JPH11192044A - 害虫防除装置および防除方法 - Google Patents

害虫防除装置および防除方法

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JPH11192044A
JPH11192044A JP36881597A JP36881597A JPH11192044A JP H11192044 A JPH11192044 A JP H11192044A JP 36881597 A JP36881597 A JP 36881597A JP 36881597 A JP36881597 A JP 36881597A JP H11192044 A JPH11192044 A JP H11192044A
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pest
attracting
inducing
flight
light
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JP36881597A
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English (en)
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Shinya Tanizawa
伸也 谷澤
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Toshiba Plant Construction Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 害虫を光によって誘引駆除する装置におい
て、誘引効果の高い装置の提供。 【解決手段】 波長が5600〜5900Åの範囲の黄色光を主
体とする誘引用光源によって誘引部が構成されたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農作物等の被保護
植物体を害虫の被害から守るための害虫防除装置と防除
方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】古くから、害虫の習性を利用した誘引部
2として白熱電球・蛍光灯・水銀灯等の「あかり」が用
いられ、その下に捕捉部3として水盤を置くなどした害
虫防除装置、誘蛾灯があった。稲のニカメイチュウ対策
として用いられたことは良く知られる所である。そのほ
か害虫防除の方法には、雑草除去、耕種的方法、害虫防
除フィルムによる被覆、天敵の利用などの方法もあっ
た。しかし、これらは病害虫の猛威の前にはおおむね非
力で手間もかかり、有機合成剤による農薬が開発されて
以降は、その威力に大きく頼らざるを得ない現状にあっ
た。いわゆる農薬が、作用の的確さ・人畜無害性・低薬
害性・取扱いの簡便性・品質の安定性・価格の妥当性等
の総合的評価のもとに広く受け入れられてきたからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】とはいえ、農薬の使用
が残留毒性の問題や自然界の生態系の撹乱など、さまざ
まな問題を引き起こしてきたことも否定できない。すな
わち、農薬のいっそうの低毒性化や選択性の向上が期待
される一方で、上記各種の非力な手段にも真摯な改善努
力が期待されていた。本発明は上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、環境や人体には無害で、より有効な害虫防
除装置と防除方法とを提供することを課題とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、害虫の習性を利用して害虫
が誘引される誘引部2と、誘引された害虫が捕捉される
捕捉部3とで構成される害虫防除装置において、誘引部
2が波長5600〜5900Åの範囲の黄色光を主体とする誘引
用光源2aによって構成されることを特徴とする害虫防
除装置である。上記の害虫防除装置によれば、害虫が習
性として好む黄色光を発する誘引用光源2aを備えてい
るので、害虫を効果的に誘引して捕捉し、その被害を防
除することができる。
【0005】請求項2に記載の発明は、被保護植物体5
にとまっている害虫、または被保護植物体5にとまろう
とする害虫が、それから離れるように誘発する飛翔誘発
手段4を備えることを特徴とする請求項1に記載の害虫
防除装置である。該害虫防除装置によれば、被保護植物
体5に飛来してこれを啄み休息する害虫が積極的に飛び
立つように促される飛翔誘発手段4を備えたので、前記
誘引部2、捕捉部3と連働して害虫を効果的に誘引・捕
捉し、その被害を防除することができる。請求項3の発
明は、請求項2において、飛翔誘発手段4を波長4500〜
2900Åの範囲の青色光ないしは紫外線を発する飛翔誘発
用光源4aにより構成したことを特徴とする害虫防除装
置である。該害虫防除装置によれば、害虫が習性として
嫌う青色光ないしは紫外線を発する飛翔誘発用光源4a
による飛翔誘発手段4を備えたので、誘引部2と連働し
て害虫を効果的に誘引・捕捉し、その被害を防除するこ
とができる。
【0006】請求項4の発明は、請求項3の発明を利用
し、被保護植物体5の上方に誘引部2を、下方に飛翔誘
発手段4を配置することを特徴とする害虫防除方法であ
る。害虫が好んで餌とする被保護植物体5の生長点近傍
を照射する誘引用光源2aを該植物体5の上方に配置
し、害虫が太陽光を避けて多くの時間を生息する葉裏を
照射するための飛翔誘発用光源4aを該植物体5の下方
に配置したので、害虫を効果的に誘引・捕捉してその被
害を防除することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の害虫防除装置の1
例を示す模式図である。図において害虫防除装置1は、
害虫の習性を利用してこれを誘引する誘引部2と、粘着
テープ等で構成され、誘引された害虫を捕捉する捕捉部
3と、害虫に飛翔を促す飛翔誘発手段4とを備えてい
る。なお誘引部2が波長5600〜5900Åの範囲の黄色光を
主体とする誘引用光源2aによって構成され、飛翔誘発
手段4は、波長4500〜2900Åの範囲の青色光ないしは近
紫外線を主体とする飛翔誘発用光源4aによって構成さ
れている。そして誘引部2と捕捉部3とは一体化され、
被保護植物体5の上方で該植物体の成長に合わせて高低
等の位置調節が可能なように配置され、下方に飛翔誘発
手段4が配置されている。また、図1においては、1つ
の被保護植物体5だけが示されているが、多くの場合に
は多数の該植物体5が整然と配列され、それに見合った
数の害虫防除装置1が用いられることは勿論である。
【0008】次に、図1を参照して上記の害虫防除装置
の作用を説明する。誘引部2は波長5600〜5900Åの範囲
の黄色光を主体とする誘引用光源2aを備えている。一
般に多くの虫が「あかり」に誘引されることは周知の事
実である。しかし、一見して同じ光でも、その波長によ
って昆虫類の好悪に著しい差があることが実験的に明ら
かになった。すなわち、多くの昆虫は上記の黄色光には
好んで誘引され、太陽光の中でも波長4500〜2900Åの範
囲の青色光ないしは近紫外線には嫌悪の反応を示すので
ある。本実施例においては害虫が好む波長の光によって
誘引部2を構成したので、著しい誘引効果を発揮するこ
とが確認された。かつて用いられた誘蛾灯の害虫防除効
果が芳しくなかったのも、光源に用いられた蛍光灯や水
銀灯が、原理上、青色光ないしは紫外線を多量に含んだ
ためと推察される。
【0009】また、害虫を捕捉するための粘着テープに
よる捕捉部3は、誘引部2の機能と連携して効果的に機
能するように形成されている。すなわち、害虫が誘引用
光源2aに近づくと直ちに捕捉されやすいように、また
捕捉部自体が誘引用光源2aの照射を妨げないように、
誘引部2の近傍に設けられている。なお、テープの粘着
面は黄色とすることは当然、大きな効果が認められる
が、黄色テープ単独の効果を1とすれば、誘引部2に白
色光を用いたとき2倍、上記黄色光を用いたときには3
〜4倍の捕捉効果が認められる。飛翔誘発手段4は、被
保護植物体5に飛来してこれを啄み、休息する害虫に積
極的に飛び立つように促す働きがある。すなわち、本発
明によれば、誘引部2と飛翔誘発手段4とが連携して被
保護植物体5から害虫を引き離し、効果的に誘引・捕捉
することができる。
【0010】しかるに図示の実施例によれば、飛翔誘発
手段4を波長4500〜2900Åの範囲の青色光ないし近紫外
線を主体とする飛翔誘発用光源4aによって構成した。
前記したように、一般に昆虫類は太陽光の範囲では上記
の短波長側の光を好まない。この光を被保護植物体5に
飛来してこれを啄み、休息している害虫に照射すれば、
害虫にとって生息環境は著しく劣悪となる。すなわち、
飛翔誘発手段4は害虫が被保護植物体5から飛び立つこ
とを積極的に促し、飛び立てば既に本来の防除目的を達
するが、その際、誘引部2と連携して一気に誘引部2へ
導き、捕捉することを期待するものである。実験データ
に基づいて前記の要領で効果を比較すれば、5倍の捕捉
効果が認められる。ただし、これらのデータは、次項に
述べる請求項4の方法によっている。かくして本発明に
よれば、環境や人体には無害で効果的な害虫防除装置を
提供することができる。
【0011】しかるに、誘引部2と、飛翔誘発手段4
と、被保護植物体5、との相対的な位置関係を如何にす
れば害虫の習性に最も適合した効果的な害虫防除装置1
となし得るかは、はなはだ推察し難いところである。実
験によれば、図示するように被保護植物体5の上方から
害虫を誘い、下方から害虫を追い立てる方法が最も効果
が高いことが判明した。この事実は、害虫が好んで植物
体の生長点近傍に飛来し、また、努めて太陽光を避け、
多くの時間を葉裏で生息する等の習性と極めて良く符合
するものである。生長点は概して被保護植物体5の上方
に分布しており、生長点近くの上方から強力(距離の2
乗に反比例)に誘惑することによって誘引部2が有効に
機能し、害虫が葉裏に潜もうとすれば飛翔誘発手段4に
よって生息環境が脅かされ、飛び立てば誘引用光源2a
を浴びて誘引部2へ誘われるものと考えられる。かくし
て本発明によれば、環境や人体には無害で効果的な害虫
防除方法を提供することができる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、害虫の習性を利用した誘引部2と、誘引さ
れた害虫の捕捉部3とで構成される害虫防除装置におい
て、害虫が好む波長5600〜5900Åの範囲の黄色光を主体
とする誘引用光源2aによって誘引部2が構成されたの
で、害虫を効果的に誘引・捕捉することができる。また
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明
において新たに飛翔誘発手段4を備えたので、該手段4
と誘引部2との連携によって、害虫を誘引部2へ効果的
に誘導することが可能となり、効果的な害虫防除装置を
提供することができる。
【0013】さらに請求項3に記載の発明によれば、飛
翔誘発手段4が害虫が嫌う波長4500〜2900Åの範囲の青
色光ないしは近紫外線を主体とする飛翔誘発用光源4a
により構成されたので、害虫を被保護植物体5から積極
的に遠ざけることが可能となり、それ自体で防除効果を
高めるとともに、誘引部2と連携して効果的に誘引・捕
捉することが可能である。かくして本発明によれば、環
境や人体には無害で効果的な害虫防除装置を提供するこ
とができる。請求項4に記載の発明によれば、被保護植
物体5の上方に誘引部2を、下方に飛翔誘発手段4を配
置することにより、これらの要素機器の連携機能を害虫
の習性に合わせて最も効果的に発揮させることができ
る。すなわち本発明によれば、環境や人体には無害で効
果的な害虫防除方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の害虫防除装置の一例を示す側面図。
【符合の説明】
1 害虫防除装置 2 誘引部 2a 誘引用光源 3 捕捉部 4 飛翔誘発手段 4a 飛翔誘発用光源 5 被保護植物体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 害虫の習性を利用して害虫が誘引される
    誘引部2と、誘引された害虫が捕捉される捕捉部3とで
    構成される害虫防除装置において、 誘引部2が波長5600〜5900Åの範囲の黄色光を主体とす
    る誘引用光源2aによって構成されることを特徴とする
    害虫防除装置。
  2. 【請求項2】 被保護植物体5にとまっている害虫、ま
    たは被保護植物体5にとまろうとする害虫が、それから
    離れるように誘発する飛翔誘発手段4を備えることを特
    徴とする請求項1に記載の害虫防除装置。
  3. 【請求項3】 飛翔誘発手段4を波長4500〜2900Åの範
    囲の青色光ないしは近紫外線を主体とする飛翔誘発用光
    源4aによって構成したことを特徴とする請求項2の害
    虫防除装置。
  4. 【請求項4】 被保護植物体5の上方に、害虫の習性を
    利用して害虫が誘引される誘引部2設け、その誘引部2
    が波長5600〜5900Åの範囲の黄色光を主体とする誘引用
    光源2aによって構成され、 被保護植物体5の下方に、その被保護植物体5にとまっ
    ている害虫、または被保護植物体5にとまろうとする害
    虫が、それから離れるように誘発する飛翔誘発手段4を
    設け、その飛翔誘発手段4が波長4500〜2900Åの範囲の
    青色光ないしは近紫外線を主体とする飛翔誘発用光源4
    aによって構成された、 ことを特徴とする害虫防除方法。
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