JPH11197100A - 親子式内視鏡 - Google Patents
親子式内視鏡Info
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- JPH11197100A JPH11197100A JP10006591A JP659198A JPH11197100A JP H11197100 A JPH11197100 A JP H11197100A JP 10006591 A JP10006591 A JP 10006591A JP 659198 A JP659198 A JP 659198A JP H11197100 A JPH11197100 A JP H11197100A
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Abstract
の深部等のような奥深くて細い管腔臓器内を観察するこ
とができる親子式内視鏡を提供すること。 【解決手段】手元側からの遠隔操作によって屈曲する湾
曲部4が可撓性の挿入部2の先端近傍に設けられて、挿
入部2に挿通配置されたガイドチャンネル7の先端出口
開口7aとその出口開口7aの前方を照明するための照
明窓8とが挿入部2の先端に配置され、被写体を観察す
るための観察手段が設けられていないマザースコープ1
と、マザースコープ1のガイドチャンネル7に挿脱自在
な可撓性の挿入部31の先端に被写体を観察するための
観察窓33が配置され、被写体を照明するための照明手
段が設けられていないベビースコープとを有する。
Description
のガイドチャンネルにベビースコープを挿脱して使用さ
れる親子式内視鏡に関する。
を挿入するのは非常に難しい。そこで、ある程度の深さ
まではマザースコープを挿入し、そこから奥の細い管腔
に対してはマザースコープの先端からベビースコープを
突き出して挿入する手法が用いられる。
内視鏡においては、マザースコープが、観察機能、照明
機能、遠隔操作による湾曲機能及びベビースコープを挿
通するためのガイドチャンネルを有している。一方のベ
ビースコープは、観察機能と照明機能とを有している。
子式内視鏡を用いると、十二指腸から胆管内や膵管内に
ベビースコープを挿入して観察することができる。
ースコープ及びベビースコープ共に挿入部が太くなりす
ぎて、うまく挿入することができない。それを細くする
ために、各部材を一律にスケールダウンすればよさそう
に思えるが、各部の機能や強度が著しく低下してしまう
ので、単純なスケールダウンでは全くうまくいかない。
能を保持しつつ気管支の深部等のような奥深くて細い管
腔臓器内を観察することができる親子式内視鏡を提供す
ることを目的とする。
め、本発明の親子式内視鏡は、手元側からの遠隔操作に
よって屈曲する湾曲部が可撓性の挿入部の先端近傍に設
けられて、上記挿入部に挿通配置されたガイドチャンネ
ルの先端出口開口とその出口開口の前方を照明するため
の照明窓とが上記挿入部の先端に配置され、被写体を観
察するための観察手段が設けられていないマザースコー
プと、上記マザースコープのガイドチャンネルに挿脱自
在な可撓性の挿入部の先端に被写体を観察するための観
察窓が配置され、被写体を照明するための照明手段が設
けられていないベビースコープとによって構成されるこ
とを特徴とする。
下左右全方向に屈曲自在な湾曲管を遠隔操作によって屈
曲させるように構成されていてもよく、その場合、上記
マザースコープの湾曲部が、上下左右全方向に屈曲自在
な湾曲管を、遠隔操作によって上下方向又は左右方向に
のみ屈曲させるように構成されていてもよい。そして、
上記マザースコープの湾曲部が先側へ漸次細く形成され
ていてもよい。
近傍に、遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部が設けられ
ていてもよく、透光性を有し膨縮自在なバルーンが取り
付けられていてもよい。
態を説明する。図2はマザースコープ1を示しており、
可撓管によって外装された可撓性の挿入部2の基端は操
作部3に連結され、挿入部2の先端近傍には操作部3か
らの遠隔操作によって屈曲される湾曲部4が設けられて
いる。5は、湾曲操作ノブである。
先端に連結された先端部本体6には、被写体を観察する
ための観察光学系類は設けられておらず、ベビースコー
プを挿通するために挿入部2内に挿通配置されたガイド
チャンネル7の出口開口7aと、その出口開口7aの前
方を照明するための照明窓8が設けられている。照明窓
8の内側には、挿入部2内に挿通配置されたライトガイ
ドファイババンドル9の射出端部が位置している。
トガイドケーブル10の先端には、図示されていない光
源装置に接続されるコネクタ11が取り付けられてい
て、そこにライトガイドファイババンドル9の入射端部
が位置している。なお、ライトガイドケーブル10を操
作部3に対して着脱自在に構成してもよい。
接眼部を受けるための接眼部受け12が設けられてい
て、その内側に形成されている孔はガイドチャンネル7
に通じている。13は、ベビースコープの接眼部を任意
に固定するための手動ネジである。
構を示しており、複数(例えば5〜15個程度)の公知
の節輪14どうしが、前後に突設された舌部15の部分
でリベット16により回動自在に連結されている。多数
連結された節輪14の外面はゴムチューブ等で被覆され
ているが、その図示は省略されている。
隣り合う位置毎に90°ずつ方向をずらして行われてい
る。したがって、湾曲部4は上下左右の360°全方向
に屈曲自在である。
一対取り付けられている。したがって、この湾曲部4は
操作部3からの遠隔操作によっては上下方向だけに曲が
り、その他の方向には管壁等から受ける外力によって変
形する柔軟性を有する。なお、左右方向にのみ操作ワイ
ヤ18を取り付けてもよい。
岐部等に沿って湾曲部4がスムーズに変形して挿入され
る。ただし、一般的な4方向湾曲機構や2方向湾曲機構
等を用いてもよい。19は、操作ワイヤ18を案内する
ワイヤガイドである。
先端部分を示しており、マザースコープ1のガイドチャ
ンネル7に挿脱自在な可撓性の挿入部31の先端に連結
された先端部本体32の先端面に、観察窓33が配置さ
れている。
蔵されており、挿入部31内に挿通配置されたイメージ
ガイドファイババンドル35の入射端面が、対物レンズ
34による被写体の結像位置に配置されている。
ネル7にベビースコープ30の挿入部31が挿通された
状態を示している。ベビースコープ30の挿入部31の
基端には接眼部37が連結されていて、イメージガイド
ファイババンドル35によって伝達されてきた内視鏡観
察像を接眼レンズ38で拡大して観察することができ
る。
2内に緩く嵌挿され、圧縮コイルスプリング39に載せ
られて支えられている。したがって、接眼部37を接眼
部受け12に対して出入りするように矢印A方向に移動
させることによって、ベビースコープ30の挿入部31
の先端がマザースコープ1の挿入部2の先端から矢印B
に示されるように出入りし、手動ネジ13を締め込んで
接眼部37を接眼部受け12に固定することによって、
その時の状態を維持することができる。
30の先端部本体32の端面とマザースコープ1の先端
部本体6の端面とを一致させた状態で、マザースコープ
1を体腔内に挿入して行く。
明窓8から放射される照明光で照明され、ベビースコー
プ30のイメージガイドファイババンドル35を通して
観察される。
コープ1が例えば気管支内の挿入限界付近まで挿入され
たら、マザースコープ1の先端からベビースコープ30
の先端を突き出して、さらにその先の深部気管支内まで
観察することができる。
照明窓8から放射される照明光で直接又は間接的(体腔
内壁面での乱反射等による)に照明され、ベビースコー
プ30のイメージガイドファイババンドル35を通して
観察される。
内視鏡は、マザースコープ1には観察光学系が設けられ
ておらず、ベビースコープ30には照明光学系が設けら
れていないので、各々の挿入部2,31の外径を細く形
成することができ、従来は不可能だった深部気管支まで
ベビースコープ30を挿入して内視鏡観察を行うことが
できる。
ープ1の湾曲部4を構成する節輪14a〜14fを先側
へ漸次細く形成することにより、細い管腔に対する挿入
性が向上し、マザースコープ1をより深くまで挿入する
ことがきる。
ープ30の挿入部31の先端近傍にも、マザースコープ
1の湾曲部4と同様に手元側(接眼部37側)から遠隔
操作可能な湾曲部40を形成してもよく、それによって
深部への挿入性が一段と向上する。
眼部37側)からの操作によって膨縮自在なバルーン4
1をベビースコープ30の挿入部31の先端近傍に取り
付ければ、深部管腔内でバルーン41を膨らませて挿入
部31の先端部分をそこに固定し、じっくりと内視鏡観
察を行うことができる。なお、バルーン41は照明光が
通るように透光性のあるゴムチューブ等によって形成す
るとよい。
1の先端部分に湾曲部40とバルーン41を設けた簡易
な構成例を示しており、V字状の複数の切り込み42が
間隔をあけて形成された軟質プラスチックパイプの外面
に、バルーン41になるゴムチューブが被覆されてい
る。
すると切り込み42部分が圧縮されて湾曲部40が屈曲
し、挿入部31内を通して湾曲部40内に空気を送り込
めば、切り込み42を通過する空気の圧力でバルーン4
1を膨らませることができる。
るものではなく、例えば処置具類を挿通するためのチャ
ンネルをベビースコープ30に設けてもよい。また、ベ
ビースコープ30の接眼部37にテレビカメラを接続し
て、接眼部37をマザースコープ1の操作部3から完全
に分離してもよい。
ネルと照明窓とが設けられて観察手段が設けられていな
いマザースコープのガイドチャンネルに、観察窓が設け
られて照明手段が設けられていないベビースコープを挿
通して使用することができるので、内視鏡としての良好
な機能を保持しつつ、マザースコープとベビースコープ
を各々細い外径に形成して、気管支の深部等のような奥
深くて細い管腔臓器内までベビースコープを挿入して観
察することができる。
ある。
である。
の先端部分の斜視図である。
構の側面断面図である。
の先端部分の斜視図である。
の略示図である。
構の他の例を示す側面断面図である。
の先端部分に湾曲部が設けられた例を示す斜視図であ
る。
の先端部分にバルーンが設けられた例を示す斜視図であ
る。
部の先端部分に湾曲部とバルーンが設けられた例を示す
斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】手元側からの遠隔操作によって屈曲する湾
曲部が可撓性の挿入部の先端近傍に設けられて、上記挿
入部に挿通配置されたガイドチャンネルの先端出口開口
とその出口開口の前方を照明するための照明窓とが上記
挿入部の先端に配置され、被写体を観察するための観察
手段が設けられていないマザースコープと、 上記マザースコープのガイドチャンネルに挿脱自在な可
撓性の挿入部の先端に被写体を観察するための観察窓が
配置され、被写体を照明するための照明手段が設けられ
ていないベビースコープとによって構成されることを特
徴とする親子式内視鏡。 - 【請求項2】上記マザースコープの湾曲部が、上下左右
全方向に屈曲自在な湾曲管を遠隔操作によって屈曲させ
るように構成されている請求項1記載の親子式内視鏡。 - 【請求項3】上記マザースコープの湾曲部が、上下左右
全方向に屈曲自在な湾曲管を、遠隔操作によって上下方
向又は左右方向にのみ屈曲させるように構成されている
請求項2記載の親子式内視鏡。 - 【請求項4】上記マザースコープの湾曲部が先側へ漸次
細く形成されている請求項1、2又は3記載の親子式内
視鏡。 - 【請求項5】上記ベビースコープの挿入部の先端近傍
に、遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部が設けられてい
る請求項1、2、3又は4記載の親子式内視鏡。 - 【請求項6】上記ベビースコープの挿入部の先端近傍
に、透光性を有し膨縮自在なバルーンが取り付けられて
いる請求項1、2、3、4又は5記載の親子式内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00659198A JP3992812B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 親子式内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00659198A JP3992812B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 親子式内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11197100A true JPH11197100A (ja) | 1999-07-27 |
JP3992812B2 JP3992812B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=11642585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00659198A Expired - Fee Related JP3992812B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 親子式内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3992812B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006501011A (ja) * | 2002-10-03 | 2006-01-12 | イーティービュー リミテッド | ガス及び液体から構成されるグループから選択される少なくとも1つのアイテムを体の内部へ及び内部から運搬し得る多機能チューブ及び体の内部器官へ当該チューブを配置する方法 |
US20120296166A1 (en) * | 2009-11-13 | 2012-11-22 | Kim Daniel H | Intradural endoscope |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP00659198A patent/JP3992812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006501011A (ja) * | 2002-10-03 | 2006-01-12 | イーティービュー リミテッド | ガス及び液体から構成されるグループから選択される少なくとも1つのアイテムを体の内部へ及び内部から運搬し得る多機能チューブ及び体の内部器官へ当該チューブを配置する方法 |
US20120296166A1 (en) * | 2009-11-13 | 2012-11-22 | Kim Daniel H | Intradural endoscope |
US9504372B2 (en) * | 2009-11-13 | 2016-11-29 | Daniel H. Kim | Intradural endoscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3992812B2 (ja) | 2007-10-17 |
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