JPH11185919A - 角度検出機能付き回転コネクタ - Google Patents

角度検出機能付き回転コネクタ

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JPH11185919A
JPH11185919A JP9357548A JP35754897A JPH11185919A JP H11185919 A JPH11185919 A JP H11185919A JP 9357548 A JP9357548 A JP 9357548A JP 35754897 A JP35754897 A JP 35754897A JP H11185919 A JPH11185919 A JP H11185919A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 径方向にも厚さ方向にも小型化が可能で、構
造を簡略化することができる角度検出機能付き回転コネ
クタを実現すること。 【解決手段】 エアギャップを介して対向するステータ
側コア5とロータ側コア12の対向面にそれぞれ同心円
状の2つの収納溝5a,12aを形成し、各収納溝5
a,12a内にコイル6,13を収納すると共に、外側
のコイル対6,13の両側に凹凸が周方向に沿って所定
ピッチで交互に連続する凹凸部5b,12bを形成す
る。そして、ステータ側コア5とロータ側コア12の内
側のコイル6,13対を介して固定側から可動側へ信号
を伝送し、ロータ側コア12の回転に伴う凹凸部5b,
12b間の磁気抵抗の変化で角度信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングホイールに搭載されたエアバッグインフレータ等の
電気部品をステアリングコラム側に対して電気的に接続
する回転コネクタに係り、特に、ステアリングホイール
の回転角度を検出する機能を備えた角度検出機能付き回
転コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車のステアリングホイールと
ステアリングコラムとの間には、ステアリングホイール
に搭載されたホーンスイッチやエアバッグインフレータ
等をステアリングコラム側へ電気的に接続するための回
転コネクタが配設されているが、近年、ステアリングホ
イールの回転角度をアングルセンサで検出し、このアン
グルセンサから得られる回転情報に基づいてサスペンシ
ョンの減衰力制御やオートマチックトランスミッション
のシフトポジション制御等を行うシステムが採用されて
いる。
【0003】従来より、実公平6−35856号公報に
開示されているように、外側の回転コネクタと内側のア
ングルセンサを互いに一体化した組立構造体をステアリ
ングシャフトの回りに配設したものが知られている。こ
の場合、回転コネクタは渦巻き状のケーブルを一対のケ
ース内に収納したもので、その回転側ケースはステアリ
ングシャフトと一体回転するロータ部材に連結され、固
定側ケースはステアリングコラム等のステータ部材に固
定されている。また、アングルセンサは抵抗接触式のロ
ータリエンコーダからなり、その可動板は回転コネクタ
の回転側ケースに一体化され、固定板は回転コネクタの
固定側ケースに一体化されている。したがって、ステア
リングホイールを回転操作すると、それに連動して回転
コネクタの回転側ケースとアングルセンサの可動板が回
転し、ステアリングホイールとステアリングコラム間の
電気的接続が回転コネクタによって維持されると共に、
ステアリングホイールの操舵角度や操舵方向等の回転情
報をアングルセンサによって検出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
れば、ステアリングシャフトの回りにアングルセンサと
回転コネクタが同心円状に配設されているため、アング
ルセンサと回転コネクタをステアリングシャフトの軸線
方向に沿って積層配置したものに比べると薄型化を図れ
るが、その反面、径方向の寸法が大きくなるという問題
がある。また、アングルセンサと回転コネクタは一体化
されて1つの組立構造体をなしているが、一体化される
前は個々のアングルセンサと回転コネクタとして製造さ
れるため、部品点数が多く構造も複雑化するという問題
もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステアリング
ホイールとステアリングコラム間を非接触な磁束結合式
のロータリトランスによって電気的に接続し、このロー
タリトランスのロータ側コアとステータ側コアのそれぞ
れの対向面に回転角度信号を発生させる凹凸部を設ける
こととする。このように構成すると、信号伝達と角度検
出の両方を1つのロータリトランスを用いて行うことが
でき、部品点数の削減や小型・薄型化を実現することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の角度検出機能付き回転コ
ネクタでは、自動車のステアリングホイールに連動して
回転するロータ側コアと、このロータ側コアに配設され
たリング状コイルと、前記ロータ側コアにエアギャップ
を介して対向配置されたステータ側コアと、このステー
タ側コアに配設されたリング状コイルとを備え、前記ロ
ータ側コアと前記ステータ側コアのそれぞれの対向面に
前記コイルに沿って周方向へ延びる凹凸部を設けた。
【0007】このように構成すると、ステアリングホイ
ールとステアリングコラム間の電気的接続が非接触な磁
束結合式のロータリトランスを介して行われ、該ロータ
リトランスの一対のコアに設けられた凹凸部間の磁気抵
抗が変動することによってステアリングホイールの回転
角度の検出が行われるため、径方向にも厚さ方向にも小
型化された角度検出機能付き回転コネクタを実現するこ
とができ、その構造を簡略化することもできる。
【0008】前記ロータ側コアとステータ側コアのコイ
ル対は少なくとも1対あれば、ステータ側からロータ側
への信号伝達とロータ側の角度信号検出とを行うことが
できるが、両コアの径方向に2対以上のコイルを配設
し、少なくとも1対のコイルに沿って凹凸部を設ける
と、ステータ側コアの1つのコイルに入力した交流電圧
をロータ側コアの2つのコイルを介してステータ側コア
の他のコイルに帰還させることができるため、凹凸部に
よって発生する角度信号をステータ側で信号処理するこ
とができる。
【0009】また、前記コイルが2対以上ある場合、1
対のコイルに沿って設けられる凹凸部と他のコイル対に
沿って設けられる凹凸部に位相差をもたせると、2対の
コイルから所定の位相差をもった2つの角度信号が出力
されるため、これら角度信号からステアリングホイール
の絶対位置を判定することができる。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の第1実施例に係る角度検出機能付き回転
コネクタをステアリング装置へ組み込んだ状態を示す断
面図、図2は図1の回転コネクタの主要部品を示す分解
斜視図、図3は図1の回転コネクタに備えられるステー
タ側コアの平面図、図4は角度信号の検出原理を示す説
明図である。
【0011】図1と図2に示すように、ステアリング装
置のステータ部材であるステアリングコラム1上にハウ
ジング2が取り付けられており、このハウジング2はコ
ラムカバー3によって覆われている。ハウジング2には
一対のストークスイッチ4が収納されており、これらス
トークスイッチ4の操作レバー4aはコラムカバー3を
挿通して外部へ突出している。ハウジング2の上部開口
端にリング状のステータ側コア5が固着されており、こ
のステータ側コア5は強磁性のフェライト材からなる。
ステータ側コア5の上面に同心円状に配列された2つの
収納溝5aが形成されており、各収納溝5a内に所定タ
ーン数巻回されたコイル6がそれぞれ収納されている。
図3に示すように、外側の収納溝5aの両側に凹凸が所
定ピッチで交互に連続する凹凸部5bが形成されてお
り、これら凹凸部5bは外側のコイル6の巻回方向(周
方向)に沿って延びている。両コイル6はハウジング2
の内底面に配設されたプリント基板7にリード線やFP
C等を介して接続された後、このプリント基板7のコネ
クタユニット8に集約されている。なお、以上説明した
部材はステアリングシャフト9の回りに配設され、全て
固定側の部材である。
【0012】ステアリングシャフト9の上端にステアリ
ングホイール10がナット等を用いて固定されており、
このステアリングホイール10にカバー11がねじ止め
等を用いて固定されている。カバー11の下部外周縁に
スカート部11aが形成されており、このスカート部1
1aはハウジング2の上部外周縁と軸線方向にオーバー
ラップし、内部に塵埃等の異物が侵入するのを防止して
いる。カバー11の下部開口端にリング状のロータ側コ
ア12が固着されており、このロータ側コア12も強磁
性のフェライト材からなる。ロータ側コア12の下面に
同心円状に配列された2つの収納溝12aが形成されて
おり、各収納溝12a内に所定ターン数巻回されたコイ
ル13がそれぞれ収納されている。外側の収納溝12a
の両側にも凹凸が所定ピッチで交互に連続する凹凸部1
2bが形成されており、凹凸部12bと凹凸部5bのそ
れぞれのピッチは同一に設定されている。ステータ側コ
ア5の両コイル6とロータ側コア12の両コイル13は
エアギャップを介して対向しており、これらステータ側
コア5とロータ側コア12および2対のコイル6,13
によってロータリトランスが構成されている。両コイル
13はカバー11の内部に配設されたプリント基板14
にリード線やFPC等を介して接続された後、このプリ
ント基板14のコネクタユニット15に集約された後、
ステアリングホイール10に搭載された図示せぬ電気部
品に接続されている。本実施例では、内側のコイル13
がエアバッグインフレータを動作させるための起爆回路
に接続され、外側のコイル13は内側のコイル13に結
線されている。なお、これらカバー11やロータ側コア
12等の部材はステアリングシャフト9の回りに配設さ
れ、全てステアリングホイール10に連動して回転する
可動側の部材である。
【0013】このような構成において、ステータ側コア
5の内側のコイル6には所定周波数(例えば1MHz)
の交流電圧が入力されており、ステアリングホイール1
0の回転操作に拘らず、このコイル6を1次コイルとし
た2次電流周波数がロータ側コア12の内側のコイル1
3に出力される。したがって、衝突センサが動作した場
合、エアバッグ信号(例えば300KHz)を上記所定
周波数に重ねることにより、このエアバッグ信号を内側
のコイル6,13対を介して固定側から可動側へ伝送す
ることができ、ステアリングホイール10に搭載された
起爆回路を動作させることができる。
【0014】また、ロータ側コア12の内側のコイル1
3は外側のコイル13に結線されているため、この外側
のコイル13を1次コイルとしてステータ側コア5の外
側のコイル6に2次電流周波数が出力される。その際、
ステアリングホイール10に連動してロータ側コア12
が回転すると、外側のコイル対6,13に沿って設けら
れた凹凸部5b,12b間の磁気抵抗が凹凸の周期に伴
って変化するため、図4に示すように、ステータ側コア
5の外側のコイル6から出力される2次電流周波数の振
幅が凹凸の周期で正弦波状に変化する。したがって、こ
の2次電流周波数を固定側の信号処理回路で波形成形す
ることによりインクリメンタル信号が出力され、その出
力信号に基づいてステアリングホイール10の回転角度
を検出することができる。
【0015】図5は本発明の第2実施例に係る角度検出
機能付き回転コネクタをステアリング装置へ組み込んだ
状態を示す断面図、図6は図5の回転コネクタの主要部
品を示す分解斜視図、図7は図5の回転コネクタに備え
られるステータ側コアの平面図、図8はコイルから出力
される角度信号の説明図であり、図1〜図4に対応する
部分に同一符号を付すことにより重複する説明は省略す
る。
【0016】本実施例が前述した第1実施例と相違する
点は、ステータ側コア5とロータ側コア12にそれぞれ
3対のコイル6,13が配設され、これらのうち内側と
外側のコイル6,13対に沿って形成された凹凸部5
b,12bに位相差をもたせたことにあり、それ以外の
構成は基本的に同じである。すなわち、図6に示すよう
に、同心円状に配列されたステータ側コア5の3つの収
納溝5aのうち、内側と外側の収納溝5aの両側に沿っ
て凹凸(例えば、図6のハッチング部分が凸で、白抜き
部分が凸)を180度ずつに連続させた凹凸部5bがそ
れぞれ形成されているが、内側2つの凹凸部5bに対し
て外側2つの凹凸部5bの凹凸は周方向に90度位相が
ずれている。ロータ側コア12の内側と外側の収納溝1
2aの両側にも全く同様の凹凸部12bが形成されてお
り、中央のコイル13は起爆回路に接続されると共に、
内側と外側のコイル13に結線されている。
【0017】このような構成において、ステータ側コア
5の中央のコイル6には所定周波数(例えば1MHz)
の交流電圧が入力されており、ステアリングホイール1
0の回転操作に拘らず、このコイル6を1次コイルとし
た2次電流周波数がロータ側コア12の中央のコイル1
3に出力される。したがって、前述した第1実施例と同
様に、エアバッグ信号(例えば300KHz)を上記所
定周波数に重ねることにより、このエアバッグ信号を中
央のコイル6,13対を介して固定側から可動側へ伝送
することができ、ステアリングホイール10に搭載され
た起爆回路を動作させることができる。
【0018】また、ロータ側コア12の中央のコイル1
3は内側と外側のコイル13に結線されているため、こ
れら内側と外側のコイル13を1次コイルとしてステー
タ側コア5の内側と外側のコイル6に2次電流周波数が
出力される。その際、ステアリングホイール10に連動
してロータ側コア12が回転すると、内側と外側のコイ
ル対6,13に沿って設けられた凹凸部5b,12b間
の磁気抵抗が凹凸の周期に伴って変化するため、図8に
示すように、ステータ側コア5の内側と外側のコイル6
から90度位相がずれた正弦波状の2次電流周波数がそ
れぞれ出力される。したがって、これらの位相差をもつ
2つのインクリメンタル信号に基づいて、ステアリング
ホイール10の回転角度と回転方向および360度内の
絶対位置を検出することができる。
【0019】なお、ステータ側コア5とロータ側コア1
2に配設されるコイル対6,13は上記各実施例に限定
されず、必要に応じて適宜増減することができる。例え
ば、ステータ側コア5とロータ側コア12に1対のコイ
ル6,13を配設した場合、このコイル対6,13を利
用して固定側から可動側へエアバッグ信号を伝送すると
共に角度信号を発生させ、この角度信号を受発光素子を
用いた時分割多重方式やFM多重方式等で可動側から固
定側へ伝送すれば良い。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】自動車のステアリングホイールに連動して
回転するロータ側コアと、このロータ側コアに配設され
たリング状コイルと、前記ロータ側コアにエアギャップ
を介して対向配置されたステータ側コアと、このステー
タ側コアに配設されたリング状コイルとを備え、前記ロ
ータ側コアと前記ステータ側コアのそれぞれの対向面に
前記コイルに沿って周方向へ延びる凹凸部を設けると、
ステアリングホイールとステアリングコラム間の電気的
接続が非接触な磁束結合式のロータリトランスを介して
行われ、該ロータリトランスの一対のコアに設けられた
凹凸部間の磁気抵抗が変動することによってステアリン
グホイールの回転角度の検出が行われるため、径方向に
も厚さ方向にも小型化された角度検出機能付き回転コネ
クタを実現することができ、その構造を簡略化すること
もできる。
【0022】また、前記ロータ側コアとステータ側コア
に2対以上のコイルを配設し、少なくとも1対のコイル
に沿って凹凸部を設けると、ステータ側コアの1つのコ
イルに入力した交流電圧をロータ側コアの2つのコイル
を介してステータ側コアの他のコイルに帰還させること
ができるため、凹凸部によって発生する角度信号をステ
ータ側で信号処理することができる。
【0023】また、前記コイルが2対以上ある場合、1
対のコイルに沿って設けられる凹凸部と他のコイル対に
沿って設けられる凹凸部に位相差をもたせると、2対の
コイルから所定の位相差をもった2つの角度信号が出力
されるため、これら角度信号からステアリングホイール
の絶対位置を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る角度検出機能付き回
転コネクタをステアリング装置へ組み込んだ状態を示す
断面図である。
【図2】図1の回転コネクタの主要部品を示す分解斜視
図である。
【図3】図1の回転コネクタに備えられるステータ側コ
アの平面図である。
【図4】角度信号の検出原理を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る角度検出機能付き回
転コネクタをステアリング装置へ組み込んだ状態を示す
断面図である。
【図6】図5の回転コネクタの主要部品を示す分解斜視
図である。
【図7】図5の回転コネクタに備えられるステータ側コ
アの平面図である。
【図8】コイルから出力される角度信号の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 ハウジング 5 ステータ側コア 5a 収納溝 5b 凹凸部 6 コイル 9 ステアリングシャフト 10 ステアリングホイール 11 カバー 12 ロータ側コア 12a 収納溝 12b 凹凸部 13 コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のステアリングホイールに連動し
    て回転するロータ側コアと、このロータ側コアに配設さ
    れたリング状コイルと、前記ロータ側コアにエアギャッ
    プを介して対向配置されたステータ側コアと、このステ
    ータ側コアに配設されたリング状コイルとを備え、前記
    ロータ側コアと前記ステータ側コアのそれぞれの対向面
    に前記コイルに沿って周方向へ延びる凹凸部を設けたこ
    とを特徴とする角度検出機能付き回転コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記コイルが
    前記ロータ側コアと前記ステータ側コアに2対以上配設
    され、前記凹凸部を少なくとも1対の前記コイルに沿っ
    て設けたことを特徴とする角度検出機能付き回転コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記コイルが
    前記ロータ側コアと前記ステータ側コアに2対以上配設
    され、前記凹凸部を少なくとも2対の前記コイルに沿っ
    て設けると共に、これら凹凸部に位相差をもたせたこと
    を特徴とする角度検出機能付き回転コネクタ。
JP35754897A 1997-12-25 1997-12-25 角度検出機能付き回転コネクタ Expired - Fee Related JP3482333B2 (ja)

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