JPH0631654Y2 - フレキシブルプリント板の接続装置 - Google Patents

フレキシブルプリント板の接続装置

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JPH0631654Y2
JPH0631654Y2 JP1988153805U JP15380588U JPH0631654Y2 JP H0631654 Y2 JPH0631654 Y2 JP H0631654Y2 JP 1988153805 U JP1988153805 U JP 1988153805U JP 15380588 U JP15380588 U JP 15380588U JP H0631654 Y2 JPH0631654 Y2 JP H0631654Y2
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JP1988153805U
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JPH0274768U (ja
Inventor
和哉 阿倉
晴也 逢坂
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複写機等の画像形成装置の画像読取り用光源と
電源との接続等に用いられるフレキシブルプリント板の
接続装置に関する。
従来の技術 以下、従来の技術を第5図乃至第13図に基づいて説明す
る。例えば光学系が移動する複写機には、第5図に示す
ように光源(18)及び第1ミラーを有する第1光学走行体
(5)と、第2ミラー及び第3ミラーを有する第2光学走
行体(6)とから成る画像走査装置が備えられている。画
像走査装置は、上方に配置されたコンタクトガラス上の
原稿を光源(18)で照射しながらガイドレール上を往復す
ることによって、露光走査を行う。
前記光源(18)と複写機本体の電源(19)とを接続するため
に、従来から温度変化等の環境変化に強いフレキシブル
プリント板(15)が用いられている。フレキシブルプリン
ト板(15)は第8図の断面図で示されるように、通電を行
う銅箔(10)をポリイミド(11)で被覆・保護したもので、
微厚のシート状に形成されている。第9図は第8図のA
−A線断面図であり、ポリイミド(11)で被覆された2枚
の銅箔(10)が示されている。尚、フレキシブルプリント
板(15)の片面はカバー面(12)、他面はベース面(13)とさ
れ、両面は前記銅箔(10)を被覆するように接着されてい
る。
第10図は、フレキシブルプリント板(15)と光源(18)及び
電源(19)とがそれぞれ接続された状態を模式的に示す従
来例である。電源(19)と接続されている電線(17)を、フ
レキシブルプリント板(15)をベース面(13)上で固定して
いるガラスエポキシ樹脂板(16)に挿通して、フレキシブ
ルプリント板(15)のカバー面(12)上でハンダ(14)によっ
て前記銅箔(10)と接続している。フレキシブルプリント
板(15)の他端では、図示省略しているが、同様なガラス
エポキシ樹脂板(16)及びハンダ(14)によって光源(18)と
接続される。
第11図は、フレキシブルプリント板(15)の前記ハンダ付
けが行われる部分を模式的に示す断面図である。フレキ
シブルプリント板(15)には、2枚の各銅箔(10)に対して
ハンダ付用貫通孔(21)が設けられている。更に、ベース
面(13)から挿通された電線(17)に設けられている端子(2
2)を銅箔(10)にハンダ付けするために、銅箔(10)を露出
させることによってランド(20)がカバー面(12)に形成さ
れている。
前記画像走査装置の往復移動によって前記フレキシブル
プリント板(15)に加えられる力を軽減し、且つ画像走査
装置が往復移動するのに充分な長さを有するフレキシブ
ルプリント板(15)をコンパクトに該装置内部に収容する
ために、前述のごとくハンダ付けされたフレキシブルプ
リント板(15)は、従来から第12図に示されているように
ループ状に折曲されて用いられている。
ところが、フレキシブルプリント板(15)には前述のよう
に画像走査装置の往復移動によって力が加えられるた
め、長期間にわたる複写機の使用によって亀裂が生じた
り、破損してしまうことがある。このときフレキシブル
プリント板(15)を交換する必要が生じるが、フレキシブ
ルプリント板(15)と各電線(17)とは端子(22)を介して第
12図に示されているようにハンダ付けによって接続が行
われているため、交換作業が非常に煩わしく、且つ交換
に長時間を要するという問題がある。
そこで、フレキシブルプリント板(15)の交換作業を短時
間で容易に行うために、第13図に示すように各電線(17)
の一端にコネクタ(1)を設けると共に、該コネクタ(1)を
着脱自在に装着するコネタク(1)取付部として端子(3)及
び該端子(3)を固定しているヘッダー本体(2a)から成る
ヘッダー(2)をフレキシブルプリント板(15)に設けたフ
レキシブルプリント板(15)の接続装置が用いられてい
る。例えば、第6図はコネクタ(1)及びヘッダー(2)の具
体例を示す斜視図であり、電線(17)が接続されているコ
ネクタ(1)は、ヘッダー本体(2a)に設けられている端子
(3)に対して矢印(B)方向から連結される。第7図はコネ
クタ(1)をヘッダー(2)に装着した状態を示す斜視図であ
る。
また、フレキシブルプリント板(15)の上方向からコネク
タ(1)を取り付けることができるように、第14図に示す
ようにヘッダー(2)をフレキシブルプリント板(15)に設
けたフレキシブルプリント板(15)の接続装置が用いられ
ている。尚、ここではフレキシブルプリント板(15)とヘ
ッダー(2)との間にガラスエポキシ樹脂板(16)が挟まれ
て設けられているが、第13図に示したヘッダー(2)と同
様にして端子(3)がフレキシブルプリント板(15)にハン
ダ付けされている。したがって、第14図のフレキシブル
プリント板(15)は、ハンダ付けが行われるランドが画面
に〔即ち一方のランドはカバー面(12)に,他方のランド
はベース面(13)に〕設けられた形のものとなっている。
これに対し、第13図のフレキシブルプリント板(15)は上
述したように片面だけにランドが設けられた形のもので
ある。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、第13図に示されているフレキシブルプリ
ント板(15)の接続装置においては、フレキシブルプリン
ト板(15)の同じ面、即ちカバー面(12)に各ランド(20)が
設けられているので、コネクタ(1)に連結されるヘッダ
ー(2)が対向して位置することになる。従って光源側の
コネクタ(1)及び電源側のコネクタ(1)のうち、いずれか
一方のヘッダー(2)への連結が、下方向から行われなけ
ればならないという問題がある。尚、片面にランド(20)
を設けたフレキシブルプリント板(15)は、その折曲態様
によって両端のランド(20)が互いに外方向に向く場合
(第13図)と、互いに内方向に向く場合(図示せず)と
があるが、どちらの場合も、コネクタの連結は上方向と
下方向から行わなければならない。
また、第14図に示すようにフレキシブルプリント板(15)
の両面にそれぞれランドを設けた場合、いずれのヘッダ
ー(2)も同じ方向に設置されるので、いずれのヘッダー
(2)についてもコネクタ(1)を上方向から連結することが
できるが、前述のようにフレキシブルプリント板(15)の
両面にランドを施すには製造工程数を増やす必要があ
り、製造コストが高くなるという問題がある。
本発明の目的は、片面にランドが施されたフレキシブル
プリント板の両端部に設けられている端子に、それぞれ
一方向からコネクタを連結させることができるフレキシ
ブルプリント板の接続装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本考案のフレキシブルプリント
板の接続装置は、ランドが片面に施されたフレキシブル
プリント板の両端部にそれぞれコネクタに連結される端
子を前記ランドの孔に挿通してハンダ付けにより取り付
けてなるフレキシブルプリント板の接続装置において、
前記フレキシブルプリント板の一方の端部を折り返して
2重構造部を形成すると共に、該2重構造部に前記端子
を取り付けるための貫通孔を形成した構成としている。
作用 本考案の構成によると、片面にランドが施されたフレキ
シブルプリント板の一方の端部が折り返され2重構造部
を形成しているので、該フレキシブルプリント板の両端
部に設けられた端子のコネクタ取付部が同一方向に位置
する。したがって、いずれの端子に対しても一方向から
(例えば上方向から)コネクタを連結させることができ
る。
実施例 以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。本考案の実施例中、前述の従来例と同一部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であり、第2図
はそれに用いられるフレキシブルプリント板(以下「F
PC」ともいう)(15)の断面図を示している。ランド(2
0)が片面に施されたFPC(15)の一端は、折り返されて
2重構造部(9)を形成している。FPC(15)の両端部に
施されているランド(20)は、FPC(15)内の銅箔(10)を
被覆しているカバー面(12)のポリイミド(11)を除去し銅
箔(10)を露出させることによって形成されている。各ラ
ンド(20)にはハンダ付用貫通孔(21)が設けられており、
更に2重構造部(9)を形成したときに一端のハンダ付用
貫通孔(21)と連通して貫通孔を構成するための直穴(4)
が設けられている。前記2重構造部(9)の貫通孔及びF
PC(15)の他端のハンダ付用貫通孔(21)には、それぞれ
ヘッダー本体(2a)に固定された端子(3)が挿通されてお
り、該端子(3)はカバー面(12)のランド(20)でハンダ(1
4)によって銅箔(20)と接続されている。ヘッダー本体(2
a)は2重構造部(9)ではカバー面(12)に、他端ではベー
ス面(13)にハンダ付け等により固定されている。本実施
例で用いられているFPC(15)は直穴(4)が設けられて
いる他は、第11図,第12図及び第13図で示される従来例
のFPC(15)と同じ構成となっている。直穴(4)は、前
述のごとく2重構造部(9)が形成されるときにハンダ付
用貫通孔(21)と連通することにより端子(3)が挿通され
る貫通孔を形成するので、該ハンダ付用貫通孔(21)と同
様に2枚の銅箔(10)にそれぞれ1つの直穴(4)が設けら
れる。
コネクタ(1)にはそれぞれ電線(17)が接続されており、
第5図に示すように一方のコネクタ(1)の電線(17)は電
源と接続され、他方のコネクタ(1)の電線(17)は光源(1
8)と接続されている。前述したように各コネクタ(1)と
各端子(3)との連結は、第6図及び第7図に示すコネク
タ(1)とヘッダー(2)との装着によって行われる。
第3図は本考案の他の実施例を示す側面図であり、2重
構造部(9)におけるFPC(15)の両方のベース面(13)の
間に、また他端のFPC(15)のベース面(13)とヘッダー
本体(2a)との間にガラスエポキシ樹脂板(16)が挟み込ま
れ、固定されている他は第1図に示す実施例と同じ構成
となっている。ガラスエポキシ樹脂板(16)を用いること
によって、ヘッダー(2a)の2重構造部(9)及び他端のF
PC(15)への固定を確実に行うことができる。
第4図は本考案の他の実施例の要部側面図であり、2重
構造部(9)においてFPC(15)のカバー面(12)とヘッダ
ー本体(2a)との間にガラスエポキシ樹脂板(16)が挟み込
まれ、固定されている他は第3図に示す実施例と同じ構
成となっている。
第5図は本考案の接続装置が用いられている状態を示す
複写機の画像走査装置の斜視図である。前述のごとく、
FPC(15)はループ状に折曲されて、その一端はガラス
エポキシ樹脂板(16)を介して、側板(8)に装着された取
付板(7a)に、また他端は第1光学走行体(5)に取り付け
られている取付板(7b)にそれぞれヘッダー(図示せず)
と共に固定されている。また、図示されているように第
1光学走行体(5)側のコネクタ(1)は電線(17)で光源(18)
の両端と接続されており、電源側のコネクタ(1)は側板
(8)に設けられた穴(8a)を挿通する電線(17)で電源(図
示せず)と接続されている。前述したように、FPC(1
5)のいずれか一端は2重構造となっているので、各コネ
クタ(1)はいずれも上方向からヘッダーに取り付けられ
る。
考案の効果 以上の通り本考案によれば、片面にランドが施されたフ
レキシブルプリント板の両端部に設けられている端子
に、それぞれ一方向(例えば上方向)からコネクタを連
結させることができるので、組立作業,交換作業等を短
時間で行うことができるという効果を奏する。
更に、従来から用いられている片面にのみランドが施さ
れたフレキシブルプリント板が用いられているので、両
面加工に起因する製造コストの上昇がなく、少ない工程
で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図である。第2
図は本考案に用いられるフレキシブルプリント板の断面
図である。第3図は本考案の第2実施例を示す側面図で
ある。第4図は本考案の第3実施例を示す要部側面図で
ある。第5図は本考案が用いられている状態を示す複写
機の画像走査装置の斜視図である。第6図は本考案に用
いられる端子を有するヘッダー及びそれと連結するコネ
クタを示す斜視図であり、第7図はヘッダーにコネクタ
が装着された状態を示す斜視図である。第8図は本考案
に用いられるフレキシブルプリント板の断面図であり、
第9図は第8図のA−A線断面図である。第10図は従来
例を示す側面図である。第11図は従来例のハンダ付けが
行われる部分を模式的に示すフレキシブルプリント板の
断面図である。第12図及び第13図は他の従来例を示す断
面図であり、第14図は他の従来例を示す断面図である。 (1)……コネクタ,(2)……ヘッダー, (2a)……ヘッダー本体,(3)……端子, (4)……直穴,(5)……第1光学走行体, (6)……第2光学走行体,(7a)(7b)……取付板, (8)……側板,(8a)……穴, (9)……2重構造部,(10)……銅箔, (11)……ポリイミド,(12)……カバー面, (13)……ベース面,(14)……ハンダ, (15)……フレキシブルプリント板(FPC), (16)……ガラスエポキシ樹脂板, (17)……電線,(18)……光源,(19)……電源, (20)……ランド,(21)……ハンダ付用貫通孔, (22)……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランドが片面に施されたフレキシブルプリ
    ント板の両端部にそれぞれコネクタに連結される端子を
    前記ランドの孔に挿通してハンダ付けにより取り付けて
    なるフレキシブルプリント板の接続装置において、前記
    フレキシブルプリント板の一方の端部を折り返して2重
    構造部を形成すると共に、該2重構造部に前記端子を取
    り付けるための貫通孔を形成したことを特徴とするフレ
    キシブルプリント板の接続装置。
JP1988153805U 1988-11-26 1988-11-26 フレキシブルプリント板の接続装置 Expired - Lifetime JPH0631654Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0274768U JPH0274768U (ja) 1990-06-07
JPH0631654Y2 true JPH0631654Y2 (ja) 1994-08-22

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