JPH11195343A - スイッチ基板 - Google Patents

スイッチ基板

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JPH11195343A
JPH11195343A JP9368657A JP36865797A JPH11195343A JP H11195343 A JPH11195343 A JP H11195343A JP 9368657 A JP9368657 A JP 9368657A JP 36865797 A JP36865797 A JP 36865797A JP H11195343 A JPH11195343 A JP H11195343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
disc spring
hole
sided adhesive
adhesive sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP9368657A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Naito
真悟 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication of JPH11195343A publication Critical patent/JPH11195343A/ja
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スイッチ部に侵入した静電気による電気回路
へのダメージを防止する。 【解決手段】 押しボタン17が片面粘着シート16を
介して皿バネ15を押圧操作することにより、第1の導
電回路パターン12と第2の導電回路パターン13とが
電気的に導通するスイッチ基板20において、片面粘着
シート16に、スイッチ部Sに進入してくる静電気の侵
入口と空気穴部16aとの間に静電気穴部16bが皿バ
ネ15から離間して形成されており、静電気穴部16b
の下方に位置するように、アースパターン18が絶縁基
板11上に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コピー機などの電子機
器に組み込まれるスイッチ基板に関し、特に静電気対策
を講じたスイッチ基板に係る。
【0002】
【従来の技術】この種のメンブレンスイッチの例を図4
乃至図5に基づいて説明する。図4は、従来のメンブレ
ンスイッチの構造を示す分解斜視図、図5は要部断面図
であるが、図中10は、PET(ポリエチレンテレフタ
レート),PEI(ポリエーテルイミド),PI(ポリ
イミド)等からなる絶縁基板1上に形成されたAgペー
ストまたは銅による導電回路パターン2,3と、絶縁基
板1上に配設されたレジスト4と、上記導電回路パター
ン2,3の一部は、それぞれスイッチ部Sを構成する第
1の接点2a,3aとして、レジスト4に形成された穴
4aから露出するように形成され、この穴4aに対設さ
れる、上方に湾曲した金属の皿バネ5と、この皿バネ5
が移動しないように絶縁基板1上に固定する片面粘着シ
ート6と、皿バネ5の押圧動作が円滑に行われるよう
に、この片面粘着シート6の皿バネ5の周縁に位置する
部分に設けられた空気穴部6aからなるスイッチ基板で
ある。
【0003】このスイッチ基板10の上方には押しボタ
ン7が配設されており、例えばコピー機などの電子機器
Aの操作部Bに組み込まれた押しボタン7を手指で押圧
操作することによって、スイッチ基板10の第1の接点
2aと第2の接点3aとが導通接続され、電子機器Aの
スイッチがオン状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のスイッチ基板10では、次のような不都合があ
る。すなわち、図4および図5で示す電子機器Aと、そ
の操作部Bとの間には、構造上やむをえなく形成される
隙間Cが存在する場合があるが、押しボタン7を押圧す
る際に、操作者に帯電する静電気が隙間Cから侵入し、
スイッチ基板10の空気穴部6aに入った後、金属から
なる皿バネ5を経由して導電回路パターン2および3に
流れてしまうのである。
【0005】このため、導電回路パターン2,3等が構
成する電気回路がダメージを受けてしまうという課題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明にお
いて請求項1に記載される、絶縁基板上に、表面に金属
膜を有する少なくともスイッチ部を構成する第1および
第2の導電回路パターンが形成されており、スイッチ部
が露出するような穴を有するレジストが絶縁基板上に配
設され、上方に湾曲した皿バネが露出したスイッチ部に
対設され、皿バネは移動しないように片面粘着シートで
絶縁基板上に固定されており、皿バネの押圧動作が円滑
に行われるように皿バネの周縁に位置する片面粘着シー
トに空気穴部が設けられ、皿バネの上方に位置する押し
ボタンが片面粘着シートを介して皿バネを押圧操作する
ことにより、第1の導電回路パターンと第2の導電回路
パターンとが電気的に導通するスイッチ基板において、
片面粘着シートに、スイッチ部に進入してくる静電気の
侵入口と、空気穴部との間に静電気穴部が皿バネから離
間して形成されており、静電気穴部の下方に位置するよ
うに、アースパターンが絶縁基板上に形成されているこ
とを特徴とするメンブレンスイッチによって解決され
る。
【0007】また、上記課題は、本発明の請求項3に記
載される、静電気穴部および空気穴部は、片面粘着テー
プの端部に形成された切り欠きであることを特徴とする
スイッチ基板によって解決される。
【0008】上記請求項1のスイッチ基板によれば、ス
イッチ基板に侵入した静電気は絶縁基板上のアースパタ
ーンに導かれる。
【0009】上記請求項2のスイッチ基板によれば、材
料費を節約でき、成形加工の容易なテープにより、容易
に静電気を絶縁基板上のアースパターンに導くことがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明における第一の実施
の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に
係るスイッチ基板の一実施形態を示す分解斜視図である
が、図中、20は、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト),PEI(ポリエーテルイミド),PI(ポリイミ
ド)等からなる絶縁基板11上に形成されたAgペース
トまたは銅により形成される導電回路パターン12,1
3と、絶縁基板11上に配設されたレジスト14と、上
記導電回路パターン12,13の一部は、それぞれスイ
ッチ部Sを構成する第1の接点12a,13aとして、
絶縁シート14に形成された穴14aから露出するよう
に形成され、この穴14aに対設される、上方に湾曲し
た金属の皿バネ15と、この皿バネ15が移動しないよ
うに絶縁基板11上に固定する片面粘着シート16と、
皿バネ15の押圧動作が円滑に行われるように、この片
面粘着シート16の皿バネ15の周縁に位置する部分に
設けられた空気穴部16aと、スイッチ部Sに進入して
くる静電気の侵入口との間に皿バネ15から離間して片
面粘着シート16に設けられた静電気穴部16bと、静
電気穴部16bの下方に位置するように、絶縁基板上に
形成されているアースパターン18を有するスイッチ基
板である。
【0011】このスイッチ基板20の上方には,従来と
同様に、押しボタン17が配設されており、例えばコピ
ー機などの電子機器Aの操作部Bに組み込まれた押しボ
タン17を手指で押圧操作することによって、スイッチ
基板20の第1の接点12aと第2の接点13aとが導
通接続され、電子機器Aのスイッチがオン状態になる。
【0012】上述のような、本発明の実施の形態におけ
るスイッチ基板が従来と違う点は、押しボタン17を押
圧する際に隙間Cから侵入する、操作者に帯電する静電
気が空気穴部16aに侵入しないように、空気穴部16
aと隙間Cとの間に静電気穴部16bが片面粘着シート
16に空けられている点と、この静電気穴部16bの下
方に位置する絶縁基板11上にアースパターン18が形
成されている点である。
【0013】すなわち、図1および図2に示すように、
例えばコピー機などの電子機器Aの操作部Bにメンブレ
ンスイッチ20が組み込まれ、特に押しボタン17か
ら、電子機器Aと操作部Bとの隙間Cとの距離X,Yに
関して、X>Y、すなわち空気穴部16aが隙間Cから
最も離れた位置に設けられ、静電気穴部16bは、空気
穴部16aと隙間Cとの間に設けられている場合には、
より効果的に静電気をアースパターンに落とすことがで
きる。
【0014】上記アースパターン18は、導電回路パタ
ーン12,13が絶縁基板11上に印刷などにより形成
される工程と同時に形成されることにより、追加工程を
要することなく形成され、絶縁基板11に配設される絶
縁シート14には、アースパターン18に対応する穴1
4bが形成されて露出するように形成されている。
【0015】次に、図3を用いて本発明における第二の
実施の形態を説明する。なお、図1、図2と同じ部分に
は同符号を付し、その詳細な説明は省略する。図3中、
26aは、片面粘着テープ26に形成された空気穴部で
あり、26bは、静電気穴部である。
【0016】本実施の形態において、第一の実施の形態
と相違する点は、皿バネ15が移動しないように絶縁基
板11上に固定する片面粘着シート16は、絶縁基板1
1と略同じ大きさのシート状である点に対し、皿バネ1
5より僅かに幅広のテープ状の片面粘着テープ26と
し、空気穴部26a、静電気穴部26bのそれぞれが、
片面粘着シート16の中央ではなくて端部に位置し、実
質的に切り欠きとなっている点である。
【0017】これにより、片面粘着シートの材料を節約
できるとともに、それぞれの穴部26a、26bの成形
加工が容易になる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
におけるスイッチ基板では,静電気が空気穴部から侵入
して皿バネに達することがなく、容易に静電気穴部から
アースパターンに落ちるため、導電回路パターンが構成
する電気回路は守られる。
【0019】また、静電気穴部および空気穴部が片面粘
着テープの端部に形成された切り欠きである場合には、
片面粘着テープにより材料費が節約でき、成形加工の作
業性がよく、より容易に静電気の電気回路への侵入を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチ基板の第一の実施形態を
示す分解斜視図。
【図2】図1の要部拡大平面図。
【図3】本発明に係るスイッチ基板の第二の実施形態を
示す要部平面図。
【図4】従来のスイッチ基板の例を示す分解斜視図。
【図5】従来のスイッチ基板の例を示す要部断面図。
【符号の説明】
10,20 スイッチ基板 11 絶縁基板 12,13 導電回路パターン 14 レジスト 14a,14b 穴 15 皿バネ 16 片面粘着シート 16a,26a 空気穴部 16b,26b 静電気穴部 17 押しボタン 18 アースパターン 26 片面粘着テープ S スイッチ部 A 電子機器 B 操作部 C 隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に、表面に金属膜を有する少
    なくともスイッチ部を構成する第1および第2の導電回
    路パターンが形成されており、前記スイッチ部が露出す
    るような穴を有するレジストが前記絶縁基板上に印刷さ
    れ、上方に湾曲した皿バネが前記露出したスイッチ部に
    対設され、前記皿バネは移動しないように片面粘着シー
    トで前記絶縁基板上に固定されており、前記皿バネの押
    圧動作が円滑に行われるように前記皿バネの周縁に位置
    する前記片面粘着シートに空気穴部が設けられ、前記皿
    バネの上方に位置する押しボタンが前記片面粘着シート
    を介して皿バネを押圧操作することにより、前記第1の
    導電回路パターンと第2の導電回路パターンとが電気的
    に導通するスイッチ基板において、 前記片面粘着シートに、前記スイッチ部に進入してくる
    静電気の侵入口と、前記空気穴部との間に静電気穴部が
    前記皿バネから離間して形成されており、前記静電気穴
    部の下方に位置するように、アースパターンが前記絶縁
    基板上に形成されていることを特徴とするスイッチ基
    板。
  2. 【請求項2】 前記静電気穴部および前記空気穴部は、
    前記片面粘着テープの端部に形成された切り欠きである
    ことを特徴とする請求項1乃至2記載のスイッチ基板。
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