JPH11192849A - 作業車両の前輪駆動装置 - Google Patents

作業車両の前輪駆動装置

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JPH11192849A
JPH11192849A JP235198A JP235198A JPH11192849A JP H11192849 A JPH11192849 A JP H11192849A JP 235198 A JP235198 A JP 235198A JP 235198 A JP235198 A JP 235198A JP H11192849 A JPH11192849 A JP H11192849A
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JP
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front wheel
clutch
mode
wheel drive
shaft
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Application number
JP235198A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Watabe
勉 渡部
Hideji Ishimaru
秀司 石丸
Koji Koyama
浩二 小山
Yutaka Ono
豊 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪を非駆動の2WDと、等速・増速切換す
る切換手段を有する構成にあって、坂道駐車の安全性を
確保しようとする。 【解決手段】 前輪駆動ギア24と前輪ピニオン軸28
との間に、前輪駆動連動軸30を介して差動機構25と
クラッチ機構26とを設け、前輪駆動ギア24と前輪駆
動連動軸30とを等速連動する前輪等速モードと、前輪
駆動連動軸30を非駆動の2WDモードと、前輪駆動ギ
ア24回転を差動ピニオンギア群で増速連動する前輪増
速モードとに切り替えるクラッチ制御手段を設けてなる
作業車両の前輪増速駆動装置において、上記クラッチ機
構26は2連に設けられ、少なくとも一が機械的クラッ
チ手段に構成され、機械的クラッチ手段37入りによっ
て前輪等速モードとし、両クラッチ手段切りにて2WD
モードとし、他のクラッチ手段入りによって前輪増速モ
ードとすることにより、エンジン停止状態においても、
4WD状態を維持しうるので、駐車ブレーキを前後輪に
効かせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はトラクタや田植え
機の農業用車両、フォークリフト・ブルドーザー等の運
搬用・建設用等作業車両の前輪駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63−291727号公報
に開示されるように、差動機構とクラッチ機構とを設
け、前輪等速モードと、2WDモードと、前輪増速モー
ドとに切り替える構成は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
モードの切り替えは切替レバーによるものであるから、
4WDかまたは2WDかはその切替レバー位置、すなわ
ちオペレータの任意に委ねられるものである。ところ
で、坂道駐車を行うときには、2WD状態よりも4WD
状態で停止する方が制動効果の点で有利であるが、上記
のように4WDの切替は任意であるから、停止時意識的
に確認しなければならない欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の欠点
を解消しようとするもので、次の技術的手段を講じた。
即ち、前輪駆動ギア24と前輪ピニオン軸28との間
に、前輪駆動連動軸30を介して差動機構25とクラッ
チ機構26とを設け、前輪駆動ギア24と前輪駆動連動
軸30とを等速連動する前輪等速モードと、前輪駆動連
動軸30を非駆動の2WDモードと、前輪駆動ギア24
回転を差動ピニオンギア群で増速連動する前輪増速モー
ドとに切り替えるクラッチ制御手段を設けてなる作業車
両の前輪増速駆動装置において、上記クラッチ機構26
は2連に設けられ、少なくとも一が機械的クラッチ手段
に構成され、機械的クラッチ手段37入りによって前輪
等速モードとし、両クラッチ手段切りにて2WDモード
とし、他のクラッチ手段入りによって前輪増速モードと
する作業車両の前輪駆動装置の構成とする。
【0005】また、上記のうちクラッチ機構26は、機
械的クラッチ手段37と油圧クラッチ手段39とで構成
し、機械的クラッチ手段37入りによって前輪等速モー
ドとし、両クラッチ手段切りにて2WDモードとし、油
圧クラッチ39入りによって前輪増速モードとする構成
とする。
【0006】
【発明の作用効果】この発明は上記の構成としたから、
エンジン停止状態において、クラッチ機構26への外部
作動力が遮断されても、例えばクラッチ圧油供給が途絶
えても、4WD状態を維持しうるので、駐車ブレーキを
前後輪に効かせることができ、特に坂道での駐車に有利
である。また、クラッチ機構については、機械的クラッ
チと油圧クラッチとの組み合わせで容易に構成できコス
ト低減できる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図面に基づ
き説明する。1は農用作業車両の一例としての農用トラ
クタの機体で、前後部に前輪2と後輪3とを備え、ボン
ネット4内エンジン5の回転動力をミッションケース6
内の変速装置で適宜減速し、減速した回転動力を当該前
輪2,後輪3に伝達すべく構成している。
【0008】機体中央部の運転者席7前方には、ハンド
ルポスト8を設け、ステアリングハンドル9を旋回操作
可能に設けている。このステアリングハンドル9の旋回
操作は操舵連動して前記左右前輪2,2を操向連動する
構成としている。なお、ハンドル9近傍にはアクセルレ
バー10を、ハンドルポスト8下部側には左右独立する
ブレーキペダル11,11を配設すると共に、上記運転
者席7とこのハンドルポスト8間には走行用変速レバー
12を配設している。
【0009】上記機体1後部にはトップリンク13とロ
アリンク14,14とからなる3点リンク機構を介して
耕耘作業機15を上下昇降可能に装着している。トップ
リンク13を上下に連動する油圧シリンダ機構16はポ
ジションレバー17の回動操作によって伸縮し作業機1
5を昇降連動する構成である。前記エンジン5から出力
された回転動力は、主クラッチ18を介して主変速機構
19,副変速機構20で適宜変速されてドライブピニオ
ン軸21を連動し、更に後輪デフ機構22へ伝達される
構成である。また、副変速機構20からの回転動力は前
輪駆動機構23の前輪駆動ギア24へ伝達可能の構成で
ある。
【0010】上記前輪駆動機構23は、差動機構25と
クラッチ機構26とクラッチ制御機構27等からなり、
クラッチ制御に伴って、前輪ピニオン軸28の回転を前
輪駆動ギア24の回転に対して略等速とする前輪等速モ
ード、この回転の略2倍にする前輪増速モード、および
前輪ピニオン軸28を非駆動の所謂2WDモードに切り
替わる構成である。即ち、上記差動機構25の差動ケー
ス29内部には、前輪駆動連動軸30に一体のピニオン
ギア31,該軸30に遊嵌するピニオンギア32、差動
ケース29に固定されるピニオン軸33に遊嵌するピニ
オンギア34,35を有する。またクラッチ機構26
は、常時はスプリング36の弾発力でクラッチ接続状態
となる機械的多板クラッチ37と圧油を受けて摺動しう
るピストン38からの押圧力によってクラッチ接続する
油圧多板クラッチ39からなり、このうち機械的多板ク
ラッチ37の多板受体40は、上記差動ケース29に一
体に、油圧多板クラッチ39の多板受体41は、適宜ミ
ッションケース42に固定されて、夫々設けられてい
る。上記圧油を受けて摺動するピストン38は被動プレ
ート43を介して多板を押圧する構成とし、一方スプリ
ング36の弾発力を受ける被動プレート44を有し、こ
れらは外周の筒状体45を介して連動しうる関係にあ
り、ピストン38背圧側に所定低圧の圧油が加わると、
被動プレート43,筒状体45,被動プレート44を経
由して弾発力に抗してスプリング36を引き、機械的多
板クラッチ37を切りとする構成である。またこのピス
トン38背圧側に、所定高圧が付与されると、機械的多
板クラッチ37は切りのまま、油圧多板クラッチ39は
入りとなるものである。なお、ピストン38およびスプ
リング36を受け、かつ各クラッチ多板を受けるクラッ
チ受体46は、前記ピニオンギア32を連動する筒軸4
7にスプライン嵌合して一体化される構成である。
【0011】前記前輪駆動機構23のうち差動機構25
は前輪駆動ギア24に接近させて配設される。この差動
機構25は比較的小型化でき嵩張らないため、ミッショ
ンケース42ない下位において、副変速機構20の連動
ギア群を支持する軸に接近させて設けられる。一方クラ
ッチ機構26はミッションケース42から別途着脱自在
に設ける副ケース42a部に設けられるが、主変速機構
19の連動ギア群と干渉しないよう、その位置は差動機
構よりも離れた前位に設けられている。
【0012】次いでクラッチ制御機構27について説明
すると、前記前輪駆動連動軸30の支持メタル50部に
圧油給排路51を穿設してこの連動軸30に設ける油路
52を経てピストン38部に供給または排出すべく構成
し、この圧油給排路51及び油路52に通じる圧油給排
回路53に切替弁54を配設する。この切替弁54は3
位置に切り替わり、ソレノイド55A,55B共に非励
磁のときは、圧油をピストン38部から排出しうるよう
タンクポートに連通し、ソレノイド55Aが励磁される
と、絞り56を有する還流回路を経て圧油の一部を捨て
ながらピストン38部に所定低圧を付与すべくなし、ソ
レノイド55Bが励磁されると全圧がピストン38部に
供給されて所定高圧付与状況となる構成であり、ソレノ
イド55Aまたは55Bの励磁あるいは非励磁の切替え
の基本はモード切替スイッチ57入力による。このモー
ド切替スイッチ57は、前記の前輪等速モード,前輪増
速モード,2WDモードに各対応すべく切替位置を有
し、前輪等速モードでは両ソレノイド55A,55B共
非励磁であり、前輪増速モードではソレノイド55Bが
励磁され、2WDモードではソレノイド55Aが励磁さ
れる関係にある。
【0013】なお、ソレノイド55Bの励磁は前輪増速
モードにスイッチ57切替えと共にステアリングハンド
ル9の旋回操作を伴うことを条件とし、所定切角を検出
する検出手段、例えば切れ角センサ58の検出結果が所
定旋回角度を越えたときに前輪増速切替可能となる構成
である。59は制御部で、上記モード切替スイッチ57
の切替信号、切れ角センサ58の検出信号、副変速位置
検出手段の検出信号等を入力し、ソレノイド55A,5
5B励磁信号を出力する構成である。
【0014】上例の作用について説明する。モード切換
スイッチ57を前輪等速モードとすると、ソレノイド5
5A及び55B共非励磁状態を保ち、あるいは励磁状態
から励磁を解かれる。そうするとピストン38部から圧
油がタンクに戻され、その背圧は無くなり、油圧多板ク
ラッチ39は切りとなる一方、機械的多板クラッチ37
は被動プレート44の制約も解かれるため多板を弾発し
てこのクラッチ37を入りとする。このクラッチ37が
入りとなると、クラッチ受体46は差動ケース29を一
体化し、前輪駆動ギア24の回転は、そのまま前輪駆動
連動軸30に付与され等速状態で前輪ピニオン軸28を
回転連動するものである。標準的な4WD状態となる。
【0015】次いで、モード切替スイッチ57を2WD
モード位置にすると、ソレノイド55A励磁出力がなさ
れる。この状態では、圧油一部を捨てながらピストン3
8部には所定低圧が作用する。油圧多板クラッチ39は
未だ入りとならず、一方被動プレート44は引かれてス
プリング36の多板押圧力を減少し機械的多板クラッチ
37も切りとする。よって、前輪駆動ギア24の回転は
差動ケース29を回転連動するのみであるから、前輪駆
動連動軸30は回転せず、結局前輪は動力伝達のない非
駆動状態となる。
【0016】更にモード切替スイッチ57を前輪増速モ
ードにすると、ピストン38部に所定高圧が働き、油圧
多板クラッチ39は入りとなる一方、機械的多板クラッ
チ37は切りであるから、クラッチ受体46を固定す
る。ために、ピニオンギア32は回転できない状態とな
る。したがって前輪駆動ギア24の回転は、ピニオン軸
33の回転を伴うが、ピニオンギア32が固定であるか
ら、当該ピニオン軸33上のピニオンギア34,35を
自転させ略2倍の増速状態でピニオンギア31を回転連
動するものである。このピニオンギア31と一体の前輪
駆動連動軸30も倍速回転され、前輪ピニオン軸28に
伝えられる。なお、この回転連動は、ステアリングハン
ドル9操作が行われた時のみ可能であり、ステアリング
ハンドル9が前輪2を所定切角以上に操向操作されない
ときは、標準4WD状態にある。
【0017】上記のように構成すると、エンジン停止状
態において、圧油供給が途絶えても、4WD状態を維持
しうるので、駐車ブレーキを前後輪に効かせることがで
き、特に坂道での駐車に有利である。また、クラッチ機
構については、機械的クラッチと油圧クラッチとの組み
合わせで容易に構成できコスト低減できる。また、上記
実施例のように、ミッションケース42内下位に前輪駆
動機構23を構成するものであるが、この前輪駆動機構
23は、前後に差動機構25と、クラッチ機構26とを
構成させるが、それらは一軸構成によって構成できる。
よって、クラッチ機構に併設して増速ギア群を設けねば
ならない2軸構成の従来形態に比較して省スペース化が
はかれる。即ち、差動機構25は比較的嵩張らないた
め、前輪駆動ギア24に近い位置に構成でき、一方クラ
ッチ機構6はそのクラッチ形態との関係によって、前輪
駆動ギア24から離れた位置に設けることとするが、こ
れらは前輪駆動連動軸30に、上位の連動ギア群との関
係などによってこれらの隙間部分に適宜に配設でき、小
型コンパクト化に寄与できる。
【0018】上例ではモード切替スイッチ57の切替え
操作に伴い、2WDと4WDとの切替えを行う形態とし
たが、これを自動的に行ってもよい。例えば、左右ブレ
ーキが連結操作される高速走行時には自動的に制動操作
と共に2WD状態が4WD状態に切り替わるなどであ
る。ブレーキペダル11,11の踏圧操作により左また
は右のブレーキ(図示せず)を制動する構成とし、この
ブレーキペダル11,11は併設され、その中間部下方
であって両ペダルアーム部11a,11bの作動圏内
に、接当部材61を、左右に屈撓自在な板バネ62で支
持構成して設ける。板バネ62基部は横軸回りに回動可
能な支持アーム63に接続される。64はリミットスイ
ッチである。左右独立してペダル11操作するときは、
ペダル11の接当によって接当部材は左または右に逃
げ、リミットスイッチ64はONしないが(図6
(イ))、左右ペダル11,11が同時操作されると、
接当部材61は押し下げられ支持アーム63は揺動しリ
ミットスイッチ64はONする(同(ロ))。このON
動作に基づいて制御部59はソレノイド55Aの励磁を
解き、4WD状態となす。
【0019】従来急停止時に2WDから4WDに切り替
えるため、前輪と後輪と夫々の回転数をピックアップし
制御部にてスリップ率を演算し4WDに切り替える構成
としたため、高価となっていたが、上記のように、左右
独立制動状況か左右連結制動状況かを判別する手段を設
け、この判別結果に基づいて左右連結状況における制動
の場合には、4WDに強制切り替えする構成であるか
ら、停止距離の短縮化がはかれ安全である。なお、左右
ブレーキペダルの連結状況判定技術は種々であり、2W
Dから4WD相互の切り替えの構成も上記の例に関わら
ず任意である。
【0020】図7,8は、2WD状態と4WD状態との
切り換えを自動的に行わせる構成を示すものである。制
御部70には、後輪用ドライブピニオン軸33に連動す
る前輪駆動ギア24の回転数検出センサ71と、前輪ピ
ニオン軸28の回転数検出センサ72とを接続し、前記
モード切替スイッチ57’には、2WD位置と4WD位
置との間に複数の設定位置イ,ロ,ハを設けている。こ
のイ〜ハ位置を選択設定すると、異なる前輪/後輪回転
比のもとに自動的に2WD状態から4WD状態に、また
逆の4WD状態から2WD状態に移行する構成である。
すなわち、あらかじめ設定した後輪/前輪回転比との比
較によって、好みのスリップ率に応じて4WD移行また
は復帰移行を行うことができる構成である。具体的に
は、位置ロを選択すると、後輪/前輪回転比Aが値0.
86以下に至るか又は値1.12を越えると4WDに移
行し、位置イを選択すると後輪/前輪回転比Aが0.8
6+α(<1.00)以下に至るか又は1.12−β
(>1.00)を越えると4WDに移行し、位置ハを選
択すると、後輪/前輪回転比Aが0.86−α以下に至
るか又は1.12+βを越えると4WDに移行すべく構
成する。なお、2WD又は4WD相互の切替は、前記実
施例では、ソレノイド55Aの励磁・非励磁を伴う制御
によって実行できる構成である。従って、2WDから4
WDに移行すべきスリップ状態を任意に設定変更できる
ため、タイヤの交換やタイヤの摩耗状況等に従ってオペ
レータの好み、熟練度等に応じた走行性を得ることがで
きる。
【0021】こうすることによって、従来、前輪又は後
輪いずれかのスリップ率が大となれば自動的に2WD状
態から4WD状態に切り替わるべく制御が行われるが、
一般にそのスリップ状態、即ち後輪/前輪回転比Aは一
定の値であったために、タイヤをローラグに交換した
り、摩耗が顕著になると思わぬ4WDへの切り換えが早
くなって、所期の走行操作を得られない欠点を有する
が、上記のように、後輪/前輪回転比を検出しながら、
あらかじめ設定された後輪/前輪回転比の設定値との比
較によって所望のスリップ状態4WD切り換えを実現す
ることにより、車輪の状況に拘らず、所望の走行操作を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の拡大断面図
【図2】全体側面図
【図3】伝動機構図
【図4】制御ブロック図
【図5】ブレーキペダル拡大側面図
【図6】作用説明図
【図7】制御ブロック図
【図8】フローチャート
【符号の説明】
1…トラクタ機体、2…前輪、3…後輪、4…ボンネッ
ト、5…エンジン、6…ミッションケース、7…運転者
席、8…ハンドルポスト、9…ステアリングハンドル、
10…アクセルレバー、11,11…ブレーキペダル、
12…走行用変速レバー、13…トップリンク、14,
14…ロアリンク、15…耕耘作業機、16…油圧シリ
ンダ機構、17…ポジションレバー、18…主クラッ
チ、19…主変速機構、20…副変速機構、21…ドラ
イブピニオン軸、22…後輪デフ機構、23…前輪駆動
機構、24…前輪駆動ギア、25…差動機構、26…ク
ラッチ機構、27…クラッチ制御機構、28…前輪ピニ
オン軸、29…差動ケース、30…前輪駆動連動軸、3
1,32,…ピニオンギア、33…ピニオン軸、34,
35…ピニオンギア、36…スプリング、37…機械的
多板クラッチ、38…ピストン、39…油圧多板クラッ
チ、40…多板受体、41…多板受体、42…ミッショ
ンケース、43…被動プレート、44…被動プレート、
45…筒状体、46…クラッチ受体、47…筒軸、50
…支持メタル、51…圧油給排路、52…油路、53…
圧油給排回路、54…切替弁、55A,55B…ソレノ
イド、56…絞り、57…モード切替スイッチ、58…
切れ角センサ、59…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 豊 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪駆動ギア24と前輪ピニオン軸28
    との間に、前輪駆動連動軸30を介して差動機構25と
    クラッチ機構26とを設け、前輪駆動ギア24と前輪駆
    動連動軸30とを等速連動する前輪等速モードと、前輪
    駆動連動軸30を非駆動の2WDモードと、前輪駆動ギ
    ア24回転を差動ピニオンギア群で増速連動する前輪増
    速モードとに切り替えるクラッチ制御手段を設けてなる
    作業車両の前輪増速駆動装置において、上記クラッチ機
    構26は2連に設けられ、少なくとも一が機械的クラッ
    チ手段に構成され、機械的クラッチ手段37入りによっ
    て前輪等速モードとし、両クラッチ手段切りにて2WD
    モードとし、他のクラッチ手段入りによって前輪増速モ
    ードとする作業車両の前輪駆動装置。
  2. 【請求項2】 クラッチ機構26は、機械的クラッチ手
    段37と油圧クラッチ手段39とで構成し、機械的クラ
    ッチ手段37入りによって前輪等速モードとし、両クラ
    ッチ手段切りにて2WDモードとし、油圧クラッチ39
    入りによって前輪増速モードとする請求項1記載の作業
    車両の前輪駆動装置。
JP235198A 1998-01-08 1998-01-08 作業車両の前輪駆動装置 Pending JPH11192849A (ja)

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