JP6752647B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場用システムに関する。
遊技場では、不正に持ち込んだ玉やメダルを使用することや計数することで不当な利益を得ようとする不正行為が行われていた。この不正行為を防止するために、遊技によって獲得した理論上の玉やメダルの数である理論遊技価値数と、実際の計数値である実遊技価値数とを比較し、その誤差が予め定められた値以上である場合に異常報知を実行している(例えば特許文献1参照)。
特開2010−29520号公報
ここで遊技場によっては、遊技者が獲得した玉やメダルの計数結果をICカードに対応付けた後に、当該ICカードに対応付けた玉やメダルを対価として他の遊技機で遊技を行うことを許容している。しかしながら、個々の遊技機で少量の玉やメダルを不正に持ち込んで使用した場合、累計では不正に持ち込んだ玉やメダルが大量になっているにも関わらず、個々の遊技機では誤差が少量であるために異常報知が実行されないおそれがある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技価値の誤差管理を行い易くする遊技場用システムを提供することにある。
請求項1の遊技場用システムによれば、第2管理装置が記録媒体に対応付けて誤差数を管理するため、その記録媒体を使用して複数の遊技機で遊技を行った場合にも誤差数を累積的に管理することが可能になる。これにより、一の遊技機では基準値未満の誤差しか出ない状態で不正を行った場合にも、累積誤差が基準値以上になれば異常処理を行うことができる。これにより、遊技価値の誤差管理を行い易くすることができる。
また、誤差数の特定を第1管理装置が実行し、誤差数を第2管理装置が記録媒体に対応付けて誤差数を管理するため、一の管理装置にかかる処理負荷が過度に大きくなることを抑制できる。また、第1管理装置が遊技用装置を経由して誤差数を第2管理装置に出力するので、第1管理装置と第2管理装置とを直接接続していない場合であっても、第2管理装置で誤差数を累積的に管理することができる。これにより、各装置の接続が複雑化することを抑制できる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 遊技場用システムにおける模式的な機能ブロック図 遊技島における貸出機の処理内容を表すフローチャート 異常報知と計数誤差に関するシーケンス図 カード発行及び受付と計数誤差に関するシーケンス図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場内には、複数の遊技機島(図示略)が設けられており、各遊技機島には、多数の遊技機1や、これに対応する多数の貸出機2及び呼出ランプ3が設置されている。図1に示すように、1台の遊技機1に対して、その左側方に1台の貸出機2が配置され、当該遊技機1の上方に1台の呼出ランプ3が配置されている。これら遊技機1、貸出機2及び呼出ランプ3は、夫々2台ずつ中継装置4と接続されている。中継装置4は、第1通信回線7を介して島管理装置5と接続されている。島管理装置5は遊技島毎に設けられており、各々の島管理装置5は、第1通信回線7によって、中継装置4との間で各種のデータの送受信が可能に接続されている。
また、本実施形態の遊技場用システムにおいて、上記した遊技機1、貸出機2、呼出ランプ3といった遊技機側の装置は、いずれも第2通信回線8を介して遊技場管理装置10と接続されている。遊技場管理装置10は遊技場の装置全般を管理する装置であり、第2通信回線8を介して、後述する保管装置9とも接続されている。
遊技場管理装置10は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、モニタ10mやキーボード10k等が接続されている。遊技場内には、例えば数百台の遊技機1が設置される他、景品交換のための周知のPOS等も設置されており、全部の遊技機1はもちろんPOS等も遊技場管理装置10の管理対象となっている。なお、第2通信回線8は、第1通信回線7とは異なる回線(例えばイーサネット(登録商標))であって、中継装置4を経由せずに遊技場管理装置10と各種の装置とを接続しているが、各通信回線7,8によるデータの通信ついて詳しくは後述する。
遊技機1は、CRパチンコ機であり、盤面1aに遊技媒体であるパチンコ玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル12、上部受皿13、下部受皿14を有すると共に、盤面1aに、液晶表示部15、普図入賞口16、第1始動口17、第2始動口18、大入賞口19等を有する。又、遊技機1は、上部受皿13の上面に、貸出ボタン13a、発行ボタン13bを有する。
遊技機1は、以下に示すように動作する。
(1)第1始動口17は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口18は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。
(2)各始動口17、18への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部15にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
(3)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されない。
(4)大当り抽選の当選確率(大当り確率)は1/360であり、大当りがその後確変状態(確変)となる大当り(確変大当り)となる割合である確変率は(通常状態、確変状態共に)66.6%である。大当りが発生すると15ラウンド(R)分だけ大入賞口19を開放する。1Rの上限入賞数は10玉、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。
(5)確変中は大当り確率が1/31に向上すると共に、第2始動口18への入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当りまで継続するので、大当り後に大当りでも確変でもない状態である通常遊技状態(通常状態)となる大当り(通常大当り)が発生するまで継続し、その後は所定数(例えば100回)の図柄変動を行うまで時短状態となり、その後に通常状態となる。
(6)第2始動口18は普図入賞口16への入賞に応じて変動する普通図柄(普図)が当りとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒であり時短状態では3秒となる。又、開放時間は通常状態では0.3秒であり時短状態では5秒となる。即ち、時短状態では通常状態と比較して普図変動時間が短くなる一方、開放時間は長くなることで第2始動口18の入賞率が高くなる。尚、上記した遊技機1の仕様は一例であり、遊技場内には様々なスペックの遊技機1が設置されている。
遊技機1や貸出機2等の遊技機側からは、遊技者による玉の打込みや各始動口17、18への始動入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を送信する。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから送信される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが送信されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から送信される信号でもよい。
セーフ信号=遊技機1から送信される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出(付与)玉10玉に対して1パルスが送信されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から送信される補給信号をセーフ信号としてもよい。
始動信号=遊技機1から送信される始動入賞により変動(作動)する液晶表示部15(役物)におけるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号である。図柄変動確定時に送信されるので、始動信号の受信に応じてスタート処理を特定し、「始動信号×1」をスタート回数として特定する。尚、始動入賞を示す信号としてもよい。
大当り信号=遊技機1から送信される大当り期間を特定可能な信号である。大当り中にレベル送信される状態信号であるので、大当り信号の受信中を大当り中として特定する。
特別状態信号=遊技機1から送信される特別状態(甘中)を特定可能な信号である。第2始動口18の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル送信される状態信号であるので、特別状態信号の受信中を特別状態中として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル送信される状態信号(確変信号)であってもよい。又、大当り信号と特別状態信号のいずれも受信していない期間を通常状態として特定する。
貸出機2は、所謂各台計数機能付の遊技用装置であり、遊技機1や貸出機2の遊技状態を示す状態表示部22、貨幣が投入される貨幣投入口23、遊技者からの操作入力を受付けると共に遊技の進行に伴ってスタート回数や大当り確率等の遊技情報を表示するタッチパネル式の液晶表示部24、持玉及び貯玉を払出すための払出ボタン25、払出された玉が通過する払出ノズル26、ICカード29(図1のみ図示)が挿入されるカード挿入口27、遊技機1の下部受皿14の下方に位置する着脱可能な計数受皿28等を有する。
貸出機2は、図2の機能ブロック図で示すように、CPU2a、ROM2bやRAM2c等の記憶部2M、I/O2dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部2A、当該制御部2Aと接続された周辺部を備えて構成されている。周辺部としては、島管理装置5や遊技場管理装置10といった外部の装置との間で各種信号や各種情報を送受信するためのI/F部31、状態表示部22、貨幣投入口23に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部23a、遊技に関する情報である遊技情報等を表示する液晶表示部24、当該液晶表示部24上に設けられたタッチパネル32、カード挿入口27に挿入されたICカード29に記録されている各種情報を読み取ったり、書き込んだりするカードRW(リーダライタ)27a、払出ボタン25、当該払出ボタン25が操作されたときに、前記1単位分の玉を払出ノズル26から払い出す払出部33、計数受皿28から流入する玉数を計数する計数部34等がある。
貸出機2の記憶部2Mは記憶手段として、予め定められた処理プログラム記憶し、制御部2Aは遊技処理実行手段として、処理プログラムに基づき遊技に関する遊技処理を実行する。以下の(1)〜(3)では、その遊技処理の実行に係る動作の一例を説明する。
(1)貨幣が貨幣投入口23に投入されたことで、貨幣を受付けると(貨幣受付処理)、遊技機1と貸出機2との双方において入金額を残高に加算して表示する。残高がある状態で遊技機1の貸出ボタン13aを押下する操作(貸出操作、付与操作)が行われると、1回の貸出単位分(例えば500円)の貸出玉(例えば貸出単価4円であれば125玉の対価付与価値)を遊技機1内部の払出機構から払出す対価付与処理を実行し、そのレート(例えば1玉4円レート)に応じた対価分を残高から減算する(引き落とす)と共に、売上信号を送信する。尚、貨幣は複数回の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
(2)遊技機1の下部受皿14が開放されることにより、下部受皿14から落下した玉を計数受皿28で受けると、その受けた玉を持玉、つまり遊技者が所有することとなる遊技価値の数である実遊技価値数としての計数玉を、計数手段たる計数部34での計数により特定して液晶表示部24に表示する。持玉がある状態での払出ボタン25の押下に応じて、持玉を遊技機1内部の払出機構から払戻す払戻処理(持玉の再プレイ処理)を可能とし、その払戻処理を実行した場合には対価分(例えば払戻した玉数と同数)の持玉を減算する。残高や持玉が残存する状態で、遊技者が発行操作を行うための発行ボタン13b(操作手段に相当)の押下による発行操作を行った場合に、制御部2Aは記録媒体発行手段として、予め自装置2内部にストックされていた残高カードとしてのICカード29を発行する。残高カードは、計数部34の計数結果である持玉数や残高を特定可能な情報及び固有の識別情報を記録した記録媒体である。
また、貸出機2は、残高カードとしてのICカード29だけでなく、遊技者個人を特定可能な会員情報を記録した所謂会員カードとしてのICカード29も受付け可能である。即ち、カード挿入口27から挿入された会員カードを、受付手段たるカードRW27aにて受付けた場合、会員カードに記録されている会員ID(例えば、会員番号や遊技者の氏名等の情報)を読出し、読出した会員IDは、遊技場管理装置10へと送信する。また、会員カードを受付けた場合には、所謂貯玉による遊技(再プレイ)が可能となる。尚、本実施形態では、残高カード及び会員カードをICカード29と総称し、各カードに記録されている識別情報(会員IDを含む)をカードIDと総称する。
(3)中継装置4とのシリアル通信により遊技場管理装置10にて貨幣受付処理や対価付与処理、残高や持玉、貸出玉数、払戻玉数、入金額、計数玉数や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額、及びICカード29の受付けや発行処理等の各種情報を特定可能とするが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定可能としてもよい。尚、貸出処理上の通信については遊技機1と貸出機2との間で直接行ってもよい。
図1に示す呼出ランプ3は、上記貸出機2と同じく、遊技機1と一対一で対応するように付設され、前記スタート回数、大当りの発生回数等の各種の遊技情報を表示する情報表示部41、遊技場の従業員を呼出すときに遊技者が押下する呼出ボタンや情報表示部41が表示する遊技情報を切替えるときに遊技者が押下する切替ボタン等を含む操作部42等を有する。
図2に示すように、島管理装置5は、CPU5a、ROM5bやRAM5c等の記憶部5M、I/O5dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部5Aを備える。また、島管理装置5は、第1通信回線7や中継装置4を介して貸出機2や呼出ランプ3等との間で各種情報の通信を行うためのI/F部38を備え、第1管理装置として構成されている。
他方、遊技場管理装置10は、CPU10a、ROM10bやRAM10c等の記憶部10M、I/O10dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部10Aを備える。また、遊技場管理装置10は、遊技場内における遊技機1、貸出機2、呼出ランプ3、保管装置9等といった各種装置との間で第2通信回線8を介して各種情報の通信を行うためのI/F部39を備え、第2管理装置として構成されている。制御部10Aには、モニタ10mやキーボード10k等が接続される。
保管装置9は、遊技者の目に触れない場所(例えば遊技場の各種装置を保管する保管室等)に設置されている。保管装置9は、遊技機1に1対1で対応して現に設けられている貸出機2の予備となるものが収容される収容部9a(図2に模式的に図示)を有する。保管装置9は、収容部9aに保管された複数の貸出機2と接続される制御部9Aや、遊技場管理装置10との間で第2通信回線8を介して各種情報の通信を行うためのI/F部40を備える。このように、保管装置9は、遊技機1に対応して設置する前の貸出機2である設置前遊技用装置を保管するための装置である。
ところで、遊技場においては例えば貸出機2そのもの(つまり遊技用装置自体)を交換することなく、前記処理プログラムを例えば新バージョンの処理プログラム等(更新プログラム)に更新する更新処理が一般的に行われている。更新処理に係る貸出機2へのダウンロードは、遊技場の管理者等がメンテナンスを行うことが可能な状態である後述の非営業状態に限らず、遊技者が遊技を行うことが可能な状態である営業状態(後述の営業モードの状態)で行うことも可能である。それ故、貸出機2において、処理プログラムの更新が営業状態でなされ、仮に表示部22,24において当該更新に関する情報を外部から視認可能であるとすれば、現に遊技機1で遊技をしている遊技者に、対応する貸出機2の表示に起因する不信感を抱かせるおそれがある。
そこで、詳しくは後述するように、本実施形態の遊技場用システム乃至貸出機2において、制御部2Aは表示制御手段として、処理プログラムの更新処理を実行している状態又は更新処理が終了した状態である更新状態が発生した場合に、非営業状態であれば表示部22,24に更新に係る情報を表示させる制御を実行する一方、営業状態であれば表示部22,24に更新に係る情報ではなく当該営業時間に通常表示される遊技情報を表示させる制御を実行するようになっている。
また、遊技場用システムにおいて、不正に持ち込んだ玉やメダル(つまり遊技価値)を遊技機1で使用し或いは貸出機2で計数することを防止するために、遊技者が所有している遊技価値の数である実遊技価値数と、遊技者が所有している理論上の遊技価値の数である理論遊技価値数との差に基づく異常報知が一般的に行われている。もっとも、個々の遊技機1で少量の玉やメダルを不正に持ち込んで使用した場合、累計では不正に持ち込んだ玉やメダルが大量になっているにも関わらず、個々の遊技機1では誤差が少量であるために異常報知が実行されないおそれがある。
そこで、本実施形態の遊技場用システムでは、遊技場管理装置10がICカード29に対応付けて遊技価値に係る誤差を管理し、そのICカード29を使用して複数の遊技機1で遊技を行った場合にも係る誤差を累積的に管理する構成をとっている。これにより、一の遊技機1では基準値未満の誤差しか出ない状態で不正を行った場合にも、累積誤差が基準値以上になれば異常報知を実行することとしている。以下では、こうした遊技場用システムの具体的構成及び作用について、「1.処理プログラムの更新」「2.計数誤差の累積的管理」の順に図3〜図5も参照しながら説明する。
<1.処理プログラムの更新>
遊技場管理装置10は、予め図示しない外部サーバから、貸出機2の処理プログラムを更新するための情報である更新プログラム(更新情報)をダウンロードして取得し、自身10の記憶部10Mに記憶している。
遊技場管理装置10は、予め定められた出力条件が成立したと判定した場合に、更新プログラムの各貸出機2への配信となる出力処理を実行する。この出力条件は例えば、定期的に更新プログラムで更新する自動配信に係る配信タイミングが到来したこと、或いは不定期に更新プログラムで更新する手動配信に係る操作入力を受付けたこと、を条件とする。前者の自動配信では、予め遊技場の管理者が当該管理装置10において配信時間を設定入力しており、配信時間が到来した場合に、これを通常タイミングでの出力条件が成立したものとして、更新プログラムを貸出機2に出力する。後者の手動配信では、遊技場管理装置10における操作手段(キーボード10k等)を用いた、貸出機2に対する更新処理を実行させるための操作入力を受け付けた場合に、これを特別タイミングでの出力条件が成立したものとして、直ちに更新プログラムを貸出機2に出力する。つまり、手動配信では、配信時間の設定を必要とせず、自動配信よりも早い特別タイミングで更新プログラムを配信するので、例えば営業時間内に貸出機2を別のものに交換した場合等、緊急で処理プログラムを更新したい場合に対処することができる。
こうして、遊技場管理装置10は、予め定められた通常タイミングで更新プログラムを出力すると共に、操作手段で操作入力がなされた場合には当該通常タイミングよりも早い特別タイミングで更新プログラムを出力する。尚、貸出機2の制御部2Aは更新処理実行手段に相当し、係る更新処理を実行させるために遊技場の管理者が操作する操作手段は、遊技場管理装置10におけるキーボード10kに限らず、図示しないマウスやモニタ10m前面に配設されたタッチパネルでもよい。
遊技場管理装置10は、更新プログラムを遊技場内の全ての貸出機2に対して一斉配信する。ここで、配信される更新情報は例えば、更新プログラムといった少なくとも1種類以上のプログラムや、バージョンを特定するバージョン情報と貸出機2のID(Identification)情報との少なくとも一方の情報を含み、圧縮データとして圧縮されているものとする。また、「全ての貸出機2」には、保管装置9で保管されている貸出機2を含む。
他方、貸出機2において、制御部2及びI/F部31は、遊技場管理装置10が出力した更新情報を入力する入力手段として構成されていて、I/F部31から更新情報を入力した場合に、制御部2Aは、当該更新情報に基づいて記憶部2Mが記憶する処理プログラムを更新する。この場合、貸出機2は、記憶部2MのID情報と更新情報のID情報とを照合することにより、当該ID情報に関連付けられたプログラムがあると判定したとき、該当する処理プログラムの更新処理を実行する。また、貸出機2は、ID情報が関連付けられていないプログラムについては、そのバージョン情報と記憶部2Mのバージョン情報とを照合することにより、新しいバージョンのプログラムがあると判定したとき、該当する処理プログラムの更新処理を実行する。
尚、処理プログラムの更新としては、旧バージョンの処理プログラムを新バージョンに更新することだけでなく、新しい処理プログラムを追加的にインストール(追加更新)することも含まれる。また、貸出機2において、入力した更新情報は、処理プログラムそのものではなく、上記したように圧縮されたデータであるから、その圧縮データを解凍し、解凍したデータを解析した上で、処理プログラムの更新処理(インストール)を実行している。
また、貸出機2は、通常の営業状態での営業モードと、当該装置2のメンテナンス等を遊技場の管理者や従業員が行うときの非営業状態のメンテナンスモードと、の選択的な設定が可能である。営業モードでは、残高や貯玉を対価とした貸出しを許容する一方、メンテナンスモードでは、貸出機2の設定変更(例えば営業モードにおける前記貸出単価の変更)や、遊技機1の動作確認時の試打における無償の玉の払出等を実行できる。
そして、貸出機2は、営業モードとメンテナンスモードとの設定或いは保管中であるか否かに応じて、上記した表示部22,24における遊技情報と更新処理用情報との表示態様を異ならせている。図3は、係る貸出機2によって定期的に実行される更新対応表示処理のフローチャートを示している。
即ち、貸出機2は、更新対応表示処理の開始タイミングになったと判定すると、遊技場管理装置10から更新プログラム含む更新情報の圧縮データ(以下、単に更新情報と称す)の入力があった否かを判定する(S1)。貸出機2は、更新情報の入力がないと判定すると(S1:NO)、更新対応表示処理を終了してリターンする。
貸出機2は、更新情報の入力があったと判定すると(S1:YES)、その入力されたバージョン情報或いはID情報について自身の記憶部2Mを照合することにより、関連付けられた処理プログラムがあるか否かを判定する(S2)。ここで貸出機2は、自身に関連付けられた処理プログラムがないと判定したとき(S2:NO)、更新する処理プログラムがなかったことを示す不実施通知を遊技場管理装置10に対して行う(S2−1)。
一方、貸出機2は、更新情報に基づき関連付けられた処理プログラムがあると判定したとき(S2:YES)、処理プログラムを更新する更新処理を実行する(S3)。また、この場合、貸出機2は、自身が遊技機1に対応付けられていない保管状態にあるか否か(S4)、更新情報が手動配信であり且つ自身2がメンテナンスモードの設定か否かを判定する(S5)。
即ち先ず、遊技場における貸出機2のうち、保管装置9が保管している貸出機2に対しても、遊技場管理装置10による更新情報の出力が可能である(図2参照)。その保管中の貸出機2は、更新状態が発生した場合、自身2が遊技機1に対応付けられていない保管状態にあると判定すると(S4:YES)、状態特定手段としての制御部2Aによる特定結果(つまり営業モードとメンテナンスモードとのいずれのモードであるか)に関わらず、表示部22,24に更新処理用情報を表示させる制御を実行する(S6)。換言すれば、保管中の貸出機2は、更新情報を入力した時点における自身2のモードとは無関係に、更新処理用情報として例えば、液晶表示部24に「処理プログラムの更新中」とのメッセージの表示と、その状態を状態表示部22で示す(通常時の表示色と異なる表示色或いは点滅等で表す)表示とを、更新処理の実行に合わせて当該更新プログラムの上書き更新中(或いは追加更新中)に行う。尚、貸出機2は、工場出荷時に更新処理を実行することで、遊技場への納入前にソフトウェア的にバージョンアップさせることがある。この場合も、保管中の貸出機2と同様に(S4:YES)、更新処理の実行に併せて、表示部22,24に更新処理用情報の表示がなされ、これを視認することができる。
前記ステップS4において遊技機1に対応付けられている(NO)と判定した貸出機2は、ステップS5において、手動配信による特別タイミングで且つメンテナンスモードの設定による非営業状態にあるか否かを判定する。
つまり、遊技島に設置されている貸出機2は、更新処理の実行に際して営業モードの設定による営業状態にあれば、自動配信と手動配信とのいずれの配信方法であったかに関わらず(S5:NO)、表示部22,24において更新処理用情報の表示を一切行うことなく、その営業モードにおける表示部22,24での現在の表示の内容を維持する(S7)。ここで現在の表示とは、前記ステップS3を実行する直前における液晶表示部24での残高や持玉数等の表示、及び状態表示部22での遊技状態を表す表示を含む遊技情報の表示であって、更新状態が発生したことを特定可能な更新処理用情報の表示を除いた表示である。また、更新処理が、貸出機2のメンテナンスモードの設定において、自動配信による通常タイミングで実行されるのであれば(S5:NO)、更新処理用情報の表示を行うことなく、メンテナンスモード中の表示(前記ステップS3を実行する直前の表示)が維持される(S7)。このようにステップS7を実行する場合、貸出機2において、更新状態の発生に伴う表示部22,24での表示態様の変更がないため、これを外部から視認されることはない。一方、遊技島の貸出機2は、更新処理がメンテナンスモードの設定において手動配信による特別タイミングで実行されるのであれば(S5:YES)、前記「処理プログラムの更新中」のメッセージ等を表示する(S6)。
こうして、貸出機2は、通常タイミングで遊技場管理装置10が出力した更新情報を入力したことに基づき営業モードにおいて更新状態が発生したと判定した場合(S5:NO)、表示部22,24に更新処理情報を表示させずに現在の表示を維持する表示制御(S7)を実行する一方、特別タイミングで遊技場管理装置10が出力した更新情報を入力したことに基づきメンテナンスモードにおいて更新状態が発生したと判定した場合(S5:YES)、更新処理用情報を表示させる制御を実行する(S6)。
また、貸出機2は、更新処理を終了するまで待機し(S8:NO)、更新処理が終了したと判定すると(S8:YES)、次のステップS9,S10で、前記ステップS4,S5と同様の処理を実行する。
つまり、貸出機2は、更新処理を終了した場合についても、保管状態ではなく(S9:NO)、営業モードの設定にあれば(S10:NO)、表示部22,24における通常の営業モードでの表示状態を維持する(S12)。また、終了した更新処理が、メンテナンスモードの設定において通常タイミングで実行されたのであれば(S10:NO)、更新処理を終了した旨の表示を行うことはない(S12)。このようにステップS12を実行する場合、貸出機2において、更新状態の終了に伴う表示部22,24での表示態様に変更がないため、これを外部から視認されることはない。一方、貸出機2は、更新処理を終了した時点において保管状態にあり(S9:YES)、又は、保管状態でなくても(S9:NO)更新処理がメンテナンスモードの設定において特別タイミングで実行されたのであれば(S10:YES)、更新処理用情報として液晶表示部24に「処理プラグラムの更新終了」とのメッセージの表示と、その終了状態を状態表示部22で表す(通常時の表示色と異なる表示色或いは点滅等で表す)表示とを所定時間行う。この後、更新対応表示処理を終了してリターンする。
図3での図示は省略したが、上記更新処理の終了に際し(例えば前記S8の実行後且つ前記S9の実行前)、貸出機2は、保管状態にあるか否か或いは設定されたモードの種類に関わらず、遊技場管理装置10に対して更新処理の完了通知を、自身2のID情報と共に出力する。遊技場管理装置10は、その完了通知に係る情報を入力することで、該当する貸出機2において更新処理が正常に行われたことを特定することができる。尚、貸出機2において、更新処理に失敗した場合、自身2のID情報とそのNG信号とを遊技場管理装置10に出力する。遊技場管理装置10は、所定時間が経過するまでに完了通知を入力しなかった場合やNG信号を入力した場合に、特定される貸出機2について、更新処理が正常に行われなかったと判断し、該当する貸出機2をモニタ10mに表示する等して異常報知を実行する。
以上のように、遊技島の貸出機2は(S4及びS9にてNO)、更新処理を実行している状態と更新処理が終了した状態とのいずれかの更新状態が発生した場合に、営業モードが設定されているときには手動配信か自動配信かに関わらず(S5及びS10にてNO)、発生した更新状態に対応する更新処理用情報の表示を行うことなく営業モードでの表示を維持する(S7及びS12)。また、遊技島の貸出機2は、いずれかの更新状態が発生した場合に、その更新処理が自動配信によるもので且つメンテナンスモードが設定されているときには(S5及びS10にてNO)、発生した更新状態に対応する更新処理用情報の表示を行うことなくメンテナンスモード中の表示を維持する一方(S7及びS12)、その更新処理が手動配信によるもので且つメンテナンスモードが設定されているときには(S5及びS10にてYES)、発生した更新状態に対応する更新処理用情報の表示を行う制御を実行する。
<2.計数誤差の累積的管理>
上記更新情報に係る通信は、遊技場管理装置10と遊技島や保管装置9の貸出機2との間で第2通信回線8を介して行われるが、計数誤差の累積的管理に係る通信は、第1通信回線7と第2通信回線8との双方を利用して行われる(図2参照)。ここで、図4は、計数誤差の累積的管理について、遊技場管理装置10と島管理装置5と遊技島の貸出機2との夫々が行う動作をシーケンス図で表している。
図4の島管理装置5において、誤差数特定手段としての制御部5Aは、遊技島の貸出機2から第1通信回線7を介して遊技データが入力されると、理論遊技価値数と実遊技価値数との差である誤差数を特定する。具体的には、制御部5Aは理論数特定手段として、「セーフ+売上玉−アウト」を演算して、理論遊技価値数たる理論持玉を求める。「売上玉」は、対応する貸出機2にて付与された貸出玉数であって前日貯玉(前日までの貯玉)による再プレイ玉数を含み、前記売上信号により特定される。
また、島管理装置5の制御部5Aは、実数特定手段として実遊技価値数たる計数部34での計数結果を特定すると共に、その計数結果と理論持玉とを比較することで、それらの差から誤差数たる計数誤差を特定する(A1)。これにより、制御部5Aは、特定される計数誤差が予め設定された基準値(例えば500)以上と判定すると(A2)、該当する貸出機2に対し、誤差異常信号を、第1通信回線7を介して出力する処理を実行する。この出力に係る処理は、計数誤差から特定可能な理論持玉と計数部34での計数結果との差が500以上である場合に、予め定められた異常報知を実行させるための異常処理であり、異常処理実行手段としての制御部5Aにより、遊技場の管理者や従業員等に係る異常を認識させるために実行される。
一方、貸出機2において、制御部2Aは、島管理装置5から誤差異常信号が入力されると、誤差異常報知として例えば状態表示部22にて異常時の赤色を点灯させる(B1)。この誤差異常報知は例えば、状態表示部22がLEDで構成されていることから、そのLEDでの表示色を通常時の青から他の色へ変更させ、点滅により報知することもできる。また、図4に示すように、貸出機2の制御部2Aは、島管理装置5から誤差異常信号を受付けることに応じて、その誤差異常信号を、第2通信回線8を介して遊技場管理装置10へ出力する。
それ故、遊技場管理装置10において、制御部10Aは、貸出機2から誤差異常信号が入力されると、誤差異常報知として例えばモニタ10mに「○○台番で異常発生」とのメッセージを表示させる(C1)。こうして、遊技場管理装置10のモニタ10mや貸出機2の状態表示部22は、誤差異常報知手段として機能する。
尚、計数誤差の基準値として500を例示したが、この値は、遊技機1の上部受皿13にて貯留可能な玉数よりも大きい玉数を表している。この基準値の設定は、前記貯留可能な玉数等を考慮して、予め遊技場側で任意に設定される。
上記異常報知に係るシーケンスに対し、図5は、カード発行時及び受付時における計数誤差の累積的管理に係るシーケンスを表している。
即ち、図5の島管理装置5の制御部5Aは、貸出機2から出力される遊技データに基づき、図4のステップA1と同じく計数誤差を特定している(A11)。また、制御部5Aは発行操作特定手段として、発行ボタン13bによる発行操作がなされることに伴い(B11)、出力される発行操作信号を、第1通信回線7を介して受付けることで、当該発行操作を遊技者が行ったことを特定する。これにより、島管理装置5において、制御部5Aは、発行操作を特定した場合に、現時点における計数誤差を、I/F部38から第1通信回線7を介して貸出機2に出力する。係る制御部5A及びI/F部38は、第1誤差数出力手段に相当する。
他方、貸出機2における制御部2A及びI/F部31は誤差数入力手段に相当し、島管理装置5が出力した計数誤差をI/F部31から入力する。更に、貸出機2における制御部2A及びI/F部31は特別出力手段に相当し、制御部2Aは、計数誤差を入力した場合に、当該計数誤差と、制御部2Aが発行するICカード29のカードIDと、を対応付けて遊技場管理装置10に管理させるための特別情報をI/F部31から出力する。つまり、貸出機2において、制御部2AがB11の発行操作に応じてICカード29を発行するに際し(B12)、そのカードIDを計数誤差と対応付けた特別情報として、第2通信回線8を介して遊技場管理装置10へ出力する。この特別情報の出力タイミングは、図5に示すようにICカード29を発行する前に限らず、ICカード29を発行した後でもよい。
それ故、遊技場管理装置10において、制御部10Aは、貸出機2で発行する(又は発行した)ICカード29に係る特別情報が入力されることで、カードID毎に計数誤差についてのデータを蓄積し、管理することができる(C11)。
また、貸出機2の制御部2Aは、カード挿入口27から挿入されたICカード29をカードRW27aにて受付けた場合に(B13)、当該ICカード29のカードIDを読出し、そのカードIDを、I/F部31から第2通信回線8を介して遊技場管理装置10へ出力する。これにより、貸出機2の制御部2A及びI/F部31は誤差数要求手段として、カードIDに対応付けられた計数誤差を遊技場管理装置10に要求する。
この場合、遊技場管理装置10において、制御部10Aは、貸出機2から入力されたカードIDについて、自身の記憶部10Mを照合することで対応する計数誤差を取得し、その計数誤差を、I/F部39から第2通信回線8を介して貸出機2へ出力する。よって、遊技場管理装置10の制御部10A及びI/F部39は、貸出機2のI/F部31の要求に応じて計数誤差を出力する第2誤差数出力手段に相当する。
こうして、貸出機2において、遊技場管理装置10に計数誤差を要求した結果、得られた計数誤差を、I/F部31から第1通信回線7を介して島管理装置5へ出力する。このように、貸出機2の制御部2A及びI/F部31は遊技用誤差数出力手段として、遊技場管理装置10から入力した計数誤差を島管理装置5に出力する。
そして、島管理装置5において、第1誤差数入力手段たるI/F部38が計数誤差を入力すると、制御部5Aは、係る計数誤差を基準にして、その後の計数誤差の特定を行う(A12)。具体的には、前記B13でICカード29が受付けられた後、島管理装置5の制御部5Aは、対応する遊技機1での遊技者による遊技の進行に伴い、貸出機2から入力される遊技データに基づいて、前記の計数結果と理論持玉とを特定して、それらの差から計数誤差を求めて更新していく。それ故、例えば計数誤差が既に「100」の値を示すものとして、カードIDに対応付けて遊技場管理装置10で管理されていたならば、そのICカード29を用いて遊技を行うことにより、更に「50」の計数誤差が発生したとき、制御部5Aにおいて係る計数誤差を積算することにより計数誤差は「150」として更新される。
上記のように、島管理装置5は、遊技場管理装置10と直接的な接続はなされていないが、貸出機2経由で両通信回線7,8を利用した通信が行われるため、遊技者が複数の遊技機1でICカード29を使用して遊技を行った場合でも(対応する図5のB11〜B13参照)、制御部5Aにより計数誤差の累計を特定するようになっている。
以上説明したように、「1.処理プログラムの更新」に係る構成にあっては、営業状態であれば更新処理用情報を表示部22,24に表示しないので、貸出機2において更新処理が行われたことに遊技者が気付きにくい環境にすることができる。これにより、遊技場側で不正が行われたと遊技者が不審に思うことを抑制できる。
また、貸出機2は、メンテナンスモードの設定による非営業状態であれば更新処理用情報を表示部22,24に表示するので、遊技者がいない状態では遊技場の管理者は更新処理が行われたことを把握することができる。つまり更新処理用情報を表示した場合に遊技者が当該更新処理用情報を視認し易い状況か否かで、貸出機2において更新処理用情報を表示するか否かを決定することで、遊技者が更新処理用情報を視認するおそれを低減できる。この結果、貸出機2の処理プログラムの更新処理を良好に行うことができる。
貸出機2において、遊技場管理装置10の自動配信により通常タイミングで出力された更新情報に基づき更新処理を行った場合は、定期的な更新処理であることが考えられるため、非営業状態であっても表示部22,24に更新処理用情報を表示しない。定期的な更新処理であれば、更新処理の前後で遊技場の管理者が貸出機2周辺にいない可能性があり、更新処理用情報を表示しなくとも不具合が生じにくい。一方、貸出機2において、遊技場管理装置10の手動配信により特別タイミングで出力された更新情報に基づき更新処理を行った場合は、緊急性の高い更新処理であった可能性があり、遊技場の管理者が更新処理の実行を特定したいと考えていることが想定できる。本構成の遊技場用システム乃至貸出機2にあっては、特別タイミングで出力された更新情報に基づき更新処理を行った場合、貸出機2の表示部22,24に更新処理用情報を表示するため、遊技場の管理者が更新処理の実行を視認することができる。以上のように、遊技場の管理者が更新処理の実行を特定したい度合に応じて更新処理用情報を表示するか否かを決定するため、貸出機2において必要以上に更新処理用情報を表示することを抑制できる。
遊技機1に対応して設置する前の貸出機2であれば、遊技者の目に触れる確率が低く、更新処理用情報を表示しても遊技者が不審に思うおそれが小さい。本構成の遊技場用システム乃至貸出機2であれば、表示部22,24に更新処理用情報を表示しても不具合がでにくい場合には更新処理用情報を表示するため、更新処理用情報を表示しなさ過ぎる運用になってしまうことを抑制できる。
また、「2.計数誤差の累積的管理」に係る遊技場用システムにあっては、遊技場管理装置10がICカード29に対応付けて計数誤差を管理するため、そのICカード29を使用して複数の遊技機で遊技を行った場合にも計数誤差を累積的に管理することが可能になる。これにより、一の遊技機1では基準値未満の誤差しか出ない状態で不正を行った場合にも、遊技場用システムとして、累積誤差が基準値以上になったことを把握して異常処理を行うことができる。従って、持玉といった遊技価値の誤差管理を行い易くすることができる。
また、遊技場用システムにおいて、計数誤差の特定を島管理装置5が実行し、計数誤差を遊技場管理装置10がICカード29に対応付けて計数誤差を管理するため、一の管理装置にかかる処理負荷が過度に大きくなることを抑制できる。また、島管理装置5が貸出機2を経由して計数誤差を遊技場管理装置10に出力するので、島管理装置5と遊技場管理装置10とを直接接続していない場合であっても、遊技場管理装置10で計数誤差を累積的に管理することができる。これにより、各装置の回線による接続が複雑化することを抑制できる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。また、上記した数値、桁数、項目等は例示であり、各数値や係る表現は適宜変更してもよく、以下の変形例を含む例示した構成をどのように組み合わせても良い。
例示した遊技機1以外の遊技機に本願発明を適用してもよく、例えば、玉が封入されており、クレジットや得点を消費して玉を発射する封入式パチンコ機や、スロットマシン等に対応することも可能である。スロットマシンに対応する場合、貸出機2に代えて、遊技価値としてメダルや得点を遊技者に付与する遊技用装置を採用することが考えられる。
記録媒体としてICカード29を使用する構成としたが、ICカード29とは異なる記録媒体を使用してよく、例えばコイン型やスティック型の記録媒体を採用することも可能である。
遊技用装置として貸出機2を例示したが、遊技情報を表示する呼出ランプ3といった遊技情報表示装置を遊技用装置として構成することも可能である。つまり、貸出機2とは異なる装置を遊技用装置として採用することも可能であり、表示手段は、貸出機2の表示部22,24に限らず、他の装置3の表示部41とする等、適宜変更してもよい。
遊技に使用する玉やメダルの種類を任意に変更してもよく、例えば1玉1円レートで貸し出される玉や、1枚5円レートで貸し出されるメダルといった各種の遊技媒体を採用することも可能である。
貸出機2は、更新処理を実行した後に再起動(つまり当該装置2の電源の切断及び投入)を実行する構成にしてもよい。この再起動も営業モードとメンテナンスモードとの何れかに応じて実行するか否かを決定するようにしてもよい。例えば、営業モードであれば再起動を実行しない一方、メンテナンスモードでは再起動を実行する構成にしてもよい。更には、営業モードにおいて、遊技場管理装置10から更新プログラムの自動配信がなされた場合に再起動を実行しない一方、更新プログラムの手動配信がなされた場合に再起動を実行する構成にしてもよい。
貸出機2は、メンテナンスモードにおいて更新処理を実行した場合、その更新プログラムが自動配信であれば更新状態発生に関する表示を実行しない一方、手動配信であれば更新状態発生に関する表示を実行する構成にしたが、更新プログラムが自動配信か手動配信かに関わらず、メンテナンスモードにおいては更新状態の発生に関する表示を実行する構成にしてもよい。
また、貸出機2は、更新状態の発生に関する表示として、更新処理の実行中であること、及び更新処理の実行が終了したことをそれぞれ表示する構成としたが、一方の表示を行わない構成にしてもよい。
また、遊技場管理装置10において、更新プログラムの自動配信と手動配信とを行う構成としたが、一方の配信方法のみ可能な構成にしてもよい。
遊技場管理装置10は、更新プログラムを外部サーバからダウンロードにより取得する構成としたが、DVD等の記録媒体から更新プログラムをコピーする等、更新プログラムの取得は、他の媒体を利用する方法を採用してもよい。
遊技場管理装置10は、更新情報として更新プログラムを配信する構成としたが、貸出機2の処理プログラムそのもの(つまり追加的更新部分の処理プログラムのみならず、その追加的更新部分以外の元の処理プログラムの代替的なプログラムを含むもの)を配信し、貸出装置はその処理プログラムをコピーする構成にしてもよい。
遊技場管理装置10は、更新プログラムを複数の貸出機2に一斉に配信する構成としたが、指定した貸出機2にのみ更新プログラムを配信する構成にしてもよい。
貸出機2の非営業モードとしてメンテナンスモードを例示したが、メンテナンスモードに加え又は代えてその他のモードを非営業モードとして採用することも可能であり、例えば営業時間外の遊技場の閉場に対応した閉場モードを設定可能にしてもよい。尚、この閉場中においても貸出機2のメンテナンスを可能にするとよい。
貸出機2の営業モードにおいて更新状態が発生した場合、表示内容を変更することなく維持する構成としたが、予め定められた遊技情報の表示を開始する等、表示内容を変更してもよい。つまり、更新状態が発生した場合、更新状態が発生した旨の表示を行なうことなく他の表示を行っていれば、更新処理用情報ではなく遊技情報を表示する構成に該当する。
遊技場管理装置10と島管理装置5とは、直接的に一切通信できない構成としたが、両装置10,5間で直接的な通信を可能とする回線を付加してもよい。この構成を採用した場合でも、計数誤差の情報については、遊技場管理装置10と島管理装置5との間で直接通信する必要がないため、両装置10,5間で貸出機2を介さずに出入力する情報が膨大な量になることを抑制できる。従って例えば、計数誤差に異常が発生したことを、島管理装置5から直接的に遊技場管理装置10へ報知する構成にしてもよく、データの授受は上記構成に限定するものではない。
計数誤差の算出方法を任意に変更してもよく、例えばアウトとセーフとを比較し、売上が発生していない状態でアウトがセーフよりも所定値以上大きくなった場合に異常と判定する構成にしてもよい。
計数誤差に異常が発生した場合、貸出機2と遊技場管理装置10とで異常報知を実行する構成としたが、計数誤差に異常が発生したことを管理者に特定させる方法を任意に変更してもよい。例えば呼出ランプ3で異常報知を実行する構成や、管理者が所持乃至装着しているイヤホンや所謂ヘッドセットに対し、異常が発生している旨をアナウンスする構成を採用してもよい。

尚、以上に例示した実施形態からは以下の特徴を抽出することも可能である。
遊技機に対応して設けられ、予め定められた処理プログラムに基づいて遊技に関する遊技処理を実行する遊技用装置と、予め定められた出力条件が成立した場合に前記処理プログラムを更新するための情報である更新情報を前記遊技用装置に出力する管理装置と、を備えた遊技場用システムにおいて、前記遊技用装置は、前記処理プログラムを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶している前記処理プログラムに基づいて前記遊技処理を実行する遊技処理実行手段と、前記管理装置が出力した前記更新情報を入力する入力手段と、前記入力手段が前記更新情報を入力した場合に、当該更新情報に基づいて前記記憶手段が記憶する前記処理プログラムを更新する更新処理を実行する更新処理実行手段と、遊技者が遊技を行うことが可能な状態である営業状態、及び遊技場の管理者がメンテナンスを行うことが可能な状態である非営業状態のいずれであるかを特定する状態特定手段と、前記更新処理を実行している状態、又は前記更新処理が終了した状態である更新状態が発生した場合に、当該更新状態が発生したことを特定可能な情報である更新処理用情報と、遊技に関する情報である遊技情報と、を表示することが可能な表示手段と、前記更新状態が発生した場合に、前記非営業状態であれば前記表示手段に前記更新処理用情報を表示させる制御を実行する一方、前記営業状態であれば前記表示手段に前記更新処理用情報ではなく前記遊技情報を表示させる制御を実行する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
前記更新処理実行手段に前記更新処理を実行させるために遊技場の管理者が操作する操作手段を備え、前記管理装置は、予め定められた通常タイミングで前記更新情報を出力すると共に、前記操作手段が操作された場合には当該通常タイミングよりも早い特別タイミングで前記更新情報を出力するものであり、前記表示制御手段は、前記通常タイミングで前記管理装置が出力した前記更新情報を入力したことに基づき前記非営業状態において前記更新状態が発生した場合、前記表示手段に前記更新処理情報を表示させない制御を実行する一方、前記特別タイミングで前記管理装置が出力した前記更新情報を入力したことに基づき前記非営業状態において前記更新状態が発生した場合、前記表示手段に前記更新処理用情報を表示させる制御を実行することを特徴とする遊技場用システム。
遊技機に対応して設置する前の前記遊技用装置である設置前遊技用装置を保管するための保管装置を備え、前記管理装置は、前記保管装置が保管している前記設置前遊技用装置に前記更新情報を出力可能であり、前記設置前遊技用装置の前記表示制御手段は、前記更新状態が発生した場合、前記状態特定手段の特定結果に関わらず、前記表示手段に前記更新処理用情報を表示させる制御を実行することを特徴とする遊技場用システム。
予め定められた処理プログラムを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶している前記処理プログラムに基づいて前記遊技処理を実行する遊技処理実行手段と、外部に設けられた管理装置が出力した情報であり、前記処理プログラムを更新するための情報である更新情報を入力する入力手段と、前記入力手段が前記更新情報を入力した場合に、当該更新情報に基づいて前記記憶手段が記憶する前記処理プログラムを更新する更新処理を実行する更新処理実行手段と、遊技者が遊技を行うことが可能な状態である営業状態、及び遊技場の管運者がメンテナンスを行うことが可能な状態である非営業状態のいずれであるかを特定する状態特定手段と、前記更新処理を実行している状態、又は前記更新処理が終了した状態である更新状態が発生した場合に、当該更新状態が発生したことを特定可能な情報である更新処理用情報と、遊技に関する情報である遊技情報と、を表示することが可能な表示手段と、前記更新状態が発生した場合に、前記非営業状態であれば前記表示手段に前記更新処理用情報を表示させる制御を実行する一方、前記営業状態であれば前記表示手段に前記更新処理用情報ではなく前記遊技情報を表示させる制御を実行する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技用装置。
図面中、1は遊技機、2は貸出機(遊技用装置)、2Aは制御部(遊技処理実行手段、入力手段、更新処理実行手段、状態特定手段、表示制御手段、記録媒体発行手段、誤差数入力手段、特別出力手段、誤差数要求手段、遊技用誤差数出力手段)、2Mは記憶部(記憶手段)、5は島管理装置(第1管理装置)、5Aは制御部(理論数特定手段、実数特定手段、誤差数特定手段、異常処理実行手段、発行操作特定手段、第1誤差数出力手段)、9は保管装置、10は遊技場管理装置(管理装置、第2管理装置)、10Aは制御部(第2誤差数出力手段)、10kは操作手段、13bは発行ボタン(操作手段)、22,24は表示手段、27aはカードRW(受付手段)、29はICカード(記録媒体)、31はI/F部(入力手段、誤差数入力手段、特別出力手段、誤差数要求手段、遊技用誤差数出力手段)、34は計数部(計数手段)、38はI/F部(第1誤差数出力手段)、39はI/F部(第2誤差数出力手段)を示す。

Claims (3)

  1. 複数の遊技機に1対1で対応して設けられ、遊技者が所有している遊技価値の数である実遊技価値数を計数する計数手段と、遊技者が発行操作を行うための操作手段と、遊技者が前記発行操作を行った場合に、前記計数手段の計数結果を特定可能な情報を記録した記録媒体を発行する記録媒体発行手段と、遊技者の前記記録媒体を受け付ける受付手段と、を有した複数の遊技用装置と、当該遊技用装置と第1通信回線を介して通信可能な第1管理装置及び第2通信回線を介して通信可能な第2管理装置と、を備えた遊技場用システムにおいて、
    前記第1管理装置は、
    遊技者が所有している理論上の遊技価値の数である理論遊技価値数を特定する理論数特定手段と、
    前記計数手段が計数した前記実遊技価値数を特定する実数特定手段と、
    前記理論遊技価値数と前記実遊技価値数との差である誤差数を特定する誤差数特定手段と、
    前記誤差数から特定可能な前記理論遊技価値数と前記実遊技価値数との差が基準値以上である場合に、予め定められた異常報知を実行させるための異常処理を実行する異常処理実行手段と、
    遊技者が前記発行操作を行ったことを特定する発行操作特定手段と、
    前記発行操作特定手段が前記発行操作を特定した場合に、前記誤差数を前記遊技用装置に第1通信回線を介して出力する第1誤差数出力手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、
    前記第1誤差数出力手段が出力した前記誤差数を入力する誤差数入力手段と、
    前記誤差数入力手段が前記誤差数を入力した場合に、当該誤差数と、前記記録媒体発行手段が発行する又は発行した前記記録媒体の識別情報と、を対応付けて前記第2管理装置に管理させるための特別情報を当該第2管理装置に第2通信回線を介して出力する特別出力手段と、
    前記受付手段が前記記録媒体を受け付けた場合に、当該記録媒体の前記識別情報に対応付けられた前記誤差数を前記第2管理装置に第2通信回線を介して要求する誤差数要求手段と、
    前記誤差数要求手段が前記誤差数を要求した結果、前記第2管理装置から第2通信回線を介して入力した前記誤差数を前記第1管理装置に第1通信回線を介して出力する遊技用誤差数出力手段と、を備え、
    前記誤差数特定手段は、前記遊技用誤差数出力手段が出力した前記誤差数を基準にして、その後の前記誤差数の特定を行うことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記誤差数特定手段は、遊技者が複数の遊技機で前記記録媒体を使用して遊技を行った場合、前記誤差数の累計を特定することを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。
  3. 前記第2管理装置は、前記誤差数要求手段の要求に応じて前記誤差数を出力する第2誤差数出力手段を備え、
    前記第1管理装置は、前記遊技用誤差数出力手段が出力した前記誤差数を入力する第1誤差数入力手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載した遊技場用システム。
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