JPH11188546A - 物品処理装置 - Google Patents

物品処理装置

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JPH11188546A
JPH11188546A JP36511397A JP36511397A JPH11188546A JP H11188546 A JPH11188546 A JP H11188546A JP 36511397 A JP36511397 A JP 36511397A JP 36511397 A JP36511397 A JP 36511397A JP H11188546 A JPH11188546 A JP H11188546A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 搬送手段7の搬送過程には折返し部7c
を設けてあり、その上流側を第1処理ゾーンAとする一
方、下流側を第2処理ゾーンBとしている。これら両ゾ
ーンA、Bの間に容器14(18)を処理するロボット
11,12を配置している。各ロボット11,12は、
第1処理ゾーンAにおいては、箱15内から容器14を
取り出すアンケーサとして機能する。他方、各ロボット
11,12は、第2処理ゾーンBにおいては、横転状態
の容器18をコンベヤ7上で縦一列に整列させるアンス
クランブラとして機能する。 【効果】 ロボット11,12は、アンスクランブラお
よびアンケーサとして機能するので、それらを別々に配
設していた従来と比較すると、物品処理装置1の設備費
および設置スペースを減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品処理装置に関し、よ
り詳しくは、例えば容器を整列するアンスクランブラと
しての機能と箱から容器を取り出すアンケーサとしての
機能を備えた物品処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数供給される容器をロボットに
よって整列するアンスクランブラは知られている(例え
ば、特開平7−144747号公報)。このようなアン
スクランブラによって処理する容器は横転状態でランダ
ムに供給されるので、破損しにくい合成樹脂製の容器が
用いられている。また、箱内から容器を取り出して搬送
コンベヤ上に供給するアンケーサも従来一般に知られて
いる。このようなアンケーサによって処理する容器は、
破損しやすいガラス容器が用いられている。そして、こ
のように破損しやすいガラス容器は予め正立させた状態
で箱内に収納されて、搬送コンベヤの隣接位置に供給さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、容器
内に充填液を充填する充填装置においては、容器として
合成樹脂容器を用いる場合もあり、あるいはガラス容器
を用いる場合もある。そのため、従来では、このような
2種類の容器に充填液を充填しようとする場合には、容
器の搬送手段の搬送過程にアンスクランブラだけでなく
アンケーサを設けていたものである。そして、合成樹脂
容器に充填液を充填する際には、横転状態の合成樹脂容
器をランダムに供給し、それらの合成樹脂容器をアンス
クランブラによって搬送手段に供給して整列させるよう
にしていた。他方、ガラス容器や、傷つきやすい樹脂容
器に充填液を充填する際には、ガラス容器を正立させて
収納した箱を搬送手段の隣接位置まで供給し、アンケー
サによって箱からガラス容器を取り出して、搬送手段上
に供給するようにしていたものである。つまり、従来で
は、合成樹脂容器およびガラス容器に充填液を充填しよ
うとする場合には、搬送手段の搬送過程にアンスクラン
ブラとアンケーサとをそれぞれ配設しなければならなか
った。このように、従来ではアンスクランブラとアンケ
ーサとを別個に設ける必要があるため、それらを配設す
る設備費および設置スペースが大きくなるという欠点が
指摘されていたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した事情に鑑み、本
発明は、物品を下流側に搬送し、かつその搬送過程に折
返し部を有する搬送手段と、上記折返し部よりも上流側
となる搬送手段の搬送過程に設けた第1処理ゾーンと、
上記折返し部よりも下流側となる搬送手段の搬送過程に
設けた第2処理ゾーンと、物品に所要の処理を施すロボ
ットとを備え、上記ロボットは、上記各ゾーンの一方に
おいて箱内から取り出した物品を搬送手段上に供給する
ように構成されるとともに、上記各ゾーンの他方におい
てランダムに供給される物品を搬送手段上に供給して整
列させるようにした物品処理装置を提供するものであ
る。
【0005】
【作用】上述した構成によれば、物品処理装置はアンス
クランブラおよびアンケーサとして兼用できる。したが
って、上述した従来の装置と比較して、物品処理装置を
設けるための設備費および設置スペースを減少させるこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1は物品処理装置であり、この物品
処理装置1は、カップ状のホルダ2を搬送する搬送装置
3を備えている。搬送装置3は、後述する第1処理ゾー
ンAの位置から時計回りで第2処理ゾーンB、エアクリ
ーナ4、フィラ兼キャッパ5およびケーサ6の位置にわ
たって設けた搬送手段7と、この搬送手段7の上流側端
部7aと下流側端部7bとを接続する戻しコンベヤ8と
によって構成している。これにより、搬送装置3は、カ
ップ状のホルダ2を矢印方向に循環搬送することができ
る。この搬送手段7の搬送過程は、図面上の左方側の端
部の位置でU字形に折返してあり、そこを折返し部7c
としている。また、折返し部7cの少し上流側の領域を
第1処理ゾーンAとしてあり、さらに折返し部7cの少
し下流側で第1処理ゾーンAと対向する領域を第2処理
ゾーンBとしている。そして第1処理ゾーンAと第2処
理ゾーンBとの間の位置となる搬送手段7の一側には、
搬送方向に沿って順次2台のロボット11,12を配置
している。搬送手段7を挟んで各ロボット11,12と
対向する外方側の位置には、それぞれ箱供給コンベヤ1
3,13’を隣接させて配置している。また、これらと
平行にそれらの隣接位置に排出コンベヤ10,10’を
配置している。各箱供給コンベヤ13,13’は、それ
らの先端部を搬送手段7の側部に近接させてあり、この
各箱供給コンベヤ13,13’の先端部を箱の供給位置
Cとしている。各箱供給コンベヤ13,13’は間欠的
に移動されるようになっており、内部に9本の容器14
を収納した箱15が上記供給位置Cに供給されるように
なっている。箱15内に収納してあるのは、ガラス製の
容器14であり、上端口部が上方となるように直立した
状態で箱15に収納されている。また、箱15は上方部
が開口されている。
【0007】次に、ロボット11,12は、容器14を
着脱自在に保持する従来公知の処理ヘッド11A,12
Aを備えている。各ロボット11,12は、図示しない
制御装置によって作動を制御されるようになっており、
制御装置は、第1処理ゾーンAにおいて、各ロボット1
1,12の処理ヘッド11A,12Aを供給位置Cにあ
る箱15の位置と搬送手段7上とに往復移動させるよう
に構成されている。すなわち、各処理ヘッド11A,1
2Aは、供給位置Cの箱15内に収納されている容器1
4のうち一列目の3個の容器14の上端口部を保持する
と、一旦、直上位置に上昇されるので、箱15内から容
器14が取り出される。そして、この後、各処理ヘッド
11A,12Aは、搬送手段7によって搬送されている
ホルダ2の直上位置まで移動し、ホルダ2に追従して移
動しながら下降し、それによって上方側からホルダ2内
に容器14を挿入してから容器14の保持状態を解放す
る。この後、処理ヘッド11A,12Aは再度、供給位
置Cの箱15の位置まで復帰して箱15の次の容器14
を保持して、箱15内から取り出した後、搬送手段7上
の次のホルダ2に容器14を挿入する。このようにし
て、第1処理ゾーンAを縦一列で搬送される各ホルダ2
内に2台のロボット11,12によって供給位置Cの箱
15から取り出した容器14を漏れなく挿入するように
している。なお、すべての容器14が取り出された箱1
5は、供給位置Cからその隣接となる排出コンベヤ1
0,10’に排出され、次の新たな箱15が供給位置C
に供給される。このようにして、ロボット11,12は
第1処理ゾーンAにおいて、箱15内から容器14を取
り出すアンケーサとして機能するようになっている。な
お、ロボット11,12の基本的な構成は、例えば特開
平7−144747号公報等に開示されているものと同
じなので、構成の詳細な説明は省略する。さらに、本実
施例は、各ロボット11,12の処理ヘッド11A,1
2Aを、上述した容器14の上端口部を着脱自在に保持
するものから第2処理ゾーンBに供給される容器18の
胴部を吸着保持できるものと交換できるようにしてあ
り、それによって、各ロボット11,12の処理ヘッド
11A,12Aを第2処理ゾーンBにおいてアンスクラ
ンブラとして機能させることができるようにしている。
【0008】ここで第2処理ゾーンBについて説明する
と、第2処理ゾーンB内の搬送手段7の内方側の一側に
は、搬送手段7の移動方向に沿って循環走行されるバケ
ットコンベヤ16を設けている。バケットコンベヤ16
はコ字形をしたバケットを多数備えており、搬送手段7
と同期して同じ速度で走行される。そのため、第2処理
ゾーンB内を移動する各ホルダ2の直上位置にはバケッ
トコンベヤ16の各バケットが支持されるようになって
おり、上下位置のホルダ2とバケットとが同一速度で移
動するようになっている。他方、第2処理ゾーンBとな
る搬送手段7の外方側の一側には、容器コンベヤ17を
平行に設けている。容器コンベヤ17は、搬送手段7の
搬送方向と同一方向に循環走行されるように配設してい
る。また、容器コンベヤ17は、その載置面の長手方向
と直交させて等間隔で仕切り板を設けてあり、相前後す
る仕切り板によって1個分の容器14を載置可能な収納
部を形成している。容器コンベヤ17の上流側の端部の
位置には、この容器コンベヤ17に合成樹脂製の容器1
8を容器コンベヤ17に供給する供給機構21を配置し
ている。この供給機構21の隣接位置には、多数の合成
樹脂製の容器18を収納したホッパ22を配置してい
る。供給機構21は、ホッパ22内に収納されている容
器18を取り出して、容器コンベヤ17上に供給するよ
うになっている。上述したように容器コンベヤ17の載
置面には収納部を形成しているので、各容器18は横転
状態で各収納部に収納されてから下流側にむけて搬送さ
れるようになっている。容器コンベヤ17の上流側の端
部の上方にはCCDカメラ23を配置してあり、容器コ
ンベヤ17の収納部に供給された横転状態の容器18を
CCDカメラ23によって撮影し、その映像を制御装置
に入力するようにしている。
【0009】本実施例は、上記各ロボット11,12の
処理ヘッド11A,12Aを、上記第1処理ゾーンAに
おいて用いた容器14の上端口部を着脱自在に保持する
ものの代わりに、容器18の胴部を吸着保持できるもの
に交換できるようにしている。そして、そのように各ロ
ボット11,12の処理ヘッド11A,12Aを、容器
18の胴部を吸着保持できるものに交換した後、CCD
カメラ23から入力される容器18の映像を元に、制御
装置は各ロボット11,12の処理ヘッド11A,12
Aを第2処理ゾーンBにおいて移動させるようにしてあ
り、それによって容器18を搬送手段7上に供給して整
列させる。すなわち、上記第2処理ゾーンBにおいて、
CCDカメラ23から入力される容器18の映像を元に
して、制御装置は先ずロボット11,12の処理ヘッド
11A,12Aを容器コンベヤ17上に移動させて、容
器コンベヤ17の移動に追従しながら1つの収納部内の
容器18の胴部を上方側から吸着保持する。この後、処
理ヘッド11A,12Aは所定量だけ上昇されるので、
処理ヘッド11A,12Aに吸着保持された容器18は
収納部から取り出される。この後、処理ヘッド11A,
12Aは、搬送手段7によって搬送されているホルダ2
およびその上に支持されたバケットコンベヤ16のバケ
ットの上方位置まで移動し、さらに処理ヘッド11A,
12A全体を90度回転させてから容器18の保持状態
を解放する。これによって処理ヘッド11A,12Aか
ら容器18が落下して、その容器18の首部が下方位置
のバケットコンベヤ16のバケットに係合して反転され
てから、容器14の底部側がホルダ2内に挿入される。
【0010】このようにして、制御装置は各ロボット1
1,12の作動を制御して、第2処理ゾーンBを移送さ
れる各ホルダ2内に容器18を挿入するので、第2処理
ゾーンB内において、ホルダ2内に挿入されることによ
って各容器18は直立した状態となる縦一列に整列され
る。なお、第2処理ゾーンBに設けたバケットコンベヤ
16、容器コンベヤ17およびロボット11,12によ
って容器18を容器コンベヤ17上に供給して整列する
ことは、上記特開平7−144747号公報によって公
知なので、それらに関する詳細な説明は省略する。第2
処理ゾーンBの下流側には、従来公知のエアクリーナ
4、フィラ兼キャッパ5、およびケーサ6を順次配設し
ている。したがって、第1処理ゾーンAあるいは第2処
理ゾーンBにおいて、ホルダ2内に収納された容器14
(18)は、先ずエアクリーナ4によって洗浄され、そ
の後、フィラ兼キャッパ5によって充填液を充填されて
上端口部にキャップを取り付けられる。そして、キャッ
ピングまで終わった容器14(18)は、ケーサ6によ
ってホルダ2から取り出されて図示しない箱内に収納さ
れる。そして、このようにしてケーサ6によって容器1
4を取り出されて空になったホルダ2は、戻しコンベヤ
8によって再度第1処理ゾーンAの搬送手段7まで搬送
されるようになっている。
【0011】(作動説明)以上の構成において、ガラス
の容器14に充填液を充填しようとする際には、ロボッ
ト11,12をアンケーサ6として使用する。この場
合、予め処理ヘッド11A,12Aとして容器14の上
端口部を着脱自在に保持できるものを装着している。そ
して、ガラスの容器14を収納した箱15が箱供給コン
ベヤ13によって供給位置Cに供給されると、制御装置
は上述したように各ロボット11,12を第1処理ゾー
ンAにおいて供給位置Cと搬送手段7上とに往復作動さ
せて、箱15内から取り出した容器14を搬送手段7が
搬送するホルダ2内に挿入するようになっている。この
ようにして、第1処理ゾーンAを通過する各ホルダ2内
にガラスの容器14を供給するようにしてあり、ガラス
の容器14が挿入された各ホルダ2は、搬送手段7によ
って下流側に搬送されて、折返し部7cを経由して第2
処理ゾーンBの位置を通過してからエアクリーナ4に導
入される。エアクリーナ4によって各ホルダ2内の容器
14が洗浄される。その後、容器14を保持した各ホル
ダ2は、下流側に設けたフィラ兼キャッパ5に導入され
る。このフィラ兼キャッパ5によって、ホルダ2に保持
された容器14内に所定量の充填液が充填されてから、
容器14の上端口部にキャップが取り付けられる。この
ようにフィラ兼キャッパ5によって充填液を充填され、
かつ口部にキャップが取り付けられた容器14は、さら
にその下流側に設けたケーサ6によって各ホルダ2から
取り出されて、ケーサ6の隣接外方位置に設けた図示し
ない箱内に収納されるようになっている。また、ケーサ
6によって容器14が取り出されて空となったホルダ2
は、戻しコンベヤ8によって下流側に搬送されて、再
度、第1処理ゾーンAの搬送手段7に搬送される。
【0012】次に、合成樹脂製の容器18に充填液を充
填する際には、ロボット11,12を第2処理ゾーンB
においてアンスクランブラとして作動させる。この場合
には、先ず、上記各ロボット11,12の処理ヘッド1
1A,12Aを、第1処理ゾーンA側のガラスの容器1
4の口部を保持可能なものから合成樹脂の容器18の胴
部を吸着保持可能なものに交換する。この交換作業は、
現場のオペレータが行う。このようにして、各ロボット
11,12の処理ヘッド11A,12Aを容器18の胴
部を吸着保持可能なものに交換してから搬送手段7を走
行させるとともに、供給機構21、容器コンベヤ17お
よびバケットコンベヤ16も作動させる。供給機構21
によって容器コンベヤ17上の各収納部に横転状態で供
給される容器18は、CCDカメラ23によって撮影さ
れ、その映像は制御装置に入力される。制御装置は、各
ロボット11,12の処理ヘッド11A,12Aを上述
したように、第2処理ゾーンBで容器コンベヤ17上の
位置と搬送手段7上の位置とに移動させ、バケットコン
ベヤ16の各バケット上で容器18の保持状態を解放す
る。したがって、第2処理ゾーンBを通過するホルダ2
内に容器18が挿入され、それによって搬送手段7上に
おいて容器18が縦一列に整列される。このようにし
て、ホルダ2内に供給されて一列に整列された容器18
は、この後、上述したように下流側に設けたエアクリー
ナ4によって洗浄されてからフィラ兼キャッパ5によっ
て充填液を充填されるとともにキャップを取り付けられ
る。その後、容器18はケーサ6によってホルダ2から
取り出されるようになっている。一方、容器18が取り
出されて空になったホルダ2は、戻しコンベヤ8によっ
て第1処理ゾーンAに再度戻され、その第1処理ゾーン
Aから折返し部7cを経て再度第2処理ゾーンBへ搬送
される。
【0013】このように本実施例では、各ロボット1
1,12の処理ヘッド11A,12Aを各ゾーンA,B
で処理すべき作業に適合するものと交換することによっ
て、各ロボット11,12を第1処理ゾーンAではアン
ケーサ6として機能させることができるとともに、第2
処理ゾーンBにおいてはアンスクランブラとして機能さ
せることができる。したがって、搬送手段3の搬送方向
に沿って、アンケーサとアンスクランブラを別個に配設
していた従来の装置と比較すると、本実施例は物品処理
装置1の設備費および設置スペースを従来よりも大幅に
減少させることができる。
【0014】(第2実施例)次に、図2は本発明の第2
実施例を示したものである。上述した第1実施例が搬送
手段3によってカップ状のホルダ2を循環搬送し、各ホ
ルダ2内に容器14(18)を供給していたのに対し
て、この第2実施例では、ホルダ2を用いないで直接搬
送手段103に容器14(18)を供給するようにした
ものである。またそれに伴って、上記第1実施例におけ
る戻しコンベヤ8を省略したものである。すなわち、搬
送手段103は搬送コンベヤ107のみによって構成し
てあり、この搬送コンベヤ107の搬送過程の上流側に
はU字形に折返した折返し部107cを形成している。
そして、折返し部107cよりも上流側となる搬送過程
を第1処理ゾーンAとしてあり、この第1処理ゾーンA
には、上記第1実施例における第2処理ゾーンBに設け
たものと同様のバケットコンベヤ116、容器コンベヤ
117、供給機構121、ホッパ122、CCDカメラ
123を設けている。また、折返し部107cよりも下
流側の搬送過程を第2処理ゾーンBとしてあり、この第
2処理ゾーンBの外方側となる一側には、上記第1実施
例における第1処理ゾーンAに設けたものと同じく、ガ
ラスの容器14を収納した箱15を搬送手段107の隣
接位置となる供給位置Cまで供給する箱供給コンベヤ1
13,113’を設けている。また、それらの隣接位置
に排出コンベヤ110,110’を配置している。さら
に第2処理ゾーンBと第1処理ゾーンAの間には、上述
した第1実施例のものと同様の2台のロボット111,
112を設けている。また、この第2処理ゾーンBより
も下流側には、上記第1実施例の場合と同様に、エアク
リーナ104、フィラ兼キャッパ105、ケーサ106
を設けている。
【0015】第2実施例は上述したように構成してあ
り、合成樹脂の容器18に充填液を充填する際には、第
1処理ゾーンAにおいてロボット111,112をアン
スクランブラとして作動させる。これによって、容器コ
ンベヤ117上の合成樹脂の容器18が処理ヘッド11
1A,112Aによって取り出されて、搬送コンベヤ1
07上に容器18が正立されてから載置されるので、該
搬送コンベヤ107上に載置された容器18は、縦一列
に整列される。このようにして、正立された容器18
は、折返し部107cおよび第2処理ゾーンBを通過し
て、下流側のエアクリーナ104等によって所要の処理
を施される。次に、ガラスの容器14に充填液を充填す
る際には、当然、第1処理ゾーンAにおいて容器18の
整列を行わずに、第2処理ゾーンBにおいてロボット1
11,112をアンケーサとして作動させることにな
る。この場合には、先ず、ロボット111,112の処
理ヘッド111A,112Aを、容器14の上端口部を
着脱自在に保持できるものに交換する。この後、上述し
た第1実施例における第1処理ゾーンAにおける処理と
同様に、この図2に示す第2処理ゾーンBにおいて供給
位置Cの箱15内から容器14を取り出して搬送コンベ
ヤ107上に載置する。このようにして第2処理ゾーン
Bにおいて搬送コンベヤ107上に載置されて縦一列と
なるように供給された容器14は、その後、下流側に搬
送されてエアクリーナ104等によって所要の処理を施
される。このような第2実施例においても、上述した第
1実施例と同様の作用効果を得ることができる。なお、
この第2実施例では、上記第1実施例と対応する各部材
にそれぞれ100を加算した部材番号を付している。
【0016】なお、上述した各実施例では、処理ヘッド
11A,12A(111A,112A)は一度に3つの
容器14(18)を保持するようにしているが、上記処
理ヘッド11A,12A(111A,112A)として
1つ又はその他の数の容器14(18)を保持するもの
を用いても良い。また、上記実施例では、物品処理装置
1が処理すべき対象は容器14(18)であったが、容
器以外の物品を処理する場合にも本発明を適用すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して、物品処理装置を設けるための設備費および設
置スペースを減少させることができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略の平面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す概略の平面図。
【符号の説明】
1…物品処理装置 7…搬送手段7 11…ロボット 12…ロボット 14…容器(ガラスの容器) 18…容器14
(合成樹脂の容器) A…第1処理ゾーン B…第2処理ゾー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を下流側に搬送し、かつその搬送過
    程に折返し部を有する搬送手段と、上記折返し部よりも
    上流側となる搬送手段の搬送過程に設けた第1処理ゾー
    ンと、上記折返し部よりも下流側となる搬送手段の搬送
    過程に設けた第2処理ゾーンと、物品に所要の処理を施
    すロボットとを備え、 上記ロボットは、上記各ゾーンの一方において箱内から
    取り出した物品を搬送手段上に供給するように構成され
    るとともに、上記各ゾーンの他方においてランダムに供
    給される物品を搬送手段上に供給して整列させるように
    構成されていることを特徴とする物品処理装置。
  2. 【請求項2】 上記搬送手段の搬送経路の上流側端部と
    下流側端部は、第2搬送手段によって接続されており、
    上記搬送手段と第2搬送手段とによって、物品を収納可
    能な複数のホルダを循環搬送するように構成してあり、 上記ロボットは、上記各ゾーンの一方において箱内から
    取り出した物品を搬送手段上のホルダ内に供給するよう
    に構成されるとともに、上記各ゾーンの他方においてラ
    ンダムに供給される物品を搬送手段上のホルダに供給し
    て整列させるように構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の物品処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006232334A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toppan Printing Co Ltd 紙製液体包装容器製函充填機における容器搬送装置

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