JPH11196111A - セルフィルタ回路 - Google Patents

セルフィルタ回路

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JPH11196111A
JPH11196111A JP91798A JP91798A JPH11196111A JP H11196111 A JPH11196111 A JP H11196111A JP 91798 A JP91798 A JP 91798A JP 91798 A JP91798 A JP 91798A JP H11196111 A JPH11196111 A JP H11196111A
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JP91798A
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Yoshimasa Itsuki
義正 居附
Hidenori Nakaishi
英典 仲石
Toshiyuki Sakai
俊行 酒井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、バッシブダブルスター方式により通
信する加入者インタフェース装置内でセルの廃棄を行な
うセルフィルタ回路に関し、セル処理部が運用中でも制
御装置からの設定値のライト処理が行うことができ、か
つ、正常なフィルタ処理を行うことのできるセルフィル
タ回路を実現することを目的とする。 【解決手段】入力されたセルの識別子を抽出する識別子
抽出手段と、通信を許可する識別子を設定しておく設定
値保持手段と、制御装置から設定値保持手段に書き込む
設定値を一時的に保持するデータ保持手段と、設定値保
持手段に設定された設定値と入力したセルから抽出され
た識別子を比較してフィルタ処理を行なうフィルタ手段
と、フィルタ手段が設定値保持手段にアクセスする時間
と、制御装置が設定値保持手段にアクセスする時間を時
分割で割り当てるアクセス時間割当手段を備え構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッシブダブルス
ター方式により通信する加入者インタフェース装置内で
セルの廃棄を行なうセルフィルタ回路に関する。
【0002】光通信技術の進歩により、加入者と回線端
局装置の間にも、広帯域で通信が可能な光通信方式が導
入されてきている。図15は光通信システムを説明する
図である。図はバッシブダブルスター(Passive Double
Star、以下PDSと称する)による光通信システムを示
し、回線端局装置30と加入者インタフェース装置(図
中加入者INF装置と示す)10Aとをスターカプラ
(光分岐挿入装置)20を介して接続して通信を行な
う。
【0003】図において、回線端局装置30は1本の光
伝送路に複数の加入者インタフェース装置10Aへの信
号を多重して送出し、スターカプラ20では多重された
信号を複数の加入者インタフェース装置10Aへの信号
に分岐して送出する。逆の複数の加入者インタフェース
装置10Aからの信号はスターカプラ20で多重され回
線端局装置30へ送出される。
【0004】また、回線端局装置30には、低速クロス
コネクト装置(Low Speed Data AndAnalogue Voiceband
Cross-connect、LDXC) 31、回線接続分岐装置(Li
neX-connect Module、LMX) 32、専用回線ノード装
置、高速ディジタル用加入者端局モジュール(Circuit N
ode Equipment 、Subscriber Line Module、CNE/S
LM) 33、ケーブルテレビ用装置 (CATV) 34、
ATMネットワーク(ATM−NW) 35等が接続され
各種メディアによる通信を行っている。
【0005】かかる光通信システムにおいて、低速から
高速までの幅広い加入者の要求帯域を確保するために、
セルによる通信が採用されてきている。セルは、送信す
る信号を等しい長さのデータに分割し、分割された等長
のデータに、発信元情報、宛先情報等の制御データを書
き込んだヘッダを付加して送信する。かかるセルを受信
した通信装置はヘッダを参照して、指定の宛先へ送信す
る。ここで、例えば、電話等低速のデータについては、
少ないセルを割り当て、動画像等の大量高速データにつ
いては、多くのセルを割り当てることにより、柔軟に要
求帯域を確保することが可能となる。このような、セル
を使用する通信システムとして、5バイトのヘッダと4
8バイトのペイロードからなる53バイトのデータとし
て通信を行うATM(Asynchronous Transfer Mode)通信
が実用化されている。
【0006】図16は加入者インタフェース装置を説明
する図である。(A)は加入者インタフェース装置10
Aを示し、回線端局装置30からの光信号を終端する光
終端装置12、終端されたATM信号の多重分離を行な
うATM多重分離部(図中ATM−MLDXと示す)1
1、およびインタフェースカード10−1、10−2か
ら構成されている。
【0007】(B)はインタフェースカード10−i
(i=1OR2)を示し、ATM処理部100Aでは、
加入者方向、回線端局装置方向への契約したVPI/V
CIをもつATMセルを通過させ、契約外のVPI/V
CIをもつATMセルは廃棄する処理(以下フィルタ処
理と称する)を行なう。加入者方向のATMセルは、A
TM処理部100でフィルタ処理を行なった後、SDH
終端部200でSDH信号のフォーマットに収容し、光
終端部300で光終端して、加入者側に送出する。
【0008】このようなセルを使用して通信を行なう加
入者インタフェース装置において、セルのフィルタ処理
を確実に実行できるセルフィルタ回路が要望されてい
る。
【0009】
【従来の技術】図17は従来例を説明する図を示す。図
はATM処理部100Aに設けられ、ATMセルのフィ
ルタ処理を行うセルフィルタ回路100であり、図中の
VPI/VCI抽出部111は入力したATMセルのV
PI/VCIの抽出を行い、セル保持部112に対して
ATMセルを出力し、比較判定部131に抽出したAT
MセルのVPI/VCI値を出力するとともに、ATM
セルが入力したことをリードアドレスカウンタ122に
通知するタイミングパルスを出力する。セル保持部11
2はVPI/VCIの比較、判定が終了するまで受信し
たATMセルを保持しておく。
【0010】比較判定部131は、VPI/VCI抽出
部111から抽出されたATMセルのVPI/VCI値
と制御装置400から設定値保持部141に設定された
VPI/VCI値を比較し、一致/不一致の判定を行
い、比較結果をフィルタ回路132に送出する。フィル
タ回路132は比較判定部131より比較結果を受信
し、入力したATMセルのVPI/VCI値が一致の場
合は、セル保持部112より、ATMセルを読み出し、
ATMセルを出力する。
【0011】リードアドレスカウンタ122は、VPI
/VCI抽出部111からのタイミングパルスを受信
し、設定値保持部141に対して、リードアドレスRA
DRおよびリード信号XREを出力する。このとき、設
定値保持部141に設定されたすべてのVPI/VCI
値を読み出し比較を行うために出力されるリードアドレ
スRADRは「1」ずつカウントアップされる。
【0012】設定値保持部141では、制御装置400
からのVPI/VCIの設定値を保持するものであり、
ATMセル処理基準クロックと制御装置(以下CPUと
称する)アクセスは非同期であり、設定値保持部141
をデュアルポートラムで構成している。
【0013】かかる構成において、CPU400からの
設定値ライト動作では、CPU400よりCPUアドレ
ス(CPUADR)、CPUライトデータ(CPUW
D)、CPUライト信号(CPUW)が設定値保持部1
41入力されてVPI/VCI値を書き込む。
【0014】また、CPU400からの設定値リード動
作では、CPU400よりCPUアドレス(CPUAD
R)、CPUリード信号(CPUR)が設定値保持部1
41に入力されてVPI/VCI値を読み出す。
【0015】ATMセルが入力されたときは、VPI/
VCI抽出部111でATMセルからVPI/VCI値
を抽出するとともにし、入力ATMセルをセル保持部1
12に書き込む。一方、リードアドレスカウンタ122
から出力されるリード信号XRE、リードアドレスRA
DRにしたがって、設定値保持部141から順次、VP
I/VCI値を読み出し、比較判定部131で設定値保
持部141から読み出したVPI/VCI値とATMセ
ルから抽出したVPI/VCI値との比較を行い、一致
/不一致をフィルタ回路132に通知し、フィルタ回路
132は通知結果が一致であれば、セル保持部112の
ATMセルを読み出して出力し、不一致であれば、セル
保持部112のATMセルを廃棄する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成のセルフィ
ルタ回路100において、入力したATMセルのVPI
/VCIの比較判定処理中に、CPU400が設定値保
持部141に対して設定値のライト処理を行おうとする
と次のような問題点が発生する。
【0017】入力ATMセルのVPI/VCI値を比較
するために、リードアドレスカウンタ122からのリー
ドアドレスRADRと、CPU400からの設定値のラ
イトアドレス(CPUADR)が一致した場合、すなわ
ち、同一アドレスにアクセスした場合は、比較判定のた
めの設定値保持部141からのリードデータ(VPI/
VCI値)が正常な値を示さない場合があり、ATMセ
ルの比較判定が正常に行われない場合も生ずる。
【0018】すなわち、入力ATMセルの比較判定中
に、CPU400が設定値保持部141に対して、設定
値のライト処理を行おうとすると、両者のタイミング関
係によっては、入力ATMセルに対するフィルタ処理
が、正常に行われない場合も生ずる。
【0019】また、このような同時アクセスを避けるた
めには、ATMセルの比較判定処理を停止してから、C
PU400が設定値のライト処理を行うことが必要とな
るが、この間に入力されたATMセルに対しては、正常
なフィルタ処理が行えないので、廃棄されることにな
る。
【0020】本発明は、ATM処理部が運用中でも制御
装置からの設定値のライト処理が行うことができ、か
つ、正常なフィルタ処理を行うことのできるセルフィル
タ回路を実現しようとする。
【0021】
【課題を解決するための手段】 図1は本発明の原理
を説明する図である。図は送受信するデータを所定の長
さのデータに分割し、分割された各データに制御情報を
付加したセルのフィルタ処理を行なうセルフィルタ回路
100を示す。
【0022】図中の110は入力されたセルの識別子を
抽出する識別子抽出手段であり、140は通信を許可す
る識別子を設定しておく設定値保持手段であり、150
は制御装置400から設定値保持手段140へのアクセ
スを一時的に保持するデータ保持手段である。
【0023】また、130は設定値保持手段140に設
定された設定値と入力したセルから抽出された識別子を
比較してフィルタ処理を行なうフィルタ手段であり、1
20はフィルタ回路130が設定値保持手段140にア
クセスする時間と、制御装置400が設定値保持手段1
40にアクセスする時間を時分割で割り当てるアクセス
時間割当手段である。
【0024】さらに、図中の400はセルフィルタ回路
100の各種設定制御を行なう制御装置である。かかる
構成において、入力されたセルの識別子を識別子抽出手
段110で抽出し、抽出した識別子と設定値保持手段1
40に保持している設定値をフィルタ手段130で比較
し、その結果によりセルの通過、廃棄を行なう。設定値
保持手段140に保持している設定値は制御装置400
から随時書き込まれるものであるので、フィルタ回路1
30からの設定値保持手段140へのアクセスと、制御
装置400からの設定値保持手段140へのアクセスを
アクセス時間割当手段120の生成するタイミングパル
スにしたがって、時分割で割り当てることにより2つの
アクセスが衝突することがなくなり、設定値保持手段1
40へのリード/ライトを正しく行なうことが可能とな
る。(請求項1) 請求項1において、アクセス時間割当手段120を
時分割で割り当てるタイミングパルスを生成するタイミ
ング生成回路121と設定値保持手段140へのリード
アドレスを生成するリードアドレスカウンタ122から
構成し、タイミングパルスで初期化したのちカウントア
ップすることにより、リードアドレスを生成する。
【0025】かかる構成により、設定値保持手段140
に設定されている複数の設定値を順次読み出し、抽出し
た識別子と容易に比較することができる。(請求項2) 請求項1における設定値保持手段140をデュアル
ポートラムから構成し、一方のポートをフィルタ手段1
30、他方のポートを制御装置400への入出力を接続
することにより、時分割でアクセスを行なうことができ
る。(請求項3) 請求項1の構成に、設定値保持手段140へのフィ
ルタ手段130からのアクセス信号と、制御装置400
からのアクセス信号とを入力として、その1つをアクセ
ス時間割当手段120からのタイミングパルスにより選
択して出力する選択部160を設け、設定値保持手段1
40をシングルポートラムで構成する。
【0026】かかる構成によりフィルタ手段130から
と制御装置400からのアクセスの衝突を回避すること
ができ、正しくフィルタ処理を行なうことができる。
(請求項4)
【0027】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施の形態を説明
する図(その1)である。図は原理図で説明した識別子
抽出手段110をATMセルのVPI/VCI抽出部1
11とセル保持部112で構成し、アクセス時間割当手
段120をタイミング生成回路121とリードアドレス
カウンタ122から構成し、フィルタ手段130を比較
判定部131とフィルタ回路132から構成し、設定値
保持手段140を設定値保持部141としてのデュアル
ポートラムで構成し、データ保持手段150をクロック
乗換え部151とCPUデータ保持部152で構成した
例であり、請求項1〜請求項3に対応する実施の形態で
ある。
【0028】図3は本発明の実施の形態を説明する図
(その2)である。図は請求項4に対応する実施の形態
の構成であり、図2の構成に、選択部160を設け、設
定値保持手段140を設定値保持部142としてのシン
グルポートラムで構成したものである。
【0029】図2、図3の実施の形態(1)、(2)の
動作の差は、選択部160で比較判定処理アクセスとC
PUアクセスとを選択するところにあるので、図3の実
施の形態(2)で代表して動作を説明する。
【0030】図において、VPI/VCI抽出部111
は入力ATMセルのVPI/VCIを抽出するととも
に、フレームパルスFPを基準としてVPI/VCIを
ラッチするタイミングパルスTA、TBとタイミング生
成回路121に送出するタイミングパルスTCを生成す
る。セル保持部112はVPI/VCI抽出部111か
ら入力されたATMセルを保持する。比較判定部131
はシングルポートラム142から読み出した設定値とV
PI/VCI抽出部111で抽出したVPI/VCI値
を比較し、その比較結果を保持する。比較結果はフィル
タ回路132に通知され、フィルタ回路132はVPI
/VCI値が一致したATMセルはセル保持部112か
ら読み出して出力し、VPI/VCI値が一致しないA
TMセルは廃棄する。
【0031】タイミング生成回路121は比較判定部1
31への制御パルス、リードアドレスカウンタ122へ
の制御パルス、選択部160への制御パルス、およびC
PUデータ保持部152への制御パルスを生成し、それ
ぞれの回路へ送出する。リードアドレスカウンタ122
は設定値保持部142へのリードアドレスRADRを生
成するとともにリード信号XREを生成し、選択部16
0はタイミング生成回路121からのタイミングパルス
TEによりリードアドレスとリード信号を選択する。
【0032】クロック乗換え部151はCPUアドレス
(CPUADR)、CPUリード信号(CPUR)、C
PUライト信号(CPUW)、CPUライトデータ(C
PUWD)のCPUクロックからATM処理基準クロッ
クへ乗換えと、CPUリードデータ(CPURD)のA
TM処理基準クロックからCPUクロックへの乗換えを
行ない、CPUデータ保持部152は設定値保持部14
2へのアクセス割当て時間まで、CPUのアドレス、デ
ータを保持する。設定値保持部142には、ATMセル
のフィルタ処理を行うためのVPI/VCI値が書き込
まれている。
【0033】このような構成で、CPU400からのア
クセスをクロック乗換えを行いATM処理基準クロック
に同期して、比較判定アクセスと時分割で設定値保持部
142としてのシングルポートラム(図2では設定値保
持部141としてのデュアルポートラム)にアクセスで
きるので、アクセスの衝突を回避することができ、常に
正常なフィルタ処理を行うことができる。
【0034】図4、5は本発明のセルフィルタ回路の構
成を説明する図(その1)、(その2)を示す。図2、
3で説明した実施の形態(1)、(2)の構成は選択部
160としてのセレクタ161以外は同じであるので、
実施の形態(2)でその回路構成を説明する。
【0035】VPI/VCI抽出部111は入力ATM
セルのフレームパルスFPにより初期化され、カウント
アップ動作を行うフレームカウンタFCと、フレームカ
ウンタFCの出力をデコードして各種タイミングパルス
を生成するデコーダDCと、抽出したVPI/VCI値
をラッチするラッチ回路LTから構成され、セル保持部
112は4ビットのパラレルデータを8ビットのパラレ
ルデータに変換する4/8変換回路(図中4/8と示
す)と、8ビットのデータを保持するフリップフロップ
回路FFと、8ビットのデータを書き込むランダムアク
セスメモリRAMとライトアドレスを生成するアドレス
カウンタACTRと、ランダムアクセスメモリRAMか
ら出力した8ビットのパラレルデータを4ビットのパラ
レルデータに変換する8/4変換回路(図中8/4と示
す)から構成され、ランダムアクセスメモリRAMは1
セル分の容量をもち、VPI/VCIの比較判定を行っ
ている間、ATMセルデータを保持する。
【0036】タイミング生成回路121はタイミングカ
ウンタTCTRとデコーダDCから構成され、タイミン
グパルスTD、TE、TFを比較判定部131、リード
アドレスカウンタ122、および、CPUデータ保持部
152へ送出する。リードアドレスカウンタ122はア
ドレスカウンタACTRとインバータINVで構成され
比較判定を行うためのリードアドレスRADRとリード
信号XREを生成し選択部160としてのセレクタ(図
中SELと示す)161へ出力している。
【0037】セレクタ161は比較判定のためのアクセ
ス(リードアドレスRADRとリード信号XRE)とC
PU400側のアクセス(、)を選択している。設
定値保持部142としてのシングルポートラムは設定値
の保持を行う。比較判定部131は排他的論理和回路X
OR、否定論理和回路NOR、論理和回路OR、論理積
回路AND、インバータINV、フリップフッロップ回
路FFから構成され入力ATMセルから抽出したVPI
/VCI値と設定値保持部142から読み出した設定値
との比較を行いその結果をフィルタ回路132に通知す
る。フィルタ回路132はアドレスカウンタACTR、
デコーダDC、フリップフロップ回路FFおよび論理和
回路ANDから構成され比較判定結果の通知を受け、セ
ル保持部112のランダムアクセスメモリRAMに保持
されたセルデータを読み出すためのリードアドレスRA
DRとリード信号XREを出力し、セルデータの通過廃
棄を行いATMセルとフレームパルスを出力する。
【0038】クッロク乗換え部151はエッジ検出回路
EDETとフリップフロップ回路FFから構成されCP
Uリード信号CPUR、CPUライト信号CPUWの立
ち下がりエッジを検出しCPUデータ保持部152に出
力するとともに、設定値保持部142からのリードデー
タをフリップフロップ回路FFでラッチしCPUリード
データCPURDとして出力する。CPUデータ保持部
152はフリップフロップ回路FF、論理和回路OR、
論理積回路AND、否定論理積回路NAND、エッジ検
出部EDET、カウンタCTR、デコーダDCおよびイ
ンバータINVから構成され、クッロク乗換え部151
からの入力によりCPUアドレスCPUADRとCPU
ライトデータCPUWDをラッチして出力するととも
に、設定値保持部142に対するリード信号とライト信
号を生成する。図4、5において、丸付き数字は、同じ
数字の丸付き数字に接続される。
【0039】図6はATMセルフォーマットを説明する
図を示す。本発明においては、データは4ビットのパラ
レルデータとして処理するので、VPI/VCIは2〜
7列の24(6×4)ビットに書き込まれている。
【0040】図7は本発明の設定値保持部のアドレスマ
ップを示す。本発明では、VPI/VCIをアドレス0
〜63に書き込み保持するので、64種類までのVPI
/VCIの設定が可能である。
【0041】図8は本発明の比較判定アクセスとCPU
アクセスの時間割当てを設定する図を示す。図6で説明
したように本発明では、ATMセルを4ビットパラレル
のデータとして処理するので、0〜105の106個の
データとなる。本発明ではATMセル1到着時間(10
6クロック間)に、入力VPI/VCI値と設定値保持
部141、142に設定された64種類の設定値との比
較行う。比較判定アクセスとCPUアクセスの時間割当
ては、図に示すように0〜31の32クロックで32種
類との比較を行い、次の32〜52の21クロック間は
CPUアクセスに使用し、次の53〜84の32クロッ
クで残りの32種類との比較を行い、最後の85〜10
5の21クロックをCPUアクセスに割り当てる。図の
VPI/VCI比較時間とCPUアクセス時間の割当て
は任意に行うことが可能であり、図に示した割当て時間
に限定されるものではない。
【0042】図9は本発明のVPI/VCI抽出部11
1のタイムチャートを示す。フレームパルスFPに同期
してATMセルが入力され、フレームカウンタFCをフ
レームパルスFPでロードし、カウントアップを開始す
る。フレームカウンタFCをデコーダDCでデコードす
ることにより、ラッチタイミングとタイミングパルスT
A、TB、TCを生成する。VPI/VCIは図6で説
明したようにATMセルのb〜gに書き込まれているの
で、ラッチ回路LTはラッチタイミングでVPI/VC
I値を抽出し、抽出したVPI/VCI値をラッチす
る。
【0043】図10は本発明のセル保持部のライトタイ
ムチャートを示す。4/8変換回路4/8で4ビットの
データを8ビットのパラレルデータに変換し、タイミン
グパルスTAによりフリップフロップ回路FFを介し
て、ランダムアクセスメモリRAMに書き込む。また、
タイミングパルスTBで7ビットのアドレスカウンタA
CTRをロードしてカウントアップを行い、上位6ビッ
トをライトアドレスWAとし、最下位の1ビットをラン
ダムアクセスメモリRAMのライトイネーブル信号XW
Eとして出力する。
【0044】図11は本発明のタイミング生成回路、リ
ードアドレスカウンタ、設定値保持部のアクセスタイム
チャートを示す。タイミング生成回路121のタイミン
グカウンタTCTRはタイミングパルスTCによりロー
ドされカウントアップを行う。デコーダDCはカウント
値をデコードしタイミングパルスTD、TE、TFを生
成する。リードアドレスカウンタ122のアドレスカウ
ンタACTRはタイミングパルスTCによりロードを行
い、タイミングパルスTEが「H」のときにカウントア
ップを行う。
【0045】セレクタ161は、リードアドレスカウン
タ122のタイミングパルスTEの反転信号(選択信
号)が「L」のとき、A1、A2を選択し、反転信号が
「H」のとき、B1、B2を選択して出力する。すなわ
ち、選択信号が「L」のときは、ATMセルフィルタ処
理側の比較判定アクセスであり、「H」のときはCPU
側のアクセスであることを示す。
【0046】設定値保守部142のランダムアクセスメ
モリRAMはリードアドレスRADRにしたがって、そ
のアドレス値に対応するデータd1〜d63を出力す
る。図12は本発明の比較判定部のタイムチャートを示
す。
【0047】比較判定部131の排他的論理和回路XO
Rは各ビットの比較を行い、すべてのビットが一致する
と否定論理和回路NORの出力が「H」となり、フリッ
プフロップ回路FFがその「H」をラッチし、タイミン
グパルスTDでリセットされる。図の比較判定部FF出
力は、ランダムアクセスメモリRAMのアドレス「3」
に書き込まれたVPI/VCI(d3)がATMセルか
ら抽出したVPI/VCIに一致して「H」にセットさ
れた動作を示す。
【0048】図13に本発明のフィルタ回路とセル保持
部のリードタイムチャートを示す。フィルタ回路132
の7ビットのアドレスカウンタACTRはタイミングパ
ルスTDによりロードされ、カウント値をセル保持部1
12に出力する。また、カウント値をデコーダDCでデ
コードすることによりフレームパルスFPを生成して出
力する。フィルタ処理は比較判定部131の出力をフリ
ップフロップ回路FFでラッチし、ATMセルを通過廃
棄する信号として使用する。フィルタ処理を行う論理和
回路ANDはフリップフロップ回路FFの出力が「H」
のときはATMセルを通過させ、「L」のときはATM
セルのデータをすべて「0」にして出力することにより
廃棄処理を行う。
【0049】セル保持部112のリード側では、フィル
タ回路132のアドレスカウンタACTRの出力の上位
6ビットをリードアドレスRAとしてランダムアクセス
メモリRAMに入力し、最下位の1ビットをリードイネ
ーブル信号XREとして使用する。
【0050】図14は本発明のクロック乗換え部とCP
Uデータ保持部のタイムチャートを示す。クロック乗換
え部151では、CPU400よりATMセル処理基準
クロックとは非同期で入力されるCPUリード信号CP
UR、CPUライト信号CPUWをATMセル処理基準
クロックのタイミングで立ち下がりエッジを検出して、
検出出力をCPUデータ保持部152に送出する。CP
Uデータ保持部152では、CPUライトアドレスCP
UWAとCPUライトデータCPUWDをラッチし、セ
レクタ161と設定値保持部142に出力する。タイミ
ングパルスFが「H」のとき、すなわちCPUアクセス
の時間に、フリップフロップ回路FFの出力ffが
「H」のとき、エッジ検出回路EDETにより立ち上が
りを検出して、カウンタCTRをロードする。デコーダ
DCによりカウント値が「2」のとき出力パルスを発生
し、その出力とフリップフロップ回路FFの出力ffの
論理をとり、リード信号、ライト信号を出力する。ま
た、デコーダDCの出力はフリップフロップ回路FFを
リセットする信号としても使用する。
【0051】図に示すように、タイミングパルスTEが
「H」のときはVPI/VCI値の比較判定アクセスを
行い、「L」のときはCPUアクセスが行われる。すな
わち、設定値保持部141、142への比較判定処理の
アクセスとCPUアクセスが同時に行われることがない
ようタイミングパルスTE、TFにより、アクセス時間
を割り当てるので、同時アクセスにより、正常なフィル
タ処理が行えなくなることを防止できる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、制御装置からの設定値
保持部へのアクセスを、クロック乗換えを行うことによ
りセル処理側のクロックに同期して比較判定用アクセス
と時分割でアクセスするので、誤ったセルのフィルタ処
理の発生を防止することが可能となり、信頼度の高いフ
ィルタ回路を実現できる。
【0053】さらに、セル処理の運用を停止することな
く設定値保持部へのデータ書込みが可能となるので、サ
ービス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明する図
【図2】 本発明の実施の形態を説明する図(その1)
【図3】 本発明の実施の形態を説明する図(その2)
【図4】 本発明のセルフィルタ回路の構成を説明する
図(その1)
【図5】 本発明のセルフィルタ回路の構成を説明する
図(その2)
【図6】 ATMセルフォーマットを説明する図
【図7】 本発明の設定値保持部のアドレスマップ
【図8】 本発明の比較判定アクセスとCPUアクセス
の時間割当てを説明する図
【図9】 本発明のVPI/VCI抽出部のタイムチャ
ート
【図10】 本発明のセル保持部のライトタイムチャー
【図11】 本発明のタイミング生成回路、リードアド
レスカウンタ、設定値保持部のアクセスタイムチャート
【図12】 本発明の比較判定部のタイムチャート
【図13】 本発明のフィルタ回路とセルデータ保持部
のリードタイムチャート
【図14】 本発明のクロック乗換え部とCPUデータ
保持部のタイムチャート
【図15】 光通信システムを説明する図
【図16】 加入者インタフェース装置を説明する図
【図17】 従来例を説明する図
【符号の説明】 100 セルフィルタ回路 110 識別子抽出手段 111 VPI/VCI抽出部 112 セル保持部 120 アクセス時間割当手段 121 タイミング生成回路 122 リードアドレスカウンタ 130 フィルタ手段 131 比較判定部 132 フィルタ回路 140 設定値保持手段 141、142 設定値保持部 150 データ保持手段 151 クロック乗換え部 152 CPUデータ保持部 160 選択部 161 セレクタ 100A ATM処理部 200 SDH終端部 300 光終端部 400 制御装置 10A 加入者インタフェース装置 10−i インタフェースカード 11 ATM多重分離部 12 光終端装置 20 スターカプラ 30 回線端局装置 31 低速クロスコネクト装置 32 回線接続分岐装置 33 専用回線ノード装置、高速ディジタル用加入者端
局モジュール 34 ケーブルテレビ用装置 35 ATMネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 俊行 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信するデータを所定の長さのデータ
    に分割し、分割された各データに制御情報を付加したセ
    ルのフィルタ処理を行なうセルフィルタ回路であって、 入力されたセルの識別子を抽出する識別子抽出手段と、 通信を許可する識別子を設定しておく設定値保持手段
    と、 制御装置から前記設定値保持手段に書き込む設定値を一
    時的に保持するデータ保持手段と、 前記設定値保持手段に設定された設定値と入力したセル
    から抽出された識別子を比較してフィルタ処理を行なう
    フィルタ手段と、 前記フィルタ手段が前記設定値保持手段にアクセスする
    時間と、前記制御装置が前記設定値保持手段にアクセス
    する時間を時分割で割り当てるアクセス時間割当手段を
    備えたことを特徴とするセルフィルタ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のセルフィルタ回路にお
    いて、 アクセス時間割当手段を、セル処理アクセスとして前記
    設定値保持手段にアクセスする時間と、前記制御装置が
    前記設定値保持手段にアクセスする時間を時分割で割り
    当てるタイミング生成回路と、前記タイミング生成回路
    からのタイミング信号で初期化され、カウントアップを
    行い、そのカウント値を前記設定値保持手段のリードア
    ドレスとするリードアドレスカウンタから構成したこと
    を特徴とするセルフィルタ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のセルフィルタ回路にお
    いて、 前記設定値保持手段をデュアルポートラムから構成し、
    一方のポートには、フィルタ回路への入出力を接続し、
    他方のポートには制御装置からの入出力を接続し、前記
    フィルタ手段からのアクセス時間と、前記制御装置から
    のアクセス時間を時分割で割り当てることを特徴とする
    セルフィルタ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のセルフィルタ回路にお
    いて、 前記設定値保持手段への前記フィルタ手段からのアクセ
    ス信号と、前記制御装置からのアクセス信号とを入力と
    して、その1つを前記タイミング生成回路からのタイミ
    ングパルスにより選択して出力する選択部を設け、 前記設定値保持手段をシングルポートラムで構成したこ
    とを特徴とするセルフィルタ回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011078135A (ja) * 2001-05-14 2011-04-14 Nortel Networks Ltd データストリームフィルタリング装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011078135A (ja) * 2001-05-14 2011-04-14 Nortel Networks Ltd データストリームフィルタリング装置及び方法
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