JPH1118738A - 豆類焙煎健康飲料 - Google Patents

豆類焙煎健康飲料

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JPH1118738A
JPH1118738A JP9197928A JP19792897A JPH1118738A JP H1118738 A JPH1118738 A JP H1118738A JP 9197928 A JP9197928 A JP 9197928A JP 19792897 A JP19792897 A JP 19792897A JP H1118738 A JPH1118738 A JP H1118738A
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JP
Japan
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beans
soybeans
black
roasting
cowpeas
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JP9197928A
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English (en)
Inventor
Susumu Sato
佐藤  進
Wataru Sato
亘 佐藤
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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大豆独特の臭みを完全に除去し、コーヒーに
替わる嗜好飲料としてコーヒーと同様若しくはそれ以上
の風味が得られ、栄養価値も高く、且つコーヒーの如き
弊害もなく、万人が幅広く飲用することの出来る豆類焙
煎健康飲料を提供する。 【構成】 大豆と黒豆にささげ豆と小豆の両方若しくは
一方を加えてなる4種類若しくは3種類の豆類を所要の
配分率で混合して焙煎し、或いは前記豆類を焙煎した後
に所要の配合率で混合し、これを粉砕して該粉砕物を適
宜抽出手段によって抽出したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大豆等の豆類を適
宜配合し、焙煎、粉砕、抽出の各工程を経た健康飲料に
係るもので、嗜好性に優れコーヒー以上の風味等を有さ
せ、且つ栄養的にも十分にバランスの取れた栄養価を呈
する大豆等の豆類焙煎健康飲料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりコーヒー豆を焙煎してなるコー
ヒーは、紅茶と並んで代表的な飲み物であるが、大量飲
用による胃痛、その他カフェインによる身体へのマイナ
ス要因を考慮してコーヒー代用飲料が種々開発されてい
る。その中で大豆を原料とするコーヒー風飲料がある
が、大豆特有のきな粉臭、油臭が強く、そのままでは人
の口に合わず、その為に本来のコーヒーを混合して飲料
に適する工夫がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如くコーヒーを混合しても大豆飲料の持つ独特な臭みを
消すことは出来ず、一般的に市場化されていないのが実
状である。また、コーヒーを混合せずにきな粉臭や油臭
を出来るだけ除去させた大豆を主成分とする大豆飲料も
開発されている。この大豆飲料は、適度に発芽させた大
豆を焙煎粉砕し、これと発芽麦類、発芽ハトムギ、薬用
植物をそれぞれ焙煎粉砕したものを混合し抽出したもの
であり、麦類や薬用植物を混入することで大豆特有の臭
いは或る程度消すことは出来たが、残念ながら完全に消
すことは出来ず、且つ麦類や薬用植物によってコーヒー
風味とは大きく異なる風味を醸し出すものとなり、本来
のコーヒーよりも数段嗜好性の劣る飲料になってしまっ
ている。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、大豆独特の臭みを残さないのは勿論のこと、コー
ヒーに替わる嗜好飲料としてコーヒーと同様若しくはそ
れ以上の風味が得られ、栄養価値も高く、且つコーヒー
の如き弊害もなく、幼児から老人、病人等々が幅広く飲
用することの出来る大豆等の豆類焙煎健康飲料を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の豆類焙煎健康飲料は、大豆と黒豆にささげ豆
と小豆の両方若しくは一方を加えてなる4種類若しくは
3種類の豆類を所要の配分率で混合して焙煎し、或いは
前記豆類を焙煎した後に所要の配合率で混合し、これを
粉砕して該粉砕物を適宜抽出手段によって抽出したこと
を特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の健康飲料は、全て豆類の
みを成分として配合し、これを焙煎、粉砕、抽出の工程
を経ることによって万人に飲用される飲み物として提供
ならしめたものであるが、豆類の栄養価の素晴らしさに
ついては植物性蛋白、各種ビタミン、脂肪、ミネラル等
々、植物性食品の中でもずば抜けているのは皆が承知し
ているところであって、数多くの自然食品、健康食品と
して利用されている。
【0007】したがって、数種類の豆類を焙煎、粉砕し
て飲料素材とすることについては栄養面では十分な価値
を有することは明らかである。問題はどの種類の豆類を
どの程度混合して培煎するかによって、コーヒー風味以
上の風味が得られ、大豆等の臭みが除去出来、高い嗜好
性が得られ、栄養的にもバランスの良いコーヒー様の飲
料が得られるかにあり、出願人は真実の食べ物や飲み物
とは、食べ物と身体の関係は、食と生理・健康等の本当
の意味での生命と直接関わっている食行為・食習慣と
は、といったテーマのもと、長年の研究によって各豆の
特徴を分析し、どのような配合並びに培煎によってどの
ような味が醸し出るかといった相当量のデーターを得
た。
【0008】その結果から、最も旨味、コク、甘味があ
り、大豆のきな粉臭や各豆の油臭が取り除ける豆の種類
と配合比からなる数種類の健康飲料を発明したものであ
り、大豆、黒豆、ささげ豆、小豆の4種類の豆の組み合
わせによって、他に例のない全く画期的なコーヒー様健
康飲料を提供し得るものとなった。
【0009】各豆の本発明の健康飲料に係る主要な役割
を簡潔に述べると「コク」は黒豆、「旨味と甘味」は大
豆、「後味を悪くしない淡泊さ」はささげ豆と小豆であ
り、これらの豆の組み合わせ、配合比によって数種類の
味の変化を楽しむことが出来る。本発明の健康飲料に係
る各豆の基本配合(いずれも重量比)は、以下のとおり
であるが、無論これに限定されるべきものではない。大
豆と黒豆と小豆とささげ豆が5:3:1:1、大豆と黒
豆と小豆とささげ豆が3:3:2:2、大豆と黒豆とさ
さげ豆が3:5:2、大豆と黒豆と小豆が6:2:2で
ある。
【0010】次に本発明の製造方法の1例を示す。尚、
焙煎用に鉄製鍋(厚み1.6mm以上)を用いて手作業
による製造方法を例示したが、大量生産の場合であれば
例示した焙煎手段が講じられるような焙煎装置を使用す
れば良い。前述した豆の配合比率を決めたら、先ず大豆
と黒豆を強火にて焦がさないように約10分程度焙煎
し、その後、小豆とささげ豆(若しくはいずれか一方)
を入れて中火にて約20分程度焙煎する。
【0011】最初からの培煎時間が30分程度経過した
ら、各豆の焙煎状態(色、香り、臭い、硬さ等)を噛ん
でみて確かめ、各豆の表面及び中身が全て均一な状態、
即ち全ての豆が同様の暗黒褐色をなした状態であるかを
チェックする。各豆が均一状態になっていなければ、さ
らに中火にて均一状態になるまで数分間焙煎する。その
後、最も小さい蛍火にて10分程度焙煎するが、この段
階では少し煙が立ち上っているから細心の注意を要す
る。この時の焙煎工程が最終的な健康飲料の可否を決定
する大事なポイントとなる。次に、焙煎を終えた豆を冷
水入り容器や冷却器にて急冷し、その後、飲用時に豆を
粉砕して挽き豆状態にすれば良い。
【0012】飲用にあたっては種々の抽出手段が考えら
れるが特定するものではなく、例えば、サッパリした風
味を味わいたい時はドリップ式にて粗目のフィルターや
茶こしで抽出したり、コクや深い風味を味わいたい時は
沸騰した湯に一人前コーヒー匙2杯の割合で入れて3〜
4分煮出す等の手段を講じれば良い。
【0013】尚、粉砕豆をティーパック状にしておけ
ば、抽出がより一層簡単に行えるものとなり、更なる風
味の広がりを楽しむことが出来る。更に抽出液を粉末状
に加工しておけばインスタント飲料として需要者が飲用
しやすい商品を提供することが可能である。又、香りを
楽しむべくハーブやミント、その他の香料葉を使用し
て、嗜好性を一層高めた健康飲料とすることも有効であ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、コー
ヒー豆や豆類以外の穀類を混合することなく、コーヒー
以上の風味を醸し出す飲み物を提供することが出来るも
のであり、無論、大豆独特の臭い等は完全に除去してお
り、而も数種類の豆のみを使用しているため栄養的にも
健康促進に多大な効果を発揮し得るものであり、どんな
人たちにも安心して飲用してもらえる最高の健康飲料を
供することが出来、昨今の自然食ブーム、健康食ブーム
にも適応する食品であって、本発明の健康飲料の需要は
非常に多く、その商品的価値は極めて高いと言える。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆と黒豆にささげ豆と小豆の両方若し
    くは一方を加えてなる4種類若しくは3種類の豆類を所
    要の配分率で混合して焙煎し、或いは前記豆類を焙煎し
    た後に所要の配合率で混合し、これを粉砕して該粉砕物
    を適宜抽出手段によって抽出したことを特徴とする豆類
    焙煎健康飲料。
JP9197928A 1997-07-07 1997-07-07 豆類焙煎健康飲料 Pending JPH1118738A (ja)

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JP9197928A JPH1118738A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 豆類焙煎健康飲料

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6733816B2 (en) 2000-12-05 2004-05-11 Kabushiki Kaisha Erndoseian Healthy drink made from azuki beans and its production method
JP2009544331A (ja) * 2006-07-26 2009-12-17 ボヤヴァ・リパブリック・エルエルシー トウモロコシ及び/又は大豆を強化するための冷含浸方法
JP2018000183A (ja) * 2016-07-05 2018-01-11 盛幸 佐藤 焙煎空豆飲料
CN108669235A (zh) * 2018-05-04 2018-10-19 莫祎 一种烘烤豆子汁及其制备方法
CN109090253A (zh) * 2018-06-20 2018-12-28 莫祎 一种烘烤大豆椰子汁及其制备方法

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