JPH11196394A - 共同受信施設 - Google Patents

共同受信施設

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Publication number
JPH11196394A
JPH11196394A JP36751797A JP36751797A JPH11196394A JP H11196394 A JPH11196394 A JP H11196394A JP 36751797 A JP36751797 A JP 36751797A JP 36751797 A JP36751797 A JP 36751797A JP H11196394 A JPH11196394 A JP H11196394A
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JP
Japan
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signal
transmission line
error rate
bit error
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP36751797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kawahara
武 川原
Soichiro Inoue
宗一郎 井上
Hiroyuki Matsumoto
弘幸 松本
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DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各増幅器の動作状況を監視し、かつ伝送線路
の障害を発見する。 【解決手段】 伝送線路2に間隔をおいて双方向増幅器
4a乃至4eが介在し、双方向増幅器4a乃至4eには、それぞ
れステータスユニットが設けられ、双方向増幅器4a乃至
4eのうち選択したものを呼び出す呼出信号を送出するセ
ンター装置6が、伝送線路2の入力側に設けられ、双方
向増幅器4a乃至4eのうち呼出信号に対応するもののステ
ータスユニットが、当該双方向増幅器の動作状況を表す
動作状況データを伝送線路2を介してセンター装置6に
伝送する。ステータスユニットは、センター装置6から
伝送線路2を介してビットエラーレート測定命令を受け
たとき、センター装置6から伝送線路2を介して供給さ
れたビットエラーレート測定用信号を、動作状況データ
に代えて、伝送線路2を介してセンター装置6に伝送す
る伝送部12を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共同受信施設に関
し、特にステータスモニターを備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、共同受信施設において、ステー
タスモニターは、共同受信施設の伝送線路中に介在して
いる様々な双方向増幅器の動作状況を、共同受信施設の
ヘッドエンド側において監視する。その構成は、共同受
信施設のヘッドエンド側にセンター装置を設けると共
に、各双方向増幅器にステータスユニットを設け、セン
ター装置から順に各双方向増幅器のステータスユニット
を伝送線路を介して呼び出し、呼び出されたステータス
ユニットは、対応する双方向増幅器の動作状況を監視し
ている複数のセンサからの監視データを、伝送線路を介
してセンター装置に伝送するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のステータスモニターでは、各双方向増幅器の動作状況
を監視することはできるが、センター装置と各双方向増
幅器との間の伝送線路の状態を監視することはできなか
った。伝送線路上で生じた障害は、発見しにくく、また
発見できたとしても、その原因が伝送線路にあるのか、
双方向増幅器にあるのか容易には判断できない。また、
バースト的な妨害やデータロス等は、発見できる確率が
低かった。
【0004】本発明は、従来のステータスモニターと同
様に各双方向増幅器の動作状況を監視することができる
上に、伝送線路に生じた障害を発見することが可能なス
テータスモニターを備えた共同受信施設を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、伝送線路中に間隔をおい
て複数の双方向増幅器が介在し、双方向増幅器のうちい
ずれかには、ステータスユニットが設けられ、前記伝送
線路の入力側には、前記ステータスユニットが設けられ
た双方向増幅器のうち選択したものを呼び出す呼出信号
を送出するセンター装置が設けられ、前記各双方向増幅
器のうち前記呼出信号に対応するものの前記ステータス
ユニットが、当該双方向増幅器の動作状況を表す動作状
況データを前記伝送線路を介して前記センター装置に伝
送する共同受信施設において、前記ステータスユニット
は、前記センター装置から前記伝送線路を介して自己に
対する命令、例えばビットエラーレート測定命令を受け
たとき、前記動作状況データに代えて、前記センター装
置から伝送線路を介して供給されたビットエラーレート
測定用信号を、前記伝送線路を介して前記センター装置
に伝送する伝送部を有するものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、ビットエラ
ーレート測定用信号をセンター装置から伝送すると、そ
の前に、前記命令、例えばビットエラーレート測定命令
によって呼び出されていたステータスユニットは、伝送
されたビットエラーレート測定用信号を、伝送部で受信
し、再び伝送線路に送信する。よって、センター装置側
で、再び伝送されたビットエラーレート測定用信号と、
元のビットエラーレート測定用信号とを、比較すること
によって、呼び出されたステータスユニットが設けられ
ている双方向増幅器と、センター装置との間の伝送線路
で障害が生じているか否かを判断することができる。し
かも、呼び出す双方向増幅器を変更することによって、
様々な双方向増幅器とセンター装置との間で、それぞれ
障害が発生しているか否かを判断できる。さらに、ステ
ータスユニットでは、動作状況データに代えて、ビット
エラーレート測定用信号を再び伝送線路に伝送するの
で、従来のステータスユニットと同様に動作状況データ
を伝送できる上に、ビットエラーレートの測定も行え
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の共
同受信施設において、前記各双方向増幅器のうち、非呼
出のものは、前記ビットエラーレート測定用信号を無視
するものである。
【0008】請求項2記載の発明によれば、ビットエラ
ーレート測定用信号が伝送されたとき、これは、呼び出
されていない双方向増幅器にも伝送線路を介して伝送さ
れるが、呼び出されていないステータスユニットでは、
無視される。従って、呼び出されていないステータスユ
ニットの伝送部が、ビットエラーレート測定用信号をセ
ンター装置側に再伝送することはなく、呼び出されてい
るステータスユニットの属する双方向増幅器とセンター
装置側との間だけで、障害が発生しているか否かを確実
に判断することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の共
同受信施設において、前記伝送部が、前記呼出信号、前
記命令及び前記ビットエラーレート測定用信号を受信す
る受信部と、前記受信部から前記呼出信号を受けたと
き、前記動作状況データを送出し、前記受信部から前記
命令を受けたとき、ゲート切換信号を送出する制御部
と、前記ゲート切換信号が非供給のとき、前記動作状況
データを通過させ、前記ゲート切換信号が供給されたと
き、前記ビットエラーレート測定用信号を通過させるゲ
ートと、このゲートを通過した信号を前記伝送線路を介
して前記センター装置に伝送する送信部とを、具備して
いる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、ステータス
ユニットの伝送部の受信部は、呼出信号を受けると、制
御部が動作状況データを送出し、これはゲートを介して
送信部に送られ、伝送線路を介してセンター装置側に伝
送される。また、受信部は、前記命令を受けると、ゲー
ト切換信号をゲートに送出し、ゲートを切り換える。こ
れによって、受信部がビットエラーレート測定用信号を
受信すると、このビットエラーレート測定用信号はゲー
トを介して送信部に伝送され、伝送線路を介してセンタ
ー装置側に伝送される。従って、通常のステータスモニ
ターと同様に、各双方向増幅器の動作状況を把握するこ
とができる上に、呼び出された双方向増幅器とセンター
装置との間で障害が発生しているか否かを判断できる。
しかも、呼び出す双方向増幅器を変更することによっ
て、伝送線路中に設けた様々な双方向増幅器とセンター
装置との間でそれぞれ障害が発生しているか否かを判断
できる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の共
同受信施設において、前記制御部が、前記命令を受けた
とき、予め定めた時間だけ前記ゲート切換信号をゲート
に送出するものである。
【0012】請求項4記載の発明によれば、前記命令を
受けたとき、予め定めた時間だけ、受信部で受信された
ビットエラーレート測定用信号がゲートを介して送信部
に伝送されるので、双方向増幅器の動作状況の通常の監
視状態に速やかに戻ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態の共同受信
施設は、図1に示すように、例えば同軸ケーブルによっ
て構成された伝送線路2を有している。この伝送線路2
中には、複数の双方向増幅器、例えば双方向増幅器4
a、4b、4c、4d、4eが、間隔をおいて配置され
ている。図1では、5台の双方向増幅器4a乃至4eし
か示していないが、実際には更に多くの双方向増幅器が
設けられている。また、双方向増幅器4a、4b、4
c、4dは、伝送線路2の幹線2aに存在しているが、
双方向増幅器4eは、分岐線2b中に存在している。
【0014】伝送線路2の入力側には、図示していない
が、ヘッドエンドが設けられており、これから、UH
F、VHF等の地上波のテレビジョン放送信号、衛星放
送信号、衛星通信信号等が、下り信号として伝送線路2
に供給される。
【0015】さらに、伝送線路2の入力側には、センタ
ー装置6が設けられている。このセンター装置6は、例
えばパーソナルコンピュータとモデムとを含むものであ
る。このセンター装置6は、後述するように、各双方向
増幅器4a乃至4eに呼出信号、ビットエラーレート測
定命令や、下りビットエラーレート計測用信号を下り信
号として伝送する。
【0016】なお、これらは、それぞれディジタル信号
であるベース呼出信号、ベースビットエラーレート測定
命令、下りベースビットエラーレート計測用信号によっ
て、所定の周波数(UHF、VHFのテレビジョン放送
信号、衛星放送信号、衛星通信信号と周波数が重複しな
い周波数)の搬送波を変調したものである。
【0017】また、後述するように各双方向増幅器4a
乃至4eから上り信号として伝送される動作状況データ
や上りビットエラーレート計測用信号を、センター装置
6が受信する。動作状況データも、ディジタル信号であ
るベース動作状況データによって、所定の周波数(UH
F、VHFのテレビジョン放送信号、衛星放送信号、衛
星通信信号、呼出信号、ビットエラーレート測定命令
や、下りビットエラーレート計測用信号と重複しない周
波数)の搬送波を変調したものである。なお、上り信号
としてのビットエラーレート計測用信号は、下り信号と
しての下りビットエラーレート計測用信号を復調したも
のによって、上記動作状況データと同じ搬送波を変調し
たものである。
【0018】各双方向増幅器4a乃至4eは、主たる構
成は、ほぼ同一であるので、双方向増幅器4eの構成を
説明する。
【0019】この双方向増幅器4eは、双方向の1分岐
器8を有している。この1分岐器8は、伝送線路2bを
介して伝送線路2の入力側から伝送された下り信号を、
その出力側に生じ、これは上下回線/分岐分配回路及び
アンプフィルタ回路10に供給される。この回路10
は、下り信号のうちUHF、VHFのテレビジョン放送
信号、衛星放送信号、衛星通信信号をフィルタ回路によ
って抽出し、アンプによって増幅し、必要に応じて分岐
または分配する。さらに、抽出し、増幅したUHF、V
HFのテレビジョン放送信号、衛星放送信号、衛星通信
信号を伝送線路2bを介して後段の図示しない双方向増
幅器に伝送する。
【0020】また、この回路10は、図示しない双方向
増幅器から伝送された上り信号をフィルタによって抽出
し、アンプで増幅した後、双方向1分岐器8を介して伝
送線路2の入力側に伝送する。
【0021】また、双方向1分岐器8によって分岐され
た下り信号は、ステータスユニットの伝送部12の受信
部、例えば下り回線データ受信部14に供給される。こ
の下り回線データ受信部14は、センター装置6から伝
送された呼出信号、ビットエラーレート測定命令または
下りビットエラーレート計測用信号を受信し、ベース呼
出信号、ベースビットエラーレート測定命令または下り
ベースビットエラーレート計測用信号に復調する。この
受信復調された信号は、伝送部12の制御部、例えばC
PU16に供給される。
【0022】CPU16は、供給された受信復調された
信号がベース呼出信号であって、そのベース呼出信号
が、この双方向増幅器4eを指定するものであるとき、
図示しない複数のセンサからのデータを入力する。これ
らセンサは、例えば、双方向増幅器4eの回路10の各
部の電圧値や電流値や、この双方向増幅器4eが設けら
れている筐体内の温度や、この筐体内の湿度(筐体内に
浸水があるか否か)等の動作状況を検出するものであ
る。これらデータを、CPU16は、ゲート、例えば切
換スイッチ18の接点18aに供給する。
【0023】この切換スイッチ18は、接点18aの他
に接点18bを有し、この接点18bは、下り回線デー
タ受信部14の出力側に接続されている。また、これら
接点18a、18bに切換接続される接触子18cも、
切換スイッチ18は有し、これは、送信部、例えば上り
回線データ送信部20に供給されている。切換スイッチ
18は、通常状態では、接触子18cが接点18aに接
続されている。従って、CPU16から出力された各セ
ンサからのデータは、上り回線データ送信部20に供給
される。上り回線データ送信部20は、このデータで搬
送波を変調して、上り信号として双方向1分岐器8に供
給する。
【0024】従って、この上り信号は、センター装置6
に伝送されるので、センター装置6において、双方向増
幅器4eの動作状況を把握できる。無論、呼出信号を他
の双方向増幅器を呼び出すものに変更することによっ
て、他の双方向増幅器の動作状況を把握することができ
る。
【0025】下り回線データ受信部14からCPU16
に供給された信号が、ベースビットエラーレート測定用
命令であって、この命令が、双方向増幅器4e、即ち自
己に対するものであるとき、CPU16は、ゲート切換
信号を切換スイッチ18に供給する。これによって、接
触子18cが接点18bに切り換えられる。同時に、C
PU16は、内蔵するタイマの動作を開始させる。
【0026】一方、ビットエラーレート測定用命令を発
生した後、センター装置6は、図示しないビットエラー
レート測定器から、図2(b)に示すクロック信号と、
これに同期した図2(a)に示すディジタル信号とから
なる下りベースビットエラーレート計測用信号を入力
し、これによって搬送波を変調して、下りビットエラー
レート計測用信号を生成し、伝送線路2に供給する。従
って、この下りビットエラーレート計測用信号は、双方
向増幅器4eの下り回線データ受信部14に伝送され、
ここで下りベースビットエラーレート測定用信号に復調
された後、切換スイッチ18を介して上り回線データ送
信部20に供給され、ここで再び搬送波を変調して、上
りビットエラーレート測定用信号とされて、伝送線路2
を介してセンター装置6に供給される。
【0027】センター装置6では、上りビットエラーレ
ート測定用信号を復調して、上りベースビットエラーレ
ート測定用信号を生成する。この上りベースビットエラ
ーレート測定用信号は、ビットエラーレート測定器に入
力され、下りベースビットエラーレート測定用信号と比
較される。図2(c)、(d)に示すように、下りベー
スビットエラーレート測定用信号と一致していると、セ
ンター装置6と双方向増幅器4eとの間の伝送線路で
は、なんら障害が発生していないことが判る。
【0028】例えば、この上りベースビットエラーレー
ト測定用信号が図2(e)、(f)に示すようなもので
あり、この上りベースビットエラーレート測定用信号の
うち、図2(e)に示す上りディジタル信号が、図2
(a)に示す下りディジタル信号と不一致であると、セ
ンター装置6と双方向増幅器4eとの間の伝送線路で
は、伝送線路に起因するなんらかの障害が発生している
ことが判る。
【0029】双方向増幅器4eのCPU16は、ビット
エラーレート測定用命令を受けたとき、タイマの動作を
開始しているが、上記の下りビットエラーレート測定用
信号の受信、上りビットエラーレート測定用信号の送信
を所定回数行うのに充分な時間が経過したとき、タイマ
がカウントアップするように設定されている。このタイ
マのカウントアップに応動して、CPU16はゲート切
換信号の送出を停止する。これによって、切換スイッチ
18の接触子18cは、接点18a側に切り換えられ、
通常の状態に戻る。
【0030】なお、ビットエラーレート測定用命令は、
他の双方向増幅器、例えば4a乃至4dにも伝送されて
いるが、他の双方向増幅器のCPU16は、ビットエラ
ーレート測定用命令が、自己に対するものでないので、
タイマの動作を開始させ、タイマがカウントアップする
までの間、CPU16に供給される下りベースビットエ
ラーレート測定用信号を無視する。これは、下りベース
ビットエラーレート測定用信号を受信して、CPU16
が誤動作することを防止するためである。
【0031】無論、ビットエラーレート測定用命令にお
いて指定する双方向増幅器を、双方向増幅器4e以外の
ものとすることによって、他の双方向増幅器4a乃至4
dとセンター装置6との間の伝送線路において、それぞ
れ障害が発生していないかどうか判断することができ
る。
【0032】上記の説明は、自動的にビットエラーレー
トを測定する場合であるが、通信エラーが非常に多く、
センター装置6と各双方向増幅器4a乃至4eとの間で
正常に通信が行えない場合には、マニュアル計測を行う
こともできる。そのため、各双方向増幅器4a乃至4e
のCPU16には、手動で開閉できるマニュアルスイッ
チ22が設けられている。
【0033】このマニュアルモードでは、センター装置
6は、測定しようとする双方向増幅器以外の双方向増幅
器に対して、入力されるデータを一定時間無視するよう
に命令を伝送する。そして、下りビットエラーレート測
定用信号を伝送する。
【0034】測定しようとする双方向増幅器のマニュア
ルスイッチ22を派遣した係員がオンにする。これに応
動して、CPU16は、切換スイッチ18の接触子18
cを接点18b側に切り換える。同時にタイマを動作さ
せる。
【0035】これによって、上述したのと同様に、測定
しようとする双方向増幅器では、下りビットエラーレー
ト測定用信号が、受信復調され、さらに上りビットエラ
ーレート測定用信号をセンター装置6側に伝送する。上
記一定時間の経過後に、タイマがカウントアップし、切
換スイッチ18の接触子18cは接点18a側に切り換
えられ、通常状態に戻る。また、他の双方向増幅器にお
いても、上記一定時間が経過したので、CPU16は入
力されたデータを受け付ける状態になる。
【0036】この共同受信施設では、下り及び上りビッ
トエラーレート測定用信号の伝送に、ステータスユニッ
トの伝送部12が本来備えている下り回線データ受信部
14と、上り回線データ送信部20とを用いているの
で、センター装置に下りビットエラーレート測定用信号
の送信部や上りビットエラーレート測定用信号の受信部
を、各双方向増幅器に下りビットエラーレート測定用信
号の受信部や上りビットエラーレート測定用信号の送信
部を、別途に設ける必要がなく、各双方向増幅器にわず
かに切換スイッチを設けるだけでよい。
【0037】また、センター装置6と或る双方向増幅器
との間でビットエラーレートを測定しているときには、
他の双方向増幅器では、下りベースビットエラーレート
測定用信号を無視しているので、他の双方向増幅器のス
テータスユニットが誤動作することはない。
【0038】また、このビットエラーレートの測定は、
予め定めた時間だけ行われるので、通常のステータスユ
ニットとセンター装置との間で行われている動作状況の
把握の障害になることもない。
【0039】なお、呼出信号としては、各双方向増幅器
4a乃至4dにそれぞれ割り当てられたアドレスを表す
アドレス信号を使用できる。或いは、このアドレス信号
と動作状況データの送信を指示する信号とを対にしたも
のを、呼出信号として使用できる。また、ビットエラー
レート測定命令として、上記アドレス信号と、ビットエ
ラーレート測定を指示する信号とを対にしたものを使用
できる。或いは、上記呼出信号用のアドレス信号とは別
に、ビットエラーレート測定用に各双方向増幅器4a乃
至4dに割り当てたアドレスを表すアドレス信号のみを
ビットエラーレート測定命令として使用することもでき
る。また、上記呼出信号のアドレス信号のみを送出した
後、ビットエラーレート測定を指示する信号を別に送る
2段階の伝送によってビットエラーレート測定命令を伝
送することもできる。
【0040】上記の共同受信施設は、双方向増幅器4a
乃至4dと幹線2a、分岐線2bとによって構成された
ものを示したが、伝送線路中に双方向増幅器が介在して
いる形態のものであれば、種々の公知の形態のものを使
用することができる。また、マニュアルモードでの測定
も行えるように構成したが、場合によってはマニュアル
モードでの測定を行わないようにしてもよい。さらに、
全ての双方向増幅器にステータスユニットを設ける必要
はない。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ステータ
スユニットを利用してビットエラーレートを測定するよ
うにしているので、従来のステータスユニット同様に、
各双方向増幅器の動作状況の把握を行える上に、各双方
向増幅器とセンター装置との間の伝送線路において障害
が発生しているか否かを判定することができる。しか
も、ステータスユニットにゲートを付加することによっ
て構成できるので、ビットエラーレートを測定できるよ
うにするための設備費が安価になる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、呼び出され
ていないステータスユニットの伝送部が、ビットエラー
レート測定用信号をセンター装置側に再伝送することは
なく、呼び出されているステータスユニットの属する双
方向増幅器とセンター装置側との間だけで、障害が発生
しているか否かを確実に判断することができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、通常のステ
ータスモニターと同様に、各双方向増幅器の動作状況を
把握することができる上に、呼び出された双方向増幅器
とセンター装置との間で障害が発生しているか否かを判
断できる。しかも、呼び出す双方向増幅器を変更するこ
とによって、様々な双方向増幅器とセンター装置との間
でそれぞれ障害が発生しているか否かを判断できる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、ビットエラ
ーレート測定命令を受けたとき、予め定めた時間だけ、
受信部で受信されたビットエラーレート測定用信号がゲ
ートを介して送信部に伝送されるので、通常の各双方向
増幅器の動作状況の監視状態に速やかに戻ることがで
き、各双方向増幅器の動作状況の監視の障害に、ビット
エラーレートの測定がなることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の共同受信施設のブロッ
ク図である。
【図2】図1の共同聴視施設において使用される下りベ
ースビットエラーレート測定用信号と、正常な場合と異
常な場合の上りベースビットエラーレート測定用信号の
波形図である。
【符号の説明】
2 伝送線路 4a乃至4e 双方向増幅器 6 センター装置 12 伝送部 14 下り回線データ受信部(受信部) 16 CPU(制御部) 18 切換スイッチ(ゲート) 20 上り回線データ送信部(送信部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送線路中に間隔をおいて複数の双方向
    増幅器が介在し、各双方向増幅器のうちいずれかには、
    ステータスユニットが設けられ、前記伝送線路の入力側
    には、前記ステータスユニットが設けられた双方向増幅
    器のうち選択したものを呼び出す呼出信号を送出するセ
    ンター装置が設けられ、前記各双方向増幅器のうち前記
    呼出信号に対応するものの前記ステータスユニットが、
    当該双方向増幅器の動作状況を表す動作状況データを前
    記伝送線路を介して前記センター装置に伝送する共同受
    信施設において、 前記ステータスユニットは、前記センター装置から前記
    伝送線路を介して自己に対する命令を受けたとき、前記
    動作状況データに代えて、前記センター装置から伝送線
    路を介して供給されたビットエラーレート測定用信号
    を、前記伝送線路を介して前記センター装置に伝送する
    伝送部を有する共同受信施設。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の共同受信施設において、
    前記各双方向増幅器のうち、非呼出のものは、前記ビッ
    トエラーレート測定用信号を無視する共同受信施設。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の共同受信施設において、
    前記伝送部は、 前記呼出信号、前記命令及び前記ビットエラーレート測
    定用信号を受信する受信部と、 前記受信部から前記呼出信号を受けたとき、前記動作状
    況データを送出し、前記受信部から前記命令を受けたと
    き、ゲート切換信号を送出する制御部と、 前記ゲート切換信号が非供給のとき、前記動作状況デー
    タを通過させ、前記ゲート切換信号が供給されたとき、
    前記ビットエラーレート測定用信号を通過させるゲート
    と、 このゲートを通過した信号を前記伝送線路を介して前記
    センター装置に伝送する送信部とを、具備する共同受信
    施設。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の共同受信施設において、
    前記制御部は、前記命令を受けたとき、予め定めた時間
    だけ前記ゲート切換信号を前記ゲートに送出する共同受
    信施設。
JP36751797A 1997-12-27 1997-12-27 共同受信施設 Pending JPH11196394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36751797A JPH11196394A (ja) 1997-12-27 1997-12-27 共同受信施設

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