JPH11190618A - 移動物体の位置及び姿勢検出方法 - Google Patents

移動物体の位置及び姿勢検出方法

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JPH11190618A
JPH11190618A JP35931597A JP35931597A JPH11190618A JP H11190618 A JPH11190618 A JP H11190618A JP 35931597 A JP35931597 A JP 35931597A JP 35931597 A JP35931597 A JP 35931597A JP H11190618 A JPH11190618 A JP H11190618A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角度格子と角度センサによる両者の相
対位置と姿勢を高精度にかつ迅速、簡便に検出する。 【解決手段】 角度センサ20を角度格子10の表面
に沿って定められた方向に所定の速度で走査し、角度格
子10が静止していると見なせる状態でも生じる2次元
角度センサの出力信号の時間的変化から、その最初の立
ち上がりゼロクロス点、立ち上がり後の立ち下がりゼロ
クロス点、次の立ち上がりのゼロクロス点を検出し、そ
れらの間の時間間隔を計測し、この計測結果から2次元
目盛の目盛間の内挿値と2次元角度格子10の角度セン
サ20走査方向に対する面内回転角度姿勢であるヨーイ
ング角及び面外角度誤差であるピッチング角とローリン
グ角を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角度格子と角度セ
ンサを用いて移動する物体の位置及び姿勢を検出するの
に好適な移動物体の位置及び姿勢検出方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の移動物体の位置及び姿勢検出方
法としては、先願として本出願人により開発され出願さ
れた特願平8−199115号がある。上記出願に関す
る移動物体の位置及び姿勢検出方法において、角度格子
のピッチ間の内挿(補間)値を得る手法としては、角度
格子の形状を正確に校正し、形状の確定している関数の
アナログ出力を読み取る方法が採られている。また、角
度格子と角度センサの相対的な角度姿勢、すなわちヨー
イング角、ピッチング角及びローリング角を得る手法と
しては、2個あるいは3個の2次元角度センサを既知の
間隔をおいて並べ、それぞれの角度センサが検出する2
〜3個の角度成分に関する連立方程式をたて、これを解
く方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような先願の検出方法では、角度格子を構成する角度目
盛の目盛間の内挿値を高精度に読み取るために角度格子
の角度形状の詳細を正確に知っている必要があり、その
ためには角度格子の校正が面倒であった。また、先願の
光学式の角度センサでは、一般に平行光束をを用いてい
るので、光ビームの細さに限界があり、格子ピッチが小
さい場合には、1つの光ビームのスポット内に複数の格
子ピッチが含まれるため、信号の変化量が小さくなる傾
向にある。また、角度格子の内面回転姿勢を検出するの
に2個または3個の角度センサを用いる方法では、検出
機構が複雑になり、データ処理にも時間を要するという
問題があった。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、角度格子と角度センサによる両者の相対位置と姿勢
を高精度にかつ迅速、簡便に検出することができる移動
物体の位置及び姿勢検出方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、移動する物体の位置及び姿勢を検出する検
出方法であって、基板の表面上または面内に形成され、
角度に関する性質が2次元方向に既知の関数の形で変化
する目盛を構成する角度格子と、前記角度格子面と相対
向して配置された角度センサを備え、前記角度センサも
しくは該角度センサから発する光スポットを前記角度格
子面に沿って定められた方向に所定の速度で走査し、該
走査時における前記角度センサの2次元角度出力のそれ
ぞれの成分がゼロとなるゼロクロス点を検出し、この各
ゼロクロス点間の通過時間を計測し、この時間計測値か
ら前記角度格子の目盛ピッチ間の内挿値を角度格子の面
内の回転角度姿勢であるヨーイング角及び角度格子の面
外の回転角度誤差であるピッチング角とローリング角を
算出することを特徴とする。
【0006】本発明によれば、角度センサもしくは該角
度センサから発する光スポットを前記角度格子面に沿っ
て定められた方向に所定の速度で走査することにより、
両者の基準点が相対的に静止している時でも角度センサ
の角度出力に時間変化を生じさせ、その信号のゼロクロ
ス点の時間間隔を計測することで、角度格子の目盛間内
挿値、面内の角度姿勢及び面外の角度姿勢誤差であるピ
ッチング角とローリング角を実時間で検出することが可
能になる。また、基準点の相対移動があってもその速度
が走査速度に比べて小さいときには、同様の検出が可能
となる。
【0007】また、本発明は、前記角度センサから前記
角度格子に向けて照射される光ビームの光路上に配置さ
れ、前記光ビームの透過量を大きくしたドットを前記角
度格子の目盛ピッチと同一のピッチで形成することによ
り前記角度格子に形成される光スポット中に多数の強い
光のピンスポットを生じさせるピンスポット生成部材を
有するものである。
【0008】本発明によれば、角度格子に照射される光
スポット中に多数の強い光のピンスポットを形成し、こ
の各ピンスポットによる出力信号が加え合わされるか
ら、角度センサの角度信号の出力レベルを大きくできる
とともに、検出感度が向上し、かつ検出信号の対雑音比
を向上できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態にお
ける角度格子と角度センサの関係を示す基本構成図であ
る。図1において、角度格子10は、基板101の表面
上において直交する2方向(x,y方向)の角度に関す
る性質が既知の関数の形で変化する一定振幅(正弦波
状)の山谷の集合から構成されている。そして、この
x,yの2次元角度格子10の上方には、その表面に沿
って角度センサ20が一定の方向に一定の速度で走査で
きるように配置されている。この図1における角度セン
サ20の走査方向は、走査ライン30で示すように、2
次元角度格子10のx軸方向でx軸に対して角度αだけ
傾いた方向である。角度センサ20には、図2に示す角
度格子10の目盛線であるゼロクロスラインと交わる時
のx,y方向の信号に基づいて制御され、ゼロクロス点
間隔を計測するカウンタ22が接続され、さらに、カウ
ンタ22には、カウンタ22の計測値から角度αの値を
算出する演算部23が接続されている。
【0010】なお、角度センサ20を角度格子10に対
して一定の方向に一定の速度で走査する方法としては、
アクチュエータにより一定範囲を移動させる。また、角
度センサ20が光学式のものである場合は、角度検出の
ための光スポットを音響光学偏向素子や電気光学結晶を
利用して高速に振ることにより、角度センサを走査する
のと同様な効果を与えることができる。
【0011】図2は、目盛間内挿と面内回転姿勢の検出
方法を説明するための原理図を示すもので、角度センサ
20の角度検出基準軸201が角度格子10の表面に対
し鉛直な状態で走査した時の角度出力信号がゼロとなる
線を角度格子10の目盛線として図示すると図2に示す
ようになる。
【0012】図2において、実線で示す線41はx軸方
向の正の方向に角度センサ20を走査した時、2次元角
度格子10の角度がゼロとなる信号の立ち上がり側x方
向ゼロクロスラインであり、破線で示す線42はx軸方
向の正の方向に角度センサ20を走査した時、2次元角
度格子10の角度がゼロとなる信号の立ち下がり側x方
向ゼロクロスラインである。また、実線で示す線43は
y軸方向の正の方向に角度センサ20を走査した時、2
次元角度格子10の角度がゼロとなる信号の立ち上がり
側y方向ゼロクロスラインであり、破線で示す線44は
y軸方向の正の方向に角度センサ20を走査した時、2
次元角度格子10の角度がゼロとなる信号の立ち下がり
側x方向ゼロクロスラインである。
【0013】なお、実線で示す立ち上がり側x方向ゼロ
クロスライン41と立ち上がり側y方向ゼロクロスライ
ン43とがクロスする部分が図1に示した角度格子の山
の部分に対応し、破線で示す立ち下がり側x方向ゼロク
ロスライン42と立ち下がり側y方向ゼロクロスライン
44とがクロスする部分が図1に示した角度格子の谷の
部分に対応する。また、x軸とαの角度なしている太い
実線30は、角度センサ20の走査線を示している。こ
の走査線30の出発点が走査の基準点50であり、この
走査基準点50は角度センサ20の位置を決める基準点
となる。
【0014】角度格子10と角度センサ基準点50が相
対的に静止していると見なせる状態では、図2における
走査線30が各ゼロクロスラインと交わる各ゼロクロス
点間の間隔は、対応する角度信号のゼロクロス点の時間
間隔に比例する。以下、立ち上がり側のゼロクロス点だ
けを使用して2次元角度格子の目盛間の内挿値と2次元
角度格子の角度センサ走査方向に対する面内回転角度姿
勢を検出する場合について説明する。
【0015】この場合、角度センサ20がx軸方向また
はy軸方向に走査された時にそれぞれの立ち上がり側x
方向ゼロクロスライン41または立ち上がり側y方向ゼ
ロクロスライン43で生じるゼロクロス点の時間間隔T
px,Tpyは既知と考えてよいから、走査線30がx
軸に対してαの角度傾いている時、x,y方向それぞれ
の立ち上がり側x方向ゼロクロスライン41から次の立
ち上がり側x方向ゼロクロスライン41までのゼロクロ
ス点間隔Tx(x方向信号周期60)、または立ち上が
り側y方向ゼロクロスライン43から次の立ち上がり側
y方向ゼロクロスライン43までのゼロクロス点間隔T
y(y方向信号周期61)をカウンタ22により計測
し、この計測結果に基づいて演算部23により、次の
(1)式または(2)式を用いて角度αを計算すること
ができる。 cos(α)=Tx/Tpx・・・・・・・・・・・・(1) sin(α)=Ty/Tpy・・・・・・・・・・・・(2)
【0016】また、角度センサが走査を開始してから走
査の基準点50からx,yそれぞれの方向の最初の立ち
上がり側x方向ゼロクロスライン41または立ち上がり
側y方向ゼロクロスライン43と交わるゼロクロス点ま
での時間tx(x方向信号端数時間62),ty(y方
向信号端数時間63)をカウンタ22により計測し、こ
の計測結果と上記ゼロクロス点間隔Tx,Tyを基に、
tx/Tx,ty/Tyから、角度センサ20の基準位
置に関して、x,y方向の目盛間の内挿が可能になる。
なお、角度αが0度や90度に近づくと、角度センサ2
0の走査長さによっては必要なゼロクロス点の幾つかが
現れない状態となる。このようにα=45度を中心にし
て、±40度以上の回転角度を検出する必要がある時
は、図2の走査線30の直交する方向にも角度センサ2
0を走査することで対処できる。
【0017】図3は、角度格子10がx,y方向に正弦
波状に変化する山谷の集合から構成された場合におい
て、この角度格子10に対して角度センサ20がx軸に
対しαの角度方向に走査された時の角度信号のx方向成
分の時間変化の様子と、ピッチング角によるゼロクロス
点の変化の様子を示す説明図である。図3において、立
ち上がり側のゼロクロス点から立ち下がり側のゼロクロ
ス点までの時間をTxdとする。ここで、角度格子10
の表面に対して角度センサ20の角度検出基準軸201
が正しく鉛直な関係にあれば、x方向角度信号70の出
力波形は図3に示すように一定振幅の正弦波となり、そ
の角度信号の出力がゼロとなるライン71は信号振幅の
中心にある。この時、立ち下がりのゼロクロス点は立ち
上がりゼロクロス点の真ん中になり、Txd=Tx/2
となる。
【0018】もし、角度センサ20の角度検出基準軸2
01が角度格子10の表面に対してx方向にβだけ傾く
と角度センサ20の角度信号の出力がゼロとなるライン
72は、図3に示すように−β分ゼロライン71よりシ
フトする。これに伴い、立ち上がり側のゼロクロス点か
ら立ち下がり側のゼロクロス点までの時間はTxd’=
Txd+2t0 となり、鉛直となる時のTxdよりも大
きくなる。一方、1周期の値はβの影響を受けないの
で、図3でTx=Tx’である。ここで、角度格子10
の形状が既知であれば、βとTxd/Txの関係を予め
計算しておくことができるので、これを基に、x方向の
傾斜角(ピッチング角)も計測することができる。勿
論、このピッチングによる目盛間内挿値tx/Txの誤
差も補正することができる。また、同様にして、y方向
の角度信号の出力を用いれば、y方向の傾斜角(ローリ
ング角)に関しても同様に計測することができる。
【0019】このような本実施の形態によれば、角度格
子と角度センサによる位置検出時の目盛間内挿を高精度
に行うことができる。また、1個の2次元角度センサだ
けで、面内の2自由度の位置と姿勢を一括して検出する
ことができるほか、ピッチング角とローリング角という
2つの面外の角度姿勢の影響を目的の3自由度成分から
取り除くことができ、しかも、その面外の角度姿勢変化
を同時に検出することができる。また、1つの角度セン
サだけで、2次元的な移動物体の角度格子からの高さ方
向並進成分を除いた位置と姿勢の5自由度を分離検出す
ることができる。さらに、時間計測結果の簡単な演算処
理だけで位置と姿勢の成分が分離検出できるので、5自
由度の位置情報をリアルタイムに得ることができる。
【0020】なお、角度格子を正弦波で構成されるもの
として説明したが、例えば、直径の決まった球を2次元
的に並べるだけでも角度格子は構成される。このときは
谷に相当する範囲の角度信号は検出できないので、ゼロ
クロスラインは、立上がり側だけしか得られない。この
ような簡便な角度格子を用いるときは、上記説明で述べ
た立下がり側のゼロクロス点を用いる方法は成立せず、
ピッチングなどの影響は無視するか、別途に求めた値を
利用するか、もう一つ角度センサを追加する方法を用い
ることになる。
【0021】なお、上記実施の形態では、角度センサ2
0を角度格子10に対して走査する場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されず、角度センサ20と角
度格子10を相対的に走査する方式にも同様に適用する
ことができる。
【0022】なお、以上は角度センサあるいは光スポッ
トを相対的に走査する所定の速度を一定として説明した
が、この速度は、変化の様子が既知であれば一定でなく
ても良い。例えば、一定周波数で角度センサを振動させ
るとセンサのx方向出力成分には1/Txを周波数とす
る波が既知の振動周波数に重なった形で含まれるので、
これを同期検波などの既存の技術で分離して必要な1/
Txを周波数とする波だけをとりだせば、上記の時間間
隔の計測手法でも、また周波数変化、すなわち1/Tx
の変化の計測手法でも、同様の効果を得ることが出来
る。
【0023】図4は、本発明の検出方法における他の実
施の形態を示す投射光学系の構成図である。図4におい
て、投射光学系は、角度センサ20から角度格子10に
向けて照射される光ビーム202の光路上に光軸を一致
して配置され、光ビーム202を所定径(例えば0.2m
m)の平行光線に変換して光スポット81を形成する投
射レンズ80と、この投射レンズ80の光スポット出射
側に配置され、光の透過量を大きくしたドット82を角
度格子10の目盛ピッチと同一のピッチで形成すること
により光スポット81中に多数の強い光のピンスポット
811を生じさせるピンスポット生成部材83とから構
成されている。
【0024】上記のように構成された実施の形態におい
て、角度センサ20から出射される光ビーム202が投
射光学系を通して角度格子10に目盛表面に照射される
と、その光スポット81中に多数の強い光のピンスポッ
ト811が形成され、この各ピンスポット811が角度
センサ一個分のビームとして作用するため、各ピンスポ
ット811の同一位相での反射光の方向変化だけが同期
して加え合わされ、その結果、角度センサ20の角度信
号出力は、各ピンスポット811による出力信号が加え
合わされたものとなる。
【0025】このような本実施の形態によれば、角度セ
ンサの角度信号の出力レベルを大きくできるとともに、
検出感度が向上し、かつ検出信号の対雑音比を向上する
ことができる。
【0026】なお、上記実施形態は、請求項1の光学式
センサを走査する場合だけでなく、走査をしないで用い
る本出願人が既に出願している特願平8−199115
号の移動物体の位置及び姿勢検出方法でも有効である。
【0027】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、角度格子
と角度センサによる位置検出時の目盛間内挿を高精度に
行うことができる。また、本発明によれば、1個の2次
元角度センサだけで、面内の2自由度の位置と姿勢を一
括して検出することができるほか、ピッチング角とロー
リング角という1つの面外の角度姿勢の影響を目的の3
自由度成分から取り除くことができ、しかも、その面外
の角度姿勢変化を同時に検出することができる。また、
本発明によれば、1つの角度センサだけで、2次元的な
移動物体の角度格子からの高さ方向並進成分を除いた位
置と姿勢の5自由度を分離検出することができる。さら
に、本発明によれば、時間計測結果の簡単な演算処理だ
けで位置と姿勢の成分が分離検出できるので、5自由度
の位置情報をリアルタイムに得ることができる。
【0028】また、本発明によれば、角度格子に照射さ
れる光スポット中に多数の強い光のピンスポットを形成
し、この各ピンスポットによる出力信号が加え合わされ
る構成にしたので、角度センサの角度信号の出力レベル
を大きくできるとともに、検出感度が向上し、かつ検出
信号の対雑音比を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用した検出装置の実施の形態に
おける角度格子と角度センサの関係を示す基本構成図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態における目盛間内挿と面内
回転姿勢の検出方法を説明するための原理図である。
【図3】本発明の実施の形態における角度信号のx方向
成分の時間変化の様子と、ピッチング角によるゼロクロ
ス点の変化の様子を示す説明図である。
【図4】本発明の検出方法における他の実施の形態を示
す投射光学系の構成図である。
【符号の説明】
10 角度格子 101 基板 20 角度センサ 22 カウンタ 23 演算部 201 角度検出基準軸 30 走査線 41 立ち上がり側x方向ゼロクロスライン 42 立ち下がり側x方向ゼロクロスライン 43 立ち上がり側y方向ゼロクロスライン 44 立ち下がり側y方向ゼロクロスライン 80 投射レンズ 81 光スポット 82 ドット 83 ピンスポット生成部材 811 ピンスポット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する物体の位置及び姿勢を検出する
    検出方法であって、基板の表面上または面内に形成さ
    れ、角度に関する性質が2次元方向に既知の関数の形で
    変化する目盛を構成する角度格子と、前記角度格子面と
    相対向して配置された角度センサを備え、前記角度セン
    サもしくは該角度センサから発する光スポットを前記角
    度格子面に沿って定められた方向に所定の速度で走査
    し、該走査時における前記角度センサの2次元角度出力
    のそれぞれの成分がゼロとなるゼロクロス点を検出し、
    この各ゼロクロス点間の通過時間を計測し、この時間計
    測値から前記角度格子の目盛ピッチ間の内挿値と角度格
    子の面内の回転角度姿勢であるヨーイング角及び角度格
    子の面外の回転角度誤差であるピッチング角とローリン
    グ角を算出することを特徴とする移動物体の位置及び姿
    勢検出方法。
  2. 【請求項2】 前記角度センサから前記角度格子に向け
    て照射される光ビームの光路上に配置され、前記光ビー
    ムの透過量を大きくしたドットを前記角度格子の目盛ピ
    ッチと同一のピッチで形成することにより前記角度格子
    に形成される光スポット中に多数の強い光のピンスポッ
    トを生じさせるピンスポット生成部材を有する請求項1
    記載の移動物体の位置及び姿勢検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103292744A (zh) * 2013-06-06 2013-09-11 西安交通大学 一种基于衍射光栅位移技术的滚转角测量装置及方法
CN109764806A (zh) * 2019-01-04 2019-05-17 西安交通大学 用于激光跟踪仪的动静态校准装置及动、静态校准方法

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