JPH0428438Y2 - - Google Patents

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JPH0428438Y2
JPH0428438Y2 JP1987192562U JP19256287U JPH0428438Y2 JP H0428438 Y2 JPH0428438 Y2 JP H0428438Y2 JP 1987192562 U JP1987192562 U JP 1987192562U JP 19256287 U JP19256287 U JP 19256287U JP H0428438 Y2 JPH0428438 Y2 JP H0428438Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、博物館や美術館等で美術品等を陳列
し観覧に供するための展示ケースに関する。
[従来の技術] 貴重な品々を陳列する展示ケースでは、内部に
陳列される展示品を見易くすると同時に、盗難や
いたずらを防止するため、展示品を収容する展示
空間を展示状態で外部と遮断される密閉空間とす
ることが重要である。
しかし、古美術品等を展示する場合には、保存
上、展示空間に適当な湿気を確保することが重要
となり、例えば漆器等を扱う場合は95%程度の多
湿雰囲気に維持する必要がある。
そこで、従来は展示空間に給湿を要する場合に
は、給湿手段としてコツプやトレー等の水受けを
展示品と共に展示床に置いて展示空間に湿気を加
えるようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来の給湿手段では、水受けが観覧者
の目に入つて見栄えが悪いだけでなく、地震やそ
の他の要因で展示ケースに振動が加わつた時や移
動の際など、水受が倒れたり溢水するトラブルを
起こし、給湿水が展示床に流れ出して展示品を濡
らすなどの事故を招くおそれがある。
また、もう一つの問題点として、従来のように
展示空間に連通する部位に貯溜水の自然蒸発を期
待した水受け等を置くだけでは、展示空間につく
り出される湿度条件が不確かで、しかも積極的に
制御できない難がある。すなわち、或る一定の湿
度条件をつくり出す場合でも、それに対する給湿
能力は展示空間のスペースによつて当然変更しな
ければならないし、ましてや展示空間の最適湿度
条件は収容される展示品毎に区々となる(或る種
の展示品では高湿度を好み、また別の種類の展示
品の場合は低湿度を好む等)。
なお、例えば、実公昭55−40505号公報に示さ
れるように、容器内に海綿状吸水体を収容し、そ
の容器の上面開口部に、注水孔と蒸発孔とを有し
た蓋体を蓋着した加湿器も開発されている。とこ
ろが、海綿状吸収体に吸収させた水分は、海綿体
の内部に形成されている多孔空間に浸透させただ
けのものであるため、しばらく転倒した状態が続
くと、水分がしみだしてくるという問題がある。
また、この加湿器は、海綿状吸水体の上面と蓋体
との間に蒸発空間が形成してあるため、海綿状吸
水体の水分はまずこの蒸発空間に蒸発し、その水
蒸気が前記注水孔や蒸発孔を通過して外部に供給
される。そのため、注水孔や蒸発孔の孔径と、空
気に接触する蒸発可能面積との間に直接的な対応
関係がない。したがつて、孔径の選定により蒸発
率を制御するのは難しい。特に、このようなもの
は、水を吸水体の上面以上の水位にまで注入した
状態と、水位が吸水体の上面より低い位置にまで
低下して海綿状吸水体の多孔空間が空気に晒され
た状態とでは、蒸発可能面積が急変するため、適
切に制御された一定の給湿能力を維持するするこ
とは困難である。また、かかる加湿器を展示ケー
スの展示空間内に配設すると、前述したように水
がこぼれて美術品等に致命的な損失を与えるおそ
れがあるだけでなく、水分を補給したり加湿器を
交換する際に展示空間の微妙な調湿雰囲気を急変
させてしまうことになり、元の雰囲気に戻すのに
時間を要することになる。そのため、場合によつ
てはその間に展示されている美術品等が変質した
りひび割れを起こすなど、種々の悪影響をおよぼ
すおそれがある。
本考案は、上述したような課題をことごとく解
消することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案では、以上のような目的を達成するため
に、つぎのような手段を講じたものである。
すなわち、本考案にかかる美術品等の展示ケー
スは、基台部上に展示部を設け、その展示部内に
形成される展示空間と、基台部内の基台空間とを
展示床により区成してなり、その基台部のフロン
トパネルを開閉可能に構成するとともに、その基
台空間内にメンテナンス扉を有する給湿ボツクス
を設け、この給湿ボツクス内を通気口を介して展
示空間に連通させるとともに、この給湿ボツクス
内に給湿用の可撓性シート部材を装脱可能に収容
したものであつて、前記可撓性シート部材を、弾
性シート状に成形され含水ゲルを含む湿潤状態の
吸水性高分子材料と、この吸水性高分子材料を被
服する表面と裏面とに開口部を有したフイルム製
の袋体とを具備してなるものにし、その袋体の開
口部が表面と裏面とで開口率を相違させてあるこ
とを特徴とする。
[作用] このような構成のものであれば、展示空間に給
湿のための物品が一切露出することがなくなるた
め、展示空間内を美術品等を展示するのに相応し
いシンプルな外観に仕立て上げることが可能にな
る。
しかも、本考案の構成によれば、フロントパネ
ルを開成させて基台部内の基台空間を開放すると
ともに、その基台空間内に配設した給湿ボツクス
のメンテナンス扉を開くことによつて、給湿のた
めの可撓性シート部材を自由に交換したり補充す
ることが可能になる。しかして、この基台空間は
展示床により展示空間と区成された空間であるた
め、可撓性シート部材の交換等のためにフロント
パネルやメンテナンス扉を開いても、展示空間内
の雰囲気が大きく乱されることはない。そのた
め、例えば、展示空間の上面を全面的に開いて展
示床上等に載置したコツプや加湿機を交換するよ
うな場合に比べて、メンテナンス時における展示
空間内の美術品等に対する悪影響を大幅に低減さ
せることができる。
また、この可撓性シート部材の吸水性高分子材
料は、変形が可能である。しかも、含水ゲルの状
態で水分を保持しているため、変形させたり傾け
たために水がこぼれ落ちるという不具合もない。
そのため、狭く障害物の多い空間等への出し入れ
も比較的容易に行えるものであり、基台空間の給
湿ボツクス内に配設するようにしてもメンテナン
スが難しくなるおそれはない。
さらに、含水ゲルの状態で水分を保持する湿潤
状態のシート状吸水性高分子材料を、フイルム製
の袋体で被服すると、その袋体の内面はこの吸水
性高分子材料に密着するのは当然であり、その袋
の開口部に対応する吸水性高分子材料の部位のみ
が空気に触れることになる。そのため、給水能力
は、開口部の開口面積に比例したものとなる。し
たがつて、その開口部の開口率を適宜設定するこ
とによつて、所望の給水能力を確保することがで
きる。しかも、本考案にかかる可撓性シート部材
の袋体は、その開口部の開口率が表面と裏面とで
異ならせてあるため、適宜折曲げたり巻回して実
際に空気に触れる開口部の種類と数を選定するこ
とによつて、使用者段階においても、その給水能
力を幅広く調節することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳述
する。
まず、第7図と第8図に基いて展示ケース(覗
きケース)の全体構成を概説する。
この展示ケースは、第7図に展示状態の外観を
図示するように、ケース本体1と上蓋2とからな
り、ケース本体1はドブ3で、外見上、下方の基
台部4と上方の展示部5とに区画されている。そ
して、展示部5の内部に形成される展示空間6を
前方部から上蓋2が覆つている。上蓋2は、透明
なガラス板2a,2b,2bを一体に剛着し、そ
の周囲を展示部5に固着して開閉不能に蓋着した
ものである。
ケース本体1は、下枠7と上枠8との四隅に支
柱9,9を立設して枠組され、さらに背面側の上
部に上部枠10を架設している。そして、これら
の中空フレーム体の周囲には、フロントパネル1
1、サイドパネル12a,12b及びリヤパネル
13a,13bが貼設される。このうち、基台部
4の全面を覆うフロントパネル11は、下端を下
枠7に蝶着して、図示矢印aのように手前側に開
閉できるようになつている。
また、ケース本体1内の前記ドブ3に相当する
高さ位置には、内枠14が固設され、この内枠1
4の下面に昇降自在な展示床15の周辺がシール
16を介して当接される。すなわち、展示床15
はこれを下から支持する昇降機構17により、基
台部4内の基台空間41で図示矢印bのように昇
降できるようになつており、下降位置では前記フ
ロントパネル11を開いて展示品Xをその上に出
入れし、上昇位置では内枠14に当接して上方の
展示空間6を気密に封鎖する。すなわち、展示空
間6と基台空間41とは展示床15により区成さ
れる。そして、展示床15の前方部には、展示空
間6を基台部4の基台空間41と連通させる通気
口18を形成するパイプ19が貫設され、その下
側には後述する給湿ボツクス20が付設される。
なお、展示床15の上面板21及び展示空間6の
背面板22には、布張りの化粧パネル等が貼設さ
れるが、これら内壁部材には吸脱湿性の調湿性を
用いてもよい。
その他、第8図において23は、展示床15の
前方部に設置したメンテナンス扉23a付きの照
明ボツクスであり、内装した前灯24と反射板2
5とから後方上部の熱切りガラス26を通して、
展示空間6を前方より照明する。また27は、カ
バー29を通して展示空間6を後方から照明する
後灯28を内面に装着したメンテナンス扉で、展
示部5の上面に図示矢印cの如く独立して開閉可
能に蝶着されている。さらに、30は下枠7に装
着されたキヤスターを示している。
次いで、この展示ケースにおける給湿のための
構成部分について第1図〜第6図を参照して説明
する。
前述のように、展示床15には通気口18が開
通されているとともに、その下側の展示床15に
は給湿ボツクス20が一体に付設されている。す
なわち、この給湿ボツクス20は、基台空間41
に配設されている。この給湿ボツクス20は、そ
の下面側が例えばメツシユのような通気部材31
から形成され、下空きの基台空間41から冷気が
該通気部材31を通してボツクス内に流入し、更
に前記通気口18を通して展示空間6の内部に給
気されるようになつている。そして、展示床15
に付設された給湿ボツクス20は、第2図に示す
ように、その前面側に開閉可能なメンテナンス扉
20aを蝶着しているとともに、該メンテナンス
扉20aを開いて、前記通気部材31の上に可撓
性シート部材32を、図示矢印dのように挿脱自
由に装填している。この可撓性シート部材32
は、第3図と第4図に示すように、湿潤状態の吸
水性高分子材料33のシート状成形体を、表裏面
,に開口部35a,35bを有する袋体34
で被覆したものからなつている。なおシート部材
32は、それ自身独立した商品として取扱いの便
を図るため、流通段階では第3図のように、袋体
34の外側から熱溶着ポリエチレンフイルム等の
包装36で気密に被覆され、使用に際し、その溶
着口部36aを開いて取り出すようになつてい
る。
前記吸水性高分子材料33は、そのシート状成
形体を水に漬けるなどして、十分に含水させて湿
潤させたものからなつている。ここに吸水性高分
子材料とは、吸水性に富んだ天然もしくは合成高
分子材料の意味し、その具体的な組成例を挙げれ
ば、天然ゴム、植物ゴム、含水ゲル、多糖類、セ
ルロース、デンプン、グリコーゲン等の成分を配
合したものである。そして、この吸水性高分子材
料33は、湿潤状態で95%程度の水分を含浸して
保持し、水分を滴下することなく表面から持続し
て水蒸気を発散するものとなる。つまり、この吸
水性高分子材料33は、含水ゲルの状態で水分を
保持するものである。なお、吸水性高分子材料3
3は、予め弾性シート部材に成形したものであ
る。
一方、前記袋体34は、ポリエチレンフイルム
等で形成されているが、その表面と裏面には
適当な分布状態の下に、開口部35a,35bが
穿設されている。これら開口部35a,35bの
形状や分布態様は、本質的には自由に選ぶことが
できるが、本考案では、その表裏面,での開
口率を意図的に相違させている。すなわち、第4
図に見るように、袋体34は表面での開口部3
5aを粗に、裏面での開口部35bを密に分布
させてある。
さて、上記のような可撓性シート部材32を利
用する給湿装置では、この可撓性シート部材32
がフロントパネル11を開き、メンテナンス扉2
0aを開放して給湿ボツクス20内にセツトされ
る。この際、長尺シート状の可撓性シート部材3
2は、第2図、第5図のように折り畳んだり、第
6図のように巻き込んだりして、その表面積と開
口部35a,35bの露出具合が適宜に調整され
る。すなわち、前記可撓性シート部材32は、折
り畳みあるいは捲回によりその開口部35a,3
5bの一部を閉塞した状態で配置される。
こうして、可撓性シート部材32を給湿ボツク
ス20内に装填すると、展示床15上の密閉され
た展示空間6に、基台部4の空間に入り込む冷気
が、図示矢印eのように、給湿ボツクス20内で
該シート部材32と接触し十分加湿されてから、
通気口18を通して流入される。この際、展示空
間6への供給される水蒸気の量は、給湿ボツクス
20内での可撓性シート部材32の装填状態に対
応して決定される。即ち、給湿能力は吸水性高分
子材料33を被覆する袋体34の表裏面,で
露出される開口部35a,35bの有効開口面積
に比例するものとなる。
従つて、本給湿装置によれば、第1に、可撓性
シート部材32を給湿ボツクス20に配置するこ
とで、展示空間6の展示床15に陳列される展示
品Xに必要な高湿度雰囲気を、簡単確実につくり
出すことができ、水受けを使用する場合のような
転倒等による水の流出事故の心配が一切無くな
る。また、第2には給湿ボツクス20に対する可
撓性シート部材32を、その可撓性を利用して自
由に折畳み等することができ、その装填状態に応
じて吸水性高分子材料33を被覆する袋体24に
現れる開口面積(表面開口部35a、裏面開口部
35b又は両者の総和)を自在に可変できるか
ら、展示空間6に対する給湿能力を任意に設定で
きる利点が大きい。つまり、このことは展示空間
6の大きさ等の条件や展示品Xの種類に応じて、
その都度、展示空間6を個別に最適の湿度条件に
調整できることを意味する。
なお、袋体に開口させる開口部の形態や、可撓
性シート部材の積層方法等についても、図示例に
制約されず、その他種々に改変することができ
る。但し、いずれにしても、吸水性高分子材料を
被覆する袋体の開口部を表裏面で開口率を違える
ようにすることで、給湿能力の調整のバリエーシ
ヨンが一挙に増大されることは変りない。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成であるから、次の
ような効果を奏する。
まず、本考案の構成によれば、展示空間内に給
湿のための物品が一切露出することがなくなるた
め、展示空間内の煩雑化を防止することができ、
美術品等を展示するのに相応しいシンプルで格調
の高い展示空間を実現することができる。
しかも、フロントパネルを開成させて基台部内
の基台空間を開放するとともに、その基台空間内
に配設した給湿ボツクスのメンテナンス扉を開く
ことによつて、給湿のための可撓性シート部材を
自由に交換したり補充することができるようにし
ているので、美術品等の上に水をこぼすような不
具合を確実に防止することができるだけでなく、
展示空間内の調湿雰囲気を大きく乱すことなしに
給水に関するメンテナンスを行うことができ、展
示空間内に安心して美術品等を展示しておくこと
ができるものである。
また、この可撓性シート部材を、変形が可能
で、しかも、変形させたり傾けても水がこぼれ落
ちることがないものにしているため、狭く障害物
の多い空間等への出し入れも比較的容易にもので
あり、該可撓性シート部材を基台空間の給湿ボツ
クス内に配設するようにしてもメンテナンスが難
しくなるおそれはない。
さらに、含水ゲルの状態で水分を保持する湿潤
状態のシート状吸水性高分子材料を、フイルム製
の袋で被服するようにしているため、給水能力
を、開口部の開口面積に比例したものにすること
ができる。そのため、その開口部の開口率を適宜
設定することによつて、所望の給水能力を確保す
ることができる。しかも、本考案にかかる可撓性
シート部材の袋体は、その開口部の開口率が表面
と裏面とで異ならせてあるため、適宜折曲げたり
巻回して実際に空気に触れる開口部の種類と数を
選定することによつて、使用者段階においても、
その給水能力を幅広く調節することができる。よ
つて、展示空間内を、展示される美術品等の種類
に応じて、最適な状態に調湿することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本考案の一実施例を示す。
第1図を展示ケースの要部断面図、第2図は給湿
ボツクスの開蓋状態での斜視図である。第3図は
可撓性シート部材の断面図、第4図は同一部破断
斜視図である。第5図と第6図は、それぞれ可撓
性シート部材の使用状態を示す斜視図である。第
7図は展示ケース全体の外観を示す斜視図、第8
図はその横断面図である。 1……ケース本体、2……上蓋、4……基台
部、5……展示部、6……展示空間、14……内
枠、15……展示床、18……通気口、19……
パイプ、20……給湿ボツクス、20a……メン
テナンス扉、31……通気部材、32……可撓性
シート部材(給湿材)、33……吸水性高分子材
料、34……袋体、35a……表面開口部、35
b……裏面開口部、……表面、……裏面、3
6……包装、36a……口部、41……基台空
間、X……展示品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台部上に展示部を設け、その展示部内に形成
    される展示空間と、基台部内の基台空間とを展示
    床により区成してなり、その基台部のフロントパ
    ネルを開閉可能に構成するとともに、その基台空
    間内にメンテナンス扉を有する給湿ボツクスを設
    け、この給湿ボツクス内を通気口を介して展示空
    間に連通させるとともに、この給湿ボツクス内に
    給湿用の可撓性シート部材を装脱可能に収容した
    ものであつて、前記可撓性シート部材を、弾性シ
    ート状に成形され含水ゲルを含む湿潤状態の吸水
    性高分子材料と、この吸水性高分子材料を被服す
    る表面と裏面とに開口部を有したフイルム製の袋
    体とを具備してなるものにし、その袋体の開口部
    が表面と裏面とで開口率を相違させてあることを
    特徴とする美術品等の展示ケース。
JP1987192562U 1987-12-17 1987-12-17 Expired JPH0428438Y2 (ja)

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