JPH1119252A - テニスラケット - Google Patents

テニスラケット

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Publication number
JPH1119252A
JPH1119252A JP9179674A JP17967497A JPH1119252A JP H1119252 A JPH1119252 A JP H1119252A JP 9179674 A JP9179674 A JP 9179674A JP 17967497 A JP17967497 A JP 17967497A JP H1119252 A JPH1119252 A JP H1119252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tennis racket
racket
length
less
tennis
Prior art date
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Pending
Application number
JP9179674A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Takahashi
恭彦 高橋
Tadatoshi Yamada
忠利 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Sports Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Sports Co Ltd filed Critical Bridgestone Sports Co Ltd
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Publication of JPH1119252A publication Critical patent/JPH1119252A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性にきわめて優れた、特に長尺物として
好適なテニスラケットを提供する操作性の良いラケット
フレームを提供することを目的とする。 【解決手段】 テニスラケット1は、グリップ部2、シ
ャフト部3及びヘッド部4よりなり、ヘッド部4にガッ
ト5が張設されている。このテニスラケットの重量は2
40〜340gである。全長すなわちグリップ部の末端
1eからヘッド部の先端1tまでの長さLは690〜8
12mm、静的バランスポイントすなわち該末端1eか
ら重心Gまでの長さLB と全長Lとの比LB /Lは25
%以上39%未満である。背幅tmax は17〜20mm
又は20〜35mmが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量化に加え操作
性向上を実現したテニスラケットに関するものであり、
詳しくは長尺テニスラケットとして好適なテニスラケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】近年テニスラケットの長尺化が進んでお
り、古くから使用されてきた長さ680mm前後の通常
長さよりも長い710〜812mm程度のロングボディ
のものも市販されるようになってきている。このような
長尺テニスラケットにあっては、軽量でしかも振り抜き
易い操作性が求められ、このためにテニスラケットの全
長、重量に加え静的バランスポイント(グリップ末端か
ら重心までの距離)が種々検討されている。テニスラケ
ットのこれらの値の公知例は次の表1の通りである。な
お、表1中の重量はガット張設後の重量である。
【0003】
【表1】
【0004】なお、上記特開平8−33740号公報に
は、ヘッド部の最大厚さ(背幅)が20〜34mmであ
ることが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記実公平5−118
84号のものに比べ特開平8−33740号、8−21
5346号のテニスラケットは長尺でありながら軽量で
あり、その分操作性が向上しているが、種々の研究の結
果バランスがまだトップヘビーであり操作性について改
善の余地があることが判明した。
【0006】本発明は操作性にきわめて優れた、特に長
尺物として好適なテニスラケットを提供することを目的
とする。
【0007】また、本発明は、振り抜き姓、反発性に優
れたテニスラケットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のテニスラケット
は、ガット張設後の重量が240〜340gであり、グ
リップ末端から重心までの距離がテニスラケット全長の
25%以上39%未満であることを特徴とするものであ
る。
【0009】かかるテニスラケットは、軽量であり且つ
ヘッドライト(トップ側が軽量)であるため、操作性が
きわめて良好である。
【0010】このテニスラケットは、全長が690〜8
12mmの長尺テニスラケットに適用するのに好適であ
る。
【0011】このテニスラケットのヘッド部の最大厚さ
(背幅)を17mm以上20mm未満とした場合、テニ
スラケットの空気抵抗が小さくなり振り抜き性が向上す
る。
【0012】背幅を20〜35mmとすることによりフ
レームの剛性が高くなり、テニスラケットの反発性を向
上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1(a)は実施の形態に係るテ
ニスラケット1の正面図、図1(b)は同側面図であ
る。
【0014】このテニスラケット1は、グリップ部2、
シャフト部3及びヘッド部4よりなり、ヘッド部4にガ
ット5が張設されている。
【0015】このテニスラケットのガット張設後の重量
は240〜340gである。なお、特に250〜320
gとりわけ260〜300gであることが好ましい。こ
のようにテニスラケットを軽量とすることにより扱い易
く操作性が良くなる。
【0016】このテニスラケットの全長すなわちグリッ
プ部の末端1eからヘッド部の先端1tまでの長さLは
690〜812mmであることが好適であり、特に69
5〜760mmとりわけ695〜740mmであること
が好ましい。
【0017】このテニスラケットの静的バランスポイン
トすなわち該末端1eから重心Gまでの長さLB と全長
Lとの比LB /Lは25%以上39%未満とくに25〜
35%とりわけ25〜32%であることが好ましい。
【0018】このように静的バランスポイントを従来よ
りも小さくすることによりテニスラケットがトップライ
トとなり、操作性が著しく向上する。
【0019】このテニスラケットの背幅すなわちガット
面と垂直方向に測定したヘッド部4の最大厚さt
max は、これを17mm〜20mm末端(好ましくは1
7.5〜19mm)とした場合、テニスラケットのスイ
ング時の空気抵抗が小さくなり振り抜き易いものとな
る。背幅tmax を20〜35mm(好ましくは22〜3
2mm)とした場合には、フレームの剛性が高くなり、
テニスラケットの反発性が向上する。
【0020】なお、ガット面の面積は580〜910c
2 とくに630〜780cm2 が好ましい。
【0021】本発明では、図2(ラケットを先端から後
端に向って見た図)の通り、テニスラケットを片持ちと
し、ヘッドの最大幅部に対しガット面と垂直方向に6k
gの荷重をかけたときに生じる捻れ角度θが2度以下で
あることが好ましい。
【0022】この捻れ角度θが2度よりも大きいと、ボ
ールヒット時にフェース面がブレ易い。なお、この捻れ
角度θが1.0度よりも小さいと打球感がかたくなりす
ぎ、インパクト時の手に伝わる衝撃が大きくなる。従っ
て、捻れ角度は1〜2度とりわけ1〜1.5度とするの
が特に好ましい。
【0023】本発明では、テニスラケットはチタン、チ
タン合金、アルミ、アルミ合金等の軽量金属製であって
も良いが、繊維強化合成樹脂にて構成されるのが好まし
い。この繊維強化合成樹脂の補強繊維としては、引張弾
性率が9ton/mm2 以上とりわけ16〜30ton
/mm2 のものが好適であり、カーボン繊維、ボロン繊
維、アルミナ繊維、超極細鉄線、Ti−Si−C−O系
繊維(商品名チラノ繊維)、アラミド(芳香族ポリアミ
ド)繊維、芳香族ポリエステル繊維、超高分子ポリエチ
レン繊維などを用い得るが、コストの面からもカーボン
繊維又はアラミド繊維が好適である。
【0024】合成樹脂としては、エポキシ樹脂、ナイロ
ンなどが好適であるが、強度、耐久性及び価格の点でエ
ポキシ樹脂が好適である。
【0025】このようなラケットフレームを製造するに
は、複数のプリプレグシートを芯材の回りに積層し、こ
れを金型のフレーム形状としたキャビティ内に配置し加
熱するという繊維強化合成樹脂製ラケットフレームの通
常の製造法によれば良い。
【0026】プリプレグシートにおける繊維の量を変え
ることにより、繊維強化合成樹脂の密度を変えることが
でき、静的バランスポイントを調整することができる。
【0027】
【実施例】
実施例1,2、比較例1 図1に示す形状であり、諸元が表2に示す通りのテニス
ラケットをカーボン繊維強化エポキシ樹脂にて製造し
た。
【0028】
【表2】
【0029】これらのテニスラケットを上級プレーヤー
複数人が試打したところ、比較例1のものに比べ実施例
1のものは操作性が良く振り抜き性がきわめて良好であ
った。また、実施例2のものは操作性が良く反発性がき
わめて良好であった。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明のテニスラケット
は、軽量であると共に静的バランスポイントが小さいと
ころから振り抜き易く、操作性が良い。また、背幅を適
切に選定することにより振り抜き性をさらに向上させた
り、反発性を向上させたりすることもできる。なお、こ
のテニスラケットは、いわゆるロングボディ型のテニス
ラケットに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラケットフレームを示す正面図と側面図であ
る。
【図2】捻れ角度の測定法の説明図である。
【符号の説明】
1 テニスラケット 2 グリップ部 3 シャフト部 4 フェース部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガット張設後の重量が240〜340g
    であり、グリップ末端から重心までの距離がテニスラケ
    ット全長の25%以上39%未満であることを特徴とす
    るテニスラケット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、全長が690〜81
    2mmであることを特徴とするテニスラケット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、ヘッド部の最
    大厚さが17mm以上20mm未満であることを特徴と
    するテニスラケット。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、ヘッド部の最
    大厚さが20mm以上35mm未満であることを特徴と
    するテニスラケット。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、該ラケットのフェース部の最大幅部位に対しガット
    面と垂直方向に6kgの荷重をかけたときのフレーム軸
    まわりの捻れ角度が2度以下であることを特徴とするテ
    ニスラケット。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、グリップ末端から重心までの距離がテニスラケット
    全長の25〜32%であることを特徴とするテニスラケ
    ット。
JP9179674A 1997-07-04 1997-07-04 テニスラケット Pending JPH1119252A (ja)

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JP9179674A JPH1119252A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 テニスラケット

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JP9179674A JPH1119252A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 テニスラケット

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JPH1119252A true JPH1119252A (ja) 1999-01-26

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