JPH0544544U - ライン型サーマルプリントヘツド - Google Patents

ライン型サーマルプリントヘツド

Info

Publication number
JPH0544544U
JPH0544544U JP9521891U JP9521891U JPH0544544U JP H0544544 U JPH0544544 U JP H0544544U JP 9521891 U JP9521891 U JP 9521891U JP 9521891 U JP9521891 U JP 9521891U JP H0544544 U JPH0544544 U JP H0544544U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
head substrate
substrate
circuit board
electrode terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9521891U
Other languages
English (en)
Inventor
史明 田頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP9521891U priority Critical patent/JPH0544544U/ja
Publication of JPH0544544U publication Critical patent/JPH0544544U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ライン型サーマルプリントヘッドにおいて、
そのヘッド基板2に対して回路基板9を接続する場合
に、コストの低減と、小型・軽量化とを図る。 【構成】 前記ヘッド基板2と回路基板9との間に、軟
質合成樹脂製フィルム体12の内部に複数本の金属線1
3を一定のピッチ間隔で埋設して成る接続ケーブル11
を配設し、該接続ケーブル11における各金属線13の
両端を、前記ヘッド基板2の各接続用電極端子6,7
と、前記回路基板9の各配線パターン10とに半田付け
等によって接合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリやプリンタ等に使用されるサーマルプリントヘッドの うち、印字幅寸法を、用紙の幅一杯に合わせるように長くしたライン型サーマル プリントヘッドの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のライン型サーマルプリントヘッドは、例えば、実開昭60−1 41256号公報又は実開昭63−92751号公報等に記載されているように 、発熱抵抗体を長手方向に沿って一直線のライン状に延びるように形成すると共 に、この発熱抵抗体に対する複数個の駆動用ICを搭載し、更に、前記発熱抵抗 体及び駆動用ICに対する複数本の接続用電極端子を形成したヘッド基板と、こ のヘッド基板における各接続用電極端子の各々に対して電気的に接続される配線 パターンを形成した回路基板とから成り、前記ヘッド基板を、ヒートシンクを兼 ねた金属板製の支持板の上面に固着する一方、ヘッド基板の上面側に、その上面 における各駆動用ICの全体を覆うように構成した長尺状のカバー体を配設して 、このカバー体を、その長手方向に適宜間隔で配設した複数本のねじにて前記支 持板に対して締結する一方、前記回路基板を、前記ヘッド基板と前記カバー体と の間に、当該回路基板の先端部がヘッド基板における各接続用電極端子に対して 重合するように挿入したのち、この重合部を、前記カバー体の複数本のねじによ る締結によって、当該カバー体の下面における細長溝に嵌めた弾性紐体にて弾性 的に押圧することにより、前記ヘッド基板における各接続用電極端子の各々に、 前記回路基板における各配線パターンを電気的に接続するように構成している。
【0003】 この場合、従来におけるライン型サーマルプリントヘッドは、ヘッド基板にお ける各接続用電極端子を、ヘッド基板の全長にわたって形成しているため、回路 基板を、下面に弾性紐体を備えた長尺状のカバー体によって、ヘッド基板の略全 長にわたってヘッド基板に対して押圧するようにしなければならず、このために は、前記長尺状のカバー体を、ヘッド基板の全長にわたる複数個所において支持 板に対してねじにて締結するように構成する必要があるが、このように構成する と、温度が上昇したとき、サーマルプリントヘッドの全体が、前記カバー体と支 持板との熱膨張差によるバイメタル効果によってそり変形するから、紙面に対す る印字に印字むらが発生するのであった。
【0004】 これに対して、別の先行技術としての特開平2−292055号公報は、ヘッ ド基板における各接続用電極端子を、ヘッド基板の長手方向に沿って短い長さの 領域の部分に集めて形成する一方、これに重ね合わせる回路基板の長さ寸法も短 くして、カバー体によって回路基板を押圧する部分の長さを短くすることにより 、温度が上昇したときにおけるサーマルプリントヘッドのそり変形を低減するこ とを提案している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来におけるサーマルプリントヘッド及び前記先行技術における サーマルプリントヘッドは、いずれも、カバー体を、アルミの押し出し部材にて 長尺状に形成して、このカバー体によって、ヘッド基板の上面における各駆動用 ICを覆うようにする一方、このカバー体の下面にその長手方向に延びるように 形成した細長溝内に、弾性紐体を挿入し、この弾性紐体の弾性力によって、前記 回路基板をヘッド基板に対して弾性的に押圧するように構成しているから、 .長尺状にカバー体を、ヘッド基板の上面側に配設するために、サーマルプリ ントヘッドの厚さが、その全長にわたって厚くなるから、サーマルプリントヘッ ドの大型化、及び重量の増大を招来する。 .回路基板をヘッド基板に対して弾性的に押圧することに、前記カバー体の下 面における細長溝に嵌めた弾性紐体を使用することにより、部品点数が多くなる ばかりか、この弾性紐体をカバー体における細長溝に嵌めると言う厄介な作業も 必要で、組立てに手数が掛かるから、前記アルミの押し出し部材にて長尺状に構 成したカバー体を必要とすることと相俟って、製造コストが大幅にアップする。 .ヘッド基板と、回路基板とを、常に、略同一平面状において横に並べて配設 しなければならないので、サーマルプリントヘッドにおける横幅寸法が増大する 。 .回路基板の配線パターンと、ヘッド基板の各接続用電極端子との接続は、ヘ ッド基板に対する回路基板の弾性的な押圧のみに依存しているから、その部分に 接触不良が発生し易い。 と言う問題があった。
【0006】 本考案は、これらの問題を一挙に解消できるようにしたライン型サーマルプリ ントヘッドを提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本考案は、発熱抵抗体を長手方向に沿って一直 線状に延びるように形成すると共に、この発熱抵抗体に対する複数個の駆動用I Cを搭載し、更に、前記発熱抵抗体及び駆動用ICに対する複数本の接続用電極 端子を形成したヘッド基板と、このヘッド基板における各接続用電極端子の各々 に対して電気的に接続される配線パターンを有する回路基板とを備える一方、前 記ヘッド基板の各接続用電極端子を、ヘッド基板の長手方向に沿って短い長さの 領域の部分に集めて形成して成るライン型サーマルプリントヘッドにおいて、前 記ヘッド基板と、前記回路基板との間に、軟質合成樹脂製フィルム体の内部に複 数本の金属線を一定のピッチ間隔で埋設して成る接続ケーブルを配設し、該接続 ケーブルにおける各金属線の両端を、前記ヘッド基板の各接続用電極端子と、前 記回路基板の各配線パターンとに半田付け等によって接合する構成にした。
【0008】
【作 用】
このように、ヘッド基板と、前記回路基板との間に、軟質合成樹脂製フィルム 体の内部に複数本の金属線を一定のピッチ間隔で埋設して成る接続ケーブルを配 設し、該接続ケーブルにおける各金属線の両端を、前記ヘッド基板の各接続用電 極端子と、前記回路基板の各配線パターンとに半田付け等によって接合したこと により、ヘッド基板に対して回路基板を接続することに、前記従来のように、弾 性紐体を細長溝に嵌めた長尺状のカバー体を必要とせず、換言すると、長尺状の カバー体を省略することができるのであり、しかも、前記ヘッド基板と回路基板 との間に配設した前記接続ケーブルは、可撓性を有することにより、回路基板を 、ヘッド基板に対して直角にした場合においても、その両者の間を、前記接続ケ ーブルにて確実に接続することができるのである。
【0009】
【考案の効果】
従って、本考案によると、 .ヘッド基板に対する回路基板の接続に、従来のように長尺状のカバー体を使 用しないので、サーマルプリントヘッドにおける厚さ寸法が薄くなり、サーマル プリントヘッドを大幅に小型化できると共に、軽量化できる。 .部品点数が少なくなると共に、組立てに要する手数をも軽減できて、前記の ようにアルミの押し出し部材にて長尺状に形成したカバー体を必要としないこと と相俟って、製造コストを大幅に低減できる。 .回路基板を、ヘッド基板に対して直角した場合においても、その両者の間を 接続することができるので、サーマルプリントヘッドにおける横幅寸法を短縮す ることができる。 .前記接続ケーブルにおける各金属線の両端を、ヘッド基板の各接続用電極端 子と、回路基板の各配線パターンとに半田付け等によって接合するので、その間 の電気的な接続が確実にできて、接続不良が発生することがない。 と言う効果を有する。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面について説明する。 図1〜図4は、第1の実施例を示し、この図において符号1は、ヒートシンク を兼ねたアルミ等の金属板製の支持板を、符号2は、前記支持板1の上面に装着 したセラミック製のヘッド基板を各々示し、前記ヘッド基板2の上面には、発熱 抵抗体3が、当該ヘッド基板2の長手方向に沿って一直線のライン状に延びるよ うに形成されていると共に、この発熱抵抗体3に対する複数個の駆動用IC4が 、前記発熱抵抗体3に沿って一列状に並べて搭載されている。更に、前記ヘッド 基板2の上面には、前記発熱抵抗体3に対する印字電源配線パターン5が形成さ れている。
【0011】 また、前記ヘッド基板2における上面のうち一側縁に、前記各駆動用IC4に 対する電源、クロック信号、ラッチ信号又はイネーブル信号等の接続用電極端子 6、及び前記印字電源配線パターン5に対する接続用電極端子7を形成するにお いて、これら各種の接続用電極端子6,7を、前記ヘッド基板2の長手方向に沿 って、当該ヘッド基板2の長さLよりも十分に短い長さL1 の領域の部分に集め て形成する一方、前記ヘッド基板2の上面における各駆動用IC4の部分には、 例えば、エポキシ樹脂等のような硬質の合成樹脂コート8を、当該合成樹脂コー ト8にて前記各駆動用IC4の全てを覆うように形成する。
【0012】 符号9は、前記各種の接続用電極端子6,7の各々に対する複数本の配線パタ ーン10を形成した回路基板を示し、この回路基板9は、前記支持板1の上面の うち前記各種接続用電極端子6,7の部分に、前記ヘッド基板2と略同一平面状 に装着されている。 そして、符号11は、接続ケーブルを示し、この接続ケーブル11は、軟質合 成樹脂製フィルム体12の内部に複数本の金属線13を一定のピッチ間隔で埋設 したものに構成され、この接続ケーブル11を、前記ヘッド基板2と、前記回路 基板9との間に配設し、該接続ケーブル11における各金属線13の両端を、前 記ヘッド基板2の各種接続用電極端子6,7と、前記回路基板9の各配線パター ン10とに半田付け14,15又は導電ペースト等によって接合する。
【0013】 なお、前記回路基板9には、電気機器へのフレキシブルケーブル16が、ソケ ット17を介して着脱自在に接続されている。 このようにすることにより、ヘッド基板2における各種接続用電極端子6,7 と、回路基板9における各配線パターン10との間を、接続ケーブル11におけ る各金属線13によって確実に電気的に接続することができるのである。
【0014】 一方、前記接続ケーブル9は、軟質合成樹脂製であって可撓性を有することに より、図5の第2の実施例に示すように、回路基板9を、ヘッド基板2に対して 直角にした場合においても、その両者の間を、前記接続ケーブル9にて確実に接 続することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における第1の実施例を示す分解状態の
斜視図である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図(但し、組立てた状
態を示す)である。
【図3】本考案に使用に接続ケーブルの斜視図である。
【図4】図3のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】本考案における第2の実施例を示す縦断正面図
である。
【符号の説明】
1 支持板 2 ヘッド基板 3 発熱抵抗体 4 駆動用IC 5 印字電源配線パターン 6,7 接続用電極端子 8 樹脂コート 9 回路基板 10 配線パターン 11 接続ケーブル 12 軟質合成樹脂製フィルム体 13 金属線 14,15 半田付け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱抵抗体を長手方向に沿って一直線状に
    延びるように形成すると共に、この発熱抵抗体に対する
    複数個の駆動用ICを搭載し、更に、前記発熱抵抗体及
    び駆動用ICに対する複数本の接続用電極端子を形成し
    たヘッド基板と、このヘッド基板における各接続用電極
    端子の各々に対して電気的に接続される配線パターンを
    有する回路基板とを備える一方、前記ヘッド基板の各接
    続用電極端子を、ヘッド基板の長手方向に沿って短い長
    さの領域の部分に集めて形成して成るライン型サーマル
    プリントヘッドにおいて、前記ヘッド基板と、前記回路
    基板との間に、軟質合成樹脂製フィルム体の内部に複数
    本の金属線を一定のピッチ間隔で埋設して成る接続ケー
    ブルを配設し、該接続ケーブルにおける各金属線の両端
    を、前記ヘッド基板の各接続用電極端子と、前記回路基
    板の各配線パターンとに半田付け等によって接合したこ
    とを特徴とするライン型サーマルプリントヘッド。
JP9521891U 1991-11-20 1991-11-20 ライン型サーマルプリントヘツド Pending JPH0544544U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9521891U JPH0544544U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 ライン型サーマルプリントヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9521891U JPH0544544U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 ライン型サーマルプリントヘツド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544544U true JPH0544544U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14131608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9521891U Pending JPH0544544U (ja) 1991-11-20 1991-11-20 ライン型サーマルプリントヘツド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0544544U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743883A (en) * 1980-08-29 1982-03-12 Toshiba Corp Thermal head
JPH02108561A (ja) * 1988-10-19 1990-04-20 Rohm Co Ltd サーマルヘッド

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743883A (en) * 1980-08-29 1982-03-12 Toshiba Corp Thermal head
JPH02108561A (ja) * 1988-10-19 1990-04-20 Rohm Co Ltd サーマルヘッド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3228974B2 (ja) ライン型サーマルプリントヘッド
EP0858901B1 (en) Thermal print head
JPH0544544U (ja) ライン型サーマルプリントヘツド
JP3248828B2 (ja) サーマルプリントヘッドの構造
CA2200644C (en) Thermal printhead assembly
CN113924213A (zh) 热敏打印头
JP3187687B2 (ja) サーマルプリントヘッドの構造
JP3242359B2 (ja) サーマルプリントヘッドにおけるカバー装置
JP2546421Y2 (ja) 配線基板の接続固定構造
JPH0731350U (ja) ライン型サーマルプリントヘッド
JP3167264B2 (ja) サーマルプリントヘッドの構造
JPH088825Y2 (ja) サーマルヘッド
JP2598192Y2 (ja) サーマルヘッド
JP2535032Y2 (ja) サーマルプリントヘッド
JPH0542695A (ja) ライン型サーマルプリントヘツドの構造
JPS6035177Y2 (ja) サ−マルプリンタ
JP2518559Y2 (ja) プリントヘッド
JP2572731Y2 (ja) サ−マルヘッド
JPH077170Y2 (ja) ライン型印刷ヘッド
JP3365548B2 (ja) サーマルヘッド
JP2534608Y2 (ja) プリントヘッド
JP3920938B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP2531461Y2 (ja) サーマルヘッド
JPH05101860A (ja) セラミツク基板用コネクタ
JPH0631654Y2 (ja) フレキシブルプリント板の接続装置