JP2762824B2 - 監視システム - Google Patents
監視システムInfo
- Publication number
- JP2762824B2 JP2762824B2 JP4044915A JP4491592A JP2762824B2 JP 2762824 B2 JP2762824 B2 JP 2762824B2 JP 4044915 A JP4044915 A JP 4044915A JP 4491592 A JP4491592 A JP 4491592A JP 2762824 B2 JP2762824 B2 JP 2762824B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monitoring
- signal
- section
- ohb
- network
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- Expired - Lifetime
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は監視システムに関し、特
に監視信号方式の異なる回線供給業者である複数ベンダ
ーが回線を監視している場合に、各ベンダーが回線を相
互利用しながら各ベンダーに固有の監視信号方式により
回線監視を可能とする監視システムに関する。
に監視信号方式の異なる回線供給業者である複数ベンダ
ーが回線を監視している場合に、各ベンダーが回線を相
互利用しながら各ベンダーに固有の監視信号方式により
回線監視を可能とする監視システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の監視システムは図３に示すよう
に、一つのベンダーが監視区間４１の伝送システム（例
えば光伝送又は無線システム）と、監視区間４２の伝送
システム（例えば無線又は光伝送システム）と、監視区
間４１，４２を含む統括監視区間４３の伝送システムと
を所有している場合に、監視区間４１に所属する回線の
監視は後述する監視信号方式を利用してネットワーク監
視装置３１にて監視している。監視区間４２に所属する
回線の監視は同じ後述する監視信号方式を利用してネッ
トワーク監視装置３２にて監視している。また統括監視
区間４３に所属する各回線の監視はネットワーク監視装
置３１，３２，３３の監視信号をすべて受信してネット
ワーク監視装置３４にて統括監視を行っている。ここで
前述の監視信号方式を図４により説明する。図４の信号
フォーマットはＳＤＨ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ｄｉ
ｇｉｔａｌ ｈｉｅｒａｒｃｈｙ）システムの場合を示
しているが、この２７０列（バイト）×９行のＳＴＭ
（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｔｒａｎｓｐｏｒｔ Ｍｏ
ｄｕｌｅ）−Ｎ（Ｎは多重化系列を示す番号）信号のう
ち１〜９バイトまでは監視信号として使用されるセクシ
ョンオーバヘッド（以下ＳＯＨ（Ｓｅｃｔｉｏｎ ｏｖ
ｅｒ ｈｅａｄ）という）領域であり、１０〜２７０バ
イトまではペイロードである。すなわち、ＳＯＨ信号の
領域を使用して各監視区間の局ごとの監視ならびに打合
せ信号等が配列されている。図３の説明にもどり例えば
監視区間４１の上位局からの伝送信号２０１は、伝送シ
ステム２１で復号データ信号２０２となる。監視情報分
離部２５Ａはこの復号データ信号２０２からＳＯＨ信号
２０３を分離して、ネットワーク監視装置３１に送る。
ネットワーク監視装置３１はこのＳＯＨ信号２０３によ
り回線監視と障害情報、回線運営等の管理を行うととも
に自局の監視信号２０４を送出する。監視情報多重部２
５Ｂは前位局からのＳＯＨ信号２０３Ａと自局の監視信
号２０４とをＳＯＨの領域に多重化して変調信号２０５
として次局の伝送システム２１に伝送信号２０６として
送られる。次局の監視情報分離部２６Ａでは、伝送シス
テム２１のＳＯＨ信号２０９を分離し、自局の監視信号
２１０をネットワーク監視装置３２から入力し、ＳＯＨ
信号２０９とともに監視情報多重部２６Ｂにて多重化
し、変調信号２１１として伝送システム２２を経由して
次の局の伝送システム２３に送る。次に監視区間４２の
監視局となる伝送システム２３はこの伝送信号２０７を
入力し、監視情報多重部２７Ａにて前位局の監視信号２
１０を有するＳＯＨ信号を抽出して、ネットワーク監視
装置３３に送るとともに監視区間４１からのＳＯＨ信号
を含む信号と自局の監視信号２１４とを監視情報多重部
２７Ｂにて多重化し、伝送システム２３を経由して次局
の伝送システム２４に送出する。最終的に伝送システム
２４は統括監視区間４３のすべてのＳＯＨ信号を監視信
号分離部２８Ａから取り出し、ネットワーク監視装置３
４で統括監視している。このように各監視区間のＳＯＨ
信号はすべて図４に示すＳＯＨ領域の中に配列して伝送
されているので、監視情報分離部２５〜２８Ａと監視情
報多重部２５Ｂ〜２７Ｂは同一形式の装置を使用してい
た。
に、一つのベンダーが監視区間４１の伝送システム（例
えば光伝送又は無線システム）と、監視区間４２の伝送
システム（例えば無線又は光伝送システム）と、監視区
間４１，４２を含む統括監視区間４３の伝送システムと
を所有している場合に、監視区間４１に所属する回線の
監視は後述する監視信号方式を利用してネットワーク監
視装置３１にて監視している。監視区間４２に所属する
回線の監視は同じ後述する監視信号方式を利用してネッ
トワーク監視装置３２にて監視している。また統括監視
区間４３に所属する各回線の監視はネットワーク監視装
置３１，３２，３３の監視信号をすべて受信してネット
ワーク監視装置３４にて統括監視を行っている。ここで
前述の監視信号方式を図４により説明する。図４の信号
フォーマットはＳＤＨ（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ｄｉ
ｇｉｔａｌ ｈｉｅｒａｒｃｈｙ）システムの場合を示
しているが、この２７０列（バイト）×９行のＳＴＭ
（Ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｔｒａｎｓｐｏｒｔ Ｍｏ
ｄｕｌｅ）−Ｎ（Ｎは多重化系列を示す番号）信号のう
ち１〜９バイトまでは監視信号として使用されるセクシ
ョンオーバヘッド（以下ＳＯＨ（Ｓｅｃｔｉｏｎ ｏｖ
ｅｒ ｈｅａｄ）という）領域であり、１０〜２７０バ
イトまではペイロードである。すなわち、ＳＯＨ信号の
領域を使用して各監視区間の局ごとの監視ならびに打合
せ信号等が配列されている。図３の説明にもどり例えば
監視区間４１の上位局からの伝送信号２０１は、伝送シ
ステム２１で復号データ信号２０２となる。監視情報分
離部２５Ａはこの復号データ信号２０２からＳＯＨ信号
２０３を分離して、ネットワーク監視装置３１に送る。
ネットワーク監視装置３１はこのＳＯＨ信号２０３によ
り回線監視と障害情報、回線運営等の管理を行うととも
に自局の監視信号２０４を送出する。監視情報多重部２
５Ｂは前位局からのＳＯＨ信号２０３Ａと自局の監視信
号２０４とをＳＯＨの領域に多重化して変調信号２０５
として次局の伝送システム２１に伝送信号２０６として
送られる。次局の監視情報分離部２６Ａでは、伝送シス
テム２１のＳＯＨ信号２０９を分離し、自局の監視信号
２１０をネットワーク監視装置３２から入力し、ＳＯＨ
信号２０９とともに監視情報多重部２６Ｂにて多重化
し、変調信号２１１として伝送システム２２を経由して
次の局の伝送システム２３に送る。次に監視区間４２の
監視局となる伝送システム２３はこの伝送信号２０７を
入力し、監視情報多重部２７Ａにて前位局の監視信号２
１０を有するＳＯＨ信号を抽出して、ネットワーク監視
装置３３に送るとともに監視区間４１からのＳＯＨ信号
を含む信号と自局の監視信号２１４とを監視情報多重部
２７Ｂにて多重化し、伝送システム２３を経由して次局
の伝送システム２４に送出する。最終的に伝送システム
２４は統括監視区間４３のすべてのＳＯＨ信号を監視信
号分離部２８Ａから取り出し、ネットワーク監視装置３
４で統括監視している。このように各監視区間のＳＯＨ
信号はすべて図４に示すＳＯＨ領域の中に配列して伝送
されているので、監視情報分離部２５〜２８Ａと監視情
報多重部２５Ｂ〜２７Ｂは同一形式の装置を使用してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の監視システ
ムでは、ネットワーク管理用の監視信号として、同一形
式のＳＯＨ信号のみを使用しているので、複数のベンダ
ーの伝送システムが、縦属接続された場合、例えば監視
区間４２の区間が異なるベンダーの場合にはネットワー
ク管理情報のプロトコル等がベンダー固有の監視信号と
なり、異なるベンダーが独自にネットワーク管理ができ
なくなるという欠点がある。
ムでは、ネットワーク管理用の監視信号として、同一形
式のＳＯＨ信号のみを使用しているので、複数のベンダ
ーの伝送システムが、縦属接続された場合、例えば監視
区間４２の区間が異なるベンダーの場合にはネットワー
ク管理情報のプロトコル等がベンダー固有の監視信号と
なり、異なるベンダーが独自にネットワーク管理ができ
なくなるという欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の監視システムは
複数の監視区間内の伝送システムが縦属接続され、それ
ぞれの監視区間内に所属する伝送システムを監視するネ
ットワーク監視装置を備えた監視システムにおいて、前
記複数の監視区間のうちの一部の監視区間が他の監視区
間と監視信号方式を異にする特定監視区間を有する場合
に、この特定監視区間のネットワーク監視装置同士が通
常の信号フォーマット内に配置されている回線監視情報
を収容するセクションオーバヘッド（ＳＯＨという）の
ほかに前記特定監視区間専用の回線監視情報を収容する
オーバヘッドビット（ＯＨＢという）を信号フォーマッ
ト内に備えている。
複数の監視区間内の伝送システムが縦属接続され、それ
ぞれの監視区間内に所属する伝送システムを監視するネ
ットワーク監視装置を備えた監視システムにおいて、前
記複数の監視区間のうちの一部の監視区間が他の監視区
間と監視信号方式を異にする特定監視区間を有する場合
に、この特定監視区間のネットワーク監視装置同士が通
常の信号フォーマット内に配置されている回線監視情報
を収容するセクションオーバヘッド（ＳＯＨという）の
ほかに前記特定監視区間専用の回線監視情報を収容する
オーバヘッドビット（ＯＨＢという）を信号フォーマッ
ト内に備えている。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のシステム構成図である。
図２は本実施例の信号フォーマット図である。図１にお
いて図３の従来例と同一の符号は同一の機能を有する。
すなわち、本実施例では、監視区間４２に所属する伝送
システム２２，２３のネットワーク監視装置１０，１５
は監視信号方式の異なる管理プロトコルを使った回線が
従来の伝送システムに縦属接続されている。したがって
ネットワーク監視装置１０，１５が異なっているので、
後述するオーバヘットビット（ＯＨＢ）信号を多重化す
るＯＨＢ信号多重部１２、速度変換部１１，１３、ＯＨ
Ｂ信号を分離するＯＨＢ信号分離部１４を備えている。
る。図１は本発明の一実施例のシステム構成図である。
図２は本実施例の信号フォーマット図である。図１にお
いて図３の従来例と同一の符号は同一の機能を有する。
すなわち、本実施例では、監視区間４２に所属する伝送
システム２２，２３のネットワーク監視装置１０，１５
は監視信号方式の異なる管理プロトコルを使った回線が
従来の伝送システムに縦属接続されている。したがって
ネットワーク監視装置１０，１５が異なっているので、
後述するオーバヘットビット（ＯＨＢ）信号を多重化す
るＯＨＢ信号多重部１２、速度変換部１１，１３、ＯＨ
Ｂ信号を分離するＯＨＢ信号分離部１４を備えている。
【０００６】次にＯＨＢ（Ｏｖｅｒ ｈｅａｄ ｂｉ
ｔ）信号を図２の信号フォーマット図により説明する。
本実施例では図２に示すように、従来の１〜９列に配列
されたＳＯＨの領域と１０〜２７０列のメインデータの
ほかに新たにαバイトのＯＨＢの領域を設け、このＯＨ
Ｂ領域をネットワーク監視装置１０，１５の監視信号２
１０，２１３専用に割り当てている。このαバイトを含
めてＳＯＨ，ペイロードを１２５μｓ内に収容する必要
があるので、速度変換部１１により速度変換を行ってい
る。次局では速度変換されている復号信号２１２を速度
変換部１３にてもとに戻し、ＯＨＢ信号分離部１４にて
ＯＨＢ信号を抽出してネットワーク監視装置１５に前位
局の監視信号２１３を入力している。このように信号フ
ォーマット内にＳＯＨ信号とは独立してＯＨＢ信号の領
域を設けることにより、他の監視システムと混在しても
他の監視区間の信号と無関係に自己の監視区間を監視す
ることができる。
ｔ）信号を図２の信号フォーマット図により説明する。
本実施例では図２に示すように、従来の１〜９列に配列
されたＳＯＨの領域と１０〜２７０列のメインデータの
ほかに新たにαバイトのＯＨＢの領域を設け、このＯＨ
Ｂ領域をネットワーク監視装置１０，１５の監視信号２
１０，２１３専用に割り当てている。このαバイトを含
めてＳＯＨ，ペイロードを１２５μｓ内に収容する必要
があるので、速度変換部１１により速度変換を行ってい
る。次局では速度変換されている復号信号２１２を速度
変換部１３にてもとに戻し、ＯＨＢ信号分離部１４にて
ＯＨＢ信号を抽出してネットワーク監視装置１５に前位
局の監視信号２１３を入力している。このように信号フ
ォーマット内にＳＯＨ信号とは独立してＯＨＢ信号の領
域を設けることにより、他の監視システムと混在しても
他の監視区間の信号と無関係に自己の監視区間を監視す
ることができる。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように本発明は縦属接続さ
れた伝送システムのうち、一部の回線供給業者が異なり
監視方式も異なる場合に、信号フォーマット内にＯＨＢ
信号領域を別に設けることにより、複数の供給業者のネ
ットワーク管理プロトコルが異なってもネットワーク管
理ができるという効果がある。
れた伝送システムのうち、一部の回線供給業者が異なり
監視方式も異なる場合に、信号フォーマット内にＯＨＢ
信号領域を別に設けることにより、複数の供給業者のネ
ットワーク管理プロトコルが異なってもネットワーク管
理ができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例による監視システムのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】本実施例の信号フォーマット図である。
【図３】従来の監視システムのブロック図である。
【図４】従来例の信号フォーマット図である。
１１，１３ 速度変換部 １２ ＯＨＢ信号多重化部 １４ ＯＨＢ信号分離部 ２１〜２４ 伝送システム ２５Ａ，２６Ａ 監視信号分離部 ２５Ｂ，２７Ｂ，２８Ｂ 監視信号多重部 １０，１５，３１，３４ ネットワーク監視装置 ４１，４２ 監視区間 ４３ 統括監視区間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04L 12/28 H04J 3/00
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の監視区間内の伝送システムが縦属
接続され、それぞれの監視区間内に所属する伝送システ
ムを監視するネットワーク監視装置を備えた監視システ
ムにおいて、前記複数の監視区間のうちの一部の監視区
間が他の監視区間と監視信号方式を異にする特定監視区
間を有する場合に、この特定監視区間のネットワーク監
視装置同士が通常の信号フォーマット内に配置されてい
る回線監視情報を収容するセクションオーバヘッド（Ｓ
ＯＨという）のほかに前記特定監視区間専用の回線監視
情報を収容するオーバヘッドビット（ＯＨＢという）を
信号フォーマット内に備えていることを特徴とする監視
システム。 - 【請求項２】 前記特定監視区間のネットワーク監視装
置同士が前記ＯＨＢ信号の授受を行うために、ネットワ
ーク監視装置の前にＳＯＨ信号とＯＨＢ信号とを多重化
するＯＨＢ信号多重化部と、少なくともＯＨＢ信号を分
離するＯＨＢ信号分離部とを接続していることを特徴と
する請求項１記載の監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044915A JP2762824B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044915A JP2762824B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 監視システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05252162A JPH05252162A (ja) | 1993-09-28 |
| JP2762824B2 true JP2762824B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=12704759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4044915A Expired - Lifetime JP2762824B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2762824B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005036835A1 (ja) * | 2003-10-10 | 2006-12-28 | 富士通株式会社 | 統合監視制御システム及びネットワークシステム |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4044915A patent/JP2762824B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05252162A (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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