JPH11194153A - プローブ装置のコンタクトピンクリーニング方法およびクリーニング装置 - Google Patents
プローブ装置のコンタクトピンクリーニング方法およびクリーニング装置Info
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- JPH11194153A JPH11194153A JP10001125A JP112598A JPH11194153A JP H11194153 A JPH11194153 A JP H11194153A JP 10001125 A JP10001125 A JP 10001125A JP 112598 A JP112598 A JP 112598A JP H11194153 A JPH11194153 A JP H11194153A
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Abstract
ドライブ量が過度にならず、各コンタクトピンを損傷す
ることなく、その先端部を確実にクリーニングできる、
コンタクトピンクリーニング方法およびその装置を提供
する。 【解決手段】 プローブ装置70を、その各コンタクト
ピン3aが導電性テープ8の接着剤層に対向させ、各コ
ンタクトピン3aの基端側と導電性テープ8との導通・
非導通状態を確認しつつ、プローブ装置70および導電
性テープ8の少なくとも一方を、互いに近接する方向に
移動させる際に、各コンタクトピン3aのうち少なくと
も1本のコンタクトピン3aが導電性テープ8に初めて
接触した時点から、前記全てのコンタクトピン3aが導
電性テープ8に接触するような必要最小限の距離だけプ
ローブ装置70および導電性テープ8の少なくとも一方
をさらに移動させる。コンタクトピン3aの過度のオー
バードライブを防止できる。
Description
ケットピン等として用いられ、半導体ICチップや液晶
デバイス等の各端子に各コンタクトピンをそれぞれ接触
させて電気的なテストを行うプローブ装置(プローブカ
ード)の、各コンタクトピンをクリーニングする方法お
よびその装置に関する。
半導体チップ又はLCD(液晶表示体)等の被検査物の
電気的なテストを行うために、被検査物の各端子に接触
する複数のコンタクトピンを有するプローブ装置が使用
される。
一般に各コンタクトピンの先端部は研磨されるので、そ
の研磨カスが前記先端部に付着し易く、大気中の微小な
塵埃が付着することもある。また、プローブ装置の長期
使用に際して、デバイスパッドの材料粉が削れて付着し
易い。このような場合、前記被検査物の電気的なテスト
を行う際に、コンタクトピンと被検査物の端子との接触
不良が起こるので、プローブ装置を出荷する際に先だっ
て、あるいは定期的に、各コンタクトピンの先端部をク
リーニングする必要がある。
としては、プローブ装置を移動させて、その各コンタク
トピンの先端部を、通常のテープの接着層中に押し当て
(オーバードライブをかける)た後、このオーバードラ
イブを解除することにより、前記先端部に付着していた
研磨カスや塵埃等は、テープの接着層の粘着力により前
記先端部から離れて接着層側に移り、結果的に、各コン
タクトピンの先端部をクリーニングすることができる。
ンタクトピンの先端部および粘着テープを目視しつつプ
ローブ装置を移動させていたので、各コンタクトピンの
高さがばらついている場合に、全てのコンタクトピンの
先端部を粘着テープに接触させるためには、プローブ装
置の移動量が過度に大きくなる傾向にある。この場合、
コンタクトピンのオーバードライブ量(コンタクトピン
が粘着テープに接触してからさらに下方に向けて引き下
げる移動量)も過剰になるので、先端部の高さが低いコ
ンタクトピンほど過度の過度な力を受け、損傷する恐れ
が大きいという問題点がある。
鑑みてなされたものであり、プローブ装置の各コンタク
トピンのオーバードライブ量が過度にならず、各コンタ
クトピンを損傷することなく、その先端部を確実にクリ
ーニングできる、プローブ装置のコンタクトピンクリー
ニング方法およびその装置を提供することを目的として
いる。
の本発明の請求項1は、複数のパターン配線がフィルム
上に形成され、これらのパターン配線が前記フィルムか
ら突出状態に配されてコンタクトピンとされるコンタク
トプローブが、前記コンタクトピンの基端側にそれぞれ
導通する複数の電極を有するプリント基板に取付けられ
てなるプローブ装置の、前記各コンタクトピンの先端部
をクリーニングするための方法であって、 先ず、前記
プローブ装置の各コンタクトピンの先端部を導電性テー
プの接着剤層に対向させ、前記複数の電極と前記導電性
テープとの導通・非導通状態を確認しつつ、前記プロー
ブ装置あるいは前記導電性テープの少なくとも一方を、
互いに近接する方向に移動させる際に、前記各コンタク
トピンのうち少なくとも1本のコンタクトピンが導電性
テープに初めて接触して前記導通を検出した時点から、
前記全てのコンタクトピンが前記導電性テープに接触す
るような必要最小限の距離だけ前記プローブ装置あるい
は前記導電性テープの少なくとも一方をさらに移動させ
ることを特徴とするものである。
置としては、請求項4のように、導電性テープと、前記
プローブ装置および前記導電性テープを、各コンタクト
ピンが導電性テープの接着剤層に対向するように支持す
るとともに、前記プローブ装置および前記導電性テープ
の少なくとも一方を、互いに近接する方向に移動させる
ための移動手段と、前記複数の電極と前記導電性テープ
との導通・非導通状態を検出するためのテスターと、前
記移動手段により前記プローブ装置あるいは前記導電性
テープの少なくとも一方を移動させる際に、前記各コン
タクトピンのうち少なくとも1本のコンタクトピンが導
電性テープに初めて導通したことが前記テスターで検出
されると、前記全てのコンタクトピンが前記導電性テー
プに接触するような必要最小限の距離だけ前記プローブ
装置あるいは前記導電性テープの少なくとも一方をさら
に移動させるために、前記移動手段を制御するための制
御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
または請求項6)のように、導電性テープの代わりに導
電性樹脂を用いてもよく、さらには、前記導電性テープ
あるいは導電性樹脂に、前記複数のコンタクトピンの配
列パターンと同様なパターンを形成することが好まし
い。
請求項1および請求項2においては、それぞれ水平状態
にあるプローブ装置および導電性テープを互いに対向さ
せるとともに、プローブ装置の各コンタクトピンの先端
の高さをそれぞれ測定し、その最大値と最小値との差を
確認する。通常この差は20μm程度である。各コンタ
クトピンの基端側と前記導電性テープとの導通・非導通
状態を確認しつつ、前記プローブ装置あるいは前記導電
性テープの少なくとも一方を、互いに近接する方向に移
動させる。この際、各コンタクトピンのうち少なくとも
1本のコンタクトピンが導電性テープに初めて接触する
(同時に複数本のコンタクトピンが接触する場合もあ
る)ファーストコンタクトの時点から、全てのコンタク
トピンが前記導電性テープに接触するような必要最小限
の所定の距離(例えば100μm)だけ前記プローブ装
置あるいは前記導電性テープの少なくとも一方をさらに
移動させるものである。
タクトが起こると、各コンタクトピンの少なくとも1本
のコンタクトピンの基端側と導電性テープとが導通する
ことにより、ファーストコンタクトを即座に認識でき
る。そして、このファーストコンタクトが起こった時点
から、全てのコンタクトピンの先端部が導電性テープに
接触するような必要最小限の距離(例えば100μm)
だけプローブ装置あるいは導電性テープの少なくとも一
方をさらに移動させるので、各コンタクトピンのオーバ
ードライブ量が過剰にならない。もちろん、全てのコン
タクトピンの先端部を導電性テープの接着剤層に接触さ
せるので、確実にクリーニングできる。
を有する導電性樹脂を用いてもよい。また、前記導電性
テープあるいは前記導電性樹脂に、複数のコンタクトピ
ンの配列パターンと同様なパターンを例えば印刷等に形
成することにより、クリーニング後、前記パターンを例
えば顕微鏡により観察することにより、どのコンタクト
ピンのどの部位に塵埃等が付いていたかをに認識でき
る。また、誤って、導電性テープ(あるいは導電性樹脂
9の同じ場所でクリーニングを繰り返してしまうことが
ない。
て図面を参照して説明する。先ず、コンタクトプローブ
およびプローブ装置の一例について順次説明する。図5
はコンタクトプローブの一例を示す要部斜視図、図6は
コンタクトプローブの一例を示す平面図、図7は図5の
C−C線断面図である。
は、フィルム2の片面に金属で形成されるパターン配線
3を張り付けた構造となっており、前記フィルム2の端
部から前記パターン配線3の先端が突出してコンタクト
ピン3aとされている。なお、符号4は、後述する位置
合わせ穴である。
プローブ1のフィルム2には、コンタクトプローブ1を
固定するための孔9が設けられ、また、パターン配線3
から得られた信号を引き出し用配線10を介してプリン
ト基板20(図9参照)に伝えるための窓11が設けら
れている。なお、本例のフィルム2は、ポリイミド樹脂
フィルムPIおよび金属フィルム500(銅箔)の二層
テープである。
ンタクトプローブ1をメカニカルパーツ60を用いてプ
リント基板に組み込んでプローブ装置(プローブカー
ド)70にする構成について説明する。なお、本実施形
態に係るコンタクトプローブ1は、全体が柔軟で曲げや
すいため、プローブ装置に組み込む際にフレキシブル基
板として機能する。
ングベース30と、トップクランプ40と、ボトムクラ
ンプ50とからなっている。まず、プリント基板20の
上にトップクランプ40を取付け、次に、コンタクトプ
ローブ1を取り付けたマウンティングベース30をトッ
プクランプ40にボルト穴41にボルト42を螺合させ
て取り付ける(図10参照)。そして、ボトムクランプ
50でコンタクトプローブ1を押さえ込むことにより、
パターン配線3を一定の傾斜状態に保ち、該パターン配
線3の先端に位置するコンタクトピン3aをICチップ
Iに押し付ける。
示している。図10は、図9のE−E線断面図である。
フィルム2の先端側は、前記下面32に当接して下方に
傾斜した状態で支持され、コンタクトピン3aはICチ
ップIに接触している。
タクトプローブ1の位置を調整するための位置決めピン
31が設けられており、この位置決めピン31をコンタ
クトプローブ1の前記位置合わせ穴4に挿入することに
より、パターン配線3とICチップIとを正確に位置合
わせすることができるようになっている。コンタクトプ
ローブ1に設けられた窓11の部分のパターン配線3
に、ボトムクランプ50の弾性体51を押し付けて、前
記引き出し用配線10をプリント基板20の電極21に
接触させ、パターン配線3から得られた信号を電極21
を通して外部に伝えることができるようになっている。
を用いて、ICチップIのプローブテスト等を行う場合
は、プローブ装置70をプローバーに装着するとともに
テスターに電気的に接続し、所定の電気信号をパターン
配線3のコンタクトピン3aからウェーハ上のICチッ
プIに送ることによって、該ICチップIからの出力信
号がコンタクトピン3aからテスターに伝送され、IC
チップIの電気的特性が測定される。
ードであるプローブ装置70に適用したが、他の測定用
治具等に採用しても構わない。例えば、ICチップを内
側に保持して保護し、ICチップのバーンインテスト用
装置等に搭載されるICチップテスト用ソケット等に適
用してもよい。
の構成としては、図1に示すように、符号5は装置本体
としての基台を示しており、この基台5上には、上述し
たプローブ装置70を支持するための支持台6が配置さ
れている。この支持台6には、プローブ装置70が水平
状態で着脱自在に固定されるようになっている。この支
持台6は後述する移動手段24により上下方向に移動さ
れるようになっている。一方、前記基台5上には、前記
支持台6の下方の位置に、絶縁材料で形成されたテープ
載置台25が水平状態で設けられている。このテープ載
置台25には、後述する導電性テープ8がそのテープ基
材8a(図2参照)側を下向きに水平に載置されてい
る。
に、導電性の樹脂基材(テープ基材本体)8aの一面に
被導電性の接着剤8bが塗布された構成になっている。
なお、この導電性テープの代わりに、粘着性を有する導
電性樹脂を用いてもよい。
する支持台6を上下方向に移動させる移動手段24とし
ては、前記基台5には、前記支持台6を上下方向に移動
自在に案内するための複数のガイド軸12が立設されて
いる。符号13は精密ボールねじを示し、この精密ボー
ルねじ13は上下方向に延びる形態で、図示しないベア
リングにより前記支持台6に回転自在(矢印A参照)に
支持されている。そして、この精密ボールねじ13は、
支持台6に固定されたナット部材13aに螺合し、ま
た、精密ボールねじ軸13には、例えばパルスモータ1
4の回転軸の回転が、カップリング等の伝動機構15を
介して伝動されるようになっているので、パルスモータ
14の回転軸の正回転あるいは逆回転により、支持台6
を下降あるいは上昇させることができる。なお、精密ボ
ールねじ軸13による支持台6の移動分解能は10μm
以下になっている。精密ボールねじ軸13およびナット
13aに代えて、スプライン軸およびスプラインナット
を使用してもよい。
は、電源16、電流計17および共通電極18が直列に
接続された構成となっており、電流計17には後述する
コントローラ19が結線されている。このコントローラ
19は前記パルスモータ14を駆動制御するものであ
る。プリント基板20の各電極21は、各配線21aを
介して前記共通電極18に一括して接続される。一方、
前記電源16側は、導電性テープ8のテープ基材8aに
接続される。このような構成に基づいて、各コンタクト
ピン3aのうち少なくとも1本のコンタクトピン3a
が、導電性テープ8のテープ基材8aに接触している場
合には、電流計17に電流が流れ、これを直ちにコント
ローラ19が認識して、前記パルスモータ14の回転数
を制御することにより、プローブ装置70の移動量を所
定に設定できる。
すなわちクリーニング方法の一例について詳細に説明す
る。先ず、図1に示すように、製造直後あるいは長期間
の使用後の被検査物としてのプローブ装置70を、上昇
位置にある支持台6に水平状態で固定するとともに、テ
ープ載置台25上に、導電性テープ8をその接着剤層8
bが上方を向く形態で載置することにより、それぞれ水
平状態にあるプローブ装置70および導電性テープ8を
互いに対向させる。プローブ装置70の各コンタクトピ
ン3aの先端の高さをそれぞれ測定し、その最大値と最
小値との差を確認する。通常この差は20μm程度であ
る。プローブ装置70のプリント基板20の各電極21
に一端側がそれぞれ接続されている各配線21aの各他
端をテスター7の共通電極18に一括して接続する。一
方、テスター7の電源16側を導電性テープ8に接続す
る。
ントローラ)9は、パルスモータ14を正回転させるこ
とにより、支持台6を下降させる。この際、図3に示す
ように、各コンタクトピン3aのうち少なくとも1本の
コンタクトピン3aが導電性テープ8のテープ本体8a
に初めて接触する、すなわち、ファーストコンタクトが
起こった時点で、テスター7の電流計17に電流が流
れ、これにより、コントローラ9は、このファーストコ
ンタクトの時点から、全てのコンタクトピン3aが前記
導電性テープ8の接着剤層8bに接触するような必要最
小限の距離(例えば100μm)だけ前記プローブ装置
70をさらに下降させるように、前記パルスモータ14
を駆動制御する。
により、ファーストコンタクトを即座に検出でき、この
ファーストコンタクトが起こった時点から、プローブ装
置70は、全てのコンタクトピン3aの先端部が導電性
テープ8に接触するような必要最小限の距離(例えば1
00μm)だけ下降することにより、各コンタクトピン
3aのオーバードライブ量が過度にならない。ここで、
前記必要最小限の距離は、プローブ装置を用いてデバイ
スの電気的検査を行う際に各コンタクトピンをデバイス
にコンタクトさせるオーバードライブ量とほぼ等しい量
に設定することが好ましい。
性テープ8の接着剤層8bに接触させるので、この後、
プローブ装置70を上昇させて、オーバードライブを解
除することにより、前記先端部に付着していた研磨カス
や塵埃等は、導電性テープ8の接着剤層8bの粘着力に
より前記先端部から離れて接着剤層8b側に移り、結果
的に、各コンタクトピン3aの先端部をクリーニングす
ることができる。最後に、各コンタクトピンを例えば所
定の検査用ICの各パッドに接触させて、電気検査を行
い、各コンタクトピンに塵埃等が残留しているか否かを
確認する。塵埃等が残留している場合には、上記のクリ
ーニングを必要に応じて複数回繰り返す。最後に、クリ
ーニング後のプローブ装置70を支持台6から外す。
は導電性樹脂)8として、その表面に、複数のコンタク
トピンの配列パターンと同様なパターン8cを例えば印
刷等に形成したものを用いることにより、クリーニング
後、前記パターン8cを例えば顕微鏡により観察するこ
とにより、どのコンタクトピンのどの部位に塵埃等が付
いていたかを認識できる。また、誤って、導電性テープ
あるいは導電性樹脂の同じ場所でクリーニングを繰り返
してしまうことがない。さらに、前記オーバードライブ
の際に、各コンタクトピンと導電性テープとを顕微鏡に
より観察することにより、前記導電性テープのパターン
8cと一致していないコンタクトピンは、長さあるいは
曲げ等の不良があると判断できるので、不良品と判定し
たり、曲げを矯正する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1に記載の発明は、それぞれ水平状態にあるプロー
ブ装置および導電性テープを互いに対向させるととも
に、プローブ装置の各コンタクトピンの先端の高さをそ
れぞれ測定し、その最大値と最小値との差を確認する。
各コンタクトピンの基端側と前記導電性テープとの導通
・非導通状態を確認しつつ、前記プローブ装置あるいは
前記導電性テープの少なくとも一方を、互いに近接する
方向に移動させる。この際、各コンタクトピンのうち少
なくとも1本のコンタクトピンが導電性テープに初めて
接触するファーストコンタクトの時点から、全てのコン
タクトピンが前記導電性テープに接触するような必要最
小限の距離だけ前記プローブ装置あるいは前記導電性テ
ープの少なくとも一方をさらに移動させるするものであ
る。このように、本発明では、ファーストコンタクトが
起こると、各コンタクトピンの少なくとも1本のコンタ
クトピンの基端側と導電性テープとが導通することによ
り、ファーストコンタクトを即座に認識できる。そし
て、このファーストコンタクトが起こった時点から、全
てのコンタクトピンの先端部が導電性テープに接触する
ような必要最小限の距離だけプローブ装置あるいは導電
性テープの少なくとも一方をさらに移動させるので、各
コンタクトピンのオーバードライブ量が過度にならず、
コンタクトピンが損傷しない。また、全てのコンタクト
ピンの先端部を導電性テープの接着剤層に接触させるの
で、確実にクリーニングできる。
代わりに、粘着力を有する導電性樹脂を用いてもよい。
請求項3に記載の発明は、前記導電性テープあるいは前
記導電性樹脂に、複数のコンタクトピンの配列パターン
と同様なパターンを例えば印刷等に形成することによ
り、クリーニング後、前記パターンを例えば顕微鏡によ
り観察することにより、どのコンタクトピンのどの部位
に塵埃等が付いていたかを認識できる。また、誤って、
導電性テープあるいは導電性樹脂の同じ場所でクリーニ
ングを繰り返してしまうことがない。
求項1乃至請求項3のクリーニング方法を容易に実施で
きるクリーニング装置を提供できる。
一実施形態の構成図である。
を示す図である。
に接触している状態を示す拡大図である。
ターンが形成された導電性テープ(あるいは導電性樹
脂)の平面図である。
である。
る。
ーブ装置の一例の分解斜視図である。
ーブ装置の一例の要部斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のパターン配線がフィルム上に形成
され、これらのパターン配線が前記フィルムから突出状
態に配されてコンタクトピンとされるコンタクトプロー
ブが、前記コンタクトピンの基端側にそれぞれ導通する
複数の電極を有するプリント基板に取付けられてなるプ
ローブ装置の、前記各コンタクトピンの先端部をクリー
ニングするための方法であって、 先ず、前記プローブ装置の各コンタクトピンの先端部を
導電性テープの接着剤層に対向させ、 前記複数の電極と前記導電性テープとの導通・非導通状
態を確認しつつ、前記プローブ装置あるいは前記導電性
テープの少なくとも一方を、互いに近接する方向に移動
させる際に、 前記各コンタクトピンのうち少なくとも1本のコンタク
トピンが導電性テープに初めて接触して前記導通を検出
した時点から、前記全てのコンタクトピンが前記導電性
テープに接触するような必要最小限の距離だけ前記プロ
ーブ装置あるいは前記導電性テープの少なくとも一方を
さらに移動させることを特徴とする、プローブ装置のコ
ンタクトピンクリーニング方法。 - 【請求項2】 前記導電性テープの代わりに導電性樹脂
を用いる請求項1に記載のプローブ装置のコンタクトピ
ンクリーニング方法。 - 【請求項3】 前記導電性テープあるいは導電性樹脂
に、前記複数のコンタクトピンの配列パターンと同様な
パターンが形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載のプローブ装置のコンタクトピンク
リーニング方法。 - 【請求項4】 複数のパターン配線がフィルム上に形成
され、これらのパターン配線が前記フィルムから突出状
態に配されてコンタクトピンとされるコンタクトプロー
ブが、前記コンタクトピンの基端側にそれぞれ導通する
複数の電極を有するプリント基板に取付けられてなるプ
ローブ装置の、前記各コンタクトピンの先端部をクリー
ニングするための装置であって、 導電性テープと、 前記プローブ装置および前記導電性テープを、各コンタ
クトピンが導電性テープの接着剤層に対向するように支
持するとともに、前記プローブ装置および前記導電性テ
ープの少なくとも一方を、互いに近接する方向に移動さ
せるための移動手段と、 前記複数の電極と前記導電性テープとの導通・非導通状
態を検出するためのテスターと、 前記移動手段により前記プローブ装置あるいは前記導電
性テープの少なくとも一方を移動させる際に、前記各コ
ンタクトピンのうち少なくとも1本のコンタクトピンが
導電性テープに初めて接触したことが前記テスターで検
出されると、前記全てのコンタクトピンが前記導電性テ
ープに接触するような必要最小限の距離だけ前記プロー
ブ装置あるいは前記導電性テープの少なくとも一方をさ
らに移動させるために、前記移動手段を制御するための
制御手段と、を備えたことを特徴とする、プローブ装置
のコンタクトピンクリーニング装置。 - 【請求項5】 前記導電性テープの代わりに導電性樹脂
を用いる請求項4に記載のプローブ装置のコンタクトピ
ンクリーニング装置。 - 【請求項6】 前記導電性テープあるいは導電性樹脂
に、前記複数のコンタクトピンの配列パターンと同様な
パターンが形成されていることを特徴とする請求項4ま
たは請求項5に記載のプローブ装置のコンタクトピンク
リーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00112598A JP3314703B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | プローブ装置のコンタクトピンクリーニング方法およびクリーニング装置 |
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JPH11194153A true JPH11194153A (ja) | 1999-07-21 |
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JP00112598A Expired - Fee Related JP3314703B2 (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | プローブ装置のコンタクトピンクリーニング方法およびクリーニング装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1113276A2 (de) * | 1999-12-06 | 2001-07-04 | ELMOS Semiconductor AG | Verfahren und Vorrichtung zur Reinigung von Kontaktierungsnadeln |
JP2014155907A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 充放電検査システム、清掃システム、および清掃ユニット |
CN104931543A (zh) * | 2015-06-29 | 2015-09-23 | 上海华力微电子有限公司 | 一种探针卡清针方法及清针系统 |
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1998
- 1998-01-06 JP JP00112598A patent/JP3314703B2/ja not_active Expired - Fee Related
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