JPH11196746A - 防虫剤等の収納容器 - Google Patents

防虫剤等の収納容器

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Publication number
JPH11196746A
JPH11196746A JP10015041A JP1504198A JPH11196746A JP H11196746 A JPH11196746 A JP H11196746A JP 10015041 A JP10015041 A JP 10015041A JP 1504198 A JP1504198 A JP 1504198A JP H11196746 A JPH11196746 A JP H11196746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
container body
pair
insect repellent
clothes
Prior art date
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Pending
Application number
JP10015041A
Other languages
English (en)
Inventor
Miho Irikawa
美保 入川
Takeo Shiraishi
健雄 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitoms Inc
Original Assignee
Nitoms Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitoms Inc filed Critical Nitoms Inc
Priority to JP10015041A priority Critical patent/JPH11196746A/ja
Publication of JPH11196746A publication Critical patent/JPH11196746A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防虫剤や除湿剤をタンスや衣装箱などのいわ
ゆるデッドスペースとしてのコーナー部に安定して設置
することができるようにする。 【解決手段】 ほぼ三角柱状をなす容器本体10の一対
の側壁11,11をタンスの引き出しや衣装箱などのコ
ーナー部C1に適合する傾斜面とすることにより、例え
ば引き出しのコーナー部などのデッドスペース内に安定
性よく設置することができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、もっぱら家庭で用
いられる防虫剤等の収納容器に関し、さらに詳しく言え
ば、タンスの引き出しや衣装箱などのいわゆるデッドス
ペースとしてのコーナー部に安定して設置し得るように
した防虫剤等の収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特に、衣更えの時期において、タンスや
衣装箱などに夏物衣類と冬物衣類とを入れ替えて長期に
わたって保管するような場合、虫食いや湿気によるカビ
などが生じないようにするため、防虫剤や除湿剤(例え
ばシリカゲル)が用いられている。
【0003】この種の防虫剤や除湿剤は、通常、通気性
を有する不織布などからなる袋に入れられており、衣類
をしまう際、大抵はその衣類の間や引き出しの隅に無造
作に置かれるている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、防虫剤にし
ても、また、除湿剤にしても使用期限があり、適宜交換
する必要がある。しかしながら、従来の袋入りのもの
は、衣類の出し入れの際や引き出しの開け閉めに伴なっ
て、ともすると衣類の中などに紛れ込んだり、タンスの
奥深くに移動してしまうため、探すのに一苦労であり、
また、探し損ねた使用期限切れのものなどがタンスや衣
装箱の奥に雑然として残されるため、却って汚らしい感
さえすることがある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、例えば防虫剤や除湿
剤をタンスや衣装箱などのいわゆるデッドスペースとし
てのコーナー部に安定して設置することができるように
した防虫剤等の収納容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、内部に防虫剤等が収納された収納容器に
おいて、タンスの引き出しや衣装箱などのコーナー部に
適合する所定の傾斜角が付された一対の側壁と、この一
対の側壁の両端にそれぞれ形成された一対の端壁とを含
み、底辺が開口部とされた合成樹脂からなるほぼ三角柱
状の容器本体を備え、同容器本体の上記開口部に通気膜
が設けられていることを特徴としている。
【0007】このように本発明によれば、ほぼ三角柱状
をなす容器本体の一対の側壁がタンスの引き出しや衣装
箱などのコーナー部に適合する傾斜面とされているた
め、例えば引き出しの手前側のコーナー部に安定性よく
設置することができる。したがって、この収納容器が衣
類の間などに紛れ込むことがなく、使用期限の確認が容
易に行なえるとともに、交換をも簡単に行なうことがで
きる。
【0008】この場合、上記側壁の少なくとも一方に両
面接着テープを貼着し、上記容器本体をその両面接着テ
ープ(もしくは両面粘着テープ)を介してコーナー部に
貼着することが好ましく、これによれば、収納容器がそ
のコーナー部にしっかりと固定され、衣類などの間に紛
れ込むことはない。
【0009】また、上記容器本体は柔軟性を有する合成
樹脂シート材からなることが好ましく、これによれば、
同容器本体をコーナー部に対してより密接に沿わせるこ
とができる。
【0010】上記容器本体が柔軟性を有する合成樹脂シ
ート材からなる場合において、その各側壁に補強用の溝
を設けることにより、外力に起因する同容器本体の変形
を防止することができる。
【0011】なお、本発明において、その容器本体内に
収納される物質としては、防虫剤のほか、除湿剤、芳香
剤、消臭剤(もしくは脱臭剤)およびこれらの混合物な
どが例示され、その形態としては、粒状もしくは顆粒
状、粉状体、さらには固形物であってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本願
発明の好適な実施例について説明する。なお、図1は同
実施例の正面図、図2はその平面図、図3は背面図、図
4は左側面図、図5は図1のA−A線縦断面図、図6お
よび図7は使用状態を説明するための斜視図である。
【0013】この収納容器1は、ほぼ三角柱状をなす容
器本体10と、同容器本体10の開口部に張設された通
気膜20とから構成され、この実施例においては、その
内部に粒状の防虫剤30が収納されている。
【0014】容器本体10は、好ましくは内部の防虫剤
30を透視し得る透明もしくは半透明で、かつ、適度な
柔軟性を有する合成樹脂シート材からなり、図4によく
示されているように、タンスの引き出しや衣装箱などの
コーナー部(図6および図7のC1,C2参照)に適合
する所定の傾斜角が付された一対の側壁11,11と、
この一対の側壁11,11の両端にそれぞれ形成された
一対の端壁12,12とを備えている。
【0015】すなわち、一対の側壁11,11は例えば
二等辺三角形の二等辺に沿った傾斜面とされているが、
この実施例では、その交辺部分に平坦な頂辺13が形成
されており、これにより図5に示されているように、全
体としての断面形状が頂辺13と対向する底面が開口部
14とされた台形となっている。
【0016】また、この容器本体10の中央には、側壁
11,11および頂辺13にかけて補強用の溝15がそ
の長手方向と直交する方向に形成されている。なお、こ
の実施例において、側壁11,11と端壁12,12は
緩やかな曲線で連設されており、それらの間に明確な境
界線は見られない。
【0017】容器本体10の開口部14には例えば不織
布などからなる通気膜20が設けられている。この実施
例では、側壁11,11と端壁12,12の周縁には外
側に広がるフランジ16が一体に形成されており、通気
膜20はこのフランジ16を糊付けしろとして適当な接
着剤にて貼着されている。もっとも、通気膜20は容器
本体10内に所定量の防虫剤30を充填した後、その開
口部14を塞ぐようにして容器本体10に貼着される。
【0018】なお、この実施例では通気膜20の糊付け
しろとしてのフランジ16を外側に広がるようにしてい
るが、これとは反対にそのフランジ16を開口部14内
に向けて形成するようにしてもよく、また、通気膜20
をフランジ16に対して熱圧着にて貼着してもよい。
【0019】このように、この収納容器1においては、
その一対の側壁11,11がタンスの引き出しや衣装箱
などのコーナー部に適合する傾斜角を備えているため、
図6および図7に示されているように、そのコーナー部
C1,C2に沿う形で安定して設置することができる。
【0020】すなわち、図6に示されているように、例
えば引き出し40の底板41と前板42のコーナー部C
1に横置き状態として設置することができる。また、図
7に示されているように、引き出し40の前板42と側
板43のコーナー部C2沿って縦置き状態として設置す
ることもできる。
【0021】その場合、図4に示されているように、各
側壁11,11に両面接着(粘着)テープ17,17を
取り付けることにより、この収納容器1をコーナー部C
1,C2にしっかりと固定することができる。なお、必
ずしも各側壁11,11にそれぞれ両面接着テープ17
を取り付ける必要はなく、その一方の側壁11にのみ両
面接着テープ17を取り付けてもよい。
【0022】上記実施例では、この収納容器1をタンス
の引き出しや衣装箱のコーナー部に設置するようにして
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば洋服タンスや押し入れなどのコーナー部にも設置する
ことができることはもちろんであり、また、両面接着テ
ープを併用することにより、洋服タンスや押し入れなど
の側板と天板とのコーナー部にも貼着することができ
る。
【0023】また、上記実施例では、側壁11,11の
交辺部分に平坦な頂辺13を形成しているが、平坦な頂
辺13を形成することなく、側壁11,11をそのまま
鋭角的に交叉させるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ほぼ三角柱状をなす容器本体の一対の側壁をタンスの引
き出しや衣装箱などのコーナー部に適合する傾斜面とし
たことにより、例えば引き出しのコーナー部などのデッ
ドスペース内に安定性よく設置することができる。
【0025】したがって、デッドスペースの有効利用が
図れるとともに、この収納容器が衣類の間などに紛れ込
むこともない。また、使用期限の確認が容易に行なえる
ばかりでなく、その交換をも簡単に行なうことができ
る。
【0026】さらには、上記側壁の少なくとも一方に両
面接着テープを貼着し、上記容器本体をその両面接着テ
ープを介してコーナー部に貼着することにより、収納容
器をそのコーナー部にしっかりと固定することができ
る。
【0027】上記容器本体を柔軟性を有する合成樹脂シ
ート材から構成することにより、この容器本体をコーナ
ー部に対してより密接に沿わせることができる。この場
合において、その各側壁に補強用の溝を設けることによ
り、外力に起因する同容器本体の変形を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による収納容器の一実施例を示した正面
図。
【図2】同実施例の平面図。
【図3】同実施例の背面図。
【図4】同実施例の左側面図。
【図5】図1のA−A線縦断面図。
【図6】使用状態を説明するための斜視図。
【図7】使用状態を説明するための斜視図。
【符号の説明】
1 収納容器 10 容器本体 11 側壁 12 端壁 13 頂辺 14 開口部 15 溝 16 フランジ 20 通気膜 30 防虫剤(収納物) C1,C2 コーナー部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に防虫剤等が収納された収納容器に
    おいて、タンスの引き出しや衣装箱などのコーナー部に
    適合する所定の傾斜角が付された一対の側壁と、この一
    対の側壁の両端にそれぞれ形成された一対の端壁とを含
    み、底辺が開口部とされた合成樹脂からなるほぼ三角柱
    状の容器本体を備え、同容器本体の上記開口部に通気膜
    が設けられていることを特徴とする防虫剤等の収納容
    器。
  2. 【請求項2】 上記側壁の少なくとも一方に両面接着テ
    ープを備え、上記容器本体が同両面接着テープを介して
    上記コーナー部に固定されることを特徴とする請求項1
    に記載の防虫剤等の収納容器。
  3. 【請求項3】 上記容器本体が柔軟性を有する合成樹脂
    シート材からなることを特徴とする請求項1または2に
    記載の防虫剤等の収納容器。
  4. 【請求項4】 上記容器本体の各側壁には補強用の溝が
    設けられていることを特徴とする請求項3に記載の防虫
    剤等の収納容器。
JP10015041A 1998-01-09 1998-01-09 防虫剤等の収納容器 Pending JPH11196746A (ja)

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JP10015041A JPH11196746A (ja) 1998-01-09 1998-01-09 防虫剤等の収納容器

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ID=11877766

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JP10015041A Pending JPH11196746A (ja) 1998-01-09 1998-01-09 防虫剤等の収納容器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206558A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Sumitomo Chemical Co Ltd 防虫材
JP2010132581A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Dainippon Jochugiku Co Ltd 飛翔害虫防除剤及びこれを用いる飛翔害虫の防除方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206558A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Sumitomo Chemical Co Ltd 防虫材
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010905