JPH11189313A - 物品収納設備 - Google Patents

物品収納設備

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JPH11189313A
JPH11189313A JP36035497A JP36035497A JPH11189313A JP H11189313 A JPH11189313 A JP H11189313A JP 36035497 A JP36035497 A JP 36035497A JP 36035497 A JP36035497 A JP 36035497A JP H11189313 A JPH11189313 A JP H11189313A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタッカークレーン等の走行体5が走行用モ
ータ等の故障により誤って走行作動しても、移送台車6
の走行経路K側にオーバーランすることを適切に回避さ
せる。 【解決手段】 収納棚2に対する入出庫作業用の走行用
通路Tの端部に隣接して停止している移送台車6に、入
出庫作業用の走行体5が走行して乗り移るときに、移送
台車6が適正状態で存在すると、受け止め手段100を
非受け止め状態に切り換えて地上側に設けた受け止め体
37による走行体側の被受け止め部27の受け止めを解
除する一方で、移送台車6が適正状態で存在していない
と、受け止め手段100を受け止め状態に切り換えて、
地上側の受け止め体37にて走行体側の被受け止め部2
7を受け止めることにより、走行体5が走行用通路Tの
端部から通路外方位置に走行するのを阻止するように制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納棚に対する入
出庫作業用の走行用通路の複数が、通路横幅方向に並べ
て形成され、前記収納棚に対して物品の出し入れを行う
ための走行体が、前記走行用通路の夫々を駆動走行自在
に設けられ、前記走行用通路の端部に隣接する状態にお
いて、前記走行体が走行により乗り降り自在な移送台車
が、前記複数の走行用通路のうちのひとつに選択的に位
置するように、前記複数の走行用通路の並び方向に沿う
走行経路を駆動走行自在に設けられた物品収納設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記物品収納設備では、従来、走行体と
してのスタッカークレーン、及び、移送台車としてのト
ラバーサを備えて、スタッカークレーンとトラバーサと
の間を光通信装置によって通信させながら、例えばスタ
ッカークレーン側に設けた制御装置により、スタッカー
クレーンとトラバーサの各走行作動を制御・管理するよ
うにしていた(例えば特開平9−156720号公報参
照)。つまり、上記制御装置は、例えば、スタッカーク
レーンを現在走行している通路から他の走行用通路に移
動させるような場合には、先ず、トラバーサを走行経路
に沿って走行させて、上記現在の走行用通路の端部に隣
接して適正状態で停止していることを確認してから、ス
タッカークレーンをトラバーサに向けて乗り移り走行さ
せるように制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、トラバーサが上記走行用通路の端部に隣接
して停止していないときに、例えばスタッカークレーン
の走行用モータが接点の不良等によって誤作動して、ス
タッカークレーンが通路端部側に向けて走行し、この結
果、例えば走行レール上を走行するスタッカークレーン
がトラバーサの走行経路側にオーバーランして走行レー
ルから脱線する等の不具合が発生するおそれがあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、スタッカークレーン等の走行体が誤って走行
作動するときにも、移送台車の走行経路側にオーバーラ
ンすることを適切に回避させるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、収納
棚に対する入出庫作業用の走行用通路として通路横幅方
向に並べて形成された複数の走行用通路の夫々を、収納
棚に対して物品の出し入れを行うための走行体が駆動走
行するとともに、上記複数の走行用通路の並び方向に沿
う走行経路を駆動走行して複数の走行用通路のうちのひ
とつに選択的に位置し、その走行用通路の端部に隣接す
る状態の移送台車に、前記走行体が走行により乗り降り
するように、走行体の走行作動及び移送台車の走行作動
を管理する制御手段が、前記走行体が走行用通路の端部
に隣接して位置する前記移送台車に乗り移るために走行
するときに、移送台車が適正状態で存在すると、受け止
め手段を非受け止め状態に切り換えて地上側に設けた受
け止め体による走行体側の被受け止め部の受け止めを解
除する一方で、前記移送台車が前記適正状態で存在して
いないと、受け止め手段を受け止め状態に切り換えて、
地上側に設けた受け止め体にて走行体側の被受け止め部
を受け止めることにより、走行体が走行用通路の端部か
ら通路外方位置に走行するのを阻止するように制御す
る。
【0005】従って、スタッカークレーン等の走行体が
走行用通路の端部に隣接して位置する移送台車に乗り移
り走行するときに、移送台車が適正な状態で停止してい
ないにもかかわらず、走行用モータの接点不良等によっ
て走行体が誤って走行作動しても、地上側の受け止め体
にて走行体側の被受け止め部が受け止められて、走行体
が移送台車の走行経路側にオーバーランすることが適切
に回避される。
【0006】請求項2によれば、請求項1において、走
行体側の被受け止め部が、地上側の受け止め体にて受け
止められる受け止め位置と、前記受け止め体にて受け止
められない非受け止め位置とに位置変更操作自在な可動
部に構成され、その可動部に構成された被受け止め部が
走行体に設けた駆動手段によって前記受け止め位置と前
記非受け止め位置とに位置変更駆動される。従って、走
行用通路の数よりも少ない数の走行体に上記可動部を設
けることになるので、例えば、地上側の受け止め体を、
走行体側の被受け止め部を受け止める受け止め位置と、
走行体側の被受け止め部を受け止めない非受け止め位置
とに位置変更操作自在な可動部に構成すると、走行用通
路の数に対応する数の可動部が必要となって装置構成が
複雑になるのに比べて、簡素に構成することができ、も
って、請求項1の好適な手段が得られる。
【0007】請求項3によれば、請求項1又は2におい
て、地上側の受け止め体が走行体側の被受け止め部を受
け止めるときに、受け止め体に備えた受け部が走行体側
の被受け止め部に接当し、その受け部に前記被受け止め
部が接当するときの衝撃力が地上側の受け止め体に備え
たダンパー手段にて吸収されながら上記受け部の移動が
停止される。従って、例えばダンパー手段を設けずに、
上記受け止め時の衝撃力が直接、受け止め体や被受け止
め部に伝わるようにすると、受け止め体や被受け止め部
自体が損傷したり、その取り付け構造に緩みが生じる等
して、適正な状態で受け止め作用しなくなるおそれがあ
るのに比べて、かかる不都合を適切に回避させることが
でき、もって、請求項1又は2の好適な手段が得られ
る。
【0008】請求項4によれば、請求項2又は3におい
て、前記受け止め位置と前記非受け止め位置とに揺動駆
動自在な揺動式可動部に構成された前記被受け止め部
が、前記受け止め位置に揺動駆動された状態で地上側の
受け止め体に受け止められて移動するのが、止め部材に
よって止められる。従って、揺動式の可動部ではなく、
例えば上記受け止め位置になる突出状態と前記非受け止
め位置になる引退状態とに横スライド移動するスライド
式可動部に構成すると、そのスライド軸が受け止め方向
と交差する状態になるので、受け止め作動の繰り返しに
よってスライド軸部が変形して円滑にスライド作動でき
なくなるおそれがあるのに比べて、揺動式ではその揺動
移動の方向を受け止め方向に沿わせることにより、軸部
等の変形もなく円滑に作動させることができ、さらに、
上記止め部材によって受け止め時の被受け止め部の移動
を止めるので、例えば上記止め部材を設けない場合に
は、被受け止め部を揺動駆動する電動シリンダ等の駆動
手段が被受け止め部の移動を止めることになって、駆動
手段に無理な力がかかる不都合があるのに比べて、かか
る不都合を適切に回避させることができ、もって、請求
項2又は3の好適な手段が得られる。
【0009】請求項5によれば、請求項1〜4のいずれ
か1項において、走行体が前記走行用通路の夫々に備え
た案内レールを走行し、そのレール長手方向視において
案内レールの横脇に近接して位置するように設けた前記
受け止め手段において、地上側に設けた受け止め体が走
行体側の被受け止め部を受け止める。従って、案内レー
ルによって走行させることで、走行体を走行用通路に沿
って適正な状態で案内走行させながら、案内レールの横
脇に近接した位置において、走行体側の被受け止め部が
受け止められるので、その受け止めによって走行体が被
受け止め部を支点にして回ろうとする力が小さくなっ
て、走行体が案内レールから脱線する等の不具合が適切
に回避させることができ、もって、請求項1〜4のいず
れか1項の好適な手段が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、上下
方向及び左右方向夫々に沿って複数の物品収納部1を備
えた収納棚2の複数が並設されるとともに、その収納棚
2に対する入出庫作業用の走行用通路Tの複数(図では
4個)が、通路横幅方向(上記収納棚2の並設方向)に
並べて形成されている。ここで、各通路Tは、対向する
一対の収納棚2の間に形成されて、その両側の収納棚2
に対する作業用の通路となる。そして、収納棚2に対し
て物品の出し入れを行うための走行体の一例としてのス
タッカークレーン5の複数(図では2台)が、上記走行
用通路Tの夫々を駆動走行自在に設けられている。
【0011】前記走行用通路Tの端部に隣接する状態に
おいて、スタッカークレーン5が走行により乗り降り自
在な移送台車の一例としてのトラバーサ6が、前記複数
の走行用通路Tのうちのひとつに選択的に位置するよう
に、その複数の走行用通路Tの並び方向に沿う走行経路
Kを駆動走行自在に設けられている。これにより、各ス
タッカークレーン5は、現在の走行用通路Tからトラバ
ーサ6に乗り移って収納棚2の並設方向に沿って移動し
て、他の走行用通路Tに走行したり、上記走行経路Kの
端部位置の物品搬出入箇所40に移動して物品を搬入又
は搬出することができる。
【0012】前記走行用通路Tの夫々に、スタッカーク
レーン5を走行させるための案内レール16が通路方向
に沿う状態で備えられ、スタッカークレーン5は、走行
車輪17によって案内レール16上に走行自在に載置支
持され、さらに、上端部において支持フレーム18によ
り支持される左右両側のガイドローラ19が、収納棚2
に設けたガイドレール20に沿って案内支持されてい
る。上記走行車輪17は、図3に示すように、基体部5
aの一端側に電動モータ21によって駆動自在に備えた
一方の車輪17aと、基体部5aの他端側に遊転自在に
備えた他方の車輪17bとの前後一対の車輪にて構成さ
れる。
【0013】前記スタッカークレーン5には、各物品収
納部1の夫々に対して物品を出入れするための移載装置
4が備えられている。この移載装置4は、図示はしない
が、前記基体部5a上に立設した昇降ポストに沿って収
納棚2の最下段位置から最上段位置にわたって昇降操作
自在に設けられるとともに、移載用フォーク等により任
意の物品収納部1に対してスタッカークレーン側から物
品を移載収納させたり、物品収納部1に載置される物品
をスタッカークレーン側に搬出させるように構成されて
いる。
【0014】前記トラバーサ6は、2本のレール14上
を、車体前後夫々に左右一対設けた遊転輪13及び駆動
輪13aのうちの駆動輪13aを電動モータ15により
回転駆動させて、収納棚2の並設方向に移動走行自在に
構成されている。又、トラバーサ6には、走行用通路T
の端部位置とトラバーサ6上の位置との間で、スタッカ
ークレーン5を走行案内させるレール部22及びガイド
レール23が設けられている。
【0015】図6に示すように、各収納棚2には、スタ
ッカークレーン5に対する駆動用電力を供給するための
棚側の給電装置24が設けられ、スタッカークレーン5
には、前記棚側の給電装置24に接触した状態でその給
電装置24から電力を受け取る集電装置25が備えられ
ている。又、図2に示すように、トラバーサ6にも、ト
ラバーサ6に乗り移ったスタッカークレーン5に電力を
供給するための給電装置24aが設けられている。尚、
この給電装置24aには、図示しないが、走行経路Kに
設置した給電装置にトラバーサ6側の集電装置が接触し
て受け取った電力が供給される。
【0016】又、給電装置24が取り付けられる棚側の
支持部材28に、スタッカークレーン5の走行停止位置
を検出するための被検出体38cと、スタッカークレー
ン5の走行速度を規制するための速度調整板38a,3
8bが取り付けられ、集電装置25が取り付けられるス
タッカークレーン側の支持アーム29に、前記被検出体
38cを検出する透過型光電センサ39cと、前記速度
調整板38a,38bを検出する透過型光電センサ39
a,39bが取り付けられている。
【0017】前記走行用通路Tの端部から、それに隣接
する通路外方位置つまりトラバーサ6の走行経路Kの側
に、スタッカークレーン5が誤って走行する(オーバー
ランする)ことを阻止するための受け止め手段100が
設けられている。図2〜図5に示すように、スタッカー
クレーン5には、車体前後向き姿勢の電動シリンダ26
が、その長手方向の略中間箇所を基体部5aから横側方
に突設したブラケット32上に付設したトラニオン金具
32aによって横軸芯P1回りに回動自在に軸支され、
又、縦向き姿勢の可動部材27が、その長手方向の略中
間箇所を、基体部5aから横側方に突設した軸部36に
よって横軸芯P2回りに回動自在に軸支されている。可
動部材27は、対向配置された2枚の縦板27aの下部
側を連結板27bで結合した構造に形成されている。電
動シリンダ26はダブルシリンダに構成され、その2個
のシリンダアーム26aの先端側に付設した取付金具3
0に備えた横向きピン31が、可動部材27の両縦板2
7aの上端側に前後方向に沿って形成した長孔naに係
合している。
【0018】一方、走行用通路T側には、通路長手方向
に沿う状態でシリンダ軸が配置されるオイルダンパー3
7aが設けられ、そのシリンダ軸芯方向視において、オ
イルダンパー37aの操作アーム37cの先端側に付設
した受け部37bが、縦姿勢状態の可動部材27の連結
板27bに重なる状態に設定されている。つまり、地上
側に設けた受け止め体37が、スタッカークレーン5に
設けた被受け止め部としての前記可動部材27に接当す
る受け部37bと、その受け部37bに前記可動部材2
7が接当するときの衝撃力を吸収しながらその受け部3
7bの移動を停止させるダンパー手段としてのオイルダ
ンパー37aを備えて、構成されている。
【0019】電動シリンダ26が収縮作動すると、図5
(ロ)のように、横向きピン31が可動部材27の上端
側の長孔naのシリンダ側端部をシリンダ側に押すの
で、可動部材27が横軸芯P2回りで揺動して、可動部
材27が上下方向に沿う縦姿勢になり、下端側の連結板
27bがオイルダンパー37の操作アーム37aの先端
側の受け部37bに接当し得る状態になる。尚、上記縦
姿勢になった可動部材27の下部側が、その位置から、
さらに上記揺動方向に移動しようとするのを阻止する受
け板35が設けられている。逆に、電動シリンダ26が
伸長作動すると、図5(イ)のように、横向きピン31
が可動部材27の上端側の長孔naのシリンダから遠い
側の端部をシリンダの反対側に押すので、可動部材27
が横軸芯P2回りでシリンダの反対側に揺動して可動部
材27が斜め姿勢になり、下端側の連結板27bが、オ
イルダンパー37の操作アーム37aの先端側の受け部
37bに対する接当位置から外れた状態になる。
【0020】つまり、被受け止め部としての可動部材2
7が、前記受け止め体37にて受け止められる受け止め
位置と、前記受け止め体37にて受け止められない非受
け止め位置とに位置変更操作自在な可動部、即ち、前記
受け止め位置と前記非受け止め位置とに揺動駆動自在な
揺動式可動部に構成されるとともに、その可動部(可動
部材27)を前記受け止め位置と前記非受け止め位置と
に位置変更駆動する駆動手段としての前記電動シリンダ
26がスタッカークレーン5に設けられ、さらに、その
受け止め位置に揺動駆動された前記揺動式可動部(可動
部材27)が前記受け止め体37に受け止められて移動
するのを止める止め部材として、前記受け板35が設け
られている。
【0021】以上より、前記受け止め手段100が、地
上側に設けた受け止め体37にてスタッカークレーン5
に設けた被受け止め部(可動部材27)を受け止めるこ
とにより、スタッカークレーン5が走行用通路Tの端部
から通路外方位置に走行するのを阻止する受け止め状態
と、前記受け止め体37による前記被受け止め部(可動
部材27)の受け止めを解除する非受け止め状態とに切
り換え自在に構成されることになる。又、この受け止め
手段100は、レール長手方向視において前記案内レー
ル16の横脇に近接して位置するように設けられている
(図4(ロ)参照)。
【0022】トラバーサ6には、その走行経路Kにおけ
る位置を検出するための位置検出用の光電センサ33が
設けられ、各走行用通路Tに対応するように床側に被検
出板34が設置され、トラバーサ6側の光電センサ33
が床側の被検出板34を検出する情報に基づいて、トラ
バーサ6が指定された走行用通路Tの停止位置に自動停
止できるようになっている。
【0023】図1に示すように、前記各スタッカークレ
ーン5及びトラバーサ6の運転走行を集中制御するため
の制御装置7が設けられている。つまり、上記スタッカ
ークレーン5とトラバーサ6には、夫々コントローラが
搭載され、各コントローラがセンサの情報等を制御装置
7に送る一方、制御装置7からの指令情報等に基づい
て、走行用のモータ等を駆動制御することになる。スタ
ッカークレーン5のコントローラには、前記透過型光電
センサ39a,39b,39cの情報等が入力される一
方、前記電動シリンダ26や走行用の電動モータ21や
移載用フォーク等に対する駆動信号が出力される。トラ
バーサ6のコントローラには、前記位置検出用の光電セ
ンサ33の情報等が入力される一方、走行用の電動モー
タ15等に対する駆動信号が出力される。
【0024】上記制御装置7とトラバーサ6のコントロ
ーラの間、及び、制御装置7と各スタッカークレーン5
のコントローラの間は、光信号によって制御情報を伝達
するように構成されている。具体的には、トラバーサ6
の走行経路Kの一端側に、前記制御装置7に接続された
光送受信装置8aが設置され、この光送受信装置8a
と、トラバーサ6側の光送受信装置8bとが、トラバー
サ6の走行経路Kに沿って発信される光信号を送受信す
るように構成され、又、前記各走行用通路Tのトラバー
サ6の設置側とは反対の端部外方位置に、前記制御装置
7に接続された光送受信装置9aが設置され、この各通
路端部の光送受信装置9aと、各スタッカークレーン5
に設置された光送受信装置9bとが、走行用通路Tの方
向に沿って発信される光信号を送受信するように構成さ
れている。
【0025】そして、上記制御装置7を利用して、前記
スタッカークレーン5の走行作動及び前記トラバーサ6
の走行作動を管理して、スタッカークレーン5が前記走
行用通路Tの端部に隣接して位置するトラバーサ6に乗
り移るために走行するときに、トラバーサ6が適正状態
で存在すると、前記受け止め手段100を前記非受け止
め状態に切り換え、且つ、トラバーサ6が前記適正状態
で存在していないと、前記受け止め手段100を前記受
け止め状態に切り換えるように制御する制御手段101
が構成されている。ここで、トラバーサ6が、乗り移り
予定のスタッカークレーン5に対応する走行用通路Tの
端部に隣接して停止して、トラバーサ6側の光電センサ
33が床側の被検出板34を検出し、且つ、トラバーサ
6に対して移動指令が出されていないときに、トラバー
サ6が適正状態で存在すると判断される。そして、この
状態で、スタッカークレーン5に対して乗り移りの走行
指令が指令されているときにだけ、受け止め手段100
が非受け止め状態に切り換えられ、これ以外の条件で
は、受け止め手段100は受け止め状態に切り換えられ
ている。
【0026】〔その他の実施形態〕上記実施形態では、
走行用通路Tの数(4個)よりも少ない数(2台)の走
行体(スタッカークレーン5)を設け、移送台車(トラ
バーサ6)が上記各走行体を乗せて、各走行用通路Tや
搬出入箇所40に移動させるように構成したが、走行用
通路Tの数や走行体5の台数等の設備条件はこれに限ら
ず、設備の運用形態等に合わせて適宜変更できる。例え
ば、各走行用通路Tの夫々に各走行体5を配置して、走
行用通路Tの端部に隣接した位置で移送台車6が上記各
走行体5を乗せて物品を授受した後、各走行体5をその
通路Tに降ろすように構成して、移送台車6が、走行体
5から受け取った物品を上記搬出入箇所40に運んだ
り、その搬出入箇所40で積み込んだ物品を各走行体5
に渡すようにする等してもよい。又、各収納棚2を棚の
並び方向に移動自在に設け、各収納棚を移動させて物品
を出し入れすべき所定の収納棚を選択し、その選択した
収納棚の前側に走行用通路Tを形成するように構成する
移動棚式の物品収納設備でもよい。
【0027】上記実施例では、移送台車6が走行用通路
Tの端部に隣接した位置に適正状態で存在していること
を、台車側の光電センサ33が床側の被検出板34を検
出していることで確認するようにしたが、これ以外に、
走行体5側に設けた超音波センサ等にて、走行用通路T
の端部に隣接して停止している移送台車6の存在を確認
するようにしてもよい。
【0028】上記実施例では、制御手段101は、移送
台車6が走行用通路Tの端部に隣接した位置に適正状態
で存在していて、且つ、走行体5が移送台車6に乗り移
るように走行するときに、受け止め手段100を受け止
め状態から非受け止め状態に切り換えるようにしたが、
これ以外に、例えば、移送台車6が走行用通路Tの端部
に隣接した位置に適正状態で存在している場合には、受
け止め手段100を非受け止め状態に切り換えるように
してもよい。
【0029】上記実施例では、走行体5側の被受け止め
部27を可動式に構成したが、逆に、地上側の受け止め
体37を受け止め位置と非受け止め位置とに位置変更操
作自在な可動部に構成するようにしてもよい。
【0030】又、走行体5側の被受け止め部27を可動
式に構成する場合に、実施例のような揺動式可動部では
なく、例えば、横スライド移動して受け止め位置と非受
け止め位置とに位置変更操作自在なスライド式可動部で
もよい。
【0031】上記実施例では、ダンパー手段37aをオ
イルダンパーにて構成したが、これ以外に、バネ等の機
械的なダンパー手段でもよい。
【0032】上記実施例では、走行用通路Tの夫々に、
走行体5を走行させる案内レール16を設けたが、この
ような案内レールを設けずに、例えば、走行体5に備え
たタイヤ等にて走行路面上を走行するように構成しても
よい。
【0033】上記実施例では、地上側の制御装置7と、
走行体(スタッカークレーン5)や、移送台車(トラバ
ーサ6)との間を、光通信装置によって無線通信式に結
んで制御情報を送受信するようにしたが、これ以外に、
レール側に設けた摺動式の電極を介して、上記制御情報
を授受するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品収納設備の全体平面図
【図2】物品収納設備の一部斜視図
【図3】走行体の基体部の平面図及び側面図
【図4】受け止め手段の平面図及び正面図
【図5】受け止め手段の作動を示す側面図
【図6】走行体の基体部の正面図
【符号の説明】
2 収納棚 5 走行体 6 移送台車 16 案内レール 26 駆動手段 27 被受け止め部 27 可動部 27 揺動式可動部 35 止め部材 37 受け止め体 37a ダンパー手段 37b 受け部 100 受け止め手段 101 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納棚に対する入出庫作業用の走行用通
    路の複数が、通路横幅方向に並べて形成され、 前記収納棚に対して物品の出し入れを行うための走行体
    が、前記走行用通路の夫々を駆動走行自在に設けられ、 前記走行用通路の端部に隣接する状態において、前記走
    行体が走行により乗り降り自在な移送台車が、前記複数
    の走行用通路のうちのひとつに選択的に位置するよう
    に、前記複数の走行用通路の並び方向に沿う走行経路を
    駆動走行自在に設けられた物品収納設備であって、 地上側に設けた受け止め体にて前記走行体に設けた被受
    け止め部を受け止めることにより、前記走行体が前記走
    行用通路の端部から通路外方位置に走行するのを阻止す
    る受け止め状態と、前記受け止め体による前記被受け止
    め部の受け止めを解除する非受け止め状態とに切り換え
    自在に構成された受け止め手段と、 前記走行体の走行作動及び前記移送台車の走行作動を管
    理して、前記走行体が前記走行用通路の端部に隣接して
    位置する前記移送台車に乗り移るために走行するとき
    に、前記移送台車が適正状態で存在すると、前記受け止
    め手段を前記非受け止め状態に切り換え、且つ、前記移
    送台車が前記適正状態で存在していないと、前記受け止
    め手段を前記受け止め状態に切り換えるように制御する
    制御手段とが設けられている物品収納設備。
  2. 【請求項2】 前記被受け止め部が、前記受け止め体に
    て受け止められる受け止め位置と、前記受け止め体にて
    受け止められない非受け止め位置とに位置変更操作自在
    な可動部に構成されるとともに、その可動部を前記受け
    止め位置と前記非受け止め位置とに位置変更駆動する駆
    動手段が前記走行体に設けられている請求項1記載の物
    品収納設備。
  3. 【請求項3】 前記受け止め体が、前記被受け止め部に
    接当する受け部と、その受け部に前記被受け止め部が接
    当するときの衝撃力を吸収しながらその受け部の移動を
    停止させるダンパー手段とを備えている請求項1又は2
    記載の物品収納設備。
  4. 【請求項4】 前記可動部が、前記受け止め位置と前記
    非受け止め位置とに揺動駆動自在な揺動式可動部に構成
    され、 前記受け止め位置に揺動駆動された前記揺動式可動部が
    前記受け止め体に受け止められて移動するのを止める止
    め部材が設けられている請求項2又は3記載の物品収納
    設備。
  5. 【請求項5】 前記走行用通路の夫々に、前記走行体を
    走行させるための案内レールが備えられ、 前記受け止め手段は、レール長手方向視において前記案
    内レールの横脇に近接して位置するように設けられてい
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の物品収納設備。
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