JPH09238126A - 双方向通信装置における通信障害復旧方法と同方法を用いた双方向通信装置 - Google Patents

双方向通信装置における通信障害復旧方法と同方法を用いた双方向通信装置

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JPH09238126A
JPH09238126A JP8043781A JP4378196A JPH09238126A JP H09238126 A JPH09238126 A JP H09238126A JP 8043781 A JP8043781 A JP 8043781A JP 4378196 A JP4378196 A JP 4378196A JP H09238126 A JPH09238126 A JP H09238126A
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JP
Japan
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transmission line
bidirectional transmission
signal
communication
bidirectional
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Application number
JP8043781A
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English (en)
Inventor
Masaji Takashima
正司 高島
Shuichi Mitome
秀一 三留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miharu Communications Co Ltd
Original Assignee
Miharu Communications Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向通信装置の予備通信機能を確実に動作
させる。 【解決手段】 常用系双方向伝送路3及びその予備系双
方向伝送路4を有し、常用系双方向伝送路3の端末側に
おいて、センタ側から送出される下り信号aをモニタす
ると共に、同下り信号aの着信があるときは常用系双方
向伝送路3に上り信号bを送出し、この上り信号bを前
記センタ側においてモニタすると共に、同上り信号bの
着信があるときは常用系双方向伝送路3に前記下り信号
aとは異なる第2の下り信号cを送出し、各端末装置2
は常用系双方向伝送路3に第2の下り信号cがあるとき
は常用系双方向伝送路3を通信回線として選択し、第2
の下り信号cがないときは前記予備系双方向伝送路4を
通信回線として選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルを用
いた双方向通信装置において、伝送路の故障を自動的に
検出して通信を復旧できるようにするための伝送路故障
検出方法と同方法を用いた双方向通信装置に関するもの
であり、双方向CATVシステムのみならずデータ通信
サービス、電話サービス等の各種双方向通信サービスに
応用が可能なものである。
【0002】
【従来の技術】伝送路の故障を自動的に検出して通信を
回復することができる双方向CATVシステムとしては
従来より各種構成のものがある。その一つとしては例え
ば図2に示すものがある。このCATVシステムは、セ
ンタAから伸びる双方向伝送路(幹線伝送路)B上に故
障検出・復旧装置Cなるものが所定の間隔で複数台挿入
されている(この場合の故障検出・復旧装置Cは幹線増
幅器に内蔵されていたり、単独で設けられていたりす
る)ものである。このCATVシステムでは、双方向伝
送路Bに同伝送路Bの断線や中継器の故障により下り信
号の途中停波が発生すると、故障検出・復旧装置Cのキ
ャリア検出回路Dが下り信号の停波を検出すると共に切
替器Eがオンエア波側に切り替わって、同故障検出・復
旧装置Cより先の双方向伝送路Bには同装置Cの受信ア
ンテナFで受信したオンエア波が送出されるようになっ
ている。従って、センタAからの下り信号が途中停波し
ても、故障検出・復旧装置Cより先の端末では、同装置
Cで受信されるオンエア波を受信することができるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2の双方向
通信装置には次のような問題があった。 1.双方向伝送路Bの故障を下り信号のみで検出するた
め、上り信号に通信障害が発生しても、それを確実に検
出することはできない。従って、端末側からセンタ側に
信号を送信してもそれがセンタ局において受信されない
というトラブルが発生する恐れがある。 2.下り回線のみで故障が発生し、上り回線は正常であ
ることが分かっても、切替器Eが切り替わると端末側か
らセンタへの送信は一切できなくなる。
【0004】3.伝送路故障が起きた場合に故障検出・
復旧装置Cから送出される信号は、同装置Cで受信され
るオンエア波に限られるため、センタAが局内で独自に
送信する放送は障害箇所より先方の端末では受信できな
い。 4.双方向通信装置がCATVシステムである場合は、
オンエア波による代行送信が可能であるが、一般的なコ
ンピュータネットワークや電話通信ネットワーク等にお
いては代行送信は意味がなく、通信の自動回復は行なわ
れない。
【0005】本発明の目的は、双方向伝送路における通
信障害を下り上り共に確実に検出でき、しかも下り上り
とも正常時と同じように信号伝送可能な双方向通信装置
の伝送路故障検出方法とそれを用いた双方向通信装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の双方向通信装置における通信障害復旧方法は図1に
示すように、センタ1と端末装置2との間で双方向通信
可能な常用系双方向伝送路3及びその予備系双方向伝送
路4を有し、常用系双方向伝送路3の端末側において、
センタ側から送出される下り信号aをモニタすると共
に、同下り信号aの着信があるときは常用系双方向伝送
路3に上り信号bを送出し、この上り信号bを前記セン
タ側においてモニタすると共に、同上り信号bの着信が
あるときは常用系双方向伝送路3に前記下り信号aとは
異なる第2の下り信号cを送出し、各端末装置2は常用
系双方向伝送路3に第2の下り信号cがあるときは常用
系双方向伝送路3を通信回線として選択し、第2の下り
信号cがないときは前記予備系双方向伝送路4を通信回
線として選択するようにしたものである。
【0007】本発明のうち請求項2記載の双方向通信装
置は図1に示すように、センタ1と端末装置2との間で
双方向通信を可能とする同軸ケーブルの常用系双方向伝
送路3及びその予備系双方向伝送路4と、常用系双方向
伝送路3の端末側に設けられて、常用系双方向伝送路3
のセンタ側から送出される下り信号aを検出し、同下り
信号aの着信が検出されると常用系双方向伝送路3に上
り信号bを送出するキャリア検出・上り発信器5と、常
用系双方向伝送路3の端末側に設けられて、前記キャリ
ア検出・上り発信器5より送出される上り信号bを検出
し、同上り信号bの着信が検出されると常用系双方向伝
送路3に前記下り信号aとは異なる第2の下り信号cを
送出するキャリア検出・下り発信器6と、各端末装置2
に設けられて、常用系双方向伝送路4に第2の下り信号
cがあるときは常用系双方向伝送路3を通信回線として
選択し、第2の下り信号cがないときは予備系双方向伝
送路4を通信回線として選択するキャリア検出機能付き
切替器7とを備えてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態1】図1(a)は本発明の双方向通
信装置における通信障害復旧方法と同方法を用いた双方
向通信装置の実施形態であり、双方向CATVシステム
における応用例である。図1(a)に示されるように、
CATVシステムのセンタ1と端末装置2とをつなぐ同
軸ケーブルの伝送路は、常用系双方向伝送路3と予備系
双方向伝送路4の合計2本用意してあり、個々の端末装
置2は切替器7を介して常用系双方向伝送路3と予備系
双方向伝送路4の双方に接続してある。但し、各端末装
置2は切替器7の切り替え状態により常用系双方向伝送
路3と予備系双方向伝送路4の何方か一方とだけ通信可
能である。
【0009】前記センタ1は、視聴者向けのTV信号を
送信し、また伝送路3、4に接続された(図示されてい
ない)TVカメラ等からのTV信号を受信するためのヘ
ッドエンドHEと、常用系伝送路検査用の下り信号aを
発信する下り発信器10と、キャリア検出・上り発信器
5が出力する常用系伝送路検査用の上り信号bを受信
し、切替器制御用の第2の下り信号cを発信するキャリ
ア検出・下り発信器6と、センタ1への入出力信号を合
・分配する混合器11を備えている。
【0010】前記下り発信器10が発信する下り信号a
は、無変調信号或いは変調信号であり、混合器11を経
て常用系双方向伝送路3に出力され、同伝送路3の下り
回線に異常がなければ常用系双方向伝送路3の終端に接
続されたキャリア検出・上り発信器5で受信される。こ
のキャリア検出・上り発信器5は、下り信号aの着信の
有無をチェックし、同信号aの着信有りが判定される
と、常用系双方向伝送路3に折り返し上り信号bを出力
する。
【0011】前記キャリア検出・上り発信器5が発信す
る上り信号bは、無変調信号或いは変調信号であり、常
用系双方向伝送路3の上り回線に異常がなければセンタ
1のキャリア検出・下り発信器6で受信される。このキ
ャリア検出・下り発信器6は、上り信号bの着信の有無
をチェックし、同信号bの着信有りが判定されると、前
記下り信号aとは異なる周波数の第2の下り信号cを常
用系双方向伝送路3に折り返し出力する。
【0012】前記端末装置2に設けられている切替器7
は、常用系双方向伝送路3に第2の下り信号cが伝送さ
れていると端末装置2の通信回線を常用系双方向伝送路
3に継続的に保持するが、下り信号cが伝送されていな
いと常用系双方向伝送路3を予備系双方向伝送路4に切
り替える。図1(b)はこの切替器7の回路例であり、
常用系双方向伝送路3に伝送される信号から下り信号c
のみを通過可能とするフィルタ15と、フィルタ12を
通過した信号の検波を行なう検波器16と、検波器16
の検波出力を基準電圧と比較して下り信号cの有無を判
断する比較器17と、比較器17で第2の下り信号cの
存在が確認されると通信回線を常用系双方向伝送路3か
ら予備系双方向伝送路4に切り替えるスイッチ18とか
ら構成される。
【0013】なお、前記下り信号aや上り信号b、第2
の下り信号cは、変調信号である場合には所望の情報を
載せて伝送することが可能である。また無変調信号であ
る場合には、常用系双方向伝送路3に設けられる中継増
幅器のレベル調整用に使われるパイロット信号を代用す
ることも可能である。この他、下り信号aについては、
ヘッドエンドHEから送出されるTV信号を代用するこ
とも可能であり、この場合、同下り発信器10は不要で
ある。
【0014】以上説明した双方向通信装置においては、
常用系双方向伝送路3の下り回線、上り回線の何方か一
方に通信障害が発生しても、センタ1のキャリア検出・
下り発信器6から第2の下り信号cが出力されなくな
り、この場合、全端末装置2についてその通信回線が常
用系伝送路3から予備系伝送路4に切り替わる。
【0015】
【発明の効果】本発明の双方向通信装置における通信障
害復旧方法によれば次のような効果がある。 1.常用系と予備系の伝送路を備えるので、常用系に何
らかの異常があっても、予備系を通じて常用系と同じ通
信状態を確保することができる。 2.伝送路を下り方向と上り方向とについて共に検査
し、何方か一方において異常があっても、伝送路を予備
系に切り替えるので、確実な双方向通信を実現すること
ができる。
【0016】本発明の双方向通信装置によれば、前記通
信障害復旧方法を採用した双方向通信装置を容易に、し
かも比較的安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の双方向通信装置の実施形態を
示した概略図、(b)は同双方向通信装置に使用する切
替器の回路図。
【図2】従来の双方向通信装置の一例を示した概略図。
【符号の説明】
1 センタ 2 端末装置 3 常用系双方向伝送路 4 予備系双方向伝送路 5 キャリア検出・上り発信器 6 キャリア検出・下り発信器 7 切替器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタ(1)と端末装置(2)との間で双
    方向通信可能な常用系双方向伝送路(3)及びその予備
    系双方向伝送路(4)を有し、常用系双方向伝送路
    (3)の端末側において、センタ側から送出される下り
    信号(a)をモニタすると共に、同下り信号(a)の着
    信があるときは常用系双方向伝送路(3)に上り信号
    (b)を送出し、この上り信号(b)を前記センタ側に
    おいてモニタすると共に、同上り信号(b)の着信があ
    るときは常用系双方向伝送路(3)に前記下り信号
    (a)とは異なる第2の下り信号(c)を送出し、各端
    末装置(2)は常用系双方向伝送路(3)に第2の下り
    信号(c)があるときは常用系双方向伝送路(3)を通
    信回線として選択し、第2の下り信号(c)がないとき
    は前記予備系双方向伝送路(4)を通信回線として選択
    するようにしたことを特徴とする双方向通信装置におけ
    る通信障害復旧方法。
  2. 【請求項2】センタ(1)と端末装置(2)との間で双
    方向通信を可能とする同軸ケーブルの常用系双方向伝送
    路(3)及びその予備系双方向伝送路(4)と、常用系
    双方向伝送路(3)の端末側に設けられて、常用系双方
    向伝送路(3)のセンタ側から送出される下り信号
    (a)を検出し、同下り信号(a)の着信が検出される
    と常用系双方向伝送路(3)に上り信号(b)を送出す
    るキャリア検出・上り発信器(5)と、常用系双方向伝
    送路(3)の端末側に設けられて、前記キャリア検出・
    上り発信器(5)より送出される上り信号(b)を検出
    し、同上り信号(b)の着信が検出されると常用系双方
    向伝送路(3)に前記下り信号(a)とは異なる第2の
    下り信号(c)を送出するキャリア検出・下り発信器
    (6)と、各端末装置(2)に設けられて、常用系双方
    向伝送路(3)に第2の下り信号(c)があるときは常
    用系双方向伝送路(3)を通信回線として選択し、第2
    の下り信号(c)がないときは予備系双方向伝送路
    (4)を通信回線として選択するキャリア検出機能付き
    切替器(7)とを備えてなることを特徴とする双方向通
    信装置。
JP8043781A 1996-02-29 1996-02-29 双方向通信装置における通信障害復旧方法と同方法を用いた双方向通信装置 Pending JPH09238126A (ja)

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