JP6673709B2 - 液体充填設備 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を容器に充填し、キャップ等を取り付ける液体充填設備に関する。
食品や洗剤等の液体を容器に充填し、キャップ(閉塞部材)を取り付けるための液体充填設備がある。このような液体充填設備には、例えば、特許文献1に開示されているような技術が採用されている。特許文献1によれば、充填装置(液体充填設備)は、ボトル整列供給機と、キャップ整列供給機と、充填機と、キャップ装着機と、ボトル固定装置と、キャップ固定装置と、から主に構成されている。ボトル整列供給機は、ボトルを一定の供給姿勢に整列させてボトル固定装置に供給し、キャップ整列供給機は、キャップを一定の供給姿勢に整列させてキャップ固定装置に供給する。ボトル固定装置に固定されているボトルには、充填機により液体が充填され、その後キャップ固定装置に保持されているキャップを受け取ったキャップ装着機により、キャップが装着される。このようにして、充填装置は、液体を充填した後ボトルを閉栓できるようになっている。
例えば、容器内への異物の混入に対して特に注意が必要な半導体用のフォトレジスト液や医薬品等の液体を充填する液体充填設備においては、クリーンルーム内において、容器内を清浄に維持するために容器を密封しているキャップを取り外して開栓し、その状態で液体を充填した後、再度容器を密封するためにキャップを取り付けて閉栓することにより、容器が開栓されている状態を短くし、容器内への異物の混入を防ぐ工夫がなされている。尚、充填される液体の種類、容器の種類、ユーザの要求等により、閉栓の工程におけるキャップの取り扱いとして、開栓時に取り外したキャップを再度用いる取り扱いと、新たなキャップを用いる取り扱いとが必要とされており、液体充填設備において開栓時に取り外されるキャップの取り扱いと、閉栓用に供給されるキャップの取り扱いとがそれぞれ異なっている。
特開平6−293385号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、特許文献1のような充填装置の技術を利用した場合、上述したように異なるキャップの取り扱いに対して開栓、充填、閉栓の工程を行おうとすると、異なるキャップの取り扱いに1つの充填装置で対応することができないため、複数の充填装置を設置しなければならないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、容器に対して開栓、充填、閉栓の工程を行う液体充填設備において、異なる閉塞部材の取り扱いに対応できる液体充填設備を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の液体充填設備は、
容器を搬送可能な容器搬送装置(容器搬送コンベア4)と、容器から閉塞部材(キャップ3)を取り外して容器を開栓する開栓装置(アンキャッパ6)と、開栓された容器に液体を充填する充填装置(充填機7)と、充填後の容器に閉塞部材を取り付けて容器を閉栓する閉栓装置(キャッパ8)と、を備え、容器に対して開栓、充填、閉栓の工程を順に行う液体充填設備であって、
前記容器搬送装置に沿うように形成され前記開栓装置により容器から取り外された閉塞部材を所定の位置(キャップ供給部5b)に搬送可能な第1の搬送装置(搬送カセット51および当該搬送カセット51を搬送するキャップ搬送コンベア5)と、貯蔵装置(カセットストッカ53)に貯蔵された閉塞部材を所定の位置に搬送可能な第2の搬送装置(搬送カセット52および当該搬送カセット52を搬送するキャップ搬送コンベア5)と、前記開栓装置により容器から取り外された閉塞部材を前記第1の搬送装置に選択的に移載する開栓用移載手段(キャップ受渡装置61)と、前記所定の位置から閉塞部材を前記閉栓装置に移載する閉栓用移載手段(キャップ移載装置62)と、を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、開栓装置によって容器から取り外された閉塞部材が移載手段により第1の搬送装置に移載され、第1の搬送装置により所定の位置まで搬送される閉塞部材の搬送態様と、開栓装置によって容器から取り外された閉塞部材が移載手段により第1の搬送装置に移載されず、貯蔵装置に貯蔵された閉塞部材が第2の搬送装置により所定の位置まで搬送される閉塞部材の搬送態様とを選択的に切替えることができ、容器に対して開栓、充填、閉栓の工程を行う1つの液体充填設備においてコンパクトな構成で異なる閉塞部材の取り扱いを行うことができる。
前記所定の位置において、前記第1の搬送装置及び前記第2の搬送装置が合流していることを特徴としている。
この特徴によれば、閉栓装置は、異なる閉塞部材の取り扱いに関わらず、同じ動作で所定の位置から閉塞部材を受け取って容器を閉栓することができるので、閉栓動作の制御を簡素化することができる。
前記第1の搬送装置及び前記第2の搬送装置は、両者の搬送経路を共有する共有搬送部を備え、
前記第1の搬送装置から搬送されてくる閉塞部材と前記第2の搬送装置から搬送されてくる閉塞部材は、前記共有搬送部により前記所定の位置に搬送されることを特徴としている。
この特徴によれば、第1の搬送装置及び第2の搬送装置は、両者の搬送経路を共有する共有搬送部により閉塞部材を所定の位置まで搬送することができるので、液体充填設備全体をコンパクトにすることができる。
前記第1の搬送装置及び前記第2の搬送装置は、閉塞部材を下向きで複数載置した状態で搬送可能な搬送部材(搬送カセット51、搬送カセット52)をそれぞれ備えることを特徴としている。
この特徴によれば、搬送部材により搬送される閉塞部材の供給姿勢や配置の調整が不要となるので、第1の搬送装置及び第2の搬送装置の構造や搬送動作の制御を簡素化することができる。
実施例における液体充填設備を示す上面図である。 アンキャッパの構造を示す側面図である。 キャッパの構造を示す側面図である。 アンキャッパによる第1の開栓動作と、搬送カセットによる再利用キャップの搬送態様と、キャッパによる閉栓動作とを示す模式図である。 アンキャッパによる第2の開栓動作と、搬送カセットによる貯蔵キャップの搬送態様と、キャッパによる閉栓動作とを示す模式図である。
本発明に係る液体充填設備を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る液体充填設備につき、図1から図5を参照して説明する。以下、図1の画面右側を液体充填設備の前方側とし、図1の画面左側を液体充填設備の後方側とし、その前方側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。
図1に示されるように、本実施例の液体充填設備1は、例えば、容器2内への異物の混入に対して特に注意が必要な半導体用のフォトレジスト液や医薬品等の液体を容器2に充填し、キャップ3を取り付けるための設備であり、クリーンルーム内に設けられ、容器2内を清浄に維持するために予め容器2を密封しているキャップ3を取り外して開栓し、液体を充填した後、再度容器2を密封するためにキャップ3を取り付けて閉栓することにより、充填工程において容器2が開栓されている状態をできる限り短くして容器2内への異物の混入を防ぐ工夫がなされている。本実施例における液体充填設備1は、予めキャップ3により密封されている容器2に対して開栓、充填、閉栓の工程を順に行うものである。
このような液体充填設備1では、液体が充填される容器2の種類によって開栓及び閉栓の工程におけるキャップ3の取り扱いが異なっている。具体的には、ガラス製の容器2に液体を充填する場合には、液体充填前の容器2に取り付けられた清浄なキャップ3を一旦取り外し、液体充填後の容器2に当該キャップ3を再度取り付けている。また、図5に示されるように、プラスチック製の容器2に液体を充填する場合には、製造時に容器2を密封するために取り付けられたダミーキャップ3’を取り外して廃棄し、液体充填後の容器2に新しいキャップ31を取り付けるようになっている。
図1に示されるように、液体充填設備1は、液体が充填される容器2を連続して搬送するための容器搬送コンベア4(容器搬送装置)と、該容器搬送コンベア4の後方に並列に設けられ、容器2を密封するキャップ3(閉塞部材)を搬送するためのキャップ搬送コンベア5(第1の搬送装置,第2の搬送装置)と、容器搬送コンベア4により搬送される容器2に対して開栓の工程を行うアンキャッパ6(開栓装置)と、充填の工程を行う充填機7(充填装置)と、閉栓の工程を行うキャッパ8(閉栓装置)と、から主に構成されている。以下に記述される上流とは、容器搬送コンベア4における容器2の搬送方向の上流(図1におけるアンキャッパ6側)のことであり、同じく下流とは、容器搬送コンベア4における容器2の搬送方向の下流(図1におけるキャッパ8側)のことである。
容器2の搬送を行う容器搬送コンベア4について説明する。図1に示されるように、容器搬送コンベア4は、ベルトコンベアやローラコンベア等から構成され、図示しない駆動部の駆動を受けて複数の容器2を一方向に連続して搬送できるようになっている。また、容器搬送コンベア4上におけるアンキャッパ6、充填機7、キャッパ8の配設位置の下流側には、搬送ガイド40がそれぞれ設けられている。搬送ガイド40は、前後に対向する2つのガイド部材40a,40aから構成され、搬送ガイド40の上流側開口の幅寸法が容器2の直径よりも大きく形成されており、下流側に向かって容器2の直径と略同寸となるように漸次減縮した形状を成すことにより、容器搬送コンベア4上の容器2が予め定められた搬送位置を正しく搬送されるように調整できるようになっている。
また、容器搬送コンベア4上におけるアンキャッパ6、充填機7、キャッパ8の上流側入口には、搬送されてくる容器2を停止させるためのストッパ装置41がそれぞれ並設されている。ストッパ装置41は、油圧・水圧・空気圧及び電動等を動力とする動力シリンダ41aと、動力シリンダ41aによる伸縮駆動を受けて容器搬送コンベア4上に出退するストッパ部材41bと、から構成されている。ストッパ装置41は、容器搬送コンベア4の所定位置に設けられるセンサ42により検出される容器2の位置情報に基づいて容器搬送コンベア4上にストッパ部材41bを出退させるタイミングを制御することにより、連続して搬送されてくる容器2の搬送間隔を下流側で行われる工程に合わせて適切に調整できるようになっている。
図1及び図2に示されるように、アンキャッパ6は、キャップ取外し装置60と、キャップ受渡装置61(開栓用移載手段)と、キャップ移載装置62(開栓用移載手段)と、ダミーキャップ廃棄装置63と、から主に構成されている。
キャップ取外し装置60は、上下方向に移動可能なアーム60a(図2参照)から構成され、アーム60aの先端には、キャップ3を上方から把持可能なチャック部60bが形成されており、チャック部60bが容器2に予め取り付けられているキャップ3を把持した状態で所定方向に回転しながら上方向に移動することにより容器2からキャップ3を取り外して開栓できるようになっている。また、アーム60aは、容器2から取り外されたキャップ3をチャック部60bが保持したままの状態で上下方向に移動できるようになっている。さらに、開栓時には、容器搬送コンベア4に対して前後方向からそれぞれ出退する容器固定装置64,64により容器2の胴部を挟持するようにして所定位置に固定した状態でキャップ3の取り外しを行うようになっており、キャップ取外し装置60による容器2からのキャップ3の取外し精度が高められている。
キャップ受渡装置61は、前後方向に移動可能なアーム61a(図2参照)から構成され、アーム61aの先端には、キャップ3を下方から支持可能な支持部61bが形成されており、アーム61aを前方に移動させて上述したキャップ取外し装置60のチャック部60bにより保持されているキャップ3の直下に支持部61bを配置できるようになっている。この状態からキャップ取外し装置60のアーム60aを下方向に移動させ、支持部61bによりキャップ3を支持可能な所定の受け渡し位置で停止させるとともに、キャップ取外し装置60のチャック部60bによる把持を解除することにより、キャップ受渡装置61がキャップ取外し装置60からキャップ3を受け取ることができるようになっている。また、支持部61bによりキャップ3が支持された状態でアーム61aを後方向に移動させ、所定の受け渡し位置で停止させることにより後述するキャップ移載装置62にキャップ3を受け渡すことができるようになっている。
キャップ移載装置62は、水平に180°回動可能なアーム62a(図1参照)から構成され、アーム62aの先端には、キャップ3を上方から把持可能なチャック部62bが形成されており、上述したキャップ受渡装置61の支持部61bにより支持されているキャップ3をチャック部62bで把持することによりキャップ受渡装置61からキャップ3を受け取ることができるようになっている。また、チャック部62bによりキャップ3を把持した状態でアーム62aを水平に180°回動させるとともに、チャック部62bによる把持を解除することによりキャップ移載装置62から後述するキャップ搬送コンベア5のキャップ移載部5aにキャップ3を移載することができるようになっている。
これによれば、アンキャッパ6は、キャップ取外し装置60と、キャップ受渡装置61と、キャップ移載装置62との協働により、ガラス製の容器2に予め取り付けられキャッパ8における閉栓の工程に再利用されるキャップ(以下、再利用キャップ30と呼ぶ)をキャップ搬送コンベア5のキャップ移載部5aに移載する第1の開栓動作を行うことができる。
また、ダミーキャップ廃棄装置63は、水平に180°回動可能なアーム63a(図1参照)と廃棄の必要があるキャップ3(以下、ダミーキャップ3’と呼ぶ)を貯留する廃棄部63bと、から構成され、アーム63aの先端には、ダミーキャップ3’を下方から支持可能且つ前方に傾斜可能な支持部63cが形成されており、アーム63aを回動させて上述したキャップ取外し装置60のチャック部60bにより保持されているダミーキャップ3’の直下に支持部63cを配置できるようになっている。この状態からキャップ取外し装置60のアーム60aを下方向に移動させ、支持部63cによりダミーキャップ3’を支持可能な所定の受け渡し位置で停止させるとともに、キャップ取外し装置60のチャック部60bによる把持を解除することによりダミーキャップ廃棄装置63がキャップ取外し装置60からダミーキャップ3’を受け取ることができるようになっている。さらに、アーム63aを回動させて支持部63cを廃棄部63bの正面に配置した状態で支持部63cを前方に傾斜させることにより、支持部63cから廃棄部63b内にダミーキャップ3’を滑り落とすようにして投入してダミーキャップ3’を廃棄できるようになっている。
これによれば、アンキャッパ6は、キャップ取外し装置60と、ダミーキャップ廃棄装置63との協働により、プラスチック製の容器2に予め取り付けられ廃棄が必要なダミーキャップ3’を廃棄部63bに廃棄する第2の開栓動作を行うことができる。
このように、アンキャッパ6は、容器搬送コンベア4により搬送される容器2の種類に基づいてキャップ取外し装置60、キャップ受渡装置61、キャップ移載装置62、ダミーキャップ廃棄装置63の動作制御を切替ることにより上述した第1の開栓動作及び第2の開栓動作を選択的に行うことができる。尚、アンキャッパ6を構成する各装置の動作制御の切替えは、容器搬送コンベア4により搬送される容器の種類を形状、重さ等に基づいて判別することにより自動で切替えるようなものであってもよいし、容器の種類に応じてタッチパネル等により手動で切替えるようなものであってもよい。
図1に示されるように、充填機7は、容器搬送コンベア4における容器2の搬送方向に沿って等間隔に4台配設されており、各充填機7に対応して制御パネル70がそれぞれ設けられている。制御パネル70は、容器2への充填量の調整や容器搬送コンベア4により搬送されてきた容器2を充填機7の所定の充填位置まで搬送する引入用コンベア71に誘導するための分岐装置72の動作制御等を行っている。
本実施例における充填の工程は、4台の充填機7が4つの容器2に対して同時に充填を行うようになっている。容器搬送コンベア4を連続して搬送される容器2は、前述した搬送ガイド40及びストッパ装置41により搬送間隔が調整され、4つの容器2が各充填機7に対応する引入用コンベア71の正面で停止され、容器搬送コンベア4上に出退可能に設けられた分岐装置72により引入用コンベア71に向かって誘導される。容器2は、引入用コンベア71により所定の充填位置まで搬送され、各充填機7により液体の充填が行われる。充填後、容器2は、引入用コンベア71により容器搬送コンベア4上に戻された後、下流に搬送される。
図1及び図3に示されるように、キャッパ8は、キャップ移載装置80(閉栓用移載手段)と、キャップ受渡装置81(閉栓用移載手段)と、キャップ取付け装置82と、キャップ検査装置83と、から主に構成されている。
キャップ移載装置80は、水平に180°回動可能なアーム80a(図1参照)から構成され、アーム80aの先端には、キャップ3を上方から把持可能なチャック部80bが形成されており、後述するキャップ搬送コンベア5のキャップ供給部5bまで搬送されてきたキャップ3をチャック部80bで把持することによりキャップ3を受け取ることができるようになっている。また、チャック部80bによりキャップ3を把持した状態でアーム80aを水平に180°回動させるとともに、チャック部80bによる把持を解除することによりキャップ移載装置80から後述するキャップ受渡装置81の支持部81bにキャップ3を移載することができるようになっている。
キャップ受渡装置81は、前後方向に移動可能なアーム81a(図3参照)から構成され、アーム81aの先端には、キャップ3を下方から支持可能な支持部81bが形成されており、上述したキャップ移載装置80のチャック部80bにより保持されているキャップ3の直下に支持部81bを配置できるようになっている。この状態からキャップ移載装置80のチャック部80bによる把持を解除することにより、キャップ受渡装置81がキャップ移載装置80からキャップ3を受け取ることができるようになっている。また、支持部81bによりキャップ3が支持された状態でアーム81aを前方向に移動させ、所定の受け渡し位置で停止させることにより後述するキャップ取付け装置82にキャップ3を受け渡すことができるようになっている。
キャップ取付け装置82は、上下方向に移動可能なアーム82a(図3参照)から構成され、アーム82aの先端には、キャップ3を上方から把持可能なチャック部82bが形成されており、上述したキャップ受渡装置81の支持部81bにより支持されているキャップ3を把持することによりキャップ受渡装置81からキャップ3を受け取れるようになっている。また、アーム82aは、キャップ3をチャック部82bが保持したままの状態で上下方向に移動できるようになっており、容器搬送コンベア4により搬送されてきた充填後の容器2に対して所定方向に回転しながら下方向に移動することによりキャップ3を取り付け、容器2を閉栓できるようになっている。また、閉栓時には、容器搬送コンベア4に対して前後方向からそれぞれ出退する容器固定装置84,84により容器2の胴部を挟持するようにして所定位置に固定した状態でキャップ3の取り付けを行うようになっており、キャップ取付け装置82による容器2へのキャップ3の取付け精度が高められている。
これによれば、キャッパ8は、キャップ移載装置80と、キャップ受渡装置81と、キャップ取付け装置82との協働により、容器2にキャップ3を取り付ける閉栓動作を行うことができる。また、キャッパ8において閉栓された容器2は、キャッパ8の下流側に設けられたキャップ検査装置83を通過する際に、検出器83aにより容器2へのキャップ3の取り付けが適切に行われているかどうかの検査が行われ、キャップ3の取付け状態に不具合がある場合には、容器搬送コンベア4上に出退可能に設けられたストッパ部材83bにより該当する容器2の搬送が停止されるようになっている。
次いで、キャップ3の搬送を行うキャップ搬送コンベア5について説明する。図1に示されるように、キャップ搬送コンベア5は、ベルトコンベアやローラコンベア等から構成され、キャップ搬送コンベア5上の後方側には、上流から下流に向かってキャップ3を搬送可能な搬送路Aが形成され、キャップ搬送コンベア5上の前方側には、下流から上流に向かってキャップ3を搬送可能な搬送路Bが形成されている。尚、搬送路A及び搬送路Bは、図示しない独立した駆動部の駆動を受けてキャップ3を双方向に同時搬送できるようになっている。
また、キャップ搬送コンベア5は、キャップ3を下向きで複数載置可能な搬送カセット51(第1の搬送装置,搬送部材)及び搬送カセット52(第2の搬送装置,搬送部材)が搬送路A及び搬送路Bを搬送されることにより複数のキャップ3をまとめて搬送できるようになっている。尚、搬送カセット51及び搬送カセット52は、キャップ3をそれぞれ下向きに載置できるため、移載時及び搬送時にキャップの内面に対する異物の付着を防ぐことができる。さらに尚、キャップ搬送コンベア5上において搬送カセット51及び搬送カセット52が同時に動作することはない。言い換えると、搬送カセット51及び搬送カセット52は、独立して動作するものであるが、以下、冗長な説明を省くために構造や動作等で同一の部分については両者をまとめて併記して説明する。
搬送カセット51により搬送されるキャップ3は、上述したアンキャッパ6により容器搬送コンベア4上の容器2から取り外された再利用キャップ30であり、搬送カセット51は、2個の再利用キャップ30,30が載置された状態でキャップ搬送コンベア5を搬送される。また、搬送カセット52により搬送されるキャップ3は、後述するカセットストッカ53(貯蔵装置)に予め貯蔵されたキャップ(以下、貯蔵キャップ31と呼ぶ)であり、搬送カセット52は、12個の貯蔵キャップ31,31,…が載置された状態でキャップ搬送コンベア5を搬送される。このように、搬送カセット51及び搬送カセット52は、再利用キャップ30または貯蔵キャップ31が複数個載置された状態でキャップ搬送コンベア5によりそれぞれ搬送されるので、各キャップが1個ずつ搬送される場合と比べてキャップの搬送効率を向上させることができる。尚、再利用キャップ30と貯蔵キャップ31は、構造的に略同一のものであり、キャッパ8による閉栓の工程において取り扱いに違いはないものとする。
また、図4に示されるように、搬送路Aと搬送路Bの上流側の端部には、搬送路Bから搬送路Aに搬送カセット51を移載するための移載装置55が設けられるとともに、搬送路Aと搬送路Bの下流側の端部には、搬送路Aから搬送路Bに搬送カセット51を移載するための移載装置56が設けられており、搬送カセット51は、キャップ搬送コンベア5上を所定方向(反時計回り)に循環するように搬送されるようになっている。
キャップ搬送コンベア5の下流側の端部には、貯蔵キャップ31を載置した搬送カセット52が貯蔵されるカセットストッカ53が連設されている。カセットストッカ53は、キャップ搬送コンベア5上に設けられ、搬送路A及び搬送路Bの上方にそれぞれ図示しないカセット昇降装置が配設されている。カセット昇降装置は、それぞれ搬送カセット52を上下方向に複数積載可能になっているとともに、前方側の搬送路Bの上方に配設されたカセット昇降装置は、積載された搬送カセット52を搬送路Bに1つずつ自動的に供給でき、後方側の搬送路Aの上方に配設されたカセット昇降装置は、搬送路Aを走行して戻ってきた空の搬送カセット52を1つずつ自動的に積載できるようになっている。尚、カセットストッカ53に対する搬送カセット52の補充または取り出しが行えるようになっている。
キャップ搬送コンベア5のキャッパ8に対向する部位は、キャッパ8において閉栓に使用される再利用キャップ30または貯蔵キャップ31をキャップ移載装置80が180°キャップ搬送コンベア5側に回動する位置(所定の位置)に供給する機能を有しており、この部位をキャップ供給領域54と称す。キャップ供給領域54における搬送路Bの下流側(図1のキャッパ8側であって、この「下流」はキャップ搬送コンベア5の上下方向を基準として説明している。)は、搬送路Aから移載装置56により搬送路Bに移載された搬送カセット51が進入可能なキャップ供給領域54の入口部分となっており、また、当該部分は、搬送カセット52がカセットストッカ53から進入可能なキャップ供給領域54の入口部分となっている。上述したように、当該入口部分近傍には、キャップ移載装置80により把持されて移載される各キャップが配置される位置(所定の位置)であるキャップ供給部5bが設けられている。
また、キャップ供給領域54におけるキャップ搬送コンベア5は、キャップを所定の位置まで送り、且つ所定の位置で保持させる機能を有しており、この部分を送り装置54aと称する。搬送路Bを搬送される搬送カセット51及び搬送カセット52がキャップ供給領域54の入口部分から進入し、キャップ供給部5bに差し掛かると、送り装置54aにより搬送カセット51及び搬送カセット52に対して搬送と停止が交互に行われることによって、搬送カセット51及び搬送カセット52が上流側に少しずつ送り出されるようになっている。すなわち、キャップ供給領域54において、搬送路Bを搬送される搬送カセット51及び搬送カセット52は、送り装置54aによりキャップ供給部5bを通過する際に、キャップ移載装置80の移載動作に合わせて各搬送カセットにそれぞれ載置されたキャップの載置間隔に対応する量だけ搬送カセット51及び搬送カセット52を送り出す動作を繰り返すことによって、搬送カセット51及び搬送カセット52に載置された複数のキャップをキャップ移載装置80がキャップ供給部5bにおいて1個ずつ正確に把持して移載できるようになっている。
また、図5に示されるように、キャップ供給領域54において、搬送カセット52は、全ての貯蔵キャップ31をキャッパ8に供給して空になった段階で、図示しない移載装置により搬送路Bから搬送路Aに移載され、搬送路Aを搬送されてカセットストッカ53に戻るようになっている。
次いで、液体充填設備1全体におけるキャップの搬送態様について説明する。図4に示されるように、再利用キャップ30が予め取り付けられたガラス製の容器2が搬送されてきた場合、先ず、アンキャッパ6において、キャップ取外し装置60と、キャップ受渡装置61と、キャップ移載装置62との協働により容器2から再利用キャップ30を取り外し、当該再利用キャップ30をキャップ搬送コンベア5のキャップ移載部5aに待機している搬送カセット51に移載する第1の開栓動作が行われる。尚、後述する第2の開栓動作では、容器2から取り外されたダミーキャップ3’は、キャップ搬送コンベア5のキャップ移載部5aに待機している搬送カセット51に移載されずに廃棄される。すなわち、アンキャッパ6により取り外されたキャップは、容器2の種類により選択的にキャップ搬送コンベア5に移載されるようになっている。
次に、再利用キャップ30が2個載置された搬送カセット51は、キャップ搬送コンベア5の上流側の端部に設けられた移載装置55により搬送路Bから搬送路Aに移載される。搬送路Aに移載された搬送カセット51は、搬送路Aを上流から下流に向かって搬送され、キャップ搬送コンベア5の下流側の端部に設けられた移載装置56の位置まで到達すると、移載装置56により搬送路Aから搬送路Bに移載される。搬送路Bに移載された搬送カセット51は、搬送路Bを下流から上流に向かって搬送され、キャップ供給領域54のキャップ供給部5bの位置に再利用キャップ30が配置された状態で停止する。
次に、キャッパ8において、キャップ移載装置80と、キャップ受渡装置81と、キャップ取付け装置82との協働により、キャップ供給領域54のキャップ供給部5bに停止している搬送カセット51から再利用キャップ30を受け取り、充填機7により液体が充填され容器搬送コンベア4を搬送されてきた容器2に当該再利用キャップ30を取り付ける閉栓動作が行われる。キャッパ8に再利用キャップ30を2個受け渡した搬送カセット51は、搬送路Bを下流から上流に向かって搬送され、キャップ搬送コンベア5のキャップ移載部5aの位置まで戻って停止する。
これによれば、液体充填設備1において、アンキャッパ6のキャップ取外し装置60によって容器2から取り外された再利用キャップ30がキャップ受渡装置61及びキャップ移載装置62により搬送カセット51に移載され、搬送カセット51によって当該再利用キャップ30がキャップ搬送コンベア5上をキャップ供給領域54のキャップ供給部5bまで搬送されるキャップの搬送態様が可能となり、キャッパ8により液体充填後の容器2に再利用キャップ30を取り付けることができるようになっている。
また、図5に示されるように、ダミーキャップ3’が予め取り付けられたプラスチック製の容器2が搬送されてきた場合、先ず、アンキャッパ6において、キャップ取外し装置60と、ダミーキャップ廃棄装置63との協働により容器2からダミーキャップ3’を取り外し、当該ダミーキャップ3’を廃棄部63bに廃棄する第2の開栓動作が選択的に行われる。
次に、キャップ搬送コンベア5の下流側の端部に設けられたカセットストッカ53から貯蔵キャップ31が載置された搬送カセット52が搬送路Bに供給され、搬送路Bに供給された搬送カセット52は、搬送路Bを下流から上流に向かって搬送され、キャップ供給領域54のキャップ供給部5bの位置に貯蔵キャップ31が配置された状態で停止する。
次に、キャッパ8において、キャップ移載装置80と、キャップ受渡装置81と、キャップ取付け装置82との協働により、キャップ供給領域54のキャップ供給部5bに停止している搬送カセット52から貯蔵キャップ31を受け取り、充填機7により液体が充填され、容器搬送コンベア4を搬送されてきた容器2に当該貯蔵キャップ31を取り付ける閉栓動作が行われる。
これによれば、液体充填設備1において、アンキャッパ6のキャップ取外し装置60によって容器2から取り外されたダミーキャップ3’がダミーキャップ廃棄装置63により廃棄部63bに廃棄され、カセットストッカ53に貯蔵された貯蔵キャップ31が搬送カセット52によってキャップ搬送コンベア5上をキャップ供給領域54のキャップ供給部5bまで搬送されるキャップの搬送態様が可能となり、キャッパ8により液体充填後の容器2に貯蔵キャップ31を取り付けることができるようになっている。
以上説明したように、本実施例における液体充填設備1は、キャップの搬送態様を選択的に切替えることができ、容器2に対して開栓、充填、閉栓の工程を行う1つの液体充填設備においてコンパクトな構成で異なるキャップの取り扱いを行うことができる。
また、図4及び図5に示されるように、キャップ搬送コンベア5上を搬送される搬送カセット51及び搬送カセット52の搬送経路は、少なくともキャップ搬送コンベア5においてキャップ移載装置80が搬送カセット51及び搬送カセット52から各キャップを受け取るキャップ供給部5bで合流するようになっているため、キャッパ8は、異なるキャップの取り扱いに関わらず同じ動作でキャップ供給部5bに搬送されてくる搬送カセット51及び搬送カセット52から各キャップを受け取り、容器2を閉栓することができるので、閉栓動作の制御を簡素化することができる。
また、図4及び図5に示されるように、キャップ搬送コンベア5上において所定方向に循環するように搬送される搬送カセット51のループ状の搬送経路と、キャップ搬送コンベア5上においてカセットストッカ53を発着点として搬送される搬送カセット52の上面視コ字状の搬送経路とは、両者の搬送経路及びその搬送方向が一部重なるようにして共有されており、少なくともキャップ搬送コンベア5においてキャップ移載装置80が搬送カセット51及び搬送カセット52から各キャップを受け取る搬送路B上のキャップ供給部5bがコンベアを共有しているので、液体充填設備1全体をコンパクトにすることができる。
また、搬送カセット51及び搬送カセット52は、再利用キャップ30及び貯蔵キャップ31を下向きで複数載置した状態で搬送可能となっているので、再利用キャップ30及び貯蔵キャップ31の供給姿勢や配置の調整が不要となるので、フィーダ等を設ける必要がなく、キャップ搬送コンベア5及びキャップ供給領域54の構造や搬送動作の制御を簡素化することができる。
また、搬送カセット51における再利用キャップ30の載置可能数(2個)を搬送カセット52における貯蔵キャップ31の載置可能数(12個)よりも少なくすることにより、搬送カセット51に載置され、キャップ搬送コンベア5上を循環しながらキャップ移載部5aからキャップ供給部5bまで搬送される再利用キャップ30については、搬送スピードを優先することができるとともに、搬送カセット52に載置され、キャッパ8の配設位置に近いキャップ搬送コンベア5の下流側の端部に連設されるカセットストッカ53からキャップ供給部5bまで搬送される貯蔵キャップ31については、カセットストッカ53における貯蔵数及び搬送効率を優先することができる。これによれば、キャッパ8は、異なるキャップの取り扱いに関わらず搬送カセット51及び搬送カセット52によりキャップ供給部5bに効率よく搬送されてくる各キャップを絶えず受け取り閉栓動作を行うことができるので、容器搬送コンベア4によりキャッパ8に搬送されてくる容器2の滞留を防ぐことができる。
尚、本実施例では、2台の搬送カセット51がそれぞれ2個の再利用キャップ30を載置した状態でキャップ搬送コンベア5上を循環することにより、再利用キャップ30を搬送する態様として説明したが、これに限られず、搬送カセット51の台数や再利用キャップ30の載置数は、アンキャッパ6、充填機7、キャッパ8における開栓、充填、閉栓の工程の所要時間に応じてキャッパ8に対する再利用キャップ30の供給が間に合うものであれば自由に構成されてよい。
また、本実施例では、キャップ搬送コンベア5は、液体充填設備1全体をコンパクトに構成するために容器搬送コンベア4に沿って前後に略平行となるように形成される態様として説明したが、これに限られず、キャップ搬送コンベア5は、容器搬送コンベア4に対して上下に略平行となるように形成されてもよい。
また、本実施例では、キャップ搬送コンベア5は、ベルトコンベアやローラコンベア等から構成され、搬送カセット51及び搬送カセット52は、ベルトコンベアやローラコンベア等の駆動を受けて搬送面上を搬送される態様として説明したが、これに限られず、搬送カセット51及び搬送カセット52は、それぞれが駆動部を備え自走することによりキャップをそれぞれ搬送するようなものであってもよい。
また、本実施例では、異なるキャップの取り扱いとして、ガラス製の容器2に取り付けられる再利用キャップ30の取り扱いと、プラスチック製の容器2に取り付けられるダミーキャップ3’及び貯蔵キャップ31の取り扱いとを例に挙げて説明したが、これに限られず、容器の種類や容器とキャップの組み合わせ等は自由に構成されてよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、アンキャッパ6及びキャッパ8は、キャップの取り外しや取り付けを行う装置と、キャップの移載や廃棄を行う装置とが個別に設けられ、それぞれが協働する態様として説明したが、これに限られず、アンキャッパ6及びキャッパ8において行われる全ての動作をそれぞれ1つの装置が行うようなものであってもよい。
1 液体充填設備
2 容器
3 キャップ(閉塞部材)
3' ダミーキャップ
4 容器搬送コンベア(容器搬送装置)
5 キャップ搬送コンベ
5a キャップ移載部
5b キャップ供給部
6 アンキャッパ(開栓装置)
7 充填機(充填装置)
8 キャッパ(閉栓装置)
30 再利用キャップ
31 貯蔵キャップ
51 搬送カセッ
52 搬送カセッ
53 カセットストッカ(貯蔵装置)
54 キャップ供給領域
54a 送り装置
55,56 移載装置
60 キャップ取外し装置
61 キャップ受渡装置(開栓用移載手段)
62 キャップ移載装置(開栓用移載手段)
63 ダミーキャップ廃棄装置
63b 廃棄部
64 容器固定装置
80 キャップ移載装置(閉栓用移載手段)
81 キャップ受渡装置(閉栓用移載手段)
82 キャップ取付け装置
83 キャップ検査装置
84 容器固定装置
A,B 搬送路

Claims (4)

  1. 容器を搬送可能な容器搬送装置と、容器から閉塞部材を取り外して容器を開栓する開栓装置と、開栓された容器に液体を充填する充填装置と、充填後の容器に閉塞部材を取り付けて容器を閉栓する閉栓装置と、を備え、容器に対して開栓、充填、閉栓の工程を順に行う液体充填設備であって、
    前記容器搬送装置に沿うように形成され前記開栓装置により容器から取り外された閉塞部材を所定の位置に搬送可能な第1の搬送装置と、貯蔵装置に貯蔵された閉塞部材を所定の位置に搬送可能な第2の搬送装置と、前記開栓装置により容器から取り外された閉塞部材を前記第1の搬送装置に選択的に移載する開栓用移載手段と、前記所定の位置から閉塞部材を前記閉栓装置に移載する閉栓用移載手段と、を備えることを特徴とする液体充填設備。
  2. 前記所定の位置において、前記第1の搬送装置及び前記第2の搬送装置が合流していることを特徴とする請求項1に記載の液体充填設備。
  3. 前記第1の搬送装置及び前記第2の搬送装置は、両者の搬送経路を共有する共有搬送部を備え、
    前記第1の搬送装置から搬送されてくる閉塞部材と前記第2の搬送装置から搬送されてくる閉塞部材は、前記共有搬送部により前記所定の位置に搬送されることを特徴とする請求項1または2に記載の液体充填設備。
  4. 前記第1の搬送装置及び前記第2の搬送装置は、閉塞部材を下向きで複数載置した状態で搬送可能な搬送部材をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体充填設備。
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