JPH11184722A - 分散処理システムにおける保守制御装置の自動復帰機構 - Google Patents

分散処理システムにおける保守制御装置の自動復帰機構

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JPH11184722A
JPH11184722A JP9357760A JP35776097A JPH11184722A JP H11184722 A JPH11184722 A JP H11184722A JP 9357760 A JP9357760 A JP 9357760A JP 35776097 A JP35776097 A JP 35776097A JP H11184722 A JPH11184722 A JP H11184722A
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JP
Japan
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maintenance
storage device
input
service processor
abnormality
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Withdrawn
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JP9357760A
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English (en)
Inventor
Shigemasa Kikuchi
重正 菊地
Kengo Kunimitsu
健吾 国光
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、初期化処理命令が格納された不揮
発性メモリを付加し、保守プロセッサがその診断機能に
より入出力の異常を検出したとき、異常処理プログラム
から初期化処理プログラムに処理を移行することにより
自動再復帰可能な、分散処理システムにおける保守制御
装置の自動再復帰機構を構築することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、保守制御装置4内蔵のマイク
ロプロセッサ41が自己診断による異常検出で動作停止
したとき、保守制御装置4内蔵の異常処理プログラムか
ら初期化処理プログラムへ処理を移行する。このことに
より、マイクロプロセッサ41内のコードセグメントと
命令ポインタにマイクロプロセッサリセット時と同様の
値を書き込むことになり、保守制御装置4にリセット信
号を入力することなく、保守制御装置4の再起動を実現
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散処理システム
における保守制御装置の自動復帰機構に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的中小型のコンピュータシステムで
は性能強化のために機能分散がなされ、特に入出力は、
システムの制御中枢となるCPUとは独立に設けられる
マイクロプロセッサによって制御される。この種コンピ
ュータシステムでは、システム保守のため、システムと
はシリアルインタフェースバスを介して保守プロセッサ
(SVP)が接続され、障害発生時、その障害情報の入
出力を行なうことで入出力制御の保守を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
保守プロセッサは、CPUやマイクロプロセッサ内蔵の
入出力制御装置との間で汎用入出力バスを介したインタ
フェースを持たず、システムの入出力制御とは独立して
動作する。従って、保守プロセッサは自己診断を行なっ
て自身に異常が検出されたとき、システムの入出力に影
響を与えないように、通常のプログラム処理を停止して
異常処理プログラムを起動する。そのため、CPUから
汎用入出力バスを介して入出力制御装置に発せられる入
出力命令実行による入出力装置の論理的な切り離し、あ
るいは、CPUから汎用入出力バスを介した初期化を実
行できず、入出力の保守を実行できない。従って、入出
力処理の停止を行なわざるを得ず、システムの稼働率の
低下ならびに信頼性の低下をきたしていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、初期化処理命令が格納された不揮発性メモリを付
加し、保守プロセッサがその診断機能により入出力の異
常を検出したとき、異常処理プログラムから初期化処理
プログラムに処理を移行することにより自動再復帰可能
な、分散処理システムにおける保守制御装置の自動復帰
機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の分散処理システ
ムにおける保守制御装置の自動復帰機構は、システムの
制御中枢となる演算制御装置と、演算制御装置とは汎用
入出力バスインタフェースを介して接続される少なくと
も1個の入出力プロセッサとは独立して動作し、演算制
御装置とはシステム保守のためのシリアルバスインタフ
ェースを介して保守プロセッサが接続されて成る分散処
理システムにおいて、上記保守プロセッサは、プログラ
ム乃至データが格納される第1、第2の記憶装置の他
に、第1の記憶装置に格納された自己診断プログラムを
読み出し実行することにより異常を検出したとき、一旦
保守動作を停止して再起動の指示を待つ自己診断手段
と、自己診断により検出した異常情報、ならびにそのと
きのシステムのプログラム情報が書き込まれる不揮発性
の第3の記憶装置と、保守プロセッサを再起動するため
に第1記憶装置に格納された初期化プログラムに制御を
移す手段と、初期化プログラムを実行することにより、
第3の記憶装置に書き込まれた情報を第2の記憶装置に
復元し、この第2の記憶装置に復元された内容に基づい
て保守プロセッサの再起動を行なう再起動制御手段とを
具備することを特徴とする。
【0006】このことにより、入出力制御の保守を行な
う保守プロセッサに異常があっても自動復帰されるた
め、入出力処理を停止させることなく保守を継続でき、
稼働率の向上と信頼性の向上に寄与する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明が実現される分散処
理システムの構成例を示すブロック図である。図におい
て、1は主記憶装置(MMU)、2はシステム制御装置
(SCU)、3は演算制御装置(ACP)、4は保守制
御装置(SVP)であり、これらを総称して中央処理装
置(CPU)10という。主記憶装置1にはOS、入出
力ドライバ、アプリケーションを含む各種プログラムが
格納され、アプリケーションプログラムによって使用さ
れる作業領域も割り付けられる。システム制御装置2は
主記憶装置1に格納されたプログラムに従い、システム
に接続される各種ハードウェア、ソフトウェア資源をト
ータル管理する。演算制御装置3は主記憶装置1に格納
されたプログラムに従い演算制御を司る。
【0008】保守制御装置4は、システム制御装置2、
演算制御装置3、ならびに後述する入出力制御装置5の
障害発生を監視するもので、障害発生時、その障害情報
の入出力を実行し、システムの保守を実行する。また、
自身の異常を検出する自己診断プログラムを内蔵し、こ
こで異常を検出したとき、リセットを必要とせず、初期
化処理命令があらかじめ格納されてある、同じく内蔵の
不揮発性メモリから情報を得、自動再復帰を行なう。詳
細は、図2、3を使用して説明する。
【0009】システムには複数の入出力制御装置(DC
P)5が接続され、各入出力制御装置に接続される入出
力装置の入出力処理を機能分散するために、それぞれに
マイクロプロセッサが内蔵される。各入出力制御装置5
は、汎用入出力バス6を介し、また、上述した保守制御
装置4は、保守用シリアルバス7を介してCPU10と
接続される。
【0010】図2は、図1に示す保守制御装置の内部構
成を示すブロック図である。図において、41はマイク
ロプロセッサ(MPU)である。マイクロプロセッサ4
1は、メモリ42、44に格納されたプログラムをメモ
リ43を使用することにより、システムの障害監視、あ
るいは内部の自己診断、初期化処理を実行する。42は
ROMであり、上述した障害監視、自己診断プログラム
が格納される。42は作業データが格納されるRAMで
ある。
【0011】44は、初期化プログラムが格納される不
揮発性メモリであり、本発明実施例では、書き込み可の
EEPROMが使用される。ROM42、EEPROM
44に格納されるプログラムは、図3にその動作がフロ
ーチャートで示されている。詳細は後述する。45はシ
リアルバスインタフェース回路(SBI)であり、この
シリアルバスインタフェース回路45、保守用シリアル
バス7を介しCPU10と接続される。46は内部バス
であり、上述した各ブロック41〜45が共通接続され
る。
【0012】以下、図1、図2に示す本発明の実施の形
態の動作について、図3に示すフローチャートを参照し
ながら詳細に説明する。
【0013】本発明は、保守制御装置4が、内蔵する自
己診断機能により、自身の異常を検出したときにマイク
ロプロセッサ41のリセットを行なうことなく、初期化
処理命令を格納した不揮発性メモリ44から再び動作を
開始し、プロセッサ41の自動再復帰を実現することに
より、システムの稼働率を上げたものである。
【0014】具体的には、保守制御装置4内蔵のマイク
ロプロセッサ41が自己診断による異常検出で動作停止
したとき、保守制御装置4内蔵の異常処理プログラムか
ら初期化処理プログラムへ処理を移行する。このことに
より、マイクロプロセッサ41内のコードセグメントと
命令ポインタにマイクロプロセッサリセット時と同様の
値を書き込むことになり、保守制御装置4にリセット信
号を入力することなく、保守制御装置4の再起動を実現
できる。
【0015】図3において、マイクロプロセッサ41が
ROM42に格納されたプログラム実行時、自己診断機
能により自身の異常を検出(ステップS1)したとき、
保守制御装置4の不揮発性メモリ44に自己診断により
検出した異常情報と、CPU10の情報を格納(ステッ
プS2,S3)した後、保守制御装置4を再起動するた
めにマイクロプロセッサ41の処理プログラムによる処
理をROM42に格納された初期化処理プログラムに移
行(ステップS4)する。
【0016】このことにより、上記初期化プログラムに
ある保守プロセッサ4の内部のレジスタクリア等、初期
化を実行する。その際、再起動前に不揮発性メモリ44
に格納してあったCPU10内情報をデータ格納用RA
M42にロード(ステップS5)する。以上の処理を実
行することにより、保守制御装置4の再起動操作を完了
(ステップS6)し、再びシステムの保守を継続でき
る。
【0017】尚、保守制御装置4の自動再復帰を行なっ
ている間は、保守制御装置4からCPU10ならびに入
出力制御装置5に対してシリアルバス7を介したデータ
転送は行なわない。
【0018】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、初期化処理
命令が格納された不揮発性メモリを付加し、保守プロセ
ッサがその診断機能により入出力の異常を検出したと
き、異常処理プログラムから初期化処理プログラムに処
理を移行することにより自動再復帰可能な、分散処理シ
ステムにおける保守制御装置の自動復帰機構を構築する
ものであり、このことにより、システムの障害発生時に
保守を行なう保守制御装置自体に異常があった場合も自
動復帰が可能となるため、システムを停止させることな
く保守監視を継続でき、システムの稼働率向上、更には
システムの信頼性向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が採用される分散処理システムの構成例
を示すブロック図。
【図2】図1における保守制御装置の内部構成を示すブ
ロック図。
【図3】本発明実施例の動作を示すために引用したフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…主記憶装置(MMU)、2…システム制御装置(S
CU)、3…運算制御装置(ACP)、4…保守制御装
置(SVP)、5…入出力制御装置(DCP)、6…汎
用入出力バス、7…保守用シリアルバス、10…中央処
理装置(CPU)、41…マイクロプロセッサ(MP
U)、42…ROM、43…RAM、44…不揮発性メ
モリ(EEPROM)、45…シリアルバスインタフェ
ース回路(SIB)、46…内部バス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムの制御中枢となる演算制御装置
    と、演算制御装置とは汎用入出力バスインタフェースを
    介して接続される少なくとも1個の入出力プロセッサと
    は独立して動作し、演算制御装置とはシステム保守のた
    めのシリアルバスインタフェースを介して保守プロセッ
    サが接続されて成る分散処理システムにおいて、上記保
    守プロセッサは、プログラム乃至データが格納される第
    1、第2の記憶装置の他に、第1の記憶装置に格納され
    た自己診断プログラムを読み出し実行することにより異
    常を検出したとき、一旦保守動作を停止して再起動の指
    示を待つ自己診断手段と、自己診断により検出した異常
    情報、ならびにそのときのシステムのプログラム情報が
    書き込まれる不揮発性の第3の記憶装置と、保守プロセ
    ッサを再起動するために第1記憶装置に格納された初期
    化プログラムに制御を移す手段と、初期化プログラムを
    実行することにより、第3の記憶装置に書き込まれた情
    報を第2の記憶装置に復元し、この第2の記憶装置に復
    元された内容に基づいて保守プロセッサの再起動を行な
    う再起動制御手段とを具備することを特徴とする分散処
    理システムにおける保守制御装置の自動復帰機構。
JP9357760A 1997-12-25 1997-12-25 分散処理システムにおける保守制御装置の自動復帰機構 Withdrawn JPH11184722A (ja)

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