JPH1118726A - 肉加工食品並びに蒸熱を用いたその製造方法 - Google Patents

肉加工食品並びに蒸熱を用いたその製造方法

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JPH1118726A
JPH1118726A JP9191797A JP19179797A JPH1118726A JP H1118726 A JPH1118726 A JP H1118726A JP 9191797 A JP9191797 A JP 9191797A JP 19179797 A JP19179797 A JP 19179797A JP H1118726 A JPH1118726 A JP H1118726A
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JP
Japan
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meat
raw
seasoning liquid
raw meat
food
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JP9191797A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Fukazawa
力 深澤
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MINAMI SHOKUHIN KK
TOKAI DENPUN KK
Original Assignee
MINAMI SHOKUHIN KK
TOKAI DENPUN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様化する嗜好に対応し得るような肉加工食
品であり、生産効率の高い肉加工食品並びに蒸熱を用い
たその製造方法の開発を技術課題とした。 【解決手段】 本発明の肉加工食品並びに蒸熱を用いた
その製造方法は、適宜の形状に下ろした原料肉2を、中
心部に生身部が残るように表面を蒸熱処理し、その後適
量の調味液3とともに個装袋5内に包装し、更に凍結し
たことを特徴として成り、肉加工食品1を解凍した際の
調味液3の浸透が満遍なく進行するとともに、解凍後の
放置時間の加減により味付け具合を調節することができ
る。また蒸熱処理によるため加工に要する時間を短縮す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカツオ下ろ
し肉を主要素材とした肉加工食品並びに蒸熱を用いたそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】我が国における魚肉、畜肉等の調理態様
は、和洋中華等多岐にわたるものがあり、特に魚肉に関
しては長年にわたり素材の特徴を生かした調理法が培わ
れてきた。カツオを例にとってみると、生の下ろし身を
そのまま食す「刺し身」、焼き魚、煮魚等、魚の一般的
な調理態様のほか、下ろし身の表面を焼き上げた「たた
き(土佐造り)」、下ろし身を焙乾した「カツオ節」、
内蔵を食塩に漬け込んで熟成させた「塩辛」等があり、
このように魚種特有(カツオ特有)の調理態様が伝統的
に存在する。一方、調理法の面から見ると食用酢、果実
酢(レモン汁)、ビネガー等の酢類を用いたものとして
は、フランス料理のマリネ(ホタテ貝柱等)、しめサバ
等があり、種々の素材に適用した料理が存在する。そし
て前記調理素材と調理法との組み合わせは長年にわたっ
て培われてきた経緯があり、現在市場に提供されている
ものは従来の伝統的な手法を踏襲したものが主流となっ
ている。ところで近時、食材に対する嗜好の多様化が進
んでおり、従来からの肉加工食品のような伝統的な食品
加工ないしは調理手法にあっても種々の改善、工夫がな
されている。本出願人にあっても特願平9−44820
号「肉加工食品並びにその製造方法」等において新規な
肉加工食品並びにその製造方法を開示するに至っている
が、冷凍貯蔵された原料肉を扱うため特に加熱を要する
工程での生産効率の点で改善の余地が残されていた。
【0003】
【開発を試みた技術課題】本発明はこのような背景から
なされたものであって、多様化する嗜好に対応し得るよ
うな肉加工食品であり、生産効率の高い肉加工食品並び
に蒸熱を用いたその製造方法の開発を技術課題としたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
肉加工食品は、適宜の形状に下ろした原料肉を、中心部
に生身部が残るように表面を蒸熱処理し、その後適量の
調味液とともに個装袋内に包装し、更に凍結したことを
特徴として成る。この発明によれば、肉加工食品を解凍
した際の調味液の浸透が満遍なく進行するとともに、解
凍後の放置時間の加減により味付け具合を調節すること
ができる。また蒸熱処理によるため加工に要する時間を
短縮することができる。
【0005】また請求項2記載の肉加工食品は、適宜の
形状に下ろした原料肉を、適量の調味液とともに個装袋
内に包装し、その後中心部に生身部が残るように表面を
蒸熱処理し、更に凍結したことを特徴として成る。この
発明によれば、加熱処理時及び肉加工食品を解凍した際
の調味液の浸透が満遍なく進行するとともに、解凍後の
放置時間の加減により味付け具合を調節することができ
る。また蒸熱処理によるため加工に要する時間を短縮す
ることができる。
【0006】更にまた請求項3記載の肉加工食品は、適
宜の形状に下ろした原料肉を、中心部に生身部が残るよ
うに蒸熱処置し、更に表面近くを焼き上げ、その後適量
の調味液とともに個装袋内に包装し、更に凍結したこと
を特徴として成る。この発明によれば、肉加工食品を解
凍した際の調味液の浸透が満遍なく進行するとともに、
解凍後の放置時間の加減により味付け具合を調節するこ
とができる。また蒸熱処理によるため加工に要する時間
を短縮することができる。
【0007】更にまた請求項4記載の肉加工食品は、適
宜の形状に下ろした原料肉を、表面近くを焼き上げ、そ
の後適量の調味液とともに個装袋内に包装し、更に中心
部に生身部が残るように蒸熱処理し、更に凍結したこと
を特徴として成る。この発明によれば、肉加工食品を解
凍した際の調味液の浸透が満遍なく進行するとともに、
解凍後の放置時間の加減により味付け具合を調節するこ
とができる。また肉加工食品に香気、香味を付与するこ
とができる。また蒸熱処理によるため加工に要する時間
を短縮することができる。
【0008】更にまた請求項5記載の肉加工食品は、前
記請求項1または3記載の要件に加え、前記原料肉は蒸
熱処理の前段において洗浄処理が行われることを特徴と
して成る。この発明によれば、冷凍状態の原料肉の表面
に付着した切り屑等を除去することができる。
【0009】更にまた請求項6記載の肉加工食品は、前
記請求項1、2、3、4または5記載の要件に加え、前
記適宜の形状に下ろした原料肉は、冷凍状態であること
を特徴として成る。この発明によれば、原料肉の中心に
生身部が残るような表面加熱処理が容易且つ確実になし
得る。
【0010】更にまた請求項7記載の肉加工食品は、前
記請求項1、2、3、4、5または6記載の要件に加
え、前記原料肉は魚肉であることを特徴として成る。こ
の発明によれば、伝統的な肉加工食品に拘泥されず、多
様化する嗜好に対応し得るような新規な肉加工食品を得
ることができる。
【0011】更にまた請求項8記載の肉加工食品は、前
記請求項7記載の要件に加え、前記魚肉を適用した原料
肉はカツオであることを特徴として成る。この発明によ
れば、伝統的な肉加工食品に拘泥されず、多様化する嗜
好に対応し得るような新規な肉加工食品を得ることがで
きる。
【0012】更にまた請求項9記載の肉加工食品は、前
記請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の要
件に加え、前記調味液は、酢を主成分とすることを特徴
として成る。この発明によれば、伝統的な肉加工食品に
拘泥されず、多様化する嗜好に対応し得るような新規な
肉加工食品を得ることができる。
【0013】更にまた請求項10記載の蒸熱を用いた肉
加工食品の製造方法は、原料肉を原料肉準備工程におい
て適宜の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去し、
加熱工程で中心部に生身部が残るように表面を蒸熱処理
し、一方、調味液準備工程において調味液を調合し、そ
して充填工程において前記原料肉と、調味液とを個装袋
に充填し、密閉工程において前記個装袋の開口部をシー
ルし、その後凍結工程において前記原料肉と、調味液と
を一体的に凍結させることを特徴として成る。この発明
によれば、多様化する嗜好に対応し得るような新規な肉
加工食品を得ることができる。また加熱工程に要する時
間を短縮することができる。
【0014】更にまた請求項11記載の蒸熱を用いた肉
加工食品の製造方法は、原料肉を原料肉準備工程におい
て適宜の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去し、
一方、調味液準備工程において調味液を調合し、そして
充填工程において前記原料肉と、調味液とを個装袋に充
填し、密閉工程において前記個装袋の開口部をシール
し、加熱工程で中心部に生身部が残るように表面を蒸熱
処理し、その後凍結工程において前記原料肉と、調味液
とを一体的に凍結させることを特徴として成る。この発
明によれば、多様化する嗜好に対応し得るような新規な
肉加工食品を得ることができる。また加熱工程に要する
時間を短縮することができる。
【0015】更にまた請求項12記載の蒸熱を用いた肉
加工食品の製造方法は、原料肉を原料肉準備工程におい
て適宜の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去し、
加熱工程で中心部に生身部が残るように蒸熱し、更に焼
き上げ工程で表面近くを焼き上げ、一方、調味液準備工
程において調味液を調合し、そして充填工程において前
記原料肉と、調味液とを個装袋に充填し、密閉工程にお
いて前記個装袋の開口部をシールし、その後凍結工程に
おいて前記原料肉と、調味液とを一体的に凍結させるこ
とを特徴として成る。この発明によれば、多様化する嗜
好に対応し得るような新規な肉加工食品を得ることがで
きる。また加熱工程に要する時間を短縮することができ
る。
【0016】更にまた請求項13記載の蒸熱を用いた肉
加工食品の製造方法は、原料肉を原料肉準備工程におい
て適宜の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去し、
更に焼き上げ工程で表面近くを焼き上げ、一方、調味液
準備工程において調味液を調合し、そして充填工程にお
いて前記原料肉と、調味液とを個装袋に充填し、密閉工
程において前記個装袋の開口部をシールし、加熱工程で
中心部に生身部が残るように蒸熱し、その後凍結工程に
おいて前記原料肉と、調味液とを一体的に凍結させるこ
とを特徴として成る。この発明によれば、多様化する嗜
好に対応し得るような新規な肉加工食品を得ることがで
きる。また加熱工程に要する時間を短縮することができ
る。
【0017】更にまた請求項14記載の蒸熱を用いた肉
加工食品の製造方法は、前記請求項10、11、12ま
たは13記載の要件に加え、前記加熱工程は、原料肉を
ヒートトンネルを通過させることで、このヒートトンネ
ル内で噴出する蒸気に直にまたは包装された状態で接触
させることで、原料肉表面をタンパク変質させることを
特徴として成る。この発明によれば、原料肉の蒸熱処理
を迅速に行うことができ、加熱工程で要する時間を短縮
することができる。
【0018】更にまた請求項15記載の蒸熱を用いた肉
加工食品の製造方法は、前記請求項14記載の要件に加
え、前記加熱工程の前段に予備蒸し工程を設け、冷凍状
態の原料肉表面を解凍するとともに水洗いし、原料肉表
面の付着物を取り除くことを特徴として成る。この発明
によれば、原料肉の付着物を取り除くことで肉加工食品
の美観を向上させ、商品価値を高めることができる。そ
してこれら各請求項記載の発明により前記課題の解決が
図られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の肉加工食品並びに蒸
熱を用いたその製造方法について、製造方法を説明しつ
つ、結果物である肉加工食品1の説明をする。ところで
本発明の肉加工食品1の原料は、カツオ、マグロ、シイ
ラ等の魚肉、牛、馬等の畜肉、鶏等の家禽肉、あるいは
これらをミンチ状にした後適宜の形状に形成したすき身
等が用いられるが、本実施の形態においてはカツオを例
に説明する。図1〜4に示すものが蒸熱を用いた肉加工
食品1の製造方法を実施するための製造工程の一例を示
すブロック図であって、原料肉準備工程10、予備蒸し
工程11S、加熱工程11、焼き上げ工程12、調味液
準備工程13、充填工程14、密閉工程15、凍結工程
16、美装工程17及び箱詰工程18を配置して成るも
のである。以下肉加工食品1の製造工程の各工程につい
て説明する。
【0020】(1)原料肉準備工程10 カツオ(原料魚)は釣獲後、冷却貯蔵あるいは凍結貯蔵
された状態で水揚げされ、市場に出回るのであり、近海
物や高級品は冷却貯蔵され、一般的な生食用、加工用の
ものは凍結貯蔵される。凍結貯蔵は、冷却空気法、間接
接触法、液体浸漬法、液体ガス法等により行うのであ
り、このうち冷却空気法を用いた場合、マイナス55〜
マイナス50℃での凍結が好ましいが、一般的にはマイ
ナス35℃でのセミ・エアブラスト、エアブラスト凍結
で最大氷結晶生成帯を5時間以内に通過させ凍結終温マ
イナス25℃に達するようにする。
【0021】このようにして得られた凍結カツオを下ろ
すにあたっては、メト化を防ぐために凍結状態のまま裁
割することが好ましく、一例として凍結カツオ裁断機を
用いる。このものは腹切り機、背切り機、頭取り機、二
つ割機、四つ割機等を具えて成り、腹切り、背切り、頭
切断、尾切断、尾部切目入れ、二つ割り、内蔵除去、四
つ割り等の各工程を連続して成る。そしてこの凍結カツ
オ裁断機あるいは人手により裁断した冷凍切り身から、
皮、小骨及び血合等を除去し、原料肉2(300g程
度)を得る。このように原料肉2は、肉加工食品1の製
造工程を構成する同一工場内の原料肉準備工程10にお
いて得るのであるが、他の工場や他の納入業者等により
納入することで得るようにしてもよい。
【0022】(2)予備蒸し工程11S 予備蒸し工程11Sは、凍結状態の原料肉2の表面を蒸
気(一例として百数十℃)に接触させることで、原料肉
2の表面を解凍させる工程である。本実施の形態ではこ
のための装置を、後述するヒートトンネル20の一部に
一体的に具えて構成するのであり、図5に示すようにネ
ットコンベヤ21の送りベルト21a始端側を長手方向
に沿って後述する蒸熱室22よりも短い箱型部材で囲繞
することで予備蒸し室23を形成する。この予備蒸し室
23内の送りベルト21aの下方には適宜の間隔で孔を
穿設したスチームパイプ24を配し、このスチームパイ
プ24には、U字型、直管型、ヘリカルコイル型等の適
宜の蒸気発生器が接続され、孔から蒸気を噴出する。更
に前記予備蒸し室23内前後の部分には、送りベルト2
1aの表裏面それぞれに臨ませてノズル25を具えるの
であり、適宜ポンプが接続される。また蒸熱室22と予
備蒸し室23との間には、送りベルト21aに臨ませて
ブロワ26を具える。
【0023】(3)加熱工程11 加熱工程11は、凍結状態の原料肉2を原料肉を直にま
たは包装された状態で蒸気(一例として百数十℃)に数
十秒間接触させることで、原料肉表面をタンパク変質さ
せる工程である。本実施の形態ではこのための装置とし
て一例としてヒートトンネル20を用いる。このヒート
トンネル20は、複数の原料肉2を連続的に蒸熱処理す
ることができるものであり、図5に示すように架台20
Bに対して搬送面に通気性を持たせたベルトコンベヤで
あるネットコンベヤ21を設けて成る。そしてこのネッ
トコンベヤ21の送りベルト21aを長手方向に沿って
箱型部材で囲繞することで蒸熱室22を形成するのであ
り、この蒸熱室22内の送りベルト21aの下方には適
宜の間隔で孔を穿設したスチームパイプ24を配する。
このスチームパイプ24には、U字型、直管型、ヘリカ
ルコイル型等の適宜の蒸気発生器が接続され、孔から蒸
気を噴出する。因みにここでいうタンパク変質とは、ア
ミノ酸の変質を意味し、加熱前は澄赤色を呈していた原
料肉2の表面は、タンパク変質により白濁化する。
【0024】(4)焼き上げ工程12 焼き上げ工程12は、原料肉2外周を焼き上げる工程で
ある。焼き上げの熱源としては、炭火12Cが最も好ま
しいが、炭火12Cと同様に遠赤外線を放射するセラミ
ックヒータや、ガスバーナ等を用いることもできる。ま
た焼き上げは一例としてヒートトンネル内に設けたネッ
トコンベヤ等の下方から加熱を行い、このネットコンベ
ヤによる搬送終了とともに焼き上げが行われるようにす
るのであり、本実施の形態においては一例として、炭火
12C(約1000℃)で5分間焼き上げるよう、搬送
路及び搬送時間を設定する。因みに前記ヒートトンネル
内には適宜反射板等を設け、ネットコンベヤ下方に位置
する炭火12Cから放射される熱線を、ネットコンベヤ
の上面に回り込むようにすることが好ましく、この場合
一回の搬送により両面の焼き上げが行われる。またこの
ような熱線の回り込み構造を設けなくても、原料肉2を
金網で挟み込むこと等により垂直に保持し、その両側に
炭火12Cを臨ませるようにすれば、一回の搬送により
両面の焼き上げを行うことができる。更にまた、焼き上
げの熱源としてガスバーナを用いた場合等には、原料肉
2に金串を打ち込み、この金串を適宜転動させる等の構
成にすれば、熱源に対して臨む個所を常時変化させるこ
とができ、均一な焼き上げを行うことができる。
【0025】(5)調味液準備工程13 調味液準備工程13は、酢を主成分とする調味液3の調
合を行う工程である。この調味液3は、食用酢、果実
酢、ビネガー(西洋酢)等の酢類を主成分とし、適宜
塩、砂糖、化学調味料等の調味料、香辛料等を混合して
成る液体であり、調味液準備工程13においてこれらの
成分を適宜ミキサー等により攪拌して得る。このように
調味液3は、肉加工食品1の製造工程を構成する同一工
場内の調味液準備工程13において得るのであるが、他
の工場や他の納入業者等により納入することで得るよう
にしてもよい。
【0026】(6)充填工程14 充填工程14は、前記原料肉2及び調味液準備工程13
において得た調味液3を、個装袋5に充填する工程であ
る。この個装袋5は、ナイロン系樹脂、PP、PE等の
合成樹脂の袋体であり、また色彩は、一般家庭向け等の
場合には透明として収容物である肉加工食品1を視認で
きるようにし、業務用等の場合には保存性を考慮して遮
光性を付与するよう彩色したり、金属(アルミ等)層を
ラミネートしたものを用いる。そして個装袋5に適量の
調味液3を投入し、引き続いて原料肉2を投入するので
あり、この調味液3は原料肉2の表面の繊維間から、中
心部の生身部に向かって浸透していく。この個装袋5へ
の原料肉2及び調味液3の投入は、あらかじめ原料肉2
を入れ、引き続き調味液3を投入してもよいし、原料肉
2と調味液3とを同時に投入してもよい。
【0027】(7)密閉工程15 密閉工程15は、前記充填工程14において原料肉2及
び調味液3を収容した個装袋5の開口部をシールする工
程である。このシールは常法に従い適宜のシーラーを用
いて行うのであるが、この際、内容物の変質を避けるた
め気体が混入するのを防ぐことが好ましく、また窒素ガ
ス等の不活性ガスを積極的に混入してもよい。またこの
密閉工程15の後段にレトルト釜等を具えた加熱殺菌工
程を設けるようにしてもよい。
【0028】(8)凍結工程16 凍結工程16は、原料肉2及び調味液3を収容して密閉
状態にある個装袋5を凍結する工程である。本実施の形
態においてこの凍結工程16で用いる凍結手段は液体浸
漬法であり、マイナス50〜マイナス35℃、好ましく
はマイナス45〜マイナス35℃のブライン16B(塩
化カルシウムの水溶液)に、前記原料肉2及び調味液3
を収容して密閉状態にある個装袋5を60〜90分間浸
漬するため、原料肉2及び調味液3は急速に凍結状態と
なる。また前記ブライン16Bとしては、食塩水、プロ
ピレングリコール水溶液等を用いてもよい。また凍結手
段としてセミ・エアブラスト、エアブラスト法等を用い
れば、緩慢な凍結過程とすることができ、調味液3の原
料肉2への浸透を促すことができる。
【0029】(9)美装工程17 美装工程17は、前記凍結工程16で液体浸漬法を用い
た場合に必要となる工程であり、水等によるブライン1
6Bの洗浄及びこの洗浄水の乾燥を行う工程である。従
って、詳細には図示しないが循環水槽、ブロワ等、適宜
の洗浄、乾燥手段を具えて成る。またこの美装工程17
において商品ラベル、バーコードラベル等の貼付を行っ
てもよい。
【0030】(10)箱詰工程18 箱詰工程18は、前記美装工程17でブライン16Bの
除去が行われた肉加工食品1を、出荷のために箱詰めす
る工程であり、適宜発砲スチロール等の断熱素材ででき
た箱体18Bに単品あるいは複数の肉加工食品1を収容
する。
【0031】各工程は上述したとおりであって、以下請
求項10〜15で定義したそれぞれの製造方法を順次説
明しつつ、結果物である肉加工食品1の説明をする。 〔製造方法1〕この製造方法では図1に示すように、原
料肉準備工程10において原料肉2を適宜の形状に下ろ
し、皮、小骨及び血合等を除去する。次に予備蒸し工程
11Sで原料肉2を蒸気と接触させて表面を解凍すると
ともに冷水により付着物を洗い流す。その後原料肉2表
面に付着した水をブロワ26による送風により吹き飛ば
す。次に加熱工程11で原料肉2を蒸気と接触させて中
心部に生身部が残るように表面を蒸熱処理してタンパク
変質させる。一方、調味液準備工程13において調味液
3を調合する。次に充填工程14において前記原料肉2
と、調味液3とを個装袋5に充填する。次に密閉工程1
5において前記個装袋5の開口部をシールする。次に凍
結工程16において前記個装袋5をブライン16Bに浸
漬し、個装袋5内の原料肉2と、調味液3とを一体的に
凍結させる。次に美装工程17において前記個装袋5
(肉加工食品1)に付着したブライン16Bを除去した
後乾燥する。最後に箱詰工程18で箱体18Bに単品あ
るいは複数の肉加工食品1を収容する。
【0032】〔製造方法2〕この製造方法では図2に示
すように、原料肉準備工程10において原料肉2を適宜
の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去する。一
方、調味液準備工程13において調味液3を調合する。
次に充填工程14において前記原料肉2と、調味液3と
を個装袋5に充填する。次に密閉工程15において前記
個装袋5の開口部をシールする。次に加熱工程11で個
装袋5を蒸気と接触させて収容物である原料肉2中心部
に生身部が残るように表面を蒸熱処理する。次に凍結工
程16において前記個装袋5をブライン16Bに浸漬
し、個装袋5内の原料肉2と、調味液3とを一体的に凍
結させる。次に美装工程17において前記個装袋5(肉
加工食品1)に付着したブライン16Bを除去した後乾
燥する。最後に箱詰工程18で箱体18Bに単品あるい
は複数の肉加工食品1を収容する。
【0033】〔製造方法3〕この製造方法では図3に示
すように、原料肉準備工程10において原料肉2を適宜
の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去する。次に
予備蒸し工程11Sで原料肉2を蒸気と接触させて表面
を解凍するとともに冷水により付着物を洗い流す。その
後原料肉2の表面に付着した水をブロワ26による送風
により吹き飛ばす。次に加熱工程11で原料肉2を蒸気
と接触させて中心部に生身部が残るように表面を蒸熱処
理してタンパク変質させる。一方、調味液準備工程13
において調味液3を調合する。次に焼き上げ工程12で
原料肉2の表面近くを焼き上げ、適度の焦げ目をつけ
る。次に充填工程14において前記原料肉2と、調味液
3とを個装袋5に充填する。次に密閉工程15において
前記個装袋5の開口部をシールする。次に凍結工程16
において前記個装袋5をブライン16Bに浸漬し、個装
袋5内の原料肉2と、調味液3とを一体的に凍結させ
る。次に美装工程17において前記個装袋5(肉加工食
品1)に付着したブライン16Bを除去した後乾燥す
る。最後に箱詰工程18で箱体18Bに単品あるいは複
数の肉加工食品1を収容する。
【0034】〔製造方法4〕この製造方法では図4に示
すように、原料肉準備工程10において原料肉2を適宜
の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去する。次に
焼き上げ工程12で原料肉2の表面近くを焼き上げ、適
度の焦げ目をつけ、一方、調味液準備工程13において
調味液3を調合する。次に充填工程14において前記原
料肉2と、調味液3とを個装袋5に充填する。次に密閉
工程15において前記個装袋5の開口部をシールする。
次に加熱工程11で個装袋5を蒸気と接触させて収容物
である原料肉2中心部に生身部が残るように表面を蒸熱
処理する。次に凍結工程16において前記個装袋5をブ
ライン16Bに浸漬し、個装袋5内の原料肉2と、調味
液3とを一体的に凍結させる。次に美装工程17におい
て前記個装袋5(肉加工食品1)に付着したブライン1
6Bを除去した後乾燥する。最後に箱詰工程18で箱体
18Bに単品あるいは複数の肉加工食品1を収容する。
【0035】本発明の肉加工食品1は、一例として上述
したような製造工程を用いた製造方法により得られるも
のであって、このものを食すにあたっては、以下のよう
に解凍処理を行う。まず個装状態にある肉加工食品1を
冷凍庫等から取り出し、室内温度での自然解凍または湯
通し、電子レンジ等による強制解凍を行い、調味液3及
び原料肉2を解凍する。この状態で30分間程度放置す
ると、原料肉2の表面から中心部にかけて調味液3が浸
透し、肉加工食品1の味付けが進行する。この際、原料
肉2は加熱、焼き上げが行われているため、原料肉2の
表面部に均一に調味液3が浸透しており、満遍なく味付
けがなされる。また前記解凍後の放置時間の加減によ
り、味付け具合を調節することができる。
【0036】
【実施例】本発明の肉加工食品の製造方法は上述したと
おりであって、以下この方法により得られる肉加工食品
1の実施例を示す。原料肉2としては、カツオの三枚下
ろし肉(フィレー)重さ300gを用いた。調味液3と
しては、食用酢と食塩との混合物を前記原料肉2一片に
対し、薄味、濃味等の味付け具合に応じて30〜70g
を用いた。個装袋5としてポリエチレンの袋体を用い
た。加熱工程11では、原料肉を直にまたは包装された
状態で蒸気(95℃)に1分30秒〜2分間接触させ
た。焼き上げ工程12では、炭火12C(約1000
℃)で5分間焼き上げた。充填工程14では、個装袋5
に調味液3を投入した後、原料肉2を投入した。凍結工
程16では、マイナス35℃のブライン16B(塩化カ
ルシウムの水溶液)に、前記原料肉2及び調味液3を投
入して密閉状態にある個装袋5を60分間浸漬した。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、伝統的な肉加工食品に
拘泥されず、多様化する嗜好に対応し得るような肉加工
食品であり、生産効率の高い肉加工食品並びに蒸熱を用
いたその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の肉加工食品を製造するための製造工程
を示す骨格図である。
【図2】同上肉加工食品を製造するための製造工程を示
す骨格図である。
【図3】同上肉加工食品を製造するための製造工程を示
す骨格図である。
【図4】同上肉加工食品を製造するための製造工程を示
す骨格図である。
【図5】加熱工程及び予備蒸し工程で用いるヒートトン
ネルを示す骨格的側面図である。
【符号の説明】
1 肉加工食品 2 原料肉 3 調味液 5 個装袋 10 原料肉準備工程 11 加熱工程 11S 予備蒸し工程 12 焼き上げ工程 12C 炭火 13 調味液準備工程 14 充填工程 15 密閉工程 16 凍結工程 16B ブライン 17 美装工程 18 箱詰工程 18B 箱体 20 ヒートトンネル 20B 架台 21 ネットコンベヤ 21a 送りベルト 22 蒸熱室 23 予備蒸し室 24 スチームパイプ 25 ノズル 26 ブロワ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23L 1/31 A23B 4/00 A 1/318 C E

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の形状に下ろした原料肉を、中心部
    に生身部が残るように表面を蒸熱処理し、その後適量の
    調味液とともに個装袋内に包装し、更に凍結したことを
    特徴とする肉加工食品。
  2. 【請求項2】 適宜の形状に下ろした原料肉を、適量の
    調味液とともに個装袋内に包装し、その後中心部に生身
    部が残るように表面を蒸熱処理し、更に凍結したことを
    特徴とする肉加工食品。
  3. 【請求項3】 適宜の形状に下ろした原料肉を、中心部
    に生身部が残るように蒸熱処理し、更に表面近くを焼き
    上げ、その後適量の調味液とともに個装袋内に包装し、
    更に凍結したことを特徴とする肉加工食品。
  4. 【請求項4】 適宜の形状に下ろした原料肉を、表面近
    くを焼き上げ、その後適量の調味液とともに個装袋内に
    包装し、更に中心部に生身部が残るように蒸熱処理し、
    更に凍結したことを特徴とする肉加工食品。
  5. 【請求項5】 前記原料肉は蒸熱処理の前段において付
    着物の除去が行われることを特徴とする請求項1または
    3記載の肉加工食品。
  6. 【請求項6】 前記適宜の形状に下ろした原料肉は、冷
    凍状態であることを特徴とする請求項1、2、3、4ま
    たは5記載の肉加工食品。
  7. 【請求項7】 前記原料肉は魚肉であることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5または6記載の肉加工食
    品。
  8. 【請求項8】 前記魚肉を適用した原料肉はカツオであ
    ることを特徴とする請求項7記載の肉加工食品。
  9. 【請求項9】 前記調味液は、酢を主成分とすることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8
    記載の肉加工食品。
  10. 【請求項10】 原料肉を原料肉準備工程において適宜
    の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去し、加熱工
    程で中心部に生身部が残るように表面を蒸熱処理し、一
    方、調味液準備工程において調味液を調合し、そして充
    填工程において前記原料肉と、調味液とを個装袋に充填
    し、密閉工程において前記個装袋の開口部をシールし、
    その後凍結工程において前記原料肉と、調味液とを一体
    的に凍結させることを特徴とする蒸熱を用いた肉加工食
    品の製造方法。
  11. 【請求項11】 原料肉を原料肉準備工程において適宜
    の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去し、一方、
    調味液準備工程において調味液を調合し、そして充填工
    程において前記原料肉と、調味液とを個装袋に充填し、
    密閉工程において前記個装袋の開口部をシールし、加熱
    工程で中心部に生身部が残るように表面を蒸熱処理し、
    その後凍結工程において前記原料肉と、調味液とを一体
    的に凍結させることを特徴とする蒸熱を用いた肉加工食
    品の製造方法。
  12. 【請求項12】 原料肉を原料肉準備工程において適宜
    の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去し、加熱工
    程で中心部に生身部が残るように蒸熱処理し、更に焼き
    上げ工程で表面近くを焼き上げ、一方、調味液準備工程
    において調味液を調合し、そして充填工程において前記
    原料肉と、調味液とを個装袋に充填し、密閉工程におい
    て前記個装袋の開口部をシールし、その後凍結工程にお
    いて前記原料肉と、調味液とを一体的に凍結させること
    を特徴とする蒸熱を用いた肉加工食品の製造方法。
  13. 【請求項13】 原料肉を原料肉準備工程において適宜
    の形状に下ろし、皮、小骨及び血合等を除去し、更に焼
    き上げ工程で表面近くを焼き上げ、一方、調味液準備工
    程において調味液を調合し、そして充填工程において前
    記原料肉と、調味液とを個装袋に充填し、密閉工程にお
    いて前記個装袋の開口部をシールし、加熱工程で中心部
    に生身部が残るように蒸熱処理し、その後凍結工程にお
    いて前記原料肉と、調味液とを一体的に凍結させること
    を特徴とする蒸熱を用いた肉加工食品の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記加熱工程は、原料肉をヒートトン
    ネルを通過させることで、このヒートトンネル内で噴出
    する蒸気に直にまたは包装された状態で接触させること
    で、原料肉表面をタンパク変質させることを特徴とする
    請求項10、11、12または13記載の蒸熱を用いた
    肉加工食品の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記加熱工程の前段に予備蒸し工程を
    設け、冷凍状態の原料肉表面を解凍するとともに水洗い
    し、原料肉表面の付着物を取り除くことを特徴とする請
    求項14記載の蒸熱を用いた肉加工食品の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004305154A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Sugiyo:Kk 魚介類の調味付け方法
JP2004321018A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Marufuku Shokuhin:Kk 冷凍生鮮水産物の製造方法
JP2005318805A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Morita Food Techno:Kk 骨まで食することのできる調理魚及び冷凍調理魚の製造方法
JP2012231753A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Kuroda Yuri 調理済肉製品

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