JPH11186721A - 多層配線基板の製造方法 - Google Patents

多層配線基板の製造方法

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JPH11186721A
JPH11186721A JP35650597A JP35650597A JPH11186721A JP H11186721 A JPH11186721 A JP H11186721A JP 35650597 A JP35650597 A JP 35650597A JP 35650597 A JP35650597 A JP 35650597A JP H11186721 A JPH11186721 A JP H11186721A
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wiring
insulating layer
wirings
group
substrate
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Koji Miyauchi
宏治 宮内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】絶縁層をガラスペースト等のスクリーン印刷に
より形成する際、スクリーン版のメッシュが配線の存在
しない領域においてスキージの押圧力により大きく撓
み、ガラスペーストの塗布量が局所的に少なくなってい
た。 【解決手段】基板1の一主面に、第1配線群を構成する
複数の配線2を被着させるとともに、該第1配線群より
2mm以内の位置に突起3を形成する工程と、前記基板
1上にガラスペースト4’を前記第1配線群の配線2の
一部が露出するようにしてスクリーン印刷するとともに
硬化させてガラスもしくは樹脂から成る絶縁層4を形成
する工程と、前記絶縁層4上に第2配線群を構成する複
数の配線5を、該配線5が対応する第1配線群の配線2
に電気的に接続されるように被着させる工程と、によっ
て多層配線基板を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の配線群を間
に絶縁層を介して積層させて成る多層配線基板の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、LEDプリンタヘッドやサー
マルプリンタヘッド等のヘッド基板として多層配線基板
が用いられている。かかる多層配線基板は、例えば、ガ
ラスやセラミックから成る基板の一主面に複数の配線群
を間に絶縁層を介して積層して成り、これら配線群の各
配線を絶縁層中に設けられるスルーホールの内部で接触
させておくことにより相互に電気的に接続させている。
【0003】そして、このような多層配線基板の絶縁層
はガラスや樹脂等の電気絶縁性材料から成り、例えば、
従来周知のスクリーン印刷法を採用することによって被
着・形成される。具体的には、まず、基板の一主面に複
数の配線から成る第1配線群が被着されている一層配線
基板と所定パターンのスクリーン版とをそれぞれ準備
し、次に図4に示す如く、前記スクリーン版13を一層
配線基板11上に所定の間隔をあけて配置させた上、こ
のスクリーン版13上にガラスペースト14を置き、こ
れをスキージ15の摺接によって一層配線基板11上に
スクリーン印刷する。これにより、一層配線基板11上
にはガラスペースト14が第1配線群の配線12の一部
(スルーホールの形成箇所)を露出するように塗布さ
れ、しかる後、これを高温で焼き付けることによってガ
ラスから成る絶縁層が被着・形成される。
【0004】尚、前述したスクリーン版13は、通常、
ステンレス製のメッシュ13aに感光乳剤13bを被着
させた構造を有しており、かかるスクリーン版13を現
像し、感光乳剤13bを印刷したいパターンに応じて除
去することにより所定のスクリーン版13が製作され
る。例えば、前述した絶縁層の形成工程では、ガラスペ
ースト14が第1配線群の配線12の一部(スルーホー
ルの形成箇所)を除く全領域に印刷されるようなパター
ンをもったスクリーン版13を製作しなければならない
ことから、スクリーン版13の感光乳剤13bはスルー
ホールが形成される箇所にのみ残り、それ以外のところ
は全て除去される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多層配線基板によれば、絶縁層の形成工程に
おいてガラスペースト14をスクリーン印刷した際、ス
クリーン版13のメッシュ13aがスキージ15の押圧
力により配線12の存在しない領域において大きく撓
み、ガラスペースト14の塗布量が局所的に少なくなっ
てしまうことがあった。このようなガラスペースト14
を焼き付けて絶縁層を形成した場合、絶縁層の厚みも局
所的に薄くなることから、この上に更に他の配線群を積
層した際、絶縁層によって両配線群間の絶縁を十分に確
保することが不可となったり、或いは、絶縁層の表面に
大きな“うねり”が生じて電子部品等を多層配線基板上
に安定的に実装するのが困難になる等の欠点を有してい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、本発明の多層配線基板の製造方法
は、基板の一主面に、第1配線群を構成する複数の配線
を被着させるとともに、該配線より2mm以内の位置に
突起を形成する工程と、前記基板上にガラスペーストも
しくは液状樹脂を前記第1配線群の配線の一部が露出す
るようにしてスクリーン印刷するとともに硬化させてガ
ラスもしくは樹脂から成る絶縁層を形成する工程と、前
記絶縁層上に第2配線群を構成する複数の配線を、該各
配線が対応する第1配線群の配線に電気的に接続される
ように被着させる工程と、によって多層配線基板を製造
することを特徴とするものである。
【0007】また本発明の多層配線基板の製造方法は、
基板の一主面に、第1配線群を構成する複数の配線を被
着させる工程と、前記基板上に、下面に突起を形成した
スクリーン版を、該突起が第1配線群の配線より2mm
以内に位置するよう配置させる工程と、前記スクリーン
版を介して前記基板上にガラスペーストもしくは液状樹
脂を前記第1配線群の配線の一部が露出するようにして
スクリーン印刷するとともに硬化させてガラスもしくは
樹脂から成る絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上に
第2配線群を構成する複数の配線を、該各配線が対応す
る前記第1配線群の配線に電気的に接続されるように被
着させる工程と、によって多層配線基板を製造すること
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。 〔第1形態〕図1は本発明の第1形態によって製作され
た多層配線基板の断面図であり、1は基板、2は第1配
線群の配線、3は突起、4は絶縁層、5は第2配線群の
配線、6は絶縁層である。
【0009】同図に示す多層配線基板は、基板1の一主
面に、複数の配線2から成る第1配線群と複数の配線5
から第2配線群とを間に絶縁層4を介して順次、積層
し、各配線群の配線2,5を絶縁層4に設けたスルーホ
ールを介して相互に電気的に接続した上、これらを絶縁
層6で被覆した構造を有している。
【0010】また基板1の一主面には、第1配線群の配
線2が存在しない領域に、複数の突起3が、該各突起3
から最も近い位置に設けられる他の突起3もしくは第1
配線群の配線2との間の距離が2mm以内となるように
配設されており、これらの突起3によって絶縁層4が略
一定の厚みとなるようにしている。
【0011】かかる多層配線基板は以下の工程(1)〜
(5)により製造される。
【0012】(1)まず、基板1を準備し、その一主面
に、図2(a)に示すように、第1配線群を構成する複
数の配線2を被着させるとともに、該第1配線群の配線
2が存在しない箇所に複数の突起3を、該各突起3から
最も近い位置に設けられる他の突起3もしくは第1配線
群の配線2との間の距離Pが2mm以内となるように被
着・形成する。
【0013】前記基板1には、厚み50μm〜3mm程
度のホウケイ酸ガラスやソーダライムガラス,或いはア
ルミナセラミックス等が使用され、かかる基板1の上方
に、所定パターンのスクリーン版を配置させるととも
に、該スクリーン版を用いて金属ペースト(銀,銅
等)、もしくはメタロオーガニックペーストを所定厚み
(1〜40μm)にスクリーン印刷し、しかる後、これ
を高温(150〜600℃)で焼き付けることによって
第1配線群の配線2と突起3とが同時に被着・形成され
る。この場合、前記突起3は配線2と同じ材料、具体的
には銀や銅等の金属により、例えば、直径10〜500
μm程度の大きさでもって1〜40μmの厚みに形成さ
れることとなる。
【0014】(2)次に、図2(b)に示すように、ガ
ラスペースト4’を第1配線群の配線2の一部が露出す
るようにして基板1上にスクリーン印刷し、しかる後、
ガラスペースト4’を硬化させることによって基板1の
一主面に図2(c)のようなガラス製の絶縁層4を形成
する。
【0015】前記ガラスペースト4’は、所定のガラス
の粉末に適当な有機溶媒,有機バインダー,硬化剤等を
添加・混合して成り、かかるガラスペースト4’を第1
配線群の配線2の一部が露出するようにして印刷するに
は、まず基板1の一主面上に、スルーホールの形成箇所
にのみ感光乳剤7bが残るように現像した所定パターン
のスクリーン版7を配置させた上、このスクリーン版7
上にガラスペースト4’を置き、これをスキージ8の摺
接によってスクリーン版7のメッシュ7aを通過させ、
基板1上に塗布することにより行われる。
【0016】このとき、前記スクリーン版7のメッシュ
7aは、スキージ8の押圧力によって第1配線群の配線
2が存在しない箇所で下方に大きく撓もうとするが、こ
の領域には前述の突起3が所定の密度で、具体的には、
各突起3から最も近い位置に設けられる他の突起3もし
くは第1配線群の配線2との間の距離Pが2mm以内と
なるように形成されていることから、これらの突起3が
スクリーン版7のメッシュ7aを支える形となってメッ
シュ7aと基板1との間に所定の隙間を形成する。この
結果、ガラスペースト4’は基板1の一主面に良好に塗
布されることとなり、厚みバラツキの少ない絶縁層4の
形成が可能となって絶縁層4を良好に機能させることが
できるようになる。
【0017】またこのような絶縁層4はその表面が平坦
であることから、多層配線基板上に電子部品等を実装す
る場合であっても、電子部品等を極めて良好かつ安定的
に実装させることもできる。
【0018】尚、前記スクリーン版7は、ステンレス製
のメッシュ7aに感光乳剤7bを被着させた構造を有し
ており、かかるスクリーン版7を現像し、感光乳剤7b
を印刷したいパターンに応じて除去することにより所定
のスクリーン版7が製作される。この工程では、ガラス
ペースト4’が第1配線群の配線2の一部(スルーホー
ルの形成箇所)を除く全領域に印刷されるようなスクリ
ーン版7を製作しなかればならないため、スクリーン版
7の感光乳剤7bはスルーホールが形成される箇所にの
み残り、それ以外のところは全て除去される。
【0019】そして、このようなスクリーン版7を用い
て印刷されたガラスペースト4’は、基板1がガラスか
ら成る場合、550〜600℃の温度領域で、また基板
1がセラミックから成る場合、500〜900℃の温度
領域で基板1の一主面に焼き付けられ、これによってス
ルーホール4aを有したガラス製の絶縁層4が形成され
る。
【0020】(3)次に、図2(d)に示すように、前
記絶縁層4上に第2配線群を構成する複数の配線5を、
該配線5が絶縁層4のスルーホール4a内で対応する第
1配線群の配線2に電気的に接続されるようにして被着
・形成する。
【0021】前記第2配線群は、前述した第1配線群と
同様の方法によって形成される。即ち、絶縁層4の上面
に所定の金属ペースト(銀,銅等)、もしくは、メタロ
オーガニックペーストを従来周知のスクリーン印刷によ
って所定厚み(10〜40μm)に印刷・塗布し、しか
る後、これを高温(550〜600℃)で焼き付けるこ
とによって絶縁層4上に形成される。このとき、第2配
線群の配線5は、その一部が絶縁層4のスルーホール4
a内で第1配線群の配線2と接するように形成されるた
め、これによって第1配線群の配線2と第2配線群の配
線5とが相互に電気的に接続されることとなる。
【0022】(4)そして最後に、第2配線群の配線5
を絶縁層6でもって被覆し、これによって図1に示した
多層配線基板が完成する。
【0023】前記絶縁層6は、前述した絶縁層4と同様
の方法、即ち、所定のガラスペーストをスクリーン印刷
し、これを高温で焼き付けることによって形成される。
【0024】尚、以上のような第1形態においては、
(1)の工程で第1配線群の配線2と複数の突起3とを
基板1の一主面に同時に形成するようにしたが、これら
は別々に形成しても構わない。
【0025】また上述の第1形態においては絶縁層4を
ガラス材料により形成するようにしたが、これに代えて
絶縁層4を樹脂材料等により形成しても良い。この場
合、液状になした樹脂の前駆体が基板1上にスクリーン
印刷され、これを熱硬化もしくは光硬化させることによ
って樹脂から成る絶縁層が形成されることとなる。
【0026】更に上述の形態において絶縁層4の上面に
も、基板1の一主面に形成したのと同様の突起を形成し
ておけば、絶縁層6の形成の際に、絶縁層6の厚みを略
一定に確保して絶縁層6の表面をより平坦になすことが
できる。従って絶縁層4の上面にも、基板1の一主面に
形成したのと同様の突起を形成しておくことが好まし
い。
【0027】〔第2形態〕次に本発明の第2形態につい
て図3を用いて説明する。但し、前述の第1形態と重複
する内容については説明を省略し、第1形態と相違する
点についてのみ説明を付加することとする。
【0028】この第2形態においては、以下の(1)〜
(4)の工程により多層配線基板を製造する。
【0029】(1)まず、図3(a)に示す如く、基板
1の一主面に、第1配線群を構成する複数の配線2を被
着・形成する。この第1配線群は、先に述べた第1形態
と同様に、金属ペースト等のスクリーン印刷と該ペース
トの焼き付けによって形成される。
【0030】(2)次に図3(b)に示す如く、前記基
板1上に、下面に複数の突起7cを有したスクリーン版
7を、該各突起7cから最も近い位置に配される他の突
起7cもしくは第1配線群の配線2との間の距離Pが2
mm以内に位置するよう配置させた上、図3(c)に示
す如く、このスクリーン版7を介してガラスペースト
4’を第1配線群の配線2の一部が露出するようにして
基板1上にスクリーン印刷し、これを硬化させることに
よって図3(d)のようなガラス製の絶縁層4を形成す
る。
【0031】前記スクリーン版7の突起7cは、スクリ
ーン版7の現像の際に感光乳剤7bを所定パターンに残
すか、もしくはメッシュ7aの下面に所定厚みの金属を
取着させておくことにより直径30〜150μm程度の
大きさでもって形成される。かかるスクリーン版7を用
いてガラスペースト4’のスクリーン印刷を行う際、ス
クリーン版7のメッシュ7aがスキージ8の押圧力によ
って下方に撓もうとするが、この領域には前述の突起7
cが所定の密度で、具体的には、各突起7cから最も近
い位置に設けられる他の突起7Cもしくは第1配線群の
配線2との間の距離Pが2mm以内となるように形成さ
れているため、これらの突起7cが基板1の一主面に当
接されることによってメッシュ7aと基板1との間に所
定の隙間を形成する。この結果、ガラスペースト4’が
基板1の一主面に良好に塗布されることとなり、厚みバ
ラツキの少ない絶縁層4の形成が可能となって絶縁層4
を良好に機能させることができるようになる。
【0032】またこのような絶縁層4はその表面が平坦
であることから、多層配線基板上に電子部品等を実装す
る場合であっても、電子部品等を極めて良好かつ安定的
に実装させることができる。
【0033】尚、ガラスペースト4’の焼成は、先に述
べた第1形態と同様に、基板1がガラスから成る場合、
550〜600℃の温度領域で、また基板1がセラミッ
クから成る場合、500〜900℃の温度領域で行わ
れ、これによってスルーホール4aを有するガラス製の
絶縁層4が形成されることとなる。またこのとき、スク
リーン版7の突起7cが当接された箇所には所定の窪み
4dが形成されることとなるが、この窪み4dは、スク
リーン版7の突起7cを直径100 μm以下とすることで
実質的になくすこともできる。
【0034】(3)次に図3(e)に示す如く、前記絶
縁層4上に第2配線群を構成する複数の配線5を、該配
線5が絶縁層4のスルーホール4a内で対応する第1配
線群の各配線2に電気的に接続されるようにして被着・
形成する。
【0035】この第2配線群も、第1形態と同様に、金
属ペースト等のスクリーン印刷、及び金属ペースト等の
焼き付けによって被着・形成され、これによって第1配
線群の配線2と第2配線群の配線5とが相互に電気的に
接続される。
【0036】(4)そして最後に、第2配線群の配線5
を絶縁層でもって被覆し、これによって多層配線基板が
完成する。
【0037】このような絶縁層も、第1形態と同様に、
ガラスペーストのスクリーン印刷、及びガラスペースト
の焼き付けによって被着・形成されることとなる。
【0038】尚、本発明は上述した形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々の変更、改良等が可能である。
【0039】例えば、上述の第1,第2の形態では2つ
の配線群を積層して多層配線基板を製造する場合につい
て説明したが、3つ以上の配線群を各配線群間に絶縁層
を介して積層する場合は、上記の(1)〜(4)の工程
を積層したい配線群の数だけ繰り返すことによって所定
の多層配線基板が得られる。
【0040】また上述の形態においてはステンレス製の
メッシュに感光乳剤を被着させて構成したスクリーン版
を用いたが、例えば、メッシュがポリエステス等のプラ
スチックにより形成されているスクリーン版を用いた
り、或いは、感光乳剤の代わりに厚み1〜50μm程度
のメタル板をエッチングやレーザー光の照射等によって
所定パターンに加工したものを用いても構わない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、絶縁層をガラスペース
トもしくは液状樹脂のスクリーン印刷によって形成する
際、第1配線群の配線が存在しない箇所においてスクリ
ーン版のメッシュと基板との間に所定の隙間を形成する
ことができる。このため、ガラスペーストもしくは液状
樹脂を基板の一主面に良好に塗布し、絶縁層の厚みバラ
ツキを少なくすることができるとともに、絶縁層を良好
に機能させることが可能となる。
【0042】また本発明によれば、前記絶縁層はその表
面が平坦であることから、多層配線基板上に電子部品等
を実装する場合であっても、電子部品等を極めて良好か
つ安定的に実装させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態によって製造された多層配線
基板の断面図である。
【図2】(a)〜(d)は本発明の第1形態を説明する
ための各工程毎の断面図である。
【図3】(a)〜(e)は本発明の第2形態を説明する
ための各工程毎の断面図である。
【図4】従来の多層配線基板の製法を説明するための断
面図である。
【符号の説明】
1・・・基板 2・・・第1配線群の配線 3・・・突起 4・・・絶縁層 4a・・・スルーホール 5・・・第2配線群の配線 6・・・絶縁層 7・・・スクリーン版 7a・・・メッシュ 7b・・・感光乳剤 7c・・・突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の一主面に、第1配線群を構成する複
    数の配線を被着させるとともに、該配線より2mm以内
    の位置に突起を形成する工程と、 前記基板上にガラスペーストもしくは液状樹脂を前記第
    1配線群の配線の一部が露出するようにしてスクリーン
    印刷するとともに硬化させてガラスもしくは樹脂から成
    る絶縁層を形成する工程と、 前記絶縁層上に第2配線群を構成する複数の配線を、該
    各配線が対応する第1配線群の配線に電気的に接続され
    るように被着させる工程と、を含む多層配線基板の製造
    方法。
  2. 【請求項2】基板の一主面に、第1配線群を構成する複
    数の配線を被着させる工程と、 前記基板上に、下面に突起を形成したスクリーン版を、
    該突起が第1配線群の配線より2mm以内に位置するよ
    う配置させる工程と、 前記スクリーン版を介して前記基板上にガラスペースト
    もしくは液状樹脂を前記第1配線群の配線の一部が露出
    するようにしてスクリーン印刷するとともに硬化させて
    ガラスもしくは樹脂から成る絶縁層を形成する工程と、 前記絶縁層上に第2配線群を構成する複数の配線を、該
    各配線が対応する前記第1配線群の配線に電気的に接続
    されるように被着させる工程と、を含む多層配線基板の
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100956090B1 (ko) 2006-11-17 2010-05-07 가부시키가이샤 리코 멀티레벨 상호접속 구조의 제조 방법 및 멀티레벨 상호접속구조

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