示面30Aが設けられた表示部用筐体28の箇所の幅方向の中間部に利用者の顔を撮像するカメラ26を設けたので、表示面30Aの向きとカメラ26の撮影方向とを一致させることができる。
そのため、利用者が表示部24を見易い角度に傾倒することで、カメラ26の撮影方向が利用者の顔を指向する可能性が高くなり、カメラ26により利用者の顔を的確に撮像する上で有利となる。
また、本実施の形態では、表示部24の表示面30Aにタッチパネル32を設け、利用者がタッチパネル32を操作した時に、カメラ26で利用者の顔の撮像を行うようにした。
したがって、タッチパネル32の操作に伴い利用者の顔がカメラ26に近づいた状態で利用者の顔を撮像できる可能性が高くなり、カメラ26により利用者の顔を的確に撮像する上でより有利となる。
また、タッチパネル32の操作に伴って、カメラ26で利用者の顔の撮像し撮像画像の保存を行うようにすると、カメラ26により利用者の顔を的確に撮像して撮像画像の保存を行なう上でより有利となる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態の表示部の支承構造について図9を参照して詳細に説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付してその説明を省略し、異なった箇所を重点的に説明する。
第2の実施の形態では、上側表示部支承腕38Aのみにより表示部24を傾倒可能に支持したものであり、下側表示部支承腕38Bを省略した点が第1の実施の形態と異なっている。
すなわち、上側表示部支承腕38Aのみにより表示部24を強固に支持する観点から中空支軸56が第1の実施の形態に比べて長くなっており、平面視した場合、中空支軸56の軸心は、表示部用筐体28の背面板2802から離れた箇所に位置し、長くなった中空支軸56が表示部用筐体28内部の種々の部品に干渉しないように図られている。
上側表示部支承腕38Aの内部に、ブラケット58を介して上側支持部材60が設けられている。
ブラケット58は、筐体14の正面板1406にねじN10で取着される基板部5802と、基板部5802の下端から上側表示部支承腕38Aの下面板3806上で正面板1406から離れる方向に突出する底面板5804と、底面板5804の両側から起立する一対の取り付け板部5806を有し、一対の取り付け板部5806の基板部5802側の端部は基板部5802に接続されている。
基板部5802と筐体14の正面板1406とにわたりコード挿通孔5810が形成されている。
上側支持部材60は、一対の取り付け板部5806のうちの一方の取り付け板部5806に設けられている。
上側支持部材60は、取り付け板部5806にねじN11で取着される基板部6002と、基板部6002の上下から突設された上第1フランジ6004および上第2フランジ6006を有している。
上第1フランジ6004および上第2フランジ6006には、上側表示部支承腕38Aの下面板3806の支軸挿通孔3810と同軸上に支軸挿通孔6004A、6006Aが設けられている。
表示部用筐体28の背面板2802の上部に膨出部62が設けられている。
膨出部62は、背面板2802の幅方向に間隔をおいた箇所から起立する周面板6202と、表示部用筐体28の上面板2804から突出され周面板6202の上端を閉塞する上面板6204と、背面板2802から起立し周面板6202の下端する底面板6206とを備えている。
上面板6204には、上側表示部支承腕38Aの下面板3806の支軸挿通孔3810と同軸上に支軸挿通孔6210が設けられている。
膨出部62の内部には、下側支持部材64が設けられている。
下側支持部材64は、ベースプレート34にねじN12で取着される一対の取り付け板6402と、一対の取り付け板6402から突設された下第1フランジ6404および下第2フランジ6406とを有している。
下第1フランジ6404および下第2フランジ6406には、上面板6204の支軸挿通孔6210と同軸上に支軸挿通孔6404A、6406Aが設けられている。
中空支軸56は、膨出部62の内部から上側表示部支承腕38Aの内部の先部とにわたって設けられている。
中空支軸56は、中空状で金属製である。
中空支軸56は、均一内外径で延在する筒部5602と、筒部5602の下端に設けられた雄ねじ5604と、筒部5602の上端に設けられた鍔部5606とを有し、雄ねじ5604から鍔部5606にわたり配線用孔5608が貫通形成されている。
筒部5602は、上第1フランジ6004の支軸挿通孔6004A、上第2フランジ6006の支軸挿通孔6006A、上側表示部支承腕38Aの下面板3806の支軸挿通孔3810、膨出部62の上面板6204の支軸挿通孔6210、下第1フランジ6404の支軸挿通孔6404A、下第2フランジ6406の支軸挿通孔6406Aに挿通されている。
鍔部5606の下面と上第1フランジ6004との間で筒部5602上に環板状の第1ブッシュ62Aが配置され、上第1フランジ6004と上第2フランジ6006との間で筒部5602上に筒状の第1カラー64Aが配置され、上第2フランジ6006と下第1フランジ6404との間で筒部5602上に筒状の第2ブッシュ62Bが配置され、下第1フランジ6404と下第2フランジ6406との間で筒部5602上に筒状の第2カラー64Bが配置され、下第2フランジ6406とその下方に配置されたワッシャ66上で筒部5602上に筒状の第3ブッシュ62Cが配置され、ワッシャ66の下方に雄ねじ5604に螺合されたナット68が配置される。
そして、ナット68を締め付けることにより、第1ブッシュ62A、上第1フランジ6004、第1カラー64A、上第2フランジ6006、第2ブッシュ62B、下第1フランジ6404、第2カラー64B、下第2フランジ6406、第3ブッシュ62Cは、鍔部5606とワッシャ66との間で筒部5602の軸方向において挟持され、表示部24を中空支軸56を中心に傾倒でき、かつ、その傾倒した表示部24の姿勢が保持されるフリーストップヒンジが構成されている。
本実施の形態では、中空支軸56を中心とする表示部24の傾倒動作に摩擦力を与える押圧部42は、鍔部5606、第1ブッシュ62A、上第1フランジ6004、第1カラー64A、上第2フランジ6006、第2ブッシュ62B、下第1フランジ6404、第2ブッシュ62B、下第2フランジ6406、第2カラー64B、ワッシャ66、ナット68を含んで構成されている。
また、中空支軸56は、上下方向に延在し、本実施の形態では、鉛直方向に延在し、表示部24の幅方向の中央部で表示部用筐体28の背面板2802から離れた箇所に設けられている。
このように表示部24が上側表示部支承腕38Aにより傾倒可能に支持された状態で、筐体14と上側表示部支承腕38Aは、表示部24が120度〜180度程度傾倒できるように、表示部24の傾倒範囲外に位置している、
表示器30、タッチパネル32、カメラ26と制御部20とを接続するコード54は、図9(A)に示すようにコード挿通孔5810、上側表示部支承腕38Aの内部、膨出部62の内部、中空支軸56の配線用孔5608を挿通して筐体14と表示部24との間に設けられている。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、上側表示部支承腕38Aのみにより表示部24を傾倒可能に支持したので、部品点数の削減、製造コストの削減を図る上で有利となる。
また、第2の実施の形態では、表示部用筐体28の厚さ方向の他方の面で、かつ、表示部24の長さ方向の少なくとも一方の端部の幅方向の中間部に、他方の面から膨出する膨出部62が設けられ、中空支軸56は、上側表示部支承腕38Aと膨出部62にわたって設けられているので、中空支軸56の軸心は、表示部用筐体28の背面板2802から離れた箇所に位置する。
したがって、表示部用筐体28の内部の表示制御基板などに干渉することなく中空支軸56の長さを大きく確保でき、表示部24を1つの上側表示部支承腕38Aのみで強固に支持する上で有利となる。
また、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、中空支軸56は、表示部24の幅方向の中央部に設けられているので、表示部24を左右何れの方向に傾倒しても、上側表示部支承腕38Aに対する表示部24の位置関係が同一になるため、台間機10を遊技機12の左右何れの側に配置した場合であっても、表示部24を利用者から見やすい姿勢とすることができ、表示部24の視認性を確保する上で有利となる。
上記の第1及び第2の実施の形態では、表示部24の傾倒動作に摩擦力を与える構造として、表示部24がどの傾倒位置にあっても均一な摩擦力(保持力)が加わる構造の実施形態を説明した。上記の実施形態に代えて、表示部24の傾倒動作に伴ってカチッカチッと摩擦力が増減するステップ動作を生じる構造を採用することもできる。
このステップ動作を与える構造として、例えば第1の実施の形態において、傾倒方向の摩擦力を発生している第1支持板46と第2ブッシュ50Bとの接触面、及び第2支持板48と第2ブッシュ50Bとの接触面の形状を、放射状の凹部と放射状の凸部とを交互に形成することにより、円周に沿った浅い波形を形成しておく。そして、双方の波形における放射状の凹部と放射状の凸部とが互いに嵌合するように組み合わせておき、表示部24の傾倒動作に伴って第1支持板46の凸部が第2ブッシュ50Bの凸部を乗り越える毎に(又は第2支持板48の凸部が第2ブッシュ50Bの凸部を乗り越える毎に)、傾倒方向の摩擦力が増減する構造を採用することができる。
10 台間機
12 遊技機
12A 管理遊技機(パチンコ台)
12B メダルレス遊技機(スロット台)
14 筐体
24 表示部
26 カメラ
28 表示部用筐体
30A 表示面
32 タッチパネル
38 表示部支承腕
38A 上側表示部支承腕
40 中空支軸
42 押圧部
62 膨出部
A 仮想軸

Claims (6)

  1. 遊技機の側方に配置される台間機に用いられ上下方向に延在する仮想軸を中心に傾倒可能で前記仮想軸と直交する方向に沿った幅と前記仮想軸に沿った長さを有する表示部の支承構造であって、
    前記台間機の筐体から突設された表示部支承腕と、
    前記表示部の前記長さ方向の少なくとも一方の端部で前記表示部の前記幅方向の中間部と前記表示部支承腕とにわたって設けられ前記表示部を前記仮想軸を中心に傾倒可能に支持する中空支軸と、
    前記中空支軸を中心とする前記表示部の傾倒動作に摩擦力を与える押圧部とを備え、
    前記表示部支承腕は、前記表示部の傾倒範囲外に位置している、
    ことを特徴とする遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造。
  2. 前記中空支軸は、前記表示部の前記幅方向の中央部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造。
  3. 前記表示部は、前記幅および前記長さと直交する方向の厚さを有し、
    前記表示部は、前記幅、前記長さ、前記厚さを有する表示部用筐体を備え、
    前記表示部用筐体の前記厚さ方向の一方に面に、利用者に提供すべき情報を表示する表示面が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造。
  4. 前記表示部用筐体の前記厚さ方向の他方の面で、かつ、前記表示部の前記長さ方向の少なくとも一方の端部の前記幅方向の中間部に、前記他方の面から膨出する膨出部が設けられ、
    前記中空支軸は、前記表示部支承腕と前記膨出部にわたって設けられている、
    ことを特徴とする請求項3記載の遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造。
  5. 前記表示部用筐体の前記厚さ方向の一方に面で前記幅方向の中間部に利用者の顔を撮像するカメラが設けられている、
    ことを特徴とする請求項3または4記載の遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造。
  6. 前記表示面にタッチパネルが設けられ、
    前記タッチパネルの操作に伴って前記カメラによる撮像画像の保存がなされる、
    ことを特徴とする請求項5記載の遊技機の台間機に用いられる表示部の支承構造。
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