JPH11188852A - 凹版印刷機 - Google Patents

凹版印刷機

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Publication number
JPH11188852A
JPH11188852A JP35915597A JP35915597A JPH11188852A JP H11188852 A JPH11188852 A JP H11188852A JP 35915597 A JP35915597 A JP 35915597A JP 35915597 A JP35915597 A JP 35915597A JP H11188852 A JPH11188852 A JP H11188852A
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JP
Japan
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cylinder
intaglio
ink
roller
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP35915597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Kamoda
博美 鴨田
Akihiro Kusaka
明広 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多色の印刷が可能な凹版印刷機を提供す
る。 【解決手段】 凹版胴15にゴム胴28を対接し、ゴム
胴28の外周面に周方向にわたって所定の間隔でパター
ンローラ24を複数対接し、これらパターンローラ24
にゴムローラ25を介してインキ壺21の壺ローラ22
をそれぞれ対接すると共に、ゴム胴28の回転方向最下
流側のパターンローラ24の上記回転方向下流側にゴム
ローラ27を介してロータリースクリーン26を対接す
ることにより、上記部材21〜27を凹版胴15の周囲
に直接配設する場合よりもその配設数を多く設定するこ
とができる(大きな配設スペースを確保することができ
る)ようにすると共に、インキ量調整の困難なゴム胴2
8下方位置でのインキ量調整を不要とすることができる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凹版印刷機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の凹版印刷機の概略構成を図4に示
す。図4に示すように、紙100の積載された給紙装置
110には、当該給紙装置110のサッカ機構で上層か
ら一枚ずつ送り出された紙100を受けて印刷見当を合
わせる差板111が連絡している。差板111には、当
該差板111上の紙100をくわえて揺動するスイング
装置112が配設されている。
【0003】スイング装置112には、くわえ爪114
aを周方向にわたって等間隔で複数配設された圧胴11
4が渡胴113を介して連絡している。渡胴113に
は、上記圧胴114の上記くわえ爪114aと同様なく
わえ爪が設けられており、スイング装置112からくわ
え替えた紙100を圧胴114のくわえ爪114aにく
わえ替えさせることができるようになっている。
【0004】圧胴114には、凹版胴115および排紙
胴116がそれぞれ対接している。排紙胴116と同軸
上のスプロケットと図示しないスプロケットとの間に
は、一対の排紙チェーン117が張架されている。排紙
チェーン117には、圧胴114のくわえ爪114aか
ら紙100をくわえ替える図示しない排紙爪が設けられ
ている。
【0005】また、上記凹版胴115の周面には、非画
線部としての平面と画線部としての凹部とで形成された
凹版が装着されている。凹版胴115の当該凹版には、
ワイピングローラ118が対接している。このワイピン
グローラ118は、洗浄液を貯えたワイピングタンク1
19内に浸漬している。
【0006】一方、凹版胴115の上記凹版には、周方
向にわたって所定の間隔で配設された複数(本例では3
つ)のパターンローラ124が対接している。これらパ
ターンローラ124には、インキ壺121の壺ローラ1
22がそれぞれ対接しており、これらインキ壺121
は、内部に貯えられたインキの色がそれぞれ異なってい
る。これら壺ローラ122には、インキ壺121内から
流出するインキをならす振りローラ123がそれぞれ対
接している。
【0007】このような凹版印刷機においては、給紙装
置110から差板111上へ一枚ずつ送り出された紙1
00がスイング装置112から渡胴113を経て圧胴1
14のくわえ爪114aにくわえ替えられて搬送される
一方、各インキ壺121内のインキが壺ローラ122、
振りローラ123、パターンローラ124を介して凹版
胴115の前記凹版面上にそれぞれ供給され、当該イン
キの余剰分がワイピングローラ118で取り除かれ、上
記紙100が圧胴114と凹版胴115との間を通過す
ることにより、紙100に上記インキが印刷され、当該
紙100が排紙胴116を介して排紙チェーン117で
搬送排紙される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したような凹版印
刷機においては、印刷色数をさらに増やすため、上述し
たインキ壺121、壺ローラ122、振りローラ12
3、パターンローラ124等を凹版胴115の周囲にさ
らに増設すると、凹版胴115の回転方向最下流側に位
置するこれら部材121〜124等が凹版胴115の略
真下となってしまい、当該箇所のインキ壺121からの
インキ量調整を行うことが困難となってしまう。このた
め、上記部材121〜124等の凹版胴115の周囲へ
の配設数に限界があり、より多色の印刷を行うことが困
難であった。
【0009】このようなことから、本発明は、より多色
の印刷が可能な凹版印刷機を提供することを目的とし
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による凹版印刷機は、圧胴と、前記圧胴
に対接する凹版胴と、前記凹版胴に対接するゴム胴と、
前記ゴム胴に対接する複数のパターンローラと、前記パ
ターンローラにインキをそれぞれ供給する複数の第一イ
ンキ供給手段と、ロータリースクリーンを用いて前記ゴ
ム胴にインキを供給する第二インキ供給手段とを備えて
なることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による凹版印刷機の実施の
形態を図1,2を用いて説明する。なお、図1は、その
概略構成図、図2は、図1の矢線II部の内部構造図であ
る。
【0012】図1に示すように、紙100の積載された
給紙装置10には、当該給紙装置10のサッカ機構で上
層から一枚ずつ送り出された紙100を受けて印刷見当
を合わせる差板11が連絡している。差板11には、当
該差板11上の紙100をくわえて揺動するスイング装
置12が配設されている。
【0013】図1に示すように、スイング装置12に
は、くわえ爪14aを周方向にわたって等間隔で複数配
設された圧胴14が渡胴13を介して連絡している。渡
胴13には、上記圧胴14の上記くわえ爪14aと同様
なくわえ爪が設けられており、スイング装置12からく
わえ替えた紙100を圧胴14のくわえ爪14aにくわ
え替えさせることができるようになっている。
【0014】図1に示すように、圧胴14には、凹版胴
15および排紙胴16がそれぞれ対接している。排紙胴
16と同軸上のスプロケットと図示しないスプロケット
との間には、一対の排紙チェーン17が張架されてい
る。排紙チェーン17には、圧胴14のくわえ爪14a
から紙100をくわえ替える図示しない排紙爪が設けら
れている。
【0015】また、上記凹版胴15の周面には、非画線
部としての平面と画線部としての凹部とで形成された凹
版が装着されている。凹版胴15の当該凹版には、ワイ
ピングローラ18が対接している。このワイピングロー
ラ18は、洗浄液を貯えたワイピングタンク19内に浸
漬している。
【0016】一方、図1に示すように、凹版胴15の上
記凹版には、当該凹版胴15と同径をなすゴム胴28が
対接している。このゴム胴28の外周面には、周方向に
わたって所定の間隔で配設された複数(本実施の形態で
は4つ)のパターンローラ24が対接している。これら
パターンローラ24には、インキ壺21の壺ローラ22
が上記パターンローラ24と同径をなすゴムローラ25
を介してそれぞれ対接しており、これらインキ壺21
は、内部に貯えられたインキの色がそれぞれ異なってい
る。これら壺ローラ22には、インキ壺21内から流出
するインキをならす振りローラ23がそれぞれ対接して
いる。つまり、凹版胴15にゴム胴28を対接させて、
当該ゴム胴28の周囲にインキ壺21、壺ローラ22、
振りローラ23、パターンローラ24、ゴムローラ25
を配設するようにしたのである。なお、本実施の形態で
は、インキ壺21、壺ローラ22、振りローラ23、ゴ
ムローラ25などにより複数の第一インキ供給手段を構
成している。
【0017】また、ゴム胴28の回転方向最上流側のパ
ターンローラ24の上記回転方向上流側、すなわち、ゴ
ム胴28の下方位置には、ロータリースクリーン26が
ゴムローラ27を介して対接している。このロータリー
スクリーン26は、図2に示すように、絵柄に応じた小
孔をエッチングした薄いスクリーン(ステンレスやニッ
ケルなどからなる)を円筒状にして中空胴26cを作成
し、フレームに固定されたインキ壺26aおよびスキー
ジ26bを内部に位置させるように当該中空胴26cを
回転可能に取り付け、当該中空胴26cを回転させなが
らスキージ26bによりインキ壺26a内のインキを中
空胴26cの上記小孔から送り出すことにより、ゴムロ
ーラ27を介してゴム胴28にインキを供給することが
できようになっている。つまり、ゴム胴28の下方に配
設したロータリースクリーン26は、所定パターンで一
定量のインキを調整せずに送給することができるのであ
る。このようなロータリースクリーン26、ゴムローラ
27などにより、本実施の形態では第二インキ供給手段
を構成している。
【0018】このような凹版印刷機においては、給紙装
置10から差板11上へ一枚ずつ送り出された紙100
がスイング装置12から渡胴13を経て圧胴14のくわ
え爪14aにくわえ替えられて搬送される一方、各イン
キ壺21内のインキが壺ローラ22、振りローラ23、
ゴムローラ25、パターンローラ24を介してゴム胴2
8に転写されると共に、ロータリースクリーン26内の
インキがゴムローラ27を介してゴム胴28に転写され
た後、これらインキが凹版胴15の前記凹版面上に供給
され、当該インキの余剰分がワイピングローラ18で取
り除かれ、上記紙100が圧胴14と凹版胴15との間
を通過することにより、紙100に上記インキの画線部
が絵柄となって印刷され、当該紙100が排紙胴16を
介して排紙チェーン17で搬送排紙される。
【0019】ここで、凹版胴15に対接させたゴム胴2
8の周囲にインキ壺21、壺ローラ22、振りローラ2
3、パターンローラ24、ゴムローラ25等を配設する
と共に当該ゴム胴28の下方にインキ量調整不要なロー
タリースクリーン26、ゴムローラ27等を配設して当
該凹版胴15にインキを供給するようにしたことから、
上記部材21〜27等を凹版胴15の周囲に直接配設す
る場合よりもその配設数を多く設定することができる
(大きな配設スペースを確保することができる)と共
に、インキ量調整の困難なゴム胴28下方位置でのイン
キ量調整を不要とすることができる。
【0020】したがって、このような凹版印刷機によれ
ば、従来の場合よりもさらに多色の印刷を行うことがで
きる。
【0021】また、特殊インキなどのような高価なイン
キを用いる場合、ロータリースクリーン26から供給す
るようにすれば、不必要な箇所へ余計に付着させること
なく凹版胴15に供給することができるので、高価なイ
ンキの無駄な消費を抑えることができ、印刷コストの低
減を図ることができる。
【0022】なお、本実施の形態では、ゴム胴28の下
方位置にゴムローラ27を介してロータリースクリーン
26を対接させたが、例えば、図3(a)に示すよう
に、ゴムローラ27に代えてパターンローラ29を用い
たり、図3(b)に示すように、ゴムローラ27とゴム
胴28との間にパターンローラ29を配設したり、図3
(c)に示すように、ゴムローラ27を省いてゴム胴2
8にロータリスクリーン26を直接対接させたりすれ
ば、パターンローラ29やロータリースクリーン26は
ゴム胴28に供給されたインキをゴムローラ27のよう
に取り去ってしまうことがないので、第二インキ供給手
段をさらに配設(図中、B部分)することができると共
に、ゴム胴28の回転方向最下流側、すなわち、ゴム胴
28の上方位置(図中、A部分)にも配設することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明による凹版印刷機では、凹版胴に
対接させたゴム胴の周囲にパターンローラ、第一インキ
供給手段、第二インキ供給手段を配設して当該凹版胴に
インキを供給するようにしたので、凹版胴の周囲に直接
配設する場合よりもその配設数を多く設定することがで
きる。このため、従来の場合よりもさらに多色の印刷を
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による凹版印刷機の実施の形態の概略構
成図である。
【図2】図1の矢線II部の内部構造図である。
【図3】本発明による凹版印刷機の他の実施の形態の要
部の概略構成図である。
【図4】従来の凹版印刷機の一例の概略構成図である。
【符号の説明】
10 給紙装置 11 差板 12 スイング装置 13 渡胴 14 圧胴 14a くわえ爪 15 凹版胴 16 排紙胴 17 排紙チェーン 18 ワイピングローラ 19 ワイピングタンク 21 インキ壺 22 壺ローラ 23 振りローラ 24 パターンローラ 25 ゴムローラ 26 ロータリースクリーン 27 ゴムローラ 28 ゴム胴 29 パターンローラ 100 紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧胴と、 前記圧胴に対接する凹版胴と、 前記凹版胴に対接するゴム胴と、 前記ゴム胴に対接する複数のパターンローラと、 前記パターンローラにインキをそれぞれ供給する複数の
    第一インキ供給手段と、 ロータリースクリーンを用いて前記ゴム胴にインキを供
    給する第二インキ供給手段とを備えてなることを特徴と
    する凹版印刷機。
JP35915597A 1997-12-26 1997-12-26 凹版印刷機 Pending JPH11188852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35915597A JPH11188852A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 凹版印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35915597A JPH11188852A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 凹版印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11188852A true JPH11188852A (ja) 1999-07-13

Family

ID=18463032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35915597A Pending JPH11188852A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 凹版印刷機

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JP (1) JPH11188852A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN107415431A (zh) * 2017-08-17 2017-12-01 西安昱杰机电设备有限公司 一种圆凹柔三位一体壁纸印刷装置
EP2961615B1 (en) * 2013-03-01 2019-02-06 Sicpa Holding SA Intaglio printing

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