JPH11188906A - サーマルプリントヘッドにおけるカバー装置 - Google Patents

サーマルプリントヘッドにおけるカバー装置

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JPH11188906A
JPH11188906A JP9358057A JP35805797A JPH11188906A JP H11188906 A JPH11188906 A JP H11188906A JP 9358057 A JP9358057 A JP 9358057A JP 35805797 A JP35805797 A JP 35805797A JP H11188906 A JPH11188906 A JP H11188906A
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circuit board
cover
cover body
print head
longitudinal direction
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JP9358057A
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Takanari Nagahata
▲隆▲也 長畑
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱板1の上面に、発熱抵抗体4及びその駆
動用IC5とを設けたヘッド基板2と、接続用コネクタ
7を備えると共に配線パターンを形成して成る回路基板
3とを並べて設けてなるサーマルプリントヘッドにおい
て、前記回路基板の上面側に合成樹脂製のカバー体9を
装着する場合に、印字用紙及び印字リボン紙に破れ・皺
が発生することを低減する。 【手段】 前記カバー体9を、回路基板3への装着前の
状態において、その長手方向に沿った中央の部分が両端
の部分よりも高くなるように上向き凸状に反り変形した
形態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ又は
プリンタ等の印字手段として使用されるサーマルプリン
トヘッドにおいて、その表面に対するカバー装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近に
おけるサーマルプリントヘッドは、例えば、特開平8−
258309号公報等に記載されているように、放熱板
の上面に、上面に発熱抵抗体及びその駆動用ICの複数
個とを設けたヘッド基板と、外部への接続用コネクタを
備えにと共にこのコネクタと前記各駆動用ICとの間を
接続する配線パターンを形成して成る回路基板とを並べ
て設けたものに構成することに加えて、前記回路基板の
上面側に、合成樹脂製のカバー体を、当該カバー体に
て、前記回路基板の上面と、前記ヘッド基板における各
駆動用ICの一部とを覆うように装着すると言う構成に
している。
【0003】この場合において、前記合成樹脂製のカバ
ー体は、これを成形するとき、その裏面に補強用のリブ
等を一体的に形成すること等に起因してその長手方向に
沿った両端の部分が中の中央の部分よりも高くなると言
うように下向き凸状に反り変形するものであり、従っ
て、このカバー体を、前記回路基板の上面側に対して装
着したとき、ヘッド基板の上面における発熱抵抗体の部
分に対してプラテンローラにて押し付けられる印字用紙
及び/又は転写リボン紙が、前記カバー体における長手
方向に沿った両端のうち一端又は両端の部分に対して部
分的に対して強く接触すると言う傾向を呈することにな
るから、これが原因になって、前記印字用紙及び/又は
転写リボン紙に破れが発生したり、皺が発生したりと言
う問題を招来するのであった。
【0004】本発明は、このような問題を招来すること
がないようにした合成樹脂製のカバー体を提供すること
を技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「放熱板の上面に、上面に発熱抵抗体
及びその駆動用ICの複数個とを設けたヘッド基板と、
外部への接続用コネクタを備えると共にこのコネクタと
前記各駆動用ICとの間を接続する配線パターンを形成
して成る回路基板とを並べて設け、前記回路基板の上面
側に、合成樹脂製のカバー体を装着して成るサーマルプ
リントヘッドにおいて、前記カバー体を、回路基板への
装着前の状態において、その長手方向に沿った中央の部
分が両端の部分よりも高くなるように上向き凸状に反り
変形した形態にすることを特徴とする。」ものである。
【0006】
【発明の作用・効果】このように、合成樹脂製のカバー
体を、回路基板への装着前の状態において、その長手方
向に沿った中央の部分が両端の部分よりも高くなるよう
に上向き凸状に反り変形した形態にすることにより、こ
のカバー体を、回路基板に対して装着した状態におい
て、ヘッド基板の上面における発熱抵抗体の部分に対し
てプラテンローラにて押し付けられる印字用紙及び/又
は転写リボン紙が、従来のように、前記カバー体のうち
その両端の部分に対して強く接触すると言う傾向になる
ことを解消でき、むしろ、前記印字用紙及び/又は転写
リボン紙が、カバー体のうちその長手方向の中央の部分
に対して強く接触するか、カバー体における長手方向の
全長にわたって略等しく接触するようにすることができ
るのである。
【0007】従って、本発明によると、回路基板の上面
側に合成樹脂製のカバー体を装着する場合に、このカバ
ー体のために、印字用紙及び/又は転写リボン紙に破れ
が発生したり、皺が発生したりすることを確実に低減で
きる効果を有する。特に、請求項2に記載したように、
前記カバー体における長手方向の両端部下面に、当該カ
バー体のその反り変形を小さくするように矯正したとき
前記回路基板に対して係合するようにした係合片を一体
的に設けることにより、カバー体の回路基板に対する装
着を容易にすることができるのである。
【0008】また、請求項3に記載したように構成する
ことにより、カバー体が、長手方向の直角の方向にずれ
移動することを確実に阻止することができることに加え
て、突起片における高さ寸法の増減により、カバー体を
装着した状態で、このカバー体を回路基板と略平行の形
態にしたり、或いは、当該カバー体における長手方向の
中央の部分が両端の部分よりも高くなった形態にしたり
することが任意にでき、しかも、長手方向の中央の部分
が両端の部分よりも高くする場合にその中央の部分の高
さを任意に設定できるのである。
【0009】更にまた、請求項4に記載したように構成
することにより、カバー体の浮き上がりを阻止すること
ができるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図7の図面について説明する。これらの図において
符号1は、アルミニウム等の金属製の放熱板を示し、こ
の放熱板1における上面のうちその長手方向に延びる溝
1aより一方側には、セラミック製のヘッド基板2が、
他方側には、回路基板3が、各々接着剤等にて固着され
ている。
【0011】前記ヘッド基板2の上面には、発熱抵抗体
4が長手方向にライン状に延びるように形成されている
と共に、この発熱抵抗体4に対す駆動用IC5の複数個
が長手方向に一列状に並べて搭載されている。なお、こ
の各駆動用IC5は合成樹脂製のコート6にて被覆され
ている。一方、前記回路基板3には、外部に対する接続
用のコネクタ7が装着されている共に、このコネクタ7
から前記ヘッド基板2における各駆動用IC5に向かっ
て延びる各種の配線パターン(図示せず)が成形されて
いる。
【0012】また、前記ヘッド基板2と前記回路基板3
との間には、ヘッド基板2における各駆動用IC5と、
回路基板3における各種の配線パターンとを電気的に接
続するためのリード端子8が装架されている。そして、
符号9は、前記回路基板3の上面に、当該回路基板3の
上面及び前記各駆動用IC5の一部を覆うように配設す
るカバー体を示し、このカバー体9は、耐熱製合成樹脂
の金型による成形にて製作されるもので、このカバー体
9を、その長手方向に沿った中央の部分が両端の部分よ
りも高くなるように上向き凸状に反り変形した形態にし
て成形するか、その成形したあとで加熱しながら全体を
湾曲変形することによりその長手方向に沿った中央の部
分が両端の部分よりも高くなるように上向き凸状に反り
変形した形態にする。
【0013】このカバー体9における長手方向の両端の
下面には、前記回路基板3における長手方向の両端に設
けた切欠き係合部3a,3bに対して着脱自在に係合す
るようにした係止片9a,9bを一体的に設けて、この
両係止片9a,9bを、前記回路基板3における両切欠
き係合部3a,3bに対して係合することにより、前記
カバー体9を、回路基板3に対して着脱可能に装着す
る。
【0014】この場合において、前記カバー体9におけ
る両係止片9a,9b間の寸法L1を、前記回路基板3
における両切欠き係合部3a,3b間の寸法L0よりも
若干小さくすることにより、前記カバー体9を、その弾
性に抗して上向き凸状の反り変形を小さくするか又は無
くするように矯正しながら、その両係止片9a,9bを
回路基板3における両切欠き係合部3a,3bに対して
係合するように構成する。
【0015】また、前記カバー体9の下面には、当該カ
バー体9を回路基板3に対して装着したとき、回路基板
3に穿設した貫通孔3cに嵌まって放熱板1の上面に接
当するようにした一つ又は二つの突起片9cが一体的に
設けられている。更にまた、前記カバー体9の下面に
は、当該カバー体9を回路基板3に対して装着したと
き、前記ヘッド基板2の下面に対して着脱自在に係合す
る一つ又は二つのサブ係合片9dが一体的に設けられて
いる。
【0016】この構成において、カバー体9を、回路基
板3に対して装着するに際しては、先づ、図4に示すよ
うに、ヘッド基板2の下面に対して係合し、この状態
で、カバー体9の全体を、その弾性に抗して上向き凸状
の反り変形を小さくするか又は無くするように矯正しな
がら、矢印Aで示すように下向きに押圧することによ
り、その両係止片9a,9bを回路基板3における両切
欠き係合部3a,3bに対して係合するのである。
【0017】このような装着により、前記カバー体9
が、従来のように、その長手方向に沿った両端の部分が
中の中央の部分よりも高くなると言うように下向き凸状
に反り変形した形態になることを解消できて、前記カバ
ー体9は、回路基板3に対して装着した状態において、
回路基板3と略平行の形態になるか、或いは、当該カバ
ー体9における長手方向の中央の部分が両端の部分より
も高くなった形態になるから、前記ヘッド基板2におけ
る発熱抵抗体4の部分に対してプラテンローラにて押し
付けられる印字用紙及び/又は転写リボン紙を、前記カ
バー体9における長手方向の全長にわたって略等しく接
触するようにするか、或いは、前記カバー体9のうちそ
の長手方向の中央の部分に対して強く接触するようにす
ることができるのである。
【0018】また、前記カバー体9の装着した状態にお
いて、このカバー体9の下面に一体的に設けた突起片9
cを、回路基板3に穿設した貫通孔3cに嵌まって放熱
板1の上面に接当することにより、カバー体9が、長手
方向の直角の方向にずれ移動することを確実に創始する
ことができることに加えて、前記突起片9cにおける高
さ寸法の増減により、カバー体9を装着した状態で、こ
のカバー体9を回路基板3と略平行の形態にしたり、或
いは、当該カバー体9における長手方向の中央の部分が
両端の部分よりも高くなった形態にしたりすることが任
意にでき、しかも、長手方向の中央の部分が両端の部分
よりも高くする場合にその中央の部分の高さを任意に設
定できるのである。
【0019】更にまた、前記カバー体9の装着した状態
において、このカバー体9の下面に一体的に設けたサブ
係合片9dを、ヘッド基板2の下面に係合することによ
り、カバー体9の浮き上がりを阻止することができるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解した状態の斜視
図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII −III 視断面図である。
【図4】サーマルプリントヘッドに対してカバー体を取
付ける状態を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す組み立てた状態の斜
視図である。
【図6】図5のVI−VI視断面図である。
【図7】図5のVII −VII 視断面図である。
【符号の説明】
1 放熱板 2 ヘッド基板 3 回路基板 3a,3b 係合部 3c 貫通孔 4 発熱抵抗体 5 駆動用IC 6 樹脂コート 7 コネクタ 8 リード端子 9 カバー体 9a,9b 係合片 9c 突起片 9d サブ係合片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放熱板の上面に、上面に発熱抵抗体及びそ
    の駆動用ICの複数個とを設けたヘッド基板と、外部へ
    の接続用コネクタを備えると共にこのコネクタと前記各
    駆動用ICとの間を接続する配線パターンを形成して成
    る回路基板とを並べて設け、前記回路基板の上面側に、
    合成樹脂製のカバー体を装着して成るサーマルプリント
    ヘッドにおいて、 前記カバー体を、回路基板への装着前の状態において、
    その長手方向に沿った中央の部分が両端の部分よりも高
    くなるように上向き凸状に反り変形した形態にすること
    を特徴とするサーマルプリントヘッドにおけるカバー装
    置。
  2. 【請求項2】前記「請求項1」において、前記カバー体
    における長手方向の両端部下面に、当該カバー体のその
    反り変形を小さくするように矯正したとき前記回路基板
    に対して係合するようにした係合片を設けたことを特徴
    とするサーマルプリントヘッドにおけるカバー装置。
  3. 【請求項3】前記「請求項2」において、前記カバー体
    に、前記回路基板に穿設した貫通孔に嵌まって放熱板の
    上面に接当する突起片を設けたことを特徴とするサーマ
    ルプリントヘッドにおけるカバー装置。
  4. 【請求項4】前記「請求項2」において、前記カバー体
    に、ヘッド基板2の下面に対して係合するサブ係合片を
    設けたことを特徴とするサーマルプリントヘッドにおけ
    るカバー装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6236422B1 (en) * 1998-01-30 2001-05-22 Rohm Co., Ltd. Thermal printhead and protective cover used for the same
US6317150B1 (en) * 1999-04-13 2001-11-13 Rohm Co., Ltd. Protection cover for thermal printhead, and thermal printhead using the same
JP2018103623A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ

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JP2018103623A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ

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