JP2021093965A - 捕虫装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠くの昆虫をおびき寄せ、おびき寄せた昆虫をさらに捕虫装置内に呼び込ませ、捕獲する確率を高くすることが可能な捕虫装置を提供する。【解決手段】上面板3、下面板5、左側面板9および右側面板11とで取り囲まれた筐体2、筐体2の開放面側の外にむけて、鉛直面に対する照射方向角度が25°〜65°の範囲内で照射するように筐体内の上部に取り付けられた遠方誘引光源20、遠方誘引光源20の照射方向と反対側である背面側の開放面のほぼ全面を覆うように、取替可能に配設された反射面を備えた粘着シート14、この粘着シートの面を照射する近傍誘引光源40、などで構成された捕虫確率の高い捕虫装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、飛翔性の昆虫等をLED光源による照射により、誘引し捕獲する捕虫装置に関する。
食品を取り扱う工場などでは、食品に異物が混入することは、絶対に避けなければならない。まして食品を調理したりする工場などは、周囲に昆虫等が多く存在するような環境に建設されることが多く、工場内に昆虫等の侵入を避けられない状況がある。工場の造りは、材料等の搬入から出荷を便利にするため、搬入・搬出をする区画室、搬入された原材料を一時保管したり、加工食品を一時保管したりする保管室、続いて加工や調理する加工調理室のよう配置されるのが一般的な作り方である。
そうすると、加工調理室の窓の開け閉め時や人の出入りなどで昆虫等の侵入は避けられない。このため、加工調理室に侵入してきた昆虫等は、できる限り100%の確率で捕獲する必要があり、様々な捕虫装置が発案されている。
例えば、特許文献1の公開公報には、「捕虫器」が示されている。その発明は、第1の誘引光源を、その下部に上向きになった円錐状の反射部に照射し、この反射部から周波数の異なる第2の誘引光を水平になるように発生させ、遠くの昆虫をおびき寄せるようにした構成である。一つの光源でありながら、第2の誘引光を発生させるという効率的な構成である。パワー的には、反射光であるため、どうしても弱くなる傾向にあり、パワー調整が困難である。できる限り捕虫器の台数を減らしたい工場内の使用には不向きである。
また、特許文献2の公開公報には、「捕虫器」が示されている。上部から下部に向かって滑り落とすことが可能な反射板と、反射板の中央に第1の誘虫光源と、さらにその下部に第2の誘虫光源と、これらの光源の中間部に植毛部とが設けられ、第1の誘虫光源で誘引し、第2の誘虫光源と反射板で下方に落とし込み、一度落ちたら植毛部で出られないようにされた構成である。しかしながら、植毛部の隙間の調整が難しく、大きな昆虫を落とし込む構成だと、小さな昆虫が飛び出てしまいうなど、大小さまざまな昆虫を捕獲するには、不向きである。
更に、特許文献3の公開公報には、「乾電池式捕虫器」が開示されている。可搬性を重視した簡易型の捕虫器であり、AC電源のないところの使用を目的として開発された優れた捕虫器である。しかしながら、遠方の昆虫を呼び寄せる構成がないため、工場のような広い範囲の昆虫の呼び寄せには不向きである。
上述されたような先行技術を改良するため、例えば、工場内で飛翔する昆虫を、少ない台数の捕獲装置で確率良く捕虫することが可能な捕虫装置が求められている。
特開2017−143785号の公開公報 特開2009−296987号の公開公報 特開2019−062774号の公開公報
上述されたような先行技術の捕虫装置を改良するため、本発明は、できる限り遠くの昆虫をおびき寄せ、おびき寄せられた昆虫をさらに捕虫装置内に呼び込ませ、捕獲確率を高くすることが可能な捕虫装置を提供することを目的とする。
そこで、上述の目的を達成するための手段1では、
おびき寄せた昆虫を確率良く捕獲できるような、上面板、下面板、左側面板および右側面板の四角面で取り囲まれた筐体と、設置場所に応じた光源の照射方向の調整ができるように、前述の筐体の開放面側の外にむけて、鉛直面に対する照射方向角度が25°〜65°の範囲内で照射するように前述の筐体内の上部に取り付けられた長波長可視光のLEDによる遠方誘引光源と、おびき寄せた昆虫が、さらに光に向かって進みたくなるように、前述の筐体の上下左右の面板で囲まれ、前述の遠方誘引光源の照射方向の背面側となる空間を覆うように配設された反射面を備えた粘着シートと、前述の粘着シートの面を照射する短波長紫外線LEDによる近傍誘引光源とを具備した捕虫装置を提供する。
この手段1によれば、光のパワー調整が設計可能な種類の異なる複数の長波長可視光LEDによる遠方誘引光源で、前方の広い開放面に拡散光などで照射することが可能となるので、装置から離れた広い範囲の飛翔性の昆虫を誘導することが可能となる。遠くに届くような照射が可能なので人体に比較的影響の少ない長波長可視光LEDを昆虫の誘引光源にしている。同時に、光を反射することが可能な粘着シート面を短波長紫外線LEDにより照射する近傍誘引光源によって、装置に近寄ってきた飛翔性の昆虫を粘着シート面にさらに誘導するので、粘着シート面に勢いよく飛翔性の昆虫がぶっつかる様に誘導することが可能になる。そうすると、昆虫は、光り輝く粘着面に飛び込むように張り付くので、捕獲する確率が高くなる。上述の遠方誘引光源と、その近傍誘引光源の光を反射する粘着面との協奏効果により、遠くの飛翔性の昆虫を確実に捕獲する確率が高くすることが可能になる。すなわち、最小限の捕虫装置で広い面積の部屋内の飛翔性の昆虫を高い確率で捕獲することが可能となる。なお、捕虫装置の近傍では、遠方誘引光源と近傍誘引光源との両方の混合誘引光源となるので、多種類の昆虫を誘引できる相乗効果も期待できる。
上述のような構成手段の本発明によれば、できる限り遠くの昆虫を、人体に比較的優しい光でおびき寄せることが可能となり、おびき寄せられた昆虫をさらに捕虫装置内に誘導させ、光る粘着面で高い確率で捕獲することが可能な捕虫装置を提供することができる。
(課題を解決するためのその他の手段)
上述の手段1における上記遠方誘引光源が、近紫外光である波長が365nm〜380nmに発光極大値を有するもの、青色光である波長380nm〜410nmに発光極大値を有するものから一種以上が選択される。できれば二種以上が好ましく、三種以上であればさらに好ましい。また、上述の近傍誘引光源が、UVAである320nm〜365nmに発光極大値を有するもの、近紫外光である365nm〜380nmに発光極大値を有するものの一種以上が選択される。できれば二種以上から選択されるのが好ましい。このように、上述の遠方誘引光源や近傍誘引光源が、発光極大値の異なる複数の光源とすることにより、多くの種類の異なる昆虫を誘引させることが可能でとなる手段2の捕虫装置を提供することができる。
上述の手段1における反射層を備えた粘着シートが、分光反射率50%〜95%である捕虫装置である。できる限り反射率が高い方が昆虫の誘引効果は高いが、白紙粗製などでも50%を超える範囲であれば、それなりの誘引効果があり、使用が可能な限度の範囲となる。例えば、白紙アート紙もしくは白紙コート紙の表面に透明な粘着剤が塗布された粘着シートを用いることにより、昆虫がある程度張り付いたら取り換えることが簡単にでき、かつ、取り付けも簡単であることから、白紙が使える範囲の概念が好ましく、運用維持費用も適切な範囲に抑えられ、手段3の捕虫装置を提供することができる。
上述の筐体の左側面、右側面もしくは下面板から選択された面の少なくとも一部を開閉できる開閉面部とし、この開閉面部を開くことにより、前記粘着シートをスライド装着することにより、嵌め込みができるように構成した捕虫装置である。例えば、左側面に開閉面部が設けられ、白紙アート紙または白紙コート紙の表面に透明な粘着剤が塗布されたような粘着シートを用いると、上端側と下端側にそれぞれを規制するスライドガイドを設けるのみで、取り付けおよび取り外しが簡単にできるようになる。すなわち、装置自体を安価にできること、粘着シートの運用維持費を安価にすることが可能となる手段4の捕虫装置を提供することができる。
図1は、本発明の捕虫装置の実施態様を左斜め前方からみた斜視図である。 図2は、図1の左上面側の端面の一部である遠方誘引光源部分を拡大した斜視図である。 図3は、図1の左下面側の一部の端面となる近傍誘引光源部分の拡大斜視図である。 図4は、図1における左右両側面部分と、遠方誘引光源部分と、近傍誘引光源部分とを分解した状態で示した分解斜視図である。 図5は、筐体の左側面板の一部の開閉面部が開いた状態で、反射面を備えた粘着シートを取り出そうとする状態の斜視図である。 図6は、図1のVI―VI線の上面部分の部分断面図である。 図7は、図1のVI―VI線の下面部分の部分断面図である。 図8は、近傍誘引光源を筐体の上面かつ前面側に取り付けた例を示す状態の下側の少し前方から仰ぎ見た端面斜視図である。 図9は、遠方誘引光源の照射方向角度を可変にすることができる実施態様の左端面から見た上面部分の拡大斜視図である。 図10は、図9の遠方誘引光源の左側面から見た部分拡大端面図である。 図11は、図10の状態から20°程回転させた遠方誘引光源の照射方向角度を約60°まで回転させた実施態様の一部拡大端面図である。
以下に本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
(実施形態の説明)
本発明の捕虫装置1の全体構成は、図1に示した簡単な構成の箱状の筐体2を主要構成としている。まず、筐体2の概要を説明する。例えば、左右方向に長い直方体形状の筐体2は、金属からなる上面板3と金属からなる下面板5と、これらの上面板3と下面板5とを機械的に一体にするため、背面側となる開方面を塞ぐように形成された背面板7および8と、右側面板9および左側面板11とが配設されたような構成である。筐体2の大きさの一例を示すと、左右となる横幅600mm×上下となる高さ(縦幅)200mm×前後となる奥行80mmの比較的小型の捕虫装置1を想定した例を説明する。
図1〜図7を参照して、筐体2をもう少し詳しく説明する。上面板3、下面板5および背面板7および8は、断面がほぼコの字状のような構成体とした実施態様を説明する。
例えば、上面板3と背面板7、下面板5、背面板8は、それぞれ個別にアルミ合金6000#をダイス金型から押し出しで一体成形することができる。上面板、背面板、下面板の全部を含めると、ダイス金型が大型になり、費用対効果を含む技術上の問題から背面板8の部分、もちろん下面板も独立の部分としている。すなわち、図2および図6に示したように、上面板3と橋絡部10と背面板の一部である背面板7とを一体にしたL字形状のアルミ合金成形部分を、ダイス金型から押し出された実施態様が示されている。背面板7は、突起嵌め込み溝形成部7aと下側片7cまでの部分である。
例えば、アルミ合金で形成された背面板8は、上端側に突起嵌め込み溝形成部7aに、スライドして嵌め込ができる突起部(図示せず)が形成され、嵌め込むことで背面板の上端側がリッジに固定される。背面板8の下端側は、突起嵌め込み溝形成部7aと同様な突起嵌め込み溝形成部5mが下面板5の後端側に形成されており、スライドして嵌め込ができる突起部(図示せず)が挿入されて、リッジに固定されている。このようにして背面板8と、背面板7は一体化される。また、このような構成で、上面板3、下面板5、背面板7および8が、アルミ合金のみで断面コの字状の部分を構成させている。なお、上面板3、下面板5、背面板7および背面板8は必要な強度があるものであれば、上述したように合成樹脂で形成することも可能である。本発明の実施態様のように、上面板3、下面板5、背面板7および8が、アルミ合金で構成させたので、板の厚みを薄く形成することができ、筐体2を軽量にすることが出来る。
また、上面板3、下面板5、背面板7および8が、アルミ合金で構成することにより、剛性の強い筐体の一部とした。このことにより、右側面板9および左側面板11は、合成樹脂製の板で構成させることができる。例えば、右側面板9および左側面板11は、板の肉厚を薄くするために、内側を格子状のリブを設けることで可能になる。
図1、図2、図3、図6および図7を参照して、アルミ合金で一体形成された上面板3の細部について説明する。上面板3の奥行幅方向の中央より少し背面板7側寄りの位置において、左右の長辺方向に向かってレール溝状の凹部3aが形成されている。この凹部3aの溝形状においてスライドが可能なように断面がI字状の止金具3cやL字状の止金具3dの端部が、スライドが可能なように嵌め込まれている。これらの止金具により、壁や天井などに取り付けることが可能になる。上述の溝形状は、図2と図6を参照すると理解しやすい。また、上面板3の前面側のコーナーには、内側に向けたネジ止用孔形成突起対3eが長辺方向に形成され、左右両端面側で側面板9と11および図4に明示されているシール固定板13a、13bをネジ止めすることができるようにネジ止用円形孔形成部3fが形成されるようになっている。さらに、その突起対3eに隣接して下方側に向け、断面円形体などの取付用の条溝3hが長辺方向に形成されている。また、上面板3の背面板7の側には、凹部3aと対になるような位置に、片側フック溝3jが形成されている。さらに、片側フック溝3jの下側に隣接して突起対3eと同機能のネジ止用円形孔形成部3kが形成されている。
続いて、遠方誘引光源20となる長波長可視光LED20cの取り付け部分の筐体2の細部を図2および図6を参照して説明する。筐体2の上面板3と背面板7とのコーナー部分であって、一端を上面板3の内側の中央部分付近から背面板7側に約30°の角度で、長波長可視光LED20cが取り付けられるように橋絡部10が構成されている。上面板3の内側の中央部分付近に形成されたネジ止孔形成用突起対3mと、この突起対3mを起点とし、約30°の角度で突き当たる近傍位置の背面板7の内側に設けられたネジ止用長円形溝を兼ねた突起嵌め込み溝形成部7aが形成されている。突起嵌め込み溝形成部7aは、ほぼ水平方向になる長円であるがネジ孔が形成されるような形状になっている。なお、橋絡部10の角度は、約30°で例示してあるが、取り付け位置や高さ工場内の状況によって、変更することが好ましい場合がある。この説明は、後述する。
上述した突起対3mと突起嵌め込み溝形成部7aとの間を橋絡するように橋絡部10が設けられている。橋絡部10の中央部分に長波長可視光LED20cを取り付けた絶縁性の基板20aを嵌め込して貼着可能な取付用の凹条部10aが設けられている。この凹条部10aは、図6において、橋絡部10の平面上より距離を隔てた深い位置になるように形成されている。凹条部10aの両端側からは橋絡部10の面上に向け、長波長可視光LED20cの光が放射状に広がって照射できるように放射状橋絡部10eが設けられている。これらの放射状橋絡部10eを含め、長波長可視光LED20cの上面を覆うように、しかも直進光を放射状に拡散して照射するための円形ドーム状の透明カバー30が配設されている。
透明カバー30を橋絡部10に固定するため、透明カバー30は基端部の両側にそれぞれ橋絡部10の面に沿う水平部30aと、橋絡部10の面に鉛直となる鉛直部30cと、が設けられている。そのうえで、放射状橋絡部10eのそれぞれに隣接して、鉛直部30cを受け入れて固定する挟持固定用溝10gが形成されている。この挟持固定用溝10gの奥側は、少し広く形成されている。鉛直部30cの先端は、返し爪が設けられ、取り付け後はリッジに固定されるようになっている。さらに、これらの挟持固定用溝10gのそれぞれの外側に隣接して一対のシールド材挿入溝10hが設けられている。この一対のシールド材挿入溝10hは、透明カバー30の一対の水平部30aの両端を弾力的に受けながら埃や水分が侵入しないようにシールド用シリコーンゴム棒10jが挿入された構成になっている。
透明カバー30は、透過率が95%程度で、LEDの放熱で全く変形することがない耐熱性のあるアクリル樹脂(PMMA)などが使用されている。透明カバー30には、光拡散材が配合されており、透過率は多少落ちるが、LEDの直進光をドーム状の透明カバー30で指向性を和らげた拡散光として照射できる様に配設されている。
図2に示す本件の実施態様では、長波長可視光LED20cをマウントさせた基板20aの取り付けを鉛直面に対して約30°の角度で取り付ける例を示したが、長波長可視光LED20cの光が筐体2の開放前面側から照射できる角度にされている。例えば、鉛直面からの照射方向角度約25°の角度にできる。これ以下の照射方向角度にすると、照射光が筐体2から外側を照射する量が減少するため、好ましくない。また、もう少し遠くまで届かせるために、角度を大きくとることもできる。例えば、この角度の範囲外の取り付け、例えば、照射方向角度65°以上にすると、昆虫の誘引効率が悪くなるため、実用的ではなくなるためである。また、取り付け位置が低いと、作業員の目を照射することになる可能性が高くなるので、安全性の場合からの限度でもある。
遠方誘引光源20となる長波長可視光LED20cは、長方形状絶縁性の基板20aの長さ方向に、例えば、2.8mm×3.5mm角で0.2WのLEDチップで、発光極大値が320nm、発光極大値が365nm、発光極大値が380nmを、それぞれ25個を、三種類を交互に8mmピッチとなるようにならべてマウントしたものを用いることが好ましい。このように三種類のLEDチップを用いることによって、光の干渉部分も含めて多種類の昆虫を誘引させることが可能になる。LED20cのチップは、光の強度と熱容量を考慮して、ワット数を選択するなどして設計することが一般的である。絶縁性の基板20aは、例えば、長さ580mm、幅10mm、厚さ1.2mm程度のガラスエポキシ基板を用いることができる。なお、すべての図面において、長波長可視光LED20cの電源制御回路部は省略した。
遠方誘引光源20の左右方向のずれ等の防止の固定は、図4に明示したシール固定板13a、13bにより遠方誘引光源20の空間を密閉する。取り付けは、後述する右側面板9と左側面板11の取付ネジ6でネジ止用円形孔形成部3n、3kおよび7bを共有して固定する。シール固定板13a、13bは、内側が枠状のシール部が付設され三角形状の樹脂板である。シール固定板13a、13bをネジ締めすると長波長可視光LED20c上の空間を密閉する。例えば、図2および図6で示した実施態様の場合、シリーンゴムと10jとの共同効果で、長波長可視光LED20c上の空間を密閉度の高い状態を保つことが可能になる。
背面板7と橋絡部10の接合部分には、突起嵌め込み溝形成部(ネジ止用長円形成溝兼ねている)7aが形成されていることを上述した。図3、図6および図7を参照して説明すると、この突起嵌め込み溝形成部7aの下側片7cは、背面板7と平行になるよう下方に突出し、筐体2の長辺方向に形成され、背面板7、突起嵌め込み溝形成部7aおよび下側片7cとでシート状態のものの挟持用溝部7gを構成している。突起嵌め込み溝形成部7aと対になるように、下面板5の背面板側になる端部上面には、図3に明示されているように、突起嵌め込み溝形成部(ネジ止用長円形成溝兼ねている)5mが設けられ、その表面側はシート状態のものを滑りやすくなるようにガイド用円曲部5pが形成されている。
上述した突起嵌め込み溝形成部7aと突起嵌め込み溝形成部5mとには、背面板8の上端部と下端部に一体的に設けられた突起部8aと8bとがそれぞれスライドして挿入し、背面板8が背面板7とリッジに固定されている。このように構成させることによって、上面板3、下面板5、背面板7および背面板8が断面コの字状の構成体が堅固に一体化できる。なお、背面板8は、一枚板にする必要はなく、必要な強度が得られる範囲でよい。しかしながら、製造上は一枚板の方が作りやすいので、一枚板が選択される。
また、下面板5の前面側には、筐体2の縦方向の長さの1割強程度の長さの折れ曲がり前面板部5xが一体で設けられている。前面板部5xは、近傍誘引光源40を取り付け易くするために設けられている。もちろん、別々の板で一部に重なり部分を設けたり、L字金具などでネジ止めした構成にさせることも可能である。ここでは図3および図7に示されるように、一体の実施態様として説明する。下面板5と前面部5xとのコーナー部分の内側には、シート状態のものを浮き上げ支持できるように人間の手のひらを迎え合せるように先端が少し屈曲したネジ止孔形成用突起対5aによるネジ止用円形孔形成部5fが設けられている。また、ガイド用円曲部5pと突起対5aの間になる下面板5の内側には、シート状態のものを浮き上げ支持できるようにシート支え突起5bおよびシート支え突起5cが一定間隔で設けられている。隣接する突起5b同士は、突起対になるように先端が少し屈曲している。これらは、突起5cの様に先端の角取りをした真っすぐの突起でも良い。当然であるが、シート支え突起対5bおよび5cの高さは、シート状態のものを同一高さで支えられるように形成されている。このように浮き上げて支持することでシート状態のものを抵抗なく抜き差しを可能にしているのである。
前面板部5xの先端近傍の内側には、突起対5aと同様なネジ止孔形成用突起対5dが設けられている。この突起対5dの下側の一方の片の下方には、シート状態のものを挟みこめる厚さになる隙間を形成できるように下側突出片5eが設けられている。この下側突出片5eと前面板部5xの内側とで、シート状のものを押さえられるような溝状のストッパー部5gを形成している。
また、前面板部5xのネジ止孔形成用突起対5dの上側の片の上面から突出している上側突出片5jと前面板部5xの先端部分とで取付用の条溝5hを形成している。この条溝5hと前述した上面板3の前面側に設けられた条溝3hとの間には、格子状支柱60が取り付けられている。この取り付け状態を図1、図2および図4に基づいて説明する。格子状支柱60は、例えば、8本の縦支柱部60aを等間隔で一体に連結する上端連結柱部60bと下端連結柱部60cと中央連結柱部60dとで構成されている。格子状支柱60は、上端連結柱部60bが取付用の条溝3hに嵌め込まれ、下端連結柱60cが取付用の条溝5hに嵌め込まれることにより固定されている。このような構成により、筐体2の前面側の強度強化の役割を果たしている。しかしながら、前面側はそれほど飛翔性の昆虫の侵入を妨げることがないので、問題はない。
前面板部5xの内側には、近傍誘引光源40が背面板8側の中央を中心に長手方向に沿って照射するように取り付けられている。近傍誘引光源40は筐体2の長手方向の細長い放熱可能な取付基板50の両端に折り曲げられた折曲取付部50a、50b有している。ただし、折曲取付部50bの取付は、図において見えない位置になっている。基板50の横幅に沿って上端折曲部50cと下端折曲部50dが一体形成されている。取付基板50の平面部分には、横幅の長さ全面に絶縁性の基板40aが取り付けられている。この基板40aの上面には、長手方向に例えば、2.8mm×3.5mm角で0.2Wの短波長紫外線LED40cで、発光極大値が365nm、発光極大値が380nmをそれぞれ36個ずつ交互に8mmピッチとなるようにならべてマウントしたものを用いることができる。このように二種類のLEDチップを用いることによって、光の干渉部分も含めて多種類の昆虫を誘引させることが可能になる。
図3および図7を参照して以下の説明をする。LED40cがマウントされた基板40aを覆うように直進光を放射状に拡散するように照射するための円形ドーム状の透明カバー70が固定されている。透明カバー70は、上述した透明カバー30と同様なので、その説明を省略する。
取付基板50の筐体2への取り付けは、右側面板9および左側面板11の内側になるように折曲取付部50a、50bを配置し、ネジ止孔形成用突起対5dに折曲取付部50a、50bに突設されたネジ孔を合わせ、短波長紫外線LED40cの照射方向が背面板8の中央の長手方向の面、すなわち、後述する反射面を有する粘着シートのほぼ中央面を中心に照射できるような角度に、ネジ止用円形孔形成部5kにおいてネジ6で固定する。折曲取付部50a、50bの両角を無くすようにし切断したり、丸くするなどして、前面板5x内の内側との調整をすれば、必要な角度に調節した固定が可能である。
右側面板9および左側面板11の取り付けについて、図1、図4および図5を参照して説明する。まず、右側面板9は、図6で詳細に説明した、ネジ止用円形孔形成部3f、3n、3k、5f、5kおよび5mそれぞれの右端部に対応した位置に孔が開けられた右側面板9(図4参照)が、図1に示すように固定ネジ6で固定され、筐体2の右側面を形成している。
左側面板11は、図2および図6で詳細に説明した、ネジ止用円形孔形成部3f、3n、3k、7b、および5kそれぞれの左端部に対応した位置に孔が開けられた左側面板11(図4参照)が、図1に示すようにネジ止めされ、筐体2の左側面を形成している。
なお、左側面板11は、図1、図4および図5で示されているように、開閉側面部11aが設けられている。左側面板11の上面側と右側の半分が、上述されたように固定されている。左側面板11の下面側と左側半分が、開閉側面部11aになっている。この開閉側面部11aの下端部分は、ヒンジで開閉ができるようになっている。このヒンジ構造は、左右のシート支え突起対5bの隙間に、開閉側面部11aの下端部に取り付けられた蝶番の端部に固定されたピン受け部分90(図3参照)が、開閉側面部11aに固定されたピン92でそれぞれ回転自在にピン止めされ、開閉側面部11aが開閉できるようになっている。開閉側面部11aの上端部の中央には、一部を弾性ラッチ部93とし、左側面板11の固定部に押し止できるようになっており、図5に示されているように開閉ができるようになっている。
左側面板11の開閉側面部11aを図5に示すように開いた状態で、背面板7、8と下面板5とでできるL字状壁面に沿って、捕虫粘着シート14が着脱自在に挿入もしくは取出しできるようになっている。捕虫粘着シート14の上端側は、ネジ止用長円形成部7aの挟持用溝部7gに差し込まれることによりキャッチ固定されるように構成されている。捕虫粘着シート14の下端側は、L字状に折り曲げられ、さらに最端部側が折り曲げられ、挟持用溝部5gに差し込まれることによりキャッチ固定されるように構成されている。このように構成されたことにより、捕虫粘着シート14がL字状壁面に沿って固定されている。
左側面板11の半分を開閉する構成で説明したが、右側面板9側に同構成を設けても良く、場合によって、左側面板11と右側面板9の両方に設けても良い。必要なことは、捕虫粘着シート14が着脱自在な構成が設けられていればよい。
ここで捕虫粘着シート14について説明する。まず基体になるになるシートは、反射性の高い白を基調としたものが選択される。すなわち、分光反射率が50%以上のものが選択される。分光反射率は高ければ高いほど良い。市販されるタイプでは、91%以上は、普及していない。分光反射率は、50%〜95%程度のものが使用される。手ごろで維持費用的に考えれば、市販されている0.5〜0.8mmの白ボール8号や12号の用紙表面に塗料を塗り滑らかさや艶、白色度などを高めた用紙に、粘着剤がシートの大きさより一回り小さく塗布された粘着シートが使用される。このようにすることで粘着剤に触ることなく捕虫粘着シート14を取り出したり、挿入したりするのに都合が良い。
捕虫粘着シート14を筐体2への取り付けについて、図5に詳述したように、上述の実施態様では、L字状に折り曲げられ、取り付けられた状態を説明した。この状態であれば、反射光に向かって飛び込んだ昆虫が、粘着せず、万一、下側に落ちたとしても、下面の粘着層で張り付くようになっている。それゆえ、飛翔性の昆虫の捕獲率が高くなることが理解できる。
(近傍誘引光源の取り付け位置の変形実施態様の説明)
図8には、近傍誘引光源40の取り付け位置の異なる実施態様が示されている。図1〜図7で示された下面板5の前面側に取り付けられた近傍誘引光源40の例を示したが、図8の実施態様は、上面板3の前面側に取り付けられた近傍誘引光源40の例を示している。すなわち、遠方誘引光源20に向かい合う上面板3の前面側の角部分に取り付けられている。放熱取付基板50の折曲耳部50a、50bの取り付け位置がネジ止用円形孔形成部5hからネジ止用円形孔形成部3fに変わり、近傍誘引光源40の短波長紫外線LED40cの照射方向が上面から捕虫粘着シート14の中央部分の長手方向に向けて照射できるようになっている。図3の例とほぼ同等の照射効果が得られる。
また、図示されてはいないが、近傍誘引光源40の短波長紫外線LED40cの照射位置を、格子状支柱60の中央連結支柱部60dに沿って取り付け、短波長紫外線LED40cの照射方向が、捕虫粘着シート14の中央部分に向けて照射できるようにすることもできる。
(可変型遠方誘引光源の変形実施態様の説明)
図9〜図11において、遠方誘引光源40の照射方向を可変できる構成の一実施態様を説明する。図1を参照しながら説明すると、上面板3と背面板7との間を橋絡するように形成された橋絡部10の取付用の凹条部10a、放射状橋絡部10e、挟持固定用溝10gに相当する部分は、全く同一形状に造られている。
しかし、この実施形態では、遠方誘引光源20の取り付け構成が、図1〜図6の実施態様と異なる。すなわち、図1〜図6で説明した橋絡部10における挟持固定用溝10gの外側が切断された状態の形状で、宙ぶらりんになる構成である。これらの部分の角度可変構成は、取付用の凹条部10aの背面に、凹条部10aの形状より少し大きな幅形状で、凹条部10aの背面を覆うように形成された放熱板を兼ねる取付板80がネジ止めなどで固定(図示せず)されている。この取付板80の左端部近傍には、レバー部80dが設けられている。レバー部80dの取付板80の近傍側は、取付板80と同幅でかつ45°が通常となるように幅広部分が形成されている。その幅広部分の先端側は、図9〜図11に詳述されているように、上面板3の左端部の少し内側にレバー部80dのレバー開閉溝3pが穿設されている。このレバー開閉溝3pの上面にレバー部80dの先端が突き出て、照射方向角度を可変できるように操作が可能な長さに設置されている。レバー部80dの幅広部分の中央位置に、遠方誘引光源20となる全体構成を回転可能に、軸85を支承する孔80cが穿設されている。レバー部80dの孔80cを貫通させ、端部が右側面板9と左側面板11に当たらない長さに突き出るように軸85が配設されている。軸85の両端は、右側面板9と左側面板11の内側のそれぞれに配設された図4で示されたシール固定板13a、13bのような形状の内カバーに穿設された軸支承凹部13cに軸支されている。これらの内カバーは、ネジ止用円形孔形成部3n、3k、ネジ止用長円形成部7a右側面板9および左側面板11と共有固定されている。実際には、両端の内カバーで遠方誘引光源20を支えることができるようになっている。
上述した図1〜図8の実施形態で、橋絡部10を上面板3および背面板7の一体型で製造する例として説明したが、別体の橋絡部10として取り付ける構成でも、本発明の趣旨に支障はきたさない。ただし、金型などの費用が高価になっても一体型の方が生産性は高いので、一体型が推奨される。
なお、遠方誘引光源20の照射方向角度を変更するには、図9〜図11で説明した大掛かりな装置でなくても、橋絡部10の凹状部10aの内側で、絶縁性の基板20aの取付角度をつけることで、かなりの範囲の照射方向角度を設計変更することが可能である。
図9において、遠方誘引光源20を構成する部分が、照射方向角度を約40°の状態で示した。また、図10に示す、遠方誘引光源20を構成する部分の回転角は、60度の状態である。レバー部80dを握って、少し硬めであるが回転させると、そのまま固定できる程度に、軸85と支承する孔80cおよび内カバーの軸支承孔等で調整される。レバー部80dを握って、取り付け高さ、作業者などの位置に基づき、取付板80を25°〜65°の範囲で回転させ、適切な照射方向角度を選択することができる。
(本発明の応用形態)
図1〜図7で示した捕虫装置を二つ準備して背面板側を合わせた状態にして、取り付ければ、一方の面だけでなく、ほぼその周辺の昆虫を捕獲することが可能になる。この発展形態を考慮すると、例えば、図6の断面図で示したような筐体2を左右対称にし、背面板を共有させた筐体を構成させた捕虫装置とすれば、安価でかつ広い範囲の飛翔性の昆虫を捕獲することが可能となる。このような捕虫装置とすれば、通路などの食品加工の妨げにならない取り付けが可能になる。
さらに、図1〜図7で示した捕虫装置の横幅をもっと狭くなるようにして寸法を変えた捕虫装置を四つ準備し、東西南北の四方に遠方誘引光源の光が放たれるように組み合わせてもよい。あるいは、三方に遠方誘引光源の光が放たれるように組み合わせてもよい。このようにすれば、ほぼ全方向に光が放たれることになり、広い範囲の昆虫が捕獲可能になる。
さらに、遠方誘引光源20は、食品加工を行う作業者に対して人体に比較的優しい光でおびき寄せることが可能な上、さらに食品加工を行う領域に居る作業者を感知するセンサと組み合わせ、同所に作業者が居る場合は遠方誘引光源を消灯や、調光して光パワーを減少させるようにすれば、作業者の負担を軽減することが可能になる。このようにすれば、遠方誘引光源20はより広い範囲の昆虫が捕獲可能な高出力の長波長可視光LEDを選択することも可能になる。
なお、本発明の本質を応用すれば、種々の形態とさせることが可能になる。それゆえ、上述の実施形態の説明にとらわれることなく、発明が適用できることを付言する。
1 捕虫装置
2 筐体
3 上面板
5 下面板
7 背面板
8 背面板
9 右側面板
10 橋絡部
11 左側面板
11a 開閉側面部
14 捕虫粘着シート
20 遠方誘引光源
20a 絶縁性の基板
20c 長波長可視光LED
30 透明カバー
40 近傍誘引光源
40a 絶縁性の基板
40c 短波長紫外線LED
50 放熱取付基板
50a 折曲取付部
50b 折曲取付部
60 格子状支柱
60a 縦支柱部
60b 上端連結支柱柱部
60c 下端連結支柱部
60d 中央連結支柱部
70 透明カバー
80d レバー部
85 軸
87 内カバー
90 ピン受け部分
92 ピン
93 弾性ラッチ部

Claims (4)

  1. 少なくとも上面板、下面板、左側面板および右側面板とで取り囲まれた筐体と、
    前記の筐体の開放面側の外にむけて、鉛直面に対する照射方向角度が25°〜65°の範囲内で照射するように前記筐体内の上部に取り付けられた長波長可視光LEDによる遠方誘引光源と、
    前記遠方誘引光源の照射方向と反対側である背面側を覆うように、取替可能に配設された反射面を備えた粘着シートと、
    前記粘着シートの面を照射する短波長紫外線LEDによる近傍誘引光源と、
    を具備する捕虫装置。
  2. 上記遠方誘引光源の長波長可視光LEDが、近紫外光である波長が365nm〜380nmに発光極大値を有するもの、青色光である波長380nm〜410nmに発光極大値を有するもの、から選択された一種以上と、上記近傍誘引光源の短波長紫外線LEDが、UVAである320nm〜365nmに発光極大値を有するもの、近紫外光である365nm〜380nmに発光極大値を有するもの、から選択された一種以上と、からなる請求項1に記載された捕虫装置。
  3. 前記粘着シートの反射面が、分光反射率95%〜50%である請求項1に記載された捕虫装置。
  4. 前記筐体の左側面板、右側面板もしくは下面板から選択された面の少なくとも一部が、開閉できる開閉側面部であり、前記開閉側面部から前記粘着シートの取替が可能である請求項1に記載された捕虫装置。

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