JPH11190432A - 耐高圧圧縮破損及び高密封ガスケット - Google Patents

耐高圧圧縮破損及び高密封ガスケット

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JPH11190432A
JPH11190432A JP10242419A JP24241998A JPH11190432A JP H11190432 A JPH11190432 A JP H11190432A JP 10242419 A JP10242419 A JP 10242419A JP 24241998 A JP24241998 A JP 24241998A JP H11190432 A JPH11190432 A JP H11190432A
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JP
Japan
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gasket
coating
lip
face
opening
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JP10242419A
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English (en)
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John S Forry
エス フォリー ジョン
Brian C Lehr
シー レアー ブライアン
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Armstrong World Industries Inc
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Armstrong World Industries Inc
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Publication date
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すぐれた密封能力を与えると同時に1.4な
いし2110kgf/cmの範囲のフランジ圧力のも
とで動作するガスケットを提供することである。 【解決手段】 約210ないし約1050kgf/cm
の範囲内の動作フランジ圧力においてさえ圧縮破損に
耐えるガスケットが二つの対向するフェース面及びフェ
ース面に直角なへりを持った開口部とを有する柔軟なガ
スケット材料を備え、開口部のへりは良好な密封能力を
得るためにへりにポリマーコーティング(コーティング
A)を備えている。この実施形態には、コーティングA
を除いて、ガスケットは、ガスケットを圧縮破損に耐え
るものにするものが他に被覆されていない。もっと良好
な密封能力を必要とする実施形態においては、対向フェ
ース面の少なくとも一方にへり及びポリマーコーティン
グAの両方に当接することのできるポリマーコーティン
グBを備え、対向フェース面につけたポリマーコーティ
ングBは、ガスケットに圧縮破損抵抗を与えるのに有効
な量ではガスケットに密封能力を与える被覆を行わな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にいえばガス
ケットに関し、さらに詳しくいえば適当な密封能力を有
し、圧縮破壊に耐えるガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くのガスケットの必要な性能特性には
圧縮破壊抵抗と密封能力の両方があるガスケットは21
1kgf/cmないし約2110kgf/cmの範
囲の圧力のもとで動作しなければならないことがよくあ
る。同時にガスケッチングはまた流体に対するシールと
なる必要がある。
【0003】ある場合には、良好なシールを作るため
に、ガスケッチングは、密封能力を得るように被覆され
る。繊維性ガスケット又は柔軟な多孔性材料かガスケッ
チングの幾つかの種類であるが、このガスケッチングが
非常に多孔性なのでコーティングをつけられ、使用上適
当なシールを与えるのに問題がある。残念なことに、密
封能力を与えるために与えられたコーティグは、ガスケ
ットにしみ込んでガスケットの圧力に耐える能力を低下
させる。良好な密封能力を備えていて同時に圧縮破壊に
耐えるガスケットを開発することは特にそのガスケット
が約1.4kgf/cmないし2110kgf/cm
の範囲のフランジ圧力で動作できれば有益であろう。
【0004】現在当概技術において知られているガスケ
ッチングには米国特許第3,661,401号によって
記載されたガスケットがあり、そのガスケットはガスケ
ッチングがガスケッチングのフェースほかに開口部の壁
を覆うコーティングを与えられることを必要としてい
る。しかし、完全にコートされているそのようなガスケ
ッチングは、上述のような高圧力においてうまく働かな
いであろう。これは、これらのガスケットの利用分野を
厳しく制限する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は少なく
とも211kgf/cmの動作圧力に耐えることので
きるガスケットを提供することである。
【0006】本発明のもう一つの目的は、約1.4kg
f/cmないし2110kgf/cmの範囲内でよ
く動作するガスケットを提供することであり、本発明の
ガスケットは高低両方のフランジ圧力で密封を非常にう
まくできる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれは、柔軟な
ガスケット材料が二つの相対する表面(以下フェースと
いう)を備え、前記ガスケットがフェース面に直角なへ
りを有する。前記へりは、コーティングを付けられてい
る表面を備えている。開口部に沿っている場合、開口部
のへりに付けたコーティングは、ガスケットに開口部か
ら柔軟なガスケット材料の多孔性へりを横切ってガスケ
ットに入る流体漏れに対する1次シールとなる。周辺へ
りに付けたコーティングは、2次シールになるに過ぎな
い。
【0008】しかし、対向フェース面は、圧縮破損抵抗
を保つために限られたコーティングを備えているに過ぎ
ない。ガスケットのフェースに与えられるコーティング
が多ければ多いほど、存在する破損抵抗の損失が大き
い。ガスケット表面の一部分か被覆されていないこと
は、ガスケットが被覆されない表面の少なくとも幾分か
に密封コーティングを付けた場合より良い圧縮破損抵抗
を与える。リリーズ・コーティングが許されて、選択的
に、任意の与えられた用途において、ガスケットに圧縮
破損を生じさせないリリーズ・コーティングを付けるこ
とができる。密封能力のためには、どちらかのあるいは
両方のフェースの約50%より多くをカバーするコーテ
ィングをガスケッチングの上にできないことである。さ
らに好ましいのは、より多くの圧縮破損抵抗を得るため
には両方のフェースのわずか約30%が密封能力のため
に被覆されることである。最も好ましいのは、実際は、
対向フェース面は密封コーティングで事実上コートされ
ないことである。ガスケットのとちらかのフェースに殆
どコーティングがないことは、ガスケットに同じガスケ
ットが両方のフェースの約30%まで、又は少なくとも
一方のフェースのある程度の部分にさえ、コーティング
を持った場合に持つであろうより良い圧縮破損抵抗を与
える。
【0009】対向するフェース面に許されたコーティン
グは、1)一方又は両方のガスケットのフェースに被覆
されない部分を残しながら一方又は両方のガスケットの
フェースに付けた密封コーティングで、ガスケットの被
覆されない部分は被覆されない表面の少なくとも一部分
が被覆された場合にガスケットが持つであろうより良い
圧縮破損抵抗をガスケットに与えるに有効な量で存在
し、及び/又は2)圧縮破損抵抗に事実上影響を与え
ず、ガスケットに事実上しみ込まないリリーズ・コーテ
ィングに限定される。
【0010】適当なのは、エッジに付けたコーティング
がガスケットに良好な密封能力を与えるために被覆され
る必要のあるエッジの部分のすべてをカバーすることで
ある。しかし、好ましいのは、エッジ全体が被覆される
ことである。エッジ全体のコーティングは、ガスケット
により良いシールを与えることを可能にする。しかし、
許容される実施形態は、コーティングがへりの大部分を
カバーする場合を含んでいる。従って、エッジは、十分
な密封を達成するために有効な量で被覆されてもよい。
へりを開口部のへりの約75%まで被覆することができ
る。そのような実施形態をガスケットのへり全体をコー
ティングすることが得られた最上の密封能力が用いられ
る必要のない場合に、良好な密封能力を得るために用い
ることができる。例えば、ボルト領域が開口部近くにあ
る場合、ボルト近くの高圧がへりの完全コーティングの
必要を少なくする可能性がある。ボルト領域がボルトの
近く又は下の領域であって、ボルトからずっと遠い領域
に加わるより高い圧力がガスケットに加えられる。
【0011】もう一つの実施形態において、ガスケット
シート材料のへりは、へりに付けたコーティング材料が
しみ込んだ気孔を含んでいる。これは気孔を密封するの
を助け、ガスケットシートにより良い密封能力を与え
る。
【0012】へりをコーナからコーナまでカバーし、コ
ーナを越えて伸びて、フェース平面に直角な方向にコー
ナ平面を過ぎて(コーナを過ぎて)突き出ているガスケ
ットシートへりに付けた巾広へりコーティングがより良
い密封能力をガスケットに与えるが、それは特に二つの
種類の流体の流れ、すなわち、ガスケットを通過するの
とガスケットフェースを横切るのと両方を密封できるか
らである。これは、特にガスケット内に切られていたへ
りに当てはまる。多孔性で圧縮可能なガスケットにおい
てさえカットされないもう一つの表面より多くの気孔を
持っているであろう。コーティングが気孔にしみ込むか
又は気孔を閉ざすようにへりをコーティングすること
は、ガスケットを通してしみ出すことができるであろう
流体に対して気孔を密封するのに有効であろう。
【0013】ガスケットが、開口部のコートされたへり
と開口部に隣接し、開口部の周りに境界を形成する少な
くとも一方のフェースの一部分にあるコーティングの両
方を備える場合へりの被膜は、コーティングA(本説明
において)として表わされ、ガスケット材料の外側(周
辺)の周りにあるへりに付けたコーティングは、コーテ
ィングCである。
【0014】異なるコーティング材料をコーティングA
及びBを形成するのに用いることができるが、同じコー
ティング材料で異なる面積を被覆することも許される。
【0015】密封能力を得るためにさらに多くのコーテ
ィングをガスケットフェースに付けると、圧力が高くな
るに応じてガスケットの性能は劣化する。たとえフェー
スに付けたコーティングがガスケットの少なくとも片側
において開口部の被覆されたへりに隣接するコーティン
グのストリップに限られていているとしても。従ってこ
の理由のために、開口部の被覆されたへりに隣接するコ
ーティングBは、それかガスケットフェースの限られた
部分たけをカバーするように巾を制限される必要があ
る。好ましいのは、少なくとも一つのガスケットフェー
スに付けられ開口部の被覆されたへりに隣接するコーテ
ィング(コーテイングB)は、フェース上で約1.5c
mの巾までにすることができることである。好ましいの
は、一方又は両方のフェースの約50%までカバーでき
ることである。
【0016】本明細書の例8のデータが好ましい実施形
態に対して立証しているように、各ガスケットフェース
に付いたコーティングの厚さを制限することが重要であ
ることもある。ガスケットの圧縮破損が起る圧力が低
い。従って、ガスケットフェースに付けられる密封用の
コーティングは最大約0.31mm厚さであるのが好ま
しい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の幾つかの実施形態の若干
の例を示している図の説明をする。
【0018】図1は、フランジ用に切断された柔軟なガ
スケット材料(10)を示している。このガスケット
は、大きな開口部と四つの比較的小さいボルト孔を備え
ている。ガスケットは、開口部の周りにガスケットのフ
ェース上にコーティング(11)のストリップを備えて
いる。このガスケットはまた開口部の周りの垂直へりに
コーティング(12)を備えている。コーティング(1
2)は、垂直へり全体をカバーし、コーティング(1
1)のストリップと異なるコーティング材料で作られて
いる。
【0019】図2は図1に示されたガスケットシートの
もう一つの図である。柔軟なガスケット材料(10)
は、開口部の周りにそれに隣接している各フェースにコ
ーティングストリップ(11)を付けているのが見え
る。各フェースに垂直で開口部の周りにあるへりにコー
ティング(12)がある。ガスケット材料の垂直へり
(23)もまた見える。
【0020】図3は、フランジ用に切断された柔軟なガ
スケット材料(13)を示している。このガスケット
は、開口部と四つの比較的小さなボルト孔を備えてい
る。ガスケットはまた開口部の周りの垂直へり全体をカ
バーするコーティング(14)を備えている。各フェー
スに垂直で開口部の周りにあるへり(23)に付いてい
るコーティング(14)と共に見られる。
【0021】図5〜12は、幾つかのへりコーティング
の形状を示している。図5において、ガスケットの垂直
へり(71)にあるコーティング(16)は、ガスケッ
トのへりのいずれのコーナにも重ならず、コーナ平面
(29)及び(30)(コーナ平面がフェース(15)
及び(50)を含んでいるので、またフェース平面とも
いう)を過ぎて突き出ている。従ってコーティングは、
図6にあるコーティング(18)及び図8のコーティン
グ(22)のようには、ガスケットの水平フェースのど
ちらにもない。
【0022】図5において、ガスケットの垂直へりに平
行な方向のコーティング(16)の厚さ(又は巾)は、
ガスケットから離れていく距離がだんだんに大きくな
る。コーティングは垂直へり(71)より巾が広い。図
5の実施形態は、良好なシールから完全なシールに至る
までの範囲にわたる密封能力を持ったガスケットを与
え、同時にガスケットのフェースのどちらもガスケット
をシールするためのコーティングを何も備えていないの
で最良の(最も最適化された)圧縮破損抵抗を与える。
フェース平面(ガスケットのフェースを含む)及びコー
ナ平面(フェースとへりの間のガスケットのコーナを通
っていく)である二つの平面(29及び30)が図5に
示されている。同様に図9は、フェース、コーナ平面
(37)及び(38)を示し、図10は、フェース、コ
ーナ平面(39)と(65)を示し、図12は、フェー
ス平面(60)を示している。図11はフェース(4
0)を含むフェース平面(31)を備えるとともにフェ
ース(40)と垂直へり(77)の間のコーナを通って
ゆくコーナ平面(82)を備えている。この場合には、
図11のガスケットは、開口部へりの近くに加えられた
圧力によってわずかに形を付けられたフェースを持って
いる。コーナはガスケットへり(77)のカット部分と
フェース面(40)の間である。コーナ平面(82)
は、カットへりが終りフェース面(40)が始まる(コ
ーナを含む)ガスケットの点を含んでいる。
【0023】図6は、フェース(17)の一部分とへり
(72)の全部をカバーするコーティング(18)を示
している。コーティングは、へり(72)とフェース
(51)の間のコーナまでゆく。
【0024】図7のコーティング(20)は、ガスケッ
トへりをへり(73)のコーナからコーナまでカバー
し、従ってコーティングは、へりと同じ長さである。し
たがって、一方のコーナ平面から他方のコーナ平面まで
いっている)。好ましい実施形態が(コーティング(2
6)が平面(37)と(38)を過ぎてゆく図9のよう
な)コーナ平面を過ぎて突き出ているコーティングを被
覆付へりにもっている。図6のコーティング(18)及
び図8のコーティング(22)の厚さもまたガスケット
の垂直へり(72)及び(74)より巾が広く、その巾
の広い部分では、コーティングがガスケットに接合す
る。これに加えて、図6においては、ガスケット(1
7)の一方の水平フェースのわずかなテーパが一方の垂
直へりをわずかに狭めてコーティング(18)がガスケ
ットのフェース(17)の上に折り重なることができる
ようにしている。図8においては、ガスケットの両方の
水平フェースがガスケットの隣りで先細になっており、
へりコーティングはガスケットを各水平フェースの上で
わずかにカバーしている。開口部に接合するガスケット
の水平フェースのテーパは、好ましい選択的実施形態で
ある。へりの隣にガスケットフェースにテーパを付けな
いで垂直へりに突き当るガスケットフェースにコーティ
ングを付けることもできる。良好ないし素晴らしいシー
ル及び完全シールでさえもガスケットのフェースにテー
パを付けないで水平フェースの上に達成できる。
【0025】被覆された垂直へりの近くで水平フェース
上にガスケットの厚さのテーパ付け(図6及び8によっ
て示されているように)は、選択的で好ましい実施形態
である。もう一つの好ましい実施形態がガスケットのへ
りのコーナフェースの上へのコーティング(コーティン
グA)の折り重ねである(ここでは以下コーティングB
という)。コーティングをガスケットの一方又は両方の
側の垂直へりのコーナにかぶせて重なることかできる
(へりの近くの水平フェースにおける厚さにテーパを付
けてあろうとなかろうと)(図6及び8に示されてい
る)。
【0026】例えばガスケットの厚さのそのようなテー
パ付けは、垂直へりから約6.4mm離れたところから
垂直へりまでの距離で行うことができる。図6は、コー
ティング(18)がコーティングがガスケットの垂直へ
りに突き当るところでのガスケット厚さよりわずかに巾
広いこともまた注目できる。コーティングがガスケット
の垂直へりに隣接するところでガスケットより巾の広い
コーティングを備えることはもう一つの好ましい実施形
態である。もう一つの好ましい実施形態においては、コ
ーティングは、厚さが増え続けて先にいく程コートされ
た垂直へりから離れる(そして開口部の中に入る)。こ
の実施例の一つの変形が図5に示されている。
【0027】図5〜12はあるコーティング用組成物に
よって被覆されたガスケット開口部へりを持った実施形
態を示している。図5及び図9は、ガスケットによる極
めて有効な密封を達成し、かつ同時に非常に良好な圧縮
破損抵抗を与える代替物を示している。ガスケットの密
封能力が弱った場合の漏れの二つの主な点は、1)ガス
ケットを通って(特に垂直へり内のガスケット気孔を通
って)ガスケット垂直へりを横切るもの及び2)ガスケ
ットの水平表面とフランジの間のガスケット表面を横切
るものである。図5、6、8及び9は、これら二つの点
の各々における漏れを少なくするガスケットの好ましい
実施形態を示している。巾広のコーティングを備えた図
5及び図9は、図8よりずっと良いシールを与える。
【0028】図10は、フェース(25)とフェ−ス
(53)の間にあるへり(76)に付いている開口部コ
ーティング(27)を示している。このコーティング
は、適当なシールを与えるのに適当で有効である。しか
し、さらに好ましい実施形態は、図5及び9に示されて
いる。へりコーティングのさらに好ましい実施形態がへ
りを越えて突き出て、図9のフェース、コーナ平面(3
7)及び(38)ならびに図5の平面(29)及び(3
0)を過ぎてゆく。さらに好ましいのは、コーティング
が突き出て(ガスケットへりの巾より大きい巾を有する
こと)、フェース平面及びどのフェースコーティング厚
さをも過ぎて少なくとも約0.025mmゆくことがで
きることであり、もっと好ましいのは、少なくとも約
0.13mm突き出る(ガスケットへりに平行な方向
に)ことであり、最も好ましいのは、フェース平面を過
ぎてかつすべてのフェースコーティング厚さを過ぎて少
なくとも約0.25mm突き出ることである。巾広へり
コーティングの適当な実施形態においては、へりコーテ
ィングか少なくとも一つのコーナ平面を過ぎて突き出る
ことで十分である。
【0029】図7は、ガスケットの垂直へりに隣接して
それに接合するへりコーティング(20)がガスケット
(19)と殆ど同じ厚さを有する被覆された開口部へり
(73)を備えたへり被覆付ガスケットを示している。
【0030】図11は、テーパ付フェース(40)を持
ったガスケットを示している。開口部へり(77)は、
コーティング(41)によって被覆されている。コーテ
ィング(41)は、へりを一方のコーナから他方のコー
ナを過ぎてカバーしている(ガスケットシートのへりを
フェース(42)のコーナ平面がなくなる一方のコーナ
からガスケットを通してコーナ平面(82)を過ぎてガ
スケットのフェース(40)にわずかに重なるようにカ
バーする。)フェース平面(31)は図の中に見られ
る。
【0031】図12は、フェース、コーナ平面(60)
を過ぎて突き出ているコーティング(48)によって被
覆それた開口された開口部へり(78)を持ったガスケ
ットを示している(この平面はフェース平面とコーナ平
面の両方である)。ガスケットは(49)のようなくぼ
んだ領域と(46)のようなビーディングを持ってい
る。
【0032】任意の多孔性材料が本発明に利用できる。
少なくとも一つのへりを備える任意の柔軟なガスケット
材料もまた本発明に利用できる。ガスケット材料が普通
は圧縮可能で可撓性があり、多孔性てあるガスケットシ
ート材料てある。多くの種類の柔軟なガスケット材料が
繊維と結合材を含み、他の種類の柔軟なガスケット材料
が結合材と例えばゴムやコルクなどの充填材を含み、好
ましい柔軟なガスケット材料が繊維、結合材及び充填材
を含んでいる。
【0033】柔軟なガスケット材料が流体にさらされる
開口部にへりシールを与えられて、流体に対してシール
を得ることができる。意外なことには、密封能力を著し
く上げるためには、シート材料の組成を変える必要はな
いことである。ヘリコーティンクはシールを助ける。ベ
ースシートに著しい密封能力を必要としない、さらに、
へりシールを備えたベースシートがベースシートに何の
変更も行わないで多くの異なる種類のフランジに適応で
きる。
【0034】本発明の特に適するガスケットは、材料内
に切り抜かれた開口部を有する柔軟なガスケット材料で
ある。柔軟なガスケット材料のカットされたへりは、材
料がシートの内側に開放空間をさらすように切り取られ
るので、より孔が多いのがさらに普通である。一般にカ
ットされたへりは、ガスケットのフェースより多孔性で
ある。流体に対して密封する必要がある開口部へりにコ
ーティングシールを付けることが非常に好ましい。流体
が一般にガスケットに最後に開口部へりで接触するの
で、このへりを被覆するが一般にガスケットに最初に開
口部へりで接触するので、このへりを被覆することを1
次シールという。開口部におけるコーティングの代り又
はそれに加えてのいずれかてガスケットの外側へりにコ
ーティング(コーティングC)を付けることが望ましい
こともある。外側へりは、ガスケットの外側周辺又は周
囲を表わす。しかし、ガスケットの外側へりにあるコー
ティングCは、開口部におけるコーティングほど有利で
ない。2次シールを形成して流体をガスケットを開口部
へりにある1次シール(コーティングA)は好ましい。
改良された圧縮破損抵抗を持った本発明のへりシール
を用いることのできる好ましいガスケットが吸気マニホ
ルド用のガスケットと、油受けガスケット(油に対する
密封)と、弁覆い(油に対して密封する)や車軸カバー
(歯車潤滑剤に対して密封する)などのカバリングガス
ケットと水及び不凍液に対して密封するウォータポンプ
ガスケットとフレオンなどの冷凍液にしばしばさらされ
るコンプレッサーのパッキング用とガスにさらされるガ
スメータガスケットと蒸気及び薬品にさらされる工業用
フランジである。幾つかの特定の種類のコーティングが
かほかのものよりよく特定の流体を保持する(幾つかの
コーティングは流体と化学相互作用を有する)巾広へり
密封設計(フェースとへりの間にある少なくとも一つの
コーナを過ぎて突き出るコーティングを有する)は、意
外にもディーゼルエンジンの油受けを密封するため、デ
ィーゼルエンジン内の油冷却器を密封するため、及び吸
気マニホルド内の真空を空気と燃料の混合物に対して密
封するために意外にも適していることがわかった。クロ
ロプレーン・ポリマ又はアクリロニトリルが冷凍剤にさ
らされる実施形態に好ましいコーティングであり、アク
リック又はアクリロニトリルが油にさらされる実施形態
に対して好ましいコーティングである。
【0035】好ましいガスケットが平らなフェースを備
えているが、本発明に適当なガスケットが一方又は両方
のフェースに型押し又は一方又は両方のフェースのへり
にガスケットのテーパ付けなどの特徴を有するガスケッ
トを備えている。しかし、ガスケットは、本明細書にお
いて「フェース平面」及び「コーナ平面」という。対向
する二つの平面を備えている。コーナ平面は、フェース
とへりの間のコーナを通過する。二つの平面は、無限に
伸びて、フェース平面は、各フェースの実質上平らな部
分を通過する。へりは、これらのフェース平面に殆ど直
角である。コーナ平面は、フェース平面と同じであるか
又はフェース平面に平行ないずれかである。
【0036】圧縮破損抵抗がガスケットを破損点まで変
形させることなく圧力に耐えるためのガスケット構造体
の能力である。つぶれ試験は、圧縮破損抵抗の工業採択
(実施例1に示された)測定である。ガスケットが備え
ていなければならない圧縮破損抵抗の度合は、特定の用
途において又はガスケットが用いられる特定のフランジ
において経験する荷重によって設定する。本発明の一つ
の実施形態において、ガスケットシートは、ガスケット
の二つの平らなフェースの対向平面に垂直な開口部の垂
直へりに沿って気孔に浸透するコーティングを備えてい
る。コーティング材料の気孔の中への浸透は、ガスケッ
トシート材料により良い密封能力を与える。ガスケット
は、コーティングなし平面の少なくとも一部分が密封能
力を得るためにコーティングで被覆された場合にカスケ
ットが持つであろうより良い圧縮破損抵抗をカスケット
に与えるのに有効な量でコーティングなし表面を備える
ことになろう。適当なのは、各フェースの約50%以下
が密封コーティングで被覆され、ガスケットの圧縮破損
抵抗が最適化されて良好な圧縮破損抵抗が得られること
である。ずっと良好な圧縮破損抵抗を得るためには、各
ガスケットフェ−スのほんの約30%をガスケットを密
封するコーティングによって被覆できるに過ぎない。最
良の圧縮破損抵抗は、最良の圧縮破損抵抗は、ガスケッ
トのどちらのフェースにもコーティングの殆どない場合
に得られる。
【0037】ガスケットシート材料が繊維と結合剤を含
むとき、殆どの場合に、増量剤もまた存在する。ガスケ
ットシートは結合剤の重量で少なくとも1%及び繊維の
重量で少なくとも5%を持つ必要がある。約1%の最小
レベルで増量剤も加えることができる。適当な範囲は、
結合剤の重量で約3ないし約40%、繊維の重量で約5
ないし約70%、そして増量剤の重量で約1ないし92
%である。
【0038】開口部の周りにあって殆ど対向したフェー
スにほぼ垂直な少なくとも一つのへりが密封能力を得る
ためのコーティング(コーティングA)を与えられる。
へりが被覆されている場合、コーティングは、一方のフ
ェースのコーナからガスケットを全部横切って他方のフ
ェースの少なくともコーナまでへりをカバーする。コー
ティングが気孔を密封するため及び/又は気孔に浸透す
るためにへりに形成された障壁である場合、へりの一方
の側からへりの他方の側までへりをカバーすることが重
要でいある。
【0039】ガスケット開口部のへりを被覆すること
は、例えば浸漬又は溶融(コートされるべきでないガス
ケットの部分を保護しながら)又は塗装などの任意の膜
形成の方法で行うことができる。このヘリの上のコーテ
ィングは、密封能力を与える。 一つの実施形態におい
て、複数のガスケットシートの開口部で空洞を形成する
ように複数のガスケットシートを重ねること、次にへり
がコートされるところのり開口部のへりに沿ってガスケ
ットの十分な密封を達成するに有効な量でへりが被覆さ
れた状態になるように、各ガスケットシートにある開口
部のへりをコーティング材料と接触させることによって
コーティングを開口部のへりに付けることができる。ガ
スケットが突き合わせになるようにガスケットを一線に
並べて一緒に置くことができるか又はこれらの実施形態
の幾つかにおいては、他のシートを2枚以上のガスケッ
トシートの間に挿入することが望まれる場合がある。2
枚のガスケット間にあるそのようなシートは、ガスケッ
トを互いに離す「スペーサ」であろう。スペーサシート
はまた開口部を備えているがガスケットの開口部より広
くても、小さくても又は同じ大きさであってもよい。ス
ペーサがガスケットより巾広い開口部を備えていると
き、ガスケットシートのフェースの一部分がむきだしに
なって、コーティング材料が開口部の周りに露出されて
いるフェースに接触して被覆することができる。スペー
サの開口部がガスケットシートの開口部より小さいと
き、ガスケットシートは、互いに離されてへりのコーナ
にシートのフェース上で重なるコーティングが少なくな
る。
【0040】他の実施形態においては、開口部のへりの
幾分かが各ガスケットシートにある開口部の各へりの一
部分だけをコーティング材料と接触させるようにコーテ
ィング材料から保護されることができる。これは、開口
部のへりがボルト領域に近い場合に望まれることがあ
る。ボルトの3.5cm以内にある場合、へりにさえコ
ーティングを付け加えないことによってずっと多くの圧
縮破損抵抗を保つことが望まれることがある。ボルトに
よって付け加えられる余分の圧力は、ガスケットに幾ら
かの追加の密封能力を与えるのに有効なので、開口部の
へりを完全に被覆することが必要でないことがある。そ
のような実施形態を達成するためには、スペーサシート
が被覆されるべきでないへりの部分をかべーするように
形作られるのが好ましい。しかし、ガスケットを通過す
る流体に対してよく密封するためには、開口部のへりを
被覆する方法は、被覆されるべきへり部分をガスケット
のへりの厚さ全体を横切って、すなわち一方のフェース
に突き当たる一方のコーナから他方のフェースに突き当
たる他方のコーナまでコーティング材料と確実に接触さ
せるべきである。
【0041】ガスケットシート材料の相対する平行な平
らなフェースの間の任意のへりに、ガスケットの外側周
辺を形成するへりを含めて、コーティングを与えること
ができる。コーティングは、有機物、無機物又は両方の
混成であってもよい。しかし、垂直へりが使用中に流体
に遭遇するものであるとき、ポリマコーティングが特に
有用で好ましい。そのような場合には、好ましいのは、
へり全体をコーティングから可能な最良の密封能力を得
るために被覆することである。そのような場合には、開
口部へりに付けたコーティングは、本明細書では「1次
シール」という。開口部へりに付けたコーティングは、
ガスケット流体に対して密封しなけれはならないときに
特に望ましい。そのような場合のへりコーティングは、
流体のシートの中への浸透を阻止する。
【0042】自由選択的に、コーティングストリップ
(コーティングB)を開口部の完全に周囲に一方又は両
方のフェースに付けることができるので、コーティング
ストリップは、各々のフェースに垂直なへりに当接する
と共に開口部のへりに付けたコーティング(コーティン
グA)に当接するか又は結合さえする。フランジがはめ
込みシールを形成するようにしっかりとはまり合わない
場合に有利に使用できる。例えば、フランジが平らな
(フェースの)表面から離れるように曲がるようにわず
かにでもそらされている場合、コーティングストリップ
は、流体の漏れに対してより良いシールを与える点で有
用であることがある。そのような用途の場合には、好ま
しいのは、コーティングストリップは、流体が使用中に
遭遇する開口部の周りに付けられることである。
【0043】好ましくは、コーティングAが少なくとも
一方のフェースに付けたコーティングBを越えて少なく
とも約0.025mm突き出る(従ってコーティングA
がコーティングBの上にリップを形成する)ようにコー
ティングAがガスケットとコーティングBを結合したも
のより巾が広いことであり、さらに好ましいのは、コー
ティングAが少なくとも約0.13mm突き出ることで
あり、最も好ましいのは、コーティングAが少なくとも
約0.25mm突き出ることである。コーティングAが
コーティングBを越えて突き出る好ましい範囲は、約
0.13mmから約2.0mmで、さらに好ましいの
は、約0.25mmから約2.0mmである。 コーテ
ィングAがへりのコーナのところでガスケットフェース
を過ぎて伸びる(従ってコーナ平面を過ぎて突き出る)
場合又はコーティングAがコーティングBを過ぎて延び
る場合の特徴は「リップ形成」又は「リップ」というこ
とができる。そのような特徴は流体に対する障壁又はダ
ムをひ形成する。例えばリップは図5、9及び12に示
されている。
【0044】自由選択的に、圧縮破損抵抗に殆ど影響を
与えないリリーズコーティング(使用後フランジからガ
スケットを取除くのを容易にするためのもの)を各ガス
ケットフェースに付けることができる。リリーズコーテ
ィングは、普通は、0.025mm未満の厚さである。
最良の場合、リリーズコーティングは、ガスケット構造
に殆ど浸透すへきではない。従って密封コーティングに
よってもたらされる高度の圧縮破損が普通はリリーズコ
ーティングに関しては認められない。さらに、密封コー
ティングは、ガスケット構造に浸透することが多い。本
発明は、圧縮抵抗と密封能力をガスケットに与える。ガ
スケットの密封性能を強め又は与えるガスケットフェー
スに付けたコーティングは、圧縮破損抵抗に悪い影響を
与えるので、これらは制限されなけれはならない。この
ようなコーティングは、一般にリリーズコーティングよ
り重いコーィング材料でなされる。
【0045】他の実施形態において、ガスケットの垂直
へりに付けたへりコーティングをガスケットのどちらか
の面(例えば、図6及び図8によって示されているよう
な)に重ねることができる。代りに、もう一つのコーテ
ィングを図2によって示されているようなへりに隣接す
るフェースに追加できる。圧縮破損抵抗を得るために
は、この重ねと追加コーティングは、厚さと巾の両方で
制限されるべきである。しかし好ましいのは、密封コー
ティングは、ガスケットフェースのコーティングが圧縮
破損抵抗を保つのに限られる限り、ガスケットのフェー
ス上で最大約1.5cmまで伸びていることであり、な
おさらに好ましいのは、フェース表面の約50%以上を
カバーしないことである。さらに好ましいのは、それは
ガスケットのフェースを横切って最大約5mm伸びてい
ることである。さらに良い圧縮破損抵抗を得るのに最も
好ましいのは、ガスケットの水平フェースの上のへりコ
ーティング(コーティングA)の重なりが最大約1mm
であることである。ガスケットのフェースに付けたこの
密封コーティングが巾広ければ広いほど、圧力下での破
損に対するガスケットの抵抗への悪い影響は大きい。従
って、コーティングのストリップが薄ければ薄いほど圧
縮破損抵抗が大きくなるであろう。
【0046】ガスケットの垂直へりに隣り合わせるガス
ケットフェースを被覆することを許される密封コーティ
ングは、ガスケットの圧力を受けての破損に対する抵抗
を保つためにできれば厚さを制限されるべきである。で
きれば、ガスケットのフェースに付けたへりに隣接する
コーティングは、0.28mm以下の厚さである必要が
ある。さらに好ましいのは、コーティングが最大0.1
8mmの厚さであり、もっと好ましいのは、最大約0.
1mmの厚さであり、最も好ましいのは、約0.06m
m以下の厚さであろう。へりコーティング(ガスケット
のコートされた垂直へりに隣接し、それに当接する)が
厚ければ厚いほど、ガスケットの圧縮破損の起る圧力が
低くなる。
【0047】実用性が、垂直へりに平行及び垂直へりに
垂直な両方向で、垂直へりに直接に付けたコーティング
の厚さを制限する要因である。しかし、非常に厚さが薄
いのが有効であると分かった。比較的薄いコーティング
が有効なので、ガスケット開口部の垂直へりに付けたコ
ーティングの厚さと巾を制限することが費用効果的であ
る。ガスケットが密封されるべきガスケット開口部のへ
りに付けたコーティングは、シールを完成するために一
方の側から他方の側までへり全体をコートする必要があ
る。
【0048】ガスケットは、対向しているフェース平面
を備えた平らなフェースを備え、開口部へりは、これら
の平面に垂直である。好ましい実施形態においては開口
部へりに付けたコーティングは、より良い密封能力を与
えるためにこれらの対向平面の少なくとも一方を越えて
伸びている。へりに平行な方向にいく開口部のへりに付
けるコーティングは、少なくとも一方のフェースの対向
するフェース平面のいずれかを過ぎて少なくとも0.0
25mmの距離突き出るのが好ましく、又はより良いシ
ールを与えるために、そのコーティングは、ガスケット
のコーナ平面(図11に示されている)を過ぎて少なく
とも0.025mm突き出ることのできるのが適当であ
る。コーティングがガスケットのフェースの少なくとも
一つの対向するフェース平面を越えて(図5及び6によ
って示されている)又は代りにコーナ平面を過ぎて伸び
る距離の適当な範囲は、約0.025mmないし約2.
0mmである。さらに好ましいのは、コーティングがガ
スケットの各々の側に突き出ることである。コーティン
グが少なくとも一方のコーナ平面を過ぎて又は代りに少
なくとも一方のフェース平面を過ぎて突き出るさらに好
ましい範囲が0.13mmないし約2.0mmであり、
ずっと好ましいのは、それがコーナを過ぎて又は代りに
フェース平面を過ぎて約0.25ないし約2.0mmの
距離突き出ることである。さらに好ましいのは、垂直へ
りに平行な方向にへりに付けたコーティングは、へりを
越えてフェースの平面を過ぎて又は代りにずっと良いシ
ールを与えるために垂直へりの表面においてコーナ平面
を過ぎて最小約0.13mm伸びる(又は突き出る)こ
とであり、もっと好ましい最小値は、コーナ平面又は代
りにフェース平面のどちらかを過ぎて少なくとも約0.
38mmである。これら(図5及び6参照)のような突
き出たコーティングは、密封能力を良くする。コーティ
ングは、ガスケットの片側又は両側にあるガスケットの
フェースの平面を過ぎて又はへりの片側又は両側にある
コーナを過ぎて突き出ることができる。好ましいのは、
それが両側の平面を過ぎて伸びることである。
【0049】垂直へりに直角な方向におけるコーティン
グの厚さは、重要ではない。コーティングは、少なくと
も約0.1mmの最小値の厚さであるのが好ましく、最
大約2mm厚さにできるのが好ましい。垂直へりに付け
たコーティングは、ガスケットを密封することを意図し
ており、したがって、コーティングはガスケットを密封
するのに必要な最小の厚さを持つ必要がある。垂直へり
に付けた密封コーティングは、少なくとも約0.025
mmの厚さ(垂直へりに直角な方向に伸びる)である必
要かある。
【0050】他の実施形態において、へりコーティング
(コーティングA)は、密封されるべきへりに図7にお
けるように(特に流体に対して)つけられ、ガスケット
の残部は、ポリマーを含むフルオロポリマー・コーティ
ングのような自由選択的リリーズコーティングを除い
て、全体に被覆されないままである。従って、そのよう
な実施形態においては、開口部の周りの境界としてコー
ティングストリップが追加されず、被覆された垂直へり
と接合しない。へりをコートされたガスケット(コーテ
ィングA)は、高いフランジ圧力、例えば、約703k
gf/cmを超える、又は圧縮破損抵抗が特に重要で
ある約703kgf/cmないし2110kgf/c
の範囲にある圧力に耐えなければならない場合のガ
スケット用途に好ましい。この限界は、開口部周囲の周
りの境界ストリップのコーティング(B)でさえ、特に
圧力が703kgf/cm(実施例1のガスケット例
C参照)であるとき、ガスケット性能に悪い影響を与え
ることが分ったので重要である。従って、ガスケットが
片方又は両方のフェースにコーティングストリップを持
つとき、ガスケットを約210kgf/cmないし約
1055kgf/cmの範囲の圧力で用いることがで
きるのが好ましく、そして最大約1055kgf/cm
の圧力で用いるのがもっと好ましい。パッキング用開
口部のへりを被覆することによって、へり密封されるの
が非常に適している特定の種類のガスケットには、圧縮
機用、ディーゼルエンジン及び自動車エンジンに付いて
いる継手、パイプフランジ及び圧力容器をブロックする
ための前面カバー用のガスケットがある。このようなガ
スケットは、高い荷重を加えられ、そのようなガスケッ
トは、へり被覆されるのが好ましいが、密封能力を得る
ためにフェース面に殆ど被覆されない。
【0051】圧縮破損抵抗を最適化したガスケットが約
0.51から又は好ましくは約703から2110kg
f/cmの範囲にある圧力で動作できるのが好まし
い。
【0052】圧縮破損抵抗が用いられるコーティングが
少ない方がよい。コートされたフェースの最高約50%
付けたガスケットが約210ないし1050kgf/c
の範囲で動作できるのが好ましい。圧縮抵抗は、コ
ーティングなしか又はコーティグ量の少いガスケットに
おいてガスケットがフェース面の少なくとも一部分又は
はフェース面の大部分をコートされている場合と同じガ
スケットより優れている。 もう一つの実施形態におい
て、コーティングAは、ガスケットのへりのコーナに一
部分重なり、ガスケットフェースのいずれか一方又は両
方に部分的に重なることができる。ガスケットのフェー
スの上の部分重なりはほんのわずか、0.025mm未
満から変化できるか又はコーティングBの構成の中に伸
び込むことができる。コーティングAにガスケットのフ
ェースの上に伸びさせて、コーティングBにならせるこ
とが望まれるとき、コーティングAは、少なくとも約
0.13mmだけガスケットのフェースの上に伸びるの
が適当である。さらに好ましくは、フェースの部分重な
りは、0.25mm以上の距離フェースの上に伸びる
が、ガスケット表面の約50%より多くカバーしないよ
うにしながら、1.5cmの距離までコーティングBを
形成するために伸ばされることができるのが好ましい。
他の実施形態において、ガスケットの外側へりは、コ
ーティング(コーティングC)を与えられることができ
る。そのような場合に、ガスケット材料の外側へりは、
フェース面に垂直であり、ガスケットの周りに周囲とし
て存在する。従って、コーティングCは、ガスケットシ
ートの周辺においてへりに付いている。この外側へり
は、各フェース面のすべての外側コーナに突き当たる。
コーテイングCは、外側へり全体をカバーするのが好ま
しい。しかし、そのようなコーティングは、主にガスケ
ットを通してくるか又は開口部へりを過ぎてガスケット
の上をくる流体に対して2次的シールであるに過ぎな
い。開口部のへりを外側へりを被覆する代り又はそれに
付け加えて被覆することが好ましい。
【0053】コーティングが被膜につけるすべての材料
である。これには粉末、充てんポリマー及び100%固
体の流体がある。へりをコートするのに用いることので
きる(コーティングA、B及び/又はCのどれかを形成
する)無機材料は化学的に薄片にされた雲母及び蛭石コ
ーティングを含んでいる。好ましいコーティングは、ポ
リマー(有機及び無機の混成物並びに無機/有機混成物
を含む)及び充てんポリマーである。ポリマーコーティ
ングをコーティングA、コーティングB及びコーティン
グCのいずれかを形成するのに使用できる。ポリマーコ
ーティング材料は、アクリル樹脂、アクリロニトリル、
アクリルニトリル・ブタジエン・ゴム(NBR)、フル
オロ・ポリマー、水素添加NBR、スチレンブタジエン
・ポリマー、フルオロエラストマー・ポリマー、アクリ
リックアクリルニトリル・ポリマー、カルボキシル化ス
チレン・ブタジエン・ポリマー、ポリ塩化ビニリデン、
クロロプレンゴム・ポリマー、エチレンプロピレンゴム
・ポリマー、エチレン酢酸ビニール・ポリマー、エポキ
シ、フルオロシリコーン、ポリウレタン、及びシリコー
ンゴム・コーティング(紫外線硬化可能及び室温硬化可
能の両方)から成る群から選択されたコーティングであ
るのが適当であり、それらの混合物を使用できる。好ま
しいポリマーコーティグは、シリカ、カーボンブラック
及び/又はクレー増量材を有する充填ポリマーである。
任意のラテックスを使用してもよい。どんなエラストマ
も使用できる。またコーティングとしても適当なのはそ
れらをガスケットの表面上に溶かすために加熱されるさ
れるポリマー粉末である。実際には、溶融できればどん
な粉末でもへりに被覆してへりを密封するのに用いるこ
とができる。ポリマーコーティングA、B及びCは異な
るポリマーコーティングであつてもよいし又はそれらは
同じポリマーコーティングであってもよい。
【0054】密封能力を得るために柔軟なガスケットの
フェースをコーティングすることが制限されているの
で、高圧条件(最低少なくとも約210kgf/c
)のもとでのガスケットの性能が最大にされる。同
時に、ガスケット開口部の垂直へりは、ガスケットに適
当な密封能力を与えるために被膜を備えている。
【0055】本発明のガスケットを作るためには、ガス
ケットのへりを任意の都合のよい方法で被覆できる。こ
れはガスケットの片方又は両方のフェースに選択的に付
け加えられることのあるコーティングBの前又は後のい
ずれにも行うことができる。本発明は、以下の例からさ
らによく理解できるであろう。しかしこれらの例は、本
発明を例示するために含まれるのではない。すべての割
合及び百分率は、ほかに指定されない限り重量による。
【0056】 例 1 A.つぶれ試験−ASTM:F1574−15 同一環状ガスケットがセルローズベースの紙ガスケット
シート材料から切断された。
【0057】各ガスケットが円形を形成し、以下の測定
値をもっていた。0.13cm(リングの中央から内側
へりまでの距離)、外径0.24cm、リング巾0.0
55cm。
【0058】対照標準として下の表1に示されているA
欄のガスケットリングは、完全に被覆されないままであ
り、B欄では、各ガスケットリング試料は、ガスケット
試料に対してNBRラテックスで被覆された内側垂直へ
り(中心から0.13cm)を持っており、C欄では、
ガスケットリングは、NBRラテックスで被覆された内
側垂直へりとガスケットの各フェースに被覆された室温
加硫性シリコーンコーティング((ロクタイト社(Loe
tite Corp.)製))のストリップを備えている
へりとの両方を持っていた。コーティングのこのストリ
ップは、コーティングストリップが垂直へりにあるコー
ティングに接触するように各フェースに付けられた。コ
ーティングストリップは、0.1mm厚さ、3.18m
m巾であった。D欄のガスケット試料は、室温加硫性シ
リコーンコーティング(ロクタイト社製)製のコーティ
ングをガスケットの表面全体の上に持っていた。
【0059】高温での圧縮強さを試験するために、各ガ
スケットリングは、一様な荷重条件のもとで制御された
量の圧力下に置かれ、試料の変形は、面積の百分率変化
(増加)として測定された。これは、つぶれ試験として
知られるパッキンの共通試験であり、ASTM:F15
74−95に記載されている。
【0060】この比較の結果は、表1に与えられてい
る。表においてこの各パッキン種類に対する各圧力レベ
ルのもとでの値は、面積の百分率変化に関して与えられ
ている。それは、値が10より大きいとき、破損と考え
られる。数が大きければ大きい程、性能が悪く、パッキ
ン作用が望ましくなくなる。
【0061】 表 1 圧力 (kgf/cm2 ) 175 − − − 2 229 − − − 21 352 1 1 1 60 703 2 1 9 − 1055 2 4 35 − 上述のデータは、被覆されたガスケッチング(D)が望
ましくない程度にゆがむことなく229kgf/cm
の圧力に耐えることができないことを示している。被覆
されていないガスケット(A欄)及びへりを被覆された
ガスケット(B欄)ならびに開口部の囲りにコーティン
グのストリップで被覆されたへり(C欄)の性能は、ず
っと良い性能で著しいゆがみなしで(面積で10%未満
の変化)1055kgf/cmもの高い圧力に耐える
能力を示している。この試験からへりコーティング及び
表面にコーティングのストリップの両方を有するガスケ
ットCが703kgf/cmまでのフランジ圧力に対
して好ましいことがわかる。B.密封能力試験ガスケッ
トがセルローズベース紙ガスケットシート材料から切り
取られた。試験されたガスケットは、ガスケットA(被
膜なし)ガスケット試料に対してNBRラテックスで被
覆された開口部の内側垂直へりを持ったガスケットBで
あり、C欄ではガスケットリングは、NBRラテックス
で被覆された開口部の内側垂直へりとガスケットの各フ
ェースに被覆された室温加硫性シリコーンコーティング
(ロクタイト社製)のストリップ(各ガスケットフェー
ス上のストリップは4.76mm巾であった)を有する
内側垂直へりとの両方を持っていた。
【0062】これらのガスケット試料は、窒素で加圧で
きるシリンダーの中に置かれた。この試験の場合シリン
ダーの中の窒素圧力は、最大0.98kgf/cm
されて、圧力が0.91kgf/cmに減る間に経過
した分の値が測定された。この試験は、滑らかなフラン
ジについて行われ、18Ra(Raは平均粗さ値であ
り、これはマイクロインチで測定され、MSはマイクロ
インチを示している)を測定し、試験はまた粗いフラン
ジについて行われ、250Raあった。
【0063】結果は以下の表に与えられている。
【0064】 表 2ガスケット 時間(分) フランジ圧力 フランジ粗さ A 1.5 148kgf/cm 18Ra A 1.0 148kgf/cm 250Ra B 11.0 148kgf/cm 18Ra B 11.0 148kgf/cm 250Ra C 完全密封 21kgf/cm 18Ra C 完全密封 21kgf/cm 250Ra 著しいのは、ガスケットが開口部の垂直へりでへり密封
されるとともに各フェースにコーティングストリップを
与えられた場合、ガスケットは、滑らかなフランジと粗
いフランジの両方について21kgf/cmもの低い
フランジ圧力でさえ完全密封を与えることができたこと
である。従って、密封能力が重要な場合の用途におい
て、本発明のさらに好ましい実施形態は、へりシールコ
ーティングと開口部の周りの少なくとも一方のガスケッ
トフェースに付けたコーティングストリップの両方を備
え、ガスケットフェースの最大約50%までカバーす
る。さらに好ましいのは、各ガスケットフェースのカバ
ーされる範囲を最大約30%にすることである。
【0065】例 2 ガスケットに良好な密封能力を与えるためにガスケッチ
ングの垂直へりに付いているコーティングの有効性は、
この実施例のデータによって実証されている。同一ガス
ケットが同一ガスケットシート材料から得られた。両方
のガスケットは、円形開口部の周りに垂直へりを持った
二つの平行なフェースを持っていた。ガスケットAは、
完全に被覆されないままにすることができた。しかしガ
スケットBは、開口部を形成するガスケットの垂直へり
においてNBRラテックスの((ライヒホルド(Reic
hhold)製))を与えられた。この実施例の場合、垂
直へりだけが被覆された。
【0066】これらのガスケットの各々の密封能力は、
高圧密封能力試験において示された。この試験によれ
ば、ガスケットが窒素のシリンダーを締め切るように適
所に保持されている。窒素は、16.8kgf/cm
までたせ加圧された。ガスケットが密封するフランジ
は、記録されたレベルでの圧力のもとに置かれている。
シリンダーは、1時間の間そのままでいることが許さ
れ、1時間の終りに残されたガス圧力が記される。最良
のシールは、最高ガス圧力を保持した。
【0067】 表 3 ガスケット フランジ圧力 35 703 A(コーティングなし) ひどい漏れ ひどい漏れ B(コーティングあり) 15.3kgf/cm2 16.7kgf/cm2 コーティングなしのガスケットAが1時間経過したのち
にガス圧力がどこであったかを記すことが不可能である
ようなひどい漏れを持っていた。また上記のデータは、
開口部の周囲の周りに垂直へりをコートすることによっ
てガスケットに著しい密封能力を与えることのできるこ
とを実証している。35kgf/cmの低いフランジ
圧力においてさえヘリコートされたガスケットが1時間
後に153kgf/cmにおけるガス圧を保持するこ
とがわかる。
【0068】例 3 例2において用いられたガスケットシート材料は、例1
において説明されたつぶれ試験を受けるガスケットリン
グを作るために用いられた。対照標準としてのガスケッ
トAは、コートなしのままで残され、へりシールされな
かった。ガスケットBは、ガスケットリングの中心に開
口部を形成する垂直へりにコーティングを与えられた。
各ガスケットリングは、変形の現れる前に最高352k
gf/cmの圧力までいった。下の表4の結果は、各
圧力レベルのもとでの面積の百分率変化を示している。
【0069】 表 4 ガスケット 352 kgf/cm2 703 kgf/cm2 1055kgf/cm2 A(被覆なし) 1 10 16 B(被覆あり) 2 9 16 例 4 この試験は、そったフランジを模擬している。この試験
は、開口部の周りにシールされた垂直へりと各ガスケッ
トフェースに付けたコーティングのストリップの両方を
有するガスケットCがなお良い性能を与えることを示し
ている。
【0070】この試験の場合、用いられたフランジは、
凹んだ表面を持っていた。フランジの巾を覆って広がっ
た凹面は、30mm長さで、中心点で0.076mmの
深さであった。シリンダーは、ガスケットをはめられ、
2本のボルトの各々に17.5mmのトルクを与えられ
ている。油がシリンダを満たして0.35kgf/cm
の空気圧が油の背後にかけられている。油が46時間
後ガスケットの巾を横切る経路の3/3を透過すれば、
ガスケットは破損と考えられる。
【0071】コートなしガスケット(ガスケットA)の
場合、破損があった。油は、たった5時間後にガスケッ
トの外側へりまでずっと透過した。ガスケットC(各々
のフェースにコーティングのストリップを持ったコート
付垂直へりを有する)の場合、46時間後に油のガスケ
ット内への浸透はなかった。
【0072】例 5 例1において用いられたものと同一の環状ガスケットが
例1に対して用いられたと同じガスケッチング材料から
切り取られた。アクリルラテックス(BASF製)がリ
ングの開口部の内側垂直へりにガスケットリング試料を
コートするのに用いられた。コーティングは、垂直へり
の一方の側から他方へゆく方向にガスケットの垂直へり
に平行にコーティングがガスケットの厚さより厚くなる
ように垂直へりに付けられた。実際に、ガスケットのへ
りに付けたコーティングは、図5に似ていた。ガスケッ
トの垂直へりの中心からコーティングの終りまでの距離
は、約0.9mmと測定された。ガスケットの厚さ(及
び垂直へりの厚さ)は、約0.81mmであった。コー
ティングをそれの最も巾広い点で測定すると、コーティ
ングは、へりがガスケットのフェースに結合する垂直へ
りの各コーナを過ぎて約0.69mmと測定された。換
言すると、ガスケットの各フェース表面が各カットされ
た垂直へりのコーナを通過するので、(コーナ平面とフ
ェース平面は同じ平面である)コーティングは、また、
それの最も巾広い点で、ガスケットの各側における平面
を過ぎて約0.69mmてあった(コーティングの平面
と先端との間で測定した。) ガスケットは、チッソで加圧できるシリンダ−(実施例
1において説明したような)において試験された。シリ
ンダー内のチッソの圧力は0.98kgf/cmまで
上げられ圧力が0.91kgf/cmまで下がる間に
経過した分の値を測定した。この試験は18Raの測定
値の滑らかなフランジについて行われた。この試験の対
照標準は例1のガスケットAに対して報告された結果で
あり、それはたつた1.5分の間圧力を保持して148
kgf/cmのフランジ圧力を必要とした。この試料
のヘリシール付ガスケットは、完全密封(シリンダ内の
圧力が決して減少しない)を生じてガスケットに加わる
シリンダーのフランジ圧力は、たったの21kgf/c
であった。
【0073】従って、この例の特定のへりコーティング
によって完全な密封が達成された。従って、密封能力と
圧縮破損抵抗の両方が重要な場合の用途において、コー
ティングがガスケットの垂直へりより巾広い場合のへり
コーティングを用いること(垂直へりに平行な方向にゆ
く)が有効であろう。 例 6 例1において用いられたものと同一な環状ガスケットが
例1対して用いられたと同じガスケッチング材料から切
り取られた。シリコーンコーティングを用いてリング開
口部の内側垂直へりにガスケットリング試料を被覆し
た。コーティングは、ガスケットの垂直へりに平行な方
向にコーティングがガスケットの垂直へりの隣りでガス
ケット厚さより厚くコーティングがガスケットの一方の
水平フェースに重なるように(図6に示されているよう
に)垂直へりに付けられた。垂直へりに垂直な方向にコ
ーティングを通過するガスケットの垂直へりから、コー
ティングは垂直へりの中心で約0.4mmであると測定
された。
【0074】ガスケットは、窒素で加圧できるシリンダ
ー内で試験された(例1において説明したように)。シ
リンダー内の窒素圧力は、最大0.98kgf/cmに
されて、フランジが与えられたフランジ圧力で完全密封
を持たない場合、完全密封が達成される。フランジ圧力
が低ければ低い程結果が良好であり、完全密封をどんな
フランジ圧力でも達成できない場合、圧力が長く保持さ
れればされる程、結果が良好である。この試験は、18
Raという測定値の滑らかなフランジで行われた。この
試験の対照標準は、例1のガスケットAに対して報告さ
れた結果で、ほんの1.5分間圧力を保持し、148k
gf/cmのフランジ圧力を必要とした。この例のへ
りシール付ガスケットは148kgf/cmのフラン
ジ圧力で完全密封(圧力がシリンダ内で全く減らない)
を生じた。
【0075】例 7 例1において用いられたものと同一の環状ガスケットが
実施例1に対して用いられたと同じガスケッチング材料
から切り取られた。シリコーンコーティングがリング開
口部の内側垂直へりにガスケットリング試料を被覆する
のに用いられた。コーティングは、ガスケットの垂直へ
りに平行な方向にコーティングかガスケットの垂直へり
に隣接したところでガスケットの厚さより厚く、コーテ
ィングがガスケットの各水平フェースに重なるように
(図8に示されているように)垂直へりに付けられた。
コーティングはガスケットの各水平フェースの上に約
0.38mmと測定された距離の間伸びていた。
【0076】ガスケットが窒素で加圧できるシリンダー
内で試験された(例1において説明したと同様に)シリ
ンダー内の窒素圧力は、最大0.98のkgf/cm
まで上げられ、フランジが与えられたフランジ圧力で完
全密封を持たない場合、圧力が、0.91kgf/cm
に下がる間に経過する分の値が測定された。完全密封
が達成されるフランジ圧力が低ければ低い程、結果が良
好であり、どんなフランジ圧力でも完全密封を達成でき
ない場合、圧力が保持される時間が長ければ長い程、結
果が良好である。この試験は、18Raと測定された滑
らかなフランジについて行われた。この試験の対照標準
は、例1のガスケットAに対して報告された結果であ
り、たった1.5分の間圧力を保持して148kgf/
cmのフランジ圧力を必要とするものである。この試
料のへりシール付ガスケットは、たった21kgf/c
のフランジ圧力で完全密封(圧力がシリンダ−内で
少なくとも減らない)を生じた。
【0077】例 8 ガスケットにおける密封性を増すように働くガスケット
に与えられたコーティングは、圧力Tの破損に対するガ
スケットの抵抗を損なう(圧縮破損抵抗)ということが
わかった。さらに、密封コートのストリップがガスケッ
トのフェースに付けられるときでさえ、コーティングが
ガスケットフェースの30%未満をカバーしたとしても
(好ましい例において)。圧縮破損抵抗は悪い影響を与
えられる。従って、密封能力を得るためにガスケットフ
ェースに載ってゆくコーティングの量を制限することは
重要である。この例は、密封能力を得るためのコーティ
ングの圧縮破損抵抗に及ぼす効果を実証するために加え
られている。ガスケットのフェースに付けられた密封コ
ーティングの巾と厚さの両方を制限する必要を実証し、
この例はまた圧縮は破損抵抗に対する最も好ましいガス
ケットがガスケットのフェースに密封コーティングが殆
ど何もないへりシールを持っていることを実証してい
る。フェースに重なる密封被膜が殆どないとき(ある程
度小さな量がへりにあることがある)、圧縮破損抵抗に
及ぼす効果は殆どない。これは表5の試料Aと試料Bの
結果を比較することからわかる。すべての圧力レベルに
おいて、試料Bの性能は、高圧レベルにおいてさえ試料
Aの性能に匹敵していた。
【0078】へりコーティングとガスケットの垂直へり
の近くに与えられたフェースコーティングトの効果を示
すために、同一の環状ガスケットリングが切り取られて
下に示された異なるコーティングを与えた。対照標準
は、全くコーティングが与えられなかった。各種ガスケ
ットに対する測定値は、例1のもとでつぶれ試験を与え
られたガスケットに対して表示されたものと同じてあ
る。
【0079】149℃の温度における圧縮破損抵抗は、
ガスケットの各々に対して試験された。圧縮試験として
知られているこの試験は、ASTM:1574−95に
記載されている。指定された圧力負荷のもとでの各ガス
ケットの変形は、パーセントとして表わされている。与
えられた各圧力負荷に対する数字が大きい程、変形が多
くてガスケットの性能が悪くなる。
【0080】試料A−コーティングなしの対照標準ガス
ケットであった。
【0081】試料B−ガスケットのどちらかのフェース
に殆ど全くコーティングを付けられていないへりシール
だけを持っていた。実際にガスケットのへりに付けたコ
ーティグは図5の好ましい実施例に似ていた。
【0082】試料C−ガスケットの各フェースの一部分
にコーティングを持っていた。各フェースの上のコーテ
ィングは、0.08〜0.11mm厚さで垂直へりにお
いて始まるフェース上で2.3mm巾であった(垂直端
はコートされていない)。
【0083】試料D−ガスケットの各フェースの一部分
にコーティングを持っていた。各フェースに付けたコー
ティングは、0.02〜0.03mm厚さで垂直へり
(被覆されていない)で始まり、ガスケットフェースを
横切って動くフェース上の2.3mm巾であった。
【0084】試料E−ガスケットの各フェースの一部分
にコーティングを持っていた。各フェースに付けたコー
ティングは、0.08〜0.11mm厚さで垂直へり
(被覆されていない)において始まり、ガスケットを横
切って動くフェース上で4.7mm巾であった。
【0085】試料F−ガスケットの各フェースにコーテ
ィングを持っていた。各フェースに付けたコーティング
は、0.02〜0.03mm厚さで垂直へり(コートさ
れていない)で始まり、ガスケットを横切って動くフェ
ース上で4.78mm巾であった。
【0086】試料G−ガスケットの各フェースにコーテ
ィングを持っていた。各フェースに付けたコーティング
は0.08〜0.11厚さで垂直へり(被覆されていな
い)に始まってガスケットを横切って動くフェース上の
7.16mm巾であった。
【0087】試料H−ガスケットの各フェースにコーテ
ィングを持っていた。各フェースに付けたコーティング
は、0.02〜0.03mm厚さで垂直へり(被覆され
ていない)において始まり、ガスケットを横切って動く
フェース面上で7.16mm巾であった。
【0088】試料I−ガスケットの各フェースにリリー
ズコーティングを持っていた。各フェース上のコーティ
ングは、0.025mm未満の厚さであって、ガスケッ
ト全体を覆っていた。
【0089】下の表にあるデータは、ガスケットのフェ
ースに付けられたコーティングの最も狭いバンドがコー
ティングのより巾の広いバンドより良好な圧縮破損抵抗
を持っていることを確めている。フェースに付けたコー
ティングの厚さはまた圧縮破壊抵抗に影響を与える。実
際に、厚さが試料G及びHにおいて0.02〜0.03
mmから0.08〜0.11mmにゆくにつれて試料D
とH(巾を変えられたが厚さが同じである試料)の間に
あったより圧縮破損抵抗により大きな効果とより大きな
影響(コーティングの厚さが厚くなると共に圧縮破損抵
抗が悪くなる)かあった。ということを特記できる。従
ってガスケットのフェース上のコーティングの厚さを制
限することがもっと重要である。
【0090】下の表におけるデータはまた試料Iの上の
リリーズコーティングがガスケットの圧縮破損に殆ど全
く影響しないことを確認している。従って、リリーヘズ
コーティング(一般に厚さで約0.025mm未満)が
全体のガスケットフェース上に許されて、圧縮破損抵抗
が良好ないし優秀であって悪い影響がない。
【0091】 表 5試料 527 kgf/cm2 703 kgf/cm2 880 kgf/cm2 1055kgf/cm2 1406kgf/cm2 A 1.5 1.54 2.13 2.20 4.38 B 2.13 2.33 3.53 3.59 4.75 C 3.76 5.42 6.28 9.53 19.51 D 2.47 3.59 3.73 6.84 14.51 E 8.82 14.32 16.85 28.01 12.98 F 2.35 5.98 7.79 15.49 35.00 G 12.76 20.84 33.72 41.50 100.00 H 1.98 5.62 12.26 31.81 43.66 I 0.56 1.03 1.60 3.16 3.54 上の表において、各個々のガスケット試料に加えた荷重
は、kgf/cmで表わされている。ガスケッティン
グ試料の各々に対して各圧力レベルの下に挙げられた数
字は荷重を解放したのちにガスケットの面積における百
分率に増加を示している。百分率増加が小さければ小さ
い程、ガスケットの性能が良好である。試料Iのリリー
ズコートされたガスケットに対する百分率増加か小さい
ことは、0.025mm未満の厚さのリリーズコーティ
ングがつぶれ抵抗に悪い影響を与えないことを証明して
いる。実際に、データは、全般的に本発明のガスケット
が良好なシールと良好なつぶれ抵抗を作ることができる
ことを確認している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フランジ用に切断された柔軟なガスケット材
料の平面図である。
【図2】 図1に示されたガスケットシートの線2−2
に沿って見た断面図である。
【図3】 フランジ用に切断されたもう一つの柔軟なガ
スケット材料の平面図である。
【図4】 図に3に示されたガスケットシートの線4−
4に沿って見た断面図である。
【図5】 へりコーティングの第1の形態を示す断面図
である。
【図6】 へりコーティングの第2の形態を示す断面図
である。
【図7】 へりコーティングの第3の形態を示す断面図
である。
【図8】 へりコーティングの第4の形態を示す断面図
である。
【図9】 へりコーティングの第5の形態を示す断面図
である。
【図10】 へりコーティングの第6の形態を示す断面
図である。
【図11】 へりコーティングの第7の形態を示す断面
図である。
【図12】 へりコーティングの第8の形態を示す断面
図である。
【符号の説明】
10,13 ガスケット材料 11 コーティング・ストリップ 12,14,16,18,20,22,26,27,41,48 コーティン
グ 15,17,24,25,40,42,44,45,50,51,52,53 フェース 23,71,72,73,74 へり

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの対向フェ−ス面と一つのへり面を有
    する柔軟な材料からなるガスケットであって、前記へり
    面は前記柔軟な材料にある開口部の周りにあって前記フ
    ェース面にほぼ直角であり、前記へり面はさらにガスケ
    ットに密封能力を与えるコーティングAを表面に有し、
    前記ガスケットのフェース面は密封能力を得るためにほ
    とんど被覆されず、そして前記ガスケットは、同じガス
    ケットが少なくとも一方のフェース面の少なくとも一部
    分に密封コーティングをつけたより圧縮破損に耐えるよ
    うにしたガスケット。
  2. 【請求項2】1)約703ないし約2110kgf/cm2
    範囲内の圧力のもと又は2)約1.4ないし約2110
    kgf/cm2 の範囲内の圧力のもとで動作する請求項1に記
    載のガスケット。
  3. 【請求項3】前記ガスケットは、前記フェース面にほぼ
    直角であり、周囲として前記ガスケットの周りにある外
    側へりを有し、前記外側へりが各フェース面のすべての
    外側へりに置かれるコーティングCを備える請求項1に
    記載のガスケット。
  4. 【請求項4】前記へりがコーティングで完全に被覆され
    ている請求項1に記載のガスケット。
  5. 【請求項5】1)ディーゼルエンジン又は自動車エンジ
    ンについている継手をブロックするための前面カバー、
    2)パイプフランジ、3)圧力容器、又は4)圧縮機の
    いずれかのためのものである請求項1に記載のガスケッ
    ト。
  6. 【請求項6】コーティングが前記へりと前記フェース面
    の一方との間にある少なくとも一つのコーナを過ぎて突
    き出るように、コーティングAがへりに平行な方向にガ
    スケットのへりにおいてでガスケットのへりより幅広く
    なっている請求項1に記載のガスケット。
  7. 【請求項7】コーティングAがポリマーである請求項1
    に記載のガスケット。
  8. 【請求項8】前記ポリマーが、アクリル樹脂、アクリロ
    ニトリル、ブタジエンアクリロニトリルゴム、フルオロ
    ポリマー、水素添加ブタジエンアクリロニトリルゴム、
    ブタジエンスチレンポリマー、フルオロエラストマーポ
    リマー、アクリリックアクリロニトリルポリマー、カル
    ボキシル化アクリロニトリルポリマー、カルボキシル化
    ブタジエンスチレンポリマー、ポリ塩化ビニリデン、ク
    ロロプレンゴムポリマー、エチレンプロピレンゴムポリ
    マー、エチレン酢酸ビニールポリマー、エポキシ、フル
    オロシリコーン、ポリウレタン及びシリコーンゴムコー
    ティング並びにそれらの混合物からなる群から選択され
    る請求項7に記載のガスケット。
  9. 【請求項9】コーティングAがラテックスである請求項
    1に記載のガスケット。
  10. 【請求項10】コーティングAがへりに融合された粉体
    である請求項1に記載のガスケット。
  11. 【請求項11】前記ガスケットが各ガスケットフェース
    にリリーズコーティングをつけられている請求項1に記
    載のガスケット。
  12. 【請求項12】二つの対向したフェース面と中にある開
    口部の周りのへり面を備えるガスケットであり、前記へ
    り面がフェース面にほぼ直角で、へり面につけたコーテ
    ィングであるコーティングAをさらに備え、さらにフェ
    ース面の少なくとも一方が密封能力のためのコーティン
    グを備えることを規定し、さらに、密封能力を得るため
    に被覆されていない表面の少なくとも幾分かに密封能力
    を与えるコーティングを備えた同じガスケットより良好
    な圧縮破損抵抗をガスケットに与えるに有効な量では密
    封能力を与えるコーティングで被覆されていない表面領
    域を有するガスケット。
  13. 【請求項13】さらに柔軟なガスケットシート材料を備
    える請求項12に記載のガスケット。
  14. 【請求項14】1)吸気マニホルド、2)油受け、3)
    弁カバー、4)車軸カバー、5)圧縮機、6)水ポン
    プ、7)管継手、8)ディーゼルエンジンの油冷却器、
    9)ガスメータ又は10)圧力容器のいずれかに用いる
    ガスケットである請求項12に記載のガスケット。
  15. 【請求項15】前記対向フェース面の少なくとも一方が
    前記対向フェース面の約50%以下を覆うコーティング
    を有する請求項12に記載のガスケット。
  16. 【請求項16】さらに前記対向フェース面上のコーティ
    ングが前記開口部の周りを迂回し、へりに突き当たって
    コーティングAに結合するコーティングであるコーティ
    ングBであることをなっている請求項12に記載のガス
    ケット。
  17. 【請求項17】さらに前記対向するフェース面上のコー
    チングが約0.23mmの最大厚さを有することになっ
    ている請求項12に記載のガスケット。
  18. 【請求項18】さらにコーティングBがフェース面上で
    1.5cmの最大厚さを有することになっている請求項
    12に記載のガスケット。
  19. 【請求項19】さらに前記ガスケット材料は、前記フェ
    ース面にほぼ直角であり、周囲として前記ガスケットの
    周りにある外側へりを有し、前記外側へりが各フェース
    面のすべての外側へりに置かれるコーティングCを備え
    ることになっている請求項12に記載のガスケット。
  20. 【請求項20】コーティングが前記へりと前記フェース
    面の一方との間にある少なくとも一つのコーナを過ぎて
    突き出るようにコーティングAがへりに平行な方向にガ
    スケットのへりでガスケットのへりより幅広くなってい
    る請求項12に記載のガスケット。
  21. 【請求項21】約1.4ないし約2110kgf/cm2 の範
    囲にあるフランジ圧力で用いられる請求項12に記載の
    ガスケット。
  22. 【請求項22】さらに前記開口部の前記へりが全体にコ
    ーティングAで被覆されることになっている請求項12
    に記載のガスケット。
  23. 【請求項23】さらに前記開口部の前記へりに対するコ
    ーティングすなわち、コーティングAがラテックスであ
    ることになっている請求項12に記載のガスケット。
  24. 【請求項24】さらに前記開口部の前記へりに対するコ
    ーティングすなわち、コーティングAがポリマーである
    ことになっている請求項12に記載のガスケット。
  25. 【請求項25】前記ポリマーが、アクリル樹脂、アクリ
    ロニトリル、ブタジエンアクリロニトリルゴム、フルオ
    ロポリマー、水素添加ブタジエンアクリロニトリルゴ
    ム、ブタジエンスチレンポリマー、フルオロエラストマ
    −ポリマー、アクリリックアクリロニトリルポリマー、
    カルボキシル化アクリロニトリルポリマー、カルボキシ
    ル化ブタジエンスチレンポリマー、ポリ塩化ビニリデ
    ン、クロロプレンゴムポリマー、エチレンプロピレンゴ
    ムポリマー、エチレン酢酸ビニールポリマー、エポキ
    シ、フルオロシリコーン、ポリウレタン及びシリコーン
    ゴムコーティング並びにそれらの混合物からなる群から
    選択されることになっている請求項24に記載のガスケ
    ット。
  26. 【請求項26】約703ないし約2110kgf/cm2 の範
    囲にあるフランジ圧力で用いられる請求項15に記載の
    ガスケット。
  27. 【請求項27】さらに前記開口部の前記へりが気孔を有
    し、コーティングAが前記気孔の中に浸透していること
    になっている請求項12に記載のガスケット。
  28. 【請求項28】さらにボルト孔領域を有し、前記ボルト
    孔領域か被覆されない表面領域である請求項12に記載
    のガスケット。
  29. 【請求項29】密封能力を得るためのコーティングがボ
    ルト孔領域においてのみ約0.23mmの最大厚さに限
    られている請求項12に記載のガスケット。
  30. 【請求項30】二つの対向するほぼ平行なフェースとそ
    れらの間に配置された少なくとも一つのへりを有する多
    孔性材料のベースシートと、前記へりの上に配置され前
    記へりとほぼ同じ広がりを持ち、前記へりを横切る流体
    の通過を阻止するシールを前記ベースシートに与えるの
    に有効であるコーティングを備え、前記ベースシートの
    フェースがガスケットを流体に対して密封するコーティ
    ングをほとんど備えていないことを特徴とするガスケッ
    ト。
  31. 【請求項31】前記コーティングが前記ガスケットフェ
    ースの外側に周辺を形成するガスケットのへりにあるコ
    ーティングCである請求項30に記載のガスケット。
  32. 【請求項32】二つの対向したフェース面と前記フェー
    ス面に直角なへりを備えた開口部を有する柔軟なガスケ
    ットシートのシールにおいて、前記開口部の直角へりに
    沿ってガスケットのしっかりした密封を達成するのに有
    効な量で前記フェース面に直角なへりを被覆することか
    ら本質的になる柔軟なガスケットシートのシールを改良
    する方法。
  33. 【請求項33】前記対向したフェース面を前記フェース
    面の約50%以下をカバーするコーティングで被覆する
    ことをさらに含む請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】さらに垂直へりの75%まで被覆される
    ことになっている請求項32に記載の方法。
  35. 【請求項35】前記開口部に突き当たり前記対向するフ
    ェース面を横切って前記開口部から約1.5cm伸びる
    コーティングであるコーティングBで前記対向するフェ
    ース面の少なくとも一方を被覆することをさらに含む請
    求項33に記載の方法。
  36. 【請求項36】さらにコーティングBが約0.28mm
    の最大厚さを有することになっている請求項35に記載
    の方法。
  37. 【請求項37】二つの対向するフェース面と前記フェー
    ス面に垂直なへりを備えた開口部を有する柔軟なガスケ
    ットシートの開口部へりにコーティングをつける方法で
    あり、複数のガスケットシートを重ねて前記複数のガス
    ケットシートの各開口部によって空洞を形成するように
    する工程と、各ガスケットシート上の開口部のへりをコ
    ーティング材料と接触させてへりが被覆される開口部の
    へりに沿ってガスケットのしっかりした密封を達成する
    のに有効な量で前記へりが被覆された状態になるように
    する工程を含むガスケットシートの開口部へりにコーテ
    ィングをつける方法。
  38. 【請求項38】各ガスケットシート上の開口部の各へり
    の一部分だけをコーティング材料と接触させる請求項3
    7に記載の方法。
  39. 【請求項39】各ガスケットシート上の開口部のへり全
    体をへり全体が被覆された状態になるようにコーティン
    グ材料と接触させる請求項37に記載の方法。
  40. 【請求項40】少なくとも一つの空洞が複数のガスケッ
    トシートによって形成され、前記ガスケットシートの各
    々が他のガスケットシートの開口部と事実上同一である
    開口部を備え、複数の同一開口部が空洞を一緒に形成す
    ることを特徴とする請求項37に記載の方法。
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