JPH1119503A - カゼイン硬カプセル及びその製造方法 - Google Patents
カゼイン硬カプセル及びその製造方法Info
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- JPH1119503A JPH1119503A JP9187242A JP18724297A JPH1119503A JP H1119503 A JPH1119503 A JP H1119503A JP 9187242 A JP9187242 A JP 9187242A JP 18724297 A JP18724297 A JP 18724297A JP H1119503 A JPH1119503 A JP H1119503A
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Abstract
腸に内容物を搬送する機能をもつ食品用、医薬用の天然
タンパク質由来の脱カルシウムカゼイン硬カプセルとそ
の製造方法の提供。 【解決手段】 カゼイン中のカルシウムイオンを水素イ
オン、ナトリウムイオンで置換した、カルシウム含量が
1%以下の脱カルシウムカゼインからなる硬カプセル。
Description
シウムイオンを水素イオン、ナトリウムイオンで置換し
た、カルシウム含量が1%以下の脱カルシウムカゼイン
からなるカゼイン硬カプセル及びその製造方法に関する
ものである。得られた硬カプセルは、食品用や医薬用の
硬カプセルとして利用できる。
剤などの内容物の一定量を経口投与するために、ゼラチ
ンから成る硬カプセルが広く用いられている。硬カプセ
ルは、錠剤でみられる崩壊性の難点やそれに伴なう吸収
性の悪化、さらに、打錠時の圧力等による薬剤の変質を
回避するためにも有効な手段である。現在、硬カプセル
としては、ゼラチンカプセルのみが用いられている。こ
の理由は、ゼラチン硬カプセルは冷水に溶けないが、体
温程度の水や酸性の胃液には溶解するので、胃で溶ける
ことによるものである。これに対し本発明の硬カプセル
は、冷水には溶けるが、酸性液には溶けないため,硬カ
プセル形状を保持したまま胃酸で酸性の胃を通過し、次
の消化器である小腸内の液が中性ないしアルカリ性であ
るため、ここで溶解するという特異な性質を持ってお
り、この性質を利用して、硬カプセルに医薬を充填して
服用することにより、医薬を小腸内で放出できることに
なり、腸内疾患に対してきわめて効果的である。また、
単に医薬ばかりでなく、食品として認められている乳酸
菌やビヒズス菌を充填して服用すれば、これらの菌を胃
酸によって死滅させることなく、目的とする部位に送達
することができるので有用である。
と栄養上の重要性のために広く研究されている。産業上
の用途として、チーズ等乳製食品、結合剤、接着剤、水
性塗料、乳化剤、プラスチック、栄養剤等に幅広く用い
られている。従来、カゼインを利用したフィルム・シー
ト又は繊維に関する発明は、特開昭55−150839号公報、
特公昭58−4538号公報、特公昭58-31182号公報、特開昭
62−138145号公報及び特開平6-197700号公報にが記載さ
れているが、カプセルに関する記述はない。一方、カゼ
インのカプセル化については、特開平 3-47042号公報に
レネットカゼインを単にカプセルに利用できることの記
載はあるが、カプセルの具体的な成形方法や得られたカ
プセルの物性に言及する記載は勿論、硬カプセルについ
ては全く述べるところがない。また、カゼインを壁膜物
質として用いたマイクロカプセルは、特公昭12-170号公
報、特公昭25-2691 号公報、特公昭37-12379号公報及び
特公昭53-43567号公報で開示されているが、硬膜処理剤
の種類によっては、生理代謝上の問題点が残り、食品及
び医薬品の両方に適するものではなかった。さらに、特
公昭60-20059号公報にはカゼインを利用した食品又は医
薬品に適したマイクロカプセルの製造方法に関するもの
で、カルシュウムイオン自体の存在下に加温してパラカ
ゼインを固定化することが開示されている。
技術に開示されたものは、一般にマイクロカプセルと呼
ばれるもので、マイクロカプセルは、コア成分あるいは
核成分と呼ばれる目的とする有効成分をカゼインなどの
被覆形成剤によって表層壁を構成して内包した微小な球
状体で、その大きさも1〜100 μmであり、被覆成分の
溶液にコア成分を分散又は溶解したものを、complex co
acervation法やspraydry 法によって製造されるのが普
通である。これに対して本発明の硬カプセルは、ボディ
とキャップを嵌合することによって、内容物を収納する
ための単なる容器であり、その大きさも直径あるいは長
さは、数mm〜数10mmのものであり、その製造法もカ
ゼイン溶液の型付着成形であって、両者はたまたま”カ
プセル”という用語で呼称されているけれども、実質的
には形状、性質、用途、製造法のいずれにおいても全く
異なるものである。カゼインカプセルが開示された特公
昭58-33093号公報には、カゼインを含む蛋白質のアルカ
リ又はアルカリ土類金属塩に、グリセリン、セルロ−
ス、デンプンを混入し、水を加えて110 ℃以上の高温に
おいて、押出機で混練してカプセルを成形する製造法に
ついて記載されているが、カプセルの種類については明
記されていないし、製造法も本発明のカプセルの成形法
とは異なる上に、カゼインのカルシウム含量や水に対す
る溶解性について何ら説明するところはない。
と食品用途の両方に使用でき、従来の硬カプセルでは得
られなかった小腸に内容物を搬送する機能にすぐれた、
カゼイン硬カプセルを提供することを課題とするもので
ある。
を達成すべく鋭意研究の結果、天然タンパク質のカゼイ
ン中のカルシウムイオンを水素イオン、ナトリウムイオ
ンで置換した、カルシウム含量が1重量%以下の脱カル
シウムカゼインからなるカゼイン硬カプセルが、食品用
途と医薬用途の両方に使用でき、かつ小腸に内容物を搬
送する機能を発揮する硬カプセルとして適当であること
を見出し、本発明を完成するに至った。本発明で用いる
脱カルシウムカゼインは、天然タンパク質のカゼインを
酸性条件下で水溶液とし、水酸化ナトリウム等で中和す
る方法やキレート樹脂による吸着分離法で、カゼイン中
のカルシウムイオンを水素イオン、ナトリウムイオンで
置換する方法によって得られる。脱カルシウムカゼイン
中のカルシウム含量は1重量%以下にする。カルシウム
含量が1重量%より多いと、成形したカプセル表面が凸
凹になり、部分的に穴があき、カプセルとしての機能を
果たさない。これは、残存カルシウムに起因するカゼイ
ンミセルの量が相対的に多くなり、膜の連続性が損なわ
れるためと推測される。
る方法は、脱カルシウムカゼインを蒸留水又はイオン交
換による脱イオン水に溶かし、水溶液を調製し、そこに
先端がカプセルの形状を有する棒状の型を浸漬し、一定
速度で引き上げ、熱風乾燥後、カプセルを棒状型より抜
き取り、所望の寸法に切断してカゼイン硬カプセルを成
形する。また、上記脱カルシウムカゼイン中には、必要
により、保存剤、着色剤、遮光剤、香料等を適宜添加し
てもよい。さらに本発明では、カゼイン硬カプセルに柔
軟性を要求する場合、可塑剤としてグリセリン、ソルビ
トール及び大豆レシチンより選ばれた1種以上を全重量
分あたり10〜50重量%、より好ましくは20〜40重量%含
有させる。可塑剤が10重量%未満では十分な可塑効果が
与えられず、50重量%より多いと、可塑剤のブリードア
ウトのためベトついたり、硬カプセルとしての形状を保
持しなくなる。
法安定性等を改良するためにフィラーを添加することが
有効である。フィラーとしては、コメデンプン、バレイ
ショデンプン、トウモロコシデンプンの澱粉粒子、粉末
状あるいは微細化したセルロース、タルク及びカオリン
より選ばれた1種以上を用いる。フィラーの添加量は、
全重量分あたり10〜30重量%である。フィラーの添加量
が10重量%未満では剛性や寸法安定性等を改良する効果
が期待できず、30重量%より多いと、逆にカプセルがも
ろくなったり、硬カプセルとしての形状を保持しなくな
る。
ゼインから形成された硬カプセルが、小腸において崩壊
する具体的反応は現在確認中であるが、小腸内状態を再
現した実験室レベルでは、温度36℃のpHが2の塩酸溶液
中で硬カプセルに変化はないものの、pHが6以上の中性
からアルカリ性の領域では硬カプセルは簡単に溶解する
ことから、これによって胃液では硬カプセルは溶解せ
ず、小腸に硬カプセル中の内容物を搬送できるものと考
えられる。さらに、カゼインフィルムの低酸素透過性は
よく知られているが、この発明で得られた硬カプセルも
同様に酸素透過性が著しく低い性質を有するので、酸素
によって悪影響を被るような薬剤等の内容物を体内に搬
送するカプセルとしても有用であるものとみられる。
具体的に説明する。しかしながら、本発明はこれら実施
例に限定されるものではない。
を1重量%より多く含むカゼインを三菱化成製のナトリ
ウム型のキレート樹脂でイオン交換し、カルシウム含量
が 0.7%以下の脱カルシウムカゼインを調製した。この
脱カルシウムカゼインを蒸留水に溶かし、20重量%のカ
プセル成形用原液を調製し、ステンレス製のカプセル型
をこの原液中に浸漬し、ゆっくりと引き上げた後、70℃
で20分間熱風乾燥して日本薬局方3号カプセルと同じサ
イズのカゼイン硬カプセルを作成した。カプセルの膜厚
は全域にわたり 100μm であった。このカプセルを温度
36℃のpHが2の塩酸溶液中に浸したところ、全く溶解し
なかった。次に、温度36℃のpHが6の酢酸緩衝液に浸し
たところ、大きく膨潤し、溶解した。さらに、温度36℃
のpHが 9.9の市販の標準緩衝液に浸したところ、膨潤と
同時に溶解した。
で得たカルシウム含量が 0.1重量%以下の脱カルシウム
カゼイン20gと食用グリセリン4gを96gの蒸留水に溶
かしカプセル成形用原液を調製し、ステンレス製のカプ
セル型をこの原液中に浸漬し、ゆっくりと引き上げた
後、70℃で20分間熱風乾燥して日本薬局方3号カプセル
と同じサイズのカゼイン硬カプセルを作成した。カプセ
ルの膜厚は全域にわたり100μm であった。このカプセ
ルは、実施例1のカプセルより柔軟性に富むカプセルで
あった。このカプセルを温度36℃のpHが2の塩酸溶液中
に浸したところ、全く溶解しなかった。次に、温度36℃
のpHが6の酢酸緩衝液に浸したところ、大きく膨潤し溶
解した。さらに、温度36℃のpHが 9.9の市販の標準緩衝
液に浸したところ膨潤と同時に溶解した。
で得たカルシウム含量が 0.1重量%以下の脱カルシウム
カゼイン20gと食用グリセリン6gそしてコメデンプン
4gを 120gの蒸留水に溶かし、カプセル成形用原液を
調製し、ステンレス製のカプセル型をこの原液中に浸
し、ゆっくりと引き上げた後、70℃で20分間熱風乾燥し
て日本薬局方3号カプセルと同じサイズのカゼイン硬カ
プセルを作成した。カプセルの膜厚は全域にわたり 100
μm であった。このカプセルは、実施例1のカプセルよ
り23℃、50%RH雰囲気中で寸法安定性に優れたカプセル
であった。このカプセルの溶解性のpH依存性は実施例
1、実施例2と同程度であった。
5重量%を含むカゼインを三菱化成製のナトリウム型の
キレート樹脂でイオン交換して得たカルシウム含量2重
量%に調整したカゼインを得た。得られたカゼイン20g
と食用グリセリン4gを蒸留水に溶かし、固形分20重量
%のカプセル成形用原液を調製し、ステンレス製のカプ
セル型をこの原液中に浸漬し、ゆっくりと引き上げた
後、70℃で20分間熱風乾燥して硬カプセルを作成した。
この硬カプセルは、カプセル表面が凸凹であり、部分的
に穴があいており、カプセルとしての機能を果たさなか
った。
ンパク質由来の脱カルシウムカゼイン硬カプセルであ
り、水溶液に溶解するときのpH依存性を利用して小腸に
内容物を搬送する点で、不快臭も刺激臭もなく、カプセ
ルの剛性や寸法安定性もすぐれ、食品用及び医薬用の両
方の硬カプセルとして有用である。
Claims (5)
- 【請求項1】 カゼイン中のカルシウムイオンを水素イ
オン、ナトリウムイオンで置換した、カルシウム含量が
1重量%以下の脱カルシウムカゼインからなるカゼイン
硬カプセル。 - 【請求項2】 可塑剤としてグリセリン、ソルビトール
及び大豆レシチンより選ばれた1種以上を全重量分あた
り10〜50重量%含む請求項第1項の硬カプセル。 - 【請求項3】 フィラーとして、コメデンプン、バレイ
ショデンプン、トウモロコシデンプンの澱粉粒子又は粉
末状のもの、あるいは微細化したセルロース、タルク、
カオリンより選ばれた1種以上を全重量分あたり10〜30
重量%含む請求項第1項又は第2項の硬カプセル。 - 【請求項4】 天然タンパク質のカゼインを酸性条件下
で水溶液とし、水酸化ナトリウム等で中和する方法やキ
レート樹脂による吸着分離法で、カゼイン中のカルシウ
ムイオンを水素イオン、ナトリウムイオンで置換して得
られるカルシウム含量1重量%以下の脱カルシウムカゼ
インの水溶液中に、カプセル型を侵漬し、付着した液膜
を乾燥することを特徴とする硬カプセルの製造方法。 - 【請求項5】 可塑剤としてグリセリン、ソルビトール
及び大豆レシチンより選ばれた1種以上を全重量分あた
り10〜50重量%及び/又はフィラーとしてコメデンプ
ン、バレイショデンプン、トウモロコシデンプンの澱粉
粒子、粉末状あるいは微細化したセルロース、タルク及
びカオリンより選ばれた1種以上を全重量分あたり10〜
30重量%を、必要に応じて、加えることを特徴とする請
求項4の硬カプセルの製造方法 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18724297A JP4388607B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カゼイン硬カプセル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18724297A JP4388607B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カゼイン硬カプセル及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119503A true JPH1119503A (ja) | 1999-01-26 |
JP4388607B2 JP4388607B2 (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=16202547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18724297A Expired - Lifetime JP4388607B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カゼイン硬カプセル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4388607B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010093020A1 (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-19 | 日新化成株式会社 | 硬カプセル |
US7867513B2 (en) | 2004-02-17 | 2011-01-11 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Soft capsule |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP18724297A patent/JP4388607B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7867513B2 (en) | 2004-02-17 | 2011-01-11 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Soft capsule |
WO2010093020A1 (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-19 | 日新化成株式会社 | 硬カプセル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4388607B2 (ja) | 2009-12-24 |
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