JPH11187082A - 送信監視装置 - Google Patents

送信監視装置

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Publication number
JPH11187082A
JPH11187082A JP9353080A JP35308097A JPH11187082A JP H11187082 A JPH11187082 A JP H11187082A JP 9353080 A JP9353080 A JP 9353080A JP 35308097 A JP35308097 A JP 35308097A JP H11187082 A JPH11187082 A JP H11187082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
ctc
signal
transmitter
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP9353080A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yoshino
浩行 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP9353080A priority Critical patent/JPH11187082A/ja
Publication of JPH11187082A publication Critical patent/JPH11187082A/ja
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  • Communication Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主系及び従系の関係を有してなる複数の送信
器からターミナル・アダプタを介して1回線の高速デジ
タル回線に所定のデータを送信するときに、送信状態を
監視できるようにする。 【解決手段】 複数の送信器のうちの主系の送信器から
送出されるデータに対応したターミナル・アダプタから
の出力状態を検出して、その主系の送信器の送信状態を
監視する監視手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送信監視装置に係
り、特に、CTC情報を高速デジタル回線を利用して送
信する際に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CTC(列車集中制御)装置の制
御信号(CTC信号)は、通信回線を介して行われてい
るが、近年、列車制御情報量の増大化に伴い、高速デジ
タル回線を用いることが提案されている。このCTC信
号を高速デジタル回線を利用して送受信する場合は、タ
ーミナル・アダプタ(以下、「TA」ともいう)を介し
て速度変換が行われるが、このTAとしては、Iインタ
ーフェースと呼ばれている高速デジタル回線用のインタ
ーフェースが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CTC装置
のように、高保安性が要求される場合は、多重系にする
ことが要求され、したがって、CTC信号の送受信装置
も多重系(以下、2重系で説明する)に構成されること
が要求される。
【0004】このため、1回線の高速デジタル回線を介
して送信されてきたCTC信号を受信する場合は、2重
系の受信器で同時に受信処理して多重処理可能である
が、送信する場合は、2重系から同時にCTC信号を送
信することができないので、2つの送信器に主系及び従
系の関係を持たせて、主系の送信器からのみCTC信号
を送信することが必要となる。
【0005】このように、2重系の送信器に主従の関係
を持たせて1回線の高速デジタル回線を介してCTC信
号を送信することは可能であるが、上述のTAには、送
信器から送信される信号を監視する機能がないので、そ
のまま採用することができないという問題点を含んでい
る。
【0006】そこで、本発明は、上述の問題点を解決す
るためになされたものであって、その目的は、TAから
の送信信号を監視することのできる送信監視装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る送信監視装
置は、上記目的を達成するために、主系及び従系の関係
を有してなる複数の送信器からターミナル・アダプタを
介して1回線の高速デジタル回線に所定のデータを送信
するときの送信監視装置であって、前記複数の送信器の
うちの主系の送信器から送出されるデータに対応した前
記ターミナル・アダプタからの出力状態を検出して、そ
の主系の送信器の送信状態を監視する監視手段を設けた
ことを特徴としている。また、前記ターミナル・アダプ
タからのフレーミングビットが所定時間検出されないと
きに、そのターミナル・アダプタが故障していると判定
する判定手段を設けたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る送信監視装
置をCTC装置のCTC伝送部に適用したときの概略構
成図である。
【0009】図1中、Aは主系であり、また、Bは従系
であって、両系は同一に構成されている。なお、従系B
が主系となったときはAが従系となる。このように、両
者は同等の関係に保たれている。そして、周知の主系及
び従系からなる機器と同様に、主系の送信器からのみ所
定のCTC信号がデジタル・サービス・ユニット(以
下、「DSU」という)1を介して高速デジタル回線L
に送出されるように構成されている。
【0010】上述のように、主系A及び従系Bは同一構
成なので、以下、主系Aを中心にして説明する。なお、
図1において、10b,11b,12bは、主系Aの構
成要素に対応する従系Bの構成要素を示している。
【0011】CTC伝送部(本発明の送信器に該当)1
0aは、所定のCTC信号を生成して出力するように構
成されていて、その生成されたCTC信号は、TA11
aに入力されて速度変換処理された後、本発明の特徴的
構成要素の送信監視部12aに送出されるように構成さ
れている。
【0012】TA11a及びDSU1は、Iインターフ
ェースと呼ばれる基本インターフェース規格の高速デジ
タル回線用のものを採用することができる。
【0013】図2は、送信監視部12aの詳細図であっ
て、TA11aからの振幅変調(AMI)の出力信号を
DSU1の入力形態に合わせるためのA/A変換回路2
0aを含んでいる。そして、このA/A変換回路20a
中には、CTC伝送部10aからの切断信号によりO
N,OFFされる切断回路20bが含まれている。この
切断回路20bがOFFのときは、主系Aからの高速デ
ジタル回線Lへのデータ送信は停止される。この場合、
従系Bが主系となって高速デジタル回線Lへのデータ送
信が行われる。
【0014】図2中、20cはA/D変換回路であっ
て、TA11aの出力信号(AMI信号)をNRZのデ
ジタル信号に変換するもので、波形整形回路20dを介
してCTC伝送部10aに出力できるように構成されて
いる。
【0015】以下、図3及び図4のタイムチャートを用
いて、CTC伝送部10aにおける送信監視動作につい
て説明する。
【0016】図3(a)は、主系のCTC伝送部10a
が所定のT秒間に所定のCTC信号(データ)を出力中
であることを示している。したがって、このとき、従系
Bは、データを送出していない状態にある(図3(b)
参照)。
【0017】図3(c)は、TA11aの出力状態を示
していて、所定のフレーミングビット(同期ビット)に
伝送部10aのデータが振分けられて、すなわち、速度
変換された状態を示している。なお、図3(c)におい
て、フレーミングビットのみ立っているのは、64Kb
ps(又は128Kbps)のCTC信号のデータがT
A11aにより192Kbpsに変換されたために、全
てのフレーミングビットにデータが乗らないためであ
る。
【0018】図3(d)は、従系BのTA11bの出力
状態を示している。このように、従系Bは、CTC信号
のデータを送出していないが、TA11bのフレーミン
グビットが存在するので、このビットのみが立った状態
にある。したがって、主系,従系に限らず、TA11
a,11bのフレーミングビットが所定時間検出されな
いときは、TA11a,11bが故障していると判定す
ることができる。
【0019】さて、CTC伝送部10aは、主系Aがデ
ータを送信してから、及びそのデータ送信終了後に、送
信有りの情報のチェックを行う(図4(a)の矢印参
照)。すなわち、送信監視部12aは、常時、TA11
aの出力状態を監視し、データ有りのときは(図4
(b)参照)、データ有り情報をCTC伝送部10aに
送信し、TA11aからの出力が一定フレーム分検出で
きないときは、データ有りの情報の送信を停止する(図
4(c)参照)。
【0020】また、CTC伝送部10aからCTC信号
の送信がなく、かつ、次のフレームにデータがないとき
も、送信有りの情報は、CTC伝送部10aに送出され
ない。このような送信監視は、従系Bが主系になったと
きも同様に行われる。
【0021】なお、上述の例では、DSU1に3個以上
のTAを接続できるときは、3個以上の送信器を接続し
た多重系とすることができる。また、上述の例では、送
信器はCTC信号を送信する場合を示したが、他の多重
系に構成される送信器に適用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る送信監視装置は、主系及び
従系の関係を有してなる複数の送信器からTAを介して
1回線の高速デジタル回線に所定のデータを送信すると
きの送信監視装置であって、前記複数の送信器のうちの
主系の送信器から送出されるデータに対応した前記TA
からの出力状態を検出して、その主系の送信器の送信状
態を監視する監視手段を設けたので、多重系に構成した
送信器の送信状態を監視することができる。また、TA
からのフレーミングビットが所定時間検出されないとき
に、そのTAが故障していると判定する判定手段を設け
たときは、TA自身の故障をも監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信監視装置をCTC装置に適用した
ときの概略構成図である。
【図2】送信監視部の詳細図である。
【図3】主系,従系及びTAの出力状態を示すタイムチ
ャートである。
【図4】CTC信号、TAのフレーム及び送信有り情報
の関係を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル・サービス・ユニット(DSU) 10a,10b CTC伝送部(送信器) 11a,11b ターミナル・アダプタ(TA) 12a,12b 送信監視部 20a A/A変換回路 20b 切断回路 20c A/D変換回路 20d 波形整形回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主系及び従系の関係を有してなる複数の
    送信器からターミナル・アダプタを介して1回線の高速
    デジタル回線に所定のデータを送信するときの送信監視
    装置であって、 前記複数の送信器のうちの主系の送信器から送出される
    データに対応した前記ターミナル・アダプタからの出力
    状態を検出して、その主系の送信器の送信状態を監視す
    る監視手段を設けたことを特徴とする送信監視装置。
  2. 【請求項2】 前記ターミナル・アダプタからのフレー
    ミングビットが所定時間検出されないときに、そのター
    ミナル・アダプタが故障していると判定する判定手段を
    設けたことを特徴とする送信監視装置。
JP9353080A 1997-12-22 1997-12-22 送信監視装置 Pending JPH11187082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9353080A JPH11187082A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 送信監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9353080A JPH11187082A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 送信監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11187082A true JPH11187082A (ja) 1999-07-09

Family

ID=18428431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9353080A Pending JPH11187082A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 送信監視装置

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