JPH11195052A - 設計支援装置 - Google Patents

設計支援装置

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JPH11195052A
JPH11195052A JP9366626A JP36662697A JPH11195052A JP H11195052 A JPH11195052 A JP H11195052A JP 9366626 A JP9366626 A JP 9366626A JP 36662697 A JP36662697 A JP 36662697A JP H11195052 A JPH11195052 A JP H11195052A
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sheet
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Osamu Takehira
竹平  修
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の小型化に伴いシート状物の搬送機構の設
計が困難になってきている。そこで、シート状物の挙動
を正確にシミュレートできるようにして設計を支援す
る。 【解決手段】シミュレーション処理部11はシート状物
を解析モデルとして、そのシート状物が搬送される過程
をシミュレートする。搬送力算出部12はシート状物を
正常に搬送するために必要な搬送力を算出する。表示処
理部14はシミュレーションの実行に入力した情報とそ
のシミュレートの結果得られたシート状物が搬送される
過程を示す幾何形状とシート状物を正常に搬送するため
に必要な搬送力を描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は設計した内容に対して
シミュレーションを行ないその結果を表示する設計支援
装置、特にシート状物を解析モデルとしてシミュレーシ
ョンを行なう装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年コンピュータ装置の性能向上に伴
い、機械設計のための一手法としてコンピュータ装置を
用いたシミュレーションが広く行なわれるようになって
きた。
【0003】設計段階において、実際に物を作る前から
さまざまな条件で設計物の機能を検討することは、試作
品を作り試験を行なう工数を低減でき、開発期間及び費
用を低減できる。これは、企業活動に対して有益である
のみならず、資源の節約等の面から、地球環境に対する
配慮もできるようになり、その重要性は高い。
【0004】現在、多くのシミュレーションプログラム
が市販されているが、これらは汎用的なシミュレーショ
ンプログラムであるので、使いづらかったり又は機能が
不足している場合がある。したがって、特定の現象だけ
を解析する場合には専用の解析システムを用いた方が効
率良く解析できると共に、どの設計者でも容易に操作で
きるようにすることができる。
【0005】上記専用の解析システムとしては、例えば
特開平8-129578号公報に掲載した骨組構造物の応答シ
ミュレーション表示システム等がある。特開平8-12957
8号公報に掲載した骨組構造物の応答シミュレーション
表示システムにおいては、骨組構造物の揺れの状態を示
す動画と各接点等の物理量を示すグラフとを同期させて
表示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8-129578号公報に掲載した骨組構造物の応答シミュレ
ーション表示システムは骨組構造物に対するものであ
り、複写機、プリンタ装置、原稿送り装置又は印刷装置
等の中で搬送される用紙等のシート状物の挙動をシミュ
レートするには、同様にしてシート状物の挙動を専用に
シミュレートする装置を開発することが望ましい。
【0007】特に、シート状物が目的位置までスムーズ
に到達することは、シート状物の搬送性能の中における
基本性能である。一般にシート状物は搬送ローラに挟ま
れて送り出され、その先端部が次ぎの搬送ローラに挟ま
れることにより搬送される。最近のダウンサイジングの
流れでは機器が小型化しているのに、その反面いろいろ
な機器を盛り込む多様性は上昇している。したがって、
小スペースの中をシート状物を任意の位置に方向を変え
て搬送することは、以前に比べ難問題となり、シート状
物を急激に変形させなければならなかったりする。用紙
を任意の位置に搬送するには、方向を変えていく必要が
ある。一般的には、搬送をガイドする任意面(平面、曲
面含む)に用紙先端を突き当て案内していく。この時、
シート状物の先端部はガイド板と接触し摩擦力を受け滑
っていくが、シート状物の変形量を大きくするには、そ
れだけ大きな圧力をシート状物からガイド板に加えるこ
とになる。シート状物からガイド板に加える圧力が大き
くなると、それだけ大きな摩擦力が発生し、その分搬送
力を大きくする必要がある。このため、シート状物を予
め定めた速度で搬送するために必要な搬送力を予めシミ
ュレーションしておくことが重要である。
【0008】この発明はかかる問題を解消するためにな
されたものであり、複写機、プリンタ装置、原稿送り装
置又は印刷装置等の中で搬送される用紙等のシート状物
の挙動を効率良くシミュレートすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る設計支援
装置は、シート状物を解析モデルとして、そのシート状
物が搬送される過程を時刻毎にシミュレートし、シミュ
レーションの実行条件として入力した情報とそのシミュ
レートの結果得られたシート状物が搬送される過程を示
す幾何形状とそのシート状物を搬送するために必要な搬
送力の算出結果とを描画して、シート状物の搬送過程が
適性か否かを検討することができるようにする。
【0010】さらに、描画された幾何学形状に対する操
作を入力して、上記検討結果を直ちにシミュレーション
結果に反映できるようにする。
【0011】さらに、上記シート状物を搬送するために
必要な搬送力の算出結果をユーザの指示に応じてファイ
ル化して記憶して、必要な搬送力の時間変化を詳細に検
討できるようにする。
【0012】さらに、上記シート状物を搬送するために
必要な搬送力の算出結果の時間変化をグラフ表示して、
搬送するために必要な搬送力の時間変化を目視で確認で
きるようにする。
【0013】さらに、上記シート状物を搬送するために
必要な搬送力の算出結果の時間変化に対応するグラフと
任意の時刻における上記シート状物が搬送される過程を
示す幾何学形状とを表示し、シート状物が搬送される過
程を示す幾何学形状の時刻と同時刻におけるシート状物
を搬送するために必要な搬送力の算出結果のグラフ上の
位置をマーキングして、シート状物が搬送される過程を
示す幾何学形状と必要な搬送力のグラフとを容易に同期
して確認できるようにする。
【0014】さらに、上記シート状物を搬送するために
必要な搬送力の比較値を予め入力し、算出した搬送力と
予め入力した搬送力の比較値を比較し、算出した搬送力
が予め入力した搬送力の比較値より大きい場合に警告を
出力して判断基準を統一できるようにする。
【0015】さらに、上記シート状物と他の構造物との
摩擦係数及び加圧力を入力し、入力した摩擦係数及び加
圧力とを掛け合わせた値を搬送力の比較値とする。
【0016】さらに、上記シート状物を搬送するために
必要な搬送力の比較値を予め入力し、ゼロから入力した
比較値まで範囲を複数の範囲に予め分割し、算出した搬
送力が予め分割したどの範囲に入るかを判別し、どの範
囲に入るかの判別結果に応じて算出した搬送力の評価を
行ないその評価結果を出力して、さらに詳細に判断でき
るようにする。
【0017】さらに、シミュレーション実行条件のパラ
メータとしてシート状物の種類に応じた特性値、搬送機
構の材質に応じた特性値、搬送速度、温度及び湿度を入
力し、入力したパラメータを基にシート状物を搬送する
ために必要な搬送力の比較値を求め、求めた比較値まで
のゼロからの範囲を複数の範囲に予め分割し、算出した
搬送力を搬送力の比較値及び分割して得た範囲を用いて
補正補正して、設計に用いる値を基にさらに正確な比較
値を求めることができると共にその比較値等を基に正確
な搬送力を求める。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の設計支援装置は、複写
機、プリンタ装置、原稿送り装置又は印刷装置等の中で
搬送される用紙等のシート状物が搬送される過程を示す
幾何形状とシート状物を予め定めだ速度で搬送するため
に必要な搬送力を表示して、シート状物の挙動を効率良
くシミュレートし、設計工数等の低減を図るものであ
る。
【0019】設計支援装置は、例えば操作入力部、表示
部、データメモリ、外部記憶装置、基準範囲算出部、シ
ミュレーション処理部、角度算出部、比較処理部、表示
処理部及び同期処理部を有し、外部記憶装置を接続す
る。操作入力部は、例えばシミュレーション実行条件の
パラメータとして解析モデルであるシート状物の種類に
応じた特性値、搬送速度、温度環境及び湿度環境のデー
タ等並びにシート状物が他の構造物に対して接触する角
度の比較値等を入力する。表示部はシミュレーション処
理結果等を表示する。データメモリは操作入力部を介し
て入力したシート状物の特性値等及び接触角度の比較値
を記憶する。基準範囲算出部は、操作入力部を介して予
め入力したシート状物の種類に応じた特性値、搬送速
度、温度環境及び湿度環境のデータ等を基にして、ゼロ
から接触角度の比較値までの値の範囲を複数の領域、例
えばNG(ノーグッド)領域と危険領域と注意領域と安
全領域に分割する。
【0020】シミュレーション処理部はシート状物を解
析モデルとして、そのシート状物が搬送される過程を時
刻毎にシミュレートする。搬送力算出部は、例えば搬送
力を変位とした連立方程式をといてシート状物を搬送す
るために必要な搬送力を算出する。比較処理部は搬送力
算出部が算出した搬送力と基準範囲算出部が算出した値
の範囲とを比較し、搬送力算出部が算出した搬送力が基
準範囲算出部が算出したどの範囲に入るかを判別して、
その搬送力の評価を行なう。表示処理部はシミュレーシ
ョン処理部のシミュレーション結果及び比較処理部の評
価結果などを処理し、表示部から表示する。同期処理部
は任意の時刻においてシート状物が搬送される過程を示
す幾何学形状と搬送力の算出結果の時間変化に対応する
グラフを表示している際に、シート状物が搬送される過
程を示す幾何学形状の時刻と同時刻における搬送力のグ
ラフ上の位置をマーキングする。
【0021】外部記憶装置はシミュレーション処理結果
などを各シュミレーション時刻毎に記憶する。
【0022】上記のように構成することにより、複写機
等の中でシート状物が搬送される過程を示す幾何形状と
シート状物を搬送するために必要な搬送力とをシミュレ
ートすることができ、試作品等を製作しなくとも正確に
シート状物の挙動を知ることができる。
【0023】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の設計支援装置1
の構成図である。設計支援装置1は、例えば図に示すよ
うに、主制御部3、操作入力部4、表示部5、プログラ
ムメモリ6、データメモリ7、外部記憶インターフェイ
ス(以後、「外部記憶I/F」という。)8、比較値算
出部9、基準範囲算出部10、シミュレーション処理部
11、搬送力算出部12、比較処理部13、表示処理部
14及び同期処理部15を有する。
【0024】主制御部3は設計支援装置1全体の制御を
する。操作入力部4は、例えばシミュレーション実行条
件のパラメータとして解析モデルであるシート状物の種
類に応じた特性値、搬送機構の材質に関する特性値、搬
送速度、温度環境及び湿度環境のデータ等を入力する。
ここで、シミュレーション実行条件のパラメータには、
例えばシート状物に関するものとして、シート状物の種
類及び形状(ヤング率、厚さ、幅及び密度等)等があ
り、搬送機構に関するものとして、搬送ローラの材質の
種類、表面製、劣化度及び加圧力等がある。表示部5は
シミュレーション処理結果等を表示する。プログラムメ
モリ6は、システム制御プログラム及びシミュレーショ
ン・プログラム等を記憶する。データメモリ7は、例え
ばシミュレーション条件記憶部71と比較値記憶部72
とを備える。シミュレーション条件記憶部71は操作入
力部4を介して入力したシート状物の特性値等のシミュ
レーション実行条件のパラメータを記憶する。比較値記
憶部72は予めシート状物の搬送力の比較値を記憶す
る。外部記憶I/F8は外部記憶装置2を制御して、外
部記憶装置2にシミュレーション処理結果等を各シュミ
レーション時刻毎に記憶する。
【0025】比較値算出部9はシミュレーション条件記
憶部71に記憶したシミュレーション実行条件のパラメ
ータとして操作入力部4から入力した、例えばシート状
物の種類に応じた特性値、搬送機構の材質に応じた特性
値、搬送速度、温度及び湿度を基にシート状物を搬送す
るために必要な搬送力の比較値を求め、比較値記憶部7
2に記憶する。ここで、比較値算出部9は、シート状物
と他の構造物との摩擦係数にシート状物が他の構造物に
加える加圧力を掛けてシート状物を搬送するために必要
な搬送力の比較値を求めても良い。
【0026】基準範囲算出部10は、シミュレーション
条件記憶部71に記憶したシミュレーション実行条件の
パラメータを基にして、ゼロから接触角度の比較値まで
の値の範囲を複数の領域、例えばNG(ノーグッド)領
域と危険領域と注意領域と安全領域に分割する。分割す
る方法としては、例えば比較値を1とした場合に0.7〜
1.0をNG領域、0.5〜0.7を危険領域、0.25〜0.50を注
意領域、0.25未満を安全領域とする。
【0027】シミュレーション処理部11はシート状物
を解析モデルとして、そのシート状物が搬送される過程
を時刻毎にシミュレートする。ここで、複写機、プリン
タ装置、原稿送り装置及び印刷装置等の中を搬送される
用紙等のシート状物の挙動をシミュレーションするに
は、シート状物の運動を記述する運動方程式を解く必要
がある。この運動方程式を解くには、空間と時間とをそ
れぞれ有限の量として代数式に近似し、その連立方程式
を解くことになる。空間を代数式に近似するには差分法
及び有限要素法等がある。時間を代数式に近似するに
は、ルンゲックッタ法、線形加速度法(ニューマックの
ベータ法を含む。)、ウィルソンのシータ法及びフーボ
ルト法等がある。
【0028】搬送力算出部12は、例えば搬送力が変数
として組み込まれている連立方程式を解いて、シート状
物を搬送するのに必要な搬送力を求める。比較処理部1
3は搬送力算出部12が算出した搬送力と基準範囲算出
部10が算出した値の範囲とを比較し、搬送力算出部1
2が算出した搬送力が基準範囲算出部10が算出したど
の範囲に入るかを判別して、その接触角度の評価を行な
う。表示処理部14はシミュレーション処理部11のシ
ミュレーション結果及び比較処理部13の評価結果等を
処理し、表示部5から表示する。同期処理部15はシー
ト状物が搬送される過程を示す幾何学形状の時刻が搬送
力のグラフ上のどの位置に対応しているかを示す位置に
マーキングする。
【0029】上記構成の設計支援装置1の動作を、図2
のフローチャートを参照して説明する。
【0030】シミュレーションを開始し、ユーザが搬送
ガイドの形状及び座標値等の搬送ガイドデータ並びにシ
ート状物のヤング率、厚さ及び幅等から定まる剛性等の
各種の特性データを操作入力部4から入力し、さらに、
計算に必要なパラメータ等を入力して、シミュレーショ
ン条件を入力すると(ステップS1)、比較値算出部9
は操作入力部4から入力したパラメータを基に搬送力の
比較値を算出する。基準範囲算出部10は、ゼロから比
較値算出部9が算出した搬送力の比較値までの範囲を複
数の領域に分割する。シミュレーション処理部11は、
所定の変数等に値を代入する等して、搬送ガイドとシー
ト状物のモデリングを行う(ステップS2)。次ぎに、
シミュレーション処理部11は、前回のサンプリングタ
イミングにおける時刻Tnに前回のサンプリングタイミ
ングから今回のサンプリングタイミングまでの時間Δt
を加算して、今回のサンプリングタイミングにおける時
刻Tn+1を算出する(ステップS3)。さらに、シミュ
レーション処理部11はシート状物と搬送ガイドの接触
を判定し(ステップS4)、これを基に全体の連立方程
式を作成する(ステップS5)。この計算はマトリック
ス演算となり、シート状物及び搬送ガイドの任意位置で
の変位(もしくは新規座標値)から両者が接触している
か否かを判断し、両者が接触していればそこで作用し合
う接触力(抗力と摩擦力)を計算して、シート状物の状
態を算出する(ステップS6)。ここで、シミュレーシ
ョン処理部11では、初期状態から任意時間後のシート
状物の状態を順次計算していく。例えばn+1番目のサ
ンプリングタイミングに対する計算はn番目のサンプリ
ングタイミングにおける計算結果を基に行う。さらに、
この計算は、非線形解析であるために、以下に示すよう
に結果が収束するまで反復して行うことになる。
【0031】シミュレーション処理部11がシート状物
と搬送ガイドが接触していると判別すると、搬送力算出
部12はシート状物を搬送するために必要な搬送力を算
出する(ステップS7,S8)。
【0032】シミュレーション結果が収束していない場
合は(ステップS9)、時間差Δtを再計算して(ステ
ップS10)、再び計算処理(ステップS3〜S8)を
実行する。
【0033】シミュレーション結果が収束している場合
は(ステップS9)、表示処理部14は、図3に示すよ
うにシミュレートの結果得られた数値を処理してそのシ
ート状物Fが搬送される過程を示す幾何形状をシミュレ
ーションの実行条件として入力した情報と共に表示部5
に描画し、さらにシート状物Fの先端部が、例えばロー
ラA,B及びガイドC,D,E等の他の構造物と接触す
る場合は、このシート状物Fを搬送するために必要な搬
送力を表示する(ステップS11)。図中領域51は指
示入力領域を示し、この領域内に表示されている指示
を、マウス等を用いてユーザが指定することにより、指
示入力することができる。例えばユーザがマウスを用い
てポインタの位置を文字「ファイル」の表示部分まで移
動した後に、マウス上のスイッチをクリックして文字
「ファイル」の指定入力を行なうと、設計支援装置1
は、そのシミュレーション結果(データ)をファイル形
式にして、外部記憶I/F8を介してそれを外部記憶装
置2に書き出す。また、領域52はシート状物Fが搬送
される過程を示す幾何学形状を示し、領域53は経過時
間を示し、領域54は、サンプリング時刻及び搬送速度
等の計算に使用したパラメータ等のシミュレーション条
件を表示する。
【0034】領域55は領域2で示すような状態にある
シート状物Fを予め定めた速度で搬送するために必要な
搬送力の算出結果を数値形式で表示する。これにより、
機器内の搬送ガイドC,D,Eに沿ってシート状物Fを
予め定めた速度で搬送するために必要な搬送力が可視化
され、研究者及び設計者には視覚的に計算結果を把握す
ることができる。図では、このシート状物Fの変形状態
を示す幾何学形状として、2次元的な描画がされてい
る。2つの搬送ローラーA,Bの左側よりシート状物F
が搬送され、搬送ガイドC,Dにガイドされて、シート
状物Fが変形している様子が描画されている。領域56
は、シミュレーション結果で得た搬送力と時刻を外部記
憶装置2に記憶する際に用いる領域であり、マウス(不
図示)等のポインティングデバイスでこの領域56を指
し示し、マウス上のボタンをクリックすることで、シミ
ュレーション結果で得た搬送力と時刻をファイル化して
外部記憶装置2に記憶する指示をする。シミュレーショ
ン結果で得た搬送力と時刻をファイル化して記憶するこ
とにより、そのシミュレーション結果で得た搬送力と時
刻を後に詳細に検討することができる。
【0035】領域57には、描画用ボタン群を表示す
る。これらの描画用ボタンをマウスカーソルでクリック
することで時系列のシュミレーション結果がアニメーシ
ョンとして描写される。この描画ボタンには、時刻の順
方向又は逆方向に連続的に描画したり、順方向又は逆方
向に1ステップづつ描画したりするボタンなどがある。
また、連続描画中に変形図を静止したい時のポーズボタ
ン等もある。これらのボタンを用いて描画することで、
シート状物Fの変形のアニメーション操作を行なうこと
ができ、特に検討したいシート状物Fの状態をじっくり
と観察することができる。
【0036】さらに、シート状物Fと搬送ガイドA,B
が接触する箇所と接触時に作用し合う力の分力として抗
力と摩擦力が矢印G,H,K,Lで表示されている。ま
た、この矢印G,H,K,Lの長さは所定の変換係数に
て描画されているので、矢印の大きさを比較すること
で、多点接触時の最も強く接触する箇所などを可視化す
ることができる。
【0037】ここでは、表示領域を各領域51〜57を
区切ったが、ウインドニングして各領域51〜57を異
なったウィンドウに分散さしても良い。また、各領域毎
に一つの子ウィンドウを生成して、ウィンドウ間にてデ
ータをやり取りすることでこのような機能を持たせても
良い。
【0038】設計支援装置1は、終了時刻に達していれ
ば処理を終了し、達していなければ(ステップS1
2)、次のサンプリングタイミングまでの時間△tを再
計算し(ステップS10)、シミュレーションを行う
(ステップS3〜S8)。
【0039】また、反復計算でも収束しないと判断した
場合は、このステップで使用した時間ステップより小さ
く再設定し(ステップS10)、収束するまで上記処理
(ステップS3〜S8)を繰り返す。
【0040】ここで、上記シミュレーションは3次元解
析、2次元解析の両シミュレーションを対象としてい
る。
【0041】このように、シート状物Fの搬送状況をシ
ュミレートし、実際の機器を製作する前に良好な機能が
選られることを確認し、試験的な製作などを減らすこと
で開発コスト及び開発期間の削減をすることができる。
【0042】次ぎに、上記のようにファイル化して外部
記憶装置2に記憶したデータを再び表示して、詳細に検
討する場合の動作の一例を、図5のフローチャートを参
照して説明する。
【0043】例えばユーザが外部記憶装置2に記憶した
データを再び表示する指示を入力すると、表示処理部1
4は外部記憶装置2からシミュレーション結果を読み出
し(ステップS21)、描画のための処理を行なった後
に(ステップS22)、図5に示すように領域52にシ
ート状物Fが搬送される過程を示す幾何形状を描画する
(ステップS23)。
【0044】図に示すようにシート状物Fの先端部と搬
送ガイドDとが接触している場合は(ステップS2
4)、搬送力算出部12はシート状物Fを予め定めた速
度で搬送するために必要な搬送力を算出して(ステップ
S25)、図5のPで示すように領域58に表示する
(ステップS26)。ここで、領域58は、シート状物
Fを搬送するために必要な搬送力の算出結果の時間変化
に対応するグラフPを表示する領域である。このよう
に、シート状物Fを搬送するために必要な搬送力をグラ
フ表示するので、必要な搬送力の時間変化を目視で確認
することができる。
【0045】さらに、表示処理部14は、図5のU,
V,X,Yで示すように基準範囲算出部10が算出した
各領域(NG領域と危険領域と注意領域と安全領域)を
表示部5の領域58上にグラフPと共に表示するので、
ユーザは算出した搬送力がどのような状態(NG状態、
危険状態、注意状態又は安全状態)における搬送力かを
容易に知ることができる。また、算出した搬送力がどの
ような状態における搬送力か自動的に表示するので、搬
送力の評価を一定基準で行なうことができる。
【0046】さらに、同期処理部15は、領域52に示
したシート状物Fが搬送される過程を示す幾何形状が、
領域58に表示したグラフP上のどの位置に対応するの
かを示すために、図に示すようにマークRをグラフP上
に設ける(ステップS27)。このように、グラフP上
にマークRをマーキングするので、ユーザはその対応を
容易に判断することができる。ここで、マーク付けは該
当する時刻に対応する場所に縦線を示しても良いし、そ
の箇所の色を異なった色で表示するようにしても良い。
また、図に示すように丸印のマークRと縦線と横線の組
み合わせで時刻を示しても良い。異なった時刻の再描画
が実施されると、このマークRは、自動的に移動し該当
時刻の値(位置)を示すようになる。これにより、シー
ト状物Fの変形状態及びどの搬送ガイドに接触中かとい
った情報と共に搬送力の推移を把握することができる。
【0047】さらに、算出した搬送力が、比較値Q以上
に達した場合に(ステップS28)、設計上不良と判断
して、音響的又は視覚的に警告サインを発するようにし
ても良い(ステップS29)。例えば、ブザーによる警
告を行なったり、グラフ中で異なった色を使用して表示
したり、シート状物Fを描画する色を変える等の方法が
ある。
【0048】さらに、比較値算出部9は、シミュレーシ
ョン実行条件のパラメータとして入力したシート状物F
の種類に応じた特性値、搬送機構の材質に応じた特性
値、搬送速度、温度及び湿度を基にシート状物Fを搬送
するために必要な搬送力の比較値を求め、基準範囲算出
部10はゼロから比較値算出部9が求めた比較値までの
範囲を複数の範囲に予め分割し、シミュレーション処理
部11は算出した搬送力を搬送力の比較値Q及び分割し
て得た範囲U,V,X,Yを用いて補正する算出した搬
送力を用いて補正するようにしても良い。摩擦係数は、
シート状物Fの種類、搬送速度、温度、湿度及び搬送ロ
ーラの材質に応じて異なり、また、これらの劣化によっ
て変化する場合もある。また、シート状物Fの剛性も変
化するため、搬送力が徐々に変わっていく。そこで、上
記のようにシミュレーション実行条件のパラメータを基
にシート状物Fを搬送するために必要な搬送力の比較値
を求め、ゼロから比較値までの範囲を複数の範囲に予め
分割することにより、柔軟で確かな判定基準を設けるこ
とができる。さらに、上記のようにして求めた比較値及
び範囲を基にシミュレーションで算出した搬送力を補正
するようにしても良い。これにより搬送力の算出精度を
高めることができる。シミュレーションで算出した搬送
力を補正には、例えば何種類かの算定式(経験式及び理
論式等)を予め記憶しておき、その式を用いても良い。
【0049】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、シート
状物を解析モデルとして、そのシート状物が搬送される
過程を時刻毎にシミュレートし、シミュレーションの実
行条件として入力した情報とそのシミュレートの結果得
られたシート状物が搬送される過程を示す幾何形状とそ
のシート状物を搬送するために必要な搬送力の算出結果
とを描画するので、シート状物の搬送過程が適性か否か
を容易に検討することができる。
【0050】さらに、描画された幾何学形状に対する操
作を入力するので、シート状物の搬送過程の検討結果を
直ちにシミュレーション結果に反映できる。
【0051】さらに、シート状物を搬送するために必要
な搬送力の算出結果をユーザの指示に応じてファイル化
して記憶するので、必要な搬送力の時間変化を詳細に検
討できる。
【0052】さらに、シート状物を搬送するために必要
な搬送力の算出結果の時間変化をグラフ表示するので、
搬送するために必要な搬送力の時間変化を目視で確認す
ることができる。
【0053】さらに、シート状物を搬送するために必要
な搬送力の算出結果の時間変化に対応するグラフと任意
の時刻における上記シート状物が搬送される過程を示す
幾何学形状とを表示し、シート状物が搬送される過程を
示す幾何学形状の時刻と同時刻におけるシート状物を搬
送するために必要な搬送力の算出結果のグラフ上の位置
をマーキングするので、シート状物が搬送される過程を
示す幾何学形状と必要な搬送力のグラフとを容易に同期
して確認できる。
【0054】さらに、シート状物を搬送するために必要
な搬送力の比較値を予め入力し、算出した搬送力と予め
入力した搬送力の比較値を比較し、算出した搬送力が予
め入力した搬送力の比較値より大きい場合に警告を出力
するので、判断基準を容易に統一できる。
【0055】さらに、シート状物と他の構造物との摩擦
係数及び加圧力を入力し、入力した摩擦係数及び加圧力
とを掛け合わせた値を搬送力の比較値とするので、搬送
力の比較値を状況に応じて変化させ、適性に判断するこ
とができる。
【0056】さらに、シート状物を搬送するために必要
な搬送力の比較値を予め入力し、ゼロから入力した比較
値まで範囲を複数の範囲に予め分割し、算出した搬送力
が予め分割したどの範囲に入るかを判別し、どの範囲に
入るかの判別結果に応じて算出した搬送力の評価を行な
いその評価結果を出力するので、さらに詳細に判断でき
るようにする。
【0057】さらに、シミュレーション実行条件のパラ
メータとしてシート状物の種類に応じた特性値、搬送機
構の材質に応じた特性値、搬送速度、温度及び湿度を入
力し、入力したパラメータを基にシート状物を搬送する
ために必要な搬送力の比較値を求め、求めた比較値まで
のゼロからの範囲を複数の範囲に予め分割し、算出した
搬送力を搬送力の比較値及び分割して得た範囲を用いて
補正補正して、設計に用いる値を基に柔軟な、さらに正
確な比較値等を求めることができると共にその比較値等
を基に正確な搬送力を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】設計支援装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】表示部の構成図である。
【図4】描画処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】搬送力のグラフを表示した表示部の構成図であ
る。
【符号の説明】
A 搬送ローラ B 搬送ローラ C 搬送ガイド D 搬送ガイド E 搬送ガイド F シート状物 P 搬送力 Q 比較値 R マーク U NG領域 V 危険領域 X 注意領域 Y 安全領域 1 設計支援装置 2 外部記憶装置 4 操作入力部 5 表示部 7 データメモリ 71 シミュレーション条件記憶部 72 比較値記憶部 9 比較値算出部 10 基準範囲算出部 11 シミュレーション処理部 12 搬送力算出部 13 比較処理部 14 表示処理部 15 同期処理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状物を解析モデルとして、そのシ
    ート状物が搬送される過程を時刻毎にシミュレートし、
    シミュレーションの実行条件として入力した情報と共に
    そのシミュレートの結果得られたシート状物が搬送され
    る過程を示す幾何形状を描画し、描画された幾何学形状
    に対する操作を入力する設計支援装置であって、描画さ
    れた幾何学形状と共にシート状物を搬送するために必要
    な搬送力の算出結果を表示することを特徴とする設計支
    援装置。
  2. 【請求項2】 上記シート状物を搬送するために必要な
    搬送力の算出結果をユーザの指示に応じてファイル化し
    て記憶する請求項1記載の設計支援装置。
  3. 【請求項3】 上記シート状物を搬送するために必要な
    搬送力の算出結果の時間変化をグラフ表示する請求項1
    記載の設計支援装置。
  4. 【請求項4】 上記シート状物を搬送するために必要な
    搬送力の算出結果の時間変化に対応するグラフと任意の
    時刻における上記シート状物が搬送される過程を示す幾
    何学形状とを表示し、シート状物が搬送される過程を示
    す幾何学形状の時刻と同時刻におけるシート状物を搬送
    するために必要な搬送力の算出結果のグラフ上の位置を
    マーキングする請求項3記載の設計支援装置。
  5. 【請求項5】 上記シート状物を搬送するために必要な
    搬送力の比較値を予め入力し、予め入力した搬送力の比
    較値と算出した搬送力とを比較し、算出した搬送力が予
    め入力した搬送力の比較値より大きい場合に警告を出力
    する請求項1記載の設計支援装置。
  6. 【請求項6】 上記シート状物と他の構造物との摩擦係
    数及び加圧力を入力し、入力した摩擦係数及び加圧力と
    を掛け合わせた値を搬送力の比較値とする請求項5記載
    の設計支援装置。
  7. 【請求項7】 上記シート状物を搬送するために必要な
    搬送力の比較値を予め入力し、ゼロから入力した比較値
    まで範囲を複数の範囲に予め分割し、算出した搬送力が
    予め分割したどの範囲に入るかを判別し、どの範囲に入
    るかの判別結果に応じて算出した搬送力の評価を行ない
    その評価結果を出力する請求項1記載の設計支援装置。
  8. 【請求項8】 シミュレーション実行条件のパラメータ
    としてシート状物の種類に応じた特性値、搬送機構の材
    質に応じた特性値、搬送速度、温度及び湿度を入力し、
    入力したパラメータを基にシート状物を搬送するために
    必要な搬送力の比較値を求め、求めた比較値までのゼロ
    からの範囲を複数の範囲に予め分割し、算出した搬送力
    を搬送力の比較値及び分割して得た範囲を用いて補正す
    る請求項6又は7記載の設計支援装置。
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