JPH11191038A - データ処理装置および印刷制御装置およびデータ処理装置のデータ処理方法および印刷制御装置のメモリ資源設定方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置および印刷制御装置およびデータ処理装置のデータ処理方法および印刷制御装置のメモリ資源設定方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11191038A
JPH11191038A JP9358704A JP35870497A JPH11191038A JP H11191038 A JPH11191038 A JP H11191038A JP 9358704 A JP9358704 A JP 9358704A JP 35870497 A JP35870497 A JP 35870497A JP H11191038 A JPH11191038 A JP H11191038A
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Masaya Yagi
政哉 八木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いずれの圧縮データが転送されても最適なタ
イミングで印刷データをデータ処理装置に要求しつつ、
受信した印刷データを効率よく処理できる印刷処理環境
を自在に整備することである。 【解決手段】 ホストコンピュータ3000側での圧縮
印刷データの転送に先立ち、ホストコンピュータ300
0から転送される圧縮方式や圧縮レベルにかかるデータ
をプリンタ1500が受信してデコード部22が解析し
て、該圧縮方式や圧縮レベルに応じてホストコンピュー
タ3000に印刷データの転送要求を決定するRAM1
7上のFIFOメモリ監視レベルをデコード部22がF
IFO監視部23に対して可変設定する構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置と
印刷制御装置とが所定の通信媒体を介して通信可能なデ
ータ処理装置および印刷制御装置およびデータ処理装置
のデータ処理方法および印刷制御装置のメモリ資源設定
方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを
格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータ等の外部機器
から入力されるデータを処理してプリントデータを出力
する機能を有するプリンタ、特に、スリークプリンタに
おいては、FIFOメモリの空き容量が一定の値(以
降、EMPTY_SIZE)を超えるのを監視しながら
ホストから印字データを送信していたが、上記値EMP
TY_SIZEは固定値であり、ホストからの圧縮方法
による展開効率にも存在しない値を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタ制御装
置は上記のように構成されているので、スリークプリン
タにおいて、値EMPTY_SIZEが圧縮率や圧縮デ
ータの展開速度、プリンタエンジンの印字速度に無関係
に設定されていたため、全体的な処理体系に無駄が発生
し、データ処理効率が低下してしまう等の問題点があっ
た。
【0004】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、本発明の目的は、データ処理装置側での
圧縮印刷データの転送に先立ち、圧縮方式や圧縮レベル
にかかるデータを印刷装置に転送して、該圧縮方式や圧
縮レベルに応じてデータ処理装置に印刷データの転送要
求を決定するメモリ監視レベルを最適化することによ
り、データ処理装置側で印刷データを任意の圧縮方式で
圧縮されたり、圧縮レベルの異なる印刷データが印刷制
御装置に転送される場合に、該圧縮された印刷データの
受信を要求するタイミングを監視するためのメモリ監視
レベルその圧縮方式や圧縮レベルに依存して最適化で
き、いずれの圧縮データが転送されても最適なタイミン
グで印刷データをデータ処理装置に要求しつつ、受信し
た印刷データを効率よく処理できる印刷処理環境を自在
に整備することができるデータ処理装置および印刷制御
装置およびデータ処理装置のデータ処理方法および印刷
制御装置のメモリ資源設定方法およびコンピュータが読
み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して印刷制御装置と通信可能な
データ処理装置において、メモリ資源上にラスタライズ
される印刷データに対して種別の異なる複数の圧縮方式
に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮手段と、前記ラス
タライズされる印刷データに対して任意の圧縮方式を選
択する選択手段と、前記選択手段により選択された圧縮
方式の種別データを前記印刷制御装置に送信する送信手
段と、前記送信手段による前記種別データの送信後、圧
縮された印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送
手段とを有するものである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、所定の通信媒
体を介してデータ装置と通信可能な印刷制御装置におい
て、前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データ
を種別の異なる複数の伸長方式で印刷データに伸長処理
する伸長手段と、前記データ処理装置から転送される圧
縮印刷データの転送に先立ち通知される先立ちデータを
解析して前記圧縮印刷データの圧縮方式を判別する判別
手段と、前記データ処理装置から転送される印刷データ
を受信するメモリと、前記メモリの空き容量が監視レベ
ルを超えるかどうかを監視して前記データ処理装置に印
刷データの転送を要求する監視手段とを有し、前記判別
手段は、該判別した圧縮方式に基づいて前記監視レベル
を可変設定するものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置に
おいて、メモリ資源上にラスタライズされる印刷データ
に対して所定の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理を施
す圧縮手段と、前記圧縮手段により圧縮された印刷デー
タの圧縮率を判別する判別手段と、前記判別手段により
判別された圧縮率に基づく圧縮レベルデータを前記印刷
制御装置に送信する送信手段と、前記送信手段による前
記圧縮レベルデータの送信後、圧縮された印刷データを
前記印刷制御装置に転送する転送手段とを有するもので
ある。
【0008】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体を介してデータ装置と通信可能な印刷制御装置におい
て、前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データ
を印刷データに伸長処理する伸長手段と、前記データ処
理装置から転送される圧縮印刷データの転送に先立ち通
知される先立ちデータを解析して前記圧縮印刷データの
圧縮レベルを判別する判別手段と、前記データ処理装置
から転送される印刷データを受信するメモリと、前記メ
モリの空き容量が監視レベルを超えるかどうかを監視し
て前記データ処理装置に印刷データの転送を要求する監
視手段とを有し、前記判別手段は、該判別した圧縮レベ
ルに基づいて前記監視レベルを可変設定するものであ
る。
【0009】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置の
データ処理方法において、メモリ資源上にラスタライズ
される印刷データに対して種別の異なる複数の圧縮方式
に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮工程と、前記ラス
タライズされる印刷データに対して任意の圧縮方式を選
択する選択工程と、前記選択工程により選択された圧縮
方式の種別データを前記印刷制御装置に送信する送信工
程と、前記送信工程による前記種別データの送信後、圧
縮された印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送
工程とを有するものである。
【0010】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体を介してデータ装置と通信可能な印刷制御装置のメモ
リ資源設定方法において、前記データ処理装置から転送
される圧縮印刷データを種別の異なる複数の伸長方式で
印刷データに伸長処理する伸長工程と、前記データ処理
装置から転送される圧縮印刷データの転送に先立ち通知
される先立ちデータを解析して前記圧縮印刷データの圧
縮方式を判別する判別工程と、前記データ処理装置から
転送される印刷データを受信するメモリの空き容量が監
視レベルを超えるかどうかを監視して前記データ処理装
置に印刷データの転送を要求する監視工程と、前記判別
工程により判別した圧縮方式に基づいて前記監視レベル
を可変設定する設定工程とを有するものである。
【0011】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置の
データ処理方法において、メモリ資源上にラスタライズ
される印刷データに対して所定の圧縮方式に基づいてデ
ータ圧縮処理を施す圧縮工程と、前記圧縮工程により圧
縮された印刷データの圧縮率を判別する判別工程と、前
記判別工程により判別された圧縮率に基づく圧縮レベル
データを前記印刷制御装置に送信する送信工程と、前記
送信工程による前記圧縮レベルデータの送信後、圧縮さ
れた印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送工程
とを有するものである。
【0012】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体を介してデータ装置と通信可能な印刷制御装置のメモ
リ資源設定方法において、前記データ処理装置から転送
される圧縮印刷データを印刷データに伸長処理する伸長
工程と、前記データ処理装置から転送される圧縮印刷デ
ータの転送に先立ち通知される先立ちデータを解析して
前記圧縮印刷データの圧縮レベルを判別する判別工程
と、前記データ処理装置から転送される印刷データを受
信するメモリの空き容量が監視レベルを超えるかどうか
を監視して前記データ処理装置に印刷データの転送を要
求する監視工程と、前記判別手段による判別した圧縮レ
ベルに基づいて前記監視レベルを可変設定する設定工程
とを有するものである。
【0013】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置を
制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
納した記憶媒体において、メモリ資源上にラスタライズ
される印刷データに対して種別の異なる複数の圧縮方式
に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮工程と、前記ラス
タライズされる印刷データに対して任意の圧縮方式を選
択する選択工程と、前記選択工程により選択された圧縮
方式の種別データを前記印刷制御装置に送信する送信工
程と、前記送信工程による前記種別データの送信後、圧
縮された印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送
工程とを有するコンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを記憶媒体に格納したものである。
【0014】本発明に係る第10の発明は、所定の通信
媒体を介してデータ装置と通信可能な印刷装置を制御す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体において、前記データ処理装置から転送される
圧縮印刷データを種別の異なる複数の伸長方式で印刷デ
ータに伸長処理する伸長工程と、前記データ処理装置か
ら転送される圧縮印刷データの転送に先立ち通知される
先立ちデータを解析して前記圧縮印刷データの圧縮方式
を判別する判別工程と、前記データ処理装置から転送さ
れる印刷データを受信するメモリの空き容量が監視レベ
ルを超えるかどうかを監視して前記データ処理装置に印
刷データの転送を要求する監視工程と、前記判別工程に
より判別した圧縮方式に基づいて前記監視レベルを可変
設定する設定工程とを有するコンピュータが読み出し可
能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0015】本発明に係る第11の発明は、所定の通信
媒体を介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置
を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを
格納した記憶媒体において、メモリ資源上にラスタライ
ズされる印刷データに対して所定の圧縮方式に基づいて
データ圧縮処理を施す圧縮工程と、前記圧縮工程により
圧縮された印刷データの圧縮率を判別する判別工程と、
前記判別工程により判別された圧縮率に基づく圧縮レベ
ルデータを前記印刷制御装置に送信する送信工程と、前
記送信工程による前記圧縮レベルデータの送信後、圧縮
された印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送工
程とを有するコンピュータが読み出し可能なプログラム
を記憶媒体に格納したものである。
【0016】本発明に係る第12の発明は、所定の通信
媒体を介してデータ装置と通信可能な印刷装置を制御す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体において、前記データ処理装置から転送される
圧縮印刷データを印刷データに伸長処理する伸長工程
と、前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データ
の転送に先立ち通知される先立ちデータを解析して前記
圧縮印刷データの圧縮レベルを判別する判別工程と、前
記データ処理装置から転送される印刷データを受信する
メモリの空き容量が監視レベルを超えるかどうかを監視
して前記データ処理装置に印刷データの転送を要求する
監視工程と、前記判別手段による判別した圧縮レベルに
基づいて前記監視レベルを可変設定する設定工程とを有
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒
体に格納したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本実施形態の説明をする前に、本
実施形態を適用するのに好適なレーザビームプリンタお
よびインクジェットプリンタの構成について図1から図
3を参照しながら説明する。なお、本実施形態を適用す
るプリンタはレーザビームプリンタおよびインクジェッ
トプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式
のプリンタでもよいことは言うまでもない。
【0018】本実施形態の構成を説明する前に、本実施
形態を適用するに好適なレーザビームプリンタおよびイ
ンクジェットプリンタの構成について図1〜図3を参照
しながら説明する。なお、本実施形態を適用するプリン
タは、レーザビームプリンタおよびインクジェットプリ
ンタに限られるものではなく、他のプリント方式のプリ
ンタでも良いことは言うまでもない。
【0019】図1は、本発明を適用可能な第1の出力装
置の構成を示す断面図であり、例えはレーザビームプリ
ンタ(LBP)の場合を示す。
【0020】図において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマイクロ命令等を入力して記憶するとともに、それら
の情報に従って対応する文字パターンやフォームパター
ン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成す
る。1501は走査のためのスイッチおよびLED表示
器等が配されている操作パネル、1000はプリンタ制
御ユニットで、LBP本体1500全体の制御およびホ
ストコンピュータから供給される文字情報等を解析す
る。このプリンタ制御ユニット1000は、主に文字情
報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレー
ザドライバ1502に出力する。
【0021】レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレー
ザ光1504をオン・オフ切り換えする。レーザ光15
04は回転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電
ドラム1506上を走査露光する。これにより、静電ド
ラム1506上には文字パターンの静電潜像が形成され
ることになる。この潜像は、静電ドラム1506周囲に
配置された現像ユニット1507により現像された後、
記録紙に転写される。
【0022】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP本体1500に装着した用紙カ
セット1508に収納され、給紙ローラ1509よび搬
送ローラ1510と搬送ローラ1511とにより、装置
内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給される。
また、LBP本体1500には、図示しないカードスロ
ットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えて
オプションフォントカード,言語系の異なる制御カード
(エミュレーションカード)を接続できるよに構成され
ている。
【0023】図2は、本発明を適用可能な第2の出力装
置の構成を示す外観図であり、例えばインクジェット記
録装置(IJRA)の場合を示す。
【0024】図において、5013は駆動モータで、該
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5009,5011を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCはピン(図示しない)を有し、ガイドレール50
03を介して図中の矢印a,b方向に往復移動される。
このキャリッジHCには、インクジェットヘッドIJ
H,インクタンクITを備えるインクジェットカートリ
ッジIJCが搭載されている。
【0025】5002は紙押え板であり、キャリッジ移
動方向にわたって紙Pをプランテン5000に対して押
圧する。5007,5008はフォトカプラで、キャリ
ッジHCのレバー5006の位置の存在を配設域で確認
して、駆動モータ5013の回転方向切り換え等を行う
ためのホームポジション検知手段として機能する。
【0026】5016は支持部材で、記録ヘッドとして
のインクジェットヘッドIJHの全面をキャップするキ
ャップ部材5022を支持する。5015は吸引部で、
上記キャップ部材5022を吸引する吸引手段として機
能し、キャップ部材5022の内開口5023を介して
インクジェットヘッドIJHの吸引回復を行う。
【0027】5017はクリーニングブレードで、部材
5019により前後方向に移動可能となる。5018は
本体支持板で、上記クリーニングブレード5017,部
材5019を支持する。5012は吸引回復の吸引を開
始するためのレバーで、キャリッジHCと係合するカム
5020の移動に伴って移動し、駆動モータ5013か
らの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移
動制御される。
【0028】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側領域に
きたときにリードスクリュー5005の作用によってそ
れらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されて
いるが、周知のタイミングで所望動作を行うように構成
されていればよい。
【0029】図3は、図2に示した第2の出力装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【0030】図において、1700はインタフェース
で、図示しないホストとの通信処理を担い、入力される
記録信号を所定のプロトコルで受信処理する。1701
はMPUで、ROM1702に記憶される制御プログラ
ムに基づいて各部を総括的に制御する。なお、ROM1
702には、MPU1701が実行する制御プログラム
やホスト印刷情報,プリンタフォント情報等が格納され
ている。
【0031】1703は拡張可能なDRAMで、各種デ
ータ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ
等)を保存しておく。1704はゲートアレイ(G.
A.)で、図2に示したインクジェットヘッドIJHに
対応する記録ヘッド1708に対する出力データの供給
制御を行う。また、ゲートアレイ1704は、インタフ
ェース1700,MPU1701,DRAM1703間
のデータの転送制御も行う。
【0032】1710はキャリアモータで、前記記録ヘ
ッド1708を搬送する。1709は搬送モータで、記
録用紙を搬送する。1705はヘッドドライバで、前記
記録ヘッド1708を駆動する。1706はモータドラ
イバでで、前記搬送モータ1709を駆動する。170
7はモータドライバで、前記キャリアモータ1710を
駆動する。
【0033】このように構成された上記印刷装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ100より入力情報が入力されると、ゲート
アレイ1704とMPU1701との間で入力情報がプ
リント用の出力情報に変換される。そして、モータドラ
イバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッド
ドライバ1705に送られた出力情報に従って記録ヘッ
ド1708が駆動され印字が実行される。
【0034】なお、MPU1701はインタフェース1
700を介して後述するホストコンピュータ100との
通信処理が可能となっており、DRAM1703に関す
るメモリ情報および資源データ等やROM1702内の
ホスト印刷情報を後述するホストコンピュータ100に
通知可能に構成されている。
【0035】〔第1実施形態〕図4は、本発明の第1実
施形態を示すプリンタ制御装置の構成を説明するブロッ
ク図である。ここでは、レーザビームプリンタ(図1)
を例にして説明する。
【0036】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が統括的に制御する。
【0037】2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード9や不図示のポインティン
グデバイスからのキー入力を制御する。6はCRTコン
トローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ10の表
示を制御する。
【0038】7はディスクコントローラ(DKC)で、
ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォント
データ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD),フロッピーディスク(FD)や
CD−ROM等の外部メモリ11とのアクセスを制御す
る。8はプリンタコントローラ(PRTC)で、所定の
双方向パラレルインタフェース(双方向インタフェー
ス)12を介してプリンタ1500に接続されて、プリ
ンタ1500との通信制御処理を実行する。
【0039】なお、CPU1は例えばRAM2上に設定
された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開
(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWY
SIWYGを可能としている。また、CPU1は、CR
T10の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマン
ドに基づいて登録された種々のウィンドウを開き、種々
のデータ処理を実行する。
【0040】21はホスト制御部で、ラスタライズされ
た印字データを任意の圧縮方法で圧縮を行い、その圧縮
方法の種類,圧縮率を含む情報(以降、プレデータ)を
PRTC8に送る。PRTC8では印字データを送信す
る前に双方向インタフェース部12を介してプリンタ1
500に送信する。
【0041】プリンタ1500において、I/F部14
で受信したプレデータをデコード部22でデコードし、
どの圧縮方法で印字データが圧縮されて送信されるか解
析しFIFO監視部23と伸張部24に通知する。
【0042】FIFO監視部23ではRAM17上に確
保されるFIFOの値EMPTY_SIZEを選択され
た圧縮方式に対応する値に設定する。FIFO監視部2
3ではFIFOの空き領域が値EMPTY_SIZE以
上ある場合はEMPTY信号を生成する。
【0043】13は制御部で、FIFO監視部23から
のEMPTY信号がアクティブであることを確認する
と、ホストコンピュータ3000に印字データの要求を
行う。ホストコンピュータ3000で展開され、選択さ
れた圧縮方式で圧縮された印字データは双方向インタフ
ェース12を介して送信され、プリンタ1500では入
力データをRAM(FIFO)17に一時格納し、伸張
部24の中で予め選択された伸張方式で慎重され、順次
印刷部I/F15を介して接続される印刷部19に出力
情報としての画像信号を出力する。なお、本実施形態で
は、伸長部24は、異なる伸長方式に対応する伸長部A
〜Cを備え、ホストコンピュータ3000から通知され
るプレデータにより圧縮方式を解析して、対応する最適
な伸長部を選択する構成となっている。
【0044】なお、制御部13はホストコンピュータ3
000と双方向インタフェース12を介して印刷状態情
報などのステータス情報などの交信も制御しプリンタ内
の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構
成されている。また、ROM16にはID等の情報を格
納しておく。
【0045】以下、本実施形態の特徴的構成について図
4等を参照して説明する。
【0046】上記のように構成された所定の通信媒体
(双方向インタフェース)を介して印刷制御装置と通信
可能なデータ処理装置において、メモリ資源上にラスタ
ライズされる印刷データに対して種別の異なる複数の圧
縮方式に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮手段(制御
部21による)と、前記ラスタライズされる印刷データ
に対して任意の圧縮方式を選択する選択手段(制御部2
1が印刷要求されているデータの状態を最適な圧縮方式
を選択処理する)と、前記選択手段により選択された圧
縮方式の種別データを前記印刷制御装置に送信する送信
手段と、前記送信手段による前記種別データ(プレデー
タ)の送信後、圧縮された印刷データを前記印刷制御装
置に転送する転送手段(PRTC8が制御部21の指示
に従って上記プレデータを転送処理する)とを有するの
で、いずれかの圧縮方式に順じて圧縮された印刷データ
を受信する前に、転送される圧縮印刷データの圧縮方式
を印刷装置が識別させることができ、圧縮方式に依存す
るメモリ監視環境を最適化することができる。
【0047】また、所定の通信媒体(双方向インタフェ
ース)を介してデータ装置と通信可能な印刷制御装置に
おいて、前記データ処理装置から転送される圧縮印刷デ
ータを種別の異なる複数の伸長方式で印刷データに伸長
処理する伸長手段(伸長部24)と、前記データ処理装
置から転送される圧縮印刷データの転送に先立ち通知さ
れる先立ちデータを解析して前記圧縮印刷データの圧縮
方式を判別する判別手段(デコード部22)と、前記デ
ータ処理装置から転送される印刷データを受信するメモ
リ(RAM17)と、前記メモリの空き容量が監視レベ
ルを超えるかどうかを監視して前記データ処理装置に印
刷データの転送を要求する監視手段(FIFO監視部2
3)とを有し、前記判別手段は、該判別した圧縮方式に
基づいて前記監視レベルを可変設定するので、データ処
理装置から事前通知される圧縮方式の種別に応じて印刷
データ転送を要求するメモリ監視レベルを自在に変更で
き、効果の高い印刷データを受信する場合と圧縮効果の
低い印刷データを受信する場合とで、データ処理装置に
次の印刷データを要求する頻度が少なくなり、その間受
信している印刷データの解凍処理に続く印刷データの印
刷処理が中断されることなく連続処理でき、印刷処理効
率を格段に効率化できる。
【0048】さらに、所定の通信媒体(双方向インタフ
ェース)を介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理
装置(ホストコンピュータ3000)において、メモリ
資源上にラスタライズされる印刷データに対して所定の
圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮手段(制
御部21による)と、前記圧縮手段により圧縮された印
刷データの圧縮率を判別する判別手段(制御部21が送
信するデータの状態から判別する)と、前記判別手段に
より判別された圧縮率に基づく圧縮レベルデータを前記
印刷制御装置に送信する送信手段(PRTC8が制御部
21の指示に基づいて送信する)と、前記送信手段によ
る前記圧縮レベルデータの送信後、圧縮された印刷デー
タを前記印刷制御装置に転送する転送手段(PRTC8
が制御部21の指示に基づいて送信する)とを有するの
で、いずれかの圧縮レベルに順じて圧縮された印刷デー
タを受信する前に、転送される圧縮印刷データの圧縮方
式を印刷装置が識別させることができ、圧縮レベルに依
存するメモリ監視環境を最適化することができる。
【0049】また、所定の通信媒体(双方向インタフェ
ース)を介してデータ装置と通信可能な印刷制御装置に
おいて、前記データ処理装置から転送される圧縮印刷デ
ータを印刷データに伸長処理する伸長手段(伸長部2
4)と、前記データ処理装置から転送される圧縮印刷デ
ータの転送に先立ち通知される先立ちデータを解析して
前記圧縮印刷データの圧縮レベルを判別する判別手段
(デコード部22)と、前記データ処理装置から転送さ
れる印刷データを受信するメモリと、前記メモリの空き
容量が監視レベルを超えるかどうかを監視して前記デー
タ処理装置に印刷データの転送を要求する監視手段(F
IFO監視部23)とを有し、前記判別手段は、該判別
した圧縮レベルに基づいて前記監視レベルを可変設定す
るので、データ処理装置から事前通知される圧縮レベル
に応じて印刷データ転送を要求するメモリ監視レベルを
自在に変更でき、効果の高い印刷データを受信する場合
と圧縮効果の低い印刷データを受信する場合とで、デー
タ処理装置に次の印刷データを要求する頻度が少なくな
り、その間受信している印刷データの解凍処理に続く印
刷データの印刷処理が中断されることなく連続処理で
き、印刷処理効率を格段に効率化できる。
【0050】図5は、本発明に係る印刷制御装置を適用
可能な印刷システムにおける第1のデータ処理手順の一
例を示すフローチャートであり、ホスト側の処理手順に
対応する。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0051】まず、ステップ(1)で印字データのラス
タライズを行う。ステップ(2)では効率のよい圧縮を
かけるために印字データの状態によって最適な圧縮方式
を選択する。そして、ステップ(3)で圧縮処理を行
う。
【0052】次に、ステップ(4)ではホスト制御部2
1がどの圧縮方式を選択したかプレデータとしてプリン
タ1500にステータス信号として送信する。ステップ
(5)では、圧縮された印字データを送信要求としてn
STROBE信号をアクティブ(LOW)にする。
【0053】そして、ステップ(6)では印字データ送
信待ちをしてプリンタ1500からのBUSY信号の応
答を待ち、BUSY信号がアクティブ(BUSY信号=
1)にならない時は、ステップ(6)で待ち状態を保
つ。
【0054】一方、ステップ(6)で、BUSY信号が
アクティブになったと判定した場合には、ステップ
(7)で、圧縮された印字データを双方向インタフェー
ス12を介してプリンタ1500へ送信する。
【0055】次いで、ステップ(8)で、圧縮された印
刷データの送信が終了したかを確認し、NOならばステ
ップ(6)へ戻り、送信終了を確認した場合には、デー
タ処理を終了する。
【0056】図6は、本発明に係る印刷制御装置を適用
可能な印刷システムにおける第2のデータ処理手順の一
例を示すフローチャートであり、プリンタ側の印刷デー
タ処理手順に対応する。なお、(1)〜(15)は各ス
テップを示す。
【0057】まず、ステップ(1)で、ホストコンピュ
ータ3000からどの圧縮方式で印字データの圧縮が行
われたかを示すプレデータを受信する。次に、ステップ
(2)で受信したプレデータを解釈し、ステップ(3)
では、解釈された圧縮方式に対応するFIFO用の空き
領域を示す値EMPTY_SIZEを選択して設定す
る。なお、本実施形態において、値EMPTY_SIZ
Eとは、RAM17に確保されるFIFOの空き容量が
どのくらいになったらホストコンピュータ3000に対
してデータ要求信号(ビジー信号がアクティブ(LO
W))を出力するかの目安となるものである。
【0058】次に、ステップ(5)で、ホストコンピュ
ータ3000からデータの送信要求がきた(nSTRO
BE信号がアクティブ(LOW))かどうか監視し、n
STROBE信号がアクティブであると判定した場合に
は、ステップ(6)へ、nSTROBE信号がアクティ
ブでないと判定した場合には、ステップ(11)へ移行
する。
【0059】ステップ(6)では、全体RAM17上に
確保できるFIFOの空き容量が予め設定された値FI
FO_EMPTYの値より大きいか比較して判定し、空
き容量がFIFO_EMPTYより小さいと判定した場
合には、ステップ(6)の状態を保持する。
【0060】一方、ステップ(6)で、空き容量が値F
IFO_EMPTYより大きいと判定した場合には、ス
テップ(7)でEMPTY信号を発生する。そして、ス
テップ(8)ではデータ要求を示すBUSY信号をアク
ティブにする。
【0061】次に、ステップ(9)ではホストコンピュ
ータ3000から圧縮された印字データを受信し、ステ
ップ(10)では受信した圧縮データをRAM17に確
保されるFIFOに格納(WRITE)し、ステップ
(10)の処理が終わったらステップ(5)へ戻る。
【0062】一方、ステップ(5)で、NOと判定され
た場合は、ステップ(11)でRAM17上に確保され
るFIFOの中のデータをプリンタエンジン(印刷部1
9)に送って印字動作を行うためにFIFOのREAD
要求(READ_REQUEST=1)があるか監視を
行い、FIFOのREAD要求がないと判定した場合に
は、ステップ(5)へ戻る。
【0063】一方、ステップ(11)で、FIFOのR
EAD要求があると判定した場合には、ステップ(1
2)へ進み、FIFOの中の圧縮データを読み出し、ス
テップ(13)では読み出された圧縮データを予め選択
された伸張方式によって伸張部24が伸張処理を行い、
ステップ(14)では伸張され戻された印字データを順
次印字処理していく。
【0064】次に、ステップ(15)では印字が終了し
たか監視を行い、終了していなかったらステップ(5)
へ戻り、終了していたと判定した場合には、一連の動作
処理を終了する。
【0065】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
ホストからプリンタに対してプレデータとしてホストに
おける印字データの圧縮方式を通知して、該圧縮方式に
基づいてRAM17上に確保するFIFOのサイズを可
変する場合について説明したが、ホストからプリンタに
対してプレデータとしてホストにおける印字データの圧
縮率のレベルをプレデータとしてホストにおける印字デ
ータの圧縮方式を通知して、該圧縮方式に基づいてRA
M17上に確保するFIFOのサイズを可変するように
構成してもよい。以下、その実施形態について説明す
る。
【0066】図7は、本発明の第2実施形態を示す印刷
制御装置を適用可能な印刷システムにおける圧縮率別の
FIFOサイズを説明する図であり、例えば圧縮率を3
段階に区別して、圧縮レベル1〜3をプレーデータとし
てプリンタに通知し、該通知されたプレーデータを解析
して、RAM17上に確保される可変量となるFIFO
のサイズが決定される。
【0067】図8は、本発明に係る印刷制御装置を適用
可能な印刷システムにおける第3のデータ処理手順の一
例を示すフローチャートであり、ホスト側の処理手順に
対応する。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0068】まず、ステップ(1)で印字データのラス
タライズを行い、ステップ(2)で圧縮処理を行う。次
に、ステップ(3)で、ホスト制御部21が圧縮された
データの圧縮率を解析して予め段階分けされた圧縮レベ
ルの判定を行う。
【0069】そして、ステップ(4)では圧縮レベルを
ステータス信号としてプリンタ1500に対して送信
し、ステップ(5)では圧縮された印字データを送信要
求としてnSTROBE信号をアクティブにする。
【0070】次に、ステップ(6)では印字データ送信
待ちをして、プリンタ1500からのBUSY信号の応
答を待ち、BUSY信号がアクティブにならない時はス
テップ(6)で待ち状態を保つ。
【0071】一方、ステップ(6)で、BUSY信号が
アクティブになったと判定した場合には、ステップ
(7)へみ、圧縮された印字データを双方向インタフェ
ース12を介してプリンタ1500へ送信する。
【0072】次に、ステップ(8)で送信が終了したか
監視を行い、送信未終了であると判定した場合には、ス
テップ(6)へ戻り、送信終了であると判定した場合に
は、データ処理を終了する。なら終了する。
【0073】以下、上記各実施形態の特徴的構成につい
て図5,図6,図8等を参照して説明する。
【0074】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク,双方向インタフェース)を介して印刷
制御装置と通信可能なデータ処理装置のデータ処理方法
において、あるいは所定の通信媒体を介して印刷制御装
置と通信可能なデータ処理装置を制御するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体におい
て、メモリ資源上にラスタライズされる印刷データに対
して種別の異なる複数の圧縮方式に基づいてデータ圧縮
処理を施す圧縮工程(図5のステップ(3))と、前記
ラスタライズされる印刷データに対して任意の圧縮方式
を選択する選択工(図5のステップ(2))と、前記選
択工程により選択された圧縮方式の種別データを前記印
刷制御装置に送信する送信工程(図5のステップ
(4))と、前記送信工程による前記種別データの送信
後、圧縮された印刷データを前記印刷制御装置に転送す
る転送工程(図5のステップ(7))とを有するので、
いずれかの圧縮方式に順じて圧縮された印刷データを受
信する前に、転送される圧縮印刷データの圧縮方式を印
刷装置が識別させることができ、圧縮方式に依存するメ
モリ監視環境を最適化することができる。
【0075】また、所定の通信媒体(ネットワーク,双
方向インタフェース)を介してデータ装置と通信可能な
印刷制御装置のメモリ資源設定方法において、あるいは
所定の通信媒体を介してデータ装置と通信可能な印刷装
置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラム
を格納した記憶媒体において、前記データ処理装置から
転送される圧縮印刷データを種別の異なる複数の伸長方
式で印刷データに伸長処理する伸長工程(図6のステッ
プ(13))と、前記データ処理装置から転送される圧
縮印刷データの転送に先立ち通知される先立ちデータを
解析して前記圧縮印刷データの圧縮方式を判別する判別
工程(図6のステップ(2))と、前記データ処理装置
から転送される印刷データを受信するメモリの空き容量
が監視レベルを超えるかどうかを監視して前記データ処
理装置に印刷データの転送を要求する監視工程(図6の
ステップ(6),(7))と、前記判別工程により判別
した圧縮方式に基づいて前記監視レベルを可変設定する
設定工程(図6のステップ(3))とを有するので、デ
ータ処理装置から事前通知される圧縮方式の種別に応じ
て印刷データ転送を要求するメモリ監視レベルを自在に
変更でき、効果の高い印刷データを受信する場合と圧縮
効果の低い印刷データを受信する場合とで、データ処理
装置に次の印刷データを要求する頻度が少なくなり、そ
の間受信している印刷データの解凍処理に続く印刷デー
タの印刷処理が中断されることなく連続処理でき、印刷
処理効率を格段に効率化できる。
【0076】さらに、所定の通信媒体(ネットワーク,
双方向インタフェース)を介して印刷制御装置と通信可
能なデータ処理装置のデータ処理方法において、あるい
は所定の通信媒体を介して印刷制御装置と通信可能なデ
ータ処理装置を制御するコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体において、メモリ資源上
にラスタライズされる印刷データに対して所定の圧縮方
式に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮工程(図8のス
テップ(2))と、前記圧縮工程により圧縮された印刷
データの圧縮率を判別する判別工程(図8のステップ
(3))と、前記判別工程により判別された圧縮率に基
づく圧縮レベルデータを前記印刷制御装置に送信する送
信工程(図8のステップ(4))と、前記送信工程によ
る前記圧縮レベルデータの送信後、圧縮された印刷デー
タを前記印刷制御装置に転送する転送工程(図8のステ
ップ(7))とを有するので、いずれかの圧縮レベルに
順じて圧縮された印刷データを受信する前に、転送され
る圧縮印刷データの圧縮方式を印刷装置が識別させるこ
とができ、圧縮レベルに依存するメモリ監視環境を最適
化することができる。
【0077】また、所定の通信媒体(ネットワーク,双
方向インタフェース)を介してデータ装置と通信可能な
印刷制御装置のメモリ資源設定方法において、あるいは
所定の通信媒体を介してデータ装置と通信可能な印刷装
置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラム
を格納した記憶媒体において、前記データ処理装置から
転送される圧縮印刷データを印刷データに伸長処理する
伸長工程(図6のステップ(13))と、前記データ処
理装置から転送される圧縮印刷データの転送に先立ち通
知される先立ちデータを解析して前記圧縮印刷データの
圧縮レベルを判別する判別工程(図6のステップ
(2))と、前記データ処理装置から転送される印刷デ
ータを受信するメモリの空き容量が監視レベルを超える
かどうかを監視して前記データ処理装置に印刷データの
転送を要求する監視工程(図6のステップ(6),
(7))と、前記判別手段による判別した圧縮レベルに
基づいて前記監視レベルを可変設定する設定工程(図6
のステップ(3))とを有するので、データ処理装置か
ら事前通知される圧縮レベルに応じて印刷データ転送を
要求するメモリ監視レベルを自在に変更でき、効果の高
い印刷データを受信する場合と圧縮効果の低い印刷デー
タを受信する場合とで、データ処理装置に次の印刷デー
タを要求する頻度が少なくなり、その間受信している印
刷データの解凍処理に続く印刷データの印刷処理が中断
されることなく連続処理でき、印刷処理効率を格段に効
率化できる。
【0078】以下、図9に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷システムで
読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説
明する。
【0079】図9は、本発明に係る印刷制御装置を適用
可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理プ
ログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する
図である。
【0080】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0081】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0082】本実施形態における図5,図6,図8に示
す機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0083】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0084】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0085】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0086】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介して印刷制御装置
と通信可能なデータ処理装置において、メモリ資源上に
ラスタライズされる印刷データに対して種別の異なる複
数の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮手段
と、前記ラスタライズされる印刷データに対して任意の
圧縮方式を選択する選択手段と、前記選択手段により選
択された圧縮方式の種別データを前記印刷制御装置に送
信する送信手段と、前記送信手段による前記種別データ
の送信後、圧縮された印刷データを前記印刷制御装置に
転送する転送手段とを有するので、いずれかの圧縮方式
に順じて圧縮された印刷データを受信する前に、転送さ
れる圧縮印刷データの圧縮方式を印刷装置が識別させる
ことができ、圧縮方式に依存するメモリ監視環境を最適
化することができる。
【0089】第2の発明によれば、所定の通信媒体を介
してデータ装置と通信可能な印刷制御装置において、前
記データ処理装置から転送される圧縮印刷データを種別
の異なる複数の伸長方式で印刷データに伸長処理する伸
長手段と、前記データ処理装置から転送される圧縮印刷
データの転送に先立ち通知される先立ちデータを解析し
て前記圧縮印刷データの圧縮方式を判別する判別手段
と、前記データ処理装置から転送される印刷データを受
信するメモリと、前記メモリの空き容量が監視レベルを
超えるかどうかを監視して前記データ処理装置に印刷デ
ータの転送を要求する監視手段とを有し、前記判別手段
は、該判別した圧縮方式に基づいて前記監視レベルを可
変設定するので、データ処理装置から事前通知される圧
縮方式の種別に応じて印刷データ転送を要求するメモリ
監視レベルを自在に変更でき、効果の高い印刷データを
受信する場合と圧縮効果の低い印刷データを受信する場
合とで、データ処理装置に次の印刷データを要求する頻
度が少なくなり、その間受信している印刷データの解凍
処理に続く印刷データの印刷処理が中断されることなく
連続処理でき、印刷処理効率を格段に効率化できる。
【0090】第3の発明によれば、所定の通信媒体を介
して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置におい
て、メモリ資源上にラスタライズされる印刷データに対
して所定の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理を施す圧
縮手段と、前記圧縮手段により圧縮された印刷データの
圧縮率を判別する判別手段と、前記判別手段により判別
された圧縮率に基づく圧縮レベルデータを前記印刷制御
装置に送信する送信手段と、前記送信手段による前記圧
縮レベルデータの送信後、圧縮された印刷データを前記
印刷制御装置に転送する転送手段とを有するので、いず
れかの圧縮レベルに順じて圧縮された印刷データを受信
する前に、転送される圧縮印刷データの圧縮方式を印刷
装置が識別させることができ、圧縮レベルに依存するメ
モリ監視環境を最適化することができる。
【0091】第4の発明によれば、所定の通信媒体を介
してデータ装置と通信可能な印刷制御装置において、前
記データ処理装置から転送される圧縮印刷データを印刷
データに伸長処理する伸長手段と、前記データ処理装置
から転送される圧縮印刷データの転送に先立ち通知され
る先立ちデータを解析して前記圧縮印刷データの圧縮レ
ベルを判別する判別手段と、前記データ処理装置から転
送される印刷データを受信するメモリと、前記メモリの
空き容量が監視レベルを超えるかどうかを監視して前記
データ処理装置に印刷データの転送を要求する監視手段
とを有し、前記判別手段は、該判別した圧縮レベルに基
づいて前記監視レベルを可変設定するので、データ処理
装置から事前通知される圧縮レベルに応じて印刷データ
転送を要求するメモリ監視レベルを自在に変更でき、効
果の高い印刷データを受信する場合と圧縮効果の低い印
刷データを受信する場合とで、データ処理装置に次の印
刷データを要求する頻度が少なくなり、その間受信して
いる印刷データの解凍処理に続く印刷データの印刷処理
が中断されることなく連続処理でき、印刷処理効率を格
段に効率化できる。
【0092】第5,第9の発明によれば、所定の通信媒
体を介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置の
データ処理方法において、あるいは所定の通信媒体を介
して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置を制御す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体において、メモリ資源上にラスタライズされる
印刷データに対して種別の異なる複数の圧縮方式に基づ
いてデータ圧縮処理を施す圧縮工程と、前記ラスタライ
ズされる印刷データに対して任意の圧縮方式を選択する
選択工程と、前記選択工程により選択された圧縮方式の
種別データを前記印刷制御装置に送信する送信工程と、
前記送信工程による前記種別データの送信後、圧縮され
た印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送工程と
を有するので、いずれかの圧縮方式に順じて圧縮された
印刷データを受信する前に、転送される圧縮印刷データ
の圧縮方式を印刷装置が識別させることができ、圧縮方
式に依存するメモリ監視環境を最適化することができ
る。
【0093】第6,第10の発明によれば、所定の通信
媒体を介してデータ装置と通信可能な印刷制御装置のメ
モリ資源設定方法において、あるいは所定の通信媒体を
介してデータ装置と通信可能な印刷装置を制御するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体において、前記データ処理装置から転送される圧縮印
刷データを種別の異なる複数の伸長方式で印刷データに
伸長処理する伸長工程と、前記データ処理装置から転送
される圧縮印刷データの転送に先立ち通知される先立ち
データを解析して前記圧縮印刷データの圧縮方式を判別
する判別工程と、前記データ処理装置から転送される印
刷データを受信するメモリの空き容量が監視レベルを超
えるかどうかを監視して前記データ処理装置に印刷デー
タの転送を要求する監視工程と、前記判別工程により判
別した圧縮方式に基づいて前記監視レベルを可変設定す
る設定工程とを有するので、データ処理装置から事前通
知される圧縮方式の種別に応じて印刷データ転送を要求
するメモリ監視レベルを自在に変更でき、効果の高い印
刷データを受信する場合と圧縮効果の低い印刷データを
受信する場合とで、データ処理装置に次の印刷データを
要求する頻度が少なくなり、その間受信している印刷デ
ータの解凍処理に続く印刷データの印刷処理が中断され
ることなく連続処理でき、印刷処理効率を格段に効率化
できる。
【0094】第7,第11の発明によれば、所定の通信
媒体を介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置
のデータ処理方法において、あるいは所定の通信媒体を
介して印刷制御装置と通信可能なデータ処理装置を制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体において、メモリ資源上にラスタライズされ
る印刷データに対して所定の圧縮方式に基づいてデータ
圧縮処理を施す圧縮工程と、前記圧縮工程により圧縮さ
れた印刷データの圧縮率を判別する判別工程と、前記判
別工程により判別された圧縮率に基づく圧縮レベルデー
タを前記印刷制御装置に送信する送信工程と、前記送信
工程による前記圧縮レベルデータの送信後、圧縮された
印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送工程とを
有するので、いずれかの圧縮レベルに順じて圧縮された
印刷データを受信する前に、転送される圧縮印刷データ
の圧縮方式を印刷装置が識別させることができ、圧縮レ
ベルに依存するメモリ監視環境を最適化することができ
る。
【0095】第8,第12の発明によれば、所定の通信
媒体を介してデータ装置と通信可能な印刷制御装置のメ
モリ資源設定方法において、あるいは所定の通信媒体を
介してデータ装置と通信可能な印刷装置を制御するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体において、前記データ処理装置から転送される圧縮印
刷データを印刷データに伸長処理する伸長工程と、前記
データ処理装置から転送される圧縮印刷データの転送に
先立ち通知される先立ちデータを解析して前記圧縮印刷
データの圧縮レベルを判別する判別工程と、前記データ
処理装置から転送される印刷データを受信するメモリの
空き容量が監視レベルを超えるかどうかを監視して前記
データ処理装置に印刷データの転送を要求する監視工程
と、前記判別手段による判別した圧縮レベルに基づいて
前記監視レベルを可変設定する設定工程とを有するの
で、データ処理装置から事前通知される圧縮レベルに応
じて印刷データ転送を要求するメモリ監視レベルを自在
に変更でき、効果の高い印刷データを受信する場合と圧
縮効果の低い印刷データを受信する場合とで、データ処
理装置に次の印刷データを要求する頻度が少なくなり、
その間受信している印刷データの解凍処理に続く印刷デ
ータの印刷処理が中断されることなく連続処理でき、印
刷処理効率を格段に効率化できる。
【0096】従って、データ処理装置側で印刷データを
任意の圧縮方式で圧縮されたり、圧縮レベルの異なる印
刷データが印刷制御装置に転送される場合に、該圧縮さ
れた印刷データの受信を要求するタイミングを監視する
ためのメモリ監視レベルその圧縮方式や圧縮レベルに依
存して最適化でき、いずれの圧縮データが転送されても
最適なタイミングで印刷データをデータ処理装置に要求
しつつ、受信した印刷データを効率よく処理できる印刷
処理環境を自在に整備することができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な第1の出力装置の構成を示
す断面図である。
【図2】発明を適用可能な第2の出力装置の構成を示す
外観図である。
【図3】図2に示した第2の出力装置の制御構成を説明
するブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示すプリンタ制御装置
の構成を説明するブロック図である。
【図5】本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷シ
ステムにおける第1のデータ処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷シ
ステムにおける第2のデータ処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態を示す印刷制御装置を適
用可能な印刷システムにおける圧縮率別のFIFOサイ
ズを説明する図である。
【図8】本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷シ
ステムにおける第3のデータ処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷シ
ステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格
納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】 1 CPU 2 RAM 3 ROM 8 PRTC 12 双方向インタフェース 13 制御部 17 RAM 21 制御部 22 デコード部 23 FIFO監視部 24 伸長部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して印刷制御装置と
    通信可能なデータ処理装置において、 メモリ資源上にラスタライズされる印刷データに対して
    種別の異なる複数の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理
    を施す圧縮手段と、 前記ラスタライズされる印刷データに対して任意の圧縮
    方式を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された圧縮方式の種別データを
    前記印刷制御装置に送信する送信手段と、 前記送信手段による前記種別データの送信後、圧縮され
    た印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送手段
    と、を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の通信媒体を介してデータ装置と通
    信可能な印刷制御装置において、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データを種
    別の異なる複数の伸長方式で印刷データに伸長処理する
    伸長手段と、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データの転
    送に先立ち通知される先立ちデータを解析して前記圧縮
    印刷データの圧縮方式を判別する判別手段と、 前記データ処理装置から転送される印刷データを受信す
    るメモリと、 前記メモリの空き容量が監視レベルを超えるかどうかを
    監視して前記データ処理装置に印刷データの転送を要求
    する監視手段とを有し、 前記判別手段は、該判別した圧縮方式に基づいて前記監
    視レベルを可変設定することを特徴とする印刷制御装
    置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して印刷制御装置と
    通信可能なデータ処理装置において、 メモリ資源上にラスタライズされる印刷データに対して
    所定の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮手
    段と、 前記圧縮手段により圧縮された印刷データの圧縮率を判
    別する判別手段と、 前記判別手段により判別された圧縮率に基づく圧縮レベ
    ルデータを前記印刷制御装置に送信する送信手段と、 前記送信手段による前記圧縮レベルデータの送信後、圧
    縮された印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送
    手段と、を有することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介してデータ装置と通
    信可能な印刷制御装置において、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データを印
    刷データに伸長処理する伸長手段と、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データの転
    送に先立ち通知される先立ちデータを解析して前記圧縮
    印刷データの圧縮レベルを判別する判別手段と、 前記データ処理装置から転送される印刷データを受信す
    るメモリと、 前記メモリの空き容量が監視レベルを超えるかどうかを
    監視して前記データ処理装置に印刷データの転送を要求
    する監視手段とを有し、 前記判別手段は、該判別した圧縮レベルに基づいて前記
    監視レベルを可変設定することを特徴とする印刷制御装
    置。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介して印刷制御装置と
    通信可能なデータ処理装置のデータ処理方法において、 メモリ資源上にラスタライズされる印刷データに対して
    種別の異なる複数の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理
    を施す圧縮工程と、 前記ラスタライズされる印刷データに対して任意の圧縮
    方式を選択する選択工程と、 前記選択工程により選択された圧縮方式の種別データを
    前記印刷制御装置に送信する送信工程と、 前記送信工程による前記種別データの送信後、圧縮され
    た印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送工程
    と、を有することを特徴とするデータ処理装置のデータ
    処理方法。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介してデータ装置と通
    信可能な印刷制御装置のメモリ資源設定方法において、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データを種
    別の異なる複数の伸長方式で印刷データに伸長処理する
    伸長工程と、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データの転
    送に先立ち通知される先立ちデータを解析して前記圧縮
    印刷データの圧縮方式を判別する判別工程と、 前記データ処理装置から転送される印刷データを受信す
    るメモリの空き容量が監視レベルを超えるかどうかを監
    視して前記データ処理装置に印刷データの転送を要求す
    る監視工程と、 前記判別工程により判別した圧縮方式に基づいて前記監
    視レベルを可変設定する設定工程と、を有することを特
    徴とする印刷制御装置のメモリ資源設定方法。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介して印刷制御装置と
    通信可能なデータ処理装置のデータ処理方法において、 メモリ資源上にラスタライズされる印刷データに対して
    所定の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮工
    程と、 前記圧縮工程により圧縮された印刷データの圧縮率を判
    別する判別工程と、 前記判別工程により判別された圧縮率に基づく圧縮レベ
    ルデータを前記印刷制御装置に送信する送信工程と、 前記送信工程による前記圧縮レベルデータの送信後、圧
    縮された印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送
    工程と、を有することを特徴とするデータ処理装置のデ
    ータ処理方法。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体を介してデータ装置と通
    信可能な印刷制御装置のメモリ資源設定方法において、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データを印
    刷データに伸長処理する伸長工程と、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データの転
    送に先立ち通知される先立ちデータを解析して前記圧縮
    印刷データの圧縮レベルを判別する判別工程と、 前記データ処理装置から転送される印刷データを受信す
    るメモリの空き容量が監視レベルを超えるかどうかを監
    視して前記データ処理装置に印刷データの転送を要求す
    る監視工程と、 前記判別手段による判別した圧縮レベルに基づいて前記
    監視レベルを可変設定する設定工程と、を有することを
    特徴とする印刷制御装置のメモリ資源設定方法。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して印刷制御装置と
    通信可能なデータ処理装置を制御するコンピュータが読
    み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体において、 メモリ資源上にラスタライズされる印刷データに対して
    種別の異なる複数の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理
    を施す圧縮工程と、 前記ラスタライズされる印刷データに対して任意の圧縮
    方式を選択する選択工程と、 前記選択工程により選択された圧縮方式の種別データを
    前記印刷制御装置に送信する送信工程と、 前記送信工程による前記種別データの送信後、圧縮され
    た印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送工程
    と、を有することを特徴とするコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 所定の通信媒体を介してデータ装置と
    通信可能な印刷装置を制御するコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体において、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データを種
    別の異なる複数の伸長方式で印刷データに伸長処理する
    伸長工程と、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データの転
    送に先立ち通知される先立ちデータを解析して前記圧縮
    印刷データの圧縮方式を判別する判別工程と、 前記データ処理装置から転送される印刷データを受信す
    るメモリの空き容量が監視レベルを超えるかどうかを監
    視して前記データ処理装置に印刷データの転送を要求す
    る監視工程と、 前記判別工程により判別した圧縮方式に基づいて前記監
    視レベルを可変設定する設定工程と、を有することを特
    徴とするコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 所定の通信媒体を介して印刷制御装置
    と通信可能なデータ処理装置を制御するコンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体におい
    て、 メモリ資源上にラスタライズされる印刷データに対して
    所定の圧縮方式に基づいてデータ圧縮処理を施す圧縮工
    程と、 前記圧縮工程により圧縮された印刷データの圧縮率を判
    別する判別工程と、 前記判別工程により判別された圧縮率に基づく圧縮レベ
    ルデータを前記印刷制御装置に送信する送信工程と、 前記送信工程による前記圧縮レベルデータの送信後、圧
    縮された印刷データを前記印刷制御装置に転送する転送
    工程と、を有することを特徴とするコンピュータが読み
    出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 所定の通信媒体を介してデータ装置と
    通信可能な印刷装置を制御するコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体において、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データを印
    刷データに伸長処理する伸長工程と、 前記データ処理装置から転送される圧縮印刷データの転
    送に先立ち通知される先立ちデータを解析して前記圧縮
    印刷データの圧縮レベルを判別する判別工程と、 前記データ処理装置から転送される印刷データを受信す
    るメモリの空き容量が監視レベルを超えるかどうかを監
    視して前記データ処理装置に印刷データの転送を要求す
    る監視工程と、 前記判別手段による判別した圧縮レベルに基づいて前記
    監視レベルを可変設定する設定工程と、を有することを
    特徴とするコンピュータが読み出し可能なプログラムを
    格納した記憶媒体。
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