JPH11194395A - レンズ用アクセサリ - Google Patents
レンズ用アクセサリInfo
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- JPH11194395A JPH11194395A JP10000700A JP70098A JPH11194395A JP H11194395 A JPH11194395 A JP H11194395A JP 10000700 A JP10000700 A JP 10000700A JP 70098 A JP70098 A JP 70098A JP H11194395 A JPH11194395 A JP H11194395A
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Abstract
で構成し、しかも簡単にレンズ鏡筒の先端に確実に装着
し、不用意な脱落を防止する。 【解決手段】 アクセサリ取付け用筒状部6内に嵌込ん
で取付けられる円環状部分2aを有するアクセサリ本体
2を備える。このアクセサリ本体の円環状部分の一部に
切欠き11,11を形成している。これらの切欠きから
外方に突出してアクセサリ取付け用筒状部の内周面に係
合する幅狭な係合爪部3a,3aを設けたつまみ部3,
3を有する弾性リング部材4を、前記円環状部分の内側
に回動可能に保持させる。弾性リング部材をアクセサリ
本体に対し相対的に回動変位させることにより、つまみ
部の径方向内側への動きを許容し係合爪部をアクセサリ
取付け用筒状部内周面への係合または係合解除する着脱
位置とつまみ部の径方向内側への動きを規制し係合爪部
をアクセサリ取付け用筒状部内周面に係合させた状態を
維持するロック位置とを選択できる係合手段を、アクセ
サリ本体に設けた突起部12,12と弾性リング部材に
設けた係合溝13,13とで構成する。
Description
メラ、ビデオカメラ、望遠鏡、双眼鏡等に用いるレンズ
用アクセサリに関し、特にカメラのレンズ鏡筒の先端部
に装着されるレンズキャップやレンズフードのようなレ
ンズ用アクセサリに関する。
保護するためにレンズ鏡筒の先端部に取付けるレンズ用
アクセサリには、従来から数種類の取付け構造が知られ
ている。そのなかで着脱が迅速に行えることが求められ
ているレンズキャップには、たとえば図6に示す構造が
多く採用されている。
(b)に示すように、レンズ鏡筒(図示せず)の先端部
を覆うことにより撮影レンズの表面を保護する蓋体とな
るレンズキャップ本体2を備え、このレンズキャップ本
体2は、略円環状を呈しレンズ鏡筒の先端部内周縁に嵌
込まれる環状部2aとレンズ前面を覆う蓋部2bとで構
成されている。このレンズキャップ本体2を構成する環
状部2aと蓋部2bとは、合成樹脂材で一体に成形され
ている。
材4が保持されている。環状部2aには一対の切欠き2
c,2cが形成されており、一方弾性リング部材4には
つまみ部3,3が設けられている。これらの弾性リング
部材4のつまみ部3,3は、前記環状部2aの切欠き2
c,2cを通して環状部2aの外方に突出する。前記弾
性リング部材4は弾性力を有し、つまみ部3,3を環状
部2aの外方に向けて付勢している。つまみ部3,3
は、前記弾性リング部材4と同じ合成樹脂材で成形され
ており、弾性リング部材4に対して一体に成形されてい
る。前記弾性リング部材4は、上述したレンズキャップ
本体2よりも弾力性を有する部材で形成するか、あるい
は弾力性を有する肉厚や形状をもって成形されている。
ける際には、弾性リング部材4の弾性力に抗してつまみ
部3,3を環状部2aの内方に押圧し、レンズ鏡筒の先
端側のアクセサリ取付け部に環状部2aを嵌込んだ状態
でつまみ部3,3の押圧を解除する。これらのつまみ部
3,3の押圧が解除されると係合爪部3aが環状部2a
の外方へ突出する。この環状部2aはレンズ鏡筒のアク
セサリ取付け部に嵌込まれているので、係合爪部3aは
アクセサリ取付け部に係合し、レンズキャップ1のレン
ズ鏡筒への取付けが完了する。なお、図中3b,3bは
つまみ部3,3を外方から押圧する際に操作者の指等が
触れることになる押圧部である。
は、上述したつまみ部3,3の押圧部3b,3bを外方
から求心方向に押圧し、弾性リング部材4の弾性力に抗
して係合爪部3a,3aを図中矢印A方向に移動させ、
係合爪部3a,3aとアクセサリ取付け部との係合を解
除することによりレンズキャップ1を取外すことができ
るようになっている。
よるレンズキャップ1では、着脱時に操作者がつまみ部
3,3を適度な力量で操作できるように構成しているた
め、このつまみ部3,3の係合爪部3a,3aをレンズ
側アクセサリ取付け部に押し付ける力、すなわち弾性リ
ング部材4の弾性力をあまり大きくはできず、外部から
の力、たとえばレンズ鏡筒の先端をぶつける等するとレ
ンズキャップ1が脱落してしまう場合がある。
平7−261241号公報に示された構成がある。しか
し、この従来の構造では、ロック部材がレンズ光軸付近
にあるためにレンズ光軸付近に部材が配置されることを
許容できるもの、たとえばレンズキャップ等に使用が限
定され、しかも前述した図6に示す構造のレンズキャッ
プに比べて構成部品点数が増えてしまう。
のであり、必要最小限の構成部品点数で構成できるとと
もに、簡単な操作でレンズ鏡筒に着脱することができ、
しかもレンズキャップに最適で、状況が許せばレンズフ
ード等、他のレンズ用アクセサリにも使用可能な脱落防
止機構を備えたレンズ用アクセサリを得ることを目的と
する。
ために本発明に係るレンズ用アクセサリは、アクセサリ
取付け用筒状部内に嵌込んだ状態で取付けられる円環状
部分を有しこの円環状部分の一部に切欠きを形成してい
るアクセサリ本体と、このアクセサリ本体の円環状部分
の内側に回動変位可能な状態で保持され、前記切欠きを
介して外方に突出する方向に付勢されるとともに一部に
前記アクセサリ取付け用筒状部の内周面に径方向内側か
ら係合する係合爪部を設けた前記切欠きよりも幅狭なつ
まみ部を有する弾性リング部材とを備えている。そし
て、前記弾性リング部材をアクセサリ本体に対して相対
的に回動変位させることにより、つまみ部の径方向内側
への動きを許容し係合爪部をアクセサリ取付け用筒状部
内周面へ係合または係合解除する着脱位置と、つまみ部
の径方向内側への動きを規制し係合爪部をアクセサリ取
付け用筒状部内周面に係合させた状態を維持するロック
位置とを選択できるように構成したものである。
は、前記アクセサリ本体と弾性リング部材とに、この弾
性リング部材を前記アクセサリ本体に対し着脱位置から
ロック位置に回動変位させたときに、前記つまみ部の径
方向内側への動きを規制する係合手段を設けたものであ
る。ここで、上述した係合手段としては、前記アクセサ
リ本体に一体または一体的に設けた係合部としての突起
部と前記弾性リング部材に設けた被係合部としての係合
溝とによって構成したものである。
は、前記アクセサリ本体の円環状部分の一部に軸線に対
して略直角方向に移動可能な弾性変形部を有する弾性片
を少なくとも一つ設け、前記弾性リング部材の一部に前
記弾性片の弾性変形部を径方向外側に押圧する膨出部を
設け、前記弾性リング部材がアクセサリの脱落を防止す
る所定の回動位置に至ったときに前記膨出部により前記
弾性片の弾性変形部を径方向外側に付勢し、アクセサリ
取付け用筒状部の内周面に係着させることによりその保
持力を増加させるように構成したものである。
は、アクセサリ取付け用筒状部内に嵌込んだ状態で取付
けられる円環状部分を有しこの円環状部分の一部に切欠
きを形成しているアクセサリ本体と、このアクセサリ本
体の円環状部分の内側に回動変位可能な状態で保持され
前記切欠きを介して外方に突出している前記切欠きより
も幅狭なつまみ部を有する弾性リング部材とを備え、前
記アクセサリ本体の円環状部分の一部に軸線に対して略
直角方向に移動可能な弾性変形部を有する弾性片を少な
くとも一つ設け、前記弾性リング部材の一部に前記弾性
片の弾性変形部を径方向外側に押圧する膨出部を設け、
前記弾性リング部材がアクセサリの脱落を防止する所定
の回動位置に至ったときに前記膨出部により前記弾性片
の弾性変形部を径方向外側に付勢し、アクセサリ取付け
用筒状部の内周面に押し付けてこの内周面への保持力を
得るように構成したものである。
とえば片持ち弾性片の先端部または両持ち弾性片の中央
の弾性変形部)に摩擦部材を設けるとよい。また、上述
した弾性リング部材にアクセサリ本体との相対的な回動
変位にクリック感を与える手段を設けるとよい。
ける弾性リング部材のつまみ部を径方向内側に押圧しな
がらアクセサリ本体の円環状部分を、アクセサリ取付け
用筒状部であるレンズ鏡筒の先端部内周面に嵌込み、か
つつまみ部を切欠き内で着脱位置からロック位置まで回
動変位させて弾性リング部材をアクセサリ本体に対し相
対的に回動させることにより、そのつまみ部の一部に設
けた係合爪部をアクセサリ取付け用筒状部の内周面に係
合させ、しかもその係合状態をロックすることができ
る。したがって、アクセサリ取付け用筒状部からレンズ
用アクセサリが脱落することを防止することができる。
用筒状部への取付け状態において、弾性リング部材のつ
まみ部を、アクセサリ本体側の切欠き内でロック位置か
ら着脱位置まで回動変位させて弾性リング部材をアクセ
サリ本体に対し相対的に回動させることにより、つまみ
部の径方向内側への動きが許容されることになる。した
がって、このつまみ部を径方向内側に押圧し、その係合
爪部のアクセサリ取付け用筒状部内周面への係合状態を
解除し、アクセサリ本体の円環状部分をアクセサリ取付
け用筒状部内周面から引き抜くことにより、レンズ用ア
クセサリを取外すことができる。
の円環状部分の内側で弾性リング部材を相対的に回動変
位させることにより、この弾性リング部材の一部に設け
た膨出部により、アクセサリ本体の円環状部分の一部に
設けた弾性片の弾性変形部を径方向外側に押圧し、これ
をアクセサリ取付け用筒状部の内周面に押し付けること
により、このレンズ用アクセサリを脱落しないように保
持させることができる。
キャップやレンズフードをいうが、これに限らない。こ
のレンズ用アクセサリはたとえばレンズ鏡筒先端部に装
着されるが、これに限らず、アクセサリ取付け用の筒状
部であればよい。レンズ用アクセサリを構成するアクセ
サリ本体や弾性リング部材は、合成樹脂材により一体に
形成され、所要の状態で組み立てられるものであるが、
これに限らない。弾性片(片持ち弾性片または両持ち弾
性片)は少なくとも一箇所に設けるとよいが、前記つま
み部と略90度間隔をおいてずれた二位置に設けるとよ
い。
ンズ用アクセサリをレンズキャップに適用した場合の一
つの実施の形態を示すものであり、これらの図におい
て、前述した図6と同一または相当する部分には同一番
号を付して詳細な説明は省略する。
2とその環状部(円環状部分)2aの内周面に回動可能
に保持した弾性リング部材4とからなり、この弾性リン
グ部材4は、レンズキャップ本体2の環状部2aの一部
から内側に向かって突設した係止片2dにより図1中紙
面に対して垂直な方向への移動が規制された状態で保持
されている。
3,3は、このリング部材4の弾性を利用して環状部2
aの径方向に変位可能に構成されている。これらのつま
み部3,3は、前記レンズキャップ本体2の環状部2a
に形成された切欠き11,11より環状部2aの外方に
突出する。
a,3aと、押圧部3b,3bとを有する。これらの係
合爪部3a,3aは、前記レンズキャップ本体2の環状
部2aよりも若干外方に突出してレンズ鏡筒{図2
(c)中6で示す}の先端部内周面に径方向内側から係
合してレンズキャップ1の脱落を防ぐ。前記押圧部3
b,3bはつまみ部3,3を外部から操作する際に操作
者の指が触れる部分である。これらの押圧部3b,3b
を外部から操作することにより、これらの押圧部3b,
3bとともに係合爪部3a,3aが進退動作する。な
お、図2(c)中6aはレンズ鏡筒6の先端部開口端に
おける内周面に形成したねじ部、7はレンズ鏡筒6内に
保持される撮影レンズである。
外方端の押圧部3b,3bを径方向内側(求心方向)に
押圧し、係合爪部3a,3aを環状部2aの外側から突
出しない位置まで退避させることにより、環状部2aを
アクセサリ取付け用筒状部であるレンズ鏡筒6の先端部
内周面に嵌込むことが可能となる。そして、上述した押
圧部3b,3bへの押圧力を解除すると、弾性リング部
材4の弾性によってつまみ部3,3は突出する方向に付
勢され、前記係合爪部3a,3aがレンズ鏡筒6の先端
部内周面のねじ部6aに係合して固定されることにな
る。これを取外すには、前記押圧部3b,3bを外方か
ら押し込み、前記係合爪部3a,3aによる係合状態を
解除すればよい。
キャップ本体2における切欠き11,11は、前記つま
み部3,3の周方向での幅寸法よりも大きい幅を有し、
これらのつまみ部3,3の周方向に操作することによっ
て弾性リング部材4がレンズキャップ本体2の環状部2
a内で回動できるように構成されている。換言すれば、
これらのつまみ部3,3は前記切欠き11,11よりも
幅狭に形成され、弾性リング部材4をレンズキャップ本
体2の環状部2aの内側に回動自在に保持させたとき
に、つまみ部3,3を切欠き11,11の幅寸法との差
の分だけ図1中反時計方向に回動変位させ、図2に示す
状態とすることができる。
ング部材4をレンズキャップ本体2に対して相対的に回
動変位させることにより、前記つまみ部3,3の径方向
内側への動きを許容し前記係合爪部3a,3aがレンズ
鏡筒6の先端部内周面へ係合すること、または係合爪部
3a,3aがレンズ鏡筒6の先端部内周面から係合解除
されることを許容する着脱位置{図1(a)に示す位
置}と、つまみ部3,3の径方向内側への動きを規制し
前記係合爪部3a,3aがレンズ鏡筒6の先端部内周面
に係合した状態を維持するロック位置{図2(a)に示
す位置}とが選択できるようになる。なお、このつまみ
部3,3の回動方向は図1中時計方向であってもよく、
この場合には上述した着脱位置とロック位置、さらに後
述する突起部や係合溝の関係を逆に構成すればよい。
は、図1に示すようにつまみ部3,3が各切欠き11,
11の図1中時計方向寄りに位置している状態におい
て、各つまみ部3,3の幅方向の略中央部分に対向する
位置に突起部12,12が設けられている。これらの突
起部12,12は、図1に示すようにつまみ部3,3が
外方に突出している状態では、前記弾性リング部材4の
環状部4aの内周面に近接する位置に設けられている。
て前記つまみ部3,3の内周面には、略L字状の係合溝
13が形成されている。これらのL字状係合溝13,1
3は、弾性リング部材4が図1(a)の着脱位置にある
状態において押圧部3b,3bを径方向内側(求心方
向)に押圧したときに突起部12,12を通過させる逃
げ用溝部13a,13aと、前記弾性リング部材4が図
2(a)のロック位置にある状態において押圧部3b,
3bが径方向内側へ押圧されたときに前記突起部12,
12に当接することによりつまみ部3,3の動きを規制
する拘束用溝部13b,13bとから形成されている。
1のレンズ鏡筒6の先端部内周面への組み付けは、以下
のようにして行う。すなわち、図1に示す状態において
前記つまみ部3,3の押圧部3b,3bを求心方向に押
圧すると、突起部12,12は係合溝13,13の逃げ
用溝部13a,13aに係入されるため、つまみ部3,
3の動きは許容され、係合爪部3a,3aを本体環状部
2aよりも内側に移動させることができる。この状態
で、このレンズキャップ本体2の環状部2aを前記レン
ズ鏡筒6の先端部内周面に嵌込む。
b,3bを図中反時計方向に回動させながら押圧力を解
除すると、つまみ部3,3は外方に突出し、その係合爪
部3a,3aが前記ねじ部6aに係合し、レンズ鏡筒6
にレンズキャップ1を組み付けることができる。また、
このときには、前記突起部12,12が、前記係合溝1
3,13の拘束用溝部13b,13bに係合している。
この状態では、つまみ部3,3は、レンズ鏡筒6の先端
部内周面のねじ部6aと突起部12,12との間に挟ま
れて径方向への動きを拘束されてロックされることにな
り、レンズキャップ1のレンズ鏡筒6からの脱落が防止
される。
状態にあり、着脱位置にあるつまみ部3,3を押圧して
移動させることが可能な状態を示す。このときには、前
記突起部12,12と係合溝13,13の逃げ用溝部1
3a,13aはつまみ部3,3の移動方向に並んで位置
している。図2(a)は図1(a)の状態からレンズキ
ャップ1(つまみ部3,3)を図中反時計方向に回動さ
せてつまみ部3,3をロック位置に位置させ、ロック状
態とした場合である。この回動角度は、つまみ部3,3
と切欠き11,11との幅寸法の関係、さらに突起部1
2,12と係合溝13,13との関係によって決まるも
のであり、任意に設定すればよい。
み部3,3をレンズキャップ本体2に対して相対的に回
動させ(図中時計方向)、突起部12,12が係合溝1
3,13の逃げ用溝部13a,13aに対向するように
し、この状態でつまみ部3,3を外方から径方向内側
(求心方向)に押圧するとともに、キャップ1全体をレ
ンズ鏡筒6から取外せばよい。
状態では、外部からの衝撃等が加わったり、操作者が前
記つまみ部2bを何かに当てた場合でも、容易に外れる
ことのないレンズキャップ1となる。
述した図1、図2と同一または相当する部分には同一符
号を付して説明は省略する。この実施の形態では、環状
部2aの一部に、片持ち弾性片21,21を設け、この
片持ち弾性片21,21が環状部2aよりも外方に弾性
変形するように形成している。そして、この片持ち弾性
片21,21の先端部外側(径方向外側面)にゴム等の
摩擦部材22を接着剤等で付設している。
代わりに、環状部2aの一部に弾性変形可能な両持ち弾
性片を形成し、その中央の弾性変形部に摩擦部材22を
付設してもよい。また、上述した摩擦部材22はゴム等
には限らず、摩擦係合によりアクセサリ取付け用筒状部
内周面へ係着するものであれば、適宜に材料を変更する
ことは自由である。勿論、このような摩擦部材22を、
レンズキャップ本体2と同一の材料、たとえば合成樹脂
材等で一体に成形してもよい。
の外側には、この弾性リング部材4を所定角度回動させ
てロック状態としたときに、前記片持ち弾性片21,2
1を内側から押して外方(径方向外側)に弾性変形させ
る膨出部23,23を設けている。この実施の形態で
は、これらの膨出部23,23や上述した片持ち弾性片
21,21を、つまみ部3,3を設けた位置とは略90
度回転方向にずらした位置に一対設けている。前記一対
の膨出部23,23は互いに、環状部2aの中心を通る
軸に関して対称な位置に設けられる。前記一対の片持ち
弾性片21,21も互いに、環状部2aの中心を通る軸
に関して対称な位置に設けられる。
施の形態でのロック機能に加えて、片持ち弾性片21,
21を前記レンズ鏡筒6側(アクセサリ取付け用筒状部
内周面)へ押し付けることによるロック機能(係着機
能)を得ることができ、レンズキャップ1をレンズ鏡筒
6側により強い保持力でもって装着することができ、脱
落などが生じにくいレンズキャップ1を得ることができ
る。
21,21のような弾性片によるロック機能(係着機
能)を、前述した実施の形態での突起部12と係合溝1
3とによる係合機能に併用した場合を説明したが、適用
するレンズ用アクセサリの種類や使用する状況によって
は、図4に示すように、突起部12や係合溝13を省略
し、片持ち弾性片21,21のような弾性片のみのロッ
ク機能(係着機能)を採用してもよい。
つまみ部3,3を径方向内側に移動するのを押さえるも
のがなくなるが、この弾性リング部材4がもともと有し
ている保持力に加え、前記ゴム等による摩擦部材22に
よる保持力がある。さらに、仮につまみ部3,3に径方
向内側(求心方向)への力が加わっても、この弾性リン
グ部材4の全体でのたわみは前記膨出部23,23を外
方(径方向外側)に押し出す方向に作用するから、摩擦
部材22,22をより一層径方向外側に押し出し、レン
ズ鏡筒の先端部内周面に確実に圧接させる。そして、こ
れらの摩擦部材22,22による保持力をより一層確保
できることになるから、このレンズキャップ1がレンズ
鏡筒の先端部内周面からの脱落するといった問題はな
い。
部3,3に不用意に力が加わっても、レンズキャップ1
とレンズ鏡筒との係着状態を摩擦部材22,22によっ
て確実に維持することができる。
も、レンズキャップ1の確実な装着状態を保ち、不用意
な脱落を防止できる。このような構造を用いる場合、前
記膨出部23,23が前記つまみ部3,3に対し、環状
部2aの中心を通る軸の軸線回りで略90度回転した位
置にあることが望ましい。さらに、このような構造によ
れば、レンズキャップ本体2に対しての弾性リング部材
4の回動角度位置によって保持力を段階的に調節するこ
ともできるため、操作者がその状況に応じた保持力を得
ることができる。
定位置に保持させていたレンズキャップ1を構成するレ
ンズキャップ本体2と弾性リング部材4とが不用意に回
動し、通常の位置(非ロック位置)に戻ることのないよ
うに、図5に示すように、クリック手段を設けるように
構成してもよい。
形態にクリック手段を適用した場合を示す。図中31は
前記突起部12と同様に前記レンズキャップ本体2に一
体的に突設したクリックピンで、前記突起部12が係合
溝13の逃げ用溝部13aに対応しているときには、ク
リックピン31はクリック溝32における長穴形状の凹
部32aに対応する部分に位置し、所定角度回動しロッ
ク状態となるときに、クリックピン31が凹溝32bか
らクリック突子33aを経て係合凹部33に係合するこ
とにより、クリック感を与えるとともに、弾性リング部
材4の不用意な回動を規制することができる。上述した
クリックピン31には所要の弾性を持たせ、またクリッ
ク突子33aも弾性変形可能に構成するものとする。
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることはいうまでもない。たとえばレンズ
用アクセサリを構成するアクセサリ本体(レンズキャッ
プ本体2)や弾性リング部材4を、合成樹脂材により一
体に成形し、所要の状態で組み立てた場合を説明した
が、それぞれの材料や形状は適宜変更し得るものであ
る。また、上述した実施の形態において、図3や図4で
説明した実施の形態では、片持ち弾性片21を二箇所に
設けた場合を説明したが、これに限らず、少なくとも一
箇所に設ければよい。
サリ本体(レンズキャップ本体2)とその内部で回動変
位可能に保持させた弾性リング部材4との間に設けたつ
まみ部3,3の動きを許容したり規制したりする係合手
段としての突起部12,12を、樹脂製のアクセサリ本
体(2)に一体に設けた場合を説明したが、本発明はこ
れに限定されず、別部材である突起部を植設その他の手
段により一体的に設けてもよい。また、このような突起
部12,12とこれに対応する係合溝13,13とを、
実施の形態とは逆の部材に設けてもよい。
スチルカメラのレンズ鏡筒6の先端部に着脱自在に装着
することにより、撮影レンズ7を保護するレンズキャッ
プ1に適用した場合を説明したが、本発明はこれに限定
されず、レンズ鏡筒6の先端部等のアクセサリ取付け用
筒状部に装着され画質向上のために用いる各種のフィル
タ、レンズフード、さらにはフィルタホルダなどに適用
することができる。
キャップ1を例示しているが、レンズキャップ本体2の
ように円環状部分を有するアクセサリ本体とその内側に
回動可能に保持した弾性リング部材を備え、この弾性リ
ング部材から外方に突出したつまみ部が径方向において
弾性変形する構造であればよい。たとえばレンズ用アク
セサリであるレンズフードに用いるためには、このアク
セサリ構成部材によってレンズを通る光をけらないよう
な構成とすればよく、適宜適用可能である。
用アクセサリによれば、アクセサリ取付け用筒状部(た
とえばレンズ鏡筒の先端部内周面)に、弾性リング部材
のつまみ部を径方向内側に押圧しながらアクセサリ本体
の円環状部分を嵌込み、弾性リング部材をアクセサリ本
体に対し回動変位させることにより、そのつまみ部に設
けた係合爪部をアクセサリ取付け用筒状部の内周面に径
方向内側から係合させ、しかもその係合状態を確実にロ
ックすることができる。
数はそのまま、もしくは僅かな増加のみで、レンズ用ア
クセサリの通常の着脱操作には何らの影響もなく、確実
に保持したい時にのみ強力な保持力を得ることができ、
また操作者が気づかぬうちにレンズキャップ、もしくは
他のレンズアクセサリが脱落するのを減少させることが
できる。
円環状部分の内側で弾性リング部材を相対的に回動変位
させることでこの弾性リング部材の一部に設けた膨出部
によってアクセサリ本体の円環状部分の一部に設けた弾
性片の弾性変形部を径方向外側に押圧し、これをアクセ
サリ取付け用筒状部の内周面に押し付けることにより、
簡単な構造であるにもかかわらず、弾性リング部材をア
クセサリ本体に対し回動変位させるだけで、レンズ用ア
クセサリをアクセサリ取付け用筒状部に対して脱落しな
いように簡単に保持させて装着することができる。
ャップに適用した一つの実施の形態を示し、(a)はレ
ンズキャップの背面図、(b)はその要部のみを示す側
面図である。
に装着したときの図であって、(a)はレンズキャップ
の背面図、(b)は要部のみを示す側面図、(c)はレ
ンズ鏡筒への装着状態を示す図である。
ンズキャップの別の実施の形態を示す背面図である。
である。
ンズキャップのさらに別の実施の形態を示し、(a)は
レンズキャップの背面図、(b)はそのB部拡大図であ
る。
ャップを説明するための図であって、(a)はレンズキ
ャップの背面図、(b)はその要部側面図である。
ズキャップ本体、2a…環状部、2b…蓋部、2d…係
止片、3…つまみ部、3a…係合爪部、3b…押圧部、
4…弾性リング部材、4a…環状部、6…レンズ鏡筒
(アクセサリ取付け用筒状部)、6a…ねじ部、7…撮
影レンズ、11…切欠き、12…突起部、13…係合
溝、13a…逃げ用溝部、13b…拘束用溝部、21…
片持ち弾性片(弾性片;係着手段)、22…摩擦部材、
23…膨出部、31…クリックピン、32…クリック
溝、32a…長穴形状の凹部、32b…凹溝、33…係
合凹部、33a…クリック突子。
Claims (12)
- 【請求項1】 アクセサリ取付け用筒状部内に嵌込んだ
状態で取付けられる円環状部分を有しこの円環状部分の
一部に切欠きを形成しているアクセサリ本体と、 このアクセサリ本体の円環状部分の内側に回動変位可能
な状態で保持され、前記切欠きを介して外方に突出する
方向に付勢されるとともに一部に前記アクセサリ取付け
用筒状部の内周面に径方向内側から係合する係合爪部を
設けた前記切欠きよりも幅狭なつまみ部を有する弾性リ
ング部材とを備え、 前記弾性リング部材を前記アクセサリ本体に対して相対
的に回動変位させることにより、前記つまみ部の径方向
内側への動きを許容し前記係合爪部を前記アクセサリ取
付け用筒状部内周面へ係合または係合解除する着脱位置
と、前記つまみ部の径方向内側への動きを規制し前記係
合爪部を前記アクセサリ取付け用筒状部内周面に係合さ
せた状態を維持するロック位置とを選択できるように構
成したことを特徴とするレンズ用アクセサリ。 - 【請求項2】 請求項1記載のレンズ用アクセサリにお
いて、 前記アクセサリ本体と弾性リング部材とに、この弾性リ
ング部材を前記アクセサリ本体に対し着脱位置からロッ
ク位置に回動変位させたときに、前記つまみ部の径方向
内側への動きを規制する係合手段を設けたことを特徴と
するレンズ用アクセサリ。 - 【請求項3】 請求項2記載のレンズ用アクセサリにお
いて、 前記係合手段を、前記アクセサリ本体に設けた係合部と
前記弾性リング部材に設けた被係合部とによって構成し
たことを特徴とするレンズ用アクセサリ。 - 【請求項4】 請求項3記載のレンズ用アクセサリにお
いて、 前記係合部、被係合部の一方を突起部により構成し、他
方を係合溝によって構成したことを特徴とするレンズ用
アクセサリ。 - 【請求項5】 請求項4記載のレンズ用アクセサリにお
いて、 前記突起部を、前記アクセサリ本体または前記弾性リン
グ部材に一体的に設けたことを特徴とするレンズ用アク
セサリ。 - 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4または請求項5記載のレンズ用アクセサリにおいて、 前記アクセサリ本体の円環状部分の一部に軸線に対して
略直角方向に移動可能な弾性変形部を有する弾性片を少
なくとも一つ設け、 前記弾性リング部材の一部に前記弾性片の弾性変形部を
径方向外側に押圧する膨出部を設け、 前記弾性リング部材がアクセサリの脱落を防止する所定
の回動位置に至ったときに前記膨出部により前記弾性片
の弾性変形部を径方向外側に付勢し、アクセサリ取付け
用筒状部の内周面への保持力を増加させるように構成し
たことを特徴とするレンズ用アクセサリ。 - 【請求項7】 請求項6記載のレンズ用アクセサリにお
いて、 前記弾性片は前記アクセサリ本体の円環状部分の一部に
設けた片持ち弾性片または両持ち弾性片のいずれかによ
って構成されることを特徴とするレンズ用アクセサリ。 - 【請求項8】 請求項6または請求項7記載のレンズ用
アクセサリにおいて、 前記弾性片の弾性変形部の径方向外側部分に摩擦部材を
設けたことを特徴とするレンズ用アクセサリ。 - 【請求項9】 アクセサリ取付け用筒状部内に嵌込んだ
状態で取付けられる円環状部分を有しこの円環状部分の
一部に切欠きを形成しているアクセサリ本体と、 このアクセサリ本体の円環状部分の内側に回動変位可能
な状態で保持され、前記切欠きを介して外方に突出して
いる前記切欠きよりも幅狭なつまみ部を有する弾性リン
グ部材とを備え、 前記アクセサリ本体の円環状部分の一部に軸線に対して
略直角方向に移動可能な弾性変形部を有する弾性片を少
なくとも一つ設けるとともに、 前記弾性リング部材の一部に前記弾性片の弾性変形部を
径方向外側に押圧する膨出部を設け、 前記弾性リング部材を前記アクセサリ本体に対して所定
の回動位置まで回動させたときに前記膨出部により前記
弾性片の弾性変形部を径方向外側に付勢し、前記弾性変
形部を前記アクセサリ取付け用筒状部の内周面に押し付
けてこのアクセサリ取付け部の内周面への保持力を得る
ように構成したことを特徴とするレンズ用アクセサリ。 - 【請求項10】 請求項9記載のレンズ用アクセサリに
おいて、 前記弾性片は前記アクセサリ本体の円環状部分の一部に
設けた片持ち弾性片または両持ち弾性片のいずれかによ
って構成されることを特徴とするレンズ用アクセサリ。 - 【請求項11】 請求項9または請求項10記載のレン
ズ用アクセサリにおいて、 前記弾性片の弾性変形部の径方向外側部分に摩擦部材を
設けたことを特徴とするレンズ用アクセサリ。 - 【請求項12】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求
項9、請求項10または請求項11記載のレンズ用アク
セサリにおいて、 前記弾性リング部材にアクセサリ本体との相対的な回動
変位にクリック感を与える手段を設けたことを特徴とす
るレンズ用アクセサリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00070098A JP4151098B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | レンズ用アクセサリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00070098A JP4151098B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | レンズ用アクセサリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11194395A true JPH11194395A (ja) | 1999-07-21 |
JP4151098B2 JP4151098B2 (ja) | 2008-09-17 |
Family
ID=11481055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00070098A Expired - Lifetime JP4151098B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | レンズ用アクセサリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4151098B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030056180A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 삼성전기주식회사 | Pc카메라 |
WO2008078439A1 (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-03 | Sony Corporation | アクセサリーおよび撮像装置用アクセサリー |
-
1998
- 1998-01-06 JP JP00070098A patent/JP4151098B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030056180A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 삼성전기주식회사 | Pc카메라 |
WO2008078439A1 (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-03 | Sony Corporation | アクセサリーおよび撮像装置用アクセサリー |
JP2008158384A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Sony Corp | アクセサリーおよび撮像装置用アクセサリー |
US8063980B2 (en) | 2006-12-26 | 2011-11-22 | Sony Corporation | Accessory and accessory for image pickup apparatus |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4151098B2 (ja) | 2008-09-17 |
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